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JP6256208B2 - 樹脂成形体付きケーブルの製造方法及び樹脂成形体付きケーブル - Google Patents

樹脂成形体付きケーブルの製造方法及び樹脂成形体付きケーブル Download PDF

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JP6256208B2 JP2014113947A JP2014113947A JP6256208B2 JP 6256208 B2 JP6256208 B2 JP 6256208B2 JP 2014113947 A JP2014113947 A JP 2014113947A JP 2014113947 A JP2014113947 A JP 2014113947A JP 6256208 B2 JP6256208 B2 JP 6256208B2
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Description

本発明は、樹脂成形体付きケーブルの製造方法、及び樹脂成形体付きケーブルに関する。
従来、ケーブルの端部に接続された電子部品としてのセンサを収容すると共に、ケーブルの端部をモールドした樹脂成形体付きケーブルが知られている。このような樹脂成形体付きケーブルは、防水性や耐振動性に優れているため、例えば車両における各種物理量の検出のために用いられている。特許文献1には、樹脂成形体付きケーブルとして、例えば自動車のトランスミッション内に配置される温度センサが、特許文献2には、樹脂成形体付きケーブルとして、例えば自動車の車輪の回転速度を検出するための回転検出センサが記載されている。
特許文献1に記載の温度センサは、温度を測定する温度素子と、温度素子に電気的に接続された電線と、温度素子及び電線を支持するブラケットと、温度素子及び電線における温度素子との接続側端部をブラケットの端部と共にモールドするモールド樹脂部とを備えている。
また、特許文献2に記載の回転検出センサは、筒状に形成されたホルダと、ホルダの先端に保持されたセンサ素子と、ホルダ及びセンサ素子を収容するケースと、センサ素子に電気的に接続されるケーブルと、ホルダ、ケース、及びケーブルを一体化するためのモールド成形部とを備えている。内部にセンサ素子が収容されたケースの姿勢とケーブルの姿勢とを安定させてセンサ素子の感度を良好に維持すべく、ケースとケーブルとがモールド成形部によって一体化されている。
特開2012−37384号公報 特開2013−148556号公報
モールド成形体を形成するために金型内に注入される溶融樹脂は、温度が高いほど流動性に優れるため、成形が容易である。しかし、特許文献1に記載の温度センサでは、温度素子をモールド樹脂によって直接的にモールドするため、成型時における溶融樹脂の温度によっては、温度素子が破損してしまうおそれがあった。その一方で、特許文献2に記載の回転検出センサでは、センサ素子をケースに収容した上で、そのケースとケーブルとをモールド成形部によってモールドして一体化しているため、モールド成形部を成型する際における溶融樹脂が直接的にセンサ素子に触れることがなく、溶融樹脂の温度によってセンサ素子が破損してしまうおそれが抑制される。しかしながら、特許文献2に記載の回転検出センサでは、センサ素子を収容するケースを別途用意する必要があり、必要な部品点数や作業工程の増加という問題があった。
そこで、本発明は、部品点数の増加を抑制しながら溶融樹脂の熱による電子部品の破損を抑制することが可能な樹脂成形体付きケーブルの製造方法及び樹脂成形体付きケーブルを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、本体及びリード線を有する電子部品が端部に接続されたケーブルと、前記ケーブルにおける前記電子部品側の端部及び前記リード線の少なくとも一部を覆うと共に、前記本体が収容される収容空間が内部に形成された筒状の収容部を有する樹脂成形体と、を備えた樹脂成形体付きケーブルの製造方法であって、前記樹脂成形体の一部を構成する予備成形体を成型する一次成型工程と、前記ケーブル及び前記電子部品を前記予備成形体の上に配置する配置工程と、前記予備成形体の上に溶融樹脂を流して前記樹脂成形体を金型によって成型する二次成型工程と、を有し、前記金型は、前記予備成形体が配置された下型と、前記予備成形体との間に前記配置工程にて配置された前記ケーブル及び前記電子部品を挟む上型と、前記下型と前記上型との間に配置される補助型と、を有し、前記上型には、前記配置工程にて配置された前記リード線に向かって突出する壁部が設けられ、前記補助型は、前記壁部に対して交差する方向に延在して前記壁部における前記本体側の壁面に接触する延在部を有し、前記二次成型工程では、前記壁部及び前記補助型によって前記収容空間内への前記溶融樹脂の流動が規制される樹脂成形体付きケーブルの製造方法を提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、本体及びリード線を有する電子部品が端部に接続されたケーブルと、前記ケーブルにおける前記電子部品側の端部及び前記リード線の少なくとも一部を覆うと共に、前記本体が収容される収容空間が内部に形成された筒状の収容部を有する樹脂成形体と、を備え、前記収容空間内において、前記本体と前記収容部の内面との間には空隙が介在している樹脂成形体付きケーブルを提供する。
本発明に係る樹脂成形体付きケーブルの製造方法及び樹脂成形体付きケーブルによれば、部品点数の増加を抑制しながら、ケーブルの端部に接続された電子部品の溶融樹脂の熱による破損を抑制することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るセンサモジュールの一構成例を示し、(a)は外観を示す斜視図、(b)は樹脂成形体4の図示を省略してその内部構造を示す斜視図である。 図1(a)のA−A線断面図である。 樹脂成形体の第1成形体部を示す斜視図である。 下型を示す斜視図である。 第1の上型を示す斜視図である。 第2の上型を示す斜視図である。 補助型を示す斜視図である。 センサモジュールの製造工程のうち配置工程の様子を示す図である。 センサモジュールの製造工程のうち成型工程における外観を示す図である。 図9のB−B線断面図である。 (a)は図10のC−C線断面図、(b)は図10のD−D線断面図、(c)は図10のE−E線断面図である。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係るセンサモジュールは、例えば車両に搭載されて、車輪の回転数やハンドルの回転角等を測定する車載センサとして用いられる。このセンサモジュールは、本発明の樹脂成形体付きケーブルの一態様である。
(センサモジュールの構成)
センサモジュール1の構成について、図1(a)、図1(b)、及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサモジュール1の一構成例を示し、図1(a)は外観を示す斜視図、図1(b)は樹脂成形体4の図示を省略してその内部構造を示す斜視図である。図2は、図1(a)のA−A線断面図である。
センサモジュール1は、物理量を測定する電子部品としてのセンサ2と、センサ2が端部に接続されたケーブル3と、ケーブル3の当該端部を覆う樹脂成形体4とを備えている。
センサ2は、例えば磁気の強度を検出するホール素子等が搭載されたセンサチップをセラミックやプラスチック等の封止材で封止してなる本体23と、本体23の一端から延在する複数(本実施の形態では2本)のリード線21,22とを有している。なお、センサ2は、ホールスイッチやGMR(Giant Magneto-Resistance)センサ等の磁気を測定するものに限らず、樹脂成形体4に覆われた状態で物理量を測定できればよく、例えば温度センサや振動センサ等であってもよい。
ケーブル3は、導線31a及び導線31aを被覆する絶縁体31bを有する第1の電線31と、導線32a及び導線32aを被覆する絶縁体32bを有する第2の電線32とをシース33で被覆してなる。本実施の形態では、第1及び第2の電線31,32とシース33との間には空間が介在しているが、これに限らず、例えば第1及び第2の電線31,32を一括してまとめるための押え巻や、緩衝材としてのケブラー(登録商標)等が介在していてもよい。
図1(b)に示すように、ケーブル3は、センサ2が接続される端部においてシース33から第1及び第2の電線31,32が突出している。本実施の形態では、シース33は、例えばウレタン等の樹脂材料を用いてなる。
第1の電線31は、シース33から突出した先端部において、絶縁体31bから露出した導線31aがセンサ2の一方のリード線21に例えば半田付け等により接続されている。同様にして、第2の電線32は、シース33から突出した先端部において、絶縁体32bから露出した導線32aがセンサ2の他方のリード線22に接続されている。
樹脂成形体4は、例えばナイロンやポリブチレンテレフタレート(PBT)等を用いてなる。なお、これに限らず、例えばシース33と樹脂成形体4とが同一の樹脂材料であってもよい。つまり、樹脂成形体4の材質は、モールド成形可能な樹脂であればよく、用途に応じて適宜選択することが可能である。
図1(a)及び図2に示すように、樹脂成形体4は、予め成型された予備成形体としての第1成形体部41を土台として、その上にケーブル3を挟むようにして第2成形体部42を成型することにより成型されている。すなわち、樹脂成形体4を成形する成型工程は、第1成形体部41を成型する一次成型工程と、第2成形体部42を成型する一次成型工程とからなる。この樹脂成形体4の成型工程の詳細については、後述する。
樹脂成形体4は、センサ2の本体23が収容される収容空間401a(図2に示す)が内部に形成された筒状の収容部401と、ケーブル3におけるセンサ2側の端部及びリード線21,22の少なくとも一部をモールドする角柱状の胴部402と、胴部402の一端部からケーブル3の導出方向(センサ2とは反対側)に突出する円筒部403とを一体に有している。
図2に示すように、収容空間401a内において、センサ2の本体23と収容部401の内面との間には空隙401bが介在している。また、収容部401は、ケーブル3の長手方向にセンサ2の本体23を臨む開口4aを有している。なお、本実施の形態では、収容部401が四角筒状であるが、これに限らず、例えば円筒状や四角以外の角筒状であってもよい。また、収容部401は、内面が角筒状で外面が円筒状であってもよい。つまり、収容部401は、センサ2の本体23を収容可能とする筒状を有していればその形状に特に制限はない。
図1(a)及び図2に示すように、胴部402には、収容部401側の端部に、センサ2のリード線21,22における本体23側の端部をリード線21,22の長手方向に交差する方向から視認可能な窓部421が形成されている。本実施の形態では、窓部421は第2成形体部42側に設けられ、リード線21,22の並び方向に細長い長方形状に形成されている。なお、胴部402は、収容部401の形状に伴って角柱状を有しているが、その形状に特に制限はない。
(第1成形体部の構成)
次に、樹脂成形体4の第1成形体部41の構成について、図3を参照して説明する。
図3は、樹脂成形体4の第1成形体部41を示す斜視図である。
第1成形体部41には、センサ2のリード線21,22(図1(b)参照)を位置決めするための第1及び第2ガイド溝411,412と、シース33から突出した第1及び第2の電線31,32を位置決めするための第3ガイド溝413とが形成されている。なお、第1及び第2ガイド溝411,412は、第3ガイド溝413からそれぞれ分岐して形成されている。
第1成形体部41には、第1及び第2ガイド溝411,412の長手方向の一端側に凹部415が形成されている。後述するセンサモジュール1の製造工程における配置工程では、この凹部415にセンサ2の本体23が配置される。また、第1成形体部41には、第1及び第2ガイド溝411,412の長手方向の他端側にケーブル3を支持するための支持溝414が形成されている。
(金型の構成)
次に、下型51、第1及び第2の上型52,53、及び補助型54の構成について、図4乃至図7を参照して説明する。
図4は、下型51を示す斜視図である。下型51は、樹脂成形体4の第1成形体部41側を成型するために用いられると共に、第2成形体部42側を成型するためにも用いられる直方体状の金型である。
この下型51には、樹脂成形体4の収容部401及び胴部402を構成する部分を成型するための第1凹部511と、樹脂成形体4の円筒部403を構成する部分を成型するための第2凹部512と、ケーブル3における樹脂成形体4からの導出部分を支持するための第3凹部513とが形成されている。第1凹部511は、第2及び第3凹部512,513とは反対側の端部が開口している。
図5は、第1の上型52を示す斜視図である。第1の上型52は、前述の下型51と共に樹脂成形体4の第1成形体部41側を成型するための金型である。
この第1の上型52は、それぞれが板状に形成された基部52a及び側部52bを有し、基部52aに側部52bが直交して配置されることにより、その側面がL字形状に形成されている。側部52bは、一次成型工程において、下型51の第1凹部511の開口から溶融樹脂が漏れ出さないよう、基部52aと直交している。
基部52a上には、第1成形体部41の第1乃至第3ガイド溝411〜413を形成するための第1乃至第3凸部521〜523と、第1成形体部41の支持溝414を形成するための第4凸部524と、第1成形体部41の凹部415を形成するための第5凸部525とが形成されている。第5凸部525は、その一側面が側部52bに一体となっている。
また、本実施の形態では、基部52aにおける第4凸部524が形成された箇所に、溶融樹脂を注入するための注入口524aが形成されている。
図6は、第2の上型53を示す斜視図である。第2の上型53は、前述の下型51と共に樹脂成形体4の第2成形体部42側を成型するための直方体状の金型である。
この第2の上型53は、下型51と同様に、樹脂成形体4の収容部401及び胴部402を構成する部分を成型するための第1凹部531と、樹脂成形体4の円筒部403を構成する部分を成型するための第2凹部532と、ケーブル3における樹脂成形体4からの導出部分を支持するための第3凹部533とが形成されている。
第2の上型53では下型51の構成と異なり、壁部534が第1凹部531の下型51と対向する上面531aから突出している。この壁部534は、成型された樹脂成形体4の胴部402における収容部401側の端部に対応する箇所、すなわち窓部421に対応する箇所に形成されている。壁部534は、第1凹部531における短手方向の両側面に接触せず、壁部534と当該両側面との間には、センサモジュール1の製造工程の二次成型工程において溶融樹脂が流動するための流路534a,534bが形成されている。
本実施の形態では、第2の上型53には、第2凹部532が形成された箇所に、センサモジュール1の製造工程の二次成型工程において溶融樹脂を注入するための注入口532aが形成されている。
図7は、補助型54を示す斜視図である。補助型54は、下型51と第2の上型53とを組み合わせた状態において、下型51及び第2の上型53内に配置されるケーブル3の長手方向に移動可能な金型である。
この補助型54は、第2の上型53における第1凹部531側の端面に接触する直方体状の側部541と、側部541の一側面における中央部からこの一側面に対して直交する方向に延在する矩形板状の延在部542と、延在部542における延在方向に直交する方向の両端から延在部542の厚さ方向に沿って立設された一対の立設部543a,543bとを有している。一対の立設部543a,543bは、延在部542の延在方向に延びて形成されている。
また、補助型54は、後述する二次成型工程において、延在部542が下型51及び第2の上型53との間に位置し、かつ一対の立設部543a,543bが下型51に向かって突出するように配置される。また、延在部542及び一対の立設部543a,543bは、側部541とは反対側の端面54aが第2の上型53に設けられた壁部534における第2及び第3凹部532,533とは反対側の壁面534c(図6参照)に接触する。
(センサモジュールの製造方法)
次に、センサモジュール1の製造方法について、図8乃至図11を参照して説明する。
図8は、センサモジュール1の製造工程のうち配置工程の様子を示す図である。図9は、センサモジュール1の製造工程のうち二次成型工程における下型51及び第2の上型53等の外観を示す図である。図10は、図9のB−B線断面図である。図11(a)は、図10のC−C線断面図、図11(b)は、図10のD−D線断面図、図11(c)は、図10のE−E線断面図である。
センサモジュール1の製造工程は、樹脂成形体4の一部を構成する第1成形体部41を成型する一次成型工程と、ケーブル3及びセンサ2を第1成形体部41の上に配置する配置工程と、第1成形体部41の上に溶融樹脂400を流して樹脂成形体4を成型する二次成型工程とを有している。一次成型工程では、下型51及び第1の上型52を用い、二次成型工程では、下型51、第2の上型53、及び補助型54を用いる。
(一次成型工程)
一次成型工程では、下型51と第1の上型52とを組み合わせた状態において、第1の上型52の注入口524a(図5に示す)から溶融樹脂を注入して固化させる。これにより、配置工程の前に下型51内に予め第1成形体部41を成型しておく。なお、これに限らず、別途成型された第1成形体部41を下型51内に配置させてもよい。
(配置工程)
配置工程では、図8に示すように、一次成型工程にて下型51内に成型された第1成形体部41の上にケーブル3及びセンサ2を配置する。このとき、シース33は、支持溝414内において支持され、シース33から突出した第1及び第2の電線31,32は第3ガイド溝413によって位置決めされ、絶縁体31b,32bから露出した導線31a,31b及びセンサ2のリード線21,22は、第1及び第2ガイド溝411,412によって位置決めされる。
センサ2の本体23は、第1成形体部41に形成された凹部415に配置される。より具体的には、図10に示すように、凹部415の内面との間に隙間415aを介して本体23が配置される。この隙間415aは、リード線21,22の並び方向における本体23の両側(図8参照)、及び凹部415の第2の上型53と対向する底面側に亘って介在している。
本実施の形態では、その後、第2の上型53が下型51に向かって移動して第2の上型53と下型51とが組み合わされた後、補助型54が第2の上型53及び下型51の間に向かってケーブル3の長手方向に沿って移動する。なお、これに限らず、補助型54が下型51に向かって移動した後に第2の上型53が下型51及び補助型54に向かって移動することにより、下型51、補助型54、及び第2の上型53が組み合わされてもよい。
下型51、第2の上型53、及び補助型54が組み合わされると、その外観は、図9に示すように、直方体状の金型からケーブル3が導出され、かつ導出されたケーブル3の反対側には補助型54の側部541が露出した状態となる。
図10及び図11(b)に示すように、下型51と第2の上型53とが組み合わされた状態において、第2の上型53に形成された壁部534は、第1成形体部41上に配置されたセンサ2のリード線21,22に向かって突出している。より具体的には、壁部534は、第1及び第2ガイド溝411,412からセンサ2のリード線21,22が抜け出さないよう第1成形体部41に当接している。
図10に示すように、移動した補助型54は、延在部542が壁部543に対して交差する方向に延在し、延在部542及び一対の立設部543a,543bの端面54aが壁部534におけるセンサ2の本体23側の壁面534cに接触する。また、図11(c)に示すように、補助型54の延在部542及び一対の立設部543a,543bは第2の上型53に接触せず、その間には溶融樹脂400が流入する流入空間500が形成されている。
(二次成型工程)
二次成型工程では、図10に示すように、第2の上型53に形成された注入口532aから注入した溶融樹脂400を第1成形体部41の上に供給して第2成形体部42を成型することにより、樹脂成形体4を成型する。
より具体的には、図10及び図11(a)乃至(c)に示すように、注入口532aから注入された溶融樹脂400は、ケーブル3の長手方向に沿って壁部534側に向かって流動し、壁部534と第1凹部531における短手方向の両側面との間に形成された流路534a,534bを通って流入空間500内に流入する。
したがって、壁部534及び補助型54の延在部542及び一対の立設部543a,543bによって、センサ2の本体23が収容される収容空間401a(図2参照)内への溶融樹脂400の流動が規制される。
金型内に流入した溶融樹脂400が自然冷却によって徐々に固化して第2成形体部42が成型される。これにより、樹脂成形体4が成型される。成型された樹脂成形体4には、壁部534が引き抜かれることにより窓部421(図1(a)及び図2参照)が形成される。
また、収容空間401a内において、センサ2の本体23と収容部401の内面との間に介在する空隙401b(図2参照)が、センサ2と第1成形体部41の凹部415の内面との間に形成された隙間415aと共に、補助型54が引き抜かれることによって形成される。
なお、金型から取り出された樹脂成形体4には、溶融樹脂400が注入口532a内にて固化した部分が突起として残っているため、製品とする際には、この突起を取り除く。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下の(1)〜(9)のような作用及び効果が得られる。
(1)樹脂成形体4を成型する二次成型工程において、第2の上型53に形成された壁部534及び補助型54によってセンサ2の本体23が収容される収容空間401a内への溶融樹脂400の流動が規制されるため、溶融樹脂400の熱によるセンサ2の本体23の破損を抑制することができる。これにより、溶融樹脂400の熱からセンサ2の本体23を保護するためのケース等を用いることなく、樹脂成形体4によってケーブル3及びセンサ2をモールドすることが可能である。したがって、センサ2の本体23をケース等に収容する作業が不要となり、作業の効率化が図れると共に、本体23をケース等へ収容する際に、ケース等と本体23との衝突によって損傷が生じてしまうといった問題を回避することができる。
(2)配置工程において、予め一次成型工程において成型された第1成形体部41の上にケーブル3及びセンサ2を配置した上で、二次成型工程において、第1成形体部41の上に溶融樹脂400を流して第2成形体部42を成型することにより樹脂成形体4を成型するため、溶融樹脂400の注入時における注入圧によるケーブル3及びセンサ2の位置ずれを抑制することができる。
(3)補助型54は、延在部542及び一対の立設部543a,543bを有しているため、流入空間500内に流入した溶融樹脂400がセンサ2の本体23に直接触れることを抑制できる。
(4)配置工程では、第1成形体部41の凹部415の内面との間に隙間415aを介してセンサ2の本体23が配置されるため、溶融樹脂400の熱が第1成形体部41に伝達された場合であっても、その熱がセンサ2の本体23に直接伝達されることがないため、本体23の破損をより抑制することが可能である。
(5)第1成形体部41には、センサ2のリード線21,22を位置決めするための第1及び第2ガイド溝411,412が形成されているため、溶融樹脂400の流動圧が加わった場合であってもリード線21,22を適切な位置に配置させておくことが可能である。
(6)第1成形体部41上に配置されたセンサ2のリード線21,22に向かって突出した壁部534は、第1成形体部41に当接するため、溶融樹脂400の流動圧が加わった場合であっても第1及び第2ガイド溝411,412からのリード線21,22の抜け出しを防止し、センサ2を適切な位置に配置させておくことが可能である。
(7)樹脂成形体4の収容部401は、ケーブル3の長手方向にセンサ2の本体23を臨む開口4aを有するため、二次成型工程の後、この開口4aから本体23が適切な位置に配置されているかどうか、及び固化した溶融樹脂400が空隙401b内に侵入していないかどうかを確認することができる。
(8)樹脂成形体4には、胴部402における収容部401側の端部に窓部421が形成されているため、センサ2のリード線21,22における本体23側の端部をリード線21,22の長手方向に交差する方向から視認でき、樹脂成形体4の内部におけるリード線21,22の位置の確認を行うことが可能となる。
(9)補助型54の延在部542がセンサ2の本体23における第2の上型53に対向する面に接触するため、例えば第2の上型53に設けられた壁部534がセンサ2のリード線21,22に接触して押圧された場合であっても、本体23を適切な位置に配置させておくことができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]本体(23)及びリード線(21,22)を有する電子部品(センサ2)が端部に接続されたケーブル(3)と、ケーブル(3)におけるセンサ(2)側の端部及びリード線(21,22)の少なくとも一部を覆うと共に、本体(23)が収容される収容空間(401a)が内部に形成された筒状の収容部(401)を有する樹脂成形体(4)と、を備えた樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法であって、樹脂成形体(4)の一部を構成する予備成形体(第1成形体部41)を成型する一次成型工程と、ケーブル(3)及び電子部品(センサ2)を第1成形体部(41)の上に配置する配置工程と、第1成形体部(41)の上に溶融樹脂(400)を流して樹脂成形体(4)を金型によって成型する二次成型工程と、を有し、金型は、第1成形体部(41)が配置された下型(51)と、第1成形体部(41)との間に配置工程にて配置されたケーブル(3)及びセンサ(2)を挟む上型(第2の上型53)と、下型(51)と第2の上型(53)との間に配置される補助型(54)と、を有し、第2の上型(53)には、配置工程にて配置されたリード線(21,22)に向かって突出する壁部(534)が設けられ、補助型(54)は、壁部(534)に対して交差する方向に延在して壁部(534)における本体(23)側の壁面(534c)に接触する延在部(542)を有し、二次成型工程では、壁部(534)及び補助型(54)によって収容空間(401a)内への溶融樹脂(400)の流動が規制される樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[2]補助型(54)は、延在部(542)における延在方向に直交する方向の両端に、延在方向に延びると共に、下型(51)に向かって立設された一対の立設部(543a,543b)をさらに有する、[1]に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[3]延在部(542)は、本体(23)における第2の上型(53)に対向する面に接触する、[1]又は[2]に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[4]第1成形体部(41)には、本体(23)の配置位置に対応する箇所に凹部(415)が形成され、配置工程では、凹部(415)の内面との間に隙間(415a)を介して本体(23)が配置される、[1]乃至[3]の何れか1項に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[5]第1成形体部(41)には、リード線(21,22)を位置決めするためのガイド溝(411,412)が形成されている、[1]乃至[4]の何れか1つに記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[6]壁部(534)は、ガイド溝(411,412)からリード線(21,22)が抜け出さないように第1成形体部(41)に当接する、[5]に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)の製造方法。
[7]本体(23)及びリード線(21,22)を有する電子部品(センサ2)が端部に接続されたケーブル(3)と、ケーブル(3)における電子部品(センサ2)側の端部及びリード線(21,22)の少なくとも一部を覆うと共に、本体(23)が収容される収容空間(401a)が内部に形成された筒状の収容部(401)を有する樹脂成形体(4)と、を備え、収容空間(401a)内において、本体(23)と収容部(401)の内面との間には空隙(401b)が介在している樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
[8]収容部(401)は、ケーブル(3)の長手方向に本体(23)を臨む開口(4a)を有する、[7]に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
[9]樹脂成形体(4)には、リード線(21,22)における本体(23)側の端部をリード線(21,22)の長手方向に交差する方向から視認可能な窓部(421)が形成されている、[7]又は[8]に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
[10]窓部(421)は、樹脂成形体(4)を成型するための金型(第2の上型53)に設けられた壁部(534)が引き抜かれることにより形成された、[9]に記載の樹脂成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、第2の上型53の壁部534が形成されていたが、これに限らず、下型51に壁部が形成されていてもよいし、第2の上型53及び下型51の両方を組み合わせた状態で壁部が形成されてもよい。したがって、壁部が引き抜かれることにより形成される窓部421の位置や数は、壁部の構成に伴うこととなる。
また、上記実施の形態では、補助型54は、延在部542及び一対の立設部543a,543bを有していたが、これに限らず、例えば対向する延在部を備え、一対の延在部及び一対の立設部543a,543bによってセンサ2の本体23を囲んでもよい。
また、上記実施の形態では、樹脂成形体付きケーブルの一態様としてセンサモジュール1について説明したが、その用途については特に制限はない。また、ケーブル3の端部に接続された電子部品としては、センサに限らず、例えば超音波発信機等であってもよい。
1…センサモジュール(樹脂成形体付きケーブル)
2…センサ(電子部品)
21,22…リード線
23…本体
3…ケーブル
4…樹脂成形体
400…溶融樹脂
401…収容部
401a…収容空間
401b…空隙
41…第1成形体部(予備成形体)
411,412…第1及び第2ガイド溝
415…凹部
415a…隙間
421…窓部
4a…開口
51…下型
53…第2の上型(上型)
534…壁部
534c…壁面
54…補助型
542…延在部
543a,543b…立設部

Claims (9)

  1. 本体及びリード線を有する電子部品が端部に接続されたケーブルと、前記ケーブルにおける前記電子部品側の端部及び前記リード線の少なくとも一部を覆うと共に、前記本体が収容される収容空間が内部に形成された筒状の収容部を有する樹脂成形体と、を備えた樹脂成形体付きケーブルの製造方法であって、
    前記樹脂成形体の一部を構成する予備成形体を成型する一次成型工程と、
    前記ケーブル及び前記電子部品を前記予備成形体の上に配置する配置工程と、
    前記予備成形体の上に溶融樹脂を流して前記樹脂成形体を金型によって成型する二次成型工程と、を有し、
    前記金型は、前記予備成形体が配置された下型と、前記予備成形体との間に前記配置工程にて配置された前記ケーブル及び前記電子部品を挟む上型と、前記下型と前記上型との間に配置される補助型と、を有し、
    前記上型には、前記配置工程にて配置された前記リード線に向かって突出する壁部が設けられ、
    前記補助型は、前記壁部に対して交差する方向に延在して前記壁部における前記本体側の壁面に接触する延在部を有し、
    前記二次成型工程では、前記壁部及び前記補助型によって前記収容空間内への前記溶融樹脂の流動が規制される
    樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  2. 前記補助型は、前記延在部における延在方向に直交する方向の両端に、前記延在方向に延びると共に、前記下型に向かって立設された一対の立設部をさらに有する、
    請求項1に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  3. 前記延在部は、前記本体における前記上型に対向する面に接触する、
    請求項1又は2に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  4. 前記予備成形体には、前記本体の配置位置に対応する箇所に凹部が形成され、
    前記配置工程では、前記凹部の内面との間に隙間を介して前記本体が配置される、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  5. 前記予備成形体には、前記リード線を位置決めするためのガイド溝が形成されている、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  6. 前記壁部は、前記ガイド溝から前記リード線が抜け出さないように前記予備成形体に当接する、
    請求項5に記載の樹脂成形体付きケーブルの製造方法。
  7. 本体及びリード線を有する電子部品が端部に接続されたケーブルと、
    前記ケーブルにおける前記電子部品側の端部及び前記リード線の少なくとも一部を覆うと共に、前記本体が収容される収容空間が内部に形成された筒状の収容部を有する樹脂成形体と、を備え、
    前記収容空間内において、前記本体と前記収容部の内面との間には空隙が介在し
    前記樹脂成形体には、前記リード線における前記本体側の端部を前記リード線の長手方向に交差する方向から視認可能な窓部が形成されている
    樹脂成形体付きケーブル。
  8. 前記収容部は、前記ケーブルの長手方向に前記本体を臨む開口を有する、
    請求項7に記載の樹脂成形体付きケーブル。
  9. 前記窓部は、前記樹脂成形体を成型するための金型に設けられた壁部が引き抜かれることにより形成された、
    請求項に記載の樹脂成形体付きケーブル。
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