JP6254367B2 - 制御装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態によるハイブリッド車両は、エンジンおよび電動機の双方を駆動源として有し、駆動源に専らエンジンを用いるエンジン走行モード、駆動源にエンジンおよび電動機の双方を用いるハイブリッド走行モード、または駆動源に専ら電動機を用いるモータ走行モードで走行することが可能である。以下では、まず、このような本発明の実施形態によるハイブリッド車両の基本構成について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態によるハイブリッド車両1の基本構成を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の実施形態によるハイブリッド車両1は、各種センサ、各種センサからの入力に基づいた制御を行う制御装置、制御装置からの駆動制御に従って駆動力として回転トルクを発生させる駆動装置、および駆動装置により発生させられた回転トルクに基づいて回転駆動する駆動輪48を備える。図1においては、各種センサの一例としてアクセル開度センサ12、速度センサ14および加速度センサ16を示し、制御装置の一例としてハイブリッドコントローラ(HEV CU)10、トランスミッション制御ユニット(以下、TCU:Transmission Control Unit、とも称する。)20、エンジン制御ユニット(以下、ECU:Engine Control Unit、とも称する)30、およびモータ制御ユニット(以下、MCU:Motor Control Unit、とも称する。)40を示し、駆動装置の一例としてエンジン32、電動機42および変速機50を示している。
アクセル開度センサ12は、ドライバーによるアクセルペダルの操作量を検出するセンサである。速度センサ14は、駆動輪48の回転速度に応じた車速パルス信号を出力する。この車速パルス信号に基づいて例えばECU30によりハイブリッド車両1の速度が演算される。加速度センサ16は、車体に作用する加速度を検出するセンサである。例えば、加速度センサ16は、車体の前後方向の加速度や、車体の横方向の加速度を検出する。
ハイブリッドコントローラ10は、各種センサからの入力に基づき、TCU20、ECU30およびMCU40を制御する。例えば、本発明の実施形態によるハイブリッドコントローラ10は、アクセル開度センサ12により検出されたアクセル開度および速度センサ14からの出力に基づいて演算されたハイブリッド車両1の速度の関係に基づき、加速のためのダウンシフト制御、すなわち変速比の増加を伴うキックダウン制御を行うか否かを判断する。そして、ハイブリッドコントローラ10は、キックダウン制御を行う場合、TCU20、ECU30およびMCU40の各々にキックダウン制御を行うための制御信号を出力する。
TCU20は、ハイブリッドコントローラ10から入力される制御信号に基づいて変速機50を制御する。例えば、TCU20は、ハイブリッドコントローラ10から入力される目標変速比を示す制御信号に基づき、変速機50に設けられたバリエータ(図2の符号60)による変速比を制御する。また、TCU20は、変速機50に設けられた各クラッチの状態を制御する機能も担う。
ECU30は、ハイブリッドコントローラ10から入力される制御信号に基づいてエンジン32を制御する。例えば、ECU30は、ハイブリッドコントローラ10からエンジントルク要求値の入力を受けると、エンジン32の実出力トルクがエンジントルク要求値に近づくように、スロットル開度、燃料噴射量、吸排気バルブタイミング、および点火時期などを制御する。
MCU40は、ハイブリッドコントローラ10から入力される制御信号に基づいて電動機42を制御する。例えば、MCU40は、ハイブリッドコントローラ10からモータトルク要求値の入力を受けると、電動機42の実出力トルクがモータトルク要求値を満たすように電動機42の駆動を制御する。
駆動装置は、上述したようにエンジン32、変速機50および電動機42を含む。エンジン32はECU30からの制御に従って回転トルクを発生させ、電動機42はMCU40からの制御に従って回転トルクを発生させる。そして、変速機50は、エンジン32および電動機42により発生させられた回転トルクを駆動輪48へ伝達する。以下、このような駆動装置の構成について図2を参照してより詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態による駆動装置の概略構成を示した説明図である。本発明の実施形態による駆動装置は、図2に示すように、エンジン32および電動機42と共に、バリエータ60(無段変速機)、トルクコンバータ70、油圧制御装置80、ロックアップクラッチ82、入力クラッチ86およびオイルポンプ88を有する変速機50を備える。
エンジン32は、ECU30からの制御に従って駆動力として回転トルクを発生させる内燃機関である。エンジン32により発生させられた回転トルクは、クランク軸34およびトルクコンバータ70を介してバリエータ60のプライマリ軸63に伝達される。
トルクコンバータ70は、バリエータ60のプライマリプーリ62およびエンジン32の間に設けられ、エンジン32により発生させられた回転トルクをバリエータ60のプライマリ軸63に伝達する。より詳細に説明すると、トルクコンバータ70は、図2に示したように、フロントカバー72、クランク軸34にフロントカバー72を介して連結されるポンプインペラ73、フロントカバー72とポンプインペラ73の間でポンプインペラ73に対向して配置されたタービンランナ74、およびタービンランナ74に連結されたタービン軸75を備える。
入力クラッチ86は、油圧制御装置80からの制御に従い、エンジンにより発生させられた回転トルクの伝達と遮断と切り替える。すなわち、入力クラッチ86は、締結状態においてはタービン軸75とプライマリ軸63を直結させ、解放状態においてはタービン軸75とプライマリ軸63とを切り離す。なお、エンジン走行モードまたはハイブリッド走行モードにおいてはエンジン32からの回転トルクを用いるために入力クラッチ86は締結状態に設定され、モータ走行モードにおいては入力クラッチ86は解放状態に設定される。
電動機42は、ステータ44およびロータ46からなるモータを有する。ステータ44は、MCU40からの制御信号に従って例えば磁界を発生させるコイルを含む。ロータ46は、ステータ44により発生させられる磁界に基づいて回転する。なお、ロータ46とバリエータ60とはプライマリ軸63により直結されている。このため、バリエータ60のプライマリプーリ62は、ロータ46と等しい回転数で回転する。
バリエータ60は、図2に示すように、駆動チェーン61、プライマリプーリ62、プライマリプーリ62の回転軸であるプライマリ軸63、プライマリ油室64、セカンダリプーリ66、セカンダリプーリ66の回転軸であるセカンダリ軸67、およびセカンダリ油室68を有する。
油圧制御装置80は、TCU20からの制御信号に従い、バリエータ60、ロックアップクラッチ82、および入力クラッチ86などに油圧を供給する。例えば、油圧制御装置80は、TCU20からの制御信号に従って複数の電磁弁を作動させることにより、ロックアップクラッチ82などへの油圧の供給を制御する。なお、油圧制御装置80には、エンジン32によって駆動されるオイルポンプ88および図示しない電動オイルポンプなどから油圧が供給され得る。
以上、本発明の実施形態によるハイブリッド車両1の概略構成を説明した。続いて、本発明の実施形態によるハイブリッド車両1の創作に至った背景を説明する。
図5は、制御装置の一例であるハイブリッドコントローラ10およびTCU20の構成を示した機能ブロック図である。図5に示したように、ハイブリッドコントローラ10は、キックダウン開始判断部110、エンジン状態取得部120、クラッチ状態取得部130、およびキックダウン制御部140を有する。また、TCU20は、回転数情報取得部210、ロックアップクラッチ制御部220、入力クラッチ制御部230、およびバリエータ制御部240を有する。
キックダウン開始判断部110は、キックダウン制御の開始条件が満たされるか否かの判断として、ドライバーにより急加速を意図したアクセルペダルの踏み込みが行われたか否かを判断する。そして、キックダウン開始判断部110は、急加速を意図したアクセルペダルの踏み込みが行われたと判断される場合、キックダウン制御部140に対するキックダウン制御の開始指示を出力する。以下、キックダウン開始判断部110による上記の判断の手法についてより具体的に説明する。
エンジン状態取得部120は、ECU30からエンジン32の各種状態を示すエンジン状態情報を取得する。エンジン状態情報は、例えば、エンジン32が停止状態であるか否かを示す情報、エンジン32の回転数を示す情報、冷却水温を示す情報などを含む。
クラッチ状態取得部130は、エンジン32と駆動輪48との間の動力伝達経路に設けられたロックアップクラッチ82および入力クラッチ86の状態を示す情報を取得する。具体的に説明すると、クラッチ状態取得部130は、ロックアップクラッチ82が解放状態または締結状態のいずれの状態であるかを示すロックアップクラッチ状態情報をTCU20のロックアップクラッチ制御部220から取得する。また、クラッチ状態取得部130は、入力クラッチ86が解放状態または締結状態のいずれの状態であるかを示す入力クラッチ状態情報をTCU20の入力クラッチ制御部230から取得する。
キックダウン制御部140は、キックダウン開始判断部110からのキックダウン制御の開始指示に基づき、キックダウン制御を実行する。このキックダウン制御部140の機能は、図5に示したように、クラッチ切替指示部142、エンジントルク指示部144、モータトルク指示部146および変速比制御部148の機能に細分化される。クラッチ切替指示部142は、入力クラッチ86の状態の切替を指示する機能であり、エンジントルク指示部144(エンジン制御部)は、ECU30にエンジントルク要求値を指示する機能であり、モータトルク指示部146はMCU40にモータトルク要求値を指示する機能であり、変速比制御部148はTCU20に目標変速比を指示する機能である。
図5に示したTCU20の回転数情報取得部210は、変速機50から各軸の回転数を示す情報を取得する。例えば、回転数情報取得部210は、バリエータ60のプライマリ軸63の回転数(プライマリ軸回転数)を示す情報や、セカンダリ軸67の回転数(セカンダリ軸回転数)を示す情報などを取得する。
ロックアップクラッチ制御部220は、ロックアップクラッチ82の状態切替を制御する。具体的には、ロックアップクラッチ制御部220は、ロックアップクラッチ82の状態を変化させる油圧供給を指示する制御信号を油圧制御装置80に出力する。当該制御信号に従って油圧制御装置80がアプライ室76またはリリース室78に油圧を供給することにより、ロックアップクラッチ82の状態が解放状態、締結状態およびスリップ状態の間で切り替えられる。
入力クラッチ制御部230は、ハイブリッドコントローラ10のクラッチ切替指示部142から出力される制御信号に従い、入力クラッチ86の状態切替を制御する。具体的には、入力クラッチ制御部230は、入力クラッチ86の状態を変化させる油圧供給を指示する制御信号を油圧制御装置80に出力する。当該制御信号に従って油圧制御装置80が入力クラッチ86へ油圧を供給することにより、入力クラッチ86の状態が解放状態、締結状態およびスリップ状態の間で切り替えられる。
バリエータ制御部240は、ハイブリッドコントローラ10の変速比制御部148から出力される目標変速比に従い、バリエータ60のプライマリプーリ62およびセカンダリプーリ66の溝幅を制御する。具体的には、バリエータ制御部240は、プライマリプーリ62およびセカンダリプーリ66の溝幅を変化させる油圧供給を指示する制御信号を油圧制御装置80に出力する。当該制御信号に従って油圧制御装置80がプライマリ油室64およびセカンダリ油室68に油圧を供給することにより、プライマリプーリ62およびセカンダリプーリ66の溝幅および駆動チェーン61の巻き掛け径が調整され、結果、無段階の変速比制御が実現される。
以上、本発明の実施形態によるハイブリッドコントローラ10およびTCU20の構成を説明した。続いて、図8を参照し、ハイブリッドコントローラ10により行われる制御の流れを説明する。図8は、ハイブリッドコントローラ10により行われる制御を示したフローチャートである。
まず、図8に示したように、キックダウン開始判断部110が、アクセルペダルの踏み込みに基づくキックダウン制御の開始条件が満たされるか否かを判断する。当該判断は、例えば、車速、アクセル開度、および所定の変速シフトマップに基づいて行われる。キックダウン制御の開始条件が満たされない間はS310の判断が繰り返され、キックダウン制御の開始条件が満たされると判断された場合にはS320の判断が行われる。なお、アクセルペダルの踏込みは加速を意図した操作の一例に過ぎず、当該S310の判断は、加速を意図した他の操作に基づくダウンシフト制御の開始条件が満たされるか否かの判断にも置換可能である。
S310においてキックダウン制御の開始条件が満たされると判断された場合、キックダウン制御部140は、クラッチ状態取得部130により取得されたロックアップクラッチ状態情報が解放状態を示すか締結状態を示すかを判断する。
S320においてロックアップクラッチ82の状態が締結状態であると判断された場合、キックダウン制御部140は、締結状態用の変速パラメータを用いてキックダウン制御を行う(S330)。一方、S320においてロックアップクラッチ82の状態が解放状態であると判断された場合、キックダウン制御部140は、解放状態用の変速パラメータを用いてキックダウン制御を行う(S340)。以下、図9および図10を参照して、S330で行われるキックダウン制御、およびS340で行われるキックダウン制御についてより詳細に説明する。
(ロックアップクラッチが締結状態である場合のキックダウン制御)
図9は、第1のキックダウン制御例を示したタイミングチャートである。図9に示した例では、キックダウン制御を開始するタイミングt11においてロックアップクラッチ82の状態が締結状態であるので、締結状態用の変速パラメータを用いたキックダウン制御が行われる。具体的には、まず、モータトルク指示部146がMCU40に電動機42のモータトルクを増加させる。かかる構成により、加速度が上昇を開始する。
図10は、第2のキックダウン制御例を示したタイミングチャートである。図10に示した例では、キックダウン制御を開始するタイミングt21においてロックアップクラッチ82の状態が解放状態であるので、解放状態用の変速パラメータを用いたキックダウン制御が行われる。
以上説明したように、本発明の実施形態によるハイブリッドコントローラ10は、ロックアップクラッチ82の状態が解放状態であるか否かに応じて、キックダウン制御の方法を変化させる。特に、ハイブリッドコントローラ10は、ロックアップクラッチ82が解放状態である場合、ロックアップクラッチ82が締結状態である場合よりも、キックダウン制御における変速比の増加速度を速くする。かかる構成によれば、ロックアップクラッチ82の状態が締結状態および解放状態のいずれである場合にも、回転数の増加に伴って慣性トルクに起因して生じる加速度の一時的な低下を抑制しつつ、キックダウン制御の加速応答を改善することが可能となる。当該加速応答の改善は、ロックアップクラッチ82が解放状態でありエンジン32が停止状態である場合に行われるエンジン32の再始動を伴うキックダウン制御において特に効果的である。
10 ハイブリッドコントローラ(HEV CU)
12 アクセル開度センサ
14 速度センサ
16 加速度センサ
20 トランスミッション制御ユニット(TCU)
30 エンジン制御ユニット(ECU)
32 エンジン
34 クランク軸
40 モータ制御ユニット(MCU)
42 電動機
48 駆動輪
50 変速機
60 バリエータ
61 駆動チェーン
62 プライマリプーリ
63 プライマリ軸
66 セカンダリプーリ
67 セカンダリ軸
70 トルクコンバータ
72 フロントカバー
73 ポンプインペラ
74 タービンランナ
75 タービン軸
80 油圧制御装置
82 ロックアップクラッチ
86 入力クラッチ
110 キックダウン開始判断部
120 エンジン状態取得部
130 クラッチ状態取得部
140 キックダウン制御部
142 クラッチ切替指示部
144 エンジントルク指示部
146 モータトルク指示部
148 変速比制御部
210 回転数情報取得部
220 ロックアップクラッチ制御部
230 入力クラッチ制御部
240 バリエータ制御部
Claims (7)
- エンジンと、電動機と、前記エンジンから発生した駆動力および前記電動機から発生した駆動力に基づいて回転駆動する駆動輪と、前記エンジンと前記駆動輪との間の動力伝達経路に設けられた無段変速機と、前記エンジンが停止状態である場合に解放状態に制御される前記動力伝達経路に設けられたクラッチと、を有する車両を制御する制御装置であって、
前記クラッチの状態に関する状態情報を取得する状態取得部と、
前記状態情報が前記クラッチの解放状態を示す場合、前記状態情報が前記クラッチの締結状態を示す場合よりも、加速時のダウンシフト制御における変速比の増加速度を速くする変速比制御部と、
を備えることを特徴とする、制御装置。 - エンジンと、電動機と、前記エンジンから発生した駆動力および前記電動機から発生した駆動力に基づいて回転駆動する駆動輪と、前記エンジンと前記駆動輪との間の動力伝達経路に設けられた無段変速機と、前記エンジンが停止状態である場合に解放状態に制御される前記動力伝達経路に設けられたクラッチと、を有する車両を制御する制御装置であって、
前記エンジンの状態に関する状態情報を取得する状態取得部と、
前記エンジンの状態が停止状態であるか否かに応じて、加速時のダウンシフト制御における前記無段変速機の変速比の変化速度を制御する変速比制御部と、
を備えることを特徴とする、制御装置。 - 前記制御装置は、前記ダウンシフト制御を開始するか否かを判断するダウンシフト開始判断部をさらに備え、
前記変速比制御部は、前記ダウンシフト開始判断部により前記ダウンシフト制御を開始すると判断された時の前記状態情報に応じて前記変速比の変化速度を制御することを特徴とする、請求項1または2に記載の制御装置。 - 前記クラッチは、前記無段変速機の入力側回転体と前記エンジンとの間に設けられるロックアップクラッチであり、
前記制御装置は、
前記ロックアップクラッチを制御するクラッチ制御部、および、
前記エンジンを制御するエンジン制御部、
をさらに備え、
前記ロックアップクラッチが解放されている状態で前記ダウンシフト制御が開始された場合、前記エンジン制御部が前記エンジンの回転数を上昇させ、前記クラッチ制御部は、前記エンジンの回転数が前記入力側回転体の回転数を上回った後に、前記ロックアップクラッチを締結状態に切替えることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。 - 前記動力伝達経路には、前記エンジンから発生した駆動力の伝達と遮断を切り替える入力クラッチが前記ロックアップクラッチとは別に設けられ、
前記入力クラッチは、前記入力クラッチが解放された状態で前記ダウンシフト制御が開始された場合、前記ロックアップクラッチの締結状態への切替前に、締結状態に切替えられることを特徴とする、請求項4に記載の制御装置。 - 前記無段変速機の入力側に前記エンジンおよび前記電動機が設けられ、
前記クラッチは、前記無段変速機の入力側回転体と前記エンジンとの間の動力伝達経路に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。 - 前記クラッチは、前記エンジンから発生した駆動力の伝達と遮断を切り替える入力クラッチであることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置。
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