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JP6240044B2 - 不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法に関する。
NAND型の不揮発性半導体記憶装置のデータ書き込みでは、通常、ソース線側に配置されたメモリセルから順番にプログラムする。この場合、プログラムの順番によってメモリセル間に閾値電圧のバラツキが生じてしまい、閾値電圧分布が広がってしまう恐れがある。
特開2009−301616号公報 米国特許第7,995,392号明細書
本発明の実施形態は、メモリセルのデータ消去後の閾値電圧分布の広がりを抑制した不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法を提供することを目的とする。
実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、ビット線、前記ビット線と交差する複数のワード線及びソース線、並びに、前記ビット線及び前記ソース線間に電気的に接続されるセルストリングを有し、前記セルストリングは互いに直列接続された複数のメモリセルを含み、各メモリセルは半導体基板上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と一の前記ワード線に接続された制御ゲートとが積層された構造のトランジスタからなる、セルアレイと、前記メモリセルに対してデータ書き込み/消去をする制御部とを備え、前記制御部は、前記データ消去の際、少なくとも前記セルストリング内で互いに同一ビット数のデータが書き込まれた複数の前記メモリセルに接続された複数の前記ワード線のうち、少なくとも最も前記ソース線側に配置されたメモリセルに接続されたワード線に対して、最も前記ビット線側に配置されたメモリセルに接続されたワード線よりも、低い制御電圧を印加することを特徴とする。
第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の機能ブロック図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のセルアレイの回路図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの閾値電圧分布を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるプログラム動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置で2ビット/セルのメモリセルを用いた場合における書き込みシーケンス時のメモリセルの閾値電圧分布の遷移の様子を示す図である。 同実施形態に対する比較例に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における読み出し動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去ベリファイ動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における書き込みシーケンス後のメモリセルの位置と閾値電圧の関係を示すグラフである。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における書き込みシーケンス後のメモリセルの位置と保持電子数の関係を示すグラフである。 同比較例に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。 同比較例に係る不揮発性半導体記憶装置における消去シーケンスによるメモリセルの閾値電圧分布の遷移の様子を示すグラフである。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去シーケンスのフローチャートである。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去シーケンスによるメモリセルの閾値電圧分布の遷移の様子を示すグラフである。 第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。 同実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のメモリセルのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法について説明する。
[第1の実施形態]
先ず、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の全体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の機能ブロック図である。
この不揮発性半導体記憶装置はNAND型のフラッシュメモリとなっており、NANDチップ10、このNANDチップ10を制御するコントローラ11、並びに、NANDチップ10に対するアクセスに必要な各種情報を記憶するROMヒューズ12を備える。
NANDチップ10は、セルアレイ1を備える。メモリセルアレイ1は、カラム方向に延びる複数のビット線、ロウ方向に延びる複数のワード線及びソース線、並びに、ビット線とワード線によって選択される複数のメモリセルを有する。1つのワード線で選択されるメモリセルのまとまりはページを構成する。フラッシュメモリのデータ書き込み/読み出しはページ単位で行われる。セルアレイ1については後述する。
また、NANDチップ10は、メモリセルにデータを書き込む一連の処理である書き込みシーケンス、メモリセルのデータを消去する一連の処理である消去シーケンス、並びに、メモリセルからデータを読み出す一連の処理である読み出しシーケンスを実行する制御部を備える。制御部は、ロウデコーダ/ワード線ドライバ2a、カラムデコーダ2b、ページバッファ3、ロウアドレスレジスタ5a及びカラムアドレスレジスタ5b、ロジック制御回路6、シーケンス制御回路7、電圧発生回路8、並びに、I/Oバッファ9を有する。
ロウデコーダ/ワード線ドライバ2aは、セルアレイ1のワード線及び後述の選択ゲート線を駆動する。ページバッファ3は、1ページ分のセンスアンプ回路とラッチ回路を有する。ページバッファ3が保持する1ページ分の読み出しデータは、カラムデコーダ2bにより順次カラム選択されて、I/Oバッファ9を介して外部I/O端子に出力される。I/O端子から供給される書き込みデータは、カラムデコーダ2bにより選択されてページバッファ3にロードされる。ページバッファ3には1ページ分の書き込みデータがロードされる。ロウ及びカラムアドレス信号はI/Oバッファ9を介して入力され、それぞれ、ロウデコーダ2a及びカラムデコーダ2bに転送される。ロウアドレスレジスタ5aは、データ消去の場合、消去ブロックアドレスを保持し、データ書き込み/読み出しの場合、ページアドレスを保持する。カラムアドレスレジスタ5bには、書き込みシーケンス開始前の書き込みデータをロードするための先頭カラムアドレスや、読み出しシーケンスのための先頭カラムアドレスが入力される。書き込みイネーブル信号/WEや読み出しイネーブル信号/REが、所定の条件でトグルされるまで、カラムアドレスレジスタ5bは入力されたカラムアドレスを保持する。
ロジック制御回路6は、チップイネーブル信号/CE、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE、書き込みイネーブル信号/WE、読み出しイネーブル信号/RE、書き込みプロテクト信号/WP等の制御信号に基づいて、コマンドやアドレスの入力、データの入出力を制御する。シーケンス制御回路7は、ロジック制御回路6からのコマンドを受け、このコマンドに基づいて書き込みシーケンス、消去シーケンス、及び読み出しシーケンスを制御する。電圧発生回路8は、シーケンス制御回路7により制御されて、種々の動作に必要な所定の電圧を発生する。
コントローラ11は、NANDチップ10の現在の書き込み状態に適した条件で読み出しシーケンス及び書き込みシーケンスを制御する。なお、読み出しシーケンス及び書き込みシーケンスの一部については、NANDチップ10の制御部で制御することもできる。
次に、セルアレイ1について説明する。
図2は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のセルアレイの回路図である。
セルアレイ1は、ロウ方向に延びるワード線WL<0>〜<N−1>、選択ゲート線SGL<0>、<1>、及びソース線SL、カラム方向に延びるビット線BL<0>〜<M−1>、並びに、各ビット線BL<0>〜<M−1>に対応して設けられたセルストリングCS<0>〜<M−1>を有する。各セルストリングCSは、N個の直列接続されたメモリセルMC<0>〜<N−1>とその両端に接続された選択ゲートSG<0>及び<1>を有する。各メモリセルMCは、半導体基板のウエル(以下、「セルウエル」と呼ぶこともある)上において、絶縁膜を介して電荷蓄積層としての浮遊ゲートと制御ゲートとが積層された構造を持つトランジスタからなる。また、選択ゲートSGは、半導体基板のウエル上において、絶縁膜を介してゲートが積層された構造を持つトランジスタからなる。なお、選択ゲートSGには、浮遊ゲートと制御ゲートを短絡させることで、メモリセルMCと同様の構造を持つトランジスタを利用することができる。
選択ゲートSG<0>のソースは、ソース線SLに接続される。選択ゲートSG<1>のドレインは、ビット線BL<0>〜<M−1>の1つに接続される。メモリセルMC<0>〜<N−1>の制御ゲートは、ワード線WL<0>〜<N−1>に接続される。選択ゲートSG<0>及び<1>のゲートは、選択ゲート線SGL<0>及び<1>に接続される。
上記構成において、ロウ方向に並ぶM個のセルストリングCSは、1つのブロックBLKを構成する。セルアレイ1は、カラム方向に並ぶL個のブロックBLK<0>〜<L−1>を有する。フラッシュメモリのデータ消去は、このブロック単位で行われる。
ワード線WL及び選択ゲート線SGLは、ロウデコーダ2aによって駆動される。また、各ビット線BLは、ページバッファ3のセンスアンプSAに接続される。
次に、メモリセルMCのデータ記憶について説明する。
図3は、本実施形態の不揮発性半導体記憶装置のメモリセルの閾値電圧分布を示す図である。図3は、2値/セルの場合を示している。
メモリセルMCは、異なる複数の閾値電圧分布によって複数のデータを不揮発に記憶する。2値/セルの場合、各メモリセルは、例えば0Vを境に2つの閾値電圧分布を持ち、これら2つの閾値電圧分布それぞれに‘1’データ及び‘0’データを割り付けて2値を記憶する。メモリセルMCの閾値電圧Vthは、浮遊ゲートが保持する電子数によって決まる。以下では、このメモリセルの浮遊ゲートが保持する電子数を単に「保持電子数」と呼ぶこともある。また、‘1’データを記憶するメモリセルの状態を「消去状態」、‘0’データを記憶するメモリセルの状態を「プログラム状態」と呼ぶこともある。
なお、以下では、2値/セルを前提に各実施形態を説明するが、3値以上/セルの場合であっても各実施形態を適用できる点に留意されたい。
ここからは、不揮発性半導体記憶装置の動作方法について説明する。
前述の通り、メモリセルに対するデータ書き込み/消去/読み出しは、シーケンスと呼ばれる一連の処理によって実現される。書き込みシーケンスは、プログラム動作、プログラムベリファイ動作の2つの動作からなる。消去シーケンスは、消去動作、消去ベリファイ動作からなる。読み出しシーケンスは、読み出し動作からなる。そこで、以下では、これらシーケンス内の各種動作について簡単に説明する。
先ず、本実施形態のプログラム動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるプログラム動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。図4は、メモリセルMC<N−3>を選択メモリセルとした場合の例である。
プログラム動作は、消去状態のメモリセルMCをプログラム状態に遷移させる動作である。
メモリセルMCをプログラム状態に遷移させる場合、セルウエルを例えば電圧Vcpwell=0Vに設定し、選択ゲート線SGL<0>に例えば0V、選択ゲート線GSL<1>に電源電圧Vdd、ビット線BLに例えば0Vを印加する。その上で、非選択ワード線WLにパス電圧Vpass(例えば、10V)、選択ワード線WL<N−3>にプログラム電圧Vpgm(例えば、20V)を印加する。これによって、セルウエル及び選択ワード線WL<N−3>間に大きな電位差が生じ、選択メモリセルMC<N−3>の浮遊ゲートに電子が注入される。その結果、選択メモリセルMC<N−3>は、閾値電圧Vthが上昇してプログラム状態になる。
メモリセルMCをプログラム状態に遷移させない場合、選択ゲート線SGL<0>に例えば0V、選択ゲート線GSL<1>に電源電圧Vdd、ビット線BLに例えば3Vを印加する。その上で、非選択ワード線WLにパス電圧Vpass、選択ワード線WL<N−3>にプログラム電圧Vpgm(例えば、20V)を印加する。この場合、セルウエルの電圧Vcpwellは、ワード線WLとのカップリングの影響によって所定の抑止電圧Vinhibitにまで上昇する。これによって、セルウエル及び選択ワード線WL<N−3>間に大きな電位差が生じず、選択メモリセルMC<N−3>の浮遊ゲートに対する電子の注入は抑止される。その結果、選択メモリセルMC<N−3>は、閾値電圧Vthが遷移せずに消去状態のまま維持される。
ここで、メモリセルが2ビット以上のデータを記憶する場合のプログラム動作について、その一例を説明しておく。
図5は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置で2ビット/セルのメモリセルを用いた場合における書き込みシーケンス時のメモリセルの閾値電圧分布の遷移の様子を示す図である。
2ビット/セルの場合、メモリセルMCは、消去状態であるERレベル、プログラム状態であるAレベル、Bレベル、及びCレベルの4つの閾値電圧分布を持ち、これら閾値電圧分布それぞれに例えば‘11’データ、‘01’データ、‘00’データ、‘10’データを割り付けて4値を記憶する。
2ビット/セルの場合のプログラム動作は、前述の通り、予めERレベルにされたメモリセルMCに対し、ビットの階層毎に段階的に実行される。
始めに、書き込みデータの下位ビットに基づいてプログラムするLページ書き込みを実行する。Lページ書き込みでは、一旦、書き込むデータの下位ビットが‘0’のメモリセルMCの閾値電圧VthをERレベルからAレベル及びBレベルの中間レベルであるLMレベルまで遷移させる(矢印A101)。
続いて、書き込みデータの上位ビットに基づいてプログラムするUページ書き込みを実行する。Uページ書き込みでは、メモリセルMCの閾値電圧VthがERレベルの場合、上位ビットが‘1’であれば閾値電圧VthをERレベルに維持させ、上位ビットが‘0’であれば閾値電圧VthをAレベルまで遷移させる(矢印A102)。一方、メモリセルの閾値電圧VthがLMレベルの場合、上位ビットが‘0’であれば閾値電圧VthをBレベルに遷移させ(矢印A103)、上位ビットが‘1’であれば閾値電圧VthをCレベルまで遷移させる(矢印A104)。
以上が、2ビット/セルのメモリセルを用いた場合のプログラム動作となる。
なお、3ビット以上のデータを記憶するメモリセルMCを用いた場合であっても、ビットの階層毎にプログラム動作を実行することで、メモリセルMCにデータを書き込むことができる。
次に、本実施形態の消去動作を説明する前提として、本実施形態に対する比較例の消去動作について説明する。
図6は、本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。
消去動作は、メモリセルMCを消去状態に遷移させる動作である。
メモリセルMCを消去状態に遷移させる場合、選択ゲート線SGL<0>、<1>、及びビット線BLをフローティング状態に設定する。その上で、セルウエルを消去電圧Vcpwell=Vera(15〜20V)に設定し、全てのワード線WLに制御電圧Viso(0.5V)を印加する。これによって、全てのメモリセルMCの浮遊ゲートから電子が引き抜かれる。その結果、全てのメモリセルMCは、閾値電圧Vthが低下して消去状態になる。
なお、消去動作で用いる制御電圧はViso=0Vであっても良い。但し、図6の例のように制御電圧Visoとして正の電圧を印加することで、ロウデコーダ/ワード線ドライバ2a及び各ブロックBLK間に設けられた制御電圧Visoを供給するトランスファゲート用トランジスタのカットオフ特性を向上させることができる。これによって、制御電圧がViso=0Vの場合よりも、非選択ブロックBLKに対応したトランスファ用トランジスタを確実にカットオフできるため、非選択ブロックBLKの誤消去を抑制することができる。
次に、本実施形態の読み出し動作について説明する。
図7は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における読み出し動作時のセルアレイのバイアス状態を示す図である。図7は、メモリセルMC<N−3>を選択メモリセルとした場合の例である。
メモリセルMCからデータを読み出す場合、ビット線BLを電源電圧Vddにプリチャージし、ソース線SLに例えば0V、選択ゲート線SGL<0>、<1>、及び非選択ワード線WLに読み出しパス電圧Vread(例えば、4.5V)、選択ワード線WL<N−3>に参照電圧Vref(例えば、0V)を印加する。これによって、選択メモリセルMC<N−3>の閾値電圧がVth<0Vの場合、選択メモリセルMC<N−3>を含むセルストリングCSの全てのトランジスタがオン状態になり、ビット線BLからソース線SLに向けてセル電流Icellが流れる。一方、選択メモリセルMC<N−3>の閾値電圧がVth>0Vの場合、選択メモリセルMC<N−3>のトランジスタがオフ状態になるため、セルストリングCSにセル電流Icellが流れない。制御部は、センスアンプ回路SAによってビット線BL上に流れるセル電流Icellの有無を検知することで、メモリセルMCの閾値電圧Vthを判定する。
次に、本実施形態のプログラムベリファイ動作について説明する。
プログラムベリファイ動作は、選択ワード線WLにベリファイ電圧Vvfy(例えば、0.5V)を印加することを除き、上記読み出し動作と同じである。ここで、ベリファイ電圧Vvfyは、プログラム状態の閾値電圧分布の下限の電圧である。このベリファイ電圧Vvfyを用いることで、メモリセルMCの閾値電圧がVth>Vvfyであるかが分かり、これによってメモリセルMCがプログラム状態に遷移したか確認することができる。
次に、本実施形態の消去ベリファイ動作について説明する。
消去ベリファイ動作は、消去動作によって、ブロックBLKの全てのメモリセルMCが消去状態に遷移したか確認する動作である。
図8は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去ベリファイ動作時のセルアレイのバイアス状態である。
メモリセルMCが消去状態であるかの確認には、例えば、所謂ネガティブセンス方式の消去ベリファイ動作を用いることができる。つまり、ビット線BLを電源電圧Vddにプリチャージし、ソース線SLに消去ベリファイ電圧Vevfy(例えば、−1.0V)と同じ大きさを持つ正の電圧(例えば、1.0V)を印加する。ここで、消去ベリファイ電圧Vevfyは、消去状態の閾値電圧分布の上限の電圧である。また、選択ゲート線SGL<0>及び<1>に読み出しパス電圧Vread、全てのワード線WLに参照電圧として例えば0Vを印加する。これによって、全てのメモリセルMCの閾値電圧がVth<Vevfyの場合、セルストリングCSの全てのトランジスタがオン状態になり、ビット線BLからソース線SLに向けてセル電流Icellが流れる。一方、少なくとも一部のメモリセルMCの閾値電圧がVth>Vevfyの場合、該当するメモリセルMCのトランジスタがオフ状態になるため、セルストリングCSにセル電流Icellが流れない。制御部は、センスアンプ回路SAによってビット線BL上に流れるセル電流Icellの有無を検知することで、全てのメモリセルMCが消去状態に遷移したか確認することができる。
以上が、不揮発性半導体記憶装置の動作方法である。
しかし、上記動作方法の場合、以下のような問題が生ずる。
図9は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における書き込みシーケンス後のメモリセルの位置と閾値電圧の関係を示すグラフである。また、図10は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における書き込みシーケンス後のメモリセルの位置と保持電子数の関係を示すグラフである。
本実施形態では、1つのブロックBLKにデータを書き込む場合、ソース線SL側に配置されたメモリセルMC<0>から順に、各メモリセルMCを対象とした上記書き込みシーケンスを実行する。
この場合、所定のメモリセルMCに対する書き込みシーケンスを実行する時には、所定のメモリセルMCよりもソース線SL側にあるメモリセルMCのプログラムは既に完了しており、その分だけセルストリングCSはセル電流Icellが流れにくい状態となっている。つまり、ソース線SLから遠い選択メモリセルMCは、これよりもソース線SLに近いメモリセルMCよりも、ベリファイをパスしやすくなる。その結果、図9に示すように、書き込みシーケンス後のメモリセルMCの閾値電圧Vthは、ソース線SLから遠くになるほど低くなる。これは、図10に示すように、メモリセルMCの浮遊ゲートの保持電子数が、ソース線SLから遠くになるほど少なくなることを意味する。
ここで、セルストリングCSを所定数のメモリセルMCからなる複数のメモリセル群MCGに分割してメモリセル群単位で考える。
本実施形態では、セルストリングCSを2つのメモリセル群MCG<0>及び<1>に分割して考える。ここで、メモリセル群MCG<0>は、メモリセル群MCG<1>よりも、ソース線SLの近くに配置されており、早く書き込みシーケンスの対象となるメモリセル群である。この場合、図9及び10のグラフによれば、メモリセル群MCG<0>は、メモリセル群MCG<1>よりも、書き込みシーケンス後の閾値電圧Vthが高く、浮遊ゲートの保持電子数も多くなる。
次に、以上説明した書き込みシーケンスの特徴を前提として、比較例の消去シーケンスを実行した場合を考える。
図11は、本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。図11は、セルストリングCSのメモリセルMCを8つにして簡略化している。また、図12は、本比較例に係る不揮発性半導体記憶装置における消去シーケンスによるメモリセルの閾値電圧分布の遷移の様子を示すグラフである。
比較例の消去動作の場合、図11に示すように、浮遊ゲートFGの保持電子数に拘わらず、全てのワード線WLに同じ制御電圧Visoを印加する。この場合、全てのメモリセルMCに同じ電界が掛かり、同じ数の電子が引き抜かれる。そのため、消去シーケンス後のメモリセル群MCG<0>の保持電子数は、メモリセル群MCG<1>の保持電子数よりも多くなる。その結果、図12に示すように、メモリセル群MCG<0>とメモリセル群MCG<1>の消去シーケンス後の閾値電圧分布は異なってくる。そのため、消去シーケンス後の全体的なメモリセルMCの閾値電圧分布は広がってしまう。
そこで、本実施形態では、次のような消去シーケンスを実行する。
図13は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去シーケンスのフローチャートである。また、図14は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。図14は、セルストリングCSのメモリセルMCを8つにして簡略化している。
始めに、ステップS101において、電圧発生回路8によって、ワード線WLに印加する制御電圧Visoを生成する。本実施形態の場合、異なる2つの制御電圧Viso<0>及び<1>を生成する。ここで、制御電圧Viso<0>は、例えば0.5Vであり、制御電圧Viso<1>は、制御電圧Viso<0>よりも高い電圧であり、例えば1.5Vである。
続いて、ステップS102において、メモリセル群MCG<0>に接続されたワード線WLに制御電圧Viso<0>を印加し、メモリセル群MCG<1>に制御電圧Viso<1>を印加する。
続いて、ステップS103において、セルウエルに消去電圧Vcpwell=Vera(例えば、15〜20V)を設定し、消去動作を実行する。これによって、メモリセルMCの浮遊ゲートから電子が引き抜かれる。
続いて、ステップS104において、図8を用いて説明した消去ベリファイ動作を実行する。その結果、全てのメモリセルMCが消去ベリファイをパスした場合、消去シーケンスを完了する(ステップS105のYes)。一方、少なくとも一部のメモリセルMCが消去ベリファイをパスしなかった場合、ステップS103に処理を戻す(ステップS105のNo)。
以上が、本実施形態の消去シーケンスである。
図15は、本実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去シーケンスによるメモリセルの閾値電圧分布の遷移の様子を示すグラフである。
本実施形態の消去動作の場合、図14に示すように、メモリセル群MCG<1>に接続されたワード線WLに対して、メモリセル群MCG<0>に接続されたワード線WLと比べ、より高い制御電圧Viso<1>を印加している。つまり、後で書き込みシーケンスの対象となるメモリセル群MCGに接続されたワード線WLほど、より高い制御電圧Visoが印加される。これによって、メモリセル群MCG<1>に掛かる電界は、メモリセル群MCG<0>に掛かる電界よりも弱くなる。その結果、メモリセル群MCG<1>の浮遊ゲートFGから引き抜かれる電子数を、メモリセル群MCG<0>のそれよりも、少なくできる。一方、書き込みシーケンス後のメモリセルMCの保持電子数については、図14に示すように、メモリセル群MCG<1>のメモリセルMCの方が、メモリセル群MCG<0>のメモリセルMCよりも少ない。そのため、結果的に、消去シーケンス後のメモリセル群MCG<0>及び<1>の保持電子数を同程度にすることができる。つまり、図15に示すように、比較例と比べて、消去シーケンス後のメモリセル群MCG<0>及び<1>の閾値電圧分布の差異を小さくすることができ、その結果、全体的なメモリセルMCの閾値電圧分布の広がりが小さくなる。
なお、ここでいう「後に書き込みシーケンスの対象となるメモリセル(メモリセル群)」とは、同じビットの階層をプログラムする書き込みシーケンスの対象となる順番が後のメモリセル群のことを指す。例えば、2ビット/セルの場合、メモリセルMC<n>に対するLページ書き込み→MC<n+1>のLページ書き込み→MC<n>のUページ書き込み、というように、メモリセルMC<n+1>の後にメモリセルMC<n>がプログラムされることもあるが、この場合でも、Lページ書き込みの対象となる順番で考えるため、メモリセルMC<n+1>の方が後でプログラムしたメモリセルということになる。換言すれば、同一ビット数のデータが書かれたメモリセルMCの中で、後にプログラムされたメモリセルが該当することになる。
以上から、本実施形態によれば、メモリセルのデータ消去後の閾値電圧分布の広がりを抑制した不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法を提供することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、第1の実施形態の変形例について説明する。
図16及び17は、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置における消去動作時のセルアレイのバイアス状態とメモリセルの保持電子の様子を示す図である。図16及び17は、セルストリングCSのメモリセルMCを8つにして簡略化している。
第1の実施形態では、セルストリングCSを2つのメモリセル群MCG<0>及び<1>に分割し、メモリセル群MCG毎に同一のバイアス状態で消去動作を実行した。しかし、書き込みシーケンス後のメモリセルMCの保持電子数は、図10に示すように、ソース線SLから離れるほど徐々に減少していくものであり、メモリセル群MCG単位でステップ状に減少していくものではない。そこで、本実施形態では、セルストリングCSの分割数を増やし、より精密に消去シーケンス後のメモリセル群の閾値電圧を揃える。
図16は、セルストリングCSを4つのメモリセル群MCG<0>〜<3>に分割した例である。4つのメモリセル群は、ソース線SL側からMCG<0>、MCG<1>、MCG<2>、MCG<3>の順に配置されている。この例では、消去動作時に、メモリセル群MCG<0>〜<3>に接続されたワード線WLに対して、それぞれ制御電圧Viso<0>〜<3>を印加する。これら4つの制御電圧は、Viso<0>(例えば、0.5V)<Viso<1>(例えば、0.8V)<Viso<2>(例えば、1.1V)<Viso<3>(例えば、1.4V)の関係を有する。つまり、後で書き込みシーケンスの対象となるメモリセル群MCGに接続されたワード線WLほど、より高い制御電圧Visoが印加される。
図17は、1つのメモリセルMCを1つのメモリセル群MCGにした例である。この例では、消去動作に、メモリセルMC<0>〜<7>に接続されたワード線WLに対して、それぞれ制御電圧Viso<0>〜<7>を印加する。これら制御電圧は、Viso<0>(例えば、0.5V)<Viso<1>(例えば、0.6V)<Viso<2>(例えば、0.7V)<Viso<3>(例えば、0.8V)<Viso<4>(例えば、0.9V)<Viso<5>(例えば、1.0V)<Viso<6>(例えば、1.1V)<Viso<7>(例えば、1.2V)の関係を有する。つまり、後で書き込みシーケンスの対象となるメモリセルMCに接続されたワード線WLほど、より高い制御電圧Visoが印加される。
このように、セルストリングをより多くのメモリセル群で分割すれば、消去動作時において、各メモリセルMCの保持電子数の違いに応じたより適切な電界を掛けることができる。その結果、第1の実施形態と比べて、消去シーケンス後のメモリセル群の閾値電圧分布の差異を更に小さくすることができる。
以上から、本実施形態によれば、第1の実施形態の場合よりも、メモリセルのデータ消去後のメモリセルの閾値電圧分布の広がりを更に抑制した不揮発性半導体記憶装置及びその動作方法を提供することができる。
なお、セルストリングの分割数を多くする場合、それだけ多くの制御電圧を用意する必要があるため、回路規模が大きくなり制御が複雑になる恐れがある。そのため、製品の仕様に応じて、適切なセルストリングの分割数を選択することが望ましい。
[その他]
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1・・・セルアレイ、2a・・・ロウデコーダ/ワード線ドライバ、2b・・・カラムデコーダ、3・・・ページバッファ、5a・・・ロウアドレスレジスタ、5b・・・カラムアドレスレジスタ、6・・・ロジック制御回路、7・・・シーケンス制御回路、8・・・電圧発生回路、9・・・I/Oバッファ、10・・・NANDチップ、11・・・コントローラ。

Claims (6)

  1. ビット線、前記ビット線と交差する複数のワード線及びソース線、並びに、前記ビット線及び前記ソース線間に電気的に接続されるセルストリングを有し、前記セルストリングは互いに直列接続された複数のメモリセルを含み、各メモリセルは半導体基板上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と一の前記ワード線に接続された制御ゲートとが積層された構造のトランジスタからなる、セルアレイと、
    前記メモリセルに対してデータ書き込み/消去をする制御部と
    を備え、
    前記制御部は、前記データ消去の際、少なくとも前記セルストリング内で互いに同一ビット数のデータが書き込まれた複数の前記メモリセルに接続された複数の前記ワード線のうち、少なくとも最も前記ソース線側に配置されたメモリセルに接続されたワード線に対して、最も前記ビット線側に配置されたメモリセルに接続されたワード線よりも、低い制御電圧を印加し、前記最もソース線側に配置されたメモリセルと前記最もビット線側に配置されたメモリセルの間に位置する少なくとも1つのメモリセルに接続されたワード線に、前記最もソース線側に配置されたメモリセルに接続されたワード線に印加する電圧よりも高く、前記最もビット線側に配置されたメモリセルに接続されたワード線に印加する電圧よりも低い制御電圧を印加する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記制御部は、前記データ消去の際、少なくとも前記セルストリング内で互いに同一ビット数のデータが書き込まれた複数の前記メモリセルを複数のメモリセル群に分割し、前記データ書き込み時に後でプログラムされた前記メモリセル群に接続された前記ワード線に、先にプログラムされた前記メモリセル群に接続された前記ワード線より高い制御電圧を印加すると共に前記半導体基板に前記制御電圧よりも高い消去電圧を印加し、データを消去する消去動作を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記制御部は、前記データ消去の際、前記ビット線から前記ソース線に向けて前記セルストリングに流れる電流に基づいて、前記メモリセルのデータが消去されたか確認する消去ベリファイ動作を消去動作の後に実行する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記制御部は、前記データ書き込みの際、前記ソース線側に配置された前記メモリセルから順にプログラムする
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記制御部は、前記データ消去の際、前記メモリセルに接続されたワード線に、そのメモリセルの前記ビット線側のメモリセルに接続されたワード線に印加する制御電圧よりも高くない制御電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. それぞれ半導体基板上に絶縁膜を介して電荷蓄積層と制御ゲートとが積層された構造のトランジスタからなり、互いに直列接続された複数のメモリセルに対してデータ書き込み/消去を実行する不揮発性半導体記憶装置の動作方法であって、
    前記データ書き込みの際、前記複数のメモリセルのそれぞれに同一ビット数のデータを書き込み、
    前記データ消去の際、前記複数のメモリセルを複数のメモリセル群に分割し、前記データ書き込み時に後でプログラムしたメモリセル群の前記制御ゲートに、先にプログラムした前記メモリセル群の前記制御ゲートより高い制御電圧を印加すると共に前記半導体基板に前記制御電圧よりも高い消去電圧を印加し、前記複数のメモリセルのデータを一括して消去する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の動作方法。
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