JP6134906B2 - 圧縮機 - Google Patents
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Description
部を設けていることにより、よりオイル分離機構の効果を高めることができ、サイクル内へのオイル吐出を抑制することができるため、冷凍サイクルの熱交換効率を高めることができる。
より加熱されることがなく、電動機部の高効率化が図れる。
図1は、本発明の実施の形態1による圧縮機の縦断面図である。図1に示すように、本実施の形態による圧縮機は、密閉容器1内に、冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部10と、圧縮機構部10を駆動する電動機部20とを備えている。密閉容器1内は、圧縮機構部10によって、一方の容器内空間31と他方の容器内空間32に分割している。そして、他方の容器内空間32には、電動機部20を配置している。また、他方の容器内空間32は、電動機部20によって、圧縮機構側空間33と貯オイル側空間34に分割している。そして、貯オイル側空間34には、貯オイル部2を配置している。
嵌めなどで固定され、シャフト5を軸支している。この主軸受部材11には、固定スクロール12がボルト止めされている。固定スクロール12と噛み合う旋回スクロール13は、主軸受部材11と固定スクロール12とで挟み込まれている。主軸受部材11、固定スクロール12、及び旋回スクロール13は、スクロール式の圧縮機構部10を構成している。
筒状空間41と一方の容器内空間31とを連通する送出口43と、円筒状空間41と他方の容器内空間32とを連通する排出口44とを有する。円筒状空間41は、固定スクロール12に形成した第1の円筒状空間41aと主軸受部材に形成した第2の円筒状空間41bとで構成される。流入部42は、第1の円筒状空間41aに連通し、好ましくは流入部42の開口を第1の円筒状空間41aの上端内周面に形成する。そして、流入部42は、圧縮機構部10から吐出される冷媒ガスをマフラー19内から円筒状空間41に流入させる。流入部42は、円筒状空間41に対し、接線方向に開口している。
44から圧縮機構側空間33に送り出される。圧縮機構側空間33に送り出されたオイルは、自重により密閉容器1の壁面や電動機部20の連通路を経て、貯オイル部2に至る。
閉容器1の外部に吐出されるため、電動機部20や圧縮機構部10の加熱を抑えることができる。
図3は本発明の実施の形態2による圧縮機における圧縮機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、図1及び図2で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。本実施の形態では、固定スクロール12の外周部に段付き孔加工を施すことで第1の円筒状空間41cと送出口43aを形成する。第1の円筒状空間41cは、主軸受部材11との締結面側端面(ラップ側端面)から貫通させない穴を加工して形成する。送出口43aは、主軸受部材11との締結面側端面(ラップ側端面)から、又は主軸受部材11との反締結面側端面(反ラップ側端面)から、第1の円筒状空間41cの断面よりも小さな孔を貫通させて形成する。
図4は本発明の実施の形態3による圧縮機における圧縮機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、図1及び図2で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。本実施の形態では、円筒状空間41内に筒状の送出パイプ46を設けている。
6のフランジ46dが収められる。本実施の形態に示すように、円筒状空間41内に筒状の送出パイプ46を設けてもよい。
図5は本発明の実施の形態4による圧縮機における圧縮機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、図1及び図2で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。本実施の形態では、円筒状空間41内に筒状の送出パイプ47を設けている。本実施の形態における送出パイプ47は、マフラー19と一体に形成されている。送出パイプ47の一端47aは、送出口を形成し、送出パイプ47の他端47bは円筒状空間41内に配置されている。なお、本実施の形態では、送出パイプ47の他端47bは第2の円筒状空間41b内に延出させている。
図6は本発明の実施の形態5による圧縮機におけるオイル分離機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、
図1及び図2で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。本実施の形態では、オイル分離機構部40の壁面に溝51を設けている。円筒状空間41に溝51を設けることにより、壁面面積を増やしている。これにより、旋回する冷媒が壁面に多く接触して、旋回する冷媒からのオイル分離効果を向上させることができる。
図7は本発明の実施の形態6による圧縮機におけるオイル分離機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態の基本的な構成は、図1と同一であるので説明を省略する。また、図1及び図2で説明した構成と同一構成には同一符号を付して説明を一部省略する。本実施の形態では、オイル分離機構部40の内壁面に設けられた溝51を、冷媒ガス旋回方向に円筒状空間41下部へ向かうよう螺旋状にしたものであり、基本的な作用は実施の形態5と同様である。溝51を旋回方向へ螺旋させることで、旋回速度を落とすこと無く実施の形態5の効果をより効果的に得ることができる。
図8は本発明の実施の形態7による圧縮機におけるオイル分離機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態では、オイル分離機構部40に設けた溝51に、さらに凹部52を設けるものである。溝51に、さらに凹部52を設けることで、より効果的にオイル分離機能を発揮することができる。
図9は本発明の実施の形態8による圧縮機におけるオイル分離機構部の要部拡大断面図である。本実施の形態では、円筒状空間41壁面に設けた螺旋状の溝51の内側に内壁53を設け、内壁53が溝51の凸部54と接触することにより排出される冷媒と旋回中の冷媒の経路を分離するものである。これにより、排出される冷媒にオイルが再度合わさる事を抑制することができる。その結果、より分離された冷媒ガスのみ送出することができ、冷凍サイクルへのオイルの吐出を抑制し、高い熱交換率を得ることができる。また、本構成は螺旋状の溝51と内壁53との間にできる空間を、パイプ等によって構成することもできる。
2 貯オイル部
4 吐出管
10 圧縮機構部
11 主軸受部材
12 固定スクロール
16 吸入口
17 吐出口
19 マフラー
20 電動機部
31 容器内空間
32 容器内空間
33 圧縮機構側空間
34 貯オイル側空間
40 オイル分離機構部
41 円筒状空間
42 流入部
43 送出口
44 排出口
46 送出パイプ
47 送出パイプ
51 溝
52 凹部
53 内壁
54 凸部
Claims (3)
- 冷媒ガスを圧縮する圧縮機構部と、前記圧縮機構部を駆動する電動機部とを密閉容器内に備え、
前記圧縮機構部によって、前記密閉容器内を、一方の容器内空間と他方の容器内空間に分割し、
前記一方の容器内空間から前記密閉容器の外部に前記冷媒ガスを吐出する吐出管を設け、前記他方の容器内空間に前記電動機部を配置した圧縮機であって、
前記圧縮機構部から吐出される前記冷媒ガスからオイルを分離するオイル分離機構部を設け、
前記オイル分離機構部が、
前記冷媒ガスを旋回させる円筒状空間と、
前記圧縮機構部から吐出される前記冷媒ガスを前記円筒状空間に流入させる流入部と、前記円筒状空間から前記一方の容器内空間に、前記オイルを分離した前記冷媒ガスを送出する送出口と、
前記送出口と対向して配置され、分離した前記オイルを前記円筒状空間から排出する排出口とを有し、
前記オイル分離機構部の内壁に溝を備え、前記溝に、更に凹部を設けていることを特徴とする圧縮機。 - 前記溝が螺旋状に前記円筒状空間下部へ向かう形状であり、
前記溝の螺旋方向が前記冷媒ガスの旋回方向と同一方向であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。 - 前記円筒状空間を複数の空間に仕切る内壁を前記円筒状空間内に設け、前記内壁は前記溝の凸部と接することを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮機。
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