JP6116442B2 - 換気システム、及び、換気システムの制御方法 - Google Patents
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Description
また、建物内の少なくとも一部の換気が不充分とならないように、換気設備機器の換気量(例えば、換気扇の風量等)を一律に増やしても、換気設備機器の換気が充分又は不要である時まで換気設備機器の換気量が増やされてしまい、換気設備機器の換気動作に、余分な負荷がかかることとなる。
つまり、従来の換気システムでは、省エネ性能が充分でないという問題点があった。
なお、以下では、本発明に係る換気システムが、戸建て住宅に適用される場合を説明するが、ビル、集合住宅等の他の建物の一部又は全てに適用されてもよい。
また、以下で説明する構成、動作等は、一例であり、本発明に係る換気システムは、そのような構成、動作等に限定されない。
また、各図において、同一の又は類似する部材又は部分には、同一の符号を付すか、又は、符号を付すことを省略している。
また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1に係る換気システムについて説明する。
<換気システムの構成>
以下に、実施の形態1に係る換気システムの構成について説明する。
以下に、実施の形態1に係る換気システムの動作について説明する。
有効性判別部81は、例えば、使用者等が、住宅2の宅外から携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して、換気設備機器21の換気動作の開始指令を制御装置51に送信すると、以下に説明する有効判別処理を行う。
図3に示されるように、有効性判別部81は、S101において、室内温度センサー13の検出温度Tinと、設定温度入力部61に入力された設定温度Taと、を比較し、Tin>Taである場合には、S102に進む。Tin>Taでない場合には、S103に進んで、換気設備機器21が定常状態になり、空調設備機器11が暖房運転を行うように、換気設備機器制御部53及び空調設備機器制御部52に指令を送信する。
以下に、実施の形態1に係る換気システムの作用について説明する。
換気システム1では、換気設備機器21の換気動作を開始する際に、有効性判別部81で、非定常状態が有効であるか否かを判別し、有効であると判別される場合に換気設備機器21を非定常状態にするため、空調設備機器11の空調動作に余分な負荷がかかることの抑制と、換気設備機器21の換気動作に余分な負荷がかかることの抑制とが、両立されて、省エネ性能が向上される。特に、近年需要が増えつつある、スマートハウス、HEMS、BEMS等に組み込まれると好適である。
実施の形態2に係る換気システムについて説明する。
なお、以下では、実施の形態1と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
<換気システムの動作>
以下に、実施の形態2に係る換気システムの動作について説明する。
図4に示されるように、有効性判別部81は、S201において、使用者等からの空調設備機器11の空調動作の開始指令の有無を判定する。開始指令が無い場合には、S202に進む。開始指令が有る場合には、S207に進む。
以下に、実施の形態2に係る換気システムの作用について説明する。
換気システム1では、空調設備機器11の空調動作が行われていない際に、有効性判別部81で、非定常状態が有効であるか否かを判別し、有効であると判別される場合に換気設備機器21を非定常状態にするため、空調設備機器11の空調動作に余分な負荷がかかることの抑制と、換気設備機器21の換気動作に余分な負荷がかかることの抑制とが、両立されて、省エネ性能が向上される。
実施の形態3に係る換気システムについて説明する。
なお、以下では、実施の形態1及び実施の形態2と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
<換気システムの構成>
以下に、実施の形態3に係る換気システムの構成について説明する。
図5に示されるように、宅内設備機器集中管理部54は、使用者等が設定する空調設備機器11の空調動作の開始時刻が携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して入力される空調動作開始時刻入力部84を有する。
以下に、実施の形態3に係る換気システムの動作について説明する。
有効性判別部81は、例えば、使用者等が、住宅2の宅外から携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して、空調設備機器11の空調動作の開始時刻を制御装置51に送信すると、以下に説明する有効判別処理を行う。
図6に示されるように、有効性判別部81は、S301において、空調設備機器11の空調動作の開始指令が、冷房運転の開始指令であるのか、それとも、暖房運転の開始指令であるのかを判定する。冷房運転の開始指令である場合には、S302に進む。暖房運転の開始指令である場合には、S303に進み、空調動作開始時刻入力部84に入力された時刻である空調動作開始時刻TMacになると、S304に進んで、換気設備機器21が定常状態になり、空調設備機器11が暖房運転を行うように、換気設備機器制御部53及び空調設備機器制御部52に指令を送信する。空調動作開始時刻TMacは、本発明の「第1時刻」に相当する。
以下に、実施の形態3に係る換気システムの作用について説明する。
換気システム1では、空調動作開始時刻TMacから予め設定された基準時間TMsだけ前の換気動作切換時刻TMvenを算出し、換気動作切換時刻TMvenになると、非定常状態が有効であるか否かの判別を開始するため、空調設備機器11の空調動作に余分な負荷がかかることの抑制と、換気設備機器21の換気動作に余分な負荷がかかることの抑制とが、両立されて、省エネ性能が向上される。
実施の形態4に係る換気システムについて説明する。
なお、以下では、実施の形態1〜実施の形態3と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
<換気システムの構成>
以下に、実施の形態4に係る換気システムの構成について説明する。
図7に示されるように、宅内設備機器集中管理部54は、使用者等が設定する帰宅時刻が携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して入力される帰宅時刻入力部85を有する。使用者等は、帰宅時刻を、遠隔操作機器91の画面に表示させたカレンダー上で設定してもよく、また、帰宅するまでに要する時間を入力することで設定してもよい。
以下に、実施の形態4に係る換気システムの動作について説明する。
有効性判別部81は、例えば、使用者等が、住宅2の宅外から携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して、帰宅時刻と空調設備機器11の冷房運転の帰宅前開始指令とを制御装置51に送信すると、以下に説明する有効判別処理を行う。
図8に示されるように、有効性判別部81は、S401において、帰宅時刻TMhから予め設定された基準時間TMsだけ前の換気動作切換時刻TMvenを算出し、換気動作切換時刻TMvenになっているかを判定し、換気動作切換時刻TMvenになっている場合には、S402に進む。換気動作切換時刻TMvenになっていない場合には、S403に進んで、換気設備機器21が定常状態になり、空調設備機器11が停止状態になるように、換気設備機器制御部53及び空調設備機器制御部52に指令を送信して、S401に戻る。帰宅時刻TMhは、本発明の「第3時刻」に相当する。換気動作切換時刻TMvenは、本発明の「第4時刻」に相当する。基準時間TMsは、本発明の「第3基準時間」に相当する。
以下に、実施の形態4に係る換気システムの作用について説明する。
換気システム1では、帰宅時刻TMhから予め設定された基準時間TMsだけ前の換気動作切換時刻TMvenを算出し、換気動作切換時刻TMvenになると、非定常状態が有効であるか否かの判別を開始するため、空調設備機器11の空調動作に余分な負荷がかかることの抑制と、換気設備機器21の換気動作に余分な負荷がかかることの抑制とが、両立されて、省エネ性能が向上される。
実施の形態5に係る換気システムについて説明する。
なお、以下では、実施の形態1〜実施の形態4と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
<換気システムの構成>
以下に、実施の形態5に係る換気システムの構成について説明する。
図9に示されるように、宅内設備機器集中管理部54は、使用者等が設定する空調動作を行わせる空調設備機器11が携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して入力される空調設備機器入力部86と、使用者等が設定する住宅2の間取りが携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して入力される間取り入力部87と、使用者等が設定する少なくとも空調設備機器11、排気用換気扇31、及び吸気用換気扇41の配置が携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して入力される設備機器配置入力部88と、を有する。
図10に示されるように、携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91は、タッチパネル式の画面92を有し、使用者等は、画面92上で、住宅2の間取りと、少なくとも空調設備機器11、排気用換気扇31、及び吸気用換気扇41の配置と、を設定することができる。画面92上で、空調動作を行わせる空調設備機器11を設定することができてもよく、また、画面92上で、空調設備機器11の運転状態、排気用換気扇31及び吸気用換気扇41の運転状態等が、確認できてもよい。
以下に、実施の形態5に係る換気システムの動作について説明する。
有効性判別部81は、例えば、使用者等が、住宅2の宅外から携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して、帰宅時刻と冷房運転を行わせる空調設備機器11とその冷房運転の帰宅前開始指令とを制御装置51に送信すると、以下に説明する有効判別処理を行う。
図11に示されるように、有効性判別部81は、S501において、空調設備機器入力部86に入力された空調設備機器11によって空調される部屋を換気することができ、且つ、最も距離が離れた排気用換気扇31と吸気用換気扇41とを、換気設備機器21が非定常状態になった際に稼働させる換気扇として選択する。例えば、空調設備機器入力部86に入力された空調設備機器11が住宅2の1階の空調設備機器11である場合には、住宅2の1階に設けられ、且つ、最も距離が離れた排気用換気扇31と吸気用換気扇41とが選択される。最も距離が離れた排気用換気扇31と吸気用換気扇41とに加えて、その近くに設けられた排気用換気扇31又は吸気用換気扇41が選択されてもよい。
以下に、実施の形態5に係る換気システムの作用について説明する。
換気システム1では、換気設備機器21が非定常状態となる際に、最も距離が離れた排気用換気扇31と吸気用換気扇41とが選択されて稼働され、効率的に換気が行われるため、空調設備機器11の空調動作に余分な負荷がかかることの抑制と、換気設備機器21の換気動作に余分な負荷がかかることの抑制とが、両立されて、省エネ性能が向上される。
実施の形態6に係る換気システムについて説明する。
なお、以下では、実施の形態1〜実施の形態5と重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
<換気システムの構成>
以下に、実施の形態6に係る換気システムの構成について説明する。
以下に、実施の形態6に係る換気システムの動作について説明する。
有効性判別部81は、例えば、使用者等が、住宅2の宅外から携帯電話、タブレット端末等の遠隔操作機器91等を介して、帰宅時刻と冷房運転を行わせる空調設備機器11とその冷房運転の帰宅前開始指令とを制御装置51に送信すると、以下に説明する有効判別処理を行う。
図12に示されるように、有効性判別部81は、S601において、帰宅時刻TMhから予め設定された基準時間TMsだけ前の換気動作切換時刻TMvenを算出し、換気動作切換時刻TMvenになっているかを判定し、換気動作切換時刻TMvenになっている場合には、S602に進む。換気動作切換時刻TMvenになっていない場合には、S603に進んで、換気設備機器21が定常状態になり、空調設備機器11が停止状態になるように、換気設備機器制御部53及び空調設備機器制御部52に指令を送信して、S601に戻る。
以下に、実施の形態6に係る換気システムの作用について説明する。
図13は、本発明の実施の形態6に係る換気システムの、作用を説明する図である。
換気システム1では、換気設備機器21が非定常状態となる際に、住宅2の1階に設けられた排気用換気扇31が小風量で稼働又は停止し、住宅2の1階に設けられた吸気用換気扇41が最大風量で稼働し、住宅2の2階に設けられた排気用換気扇31が最大風量で稼働し、住宅2の2階に設けられた吸気用換気扇41が小風量で稼働又は停止するように制御されるため、図13に示されるように、住宅2の宅内の煙突効果によって生じる空気流れを利用することができ、住宅2の宅内の換気が効率的に行われるため、空調設備機器11の空調動作に余分な負荷がかかることの抑制と、換気設備機器21の換気動作に余分な負荷がかかることの抑制とが、両立されて、省エネ性能が向上される。
Claims (31)
- 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有し、
前記制御装置は、前記第3時刻から予め設定された第3基準時間だけ前の第4時刻に前記換気設備機器の、前記建物内の少なくとも一部の換気量が定常状態と比較して増加する非定常状態が、有効であるか否を判別し、有効であると判別される場合に、前記換気設備機器を該定常状態から該非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有し、
前記制御装置は、
前記空調設備機器の空調動作を開始する第1時刻から予め設定された第1基準時間だけ前の第2時刻に前記換気設備機器の、前記建物内の少なくとも一部の換気量が定常状態と比較して増加する非定常状態が、有効であるか否かを判別し、有効であると判別される場合に、前記換気設備機器を該定常状態から該非定常状態に切り換え、
前記第3時刻から予め設定された第2基準時間だけ前の前記第1時刻に前記空調動作を開始する、
ことを特徴とする換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有し、
前記制御装置は、前記空調設備機器の空調動作を開始する第1時刻から予め設定された第1基準時間だけ前の第2時刻に、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換え、
前記第3時刻から予め設定された第2基準時間だけ前の前記第1時刻に前記空調動作を開始する、
ことを特徴とする換気システム。 - 前記制御装置は、前記換気設備機器を前記定常状態から前記非定常状態に切り換えた後に、前記非定常状態が有効であるか否かを判別し、有効でないと判別される場合に前記換気設備機器を前記非定常状態から前記定常状態に切り換える、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記建物内の少なくとも一部の空気の温度を検出する第1温度センサーを備え、
前記制御装置は、前記第1温度センサーの検出温度に基づいて、前記非定常状態が有効であるか否かを判別する、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記制御装置は、前記第1温度センサーの検出温度が、前記空調設備機器の空調動作の設定温度と比較して高い場合、又は、前記第1温度センサーの検出温度が、前記空調設備機器の空調動作の設定温度と比較して高く、その差が予め設定された第1基準温度と比較して大きい場合に、前記非定常状態が有効であると判別する、
ことを特徴とする請求項5に記載の換気システム。 - 前記建物内の少なくとも一部に前記換気設備機器によって吸入される空気の温度を検出する第2温度センサーを備え、
前記制御装置は、前記第1温度センサーの検出温度が、前記第2温度センサーの検出温度と比較して高い場合、又は、前記第1温度センサーの検出温度が、前記第2温度センサーの検出温度と比較して高く、その差が予め設定された第2基準温度と比較して大きい場合に、前記非定常状態が有効であると判別する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の換気システム。 - 前記建物内の少なくとも一部の空気の温度を前記第1温度センサーと比較して高い位置で検出する第3温度センサーを備え、
前記制御装置は、前記第3温度センサーの検出温度が、前記第1温度センサーの検出温度と比較して高い場合、又は、前記第3温度センサーの検出温度が、前記第1温度センサーの検出温度と比較して高く、その差が予め設定された第3基準温度と比較して大きい場合に、前記非定常状態が有効であると判別する、
ことを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記第1温度センサーは、前記空調設備機器及び前記換気設備機器のうちの少なくともいずれか一方に設けられた、
ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記換気設備機器は、前記第1時刻において、前記定常状態である、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の換気システム。 - 前記第1基準時間は、前記建物内の少なくとも一部の容積、前記建物内の少なくとも一部の断熱性能、及び、前記換気設備機器の前記非定常状態での換気性能のうちの少なくともいずれか1つに基づいて設定される、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有し、前記第3時刻から予め設定された第3基準時間だけ前の第4時刻に、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システム。 - 前記第3基準時間は、前記建物内の少なくとも一部の容積、前記建物内の少なくとも一部の断熱性能、及び、前記換気設備機器の前記非定常状態での換気性能のうちの少なくともいずれか1つに基づいて設定される、
ことを特徴とする請求項1又は12に記載の換気システム。 - 前記第3時刻入力部は、前記第3時刻を遠隔操作機器から受信する、
ことを特徴とする請求項1〜3、12および13のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記換気設備機器は、前記建物内の少なくとも一部の互いに異なる位置に設けられた複数の換気装置を有し、
前記制御装置は、前記複数の換気装置のうちの一部を排気用の換気装置として稼働させ、前記複数の換気装置のうちの他の一部を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を前記非定常状態にする、
ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記排気用の換気装置は、前記建物内の少なくとも一部の上側の階に設けられた換気装置であり、
前記吸気用の換気装置は、前記建物内の少なくとも一部の下側の階に設けられた換気装置である、
ことを特徴とする請求項15に記載の換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記換気設備機器は、前記建物内の少なくとも一部の互いに異なる位置に設けられた複数の換気装置を有し、
前記制御装置は、前記複数の換気装置のうちの前記建物内の少なくとも一部の上側の階に設けられた換気装置を排気用の換気装置として稼働させ、前記複数の換気装置のうちの前記建物内の少なくとも一部の下側の階に設けられた換気装置を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システム。 - 前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の間取りを入力する間取り入力部と、少なくとも前記換気装置の配置を入力する設備機器配置入力部と、を有し、
前記建物内の少なくとも一部に、3つ以上の前記換気装置が設けられ、
前記制御装置は、前記間取り及び前記換気装置の配置に基づいて、前記3つ以上の換気装置のうちから、最も距離が離れた2つの換気装置を選択し、該2つの換気装置のうちの一方を前記排気用の換気装置として稼働させ、他方を前記吸気用の換気装置として稼働させる、
ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記設備機器配置入力部は、前記空調設備機器の配置を入力し、
前記建物内の少なくとも一部に、複数の前記空調設備機器が設けられ、
前記複数の空調設備機器のうちの一部の空調設備機器が空調動作を開始する場合において、前記制御装置は、前記間取り、前記空調設備機器の配置、及び前記換気装置の配置に基づいて、前記3つ以上の換気装置のうちから、該空調動作を開始する空調設備機器によって空調される空気を換気でき、且つ、最も距離が離れた2つの換気装置を選択し、該2つの換気装置のうちの一方を前記排気用の換気装置として稼働させ、他方を前記吸気用の換気装置として稼働させる、
ことを特徴とする請求項18に記載の換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記換気設備機器は、前記建物内の少なくとも一部の互いに異なる位置に設けられた3つ以上の換気装置を有し、
前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の間取りを入力する間取り入力部と、少なくとも前記換気装置の配置を入力する設備機器配置入力部と、を有し、
前記制御装置は、前記間取り及び前記換気装置の配置に基づいて、前記3つ以上の換気装置のうちから、最も距離が離れた2つの換気装置を選択し、該2つの換気装置のうちの一方を排気用の換気装置として稼働させ、他方を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、
前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、
前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記換気設備機器は、前記建物内の少なくとも一部の互いに異なる位置に設けられた3つ以上の換気装置を有し、
前記制御装置は、前記建物内の少なくとも一部の間取りを入力する間取り入力部と、少なくとも前記空調設備機器及び前記換気装置の配置を入力する設備機器配置入力部と、を有し、
前記建物内の少なくとも一部に、複数の前記空調設備機器が設けられ、
前記複数の空調設備機器のうちの一部の空調設備機器が空調動作を開始する場合において、前記制御装置は、前記間取り、前記空調設備機器の配置、及び前記換気装置の配置に基づいて、前記3つ以上の換気装置のうちから、該空調動作を開始する空調設備機器によって空調される空気を換気できる2つの換気装置を選択し、該2つの換気装置のうちの一方を排気用の換気装置として稼働させ、他方を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システム。 - 前記間取り入力部は、前記間取りを遠隔操作機器から受信する、
ことを特徴とする請求項18〜21のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記設備機器配置入力部は、前記配置を遠隔操作機器から受信する、
ことを特徴とする請求項18〜22のいずれか一項に記載の換気システム。 - 前記遠隔操作機器は、携帯電話、又は、タブレット端末である、
ことを特徴とする請求項14、22、及び23のいずれか一項に記載の換気システム。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御し、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記第3時刻から予め設定された第3基準時間だけ前の第4時刻に前記換気設備機器の、前記建物内の少なくとも一部の換気量が定常状態と比較して増加する非定常状態が、有効であるか否かを判別し、有効であると判別される場合に、前記換気設備機器を該定常状態から該非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御し、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記空調設備機器の空調動作を開始する第1時刻から予め設定された第1基準時間だけ前の第2時刻に前記換気設備機器の、前記建物内の少なくとも一部の換気量が定常状態と比較して増加する非定常状態が、有効であるか否かを判別し、有効であると判別される場合に、前記換気設備機器を該定常状態から該非定常状態に切り換え、
前記第3時刻から予め設定された第2基準時間だけ前の前記第1時刻に前記空調動作を開始する、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御し、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記空調設備機器の空調動作を開始する第1時刻から予め設定された第1基準時間だけ前の第2時刻に、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換え、
前記第3時刻から予め設定された第2基準時間だけ前の前記第1時刻に前記空調動作を開始する、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御し、前記建物内の少なくとも一部の使用開始時刻である第3時刻を入力する第3時刻入力部を有する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記第3時刻から予め設定された第3基準時間だけ前の第4時刻に、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気し、前記建物内の少なくとも一部の互いに異なる位置に設けられた複数の換気装置を有する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記複数の換気装置のうちの前記建物内の少なくとも一部の上側の階に設けられた換気装置を排気用の換気装置として稼働させ、前記複数の換気装置のうちの前記建物内の少なくとも一部の下側の階に設けられた換気装置を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。 - 建物内の少なくとも一部を空調する空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気し、3つ以上の換気装置を有する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御し、前記建物内の少なくとも一部の間取りを入力する間取り入力部と、少なくとも前記換気装置の配置を入力する設備機器配置入力部と、を有する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記間取り及び前記換気装置の配置に基づいて、前記3つ以上の換気装置のうちから、最も距離が離れた2つの換気装置を選択し、該2つの換気装置のうちの一方を排気用の換気装置として稼働させ、他方を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。 - 建物内の少なくとも一部を空調する複数の空調設備機器と、前記建物内の少なくとも一部を換気し、3つ以上の換気装置を有する換気設備機器と、前記空調設備機器及び前記換気設備機器の運転を制御し、前記建物内の少なくとも一部の間取りを入力する間取り入力部と、少なくとも前記空調設備機器及び前記換気装置の配置を入力する設備機器配置入力部と、を有する制御装置と、を備えた換気システムの制御方法であって、
前記複数の空調設備機器のうちの一部の空調設備機器が空調動作を開始する場合において、前記間取り、前記空調設備機器の配置、及び前記換気装置の配置に基づいて、前記3つ以上の換気装置のうちから、該空調動作を開始する空調設備機器によって空調される空気を換気できる2つの換気装置を選択し、該2つの換気装置のうちの一方を排気用の換気装置として稼働させ、他方を吸気用の換気装置として稼働させることで、前記換気設備機器を、定常状態から該定常状態と比較して前記建物内の少なくとも一部の換気量が増加する非定常状態に切り換える、
ことを特徴とする換気システムの制御方法。
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