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JP6110263B2 - ガラス成形装置 - Google Patents

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JP6110263B2
JP6110263B2 JP2013191623A JP2013191623A JP6110263B2 JP 6110263 B2 JP6110263 B2 JP 6110263B2 JP 2013191623 A JP2013191623 A JP 2013191623A JP 2013191623 A JP2013191623 A JP 2013191623A JP 6110263 B2 JP6110263 B2 JP 6110263B2
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Description

本発明は、ガラス成形装置に係り、特に、金型を用いてガラス素材を加熱しプレスし冷却するものに関する。
従来、図10で示すようなガラス成形装置301が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
ガラス成形装置301は、上金型と下金型の間にガラス素材が設置された金型組303を、加熱、加圧して成形する装置であり、成形室(チャンバー)305と取り入れ用ロードロック室307と取り入れ用テーブル309と取り出し用ロードロック室311と取り出し用テーブル313とを備えて構成されている。
成形室305内は、上金型や下金型が酸化することを避けて上金型や下金型の寿命を長くするために、窒素ガス等の不活性ガスで満たされるようになっており、成形室305では、加熱、加圧してガラス素材を成形するようになっており、取り入れ用ロードロック室307は、成形室305の上部に設けられている。取り入れ用テーブル309は、取り入れ用ロードロック室307内と成形室305内との間を上下昇降可能に移動するようになっている。
取り出し用ロードロック室311は、成形室305の上部に設けられている。取り出し用テーブル313は、取り出し用ロードロック室311内と成形室305内との間を上下昇降可能に移動するようになっている。
そして、取り入れ用テーブル309が上昇して取り入れ用ロードロック室307と成形室305との間を密閉し、取り入れ用ロードロック室307を開放したとき、金型組303が取り入れ用テーブル309上に設置されるようになっている。
また、金型組303が取り入れ用テーブル309上に設置された後、取り入れ用ロードロック室307が閉じられ、取り入れ用ロードロック室307が不活性ガスで満たされた後、取り入れ用テーブル309が下降することで、金型組303が成形室305内に取り入れられるようになっている。
また、取り出し用ロードロック室311内が不活性ガスで満たされたあと取り出し用テーブル313が下降して成形室305内の所定位置に移動し、ガラス素材が成形された金型組303が取り出し用テーブル313に搬送されるようになっている。
この後、取り出し用テーブル313が上昇し取り出し用ロードロック室311と成形室305との間を密閉した後、取り出し用ロードロック室311が開放されて金型組303が取り出されるようになっている。
なお、成形室305内には、金型組303を成形室305内に取り入れる取り入れゾーン315と、金型組303を加熱する加熱ゾーン317と、金型組303を加圧するプレスゾーン319と、金型組303を冷却する冷却ゾーン321と、金型組303を成形室305内から取り出す取り出しゾーン323とが設けられており、それぞれのゾーン315,317,319,321,323間に金型組303を搬送する搬送装置が設けられている。
特開2006−199537号公報
ところで、従来のガラス成形装置301では、不活性ガスの雰囲気内でガラスの成形を行うので、金型(上金型や下金型)内に不活性ガスが残り、この残った不活性ガスがガラスに入り込む等して、ガラスの成形不良が発生するおそれがあるという問題がある。
この問題は、特に微細な形状(たとえば、成形品の表面に可視光線の波長と同程度のピッチや高さの凹凸が形成されている形状;ナノ構造)を成形する場合に特に顕著になる。
一方、成形室305内を真空にすれば、金型の酸化が防止され不活性ガスによるガラスの成形不良の発生を無くすことはできるが、ガラス素材の加熱を均一にすることは難しくなるという問題がある。すなわち、ガラス素材の加熱を、不活性ガスによる対流を用いることができず、熱源からの輻射と金型の熱伝導によって行わなければならないので、ガラス素材が均一に加熱されなくなるおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、金型を用いガラス素材を加熱してプレスすることでガラス素材を成形するガラス成形装置において、金型の酸化を防ぎつつガラスを加熱するときの加熱ムラを無くして均一に加熱することができるとともに、ガラス素材をプレスするときに不活性ガス等が混入することで成形不良が発生することを防止することができるものを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上金型と下金型との間にガラス素材を設置してある金型組をプレスすることによって前記ガラス素材を成形するガラス成形装置において、前記金型組を加熱する金型組加熱ゾーンと、この金型組加熱ゾーンに隣接し前記加熱がされた金型組を前記プレス前に待機させまた前記プレスがされた金型組を待機させる金型組待機ゾーンと、この金型組待機ゾーンに隣接し前記プレスがされた金型組を冷却する金型組冷却ゾーンとが内部に設けられている金型組加熱・冷却室と、前記金型組待機ゾーンに隣接して設けられ、前記金型組待機ゾーンで待機している金型組の前記プレスを真空環境内でするための真空成形室とを有し、前記真空成形室の体積は、前記金型組加熱・冷却室の体積に比べて小さくなっており、前記真空成形室と前記金型組加熱・冷却室とがお互いにつながっているときには、前記金型組加熱・冷却室内と前記真空成形室内とが、不活性ガスで満たされるように構成されており、前記プレスをするときには、前記加熱された金型組を前記金型組待機ゾーンから前記真空成形室内に移動させ、前記真空成形室を前記金型組加熱・冷却室から遮断し真空環境にするように構成されているガラス成形装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガラス成形装置において、前記金型組待機ゾーンは、金型組載置材の上に前記金型組を載置することで待機させるように構成されており、前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体の、前記金型組待機ゾーン上方には、前記金型組が通過可能な第1の貫通孔が設けられており、前記真空成形室を構成する筐体は、前記第1の貫通孔を介して前記真空成形室が前記金型組加熱・冷却室につながるように、前記金型組加熱・冷却室の筐体の上側に設けられており、前記真空成形室は、前記金型組待機ゾーンの金型組載置材が上昇し前記第1の貫通孔を塞ぐことで、前記金型組加熱・冷却室から遮断されるように構成されているガラス成形装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のガラス成形装置において、前記真空成形室は、前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体と前記金型組待機ゾーンの金型組載置材との間に位置して、前記第1の貫通孔を囲む環状のメタルシールを用いて生成されようになっているガラス成形装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のガラス成形装置において、前記真空成形室内には、上下方向で移動自在な金型組プレス材が設けられており、この金型組プレス材と前記金型組待機ゾーンの金型組載置材とを用いて前記金型組を挟み込むことで、前記金型組のプレスがなされるように構成されているガラス成形装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のガラス成形装置において、前記金型組加熱・冷却室の内部には、金型組搬入ゾーンと金型組搬出ゾーンとが設けられており、前記金型組搬入ゾーンは、前記金型組加熱ゾーンに隣接して設けられ前記金型加熱・冷却室の内部で上下方向に移動位置決め自在であり前記金型組加熱ゾーンで加熱する前の金型組が載置される金型組載置材を備えて構成されており、前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体の、前記金型組搬入ゾーンの金型組載置材の上方には、前記金型組が通過可能な第2の貫通孔が設けられており、前記金型組加熱・冷却室の上方には、インポートブロック室が設けられており、前記インポートブロック室を構成する筐体は、前記第2の貫通孔を介して前記インポートブロック室が前記金型組加熱・冷却室につながるように、前記金型組加熱・冷却室の筐体の上側に設けられており、前記インポートブロック室は、前記金型組搬入ゾーンの金型組載置材が上昇して前記第2の貫通孔を塞ぐことで、前記金型組加熱・冷却室から遮断されるように構成されており、前記インポートブロック室は、前記インポートブロック室内に前記金型組を搬入するために、前記インポートブロック室の外部と通じまた外部から遮断されるように構成されており、前記金型組搬出ゾーンは、前記金型組冷却ゾーンに隣接して設けられ前記金型加熱・冷却室の内部で上下方向に移動位置決め自在であり前記金型組冷却ゾーンで冷却された金型組が載置される金型組載置材とを備えて構成されており、前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体の、前記金型組搬出ゾーンの金型組載置材の上方には、前記金型組が通過可能な第3の貫通孔が設けられており、前記金型組加熱・冷却室の上方には、アウトポートブロック室が設けられており、前記アウトポートブロック室を構成する筐体は、前記第3の貫通孔を介して前記アウトポートブロック室が前記金型組加熱・冷却室につながるように、前記金型組加熱・冷却室の筐体の上側に設けられており、前記アウトポートブロック室は、前記金型組搬出ゾーンの金型組載置材が上昇して前記第3の貫通孔を塞ぐことで、前記金型組加熱・冷却室から遮断されるように構成されており、前記アウトポートブロック室は、前記アウトポートブロック室外に前記金型組を搬出するために、前記アウトポートブロック室の外部と通じまた外部から遮断されるように構成されているガラス成形装置である。
本発明によれば、金型を用いガラス素材を加熱してプレスすることでガラス素材を成形するガラス成形装置において、金型の酸化を防ぎつつガラスを加熱するときの加熱ムラを無くして均一に加熱することができるとともに、ガラス素材をプレスするときに不活性ガス等が混入することで成形不良が発生することを防止することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るガラス成形装置の概略構成を示す図である。 (a)ガラス素材を成形する前の金型組の外観を示す図であり、(b)は(a)におけるIIB−IIB断面を示す図であり、(c)は(b)に対応する図であってガラス素材を成形し終えた状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るガラス成形装置の動作を示す図である。 図5におけるIX部の拡大図である。 従来のガラス成形装置を示す図である。
本発明の実施形態に係るガラス成形装置1は、金型10を構成している上金型3と下金型5との間にガラス素材7を設置してある金型組9(図2参照)をプレス(加圧)することによって、ガラス素材7を成形してガラス成形品(たとえば非球面凸レンズ等の光学ガラス素子)11を製造するものである。
金型10は、上金型3と下金型5と筒状のスリーブ13とを備えて構成されており、上金型3がスリーブ13によってガイドされることで下金型5に対して上下方向に移動自在になっている。
下金型5の上面は、金型キャビティの下面になっており、上金型3の下面は、金型キャビティの上面になっている。そして、図2(b)で示すように、上金型3が上昇している状態で下金型5と上金型3との間にガラス素材7を設置し、ガラス成形装置1によって、金型組9を加熱し、この加熱後に上金型3を下降してガラス素材7をプレスし(図2(c)参照)、このプレス後に冷却することで、ガラス素材7の成形がなされるようになっている。
なお、スリーブ13には、エアー抜き用の貫通孔15が設けられている。また、金型キャビティの上面や下面の全面には、ガラス成形品11での光の反射を低減すべく、高さやピッチの値が可視光線の波長よりも小さい微細な凹凸が形成されている場合がある。
ガラス成形装置1は、金型組加熱・冷却室17と真空成形室(真空チャンバー)19とを備えて構成されている。
金型組加熱・冷却室17の内部には、金型組加熱ゾーン21と金型組待機ゾーン23と金型組冷却ゾーン25とが設けられている。金型組加熱ゾーン21では、たとえば、ガラス素材7が成形可能な温度になるまで、金型組9が加熱されるようになっている。
金型組待機ゾーン23は、金型組加熱ゾーン21に隣接して設けられている。金型組待機ゾーン23では、金型組加熱ゾーン21で加熱がされ金型組加熱ゾーン21から移送されてきた金型組9が、上記プレスをする前に一時的に待機し、また、上記プレスがなされた金型組9が一時的に待機するようになっている。
金型組冷却ゾーン25は、金型組待機ゾーン23に隣接して設けられている。金型組冷却ゾーン25では、上記プレスがされ金型組待機ゾーン23から移送されてきた金型組9を、たとえば、ガラス素材7から成形されたガラス成形品11が200℃以下の温度になって固化するまで、冷却するようになっている。
金型組加熱・冷却室17はたとえば直方体状に形成されており、金型組加熱・冷却室17内は不活性ガス(たとえば、窒素ガス)で満たされている。金型組加熱・冷却室17内には、金型組加熱ゾーン21、金型待機ゾーン23、金型組冷却ゾーン25を仕切る仕切り壁(仕切り部材)が設けられておらず(不存在になっており)、金型組加熱ゾーン21と金型組待機ゾーン23と金型組冷却ゾーン25とは、この順で、たとえば、直線的に水平方向に所定の間隔をあけてならんでいる。
金型組9は、金型組加熱ゾーン21で停止している状態で加熱され、金型組待機ゾーン23で停止している状態で待機し、金型組冷却ゾーン25で停止している状態で冷却されるようになっている。
真空成形室19は、金型組待機ゾーン23に隣接して設けられている。ただし、真空成形室19は、金型組加熱ゾーン21および金型組冷却ゾーン25とは異なる方向で金型組待機ゾーン23から離れている。具体的には、金型組加熱ゾーン21と金型組待機ゾーン23と金型組冷却ゾーン25とが水平方向でならんでいるのに対し、金型組待機ゾーン23と真空成形室19とは上下方向にならんでいて、真空成形室19は、金型組待機ゾーン23の上方に位置している。
真空成形室19では、金型組加熱ゾーン21から移送されてきて金型組待機ゾーン23で待機している金型組9を受け取り、この金型組9を真空環境内でプレスするようになっている。
真空成形室19内でプレスがされた金型組9は、金型組待機ゾーン23に再び戻されるようになっている。
金型組加熱・冷却室17内には、仕切り部材27が設けられており、この仕切り部材27の移動によって、真空成形室19と金型組加熱・冷却室17とがお互いにつながったり、真空成形室19が金型組加熱・冷却室17から遮断されたりするようになっている。
真空成形室19と金型組加熱・冷却室17とがお互いにつながっているときには、金型組加熱・冷却室17内と真空成形室19内とが、不活性ガスで満たされており、真空成形室19と金型組加熱・冷却室17とが遮断されているときには、真空成形室19と金型組加熱・冷却室17とがつながっておらず真空成形室19が金型組加熱・冷却室17から遮断されており、真空成形室19内が真空状態になり、金型組9のプレスがなされ、ガラス素材7の成形がなされるようになっている。
金型組加熱ゾーン21は、金型組載置材(金型組加熱ゾーンの下側プレート)29の上に金型組9を載置して金型組9の加熱をするように構成されている。すなわち、金型組載置材29は平板状に形成されており、厚さ方向が上下方向になっており、上面に金型組9が載置され加熱されるようになっている。
金型組待機ゾーン23は、上下方向で移動位置決め自在な金型組載置材(金型組待機ゾーンのプレート)31の上に金型組9を載置することで金型組9を待機させるように構成されている。すなわち、金型組載置材31も、平板状に形成されており、厚さ方向が上下方向になっており、上面に金型組9が載置されるようになっている。
金型組加熱・冷却室17を構成する筐体33は、矩形な平板状の底壁部35と、この底壁部35の外周の4つの辺から上方に起立している矩形な平板状の4つの側壁部37と、4つの側壁部37の上端の開口部を塞いでいることで直方体状の金型組加熱・冷却室17を形成している矩形な平板状の上壁部39とを備えて構成されている。
金型組待機ゾーン23の上方であって筐体33の上壁部39には、金型組9が通過可能な第1の貫通孔41が設けられている。
真空成形室19を構成する筐体43は、矩形な枡状に形成されており、第1の貫通孔41を介して真空成形室19が金型組加熱・冷却室17につながるように、金型組加熱・冷却室17の筐体33の上側で、金型組加熱・冷却室17の筐体33から上方に突出して金型組加熱・冷却室17の筐体33に一体的に設けられている。
真空成形室19は、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31が上昇し第1の貫通孔41を塞ぐことで、金型組加熱・冷却室17から遮断されるように構成されている。第1の貫通孔41が金型組載置材31で塞がれたときの真空成形室19の体積は、金型組加熱・冷却室17の体積に比べて小さくなっており、たとえば1/10程度になっている。
なお、すでに理解されるように、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31が、金型組加熱・冷却室17の仕切り部材27を構成している。金型組待機ゾーン23の金型組載置材31は、金型組加熱・冷却室17内に存在しており、上昇端に位置したときに、第1の貫通孔41を塞ぐように構成されている。
金型組冷却ゾーン25は、金型組載置材(金型組冷却ゾーンの下側プレート)45の上に金型組9を載置して金型組9の冷却をするように構成されている。すなわち、金型組載置材45も平板状に形成されており、厚さ方向が上下方向になっており、上面に金型組9が載置され冷却されるようになっている。
また、真空成形室19は、図5(a)や図9で示すように、金型組加熱・冷却室17を構成する筐体33と金型組待機ゾーン23の金型組載置材31との間の位置して、第1の貫通孔41を囲む環状のメタルシール(耐熱メタルOリング)47を用いて生成されように構成されている。
すなわち、真空成形室19を形成すべく金型組待機ゾーン23の金型組載置材31が上昇したとき、金型組載置材31の上方で金型組加熱・冷却室17を構成する筐体33の上壁部39が金型組載置材31から僅かに離れて位置している。すなわち、金型組載置材31の上面は水平方向に展開しており、金型組加熱・冷却室17を構成する筐体33の上壁部39の下面も、平面状になっていて水平方向に展開している。そして、金型組載置材31と筐体33の上壁部39との間には間隙が形成されており、この間隙の間にメタルシール47が位置している。
上下方向から見ると、第1の貫通孔41を環状のメタルシール47が囲んでいて、第1の貫通孔41はメタルシール47の内側に位置しており、メタルシール47は、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31の内側に位置している。
真空成形室19が生成されたとき、環状のメタルシール47の内側が真空成形室19の一部になり、環状のメタルシール47の外側が金型組加熱・冷却室17の一部になる。
メタルシール47は、細長い円筒状の素材の長手方向の端をお互いに接続した環状(たとえば、中空のOリング状)に形成されている。
なお、環状のメタルシール47の外周には、メタルシール47の肉部を貫通している貫通孔49が設けられている。この貫通孔49を介して、中空状のメタルシール47のリング状(トーラス形状)の内部空間51が、メタルシール47の外部に通じている。
これにより、真空成形室19が生成されたとき、中空状のメタルシール47の内部空間51に不活性ガスが入り込み、メタルシール47が、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31を下方向に付勢し金型組加熱・冷却室17の筐体33の上壁部39を上方向に付勢し、メタルシール47によるシール性が向上するようになっている。
なお、メタルシール47は、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31に一体的に設けられているが、メタルシール47が、金型組加熱・冷却室17の筐体33の上壁部39に一体的に設けられている構成であってもよい。
また、メタルシール47の肉部を貫通している貫通孔49は、環状のメタルシール47の外周の延伸方向に沿って、所定の間隔をあけて複数設けられているが、連続して設けられていてもよい。連続して貫通孔が設けられているメタルシールの断面形状(環状のメタルシールの外周の延伸方向に対して直交する平面による断面の形状)は、「C」字状になる。
真空成形室19内には、上下方向で移動自在な金型組プレス材53が設けられている。そして、金型組プレス材53と金型組待機ゾーン23の上下方向に移動自在な金型組載置材31とを用いて金型組9を挟み込むことで、金型組9のプレスがなされるように構成されている。
さらに説明すると、真空成形室19内における金型組9のプレスは、金型組9を載置している金型組待機ゾーン23の金型組載置材31が上昇して第1の貫通孔41を塞ぐことで形成された真空成形室19を真空(1MPa等の所定の真空度)にした状態で、金型組プレス材53を下降し、金型組9を金型組載置材31と金型組プレス材53とで挟み込むことでなされるように構成されている。
なお、金型組プレス材53が下降して金型組9のプレスをするときであっても、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31は下降せず、第1の貫通孔41を塞いでおり、真空成形室19が形成されている状態が維持されるようになっている。
また、金型組加熱・冷却室17の内部には、金型組搬入ゾーン55と金型組搬出ゾーン57とが設けられている。金型組搬入ゾーン55は、金型組加熱ゾーン21に隣接して設けられている。金型組搬出ゾーン57は、金型組冷却ゾーン25に隣接して設けられている。さらに説明すると、金型組加熱・冷却室17内には、金型組搬入ゾーン55、金型組加熱ゾーン21、金型待機ゾーン23、金型組冷却ゾーン25、金型組搬出ゾーン57を仕切る仕切り壁が設けられておらず(不存在になっており)、金型組搬入ゾーン55と金型組加熱ゾーン21と金型組待機ゾーン23と金型組冷却ゾーン25と金型組搬出ゾーン57とは、この順で、たとえば、水平方向で所定の間隔をあけて直線的にならんでいる。
金型組搬入ゾーン55は、金型加熱・冷却室17の内部で上下方向に移動位置決め自在であり金型組加熱ゾーン21で加熱する前の金型組9が載置される(載置されて一時的に待機する)金型組載置材59を備えて構成されている。金型組載置材59は平板状に形成されており、厚さ方向が上下方向になっており、上面に金型組9が載置されるようになっている。
金型組加熱・冷却室17を構成する筐体33の上方であって金型組搬入ゾーン55の金型組載置材59の上方(筐体33の上壁部39)には、金型組9が通過可能な第2の貫通孔61が設けられている。
また、金型組加熱・冷却室17の上方には、インポートブロック室(取り入れ用ロードロック室)63が設けられている。インポートブロック室63を構成する筐体65は、真空成形室19を構成する筐体43と同様にして、矩形な枡状に形成されており、第2の貫通孔61を介してインポートブロック室63が金型組加熱・冷却室17につながるように、金型組加熱・冷却室17の筐体33の上側で、金型組加熱・冷却室17の筐体33から上方に突出して金型組加熱・冷却室17の筐体33に設けられている。
インポートブロック室63は、金型組搬入ゾーン55の金型組載置材59が上昇して第2の貫通孔61を塞ぐことで、金型組加熱・冷却室17から遮断されるように構成されている。第2の貫通孔61が金型組載置材59で塞がれたときのインポートブロック室63の体積は、金型組加熱・冷却室17の体積に比べて小さくなっており、たとえば1/20程度になっている。
インポートブロック室63は、ガラス成形装置1の外部から、インポートブロック室63内に金型組9を搬入するために、第2の貫通孔61とは別にして、インポートブロック室63の外部と通じ(開放され)また外部から遮断されるように構成されている。
すなわち、インポートブロック室63の筐体65は、たとえば、図3で示すようにして、一端部に位置している回動中心軸を回動中心にして、図示しないシリンダ等のアクチュエータで金型組加熱・冷却室17の筐体33に対し回動するようなっている。
金型組搬出ゾーン57は、金型加熱・冷却室17の内部で上下方向に移動位置決め自在であり金型組冷却ゾーン25で冷却された金型組9が載置される(載置されて一時的に待機する)金型組載置材67を備えて構成されている。金型組載置材67は平板状に形成されており、厚さ方向が上下方向になっており、上面に金型組9が載置されるようになっている。
金型組加熱・冷却室17を構成する筐体33の上方であって金型組搬出ゾーン57の金型組載置材67の上方(筐体33の上壁部39)には、金型組9が通過可能な第3の貫通孔69が設けられている。
また、金型組加熱・冷却室17の上方には、アウトポートブロック室(取り出し用ロードロック室)71が設けられている。アウトポートブロック室71を構成する筐体73は、インポートブロック室63を構成する筐体65と同様にして、矩形な枡状に形成されており、第3の貫通孔69を介してアウトポートブロック室71が金型組加熱・冷却室17につながるように、金型組加熱・冷却室17の筐体33の上側で、金型組加熱・冷却室17の筐体33から上方に突出して金型組加熱・冷却室17の筐体33に設けられている。
アウトポートブロック室71は、金型組搬出ゾーン57の金型組載置材67が上昇して第3の貫通孔69を塞ぐことで、金型組加熱・冷却室17から遮断されるように構成されている。第3の貫通孔69が金型組載置材67で塞がれたときのアウトポートブロック室71の体積は、インポートブロック室63と同様にして、金型組加熱・冷却室17の体積に比べて小さくなっており、たとえば1/20程度になっている。
アウトポートブロック室71は、ガラス成形装置1の外部へ、アウトポートブロック室71内から金型組9を搬出するために、第3の貫通孔69とは別にして、アウトポートブロック室71の外部と通じまた外部から遮断されるように構成されている。
すなわち、アウトポートブロック室71の筐体73は、たとえば、図8で示すようにして、一端部に位置している回動中心軸を回動中心にして、金型組加熱・冷却室17の筐体33に対し回動するようなっている。
なお、金型組搬入ゾーン55から金型組加熱ゾーン21への金型組9の移送、金型組加熱ゾーン21から金型組待機ゾーン23への金型組9の移送、金型組待機ゾーン23から金型組冷却ゾーン25への金型組9の移送、金型組冷却ゾーン25から金型組搬出ゾーン57への金型組9の移送は、図示しないロボット等の金型組搬送装置によってなされるようになっている。金型組搬送装置は、金型組組加熱・冷却室17内に設置されている。
金型組加熱・冷却室17は配管75によって窒素ガス供給ユニット87につながっている。配管75の途中にはバルブ77が設けられている。バルブ77をオンすることで、配管75を介して窒素ガス供給ユニット87から金型組加熱・冷却室17に窒素ガスが供給され、バルブ77をオフすることで、窒素ガス供給ユニット87からの金型組加熱・冷却室17への窒素ガスの供給が停止されるようになっている。
インポートブロック室63は配管79によって窒素ガス供給ユニット87につながっている。配管79の途中にはバルブ81が設けられている。バルブ81をオンすることで、配管79を介して窒素ガス供給ユニット87からインポートブロック室63に窒素ガスが供給され、バルブ81をオフすることで、窒素ガス供給ユニット87からのインポートブロック室63への窒素ガスの供給が停止されるようになっている。
アウトポートブロック室71は配管83によって窒素ガス供給ユニット87につながっている。配管83の途中にはバルブ85が設けられている。バルブ85をオンすることで、配管83を介して窒素ガス供給ユニット87からアウトポートブロック室71に窒素ガスが供給され、バルブ85をオフすることで、窒素ガス供給ユニット87からのアウトポートブロック室71への窒素ガスの供給が停止されるようになっている。
インポートブロック室63は配管89によって真空ポンプ93につながっている。配管89の途中にはバルブ91が設けられている。真空ポンプ93を稼動しバルブ91をオンすることで、配管89を介してインポートブロック室63の真空引きがなされ、バルブ91をオフし真空ポンプ93の稼動を停止することで、インポートブロック室63の真空引きが停止するようになっている。
インポートブロック室63の内側であってインポートブロック室63の筐体65の上壁部には、金型押え用スプリングプランジャ95が設けられている。金型押え用スプリングプランジャ95は、筐体65が閉じて金型載置材59が上昇して第2の貫通孔61を塞ぐことでインポートブロック室63が形成され、金型載置材59に金型組9が載置されている状態で、金型組9を下方に付勢している。なお、この付勢がされていても、金型載置材59は下方に移動しないようになっている。
金型押え用スプリングプランジャ95で付勢されていることで、インポートブロック室63内を真空ポンプ93で真空引きしたとき、金型組9が動かないようになっている。
金型載置材59には、金型待機ゾーン23の金型載置材31の場合と同様にして、メタルシール97が設けられており、金型組加熱・冷却室17とインポートブロック室63との間の気密性が確保されるようになっている。
なお、金型組搬入ゾーン55の金型載置材59は、シリンダ99等のアクチュエータにより上下方向で移動するようになっている。そして、金型載置材59が上昇端に位置しているとき、第2の貫通孔61がメタルシール97を用いて塞がれるようになっている。
金型組加熱ゾーン21の金型組載置材29には、金型組9を加熱するヒータ101が設けられている。このヒータ101によって、ガラス成形装置1の稼動時、金型組載置材29はたとえば650℃の温度になっている。また、金型組加熱ゾーン21には、下方が開口している枡状の加熱室形成材103が設けられている。
加熱室形成材103内には、ランプ等で構成され金型組9を加熱するヒータ105が設けられており、また、加熱室形成材103は、金型組加熱・冷却室17内であって金型組載置材29の上方で、シリンダ107等のアクチュエータにより上下方向で移動するようになっている。
加熱室形成材103が下降端に位置しているとき、加熱室形成材103と金型組載置材29との内部にほぼ閉じられた空間(金型組加熱室)109が形成されるようになっている。そして、金型組載置材29に載置されている金型組9が金型組加熱室109内に位置し、各ヒータ101,105で加熱されるようになっている。加熱室形成材103が上昇端に位置しているときには、金型組9の移送が可能になっている。
真空成形室19は配管111によって真空ポンプ115につながっている。配管111の途中にはバルブ113が設けられている。真空ポンプ115を稼動しバルブ113をオンすることで、配管111を介して真空成形室19の真空引きがなされ、バルブ113をオフし真空ポンプ115の稼動を停止することで、真空成形室19の真空引きが停止するようになっている。
なお、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31には、金型組9を加熱するヒータ117が設けられている。また、真空成形室19内に設けられている金型組プレス材53にも、金型組9を加熱するヒータ119が設けられている。金型組プレス材53は、シリンダ121等のアクチュエータにより上下方向で移動するようになっている。
そして、金型組9をプレスするときにも、金型組載置材31と金型組プレス材53とで挟み込まれた金型組9を、ヒータ117,119で加熱するようになっている。
金型組冷却ゾーン25には、金型組押圧材123が設けられている。金型組押圧材123は、金型組載置材45とほぼ同形状に形成されており、シリンダ125等のアクチュエータにより上下方向で移動するようになっている。また、金型組押圧材123や金型組載置材45には、冷媒が通る冷媒通路(図示せず)が設けられている。
そして、金型組押圧材123を下降して金型組載置材45と金型組押圧材123とで金型組9を所定の力で挟み込み、上述した冷媒の通路に冷媒を流すことで、金型組9を冷却するようになっている。
なお、金型組加熱ゾーン21における金型組9の加熱を、金型組冷却ゾーン25の場合と同様に、金型組9を挟み込むことで行うようにしてもよいし、金型組冷却ゾーン25における金型組9の冷却を金型組加熱ゾーン21の場合と同様にして行う構成であってもよい。
金型組搬出ゾーン57の金型載置材67には、金型待機ゾーン23の金型載置材31の場合と同様にして、メタルシール129が設けられており、金型組加熱・冷却室17とアウトポートブロック室71との間の気密性が確保されるようになっている。
なお、金型組搬出ゾーン57の金型載置材67は、シリンダ127等のアクチュエータにより上下方向で移動するようになっている。そして、金型載置材67が上昇端に位置しているとき、第3の貫通孔69がメタルシール129を用いて塞がれるようになっている。
また、金型組搬入ゾーン55の下降端に位置している金型組載置材59の上面の高さ位置と、金型組加熱ゾーン21の金型組載置材29の上面の高さ位置と、金型組待機ゾーン23の下降端に位置している金型組載置材31の上面の高さ位置と、金型組冷却ゾーン25の金型組載置材45の上面の高さ位置と、金型組搬出ゾーン57の下降端に位置している金型組載置材67の上面の高さ位置とは、お互いが一致している。
次に、ガラス成形装置1の動作について説明する。ガラス成形装置1は、制御装置131の制御の下、次の動作をするようになっている。
まず、初期状態として、図3(a)に示すように、金型組搬入ゾーン55の金型組載置材59が上昇しており、インポートブロック室63の筐体65が回動しインポートブロック室63が開放されており、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31と金型組搬出ゾーン57の金型組載置材67とが下降端に位置しており、金型組加熱ゾーン21の加熱室形成材103と金型組冷却ゾーン25の金型組押圧材123とが上昇端に位置しており、アウトポートブロック室71の筐体73が第3の貫通孔69を覆ってアウトポートブロック室71が形成されている。
また、上記初期状態では、金型組加熱・冷却室17と真空成形室19とアウトポートブロック室71とが不活性ガスで満たされており、金型組9は、図2(a)、(b)で示すようになっている。
上記初期状態で、図3(a)に示すように、金型組搬入ゾーン55の金型組載置材59に金型組9を図示しないロボット搬送装置により載置する。
続いて、図3(b)で示すように、第2の貫通孔61を塞ぐようにインポートブロック室63の筐体65を回動させてインポートブロック室63を形成し、インポートブロック室63を真空引きし、この真空引き後、インポートブロック室63内を不活性ガスで満たす。
続いて、図4(a)で示すように、金型組搬入ゾーン55の金型載置材59を下降して、金型組9を金型組加熱ゾーン21に移送し、金型組加熱ゾーン21の金型組載置材29上に載置し、加熱室形成材103を下降して、ヒータ101,105で金型組9を加熱する。この加熱によって、ガラス素材7が所望の温度(たとえば、成形可能な軟化温度;650℃以上の温度)になる。
続いて、図4(b)で示すように、加熱室形成材103を上昇して、金型組9を金型組待機ゾーン23に移送する。このとき、ヒータ117をオンにしておく。
続いて、図5(a)で示すように、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31を上昇して真空成形室19を形成し、真空成形室19を真空引きする。
続いて、図5(b)で示すように、金型組プレス材53を下降して金型組9をプレスする。このとき、ヒータ119をオンにしておく。上記プレスにより、金型組9は、図2(c)で示すようになる。
続いて、図6(a)で示すように、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31を下降する。
続いて、図6(b)で示すように、金型組9を金型組冷却ゾーン25に移送して、金型組冷却ゾーン25の金型組載置材45に載置し、金型組押圧材123を下降して、金型組載置材45と金型組押圧材123とで金型組9を挟み込む。そして、金型組載置材45と金型組押圧材123とに冷媒を流すことで、金型組9を冷却し、ガラス素材7(ガラス成形品11)を冷却する。
続いて、図7(a)で示すように、金型組押圧材123を上昇し、金型組9を金型組搬出ゾーン57に移送して、金型組搬出ゾーン57の金型組載置材67に載置する。
続いて、図7(b)で示すように、金型組搬出ゾーン57の金型組載置材67を上昇して第3の貫通孔69を塞ぎ、アウトポートブロック室71を形成する。
続いて、図8(a)で示すように、アウトポートブロック室71の筐体73を回動してアウトポートブロック室71を開放し、金型組9を図示しないロボット等の搬送装置で搬出する。
続いて、図8(b)で示すように、アウトポートブロック室71の筐体73を回動してアウトポートブロック室71を再び形成する。
図8(a)で示す状態からガラス成形装置1の外部に搬出された金型組9は、別工程でガラス成形品11が金型10から分離され、ガラス成形品11が分離された金型10は、次のガラス素材7の成形に使用される。
なお、上記説明では、1つの金型組9が、金型組搬入ゾーン55、金型組加熱ゾーン21、金型組待機ゾーン23、金型組冷却ゾーン25、金型組搬出ゾーン57の順に移送されて、加熱されプレスされ冷却されているが、実際には、金型組9が連続して枚葉で移送されることで、ガラス成形品11を効率良く成形している。
たとえば、1つ目の金型組9が、金型組加熱ゾーン21に移送されてきたときに、金型組搬入ゾーン55の金型載置材59が上昇して、2つ目の金型組9が図3(a)で示すように、金型載置材59に載置されるようになっている。
ガラス成形装置1によれば、金型組加熱・冷却室17と真空成形室19とを備えて構成されており、金型組加熱・冷却室17には、金型組9を加熱する金型組加熱ゾーン21と、プレス前後の金型組9を待機させる金型組待機ゾーン23と、プレスがされた金型組9を冷却する金型組冷却ゾーン25とが内部に設けられており、真空成形室19では、金型組待機ゾーン23で待機している金型組9を真空環境内でプレスするようになっているので、金型10の酸化を防ぎつつガラス素材7を加熱するときに加熱ムラを無くして均一に加熱することができるとともに、ガラス素材7をプレスするときに不活性ガスが混入すること等による成形不良が発生することを防止することができる。
また、ガラス成形装置1によれば、従来移動金型式(特許文献1参照)では不可能であった真空成形が可能になり、フライアイレンズの成形やナノ構造の転写等の複雑な形状のガラス成形品を成形することができる。
また、ガラス成形装置1によれば、金型組加熱・冷却室17内で、金型組加熱ゾーン21と金型組待機ゾーン23と金型組冷却ゾーン25とが隣接してこの順にならんでおり、真空成形室19が、金型組加熱・冷却室17の外部で、金型組加熱ゾーン21と金型組待機ゾーン23と金型組冷却ゾーン25とがならんでいる方向(たとえば水平方向)とは異なる方向(たとえば直交する方向)で金型組待機ゾーン23から離れているので、真空成形室19を形成しやすくなっている。
すなわち、金型組加熱・冷却室17と真空成形室19とを仕切る1つの仕切り部材27(金型載置材31)を移動させるだけで、真空成形室19と金型組加熱・冷却室17とをお互いにつなげまた真空成形室19と金型組加熱・冷却室17とお互いに遮断することでき、装置の構成が簡素化されている。
また、ガラス成形装置1によれば、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31が上昇して第1の貫通孔41を塞ぐことで(金型組載置材31の昇降機構によって)、真空成形室19が金型組加熱・冷却室17から遮断されるように構成されているので、真空成形室19を一層容易に形成することができる。
また、ガラス成形装置1によれば、第1の貫通孔41を囲む環状のメタルシール47を用いて真空成形室19が形成されように構成されているので、金型組9の加熱による温度上昇があっても真空成形室19へ不活性ガスが漏れ出すことを確実に防止することができる。
また、ガラス成形装置1によれば、真空成形室19内に設けられている金型組プレス材53と金型組待機ゾーン23の金型組載置材31とを用いて金型組9を挟み込むことで、金型組9のプレスがなされるように構成されているので、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31が、真空成形室19を形成する機能と金型組9をプレスする機能を兼用している。これにより、金型組9をプレスする構成を別途設ける必要がなく、装置の構成が簡素化されている。
また、ガラス成形装置1によれば、金型組加熱・冷却室19に金型組9を搬入し金型組加熱・冷却室17から金型組9を搬出するために、インポートブロック室63とアウトポートブロック室71とが設けられているので、金型組9を金型組加熱・冷却室17に出し入れする際に、大気中の酸素等が金型組加熱・冷却室17内に入り込むことを容易に防ぐことができ、金型10の酸化を確実に防止することができる。
なお、ガラス成形装置1において、配管とバルブとを介して真空成形室19を窒素ガス供給ユニット87につなげ、金型組9のプレスが終わった図5(b)で示す状態で、真空成形室19を窒素ガスで満たし、この後、金型組待機ゾーン23の金型組載置材31を下降し、図6(a)で示す状態にしてもよい。
また、アウトポートブロック室71をインポートブロック室67と同様に、配管とバルブとを介して真空ポンプにつなげてもよい。そして、図8(a)で示す状態から金型組9を搬出し、この搬出後に、アウトポートブロック室71の筐体73を回動して、アウトポートブロック室71を再び形成し、この形成後、アウトポートブロック室71内を真空引きしてから、アウトポートブロック室71内を不活性ガスで満たし、この後、金型組搬出ゾーン57の金型組載置材67を下降するようにしてもよい。
また、上記説明では、各ゾーン55,21,23,25,57間に搬送装置(搬送ユニット)を配置してあるが、1つの搬送装置が複数の搬送装置を兼用してもよい。
また、上記説明では、各ゾーン55,21,23,25,57が1つづつ設けられているが、各ゾーン工程の時間配分により、各ゾーン55,21,23,25,57の数を適宜変えてもよい。たとえば、金型組加熱ゾーン21を2つ、金型組待機ゾーンを1つ、金型組冷却ゾーンを3つにしてもよい。
1 ガラス成形装置
3 上金型
5 下金型
7 ガラス素材
9 金型組
11 ガラス成形品
17 金型組加熱・冷却室
19 真空成形室
21 金型組加熱ゾーン
23 金型組待機ゾーン
25 金型組冷却ゾーン
31 金型組待機ゾーンの金型組載置材
33 金型組加熱・冷却室の筐体
41 第1の貫通孔
43 真空成形室の構成する筐体
47 メタルシール
53 金型組プレス材
59 金型組搬入ゾーンの金型組載置材
61 第2の貫通孔
63 インポートブロック室
65 インポートブロック室の筐体
67 金型組搬出ゾーンの金型組載置材
69 第3の貫通孔
71 アウトポートブロック室
73 アウトポートブロック室の筐体

Claims (5)

  1. 上金型と下金型との間にガラス素材を設置してある金型組をプレスすることによって前記ガラス素材を成形するガラス成形装置において、
    前記金型組を加熱する金型組加熱ゾーンと、この金型組加熱ゾーンに隣接し前記加熱がされた金型組を前記プレス前に待機させまた前記プレスがされた金型組を待機させる金型組待機ゾーンと、この金型組待機ゾーンに隣接し前記プレスがされた金型組を冷却する金型組冷却ゾーンとが内部に設けられている金型組加熱・冷却室と、
    前記金型組待機ゾーンに隣接して設けられ、前記金型組待機ゾーンで待機している金型組の前記プレスを真空環境内でするための真空成形室と、
    を有し、前記真空成形室の体積は、前記金型組加熱・冷却室の体積に比べて小さくなっており、
    前記真空成形室と前記金型組加熱・冷却室とがお互いにつながっているときには、前記金型組加熱・冷却室内と前記真空成形室内とが、不活性ガスで満たされるように構成されており、
    前記プレスをするときには、前記加熱された金型組を前記金型組待機ゾーンから前記真空成形室内に移動させ、前記真空成形室を前記金型組加熱・冷却室から遮断し真空環境にするように構成されていることを特徴とするガラス成形装置。
  2. 請求項1に記載のガラス成形装置において、
    前記金型組待機ゾーンは、金型組載置材の上に前記金型組を載置することで待機させるように構成されており、
    前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体の、前記金型組待機ゾーン上方には、前記金型組が通過可能な第1の貫通孔が設けられており、
    前記真空成形室を構成する筐体は、前記第1の貫通孔を介して前記真空成形室が前記金型組加熱・冷却室につながるように、前記金型組加熱・冷却室の筐体の上側に設けられており、
    前記真空成形室は、前記金型組待機ゾーンの金型組載置材が上昇し前記第1の貫通孔を塞ぐことで、前記金型組加熱・冷却室から遮断されるように構成されていることを特徴とするガラス成形装置。
  3. 請求項2に記載のガラス成形装置において、
    前記真空成形室は、前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体と前記金型組待機ゾーンの金型組載置材との間に位置して、前記第1の貫通孔を囲む環状のメタルシールを用いて生成されようになっていることを特徴とするガラス成形装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載のガラス成形装置において、
    前記真空成形室内には、上下方向で移動自在な金型組プレス材が設けられており、この金型組プレス材と前記金型組待機ゾーンの金型組載置材とを用いて前記金型組を挟み込むことで、前記金型組のプレスがなされるように構成されていることを特徴とするガラス成形装置。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載のガラス成形装置において、
    前記金型組加熱・冷却室の内部には、金型組搬入ゾーンと金型組搬出ゾーンとが設けられており、
    前記金型組搬入ゾーンは、前記金型組加熱ゾーンに隣接して設けられ前記金型加熱・冷却室の内部で上下方向に移動位置決め自在であり前記金型組加熱ゾーンで加熱する前の金型組が載置される金型組載置材を備えて構成されており、
    前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体の、前記金型組搬入ゾーンの金型組載置材の上方には、前記金型組が通過可能な第2の貫通孔が設けられており、
    前記金型組加熱・冷却室の上方には、インポートブロック室が設けられており、前記インポートブロック室を構成する筐体は、前記第2の貫通孔を介して前記インポートブロック室が前記金型組加熱・冷却室につながるように、前記金型組加熱・冷却室の筐体の上側に設けられており、
    前記インポートブロック室は、前記金型組搬入ゾーンの金型組載置材が上昇して前記第2の貫通孔を塞ぐことで、前記金型組加熱・冷却室から遮断されるように構成されており、
    前記インポートブロック室は、前記インポートブロック室内に前記金型組を搬入するために、前記インポートブロック室の外部と通じまた外部から遮断されるように構成されており、
    前記金型組搬出ゾーンは、前記金型組冷却ゾーンに隣接して設けられ前記金型加熱・冷却室の内部で上下方向に移動位置決め自在であり前記金型組冷却ゾーンで冷却された金型組が載置される金型組載置材とを備えて構成されており、
    前記金型組加熱・冷却室を構成する筐体の、前記金型組搬出ゾーンの金型組載置材の上方には、前記金型組が通過可能な第3の貫通孔が設けられており、
    前記金型組加熱・冷却室の上方には、アウトポートブロック室が設けられており、前記アウトポートブロック室を構成する筐体は、前記第3の貫通孔を介して前記アウトポートブロック室が前記金型組加熱・冷却室につながるように、前記金型組加熱・冷却室の筐体の上側に設けられており、
    前記アウトポートブロック室は、前記金型組搬出ゾーンの金型組載置材が上昇して前記第3の貫通孔を塞ぐことで、前記金型組加熱・冷却室から遮断されるように構成されており、
    前記アウトポートブロック室は、前記アウトポートブロック室外に前記金型組を搬出するために、前記アウトポートブロック室の外部と通じまた外部から遮断されるように構成されていることを特徴とするガラス成形装置。
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