JP6105250B2 - コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 - Google Patents
コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6105250B2 JP6105250B2 JP2012228800A JP2012228800A JP6105250B2 JP 6105250 B2 JP6105250 B2 JP 6105250B2 JP 2012228800 A JP2012228800 A JP 2012228800A JP 2012228800 A JP2012228800 A JP 2012228800A JP 6105250 B2 JP6105250 B2 JP 6105250B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control channel
- channel
- wireless communication
- primary user
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000006854 communication Effects 0.000 title claims description 280
- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims description 279
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 77
- 230000001149 cognitive effect Effects 0.000 title claims description 29
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 claims description 4
- 238000004590 computer program Methods 0.000 claims description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 47
- 230000008569 process Effects 0.000 description 39
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 27
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 7
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 5
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
本発明の実施形態にかかるシステムは、周波数利用に関する免許を有するユーザ(プライマリーユーザ)に割り当てられた周波数のうち、プライマリーユーザによって使用されていない周波数を利用して通信を行うコグニティブ無線通信システムである。なお、プライマリーユーザに割り当てられているが実際には利用されていない周波数のことをホワイトスペースという。本実施形態では、このようなホワイトスペースを用いて通信を行うことで、周波数の利用効率を向上させる。
御チャネル上では車両の位置や移動に関する情報を交換して、空間的に近い場所に位置する車両の状況を把握するために用いられる。
第2の制御チャネル上では、各車両が利用可能な周波数に関する情報を交換して、データチャネルの確立のために用いられる。第2の制御チャネルは、利用可能な周波数の中から選択される。
ネルであっても良い。本実施形態においては、データチャネルの確立方法やデータチャネル上で送信されるデータ内容については特に規定しない。
図3は、本無線システムを構成する車載無線通信装置の構成図である。本実施形態においては、車載無線通信装置は、センシング用無線機301、ゾーン制御チャネル用無線機302、車群制御チャネル用無線機303、データチャネル用無線機304の4つの無線インタフェースと、制御用コンピュータ310、入出力装置311、GPS装置312、および車両センサ313を有する。
成部406を含む。ゾーン制御チャネル通信部404は、ゾーン制御チャネル用無線機302を介した通信により、ゾーン制御チャネル上での通信を行う。ゾーン制御チャネルメッセージ生成部405は、ゾーン制御チャネル上で定期的に送信されるメッセージ(ZACCメッセージ)を生成する。ZACCメッセージには、車両の識別子(ID)、現在位置、走行速度、走行方向、送信時刻などの情報が含まれる。プライマリーユーザ検知メッセージ生成部406は、車群制御チャネル、ゾーン制御チャネル、またはデータチャネルのいずれかにおいてプライマリーユーザの通信が検知された場合に送信されるメッセージを生成する。プライマリーユーザ検知メッセージには、車両の識別子(ID)、プライマリーユーザが検知されたチャネル、送信時刻などの情報が含まれる。
群制御チャネルを介して送信するSACCメッセージに基づいて取得可能である。
A−1.概要
ここでは、ゾーン制御チャネルについて説明する。ゾーン制御チャネルは、地表を仮想的にゾーンに分割し、それぞれのゾーンにおいて共通して用いられる制御チャネルである。各ゾーン内に位置する車両は、ゾーン制御チャネルを介して通信可能である。ゾーン制御チャネルは、ゾーン内に位置する車両の位置や移動情報を取得し、車群制御チャネルを確立するために用いられる。
る各ゾーンの中心位置を求めることができる。車両が所属するゾーンの番号は、車両の現在位置から中心位置が最も近いゾーンの番号として求めることができる。なお、車両の所属ゾーンの判定方法はここで説明した以外の方法でも可能であり、例えば、互いに60度で交わる座標軸を用いてこの座標系での不等式を用いた領域判定を行うことによってもゾーン番号を取得可能である。
次に、車両がゾーン制御チャネルを確立する処理について、図8A、図8Bを参照して説明する。ステップS801〜S805は、車両が所属するゾーン番号を取得する処理である。まず、ゾーン情報取得部402が、例えば配信センタから無線通信により、図7に示すようなゾーン情報を受信する(S801)。また、位置情報取得部417が、GPS装置312から自車両の位置情報を取得する(S803)。ゾーン制御チャネル確立部401は、自車の位置と最も近いゾーンの中心位置を算出することによって、自車両が所属するゾーン番号を取得する(S805)。このようにして、車両は自らが所属するゾーン番号を取得することができる。
ず、ゾーン制御チャネル選択部403は、センシング対象のチャネルを決定する(S817)。ここでは、ステップS807のソート結果にしたがって、プライマリーユーザの利用率が低いチャネルから順番にセンシング対象のチャネルとして決定する。そして、このチャネルを対象として、プライマリーユーザによる通信が行われているか否かの判定を行う狭帯域センシングを実施する(S819)。プライマリーユーザによる通信が検知された場合には(S821−YES)、そのチャネルはゾーン制御チャネルとしては利用できないので、ステップS817へ戻り次のZACC候補を対象として狭帯域センシングを実施する。ZACC候補上でプライマリーユーザによる通信が検知されない場合(S821−NO)には、ゾーン制御チャネル選択部403は、このチャネルをゾーン制御チャネルとして選択する(S823)。プライマリーユーザの利用率が低いチャネルから順にセンシングをしているので、利用可能なチャネルが素早く見つかる上に、見つかったチャネルを長期間利用できる(プライマリーユーザの通信が行われない)ことが期待できる。
ゾーン制御チャネルが確立した後の処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理はゾーン制御チャネルの確立後に定期的に実行される。まず、自車両の位置情報を、位置情報取得部417を介してGPS装置312から取得する(S901)。そして、ゾーン情報に基づいて自車両が所属するゾーン番号を取得する(S903)。現在所属するゾーンのゾーン番号が変更されている場合(S905−YES)には、ゾーンをまたぐ移動があったことを意味し、それまで使っていたゾーン制御チャネルを利用することは適当でなくなる。そこで、図8A,図8Bに示すゾーン制御チャネル確立処理を再実行して、新しいゾーンでのゾーン制御チャネルを確立する。
次に、ゾーン制御チャネル上で送信されるメッセージについて説明する。ゾーン制御チャネルメッセージは、ゾーン制御チャネル上で、各車両が定期的に送信するメッセージである。各ゾーンには多数の車両が存在できるように、ゾーン制御チャネルメッセージのデータ量はできるだけ少なくし、かつ、送信間隔も比較的長くする。送信間隔は、例えば数秒から1分程度とするが、これより長くても短くても構わない。
から得られる移動方向の履歴から緯度経度で表される方向として取得しても良いし、さらに地図情報を考慮してどの道路をどちら方向に移動しているか(例えば、道路Lを交差点N1から交差点N2へ向かう方向)という情報として取得しても良い。送信時刻は、ゾーン制御チャネルメッセージを送信する際に時刻である。
プライマリーユーザ出現報告メッセージは、車両が利用しているチャネルにプライマリーユーザが出現したときに送信されるメッセージである。ゾーン制御チャネル、車群制御チャネル、およびデータチャネルのいずれにおいてプライマリーユーザが出現した場合にも、送信されるメッセージのフォーマットは図10(B)に示すように同一であって良い。プライマリーユーザ出現報告メッセージには、送信車両のID、プライマリーユーザが出現したチャネルおよび送信時刻が含まれる。なお、ゾーン制御チャネル上では、基本的に車群制御チャネル上にプライマリーユーザが出現した場合(図2の状態204から状態203の遷移)に、プライマリーユーザ出現報告メッセージを送信する。ただし、ゾーン制御チャネル上にプライマリーユーザが出現した場合も、その旨をゾーン制御チャネル上で通知するようにしても良い。この通知は行わなくても構わないが、必ずしもゾーン内の全てにおいてプライマリーユーザによる通信を受信するとは限らないので、ゾーン内の全車両が同時にゾーン制御チャネルを変更できるようにするために行っている。
B−1.概要
次に、車群制御チャネルについて説明する。車群制御チャネルは、同一ゾーン内に位置する車両から構成される車群内で共通して用いられる制御チャネルである。車群は後述するように類似する移動度を有する車両から構成されるので、車群制御チャネルは比較的安定であり、車群内の車両は車群制御チャネルを介して長期間通信可能である。車群制御チャネルでは、各車両が利用可能なチャネルについての情報を通知し、それにより車群内でのデータチャネルの確立を容易にする。
ステップS1101の車群形成ノード(車群のメンバとなるノード。グループノードとも称する。)の決定について、さらに説明する。簡単に説明すれば、自車両との位置の差、移動方向の差、および移動速度の差がそれぞれ所定の閾値以内の車両、すなわち、自車両と近い位置に存在し、移動方向および移動速度も類似する車両を対象として選択する。
法は任意であって構わず、また、宛先ノードの数は1つでも複数でも構わない。例えば、自車両から所定の距離範囲以内に位置する車両を宛先ノードとして決定することが考えられる。また、自車両の後方であって所定の距離範囲以内に位置する車両を宛先ノードとして決定することが考えられる。これら以外にも、特定の条件を満たすノードを宛先ノードとして決定することができる。また、ユーザから指定されたノードを宛先ノードとして決定することもできる。
車群制御チャネル候補の決定処理(図11のフローチャートのステップS1103)の詳細について、図14のフローチャートを参照して説明する。車群制御チャネル候補決定部409は、まず、車群形成範囲の大きさから無線通信において必要な到達距離を算出する(S1401)。必要な到達距離は、車群形成範囲の始点と終点の間でシングルホップ通信を行うために必要な到達距離とする。
に、必要到達距離L0から定まる周波数fL0と、必要通信レートR0から定まる周波数fR0が、fR0<fL0を満たす場合は、上記2つの条件を満たすチャネルが存在する(S1405−YES)。しかしながら、fR0>fL0となる場合には、上記2つの条件を満たすチャネルが存在しない(S1405−NO)ので、車群形成条件を変更して(S1407)、車群形成を再度実行する。車群形成条件の変更とは、例えば、車群形成範囲をより狭くする変更であったり、車群を形成する車両台数をより少なくする変更である。
次に、図16を参照して、車群制御チャネルを形成して車群を形成する処理について説明する。まず、リーダ車両の車群制御チャネル確立部407は、ゾーン制御チャネル上で、車群形成要求パケットを生成して、ゾーン制御チャネル上で送信する(S1601)。車群形成要求パケットは、車群形成要求生成部410により生成される。車群形成要求パケットは、図10(C)に示すように、送信車両の識別子(ID)、車群形成ノード(複数)の識別子、車群制御チャネル候補、送信時刻を含む。車群形成ノードは、車群形成ノードの決定処理(上記B−2および図12)によって決定された車両である。車群形成ノードは、1つのみの場合もあるし複数の場合もある。車群形成ノードが複数の場合は、1つの車群形成要求パケットに複数の車両の識別子が列挙される。車群制御チャネル候補は、車群制御チャネル候補決定処理(上記B−3および図14)によって決定されたチャネルである。
車群制御チャネルが確立した後の処理について、図17のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は車群制御チャネルの確立後に定期的に実行される。まず、タイムアウト時間内に車群制御チャネル上で車群制御チャネルメッセージを他車両から受信できるか判定する(S1701)。タイムアウト時間は、例えば車群制御チャネルメッセージの送信間隔よりも長い時間とする。タイムアウト期間を経過しても、他の車両から車群制御チャネルメッセージを受信できない場合(S1701−NO)は、車群間での通信が不可能になり車群が解消されたことを意味する。したがって、必要に応じて車群制御チャネルを確立する処理に移行する。
次に、車群制御チャネル上で送信されるメッセージについて説明する。車群制御チャネルメッセージは、車群制御チャネル上で、車群を形成する車両が定期的に送信するメッセージである。
車群制御チャネル上で送信されるプライマリーユーザ出現報告メッセージは、データチャネルまたはゾーン制御チャネルにプライマリーユーザが出現したときに送信されるメッセージである。プライマリーユーザ出現報告メッセージには、図18(B)に示すように、送信車両のID、プライマリーユーザが出現したチャネルおよび送信時刻が含まれる。なお、車群制御チャネル上では、基本的にデータチャネル上にプライマリーユーザが出現した場合に、プライマリーユーザ出現報告メッセージを送信する。ただし、ゾーン制御チャネルにプライマリーユーザが出現したことを通知するために、車群制御チャネル上でプライマリーユーザ出現報告メッセージを送信しても良い。
データチャネルは、車群間でのデータ通信を行うために用いられるチャネルである。車群内での車両間の通信は、シングルホップ通信であっても良いし、マルチホップ通信であっても良い。マルチホップ通信を行う場合には、ホップごとにデータチャネルは異なっていて構わない。したがって、隣接する車両間で異なるデータチャネルを確立しても良い。また、隣接する車両間で用いるデータチャネルは1つのチャネルであっても良いし、複数のチャネルであっても良い。車群制御チャネルを介して、車群内の各車両が利用可能なチャネルについての情報は通知されているので、隣接する車両が利用可能なチャネルをデータチャネルとして選択すれば良い。なお、利用可能であること以外に、データ通信に必要な到達距離および通信レートを満たすチャネルを選択することが必要である。
することができる。
本実施形態によれば、プライマリーユーザに割り当てられているが実際には利用されていないチャネルを検知して、そのチャネルを使って無線通信を行うことができる。特に、制御チャネルを2階層型とすることにより、まず、ゾーン制御チャネルを介した情報交換により、各車両の位置や移動度に関する情報を交換可能である。これにより、車両のように高い移動度を有する場合であっても、位置関係などを把握できる。また、ゾーン制御チャネル上で交換される情報に基づいて、車群を形成して、車群制御チャネルを確立することが容易となる。
上記の実施形態の説明では、車両に搭載された無線通信装置により構成されるコグニティブ無線システムを例に挙げた。しかしながら、本発明は、車載の無線通信装置以外の任意の移動可能な無線通信装置によって構成することができる。移動可能な無線通信装置とは、車両や飛行機、船舶などに備え付けられた無線通信装置や、車両や飛行機、船舶などに持ち込まれそれらの移動に伴って移動する無線通信装置や、人間が持ち運び可能な無線通信装置などが該当する。
302 ゾーン制御チャネル用無線機
303 車群制御チャネル用無線機
304 データチャネル用無線機
310 制御用コンピュータ
Claims (17)
- 利用可能なチャネルを用いて無線通信装置間で無線通信を行うコグニティブ無線システムにおける無線通信方法であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、無線通信装置間で送受信するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択するステップと、
第2の制御チャネルを選択するステップと、
前記グループノードの間で、前記第2の制御チャネルを確立するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して、前記グループノードのそれぞれが利用可能なチャネルを、グループノード間で送受信するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノード間でデータチャネルを確立するステップと、
前記第2の制御チャネル上で、プライマリーユーザによる通信を検知するステップと、
前記第2の制御チャネル上でプライマリーユーザによる通信が検知された場合に、前記第1の制御チャネルを介して、その旨の通知を行うステップと、
前記通知に応答して、前記グループノード間で第2の制御チャネルを再確立するステップと、
を含む、コグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信装置間で無線通信を行うコグニティブ無線システムにおける無線通信方法であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、無線通信装置間で送受信するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択するステップと、
第2の制御チャネルを選択するステップと、
前記グループノードの間で、前記第2の制御チャネルを確立するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して、前記グループノードのそれぞれが利用可能なチャネルを、グループノード間で送受信するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノード間でデータチャネルを確立するステップと、
前記第1の制御チャネル上で、プライマリーユーザによる通信を検知するステップと、
前記第1の制御チャネル上でプライマリーユーザによる通信が検知された場合に、前記第1の制御チャネルを介して、その旨の通知を行うステップと、
前記通知に応答して、前記無線通信装置間で第1の制御チャネルを再確立するステップと、
を含む、コグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信装置間で無線通信を行うコグニティブ無線システムにおける無線通信方法であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、無線通信装置間で送受信するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択するステップと、
第2の制御チャネルを選択するステップと、
前記グループノードの間で、前記第2の制御チャネルを確立するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して、前記グループノードのそれぞれが利用可能なチャネルを、グループノード間で送受信するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノード間でデータチャネルを確立するステップと、
を含み、
前記第1の制御チャネルを確立するステップは、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルを取得するステップと、
前記複数のチャネルの中に、すでに第1の制御チャネルとして利用されているチャネルが存在するか判定するステップと、
前記複数のチャネルの中に第1の制御チャネルとして利用されているチャネルが存在しない場合には、前記複数のチャネルの中からプライマリーユーザが利用していないチャネルを第1の制御チャネルとして選択するステップと、
を含む、
コグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 前記複数のチャネルの中からプライマリーユーザが利用していないチャネルを選択する際に、プライマリーユーザの利用率が低いチャネルから順に、プライマリーユーザが利用しているか否か判定を行う、
請求項3に記載のコグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信装置間で無線通信を行うコグニティブ無線システムにおける無線通信方法であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、
無線通信装置間で送受信するステップと、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択するステップと、
第2の制御チャネルを選択するステップと、
前記グループノードの間で、前記第2の制御チャネルを確立するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して、前記グループノードのそれぞれが利用可能なチャネルを、グループノード間で送受信するステップと、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノード間でデータチャネルを確立するステップと、
を含み、
前記第2の制御チャネルを選択するステップは、
前記グループノード間の通信において要求される通信距離および通信速度に基づいて、第2の制御チャネルの範囲を選択するステップと、
前記第2の制御チャネルの範囲の中から、プライマリーユーザが利用していないチャネルを第2の制御チャネルとして選択するステップと、
を含み、
前記第2の制御チャネルを選択する際に、時刻を入力として複数のチャネルを出力とするハッシュ関数と、現在時刻とを用いて、前記通信距離および通信速度に基づいて選択された第2の制御チャネルの範囲をさらに絞り込む、
コグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 前記第2の制御チャネルの範囲の中から第2の制御チャネルを選択する際に、プライマリーユーザの利用率が低いチャネルから順に、プライマリーユーザが利用しているか否か判定を行う、
請求項5に記載のコグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 前記データチャネル上で、プライマリーユーザによる通信を検知するステップと、
前記データチャネル上でプライマリーユーザによる通信が検知された場合に、前記第2の制御チャネルを介して、その旨の通知を行うステップと、
前記通知に応答して、前記グループノード間でデータチャネルを再確立するステップと、
をさらに含む、請求項1〜6のいずれかに記載のコグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 前記グループノードを選択するステップでは、位置の差、移動方向の差、および移動速度の差が、それぞれ所定の閾値以内の無線通信装置を、グループノードとして選択する、
請求項1〜7のいずれかに記載のコグニティブ無線システムにおける無線通信方法。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信を行う無線通信装置であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立する第1制御チャネル確立手段と、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、他の無線通信装置との間で送受信する第1通信手段と、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択し、第2の制御チャネルを選択し、前記グループノードとの間で、前記第2の制御チャネルを確立する第2制御チャネル確立手段と、
前記第2の制御チャネルを介して、利用可能なチャネルを他のグループノードとの間で送受信する第2通信手段と、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノードとの間でデータチャネルを確立するデータチャネル確立手段と、
前記データチャネルを介して前記グループノードとの間で通信を行う、第3通信手段と、
プライマリーユーザによる通信を検出する検知手段と、
を備え、
前記第2の制御チャネル上で、プライマリーユーザによる通信を前記検知手段が検知した場合は、
前記第1通信手段が、前記第1の制御チャネルを介してその旨を他のグループノードに通知し、
前記第2制御チャネル確立手段が、前記グループノードとの間で第2の制御チャネルを再確立する、
無線通信装置。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信を行う無線通信装置であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立する第1制御チャネル確立手段と、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、他の無線通信装置との間で送受信する第1通信手段と、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択し、第2の制御チャネルを選択し、前記グループノードとの間で、前記第2の制御チャネルを確立する第2制御チャネル確立手段と、
前記第2の制御チャネルを介して、利用可能なチャネルを他のグループノードとの間で送受信する第2通信手段と、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノードとの間でデータチャネルを確立するデータチャネル確立手段と、
前記データチャネルを介して前記グループノードとの間で通信を行う、第3通信手段と、
プライマリーユーザによる通信を検出する検知手段と、
を備え、
前記第1の制御チャネル上で、プライマリーユーザによる通信を前記検知手段が検知した場合は、
前記第1通信手段が、前記第1の制御チャネルを介してその旨を他の無線通信装置に通知し、
前記第1制御チャネル確立手段が、他の無線通信装置との間で第1の制御チャネルを再確立する、
無線通信装置。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信を行う無線通信装置であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立する第1制御チャネル確立手段と、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、他の無線通信装置との間で送受信する第1通信手段と、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択し、第2の制御チャネルを選択し、前記グループノードとの間で、前記第2の制御チャネルを確立する第2制御チャネル確立手段と、
前記第2の制御チャネルを介して、利用可能なチャネルを他のグループノードとの間で送受信する第2通信手段と、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノードとの間でデータチャネルを確立するデータチャネル確立手段と、
前記データチャネルを介して前記グループノードとの間で通信を行う、第3通信手段と、
を備え、
前記第1制御チャネル確立手段は、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルを取得し、
前記複数のチャネルの中に、すでに第1の制御チャネルとして利用されているチャネルが存在するか判定し、
前記複数のチャネルの中に第1の制御チャネルとして利用されているチャネルが存在しない場合には、前記複数のチャネルの中からプライマリーユーザが利用していないチャネルを第1の制御チャネルとして選択する、
無線通信装置。 - 前記第1制御チャネル確立手段は、前記複数のチャネルの中からプライマリーユーザが利用していないチャネルを選択する際に、プライマリーユーザの利用率が低いチャネルから順に、プライマリーユーザが利用しているか否か判定を行う、
請求項11に記載の無線通信装置。 - 利用可能なチャネルを用いて無線通信を行う無線通信装置であって、
場所ごとにあらかじめ定められた複数のチャネルの中から、利用可能なチャネルを選択して、第1の制御チャネルを確立する第1制御チャネル確立手段と、
前記第1の制御チャネルを介して、無線通信装置の位置、移動方向および移動速度を、他の無線通信装置との間で送受信する第1通信手段と、
前記第1の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、通信グループを形成する無線通信装置であるグループノードを選択し、第2の制御チャネルを選択し、前記グループノードとの間で、前記第2の制御チャネルを確立する第2制御チャネル確立手段と、
前記第2の制御チャネルを介して、利用可能なチャネルを他のグループノードとの間で送受信する第2通信手段と、
前記第2の制御チャネルを介して通知される情報に基づいて、前記グループノードとの間でデータチャネルを確立するデータチャネル確立手段と、
前記データチャネルを介して前記グループノードとの間で通信を行う、第3通信手段と、
を備え、
前記第2制御チャネル確立手段は、
前記グループノード間の通信において要求される通信距離および通信速度に基づいて、第2の制御チャネルの範囲を選択し、
時刻を入力として複数のチャネルを出力とするハッシュ関数と、現在時刻とを用いて、前記通信距離および通信速度に基づいて選択された第2の制御チャネルの範囲をさらに絞り込み、
絞り込まれた前記第2の制御チャネルの範囲の中から、プライマリーユーザが利用していないチャネルを第2の制御チャネルとして選択する、
無線通信装置。 - 前記第2制御チャネル確立手段は、前記第2の制御チャネルの範囲の中から第2の制御チャネルを選択する際に、プライマリーユーザの利用率が低いチャネルから順に、プライマリーユーザが利用しているか否か判定を行う、
請求項13に記載の無線通信装置。 - プライマリーユーザによる通信を検出する検知手段をさらに備え、
前記データチャネル上で、プライマリーユーザによる通信を前記検知手段が検知した場合は、
前記第2通信手段が、前記第2の制御チャネルを介してその旨を他のグループノードに通知し、
前記データチャネル確立手段が、前記グループノードとの間でデータチャネルを再確立する、
請求項9〜14のいずれかに記載の無線通信装置。 - 前記第2制御チャネル確立手段は、位置の差、移動方向の差、および移動速度の差が、それぞれ所定の閾値以内の無線通信装置を、グループノードとして選択する、
請求項9〜15のいずれかに記載の無線通信装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012228800A JP6105250B2 (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012228800A JP6105250B2 (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014082612A JP2014082612A (ja) | 2014-05-08 |
JP6105250B2 true JP6105250B2 (ja) | 2017-03-29 |
Family
ID=50786425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012228800A Expired - Fee Related JP6105250B2 (ja) | 2012-10-16 | 2012-10-16 | コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6105250B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024015725A (ja) * | 2022-07-25 | 2024-02-06 | 三菱重工業株式会社 | 支援装置、支援方法、およびプログラム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4091861B2 (ja) * | 2003-03-10 | 2008-05-28 | アルパイン株式会社 | 車載情報システム |
JP4377628B2 (ja) * | 2003-08-11 | 2009-12-02 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | サーバ |
JP5516070B2 (ja) * | 2010-05-25 | 2014-06-11 | トヨタ自動車株式会社 | 車群管理方法および隊列走行通信システム |
JP2012008957A (ja) * | 2010-06-28 | 2012-01-12 | Navitime Japan Co Ltd | 位置特定システム、サーバ装置、端末装置、位置特定方法、および、プログラム |
JP2012119768A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Toyota Infotechnology Center Co Ltd | コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 |
-
2012
- 2012-10-16 JP JP2012228800A patent/JP6105250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014082612A (ja) | 2014-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Peng et al. | Vehicular communications: A network layer perspective | |
JP6849116B2 (ja) | 通信装置、通信方法及びコンピュータプログラム | |
KR102241296B1 (ko) | 자율주행시스템에서 mec 서버를 통한 데이터 공유 방법 및 이를 위한 장치 | |
Silva et al. | A survey on infrastructure‐based vehicular networks | |
US9942879B2 (en) | Method and apparatus for avoiding resource collision in mobile communication system | |
JP5542618B2 (ja) | 車両環境に関連するメッセージをブロードキャストするための方法 | |
KR102645298B1 (ko) | 자율주행시스템에서 차량간 p2p 방식을 활용한 데이터 처리방법 및 이를 위한 장치 | |
KR20190096873A (ko) | 자율주행시스템에서 차량과 서버의 연결 설정방법 및 이를 위한 장치 | |
JP5788602B2 (ja) | ピアツーピアネットワークにおけるwan支援競合検出および解消のための方法および装置 | |
WO2018055813A1 (en) | Methods and system for device-to-device communication technical field | |
KR101736877B1 (ko) | 기반구조가 없는 네트워크에서 사용자 단말기의 디투디 아이디 할당 장치 및 그 방법 | |
CN108347772A (zh) | 资源分配方法及装置 | |
JP6331947B2 (ja) | 無線通信装置および通信方法 | |
Chour et al. | VANET aided D2D discovery: Delay analysis and performance | |
EP3869842B1 (en) | Internet of vehicles communication method, distribution module, central server, and regional server | |
CN107710845A (zh) | 无线资源调度的方法、装置和系统 | |
JP2015171018A (ja) | 無線通信方法、車載無線通信装置、およびプログラム | |
WO2017167295A1 (zh) | 资源配置方法、装置及系统、ue和基站 | |
CN109961657B (zh) | 一种无人机调配方法、无人机及控制台 | |
CN109803243A (zh) | Pc5载频选择方法、装置、设备和基站 | |
CN103248640A (zh) | 车辆自组织网络中的数据及资源映射表发送方法和装置 | |
US10079891B2 (en) | Clusterhead device that functions as a gateway between vehicular ad-hoc network and cellular network | |
US20170359696A1 (en) | Communication method | |
US10836762B2 (en) | Network-centric sensor coverage management | |
JP6105250B2 (ja) | コグニティブ無線システムにおける無線通信方法および無線通信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20150623 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150623 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150813 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160613 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170302 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6105250 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |