JP6199922B2 - 化学的な安定性が向上したイルベサルタン含有錠剤 - Google Patents
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Description
イルベサルタンは綿毛状の物質であり、相対的に実質重量が少なく、密度も非常に小さい。これらの特性は、小さい錠剤の中に多量の薬物を含有せしめ、かつ量の一定性、硬度その他の望ましい錠剤特性を持たせることを困難にしている。またイルベサルタンは望ましくない流動特性を有し、高速での打錠時に粉末の流動性不良や杵や臼の表面への付着を引き起こし、錠剤重量の均一性の保証を困難にしている。
特許文献1では、実施例として、イルベサルタンと、約1〜5w/w%のクロスカルメロースナトリウム(崩壊剤)を含む錠剤に関する技術が開示されている。特許文献2では、実施例として、70w/w%超のイルベサルタンと、約3〜4w/w%のクロスカルメロースナトリウム(崩壊剤)を含んで成る錠剤に関する技術が開示されている。特許文献3では、実施例として、イルベサルタンと、約25〜50w/w%のD−マンニトール及び約4〜5w/w%のクロスカルメロースナトリウム又はクロスポピドン(崩壊剤)を含む錠剤に関する技術が開示されている。特許文献4では、実施例として、イルベサルタンと、約19〜32w/w%のD−マンニトール及び約4.5w/w%のクロスポピドン(崩壊剤)を含む錠剤に関する技術が開示されている。特許文献5では、実施例として、イルベサルタンと、約2.5w/w%のクロスカルメロースナトリウム(崩壊剤)を含む錠剤に関する技術が開示されている。これらの先行技術文献に記載された発明は、イルベサルタンの溶出性の改善や苦味の改善等の効果をもったイルベサルタンを含有する錠剤を製造することを目的としたものである。
本発明者はこれらの先行技術に対して、過酷な保存条件時のイルベサルタンの化学的な安定性を改善する技術の開発を目指した。
(1)素錠部分における崩壊剤の含量が素錠の全重量に対して4.5〜15.0重量%であり、崩壊剤がトウモロコシ澱粉、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドンから選ばれる、イルベサルタンを含有するフィルムコーティング錠剤。
(2)素錠部分における崩壊剤の含量が素錠の全重量に対して6.0〜12.0重量%である、前記(1)に記載のフィルムコーティング錠剤。
(3)素錠部分におけるイルベサルタンの含量が素錠の全重量に対して35.0〜65.0重量%である、前記(1)又は(2)に記載のフィルムコーティング錠剤。
(4)崩壊剤がカルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドンから選ばれる、前記(1)〜(3)のいずれかに記載のフィルムコーティング錠剤。
(5)崩壊剤がクロスカルメロースナトリウムである、前記(1)〜(3)のいずれかに記載のフィルムコーティング錠剤。
(6)素錠の全重量に対して2.5〜5.0重量%の崩壊剤及びイルベサルタンを含む顆粒を、素錠の全重量に対して2.5〜5.0重量%の崩壊剤と混合後に打錠して素錠を製造する工程を介する、前記(1)〜(5)のいずれかに記載のフィルムコーティング錠剤を製造する方法。
本発明の錠剤の製造に使用されるイルベサルタンの平均粒子径(d50)は1.0〜15.0μmが好ましく、より好ましくは7.0〜12.0μmである。イルベサルタンは、必要に応じて適宜乾式又は湿式粉砕を行い、任意の粒子径に調整することも可能である。イルベサルタンは素錠(フィルムコーティング層で覆われていない錠剤を指す)部分にのみ含有され、素錠全重量に対して好ましくは35.0〜65.0重量%の範囲で含有され、より好ましくは45.0〜55.0重量%の範囲で含有される。
本発明の錠剤に係る素錠の製造に用いられる、医薬的に許容可能な添加剤としては、通常使用されている賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑択剤、界面活性剤、着色剤等が使用できる。
使用可能な賦形剤は、例えば、乳糖水和物、結晶セルロース、無水乳糖、D−マンニトールから選ばれ、好ましくは乳糖水和物、結晶セルロースから選ばれ、より好ましくは乳糖水和物と結晶セルロースの混合物である。賦形剤は素錠全重量に対して好ましくは25.0〜65.0重量%の範囲で含有され、より好ましくは35.0〜45.0重量%の範囲で含有される。
使用可能な崩壊剤は、例えば、トウモロコシ澱粉、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロース、カルメロースカルシウム、カルメロースナトリウム、カルボキシメチルスターチナトリウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドンから選ばれ、より好ましくはカルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポビドンから選ばれ、最も好ましくはクロスカルメロースナトリウムである。崩壊剤は素錠の全重量に対して好ましくは4.5〜15.0重量%の範囲で含有され、より好ましくは6.0〜12.0重量%の範囲で含有され、さらに好ましくは7.5〜10.0重量%の範囲で含有される。
本発明に係る結合剤は、例えば、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポビドン、および糊化デンプンから選ばれ、好ましくはヒプロメロースである。結合剤は素錠の全重量に対して1.0〜5.0重量%の範囲で含有されることが好ましい。
本発明に係る滑沢剤は、例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリルフマル酸ナトリウムから選ばれ、好ましくはステアリン酸マグネシウムである。滑択剤は素錠の全重量に対して0.5〜3.0重量%の範囲で含有されることが好ましい。
本発明の錠剤に係る素錠の製造方法は、例えば、イルベサルタン、希釈剤および崩壊剤を混合した粉末に結合剤を加えて湿式高速撹拌造粒を行って顆粒を製造する工程を介する。本発明で使用する高速撹拌造粒機は、例えば、バーチカルグラニュレーター(株式会社パウレック)やハイスピードミキサー(アーステクニカ)である。撹拌槽の底部に水平回転をする撹拌羽根を有し、側面には造粒物を解砕するための補助羽根を有する場合がある。混合粉末を撹拌層に仕込み、撹拌羽根を高速で回転させながら結合剤を水に溶解した液を加えて造粒を行う。撹拌羽根の回転速度は毎分50〜500回転である。得られた顆粒は流動層乾燥機又は真空乾燥機によって乾燥され、整粒機によって整粒された後、崩壊剤と滑択剤を混合した後に打錠機によって圧縮成形されて錠剤とされることが好ましい。上記の顆粒は素錠の全重量に対して2.5〜5.0重量%程度の崩壊剤を含むことが好ましい。
本発明の錠剤の形態は、素錠又は素錠がフィルムコーティング層で覆われた形態(フィルムコーティング錠剤)のいずれかであるが、好ましくはフィルムコーティング錠剤である。本発明のフィルムコーティング錠剤は、通常のフィルムコーティング錠剤の製造方法によって製造することが可能であり、例えばイルベサルタンを含む素錠をフィルムコーティング機に仕込み、コーティング剤や遮光剤等の添加剤を水等の溶媒に分散させた溶液を素錠にスプレーして乾燥することによって本発明のフィルムコーティング錠は得られる。
使用可能なコーティング剤は、例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(ヒプロメロース)、カルメロースナトリウム、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー分散液、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、マクロゴールから選ばれ、最も好ましくはヒプロメロースである。コーティング剤はフィルムコーティング層全重量に対して90.0〜99.9重量%の範囲で含有されることが好ましい。
使用可能な遮光剤としては、酸化チタン、タルク、黄色三二酸化鉄、三二酸化鉄等を挙げる事ができ、最も好ましくは酸化チタンである。遮光剤はフィルムコーティング層全重量に対して0.01〜10.0重量%の範囲で含有されることが好ましい。
実施例1の錠剤は、表1に示す成分を用いて、湿式高速撹拌造粒法により調製した。
イルベサルタン100.0g、乳糖水和物64.0g、結晶セルロース20.0g、クロスカルメロースナトリウム5.0gを高速撹拌造粒機(VG−01、パウレック社製)で混合した。別にヒプロメロース4.0gを水66mLに溶解し、これを高速撹拌造粒機内の混合粉末に添加して毎分370回転で5分間撹拌し、湿式造粒を行った。得られた顆粒を流動層乾燥機(MP−01、パウレック社製)で乾燥し、乾燥した顆粒を粉砕・分級装置(コーミル、パウレック社製)に通して整粒した。
得られた整粒末193.0gに、クロスカルメロースナトリウム5.0gとステアリン酸マグネシウム2.0gを加えて混合機で混合した。混合末をロータリー打錠機(VELA5、菊水製作所製)で圧縮成形して重量400.0mgの素錠を得た。
次いで素錠をコーティング機(DRC−200、パウレック社製)に投入し、これに、予めヒプロメロース19.0g、酸化チタン1.0gを精製水180gに加え、均一分散させた液を噴霧し、1錠質量408.0mgになるまでコーティングし、乾燥して1層フィルムコーティング錠を得た。
イルベサルタン100.0g、乳糖水和物59.0g、結晶セルロース20.0g、クロスカルメロースナトリウム7.5gを高速撹拌造粒機(VG−01、パウレック社製)で混合した。別にヒプロメロース4.0gを水76mLに溶解し、これを高速撹拌造粒機内の混合粉末に添加して毎分370回転で5分間撹拌し、湿式造粒を行った。得られた顆粒を流動層乾燥機(MP−01、パウレック社製)で乾燥し、乾燥した顆粒を粉砕・分級装置(コーミル、パウレック社製)に通して整粒した。
得られた整粒末190.5gに、クロスカルメロースナトリウム7.5gとステアリン酸マグネシウム2.0gを加えて混合機で混合した。混合末をロータリー打錠機(VELA5、菊水製作所製)で圧縮成形して重量400.0mgの素錠を得た。
次いで素錠をコーティング機(DRC−200、パウレック社製)に投入し、これに、予めヒプロメロース19.0g、酸化チタン1.0gを精製水180.0gに加え、均一分散させた液を噴霧し、1錠質量408.0mgになるまでコーティングし、乾燥して1層フィルムコーティング錠を得た。
イルベサルタン100.0g、乳糖水和物54.0g、結晶セルロース20.0g、クロスカルメロースナトリウム10.0gを高速撹拌造粒機(VG−01、パウレック社製)で混合した。別にヒプロメロース4.0gを水81mLに溶解し、これを高速撹拌造粒機内の混合粉末に添加して毎分370回転で5分間撹拌し、湿式造粒を行った。得られた顆粒を流動層乾燥機(MP−01、パウレック社製)で乾燥し、乾燥した顆粒を粉砕・分級装置(コーミル、パウレック社製)に通して整粒した。
得られた整粒末188.0gに、クロスカルメロースナトリウム10.0gとステアリン酸マグネシウム2.0gを加えて混合機で混合した。混合末をロータリー打錠機(VELA5、菊水製作所製)で圧縮成形して重量400.0mgの素錠を得た。
次いで素錠をコーティング機(DRC−200、パウレック社製)に投入し、これに、予めヒプロメロース19.0g、酸化チタン1.0gを精製水180.0gに加え、均一分散させた液を噴霧し、1錠質量408.0mgになるまでコーティングし、乾燥して1層フィルムコーティング錠を得た。
イルベサルタン100.0g、乳糖水和物24.0g、結晶セルロース20.0g、クロスカルメロースナトリウム5.0gを高速撹拌造粒機(VG−01、パウレック社製)で混合した。別にヒプロメロース4.0gを水50mLに溶解し、これを高速撹拌造粒機内の混合粉末に添加して毎分370回転で5分間撹拌し、湿式造粒を行った。得られた顆粒を流動層乾燥機(MP−01、パウレック社製)で乾燥し、乾燥した顆粒を粉砕・分級装置(コーミル、パウレック社製)に通して整粒した。
得られた整粒末153.0gに、クロスカルメロースナトリウム5.0gとステアリン酸マグネシウム2.0gを加えて混合機で混合した。混合末をロータリー打錠機(VELA5、菊水製作所製)で圧縮成形して重量320.0mgの錠剤を得た。
次いで素錠をコーティング機(DRC−200、パウレック社製)に投入し、これに、予めヒプロメロース19.0g、酸化チタン1.0gを精製水180.0gに加え、均一分散させた液を噴霧し、1錠質量328.0mgになるまでコーティングし、乾燥して1層フィルムコーティング錠を得た。
錠剤は、表1に示す組成物を用いて、湿式高速撹拌造粒法により調製した。
イルベサルタン100.0g、乳糖水和物64.0g、結晶セルロース22.0g、クロスカルメロースナトリウム4.0gを高速撹拌造粒機(VG−01、パウレック社製)で混合した。別にヒプロメロース4.0gを水81mLに溶解し、これを高速撹拌造粒機内の混合粉末に添加して毎分370回転で5分間撹拌し、湿式造粒を行った。得られた顆粒を流動層乾燥機(MP−01、パウレック社製)で乾燥し、乾燥した顆粒を粉砕・分級装置(コーミル、パウレック社製)に通して整粒した。
得られた整粒末194.0gに、クロスカルメロースナトリウム4.0gとステアリン酸マグネシウム2.0gを加えて混合機で混合した。混合末をロータリー打錠機(VELA5、菊水製作所製)で圧縮成形して重量400.0mgの素錠を得た。
次いで素錠をコーティング機(DRC−200、パウレック社製)に投入し、これに、予めヒプロメロース19.0g、酸化チタン1.0gを精製水180gに加え、均一分散させた液を噴霧し、1錠質量408.0mgになるまでコーティングし、乾燥して1層フィルムコーティング錠を得た。
錠剤は、表1に示す組成物を用いて、湿式高速撹拌造粒法により調製した。
イルベサルタン100.0g、乳糖水和物64.0g、結晶セルロース24.0g、クロスカルメロースナトリウム3.0gを高速撹拌造粒機(VG−01、パウレック社製)で混合した。別にヒプロメロース4.0gを水66mLに溶解し、これを高速撹拌造粒機内の混合粉末に添加して毎分370回転で5分間撹拌し、湿式造粒を行った。得られた顆粒を流動層乾燥機(MP−01、パウレック社製)で乾燥し、乾燥した顆粒を粉砕・分級装置(コーミル、パウレック社製)に通して整粒した。
得られた整粒末195.0gに、クロスカルメロースナトリウム3.0gとステアリン酸マグネシウム2.0gを加えて混合機で混合した。混合末をロータリー打錠機(VELA5、菊水製作所製)で圧縮成形して重量400.0mgの素錠を得た。
次いで素錠をコーティング機(DRC−200、パウレック社製)に投入し、これに、予めヒプロメロース19.0g、酸化チタン1.0gを精製水180gに加え、均一分散させた液を噴霧し、1錠質量408.0mgになるまでコーティングし、乾燥して1層フィルムコーティング錠を得た。
実施例1、2及び3ならびに比較例1及び2で得られた各々の錠剤について、製造直後及び、温度60℃相対湿度75%の環境下において2週間無包装状態で保存後に、イルベサルタンの総類縁物質量をHPLC法で測定した。其の測定した結果を表2に示した。
Claims (6)
- イルベサルタン、クロスカルメロースナトリウムおよび賦形剤を含む粉末に結合剤を加えて湿式高速撹拌造粒を行って顆粒を製造し、得られた顆粒にクロスカルメロースナトリウムと滑沢剤を混合して圧縮打錠して素錠となし、この素錠にコーティング剤の水性分散液を噴霧して乾燥する、素錠部分の全重量に対して6.0〜12.0重量%のクロスカルメロースナトリウムを含有するイルベサルタン含有フィルムコーティング錠剤の製造法。
- 素錠部分におけるイルベサルタンの含量が素錠の全重量に対して35.0〜65.0重量%である請求項1に記載のフィルムコーティング錠剤の製造法。
- 素錠部分におけるクロスカルメロースナトリウムの含量が、素錠の全重量に対して6.0〜10.0重量%である請求項1又は2に記載のフィルムコーティング錠剤の製造法。
- 素錠部分に、素錠全重量に対して35.0〜45.0重量%の乳糖水和物及び結晶セルロースから選ばれる賦形剤を含有する請求項1〜3のいずれかに記載のフィルムコーティング錠剤の製造法。
- フィルムコーティング層におけるコーティング剤の含量がフィルムコーティング層全重量に対して90.0〜99.9重量%であり、コーティング剤がヒプロメロースである請求項1〜4のいずれかに記載のフィルムコーティング錠剤の製造法。
- 素錠の全重量に対して2.5〜5.0重量%のクロスカルメロースナトリウム及びイルベサルタンを含む顆粒を、素錠の全重量に対して2.5〜5.0重量%のクロスカルメロースナトリウムと混合後に打錠して素錠を製造する工程を介する請求項1〜5のいずれかに記載のフィルムコーティング錠剤の製造法。
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