JP6196810B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
排泄液を吸収すべく下着に取り付けられて使用され、厚さ方向と幅方向と長手方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収性物品の本体部は、液体吸収性素材を含む吸収性コアと、前記吸収性コアよりも前記厚さ方向の肌側に設けられる液透過性の表面シートと、を有し、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の非肌側を向いた面には、前記本体部を前記下着に取り付けるための粘着部が設けられており、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の肌側を向いた面には、前記厚さ方向の肌側から前記表面シート及び前記吸収性コアの両者を一緒に圧搾してなる複数の圧搾部がへこんで形成されており、
前記圧搾部として、前記本体部のうちで前記長手方向の中央部に設けられた第1圧搾部と、前記本体部のうちで前記中央部よりも前記長手方向の端側の部分に設けられた第2圧搾部と、を有し、
前記第1圧搾部は、前記幅方向の中央部において前記長手方向に沿って設けられており、
前記第2圧搾部は、前記幅方向に一対並んで設けられているとともに、前記第2圧搾部は、前記長手方向の中央側から端側へ向かうに従って前記幅方向の中央側から端側へ向かうように設けられており、
前記第1圧搾部の少なくとも一部と前記粘着部とは、前記厚さ方向から見た場合に重なっておらず、
前記第1圧搾部は非連続な複数の溝部で形成されており、
前記第1圧搾部と前記第2圧搾部とは、互いの間に間隔を有した非連続状態とされており、
前記第2圧搾部は、その外挿線が前記複数の溝部のうちの一つの溝部と交差するように配置されていることを特徴とする吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
排泄液を吸収すべく下着に取り付けられて使用され、厚さ方向と幅方向と長手方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収性物品の本体部は、液体吸収性素材を含む吸収性コアと、前記吸収性コアよりも前記厚さ方向の肌側に設けられる液透過性の表面シートと、を有し、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の非肌側を向いた面には、前記本体部を前記下着に取り付けるための粘着部が設けられており、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の肌側を向いた面には、前記厚さ方向の肌側から前記表面シート及び前記吸収性コアの両者を一緒に圧搾してなる複数の圧搾部がへこんで形成されており、
前記圧搾部として、前記本体部のうちで前記長手方向の中央部に設けられた第1圧搾部と、前記本体部のうちで前記中央部よりも前記長手方向の端側の部分に設けられた第2圧搾部と、を有し、
前記第1圧搾部は、前記幅方向の中央部において前記長手方向に沿って設けられており、
前記第2圧搾部は、前記幅方向に一対並んで設けられているとともに、前記第2圧搾部は、前記長手方向の中央側から端側へ向かうに従って前記幅方向の中央側から端側へ向かうように設けられており、
前記第1圧搾部の少なくとも一部と前記粘着部とは、前記厚さ方向から見た場合に重なっていないことを特徴とする吸収性物品である。
前記一対の第2圧搾部は、前記本体部のうちで前記中央部を挟む前記長手方向の両側の部分にそれぞれ設けられているのが望ましい。
前記吸収性コアは、前記厚さ方向の肌側を向いた面に、前記肌側に突出する突出部を有し、
前記突出部は、前記吸収性コアにおける前記長手方向の中央部を囲む環状に形成されており、
前記本体部のうちで前記突出部に囲まれた部分に前記第1圧搾部が設けられているのが望ましい。
前記突出部は、前記突出部のうちの前記幅方向の各端部として、前記長手方向に平行な一対の直線状部分を前記幅方向に並んで有し、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の肌側を向いた面には、前記長手方向に沿って防漏壁部が設けられているとともに、前記防漏壁部が前記面から起立し始める起立開始位置が、前記本体部のうちで前記直線状部分に対応する位置に設定されているのが望ましい。
前記本体部は、前記長手方向の一方側を着用者の腹側に対応させつつ、他方側を背側に対応させながら、前記下着に取り付けられ、
前記第1圧搾部の前記長手方向の一方の端の方が、前記第1圧搾部の前記長手方向の他方の端よりも前記本体部の前記長手方向の中央位置から離れているのが望ましい。
前記本体部には、前記吸収性物品の前記長手方向の寸法が小さくなるように前記吸収性物品を折り畳むための前記幅方向に沿った折り畳み線が、前記長手方向の複数の位置に設定されており、
前記複数の前記折り畳み線のうちの少なくとも一つの折り畳み線は、前記本体部における前記長手方向の中央位置よりも一方側の位置に設定されているとともに、前記複数の前記折り畳み線のうちの少なくとも一つの折り畳み線は、前記本体部における前記長手方向の中央位置よりも他方側の位置に設定されており、
前記複数の前記折り畳み線のなかで前記長手方向の最も一方側に位置する折り畳み線と、前記長手方向の最も他方側に位置する折り畳み線との間に、前記第1圧搾部の全部が収まっているのが望ましい。
前記第1圧搾部の前記幅方向の両側の位置には、前記圧搾部として更に第3圧搾部が前記長手方向に延びるように設けられているのが望ましい。
前記第3圧搾部よりも前記幅方向の中央側の位置には、前記圧搾部として更に第4圧搾部が、前記長手方向の中央側から端側へ向かうに従って前記幅方向の中央側から端側へと延びるように設けられているのが望ましい。
前記第2圧搾部よりも前記幅方向の中央側の位置であって、前記第2圧搾部の前記長手方向の端部の位置又は当該位置よりも前記長手方向の端側の位置には、前記圧搾部として、更に第5圧搾部が前記幅方向に延びるように設けられているのが望ましい。
図2は、本実施形態に係る吸収性物品としての尿取りパッド1を平面に展開した状態の概略平面図である。また、図3Aは、図2中のA−A断面図であり、図3Bは、図2中のB−B断面図であり、図3Cは、図2中のC−C断面図である。
なお、以下では、厚さ方向に関して、人体に接触する側のことを「肌側」とも言い、下着に接する側のことを「非肌側」とも言う。また、長手方向のことを「前後方向」とも言い、幅方向のことを「左右方向」とも言う。なお、人体への装着時には、尿取りパッド1の長手方向の前側は、人体の腹側を向き、後側は、人体の背側を向く。また、尿取りパッド1の長手方向の寸法は、幅方向の寸法よりも長く、幅方向の寸法は厚さ方向の寸法よりも長くなっている。
ちなみに、本実施形態の工夫の一つとして、この吸収性コア11の形状が挙げられるが、これについては後述する。
すなわち、尿取りパッド1の本体部1sのうちで長手方向の中央部1sLcには、第1圧搾部E1が形成されており、また、同本体部1sのうちで上記中央部1sLcよりも前側の部分1sLe(「中央部よりも長手方向の端側の部分」に相当)及び後側の部分1sLe(「中央部よりも長手方向の端側の部分」に相当)には、それぞれ第2圧搾部E2,E2が形成されている。
先ず、下着に取り付けられた尿取りパッド1の本体部1sに、着用者の股間から幅方向の中央側を向いた力F(図2)が、幅方向の両側から作用すると、図6に示すように、本体部1sは、第1圧搾部E1に起因して幅方向の中央部1sCが非肌側にへこむように谷折りになる。
一方、当該中央部1sCよりも長手方向の前側の部分1sLe及び後側の部分1sLeには、それぞれ一対の第2圧搾部E2,E2が設けられているが、当該一対の第2圧搾部E2,E2は、その略V字形状に基づいて、長手方向の端側に向かうに従って第2圧搾部E2,E2同士の間隔が徐々に開いている。そのため、これら前側の部分1sLe及び後側の部分1sLeでは、第1圧搾部E1起因の谷折りの影響が、長手方向の端側に向かうに従って徐々に緩和されていき、これにより、一対の第2圧搾部E2,E2よりも長手方向の端側の部分たる前端部1sLee及び後端部1sLee(図6)は、概ね長手方向と幅方向とで規定される平面に沿った平面状になる。そして、その結果として、上記中央部1sC以外の部分、つまり本体部1sの長手方向の前端部1sLee、後端部1sLee、及び幅方向の各端部1sWee,1sWeeについては、それぞれ着用者の下腹部、臀部、及び股間に密着しつつ、上記中央部1sCについては股間から離れた形状に本体部1sは変形する。つまり、本体部1sはカップ形状になる。
但し、第1圧搾部E1及び第2圧搾部E2の形態は、何等上記に限らない。例えば、溝部の深さが、全長に亘って一定であっても良い。また、場合によっては、第1圧搾部E1の方が、一本の連続した長尺な溝部として形成され、第2圧搾部E2の方が、複数の短尺な溝部が離散的に並んだものとして形成されていても良い。更には、第1圧搾部E1及び第2圧搾部E2が、複数の島状のへこみ部で形成されていても良く、そして、各へこみ部の底面の形状は、円形や矩形であっても良い。
この点につき、上記のように、第1圧搾部E1を非連続な複数の溝部H1,H1,H1で形成しておけば、長手方向に隣り合う溝部H1,H1同士の間の部分は、溝部H1が非形成であるので、この非形成の部分で、本体部1sは長手方向に柔軟に湾曲することができる。すなわち、本体部1sの硬直化を抑えて、これにより、着用者の股間の形状に追従させて本体部1sを柔軟に湾曲可能となる。また、上記の非形成の部分は、フィルム化していないので、当該部分では、本来の吸収性を発揮し得て、これにより、尿の吸収阻害も有効に抑制される。
ここで、本実施形態では、一対のずれ止め用粘着部33,33は、それぞれ、本体部1sの幅方向の中央位置CLWを避けて設けられており、これにより、厚さ方向から本体部1sを見た場合に、一対のずれ止め用粘着部33,33は、第1圧搾部E1の全部と全く重らないように配されている。よって、ずれ止め用粘着部33,33を介して下着と第1圧搾部E1の部分とが一体化されることに起因した第1圧搾部E1での曲げ剛性の不必要な向上を有効に抑制することができる。そして、その結果、股締め力Fが本体部1sに付与された際に、同本体部1sは、速やか且つ確実に第1圧搾部E1で谷折りに折れ曲がることができて、このことも上記のカップ形状の形成に有効に寄与する。
図8は、その一例の説明図であって、尿取りパッド1を非肌側から見た概略平面図である。この例では、第1圧搾部E1は、複数の一例として五つの溝部H1,H1…から構成されており、また、ずれ止め用粘着部33は、中央部の無い平面視額縁形状に形成されている。そして、これにより、上記の五つの溝部H1,H1…のうちの長手方向の中央に位置する三つの溝部H1,H1,H1に対しては、ずれ止め用粘着部33は重なっていないが、その前後の隣に位置する各溝部H1,H1に対しては、ずれ止め用粘着部33は重なっている。よって、少なくとも長手方向の中央部1sLcについては曲げ剛性が向上されていないため、第1圧搾部E1にて本体部1sを谷折りにする際には、少なくとも中央部1sLcでは、速やかに谷折りに折れ曲がる。
また、図9B及び図9Cに示す突出部11Pの突出高さL11Pは、望ましくは0.5mm〜5mmの範囲に設定され、より望ましくは、1.5mm〜3mmの範囲に設定され、この例では、2.0mmを目標値として設定されている。そして、このような範囲に設定されていれば、0.5mm未満の場合に起こり得る問題、すなわち、吸収前の尿を一時的に保管する空間の不足の問題を解決でき、また5.0mmを超える場合に起こり得る問題、すなわち、着用者の肌と接触したときの違和感の問題を解決することができる。
そして、このようにされていれば、弾性部材45の収縮力によって、各第2直線状部分11P2,11P2がそれぞれ肌側に持ち上げられて、これにより、着用者の肌との間の隙間を縮小することができる。よって、長手方向に流れる尿を、各第2直線状部分11P2,11P2たる長手方向の各端部で確実に堰き止めることができる。
先ず、積繊装置によって吸収性コア11が生成される。詳しくは、積繊装置は、例えば上面を搬送面として搬送対象物を吸着しながら搬送するサクションベルトコンベアと、その上方に配されて回転する回転ドラムと、を有する。
ちなみに、この時点では、既に裏面シート31の非肌側面には、ホットメルト系接着剤が塗布などされていて、これにより、ずれ止め用粘着部33,33が形成済みである。また、かかるずれ止め用粘着部33,33の粘着性を保護する目的で、同粘着部33,33は剥離シート等の保護シートで覆われている。
ここで、同コンベア上には、尿取りパッド1の各折り畳み線LB1,LB2,LB3にそれぞれ対応させて折り畳み板が配置されており、これら折り畳み板を通過する際に、各折り畳み板によって順次各折り畳み線LB1,LB2,LB3で折り畳まれて、その結果、尿取りパッド1は四つ折り状態となる。
この点につき、この第2変形例では、第1圧搾部E1が、長手方向の前側に偏在されている点、及び、これに伴って、本体部1sにおける第2圧搾部E2,E2の位置が、上述の実施形態(図2)よりも前方にシフトしている点で主に相違する。なお、これ以外の点は、上述の実施形態と概ね同じである。よって、以下では、この相違点について主に説明し、上述の実施形態と同じ構成については同じ符号を付して、その説明については省略する。
そして、このような位置関係にされていれば、着用者の排尿器が対向すべき前方に偏って本体部1sに第1圧搾部E1及び第2圧搾部E2,E2が形成された状態になる。そのため、前述の股締め力Fが作用した際には、本体部1sのうちの前側の部分に対して優先的に、非肌側にへこんだ空間が形成されて、これにより、排尿器から排出される尿を確実に一時貯留可能となる。また、上記の第1圧搾部E1及び第2圧搾部E2,E2の形成位置の前方への偏りに基づいて、本体部1sのうちの後端部1sLeeには、非肌側にへこんだ空間が形成され難くなって、つまり、当該後端部1sLeeは、長手方向と幅方向とで規定される平面に沿った平面状になり易い。よって、当該後端部1sLeeについては、着用者の臀部にしっかりと沿わせることができる。
上述の実施形態の吸収性コア11の構造は、吸収性コア11を一つだけ有した単層構造であったが、この点につき、この第3変形例の吸収性コア11の構造は、図12に示すように、厚さ方向に複数の一例としての二つの吸収性コア11,11が重ね合わせられてなる二層構造である点で相違する。なお、これ以外の点は、上述の実施形態と概ね同じである。よって、以下では、上述の実施形態と同じ構成については同じ符号を付して、その説明については省略する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
但し、その場合には、両方に形成した場合と比べると、尿取りパッド1に股締め力Fが作用した際の本体部1sのカップ形状へのなり易さが、多少損なわれる。そのため、望ましくは、前側の部分1sLe及び後側の部分1sLeの両方に第2圧搾部E2,E2が形成されていると良い。ちなみに、どちらか一方に形成される場合には、長手方向の後側の部分1sLeに形成されるのが好ましい。そして、このようにされていれば、当該後側の部分1sLeが、概ね長手方向と幅方向とで規定される平面に沿った平面状になって臀部に密着するので、後方からの尿漏れを確実に防ぐことができるとともに、着用者が臀部でかく汗も有効に吸い取ることができる。
なお、「一対」の意味を上記のように解釈すべきことは、本明細書中の他の構成の記載についても同様である。例えば、請求項に係る「一対の直線状部分を前記幅方向に並んで有し」に記載の「一対」の意味も、「二つそろって、ひと組として扱われるもの」の意味である。従って、一方の第1直線状部分11P1の断面形状を台形にして他方を矩形にするというように互いの断面形状を異ならせても、本発明の範囲に含まれるし、または、頂面11P1tの幅寸を、両者11P1,11P1同士で互いに異ならせたり、突出高さL11P1を、両者11P1,11P1同士で互いに異ならせたりしても、本発明の範囲に含まれる。
1s 本体部、1sC 中央部、
1sLc 中央部、
1sLe 前側の部分(中央部よりも長手方向の端側の部分)、
1sLe 後側の部分(中央部よりも長手方向の端側の部分)、
1sLee 前端部、1sLee 後端部、
1sWc 中央部、1sWee 端部、
11 吸収性コア、11C 中央部、
11P 突出部、
11P1 第1直線状部分(直線状部分)、11P1t 頂面、
11P2 第2直線状部分、11P2t 頂面、
21 表面シート、31 裏面シート、
33 ずれ止め用粘着部(粘着部)、
40 防漏壁部、
41 サイドシート、
41b 基端部、41b1 前端部、41b2 後端部、41b3 中間部、
41be 縁部、
41f 自由端部分、41fa 前端部、41fb 後端部、41fm 中間部分、
41s 部分、
45 弾性部材、
E 圧搾部、
E1 第1圧搾部、E1ea 前端(一方の端)、E1eb 後端(他方の端)、
H1 溝部、
E2 第2圧搾部、E2e 端部、E2L 直線状部分、E2F フック状部分、
E3 第3圧搾部、E4 第4圧搾部、E5 第5圧搾部、
Rm 所定範囲、
CLL 長手方向の中央線(長手方向の中央位置)、CLW 幅方向の中央線、
LB1 折り畳み線、LB2 折り畳み線、LB3 折り畳み線、
LE2 外挿線、SP11 空間、
Claims (9)
- 排泄液を吸収すべく下着に取り付けられて使用され、厚さ方向と幅方向と長手方向とを有する吸収性物品であって、
前記吸収性物品の本体部は、液体吸収性素材を含む吸収性コアと、前記吸収性コアよりも前記厚さ方向の肌側に設けられる液透過性の表面シートと、を有し、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の非肌側を向いた面には、前記本体部を前記下着に取り付けるための粘着部が設けられており、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の肌側を向いた面には、前記厚さ方向の肌側から前記表面シート及び前記吸収性コアの両者を一緒に圧搾してなる複数の圧搾部がへこんで形成されており、
前記圧搾部として、前記本体部のうちで前記長手方向の中央部に設けられた第1圧搾部と、前記本体部のうちで前記中央部よりも前記長手方向の端側の部分に設けられた第2圧搾部と、を有し、
前記第1圧搾部は、前記幅方向の中央部において前記長手方向に沿って設けられており、
前記第2圧搾部は、前記幅方向に一対並んで設けられているとともに、前記第2圧搾部は、前記長手方向の中央側から端側へ向かうに従って前記幅方向の中央側から端側へ向かうように設けられており、
前記第1圧搾部の少なくとも一部と前記粘着部とは、前記厚さ方向から見た場合に重なっておらず、
前記第1圧搾部は非連続な複数の溝部で形成されており、
前記第1圧搾部と前記第2圧搾部とは、互いの間に間隔を有した非連続状態とされており、
前記第2圧搾部は、その外挿線が前記複数の溝部のうちの一つの溝部と交差するように配置されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記一対の第2圧搾部は、前記本体部のうちで前記中央部を挟む前記長手方向の両側の部分にそれぞれ設けられていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1又は2に記載の吸収性物品であって、
前記吸収性コアは、前記厚さ方向の肌側を向いた面に、前記肌側に突出する突出部を有し、
前記突出部は、前記吸収性コアにおける前記長手方向の中央部を囲む環状に形成されており、
前記本体部のうちで前記突出部に囲まれた部分に前記第1圧搾部が設けられていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項3に記載の吸収性物品であって、
前記突出部は、前記突出部のうちの前記幅方向の各端部として、前記長手方向に平行な一対の直線状部分を前記幅方向に並んで有し、
前記本体部のうちで前記厚さ方向の肌側を向いた面には、前記長手方向に沿って防漏壁部が設けられているとともに、前記防漏壁部が前記面から起立し始める起立開始位置が、前記本体部のうちで前記直線状部分に対応する位置に設定されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至4の何れかに記載の吸収性物品であって、
前記本体部は、前記長手方向の一方側を着用者の腹側に対応させつつ、他方側を背側に対応させながら、前記下着に取り付けられ、
前記第1圧搾部の前記長手方向の一方の端の方が、前記第1圧搾部の前記長手方向の他方の端よりも前記本体部の前記長手方向の中央位置から離れていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の吸収性物品であって、
前記本体部には、前記吸収性物品の前記長手方向の寸法が小さくなるように前記吸収性物品を折り畳むための前記幅方向に沿った折り畳み線が、前記長手方向の複数の位置に設定されており、
前記複数の前記折り畳み線のうちの少なくとも一つの折り畳み線は、前記本体部における前記長手方向の中央位置よりも一方側の位置に設定されているとともに、前記複数の前記折り畳み線のうちの少なくとも一つの折り畳み線は、前記本体部における前記長手方向の中央位置よりも他方側の位置に設定されており、
前記複数の前記折り畳み線のなかで前記長手方向の最も一方側に位置する折り畳み線と、前記長手方向の最も他方側に位置する折り畳み線との間に、前記第1圧搾部の全部が収まっていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至6の何れかに記載の吸収性物品であって、
前記第1圧搾部の前記幅方向の両側の位置には、前記圧搾部として更に第3圧搾部が前記長手方向に延びるように設けられていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項7に記載の吸収性物品であって、
前記第3圧搾部よりも前記幅方向の中央側の位置には、前記圧搾部として更に第4圧搾部が、前記長手方向の中央側から端側へ向かうに従って前記幅方向の中央側から端側へと延びるように設けられていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至8の何れかに記載の吸収性物品であって、
前記第2圧搾部よりも前記幅方向の中央側の位置であって、前記第2圧搾部の前記長手方向の端部の位置又は当該位置よりも前記長手方向の端側の位置には、前記圧搾部として、更に第5圧搾部が前記幅方向に延びるように設けられていることを特徴とする吸収性物品。
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