JP6190636B2 - 静電容量型センサ - Google Patents
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Description
以下の図においては、上側が本発明の「表側」に、下側が本発明の「裏側」に、各々対応している。荷重は、センサ部の上側から入力される。
まず、本実施形態の静電容量型センサの構成について説明する。図1に、本実施形態の静電容量型センサの透過上面図を示す。図2に、図1のII−II方向断面図を示す。図3に、同静電容量型センサのブロック図を示す。
カバー23は、ウレタンゴム製であって、袋状を呈している。カバー23は、絶縁性を有している。カバー23の内部には、静電容量型センサ1を構成する各部材のうち、コネクタ20、ハーネス21、制御装置22以外の部材が、収容されている。
誘電層30は、厚さ1mmの長方形シート状を呈している。誘電層30は、半独立気泡構造のウレタンフォーム製である。当該ウレタンフォームの密度は200kg/m3、40%圧縮荷重は0.008MPa、圧縮残留歪みは1.6%である。
表側基材32は、誘電層30の上側に配置されている。表側基材32は、PET製であって、長方形シート状を呈している。表側基材32は、絶縁性を有している。
表側絶縁スペーサ250は、表側基材32の上側に配置されている。表側絶縁スペーサ250は、ウレタンゴム製であって、厚さ0.4mmの長方形シート状を呈している。表側絶縁スペーサ250は、絶縁性を有している。
裏側基材33は、補強層31の下側に配置されている。裏側基材33は、PET製であって、長方形シート状を呈している。裏側基材33は、絶縁性を有している。
裏側絶縁スペーサ251は、裏側基材33の下側に配置されている。裏側絶縁スペーサ251は、ウレタンゴム製であって、厚さ0.4mmの長方形シート状を呈している。裏側絶縁スペーサ251は、絶縁性を有している。
上側から見て、9本の表側電極32Xaと、9本の裏側電極33Yaと、は格子状に並んでいる。表側電極32Xaと、裏側電極33Yaと、が重複する部分には、検出部Cが設定されている。検出部Cは、合計81個配置されている。
コネクタ20は、静電容量型センサ1の左前隅に配置されている。コネクタ20には、9本の表側配線32x、9本の裏側配線33yが、互いに絶縁を確保された状態で、電気的に接続されている。ハーネス21は、コネクタ20と、制御装置22と、を電気的に接続している。制御装置22は、電源220と、入力側切替回路221と、出力側切替回路222と、静電容量検出部223と、を備えている。
次に、本実施形態の静電容量型センサの動きについて説明する。制御装置22の静電容量検出部223は、センサ部Sの有する合計81個の検出部Cの静電容量を、走査的に、順番に測定している。したがって、例えば、人がセンサ部Sの上面に立つことにより、足圧分布を測定することができる。
次に、本実施形態の静電容量型センサの作用効果について説明する。本実施形態の静電容量型センサ1は、半独立気泡構造のウレタンフォームからなる誘電層30を備えている。このため、誘電層30は、小さな荷重でも厚さの変化が大きく、かつ、大きな荷重が繰り返し加わってもへたりにくい。したがって、静電容量型センサ1は、比較的小さな荷重を検出することができると共に、耐久性に優れる。
本実施形態の静電容量型センサと、第一実施形態の静電容量型センサとの相違点は、表側アース電極、表側絶縁スペーサが配置されていない点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
本実施形態の静電容量型センサと、第一実施形態の静電容量型センサとの相違点は、表側アース電極、裏側アース電極、裏端基材が配置されていない点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。
以上、本発明の静電容量型センサの実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
20:コネクタ、21:ハーネス、22:制御装置、220:電源、221:入力側切替回路、222:出力側切替回路、223:静電容量検出部、23:カバー、240:表側アース電極、241:裏側アース電極、250:表側絶縁スペーサ、251:裏側絶縁スペーサ、26:裏端基材。
30:誘電層、31:補強層、32:表側基材、33:裏側基材、34:表側カバーコート、35:裏側カバーコート、32X:表側電極部、32Xa:表側電極、33Y:裏側電極部、33Ya:裏側電極、32x:表側配線、33y:裏側配線。
C:検出部、S:センサ部。
Claims (6)
- 誘電層と、該誘電層の表側に配置される表側電極部と、該誘電層の裏側に配置される裏側電極部と、を有するセンサ部と、
該センサ部に電気的に接続され、該センサ部に電圧を印加すると共に、該センサ部の静電容量に関する電気量を測定する制御装置と、
を備える静電容量型センサであって、
該誘電層は、40%圧縮荷重が0.002MPa以上0.2MPa以下であり、かつ、圧縮残留歪みが0.1%以上10%以下である半独立気泡構造の発泡体からなることを特徴とする静電容量型センサ。 - 前記発泡体は、ウレタンフォームである請求項1に記載の静電容量型センサ。
- 前記センサ部は、前記誘電層の荷重入力面と表裏方向において反対側の面に固着される補強層を備える請求項1または請求項2に記載の静電容量型センサ。
- 前記表側電極部は、互いに平行に並ぶ複数の表側電極からなり、
前記裏側電極部は、互いに平行に並ぶ複数の裏側電極からなり、
表側または裏側から見て、複数の該表側電極と複数の該裏側電極とは、互いに交差する方向に延在し、複数の該表側電極と複数の該裏側電極とが重複する部分には、複数の検出部が設定される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の静電容量型センサ。 - 前記センサ部は、前記誘電層を挟んで配置される一対の表側基材および裏側基材を備え、
前記表側電極部は、該表側基材の裏面に形成され、
前記裏側電極部は、該裏側基材の表面に形成される請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の静電容量型センサ。 - 足圧測定に用いられる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の静電容量型センサ。
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