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JP6171966B2 - 車載給電システム - Google Patents

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JP6171966B2
JP6171966B2 JP2014019901A JP2014019901A JP6171966B2 JP 6171966 B2 JP6171966 B2 JP 6171966B2 JP 2014019901 A JP2014019901 A JP 2014019901A JP 2014019901 A JP2014019901 A JP 2014019901A JP 6171966 B2 JP6171966 B2 JP 6171966B2
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Description

本発明は、車載給電システムに関し、特に電力供給設備等の外部設備を介することなく、車両のバッテリから家電製品等の車載されていない機器に電力を直接供給可能な車載給電システムに関する。
従来より、電気自動車やハイブリッド自動車等のように、バッテリから電気モータに電力を供給し、該電気モータによって車輪を駆動する車両が知られている。
近年では、電気自動車及びハイブリッド自動車に搭載され、電気モータに電力を供給するバッテリから車外に電力を供給する車載給電システムが提案されている(例えば特許文献1)。
このような車載給電システムの回路構成の一例を図10に示す。該車載給電システム200は、車輪を駆動するモータユニットに電力を供給するモータ用バッテリ201を利用して、車外に電力を供給するシステムである。
上記車載給電システム200は、車両後部の荷室フロアに設けられているスペアタイヤパンに格納されたインバータ203及び給電コントローラ205を有している。この給電コントローラ205は、コントローラケースに格納されており、該コントローラケースの上面には、車外への電力供給のオン/オフを切り替えるメインスイッチ207と、交流電力を出力するコンセント209(給電端子)が設けられている。このメインスイッチ207の入力側端子には、空調装置やオーディオ等の各種システムに電力を供給する車両用バッテリ211の出力側端子が常時接続されている一方、出力側端子には、給電コントローラ205に内蔵されたマイコン213が接続されている。また、インバータ203は、モータ用バッテリ201及びコンセント209に接続され、モータ用バッテリ201から供給される直流電力を商用電源電圧(例えば100V)の交流電力に変換し、コンセント209に出力する。
上記車載給電システム200は、車両に搭載された各種システムを制御する車両制御モジュール(VCM:Vehicle Control Module)215によって制御される。この車両制御モジュール215は、入力側端子が車両用バッテリ211に接続されたリレースイッチ217の出力側のスイッチ側端子に接続されている。また、車両制御モジュール215にはインバータ203及び電源スイッチ219が接続されており、該車両制御モジュール215は電源スイッチのポジションオフ時にインバータ203の起動を許容する。一方、リレースイッチ217の出力側のコイル側端子は、マイコン213に接続されており、該マイコン213がメインスイッチ207の長押しを判定したときに、メインスイッチ207の出力側端子とリレースイッチ217の出力側のコイル側端子とが接続される。
上記車載給電システム200の動作を簡単に説明すると、車両制御モジュール215が電源スイッチポジションオフと判定した状態で、メインスイッチ207が長押しされ、マイコン213が長押しと判定すると、リレースイッチ217のコイル側に電流が流れてスイッチ側がオン状態となる。
リレースイッチ217のスイッチ側がオン状態となると、車両用バッテリ211から車両制御モジュール215に起動電力が供給され、車両制御モジュール215が起動する。
起動した車両制御モジュール215は、インバータ203に起動信号を出力し、インバータ203は、モータ用バッテリ201の直流電力を交流電力に変換し、コンセント209に供給する。この動作により、車両が停止し、かつメインスイッチ207が長押しされた場合に、モータ用バッテリ201の電力が車両に搭載されていない機器に供給される。
特開2008−247252号公報
しかしながら、上記給電システム200は、車両停止中に操作されるシステムであるため、車両制御モジュール215に起動信号を出力させるべく、車両用バッテリ211の出力側端子からメインスイッチ207に常時電力を供給する必要がある。
また、給電コントローラ205が格納されたコントローラボックスは、荷室フロアの底部であるスペアタイヤパンに格納されており、車両の比較的低い位置に設置されている。そのため、車両内に水が浸入すると、車両の比較的低い位置にあるコントローラボックスが被水するおそれがある。その場合、ユーザがコントローラボックスの被水に気付くことができれば対応可能であるが、ユーザがスペアタイヤパンを確認することは稀であり、コントローラボックスの被水に気付き難い。
その結果、給電コントローラが被水して、バッテリ電圧がかかっているコントローラ内のプリント基板上でイオンマイグレーションが生じ、誤動作が発生する恐れがある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、インバータを起動する制御装置に電力を供給する給電コントローラの被水によるイオンマイグレーションを防止することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両停止状態において、給電端子に交流電力を供給するインバータを起動させる制御装置を、交流電力供給要求と判断される所定条件が成立した場合に起動させるものである。
具体的には、本発明は、車輪を駆動する電気モータに電力を供給するモータ用バッテリと、車両に搭載されている機器に電力を供給する車両用バッテリと、を有し、車両に搭載されて、上記モータ用バッテリから非車載機器に電力を供給する車載給電システムを対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記モータ用バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、該インバータの交流電力を出力する給電端子と、上記車両が停止状態である場合に上記インバータから上記給電端子への交流電力の供給を制御する制御装置と、オン状態で上記車両用バッテリから上記制御装置に起動電力を供給する一方、オフ状態で該起動電力の供給を遮断するスイッチと、上記給電端子への交流電力供給要求と判断される所定条件が成立した場合に、上記スイッチと上記車両用バッテリとの接続を許可する許可手段と、を備え、上記制御装置は、上記スイッチがオン状態である場合に、上記インバータを起動することを特徴とする。
なお、上記の「非車載機器」とは、上記車載給電システムが搭載された車両に搭載されていない機器を意味している。当該非車載機器としては、例えば家電製品等が該当する。
第1の発明によれば、許可手段が、給電端子への交流電力供給要求と判断される所定条件が成立した場合にスイッチと車両用バッテリとの接続を許可する。そして、この所定条件成立時のみに制御装置に車両用バッテリから起動電力が供給され、起動された制御装置が給電端子に交流電力を供給するインバータを起動する。このように、電力供給の要求があると判断されるときだけに車両用バッテリから制御装置に起動電力が供給されるので、給電コントローラが被水してもイオンマイグレーションを防ぐことができる。よって、車載給電システムの誤動作を防止することができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記制御装置は、上記許可手段によって上記スイッチと上記車両用バッテリとの接続が許可された後に、上記スイッチがオン状態となった場合に、起動されることを特徴とする。
第2の発明によれば、電力供給の要求があると判断されるときに許可手段によってスイッチと車両用バッテリとの接続が許可され、その後にスイッチがオン状態となって、制御装置が起動される。つまり、電力供給の要求があると判断される場合にのみ制御装置が起動される。言い換えると、スイッチがオン状態であっても、給電端子への交流電力供給要求と判断される所定条件が成立しないときには、制御装置が起動されない。そのため、制御装置を作動させるのに要するエネルギーを必要最小限にとどめることが可能となり、エネルギーロスを低減することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、上記制御装置は、上記スイッチがオン状態となった後に、上記給電端子と上記非車載機器との接続が検出された場合に、上記インバータを起動することを特徴とする。
第3の発明によれば、制御装置が、車両に搭載されていない機器が給電端子に物理的に接続された場合に、インバータを起動する。したがって、給電端子に確実に給電が必要なときだけにインバータが起動されるので、エネルギーロスを低減することができる。
第4の発明は、第1乃至第3のいずれか1つの発明において、上記許可手段は、上記給電端子と上記非車載機器との接続検出時、上記スイッチ操作時、車両ドア開放時、トランクリッド開放時、スマートキーが上記車両から所定範囲内に有る時、または、電源スイッチオフ時から一定時間、上記スイッチと上記車両用バッテリとの接続を許可することを特徴とする。
第4の発明によれば、車両に搭載されていない機器への電力供給要求が比較的高い場面においてスイッチと車両用バッテリとの接続を許可するので、電力供給の必要性を判断することが可能となる。
第5の発明は、第1乃至第4のいずれか1つの発明において、上記制御装置または上記インバータは、上記車両の走行速度が所定速度以上である場合またはシフトレンジのパーキング状態が解除されている場合には、休止状態となることを特徴とする。
第5の発明によれば、車両外の機器への電力供給が不要な車両走行時に制御装置またはインバータを休止状態としているので、エネルギーロスを低減することができる。
第6の発明は、第1乃至第5のいずれか1つの発明において、上記車両の車体後部には、荷室フロアが設けられ、該荷室フロアの上面側には、凹部が形成され、該凹部には、上記制御装置が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、許可手段が、給電端子への交流電力供給要求と判断される所定条件が成立した場合にスイッチと車両用バッテリとの接続を許可する。そして、この所定条件成立時のみに制御装置に車両用バッテリから起動電力が供給され、起動された制御装置が給電端子に交流電力を供給するインバータを起動する。このように、電力供給の要求があると判断されるときだけに車両用バッテリから制御装置に起動電力が供給されるので、給電コントローラが被水して、コントローラ内のプリント基板上でのイオンマイグレーションを防ぐことができる。よって、車載給電システムの誤動作を防止することができる。
本発明の実施形態1に係る車載給電システムが搭載された車両の全体構造を示す概略平面図である。 実施形態1に係る車載給電システムが搭載された車両のバックドアが開いた状態における後部側面図である。 実施形態1に係る車載給電システムが搭載された車両の荷室フロアを示す平面図である。 実施形態1に係る車載給電システムの電気回路図である。 実施形態2に係る車載給電システムの電気回路図である。 実施形態3に係る車載給電システムの電気回路図である。 実施形態4に係る車載給電システムの電気回路図である。 実施形態5に係る車載給電システムの電気回路図である。 実施形態6に係る車載給電システムの電気回路図である。 従来の車載給電システムの電気回路図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《発明の実施形態1》
以下、図面を参照して、本実施形態に係る車載給電システム1について説明する。図1は、車載給電システム1を搭載した車両3の全体構造を示す概略平面図である。図2は、車両3の後部側面図である。
上記車両3は、動力源である電気モータ5が搭載された電気自動車である。該車両3の車体前部(車室の前方)にあるモータルーム7に上記電気モータ5が搭載され、該電気モータ5が車輪9(図1では左右の前輪)を駆動する。上記モータルーム7には、モータ用インバータ11、ジャンクションボックス13及びバッテリチャージャ15が配設されている。
車室フロアの下方には、車体の中央部から後部にかけて、平面視で略T字状に形成されたバッテリ搭載フレーム17が設けられている。該バッテリ搭載フレーム17上には、上記電気モータ5に電力を供給するモータ用バッテリ19が搭載されている。
車体後部の左側面には、充電レセプタクル21が設けられている。該充電レセプタクル21は、充電ケーブル23を介して上記バッテリチャージャ15に接続されている。該充電ケーブル23は、車室フロアの下面側において、上記モータ用バッテリ19に沿って配索される。
上記車両3の車体後部(車室の後方)には、荷室フロア25が設けられている。図1には、この荷室フロア25の一部が示されている。該荷室フロア25は、上下方向に回動するバックドア27によって開閉される。該バックドア27の先端部には、該バックドア27の開閉状態を検出するドアスイッチ29(許可手段)が設けられており、該ドアスイッチ29は、該バックドア27開時にオン状態となる一方、該バックドア27閉時にオフ状態となる。上記ドアスイッチ29は、車室に設けられたルームランプ31(図4参照)に接続されており、該ドアスイッチ29がオン状態で該ルームランプ31が点灯する一方、オフ状態で該ルームランプ31が消灯する。
図3は、上記車両3の上記荷室フロア25を示す平面図である。該荷室フロア25の上面側には、凹部33が形成されている。この凹部33には、上記モータ用バッテリ19から供給される直流電力を商用電源電圧(例えば100V)の交流電力に変換するインバータ35と、該インバータ35により変換された交流電力の車外への供給を制御する給電コントローラ37(制御装置、図4参照)と、が配置されている。
上記インバータ35と上記ジャンクションボックス13とを接続する電力ケーブル39は、充電ケーブル23と共に、車室フロアの下面側において、上記モータ用バッテリ19に沿って配索されている。
また、上記車両3には、上記給電コントローラ37や空調装置及びオーディオ等の各種システムに電力を供給する車両用バッテリ41(図4参照)が搭載されている。
上記荷室フロア25の凹部33には、上記インバータ35と、上記給電コントローラ37が配設されている。上記凹部33は、略円形状をなし、例えば上記荷室フロア25に設けられているスペアタイヤパンを流用することができる。上記インバータ35及び給電コントローラ37は、上記凹部33の底面33a上に車幅方向に並んで配置されている。
上記給電コントローラ37の上面には、上記車載給電システム1を操作するためのメインスイッチ45(スイッチ)と、上記インバータ35から出力された交流電力を出力するコンセント47(給電端子)と、が設けられている。
上記コンセント47は、非車載機器を接続するためのプラグが差し込まれる、商業電源用規格のコンセントである。上記インバータ35から供給された交流電力は、上記コンセント47から、変圧器、インバータ又は周波数変換器といった外部設備を介することなく、家電製品等の非車載機器に直接供給される。
次に、上記車載給電システム1の電気的構成について図4を参照して説明する。図4は、上記車載給電システム1の電気回路図である。
上記車載給電システム1は、上記給電コントローラ37と上記車両3に搭載された各種システムを制御する車両制御モジュール(VCM:Vehicle Control Module)49(制御装置)とによって制御され、これら給電コントローラ37及び車両制御モジュール49に上記車両用バッテリ41から電力が供給される。
上記車両用バッテリ41は、一端部が接地された通電路51に設けられ、該通電路51に、一対のヒューズ53,53が並列に接続されている。
一方の上記ヒューズ53の出力端から延びる通電路55は、リレースイッチ57の入力側端子に接続されている。該リレースイッチ57の出力側のコイル側端子から延びる通電路59は、上記車両制御モジュール49に接続されている。また、該リレースイッチ57の出力側のスイッチ側端子から延びる通電路61は、上記給電コントローラ37内のマイコン63に接続されている。
他方の上記ヒューズ53の出力端から延びる通電路65には、上記ドアスイッチ29及び上記車両制御モジュール49が並列に接続されている。
上記ドアスイッチ29の出力端から延びる通電路67には、上記給電コントローラ37及び上記ルームランプ31が並列に接続されている。該ルームランプ31は、接地されている。
上記通電路67の上記給電コントローラ37に延びる通電路69には、上記メインスイッチ45、上記マイコン63及びリレースイッチ71が並列に接続されている。
上記メインスイッチ45の出力端から延びる通電路73は、上記マイコン63に接続されている。上記リレースイッチ71の出力側のコイル側端子は、通電路75を介して上記マイコン63に接続されている。また、該リレースイッチ71の出力側のスイッチ側端子は、通電路77を介して上記車両制御モジュール49に接続されている。
上記マイコン63は、接地されていると共に、通電路79が接続されていて、該通電路79に発光ダイオード81が設けられている。
上記マイコン63は、上記ドアスイッチ29がオン状態となり、かつ上記メインスイッチ45が押下され、上記車両用バッテリ41から電力が供給されたオン状態が所定時間(例えば2秒)維持されたと判断すると、上記メインスイッチ45の出力端から延びる通電路73と上記リレースイッチ71の出力側のコイル側端子から延びる通電路75とを接続すると同時に、上記発光ダイオード81を点灯させる。これにより、上記71のコイル側に電流が流れ、スイッチ側が通電状態となる。その結果、上記車両用バッテリ41から上記車両制御モジュール49に起動電力が供給される。一方、上記車両用バッテリ41から上記メインスイッチ45に電力が供給されないオフ状態で、該メインスイッチ45は、上記車両制御モジュール49への起動電力の供給を遮断する。
上記車両制御モジュール49は、接地されていると共に、電源スイッチ83に接続され、該電源スイッチ83からその設定状態を示す信号が送信される。上記電源スイッチ83がシリンダタイプである場合、上記車両制御モジュール49は、該電源スイッチ83がACC(アクセサリ:accessory)に設定されているときに上記車両3が停止状態と判断してもよいし、該電源スイッチ83が電源ONポジションに設定されるときに、該車両3が停止状態であると判断してもよい。さらに、上記電源スイッチ83がプッシュスタートタイプである場合、上記車両制御モジュール49は、図示しないスタートボタンが押下されてオン状態であるときに、上記車両3が停止状態であると判断してもよい
また、上記車両制御モジュール49は、シフトレンジ85に接続されており、該シフトレンジ85からその設定状態を示す信号が送信される。上記車両制御モジュール49は、図示しないシフトレバーがパーキング(P:parking)ポジションに設定されているときに、停止状態と判断してもよいし、または、図示しないパーキングボタンが押下されたオン状態であるときに、停止状態と判断してもよい。さらに、上記車両制御モジュール49は、上記電源スイッチ83の設定がオン状態であり、かつ、上記シフトレンジ85がパーキングに設定されている場合にのみ、車両が停止状態であると判断してもよい。さらに、上記車両制御モジュール49は、上記シフトレンジ85のパーキング状態が解除されている場合には、上記給電コントローラ37または上記インバータ35を休止モードに設定する。
また、上記車両制御モジュール49は、車速センサ87にも接続されており、該車速センサ87から上記車両3の走行速度を示す信号が送信される。上記車両制御モジュール49は、上記車速センサ87から送信される信号に基づいて上記車両3の走行速度が所定速度(例えば0km/h)以上のときに、上記給電コントローラ37または上記インバータ35を休止モードに設定する。
上記インバータ35は、通電路89を介して上記モータ用バッテリ19に接続されている一方、通電路91を介して上記コンセント47に接続されている。
次に、上記車載給電システム1の動作について説明する。
車両制御モジュール49が電源スイッチ83及びシフトレンジ85からの信号に基づいて車両3が停止状態であると判断し、また、バックドア27が閉鎖され且つメインスイッチ45がオフの状態で、該バックドア27が開かれると、ドアスイッチ29がオン状態となる。
ドアスイッチ29がオン状態となると、ルームランプ31が点灯すると共に、給電コントローラ37のコンセント47への交流電力供給要求と判断される条件が成立し、車両用バッテリ41と給電コントローラ37のメインスイッチ45との接続が許可され、メインスイッチ45が車両用バッテリ41に接続される。
次に、メインスイッチ45が長押しされると、マイコン63が給電コントローラ37のリレースイッチ71のコイル側に電流を流し、該リレースイッチ71のスイッチ側がオン状態となり、車両制御モジュール49に起動信号が入力される。
起動信号が入力された車両制御モジュール49は、インバータ35に起動信号を出力し、該インバータ35を起動させる。起動したインバータ35は、モータ用バッテリ19から供給される直流電力を交流電力に変換し、給電コントローラ37のコンセント47に供給する。そして、コンセント47に非車載機器が接続されると、該非車載機器へ交流電力が供給される。
−発明の実施形態1の効果−
上記実施形態によれば、ドアスイッチ29が、メインスイッチ45と車両用バッテリ41との接続を、コンセント47への交流電力供給要求と判断される所定条件が成立した場合、即ち、バックドア27が開いた状態で許可する。したがって、車両3が停止し且つバックドア27が開いた時だけ車両用バッテリ41から給電コントローラ37及び車両制御モジュール49に起動電力が供給され、起動された車両制御モジュール49がコンセント47に交流電力を供給するインバータ35を起動する。このように、電力供給の要求があると判断されるときだけ車両用バッテリ41から給電コントローラ37に起動電力が供給されるので、給電コントローラ37が被水してもイオンマイグレーションを防ぐことができる。よって、車載給電システム1の誤動作を防止することができる。
また、上記実施形態によれば、電力供給の要求があると判断されるときにドアスイッチ29によってメインスイッチ45と車両用バッテリ41との接続が許可され、その後にメインスイッチ45がオン状態となって、車両制御モジュール49が起動される。つまり、電力供給の要求があると判断される場合にのみ車両制御モジュール49が起動されるので、車両制御モジュール49を作動させるのに要するエネルギーを必要最小限にとどめることが可能となり、エネルギーロスを低減することができる。
さらに、上記実施形態によれば、非車載機器への電力供給が不要な車両走行時に給電コントローラ37及び車両制御モジュール49が休止モードに設定されるので、エネルギーロスを低減することができる。
《発明の実施形態2》
図5は、本発明の実施形態2に係る車載給電システム20の電気回路図である。この車載給電システム20は、上記コンセント47に近接センサ93(許可手段)が設けられている点で上記実施形態1と異なる。その他の構成は、上記実施形態1に係る車載給電システム1と略同一であるため、ここではそれらの詳細な説明を省略する。
上記コンセント47には、上記近接センサ93が設けられている。該近接センサ93は、上記コンセント47に非車載機器のプラグ(図示せず)が差し込まれたときに、その差込状態を検出するものである。
上記近接センサ93は、上記マイコン63に接続されている一方、上記コンセント47に非車載機器のプラグが差し込まれたときに、検出信号を上記車両制御モジュール49に内蔵されたNANDゲート95に入力する。
一方、上記給電コントローラ37におけるリレースイッチ71の出力側のスイッチ側端子は、上記NANDゲート95に入力されている。
そして、上記NANDゲート95は、上記近接センサ93からの検出信号及び上記リレースイッチ71からの出力信号の双方の入力がある場合に、上記インバータ35に起動信号を入力する。
次に、車載給電システム1の動作について説明すると、車両制御モジュール49が電源スイッチ83及びシフトレンジ85からの信号に基づいて車両3が停止状態であると判断し、また、バックドア27が閉鎖され且つメインスイッチ45がオフの状態で、該バックドア27が開かれると、ドアスイッチ29がオン状態となる。
ドアスイッチ29がオン状態となると、ルームランプ31が点灯すると共に、給電コントローラ37のコンセント47への交流電力供給要求と判断される条件が成立し、車両用バッテリ41と給電コントローラ37のメインスイッチ45との接続が許可され、メインスイッチ45が車両用バッテリ41に接続される。
次に、メインスイッチ45が長押しされると、マイコン63が給電コントローラ37のリレースイッチ71のコイル側に電流を流し、該リレースイッチ71のスイッチ側がオン状態となり、車両制御モジュール49のNANDゲート95に出力信号が入力される。
さらに、近接センサ93からNANDゲート95に検出信号が入力されると、車両制御モジュール49は、インバータ35に起動信号を出力し、該インバータ35を起動させる。起動したインバータ35は、モータ用バッテリ19から供給される直流電力を交流電力に変換し、給電コントローラ37のコンセント47に供給する。そして、コンセント47から非車載機器へ交流電力が供給される。
−発明の実施形態2の効果−
また、上記実施形態によれば、車両制御モジュール49が、コンセント47に非車載機器のプラグが物理的に接続された場合に、インバータ35を起動する。したがって、コンセント47に確実に給電が必要なときだけにインバータ35が起動されるので、エネルギーロスを低減することができる。
《発明の実施形態3》
図6は、本発明の実施形態3に係る車載給電システム30の電気回路図である。この車載給電システム30は、上記近接センサ93が、上記車両用バッテリ41と上記メインスイッチ45との接続を許可する許可手段として機能する点で上記実施形態2と異なる。その他の構成は、上記実施形態2に係る車載給電システム20と略同一であるため、ここではそれらの詳細な説明を省略する。
上記他方のヒューズ53の出力端から延びる通電路65には、上記車両制御モジュール49及びNPNトランジスタ97が並列に接続されている。
上記NPNトランジスタ97のコレクタに上記通電路65が接続されていると共に、該NPNトランジスタ97のエミッタには、上記メインスイッチ45、上記マイコン63及び上記リレースイッチ71が並列に接続されている。
上記近接センサ93は、上記マイコン63に接続されていると共に、上記NPNダイオード97のベースに接続されている。
次に、車載給電システム1の動作について説明すると、車両制御モジュール49が電源スイッチ83及びシフトレンジ85からの信号に基づいて車両3が停止状態であると判断し、また、バックドア27が閉鎖され且つメインスイッチ45がオフの状態で、コンセント47に非車載機器のプラグが差し込まれると、NPNトランジスタ97のベースに電流が流れ、NPNトランジスタ97のコレクタからエミッタに電流が流れる。
NPNトランジスタ97のコレクタからエミッタに電流が流れると、ルームランプ31が点灯すると共に、給電コントローラ37のコンセント47への交流電力供給要求と判断される条件が成立し、車両用バッテリ41と給電コントローラ37のメインスイッチ45との接続が許可され、メインスイッチ45が車両用バッテリ41に接続される。
次に、メインスイッチ45が長押しされると、マイコン63が給電コントローラ37のリレースイッチ71のコイル側に電流を流し、該リレースイッチ71のスイッチ側がオン状態となり、車両制御モジュール49に起動信号が入力される。
起動信号が入力された車両制御モジュール49は、インバータ35に起動信号を出力し、該インバータ35を起動させる。起動したインバータ35は、モータ用バッテリ19から供給される直流電力を交流電力に変換し、給電コントローラ37のコンセント47に供給する。そして、コンセント47から非車載機器へ交流電力が供給される。
−発明の実施形態3の効果−
上記実施形態によれば、コンセント47に非車載機器のプラグが差し込まれたという物理的な結合がなされたときに車両用バッテリ41とメインスイッチ45との接続を許可しているので、非車載機器への電力供給が確実に必要な場合にのみ電力を供給することができる。したがって、エネルギーロスを最小限に抑えることが可能となる。
《本発明の実施形態4》
図7は、本発明の実施形態4に係る車載給電システム40の電気回路図である。この車載給電システム40は、電源管理を行うボディコントロールモジュール(BCM:Body Control Module)99(許可手段)を備えている点で上記実施形態1に係る車載給電システム1と異なる。その他の構成は、上記車載給電システム1と略同一であるため、ここでは、それらの詳細な説明を省略する。
上記ボディコントロールモジュール99は、マイコン101と、一対のNPNトランジスタ103,105を有している。上記マイコン101は、電通路107,109を介して接地しており、このうち電通路109には上記ドアスイッチ29が設けられている。また、上記マイコン101は、上記一対のNPNトランジスタ103,105の各ベースに接続されている。当該両NPNトランジスタ103,105のうち一方のNPNトランジスタ103のコレクタには、上記ルームランプ31が接続され、エミッタが接地されている。また、他方のNPNトランジスタ105のコレクタには、上記車両用バッテリ41が設けられた電通路51の他端部が接続され、エミッタが上記メインスイッチ45の入力端子に接続されている。
そして、上記バックドア27が開くと、上記ドアスイッチ29がオン状態となり、上記マイコン101から上記NPNトランジスタ103,105の各ベースに電流が流れ、上記ルームランプ31が点灯すると共に、上記メインスイッチ45と上記車両用バッテリ41との接続が許可される。
次に、上記車載給電システム40の動作について説明する。車両制御モジュール49が電源スイッチ83及びシフトレンジ85からの信号に基づいて車両3が停止状態であると判断し、また、バックドア27が閉鎖され且つメインスイッチ45がオフの状態で、該バックドア27が開かれると、ドアスイッチ29がオン状態となる。
ドアスイッチ29がオン状態となると、ボディコントロールモジュール99の動作により、ルームランプ31が点灯すると共に、給電コントローラ37のコンセント47への交流電力供給要求と判断される条件が成立し、車両用バッテリ41と給電コントローラ37のメインスイッチ45との接続が許可され、メインスイッチ45が車両用バッテリ41に接続される。
次に、メインスイッチ45が長押しされると、マイコン63が給電コントローラ37のリレースイッチ71のコイル側に電流を流し、該リレースイッチ71のスイッチ側がオン状態となり、車両制御モジュール49に起動信号が入力される。
起動信号が入力された車両制御モジュール49は、インバータ35に起動信号を出力し、該インバータ35を起動させる。起動したインバータ35は、モータ用バッテリ19から供給される直流電力を交流電力に変換し、給電コントローラ37のコンセント47に供給する。そして、コンセント47に非車載機器が接続されると、該非車載機器へ交流電力が供給される。
《発明の実施形態5》
図8は、本発明の実施形態5に係る車載給電システム50の電気回路図である。この車載給電システム50は、電源スイッチ83が電源オフ状態となってから一定時間、上記メインスイッチ45と上記車両用バッテリ41との接続を許可するものである。その他の構成は、上記実施形態4に係る車載給電システム40と略同一なので、ここでは、それらの詳細な説明を省略する。
上記ボディコントロールモジュール99のマイコン101には、上記ドアスイッチ29の代わりに、車載機器間を相互に接続するコントローラエリアネットワーク(CAN:Controller Area Network)111(許可手段)が接続されている。上記マイコン101には、このコントローラエリアネットワーク111から上記電源スイッチ83の設定情報が入力される。
上記マイコン101は、上記コントローラエリアネットワーク111から電源スイッチオン情報が入力されると、上記NPNトランジスタ105に電力を供給しない。一方、電源スイッチオフ情報が入力されると、上記マイコン101は、上記NPNトランジスタ105のベースに電流を流し、上記車両用バッテリ41と上記メインスイッチ45との接続を一定時間(例えば10〜30分)許可する。
次に、上記車載給電システム50の動作について説明する。電源スイッチ83がオン状態からオフ状態になると、ボディコントロールモジュール99の動作により、給電コントローラ37のコンセント47への交流電力供給要求と判断される条件が成立し、車両用バッテリ41と給電コントローラ37のメインスイッチ45との接続が許可され、メインスイッチ45が車両用バッテリ41に接続される。
次に、メインスイッチ45が長押しされると、給電コントローラ37のマイコン63が給電コントローラ37のリレースイッチ71のコイル側に電流を流し、該リレースイッチ71のスイッチ側がオン状態となり、車両制御モジュール49に起動信号が入力される。
起動信号が入力された車両制御モジュール49は、インバータ35に起動信号を出力し、該インバータ35を起動させる。起動したインバータ35は、モータ用バッテリ19から供給される直流電力を交流電力に変換し、給電コントローラ37のコンセント47に供給する。そして、コンセント47に非車載機器が接続されると、該非車載機器へ交流電力が供給される。
そして、電源スイッチ83がオフ状態となってから一定時間経過すると、車両用バッテリ41とメインスイッチ45との接続が断たれる(禁止される)。
−発明の実施形態5の効果−
上記実施形態によれば、車両3に搭載されていない機器への電力供給要求が比較的高い場面においてメインスイッチ45と車両用バッテリ41との接続を許可するので、電力供給の必要性を判断することが可能となる。
《発明の実施形態6》
図9は、本発明の実施形態6に係る車載給電システム60の電気回路図である。この車載給電システム60は、上記車両3の周囲にスマートキー(図示せず)が有る場合に、上記メインスイッチ45と上記車両用バッテリ41との接続を許可するものである。その他の構成は、上記実施形態5に係る車載給電システム50と略同一なので、ここでは、それらの詳細な説明を省略する。
上記ボディコントロールモジュール99のマイコン101には、上記コントローラエリアネットワーク111から上記スマートキーの有無を示す情報が入力される。即ち、該スマートキーが上記車両3から所定範囲内に有る時に、「スマートキー有り」を示す情報が上記マイコン101に入力される一方、該スマートキーが上記車両3から所定範囲内に無い時に、「スマートキー無し」を示す情報が上記マイコン101に入力される。
上記マイコン101は、上記コントローラエリアネットワーク111から「スマートキー無し」を示す情報が入力されると、上記NPNダトランジスタ105のベースに電流を流さない。一方、「スマートキー有り」を示す情報が入力されると、上記マイコン101は、上記NPNトランジスタ105のベースに電流を流し、上記車両用バッテリ41と上記メインスイッチ45との接続を許可する。
次に、上記車載給電システム60の動作について説明する。車両制御モジュール49が電源スイッチ83及びシフトレンジ85からの信号に基づいて車両3が停止状態であると判断している状態で、スマートキーが車両3から所定範囲内に入ると、ボディコントロールモジュール99のマイコン101に「スマートキー有り」を示す情報が入力される。
スマートキー有りとなると、ボディコントロールモジュール99の動作により、給電コントローラ37のコンセント47への交流電力供給要求と判断される条件が成立し、車両用バッテリ41と給電コントローラ37のメインスイッチ45との接続が許可され、メインスイッチ45が車両用バッテリ41に接続される。
次に、メインスイッチ45が長押しされると、マイコン63が給電コントローラ37のリレースイッチ71のコイル側に電流を流し、該リレースイッチ71のスイッチ側がオン状態となり、車両制御モジュール49に起動信号が入力される。
起動信号が入力された車両制御モジュール49は、インバータ35に起動信号を出力し、該インバータ35を起動させる。起動したインバータ35は、モータ用バッテリ19から供給される直流電力を交流電力に変換し、給電コントローラ37のコンセント47に供給する。そして、コンセント47に非車載機器が接続されると、該非車載機器に交流電力が供給される。
−発明の実施形態6の効果−
上記実施形態によれば、車両3の周囲に人が居るときに車両用バッテリ41とメインスイッチ45との接続を許可しており、非車載機器への交流電力供給の可能性が比較的高い条件で給電コントローラ37及び車両制御モジュール49に起動電力が供給される。したがって、電力供給の可能性が高い場面だけで車載給電システム60を起動することが可能となる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、車両用バッテリ41とメインスイッチ45との接続を許可する許可手段がドアスイッチ29等で構成されているが、これに限定されず、例えばトランクリッドの開放時に接続を許可するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車載給電システム1等が荷室フロア25の凹部33に設けられているが、これに限定されず、車両3に設けられていればよい。
以上説明したように、本発明に係る車載給電システムは、インバータを起動する制御装置に電力を供給する車両用バッテリの出力端子に電食が生じるのを防止する用途に適用することができる。
1,20,30,40,50,60 車載給電システム
3 車両
5 電気モータ
9 車輪
19 モータ用バッテリ
29 ドアスイッチ(許可手段)
35 インバータ
37 給電コントローラ(制御装置)
41 車両用バッテリ
45 メインスイッチ(スイッチ)
47 コンセント(給電端子)
49 車両制御モジュール(制御装置)
83 電源スイッチ
85 シフトレンジ
93 近接スイッチ(許可手段)
99 ボディコントロールモジュール(許可手段)
111 コントローラエリアネットワーク(許可手段)

Claims (6)

  1. 車輪を駆動する電気モータに電力を供給するモータ用バッテリと、車両に搭載されている機器に電力を供給する車両用バッテリと、を有し、車両に搭載されて上記モータ用バッテリから非車載機器に電力を供給する車載給電システムであって、
    上記モータ用バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    該インバータの交流電力を出力する給電端子と、
    上記車両が停止状態である場合に上記インバータから上記給電端子への交流電力の供給を制御する制御装置と、
    オン状態で上記車両用バッテリから上記制御装置に起動電力を供給する一方、オフ状態で該起動電力の供給を遮断するスイッチと、
    上記給電端子への交流電力供給要求と判断される所定条件が成立した場合に、上記スイッチと上記車両用バッテリとの接続を許可する許可手段と、を備え、
    上記制御装置は、上記スイッチがオン状態である場合に、上記インバータを起動することを特徴とする車載給電システム。
  2. 請求項1に記載の車載給電システムにおいて、
    上記制御装置は、上記許可手段によって上記スイッチと上記車両用バッテリとの接続が許可された後に、上記スイッチがオン状態となった場合に、起動されることを特徴とする車載給電システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車載給電システムにおいて、
    上記制御装置は、上記スイッチがオン状態となった後に、上記給電端子と上記非車載機器との接続が検出された場合に、上記インバータを起動することを特徴とする車載給電システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車載給電システムにおいて、
    上記許可手段は、上記給電端子と上記非車載機器との接続検出時、上記スイッチ操作時、車両ドア開放時、トランクリッド開放時、スマートキーが上記車両から所定範囲内に有る時、または、電源スイッチオフ時から一定時間、上記スイッチと上記車両用バッテリとの接続を許可することを特徴とする車載給電システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車載給電システムにおいて、
    上記制御装置または上記インバータは、上記車両の走行速度が所定速度以上である場合またはシフトレンジのパーキング状態が解除されている場合には、休止状態となることを特徴とする車載給電システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車載給電システムにおいて、
    上記車両の車体後部には、荷室フロアが設けられ、該荷室フロアの上面側には、凹部が形成され、該凹部には、上記制御装置が配置されていることを特徴とする車載給電システム。
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