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JP6158416B2 - 半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ及びその使用方法 - Google Patents

半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ及びその使用方法 Download PDF

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JP6158416B2 JP2016501886A JP2016501886A JP6158416B2 JP 6158416 B2 JP6158416 B2 JP 6158416B2 JP 2016501886 A JP2016501886 A JP 2016501886A JP 2016501886 A JP2016501886 A JP 2016501886A JP 6158416 B2 JP6158416 B2 JP 6158416B2
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Description

本開示内容、即ち、本発明は、一般に、外科用ツールに関する。特に、本発明は、体腔内に形成された開口部を拡張する半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ及び半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレを用いる方法に関する。
〔関連出願の説明〕
本願は、2013年3月14日に出願された米国特許仮出願第61/785,383号の権益主張出願であり、この米国特許仮出願を参照により引用し、その開示内容を本明細書の一部とする。
外科手術では、手術が行われるべき体腔内に開口部を形成する必要のある場合が多い。開口部のサイズに応じて、かかる開口部の治癒は、長い回復時間を必要とする場合がある。さらに、比較的大きな開口部は、皮膚上に永続的な瘢痕を残す場合があり、これは、患者にとって望ましくない。
体腔内に比較的大きな開口部を形成するのを避けるために、低侵襲手術、例えば腹腔鏡下手術が現行の外科的技術となっており、かかる技術では、手技が約0.5mm〜10mmの直径を備えた比較的小さな開口部を通して行われる。かかる低侵襲手術は、疼痛の軽減及び回復時間の短縮という利点をもたらす。
さらに、約3.0mmよりも小さい切開創は、永続的な瘢痕化の恐れを大幅に減少させることが知られている。しかしながら、手術に必要な多くのツールは、3.0mmを超える寸法を有し、したがって、3.0mm開口部を通って体腔に入ることができない。したがって、瘢痕が最小限に抑えられると共に更に回復時間が短縮されるという利点は、多くの手術では実現できない。
したがって、切開創の組織を増大させず又は体腔内の他の組織を裂くことなく、形成された開口部内に嵌まり込むことができない外科用ツールを受け入れる開口部の内側と外側の両方で半径方向に拡張可能な拡張型カニューレが要望されている。
上述の要望は、半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ及び半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレの使用方法の具体化によって大幅に満たされる。
一具体化例によれば、外科用組立体は、拡張型カニューレ及び針先端部付き栓子を含む。拡張型カニューレは、2つ又は3つ以上のセクタを含む半径方向に拡張可能なフランジを有し、2つ又は3つ以上のセクタの各々は、独立して動くことができる。半径方向に拡張可能なフランジは、拡張型カニューレの近位端部のところに設けられる。拡張型カニューレは、拡張型カニューレの近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフトを更に有する。拡張可能なシャフトは、拡張型カニューレの内部通路を構成すると共に2本又は3本以上のアームを有する。2本又は3本以上のアームの各々は、内部通路に隣接して位置する細長い長手方向ストリップを有し、2本又は3本以上のアームの各々は、拡張型カニューレの遠位端部のところに設けられたベース区分を有する。2本又は3本以上のアームの各々は、ベース区分の一端から延びる第1の枝部及びベース区分の別の端から延びる第2の枝部を更に有する。第1の枝部は、半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタのうちの第1のセクタに連結され、第2の枝部は、半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタのうちの第2の異なるセクタに連結されている。針先端部付きの栓子は、ノブ及びノブから延びる環状突出部を備えたハンドル、ハンドルに連結されたシャフト、及びシャフトに連結された針先端部を有する。
幾つかの具体化例では、半径方向に拡張可能なフランジは、2つ又は3つ以上のセクタを備えた環状突出部を有するのが良い。ハンドルの環状突出部は、半径方向に拡張可能なフランジの環状突出部を受け入れるよう構成された環状開口部を備えるのが良い。シャフトは、針先端部付き栓子の中心軸線に垂直な軸線の方向に第1の寸法を有するのが良く、針先端部は、針先端部付き栓子の中心軸線に垂直な軸線の方向にシャフトの第1の寸法よりも大きな第2の寸法を有するのが良い。シャフトの第1の寸法は、外科用組立体の中心軸線に垂直な軸線の方向に拡張可能なシャフトにより構成された内部通路の寸法に実質的に等しいのが良い。針先端部は、体腔内に開口部を形成するよう構成されているのが良い。
別の具体化例では、拡張型カニューレが各々独立して動くことができる2つ又は3つ以上のセクタ(扇形部分)を含む半径方向に拡張可能なフランジを有する。半径方向に拡張可能なフランジは、拡張型カニューレの近位端部のところに設けられている。拡張型カニューレは、拡張型カニューレの近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフトを更に有する。拡張可能なシャフトは、拡張型カニューレの内部通路を構成すると共に2本又は3本以上のアームを有する。2本又は3本以上のアームの各々は、内部通路に隣接して位置する細長い長手方向ストリップを有すると共にベース区分を有する。各ベース区分は、拡張型カニューレの遠位端部のところに設けられている。2本又は3本以上のアームの第1の枝部がベース区分の一端から延び、2本又は3本以上のアームの第2の枝部がベース区分の別の端から延びている。第1の枝部は、半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタのうちの第1のセクタに連結され、第2の枝部は、半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタのうちの第2の異なるセクタに連結されている。
幾つかの具体化例では、半径方向に拡張可能なフランジは、2つ又は3つ以上のセクタを備えた環状突出部を有するのが良い。環状突出部は、半径方向に拡張可能なフランジの近位フェースから軸方向に延びるのが良い。半径方向に拡張可能なフランジは、拡張可能なシャフトの直径に等しい直径を有するセンターハブを備えるのが良い。環状突出部は、半径方向に拡張可能なフランジと同数のセクタを有するのが良い。半径方向に拡張可能なフランジは、4つのセクタを有するのが良く、拡張可能なシャフトは、4本のアームを有するのが良い。
幾つかの具体化例では、半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタの各々の外側円周方向長さは、等しいのが良い。半径方向に拡張可能なフランジは、拡張可能なシャフトの中心軸線に垂直であるのが良い。拡張可能なシャフトの2本又は3本以上のアームは、扁平であるのが良い。拡張可能なシャフトの軸方向寸法は、半径方向可能なフランジの半径方向寸法よりも大きいのが良い。第1の枝部及び第2の枝部は、長手方向スリットを備えるのが良く、半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタの各対は、セクタスリットによって隔てられるのが良く、セクタスリットは、単一の平面に沿って長手方向スリットと整列している。
別の具体化例によれば、拡張型カニューレが各々独立して動くことができる2つ又は3つ以上のセクタを含む半径方向に拡張可能なフランジを有する。半径方向に拡張可能なフランジは、拡張型カニューレの近位端部のところに設けられている。拡張型カニューレは、拡張型カニューレの近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフトを更に有する。拡張可能なシャフトは、拡張型カニューレの内部通路を構成すると共に2本又は3本以上のアームを有する。2本又は3本以上のアームの各々は、内部通路に隣接して位置する細長い長手方向ストリップを有すると共にベース区分を有する。各ベース区分は、拡張型カニューレの遠位端部のところに設けられている。2本又は3本以上のアームの第1の枝部がベース区分の一端から延び、2本又は3本以上のアームの第2の枝部がベース区分の別の端から延びている。第1の枝部及び第2の枝部は、長手方向スリットを備える。半径方向に拡張可能なフランジの2つ又は3つ以上のセクタの各対は、セクタスリットによって隔てられ、セクタスリットは、単一の平面に沿って長手方向スリットと整列している。
更に別の具体化例によれば、体腔内に形成された開口部内に外科用器具を挿入する方法が開示される。最初に、外科用組立体の少なくとも一部を体腔内に挿入することによって体腔内に開口部を形成する。外科用組立体は、針先端部付き栓子に嵌めた状態で設けられた拡張型カニューレを含む。拡張型カニューレは、拡張型カニューレの近位端部のところに設けられた半径方向に拡張可能なフランジ及び拡張型カニューレの近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフトを有する。半径方向に拡張可能なフランジは、開口部の外側に配置される。
次に、拡張型カニューレの拡張可能なシャフトの少なくとも一部を体腔の開口部に維持した状態で針先端部付き栓子を外科用組立体から取り出す。最後に、外科用ツールを拡張型カニューレ内に挿入する。外科用ツールは、外科用ツールの中心軸線に垂直な軸線方向に寸法を有し、この寸法は、外科用組立体の中心軸線に垂直な軸線の方向における拡張型カニューレの拡張可能なシャフトの寸法よりも大きい。外科用ツールの挿入により、拡張型カニューレの半径方向に拡張可能なフランジと拡張可能なシャフトの両方の拡張が生じる。
幾つかの具体化例では、外科用組立体からの針先端部付き栓子の取り出しにより、拡張型カニューレの半径方向に拡張可能なフランジと拡張可能なシャフトの両方の拡張を生じさせることができる。外科用ツールを拡張型カニューレから取り出すのが良く、それにより、拡張型カニューレがその応力を受けていない形態に自動的に戻る。針先端部付き栓子を拡張型カニューレ内に部分的に配置して外科用組立体を組み立てるのが良い。
半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ及び半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレの使用方法の或る特定の具体化例につき、以下の詳細な説明を良好に理解することができるよう概略説明した。当然のことながら、以下に説明すると共に請求項の内容をなすであろう追加の具体化例が存在する。
この点に関し、少なくとも1つの具体化例を詳細に説明する前に、半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレは、その用途が以下の説明に記載されると共に図面に示されているコンポーネントの構造及び配置の細部に限定されることがないということは理解されるべきである。また、本明細書並びに要約書で用いられる語句及び用語は、説明の目的のためであって本発明を限定するものと見なされてはならないことが理解されるべきである。
したがって、当業者であれば理解されるように、本発明の立脚する技術的思想は、半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレの幾つかの目的を達成する他の構造体、方法、及びシステムの設計の基礎として容易に利用できる。したがって、特許請求の範囲に記載された本発明は、かかる均等構成例が本願の要旨の精神及び範囲から逸脱しない限り、かかる均等構成例を含むことは言うまでもない。
半径方向に拡張可能なフランジを備えた例示の拡張型カニューレを示す斜視図である。 例示の針先端付き栓子を示す斜視図である。 半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ内に挿入された針先端部付き栓子を含む例示の外科用組立体を示す斜視図である。 外科用組立体のIV‐IV線矢視拡大断面斜視図である。
図面を参照して半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレ及び半径方向に拡張可能なフランジを備えた拡張型カニューレの使用方法の具体化例について説明する。なお、図全体にわたり、同一の参照符号は、同一の部分を示している。
図1を参照すると、半径方向に拡張可能なフランジ12を備えた拡張型カニューレ10が示されている。拡張型カニューレ10は、拡張型カニューレの近位端部のところに設けられている半径方向に拡張可能なフランジ12及び拡張型カニューレの近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフト20を有する。拡張可能なシャフト20は、遠位端部24と反対側に位置する遠位端部22を有する。幾つかの具体化例では、図1に示されているように、半径方向に拡張可能なフランジ12は、円形であるのが良い。他の具体化例では、半径方向に拡張可能なフランジ12は、任意の幾何学的形状のものであって良く、例えば、長円形、三角形、正方形、五角形、六角形等である。
半径方向に拡張可能なフランジ12は、4本のスリット16により互いに隔てられ、かくして、別個独立に動くことができる4つのセクタ(扇形部分)14を有する。セクタ14は、拡張可能なシャフト20の中心軸線に対して垂直に延びるのが良い。各セクタ14の外壁と内壁との間の半径方向寸法は、近位端部22と遠位端部24との間の拡張可能なシャフト20の軸方向長さよりも短い。4つの環状突出部18が半径方向に拡張可能なフランジ12の近位フェースから軸方向に延びており、各環状突出部18は、各セクタ14にそれぞれ連結されている。各環状突出部18は、セクタ14の内壁に沿って円周方向に延びている。各突出部18の内側及び外側円周方向長さは、互いに等しいのが良い。セクタ14は、セクタ14の外壁と同軸のハブ19を構成している。ハブ19、半径方向に拡張可能なフランジ12、及び拡張可能なシャフト20の中心軸線は、同一であるのが良い。ハブ19は、0.5mm〜100mmの範囲の直径を有するのが良く、好ましくは、約1.0mm〜3.0mmの直径を有するのが良い。
幾つかの具体化例では、図1に示されているように、半径方向に拡張可能なフランジ12は、4つのセクタ14を有するのが良い。他の具体化例では、半径方向に拡張可能なフランジ12は、2つ又は3つ以上の任意の数のセクタ14を有しても良い。半径方向に拡張可能なフランジ12は、好ましくは、硬質材料、例えば硬質プラスチック又は硬質金属で作られるのが良い。半径方向に拡張可能なフランジ12は、拡張型カニューレ10中に挿入されている外科用ツールがこれに当たった場合に変形することなくこれがその構造を維持するよう剛性であるのが良い。
拡張可能なシャフト20は、拡張可能なシャフト20の近位端部分22から遠位端部分24まで延びる4本のアーム26を有している。各アーム26は、U字形であるのが良く、各アームは、遠位端部分24のところに位置したベース区分28、ベース区分28の一端から延びる第1の枝部30、及びベース区分28の他端から延びる第2の枝部32を有する。幾つかの具体化例では、図1に示されているように、ベース区分28は、湾曲しているのが良く、他の具体化例では、ベース区分28は、扁平であるのが良い。
第1の枝部30と第2の枝部32との間には各アーム26のためのスリット34が形成されている。4本のアーム26は、ハブ19の直径に等しいのが良い直径を備えた内部通路27を構成している。内部通路27の直径は、例えば、1.0〜3.0mmであるのが良い。幾つかの具体化例では、図1に示されているように、拡張可能なシャフト20は、4本のアーム26を有する。他の具体化例では、拡張可能なシャフト20は、2本又は3本以上の任意の本数のアーム26を有するのが良い。しかしながら、好ましくは、アーム26の本数は、セクタ14の個数に等しいのが良い。
第1の枝部30の近位端部分22は、1つのセクタ14に連結され、第2の枝部32の近位端部は、別のセクタ14に連結されている。第1の枝部及び第2の枝部32の近位端部22は、セクタ14の内壁に隣接して位置する各セクタ14の遠位フェースに連結されている。図1に示されているように、各スリット34は、同一平面に沿って対応のスリット16と整列している。幾つかの具体化例では、図1に示されているように、アーム26は、ストリップで形成されるのが良く、したがって、ベース区分28、第1の枝部30、及び第2の枝部32は、扁平である。他の具体化例では、アーム26は、例えばワイヤで作られるのが良く、したがって、ベース区分28、第1の枝部30、及び第2の枝部32は、丸形である。
半径方向に拡張可能なフランジ12の各セクタ14が2本の互いに異なるアーム26に連結されているので、拡張型カニューレ10は、その構造を維持し、拡張型カニューレは、セクタ14とアーム26が個々に別体であっても、ばらばらになり又は分離することはない。アームは、好ましくは、半径方向に拡張可能なフランジ12が拡張し、次にこれらの応力を受けていない形態に戻るときに第1の枝部30及び第2の枝部32が撓むことができるようにする弾性材料で作られるのが良い。弾性材料は、例えば、弾性プラスチック、弾性ゴム、弾性炭素繊維、弾性金属、弾性金属合金等であるのが良い。
図2を参照すると、針先端部付き栓子50が示されている。針先端部付き栓子50は、ノブ53及び環状突出部54を備えたハンドル52、近位端部56及び遠位端部58を備えたシャフト55及び針先端部60を有している。ハンドル52は、シャフト55の近位端部56に連結され、針先端部60は、シャフト55の遠位端部58に連結されている。環状突出部54は、ノブ53から見て遠位側の方向に延びている。
幾つかの具体化例では、図2に示されているように、ノブ53は、医療技師が針先端部付き栓子50を効果的に掴んで操作することができるようにするよう全体として五角形の形状を有する。他の具体化例では、ノブ53は、任意の幾何学的形状を有して良く、例えば、長円形、三角形、正方形、五角形、六角形等である。ハンドル52は、好ましくは、硬質材料、例えば硬質プラスチック又は硬質金属で作られるのが良い。
シャフト55は、図2に示されているように全体として管の形をしているのが良い。しかしながら、幾つかの具体化例では、シャフト55は、内部通路27内に受け入れ可能な幾何学的形状であればどのような形状のものであっても良い。例えば、シャフト55の中心軸線に垂直なシャフト55の断面は、任意の幾何学的形状のものであって良く、例えば長円形、三角形、正方形、五角形、六角形等である。シャフト55の直径は、好ましくは、内部通路27の直径に等しいのが良い。したがって、シャフト55の直径は、例えば、1.0mm〜3.0mmであるのが良い。
針先端部60は、体腔内に開口部を形成するよう構成されている。針先端部60は、その近位端部のところに、シャフト55の直径よりも大きな直径を備えた拡大ヘッドを有するのが良い。したがって、針先端部60の最も大きな直径は、拡張型カニューレ10のハブ19又は内部通路27の直径よりも大きいのが良い。したがって、針先端部付き栓子50が拡張型カニューレ10内に挿入されているとき、針先端部60により、半径方向に拡張可能なフランジ12及び拡張可能なシャフト20が拡張し、それによりハブ19の直径が増大すると共に針先端部60が半径方向に拡張可能なフランジ12及び拡張可能なシャフト20を通過することができる。
図3を参照すると、拡張型カニューレ10内に挿入された針先端部付き栓子50を含む外科用組立体80が示されている。針先端部付き栓子50と拡張型カニューレ10は、以下に詳細に説明するように摩擦嵌めを用いて互いに連結されている。外科用組立体80は、手術のための開口部を形成するよう体腔内に挿入されるよう構成されている。針先端部付き栓子50の取り外しに続き、体腔内の開口部が拡張型カニューレ10によって作られることになる。
図4を参照すると、IV‐IV線に沿って取った外科用組立体80の近位端部の断面が示されている。ハンドル52の環状突出部54は、針先端部付き栓子50が拡張型カニューレ10内に挿入されたときに摩擦嵌めにより半径方向に拡張可能なフランジ12の環状突出部18を受け入れて保持するよう構成された環状開口部62を備えている。環状突出部54は、環状突出部54が僅かに撓んで環状突出部18を受け入れてこれを保持することができる厚さを有するのが良い。環状突出部54と環状突出部18との摩擦嵌めは、医療技師が体腔内に開口部を形成している間、針先端部付き栓子50と拡張型カニューレ10が互いに分離することがないほど十分な強度を有するべきである。
拡張型カニューレ10を用いて外科用器具を体腔の開口部内に挿入することができる。特に、応力を受けていない形態においてハブ19の直径よりも大きな直径を備えた外科用器具を体腔の開口部内に挿入することができ、この場合、切開創のサイズを増大させることがなく又は体腔内の他の組織を裂くことがない。したがって、永続的な瘢痕化の恐れを減少させるために例えば1.0mm〜3.0mmの切開創サイズを維持した状態で例えば大きなヘッドを備えた多種多様な外科用ツールを用いて手術を行うことができる。
先ず最初に、外科用組立体80の少なくとも一部を体腔内に挿入することによって開口部を体腔内に形成するのが良い。針先端部60は、体腔内の組織を引き裂いて体腔内に開口部を形成する。半径方向に拡張可能なフランジ12を形成された開口部の外側に配置する。
次に、拡張型カニューレ10の拡張可能なシャフト20の少なくとも一部を体腔内に維持した状態で針先端部付き栓子50を外科用組立体80から取り出して開口部を形成する。針先端部付き栓子50の針先端部60がアーム26により構成された内部通路27の直径よりも大きく且つハブ19の直径よりも大きな直径を有しているので、針先端部60が拡張型カニューレ10から抜き出されているときに拡張可能なシャフト20及び次に半径方向に拡張可能なフランジ12が拡張する。
体腔に対して手術を行うため、半径方向に拡張可能なフランジ12及び拡張可能なシャフト20を通って1つ又は2つ以上の外科用器具を体腔の開口部中に挿入する。外科用器具のうちの1つ又は2つ以上は、ハブ19及び内部通路27の直径よりも大きな直径を有する場合があり、それにより、外科用ツールが拡張型カニューレ10に沿って体腔の開口部中に軸方向に動いているときに半径方向に拡張可能なフランジ12及び次に拡張可能なシャフト20が拡張する。
拡張型カニューレ10の少なくとも一部は、外科用器具が拡張型カニューレ内に位置している間、応力を受けた拡張形態を取ったままであるのが良い。しかしながら、外科用器具を拡張型カニューレ10からいったん取り出すと、拡張型カニューレは、アーム26の弾性材料に起因してその応力を受けていない形態に自動的に戻ることができる。
半径方向に拡張可能なフランジ12を備えた拡張型カニューレ10の多くの特徴及び多くの利点は、詳細な説明から明らかであり、かくして、特許請求の範囲に記載された本発明は、本願の要旨の範囲内のかかる全ての特徴及び利点に及ぶ。さらに、多くの改造及び変形が可能である。したがって、拡張型カニューレ10を説明すると共に図示した構成及び作用そのものに限定することは望ましくなく、したがって、全ての適当な改造例及び均等例は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲に属すると言える。

Claims (13)

  1. 外科用組立体であって、
    拡張型カニューレを含み、前記拡張型カニューレは、
    2つ又は3つ以上のセクタを含む半径方向に拡張可能なフランジを有し、前記2つ又は3つ以上のセクタの各々は、独立して動くことができ、前記半径方向に拡張可能なフランジは、前記拡張型カニューレの近位端部のところに設けられ、
    前記拡張型カニューレの前記近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフトを有し、前記拡張可能なシャフトは、前記拡張型カニューレの内部通路を構成すると共に2本又は3本以上のアームを有し、前記2本又は3本以上のアームの各々は、前記内部通路に隣接して位置する細長い長手方向ストリップを有し、前記2本又は3本以上のアームの各々は、ベース区分、前記ベース区分の一端から延びる第1の枝部、及び前記ベース区分の別の端から延びる第2の枝部を有し、各ベース区分は、前記拡張型カニューレの前記遠位端部のところに設けられ、
    前記第1の枝部は、前記半径方向に拡張可能なフランジの前記2つ又は3つ以上のセクタのうちの第1のセクタに連結され、
    前記第2の枝部は、前記半径方向に拡張可能なフランジの前記2つ又は3つ以上のセクタのうちの第2の異なるセクタに連結され、
    針先端部付きの栓子を有し、前記栓子は、
    ノブ及び前記ノブから延びる環状突出部を備えたハンドルと、
    前記ハンドルに連結されたシャフトと、
    前記シャフトに連結された針先端部とを有する、外科用組立体。
  2. 前記半径方向に拡張可能なフランジは、2つ又は3つ以上のセクタを備えた環状突出部を有し、
    前記ハンドルの前記環状突出部は、前記半径方向に拡張可能なフランジの前記環状突出部を受け入れるよう構成された環状開口部を備えている、請求項1記載の外科用組立体。
  3. 前記シャフトは、前記針先端部付き栓子の中心軸線に垂直な軸線の方向に第1の寸法を有し、
    前記針先端部は、前記針先端部付き栓子の中心軸線に垂直な軸線の方向に前記シャフトの前記第1の寸法よりも大きな第2の寸法を有する、請求項1記載の外科用組立体。
  4. 前記シャフトの第1の寸法は、前記外科用組立体の中心軸線に垂直な軸線の方向に前記拡張可能なシャフトにより構成された内部通路の寸法に実質的に等しい、請求項1記載の外科用組立体。
  5. 前記針先端部は、体腔内に開口部を形成するよう構成されている、請求項1記載の外科用組立体。
  6. 拡張型カニューレであって、
    2つ又は3つ以上のセクタを含む半径方向に拡張可能なフランジを有し、前記2つ又は3つ以上のセクタの各々は、独立して動くことができ、前記半径方向に拡張可能なフランジは、前記拡張型カニューレの近位端部のところに設けられ、
    前記拡張型カニューレの前記近位端部から遠位端部まで延びる拡張可能なシャフトを有し、前記拡張可能なシャフトは、前記拡張型カニューレの内部通路を構成すると共に2本又は3本以上のアームを有し、前記2本又は3本以上のアームの各々は、前記内部通路に隣接して位置する細長い長手方向ストリップを有し、前記2本又は3本以上のアームの各々は、ベース区分、前記ベース区分の一端から延びる第1の枝部、及び前記ベース区分の別の端から延びる第2の枝部を有し、各ベース区分は、前記拡張型カニューレの前記遠位端部のところに設けられ、
    前記第1の枝部は、前記半径方向に拡張可能なフランジの前記2つ又は3つ以上のセクタのうちの第1のセクタに連結され、
    前記第2の枝部は、前記半径方向に拡張可能なフランジの前記2つ又は3つ以上のセクタのうちの第2の異なるセクタに連結されている、拡張型カニューレ。
  7. 前記半径方向に拡張可能なフランジは、2つ又は3つ以上のセクタを備えた環状突出部を有する、請求項6記載の拡張型カニューレ。
  8. 前記環状突出部は、前記半径方向に拡張可能なフランジの近位フェースから軸方向に延びている、請求項7記載の拡張型カニューレ。
  9. 前記半径方向に拡張可能なフランジは、前記拡張可能なシャフトの直径に等しい直径を有するセンターハブを備えている、請求項7記載の拡張型カニューレ。
  10. 前記拡張可能なシャフトの軸方向寸法は、前記半径方向に拡張可能なフランジの半径方向寸法よりも大きい、請求項6記載の拡張型カニューレ。
  11. 前記第1の枝部及び前記第2の枝部は、長手方向スリットを備え、
    前記半径方向に拡張可能なフランジの前記2つ又は3つ以上のセクタの各対は、セクタスリットによって隔てられ、前記セクタスリットは、単一の平面に沿って前記長手方向スリットと整列している、請求項6記載の拡張型カニューレ。
  12. 前記拡張可能なシャフトは、この拡張可能なシャフトの直径よりも大きい直径を備えた針先端部が前記拡張可能なシャフトを通過することができるように構成されている請求項1記載の外科用組立体。
  13. 前記拡張可能なシャフトは、この拡張可能なシャフトの直径よりも大きい直径を備えた針先端部が前記拡張可能なシャフトを通過することができるように構成されている請求項6記載の拡張型カニューレ。
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