JP2014161733A - 可撓性のあるアクセスアセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】可撓性のあるアクセスアセンブリを提供する。
【解決手段】カニューレアセンブリは、組織にアクセスする細長いシャフト12を含むカニューレ10であって、細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、長手方向軸を画定し、近位端14と遠位端16とを有し、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分17と第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分18とを含むカニューレと、カニューレの管腔を通した挿入のために適合された細長い本体52を含む閉塞具50であって、細長い本体52は、近位端54と遠位端56とを有し、カニューレの第1のシャフト部分に概して従った構成を有する第1の本体部分58と、第2のシャフト部分の第2の構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分59とを含む閉塞具とで構成される。
【選択図】図3
【解決手段】カニューレアセンブリは、組織にアクセスする細長いシャフト12を含むカニューレ10であって、細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、長手方向軸を画定し、近位端14と遠位端16とを有し、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分17と第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分18とを含むカニューレと、カニューレの管腔を通した挿入のために適合された細長い本体52を含む閉塞具50であって、細長い本体52は、近位端54と遠位端56とを有し、カニューレの第1のシャフト部分に概して従った構成を有する第1の本体部分58と、第2のシャフト部分の第2の構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分59とを含む閉塞具とで構成される。
【選択図】図3
Description
(関連出願への相互参照)
本願は、米国仮特許出願第61/768,568号(2013年2月25日出願)の利益、およびその出願に基づく優先権を主張し、その出願の全体の開示は、本明細書中に参照によって援用される。
本願は、米国仮特許出願第61/768,568号(2013年2月25日出願)の利益、およびその出願に基づく優先権を主張し、その出願の全体の開示は、本明細書中に参照によって援用される。
(背景)
(技術分野)
本開示は、外科用器具に関連し、より詳しくは、内部の体腔、組織、および器官へのアクセスを提供するためのアクセスアセンブリに関連する。
(技術分野)
本開示は、外科用器具に関連し、より詳しくは、内部の体腔、組織、および器官へのアクセスを提供するためのアクセスアセンブリに関連する。
(関連技術の背景)
腹腔鏡外科手技は、最小侵襲性の手技であり、この手技において、手術は、体の小さな切開を通して挿入された細長い器具によって、体内で実施される。腹腔鏡手技は、オープン外科手技と比較して、患者の回復時間を改善し、病院滞在期間を最小にするという点で、望ましい。腹腔鏡手技はまた、(内部と外部との両方に)最小の瘢痕を残し、回復期間中の患者の不快感を低減する。
腹腔鏡外科手技は、最小侵襲性の手技であり、この手技において、手術は、体の小さな切開を通して挿入された細長い器具によって、体内で実施される。腹腔鏡手技は、オープン外科手技と比較して、患者の回復時間を改善し、病院滞在期間を最小にするという点で、望ましい。腹腔鏡手技はまた、(内部と外部との両方に)最小の瘢痕を残し、回復期間中の患者の不快感を低減する。
典型的な腹腔鏡手技、つまり最小侵襲性の手技中、外科用アクセスデバイス(例えば、トロカールおよびカニューレアセンブリ)または内視鏡のような外科用物体が、組織の切開を通して患者の体内へ挿入される。一般に、患者の体内への外科用物体の導入の前に、吹送ガスが、目標の手術部位を囲む領域を拡大することにより、より大きな、よりアクセスが容易な作業領域を生成するために使用される。従って、実質的に流体の漏らない密閉を維持することは、吹送ガスの漏れ、および拡大された外科手術部位の収縮または崩壊を防ぐために望ましい。
腹腔鏡手技において使用されるカニューレおよび/またはアクセスポートの比較的小さな内部寸法が原因で、小さい直径の細長い器具類のみが、内部の体腔および器官にアクセスするために使用され得る。体の内部におけるそのような器具の操作も同様に、空間的な制約と、体腔を吹き込まれた状態に維持することの必要性との両方によって、制限される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
カニューレアセンブリであって、該カニューレアセンブリは、
カニューレであって、該カニューレは、
組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含み、該細長いシャフトは、該細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、該細長いシャフトは、長手方向軸を画定し、該細長いシャフトは、近位端と、遠位端とを有し、該細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、該第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とを含む、カニューレと、
閉塞具であって、該閉塞具は、
該細長いシャフトの該管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含み、該細長い本体は、近位端と、遠位端とを有し、該細長い本体は、該第1のシャフト部分の該第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、該細長いシャフトの該管腔を通して挿入されると、該第2のシャフト部分の該第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とを含む、閉塞具と
を含む、カニューレアセンブリ。
(項目2)
前記第1のシャフト部分の前記第1の事前決定された構成は、概して線形の部分を画定し、前記細長い本体の前記第1の本体部分は、概して対応する線形の部分を画定している、項目1に記載のカニューレアセンブリ。
(項目3)
前記第2のシャフト部分の前記第2の事前決定された構成は、概して弓形の部分を画定し、前記細長いシャフトの前記管腔を通して前記細長い本体が挿入されると、該細長い本体の前記第2の本体部分は、該第2の事前決定された構成に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目4)
前記細長いシャフトの前記第2のシャフト部分は、該細長いシャフトの前記遠位端に隣接して配置されている、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目5)
前記細長いシャフトの前記第2のシャフト部分は、該細長いシャフトの前記近位端と前記遠位端との中間に配置されている、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目6)
前記細長い本体の前記遠位端は、組織を通した前進を容易にする円錐形状構成を画定している、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目7)
前記細長い本体は、長手方向軸を画定し、該細長い本体の前記第2の本体部分は、初めに、該細長い本体の該長手方向軸と概して整列して配置され、前記細長いシャフトの前記管腔を通して該細長い本体が挿入されると、該第2の本体部分は、前記第2のシャフト部分の前記第2の事前決定された構成に概して従って、該長手方向軸と概して斜めの関係に配置される、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目8)
外科用アクセスシステムであって、該外科用アクセスシステムは、
組織における通路内に配置可能なアンカー部材であって、該アンカー部材は、圧縮可能な材料を含み、該アンカー部材は、近位端と、遠位端と、中間部分とを画定し、該アンカー部材は、該組織における通路内への導入を容易にするための少なくとも部分的に圧縮された状態と、該組織に対して該アンカー部材を実質的に固定するための少なくとも部分的に拡張された状態との間を推移するように適合され、該アンカー部材は、該アンカー部材を通って延びる少なくとも1つのポートを含む、アンカー部材と、
カニューレを含むカニューレアセンブリであって、該カニューレは、長手方向軸と、該カニューレを通って延びる管腔とを画定し、該カニューレは、該長手方向軸に対して斜めのカニューレ部分を含む、カニューレアセンブリと
を含む、外科用アクセスシステム。
(項目9)
閉塞具を含み、該閉塞具は、前記カニューレの前記管腔を通した挿入のために適合された細長い閉塞具本体を含み、該閉塞具本体は、前記斜めのカニューレ部分によって画定された経路に従うように適合された可撓性のある本体部分を有し、該細長い本体は、該カニューレを越えて延びるように寸法を合わせられた端を有し、該端は、前記アンカー部材の前記少なくとも1つのポートを通って該閉塞具および該カニューレが前進することを容易にするように構成され、該アンカー部材は、該カニューレのまわりに実質的な密閉を確立する該アンカー部材の該少なくとも1つのポートを画定する内部表面を有する、上記項目のいずれかに記載の外科用アクセスシステム。
(項目10)
前記斜めのカニューレ部分は、概して弓形の部分を画定し、前記カニューレの前記管腔を通して前記閉塞具本体が挿入されると、該閉塞具本体の前記可撓性のある本体部分は、該斜めのカニューレ部分内に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する、上記項目のいずれかに記載の外科用アクセスシステム。
(項目11)
可撓性のあるシャフト部分と、外科手術タスクを実施するように適合されたエンドエフェクターとを有する外科用器具をさらに含み、該外科用器具は、前記閉塞具がない場合に前記カニューレの前記管腔を通って前進するように寸法を合わせられ、該可撓性のあるシャフト部分は、前記斜めのカニューレ部分によって画定された前記経路に従う、上記項目のいずれかに記載の外科用アクセスシステム。
(項目1)
カニューレアセンブリであって、該カニューレアセンブリは、
カニューレであって、該カニューレは、
組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含み、該細長いシャフトは、該細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、該細長いシャフトは、長手方向軸を画定し、該細長いシャフトは、近位端と、遠位端とを有し、該細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、該第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とを含む、カニューレと、
閉塞具であって、該閉塞具は、
該細長いシャフトの該管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含み、該細長い本体は、近位端と、遠位端とを有し、該細長い本体は、該第1のシャフト部分の該第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、該細長いシャフトの該管腔を通して挿入されると、該第2のシャフト部分の該第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とを含む、閉塞具と
を含む、カニューレアセンブリ。
(項目2)
前記第1のシャフト部分の前記第1の事前決定された構成は、概して線形の部分を画定し、前記細長い本体の前記第1の本体部分は、概して対応する線形の部分を画定している、項目1に記載のカニューレアセンブリ。
(項目3)
前記第2のシャフト部分の前記第2の事前決定された構成は、概して弓形の部分を画定し、前記細長いシャフトの前記管腔を通して前記細長い本体が挿入されると、該細長い本体の前記第2の本体部分は、該第2の事前決定された構成に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目4)
前記細長いシャフトの前記第2のシャフト部分は、該細長いシャフトの前記遠位端に隣接して配置されている、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目5)
前記細長いシャフトの前記第2のシャフト部分は、該細長いシャフトの前記近位端と前記遠位端との中間に配置されている、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目6)
前記細長い本体の前記遠位端は、組織を通した前進を容易にする円錐形状構成を画定している、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目7)
前記細長い本体は、長手方向軸を画定し、該細長い本体の前記第2の本体部分は、初めに、該細長い本体の該長手方向軸と概して整列して配置され、前記細長いシャフトの前記管腔を通して該細長い本体が挿入されると、該第2の本体部分は、前記第2のシャフト部分の前記第2の事前決定された構成に概して従って、該長手方向軸と概して斜めの関係に配置される、上記項目のいずれかに記載のカニューレアセンブリ。
(項目8)
外科用アクセスシステムであって、該外科用アクセスシステムは、
組織における通路内に配置可能なアンカー部材であって、該アンカー部材は、圧縮可能な材料を含み、該アンカー部材は、近位端と、遠位端と、中間部分とを画定し、該アンカー部材は、該組織における通路内への導入を容易にするための少なくとも部分的に圧縮された状態と、該組織に対して該アンカー部材を実質的に固定するための少なくとも部分的に拡張された状態との間を推移するように適合され、該アンカー部材は、該アンカー部材を通って延びる少なくとも1つのポートを含む、アンカー部材と、
カニューレを含むカニューレアセンブリであって、該カニューレは、長手方向軸と、該カニューレを通って延びる管腔とを画定し、該カニューレは、該長手方向軸に対して斜めのカニューレ部分を含む、カニューレアセンブリと
を含む、外科用アクセスシステム。
(項目9)
閉塞具を含み、該閉塞具は、前記カニューレの前記管腔を通した挿入のために適合された細長い閉塞具本体を含み、該閉塞具本体は、前記斜めのカニューレ部分によって画定された経路に従うように適合された可撓性のある本体部分を有し、該細長い本体は、該カニューレを越えて延びるように寸法を合わせられた端を有し、該端は、前記アンカー部材の前記少なくとも1つのポートを通って該閉塞具および該カニューレが前進することを容易にするように構成され、該アンカー部材は、該カニューレのまわりに実質的な密閉を確立する該アンカー部材の該少なくとも1つのポートを画定する内部表面を有する、上記項目のいずれかに記載の外科用アクセスシステム。
(項目10)
前記斜めのカニューレ部分は、概して弓形の部分を画定し、前記カニューレの前記管腔を通して前記閉塞具本体が挿入されると、該閉塞具本体の前記可撓性のある本体部分は、該斜めのカニューレ部分内に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する、上記項目のいずれかに記載の外科用アクセスシステム。
(項目11)
可撓性のあるシャフト部分と、外科手術タスクを実施するように適合されたエンドエフェクターとを有する外科用器具をさらに含み、該外科用器具は、前記閉塞具がない場合に前記カニューレの前記管腔を通って前進するように寸法を合わせられ、該可撓性のあるシャフト部分は、前記斜めのカニューレ部分によって画定された前記経路に従う、上記項目のいずれかに記載の外科用アクセスシステム。
(摘要)
カニューレアセンブリは、カニューレと、閉塞具とを含む。カニューレは、組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含む。細長いシャフトは、細長いシャフトを通って延びる管腔を有する。細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とを含む。閉塞具は、細長いシャフトの管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含む。細長い本体は、第1のシャフト部分の第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、細長いシャフトの管腔を通して挿入されると、第2のシャフト部分の第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とを含む。
カニューレアセンブリは、カニューレと、閉塞具とを含む。カニューレは、組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含む。細長いシャフトは、細長いシャフトを通って延びる管腔を有する。細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とを含む。閉塞具は、細長いシャフトの管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含む。細長い本体は、第1のシャフト部分の第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、細長いシャフトの管腔を通して挿入されると、第2のシャフト部分の第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とを含む。
(概要)
本開示に従って、カニューレアセンブリが提供される。カニューレアセンブリは、カニューレと、閉塞具とを含む。カニューレは、組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含む。細長いシャフトは、細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、細長いシャフトは、長手方向軸を画定し、細長いシャフトは、近位端と、遠位端とを有する。細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とをさらに含む。閉塞具は、細長いシャフトの管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含む。細長い本体は、近位端と、遠位端とを有する。細長い本体は、第1のシャフト部分の第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、細長いシャフトの管腔を通して挿入されると、第2のシャフト部分の第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とをさらに含む。
本開示に従って、カニューレアセンブリが提供される。カニューレアセンブリは、カニューレと、閉塞具とを含む。カニューレは、組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含む。細長いシャフトは、細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、細長いシャフトは、長手方向軸を画定し、細長いシャフトは、近位端と、遠位端とを有する。細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とをさらに含む。閉塞具は、細長いシャフトの管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含む。細長い本体は、近位端と、遠位端とを有する。細長い本体は、第1のシャフト部分の第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、細長いシャフトの管腔を通して挿入されると、第2のシャフト部分の第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とをさらに含む。
一実施形態において、第1のシャフト部分の第1の事前決定された構成は、概して線形の部分を画定し、細長い本体の第1の本体部分は、概して対応する線形の部分を画定する。
別の実施形態において、第2のシャフト部分の第2の事前決定された構成は、概して弓形の部分を画定する。細長いシャフトの管腔を通して細長い本体が挿入されると、細長い本体の第2の本体部分は、第2の事前決定された構成に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する。
さらに別の実施形態において、細長いシャフトの第2のシャフト部分は、細長いシャフトの遠位端に隣接して配置される。あるいは、細長いシャフトの第2のシャフト部分は、細長いシャフトの近位端と遠位端との中間に配置され得る。
さらに別の実施形態において、細長い本体の遠位端は、組織を通した前進を容易にする円錐形状構成を画定する。
さらに別の実施形態において、閉塞具の細長い本体は、長手方向軸を画定する。細長い本体の第2の本体部分は、初めに、長手方向軸と概して整列して配置される。しかしながら、細長いシャフトの管腔を通して細長い本体が挿入されると、第2の本体部分は、第2のシャフト部分の第2の事前決定された構成に概して従って、長手方向軸と概して斜めの関係に配置される。
外科用アクセスシステムがまた、本開示に従って提供される。外科用アクセスシステムは、アンカー部材と、カニューレアセンブリとを含む。アンカー部材は、組織における通路内に配置可能である。アンカー部材は、圧縮可能な材料を含み、アンカー部材は、近位端と、遠位端と、中間部分とを画定する。アンカー部材は、組織における通路内への導入を容易にするための少なくとも部分的に圧縮された状態と、組織に対してアンカー部材を実質的に固定するための少なくとも部分的に拡張された状態との間を推移するように適合される。アンカー部材は、アンカー部材を通って延びる1つまたは複数のポートをさらに含む。カニューレアセンブリは、カニューレを含み、カニューレは、長手方向軸と、カニューレを通って延びる管腔とを画定する。カニューレは、長手方向軸に対して斜めのカニューレ部分を含む。
アクセスシステムは、閉塞具を含み得、閉塞具は、カニューレの管腔を通した挿入のために適合された細長い閉塞具本体を有する。閉塞具本体は、斜めのカニューレ部分によって画定された経路に従うように適合された可撓性のある本体部分を有する。細長い本体は、カニューレを越えて延びるように寸法を合わせられた端を有し、端は、アンカー部材の少なくとも1つのポートを通って閉塞具およびカニューレが前進することを容易にするように構成され、アンカー部材は、カニューレのまわりに実質的な密閉を確立するアンカー部材の少なくとも1つのポートを画定する内部表面を有する。
実施形態において、カニューレアセンブリは、上記に論じられたカニューレアセンブリの実施形態のうちの1つに従って構成され得る。
別の実施形態において、可撓性のあるシャフト部分と、外科手術タスクを実施するように適合されたエンドエフェクターとを有する外科用器具は、閉塞具がない場合にカニューレの管腔を通って前進するように寸法を合わせられ、可撓性のあるシャフト部分は、斜めのカニューレ部分によって画定された経路に従う。
対象の器具の種々の実施形態は、図面を参照して本明細書中に説明される。
(詳細な説明)
本開示の外科用器具の実施形態は、次に、図面を参照して詳細に説明され、図面において、同様の参照数字は、類似または同一の構造要素を識別する。図面に示され、以下の説明を通じて説明されるように、および、外科用器具における相対的な位置を表す場合に慣習的であるように、用語「近位」または「後」は、ユーザにより近い、装置の端部を表し、用語「遠位」または「前」は、ユーザからより遠い、装置の端部を表す。
本開示の外科用器具の実施形態は、次に、図面を参照して詳細に説明され、図面において、同様の参照数字は、類似または同一の構造要素を識別する。図面に示され、以下の説明を通じて説明されるように、および、外科用器具における相対的な位置を表す場合に慣習的であるように、用語「近位」または「後」は、ユーザにより近い、装置の端部を表し、用語「遠位」または「前」は、ユーザからより遠い、装置の端部を表す。
次に、図1を参照すると、本開示に従った外科用器具が、示され、概して、参照数字10によって識別される。アクセス器具10は、近位端14および遠位端16を有する細長いシャフト12を含み、その細長いシャフト12は、細長いシャフト12を通る管腔または通路20を画定する。アクセス器具10は、内部の体腔および器官へのアクセスを提供するためのアクセスポータル(例えば、トロカールまたはカニューレ)として構成され得る。より具体的には、外科用器具、流体、および/または薬剤が、内部の外科手術部位における使用のために、アクセス器具10の管腔20を通して挿入され得る。さらに、密閉部材30が、管腔20を通して挿入された1つの器具(または複数の器具)(例えば、閉塞具50(図2参照))に密閉して係合するために、シャフト12の近位端12に配置され得る。
アクセス器具10の細長いシャフト12は、線形部分17と、弓形または曲線状部分18とを含む、線形部分17は、長手方向軸「X」のまわりに配置される一方、曲線状部分18は、曲がり、湾曲し、または長手方向軸「X」に対して斜めに配列される。曲線状部分18の特定の構成が図1に示されるが、曲線状部分18は、種々の曲線状構成、斜めの構成、または他の曲げられた構成を画定し得ることが、想定される。細長いシャフト12は、任意の適した剛体または半剛体医療用材料(例えば、ステンレス鋼)または他の適した生体適合材料(例えば、ポリマー材料)から形成され得る。細長いシャフト12が、形状記憶材料から少なくとも部分的に形成され得ることも、想定され、その形状記憶材料は、体温にさらすと形状変化を経験し、それによって、外科用器具(例えば、アクセス器具10)を所望の事前に曲げられた構成または曲線状構成に成形する。
アクセス器具10と共に使用するための閉塞具50が、図2に示される。閉塞具50は、近位端54と遠位端56とを有するシャフト52を含み、閉塞具50は、アクセス器具10の管腔20を通した挿入のために構成される。ハブ55が、シャフト52の近位端54に配置される一方、シャフト52の遠位端56は、尖った遠位先端57を含む。
閉塞具50のシャフト52は、比較的堅い部分58と、より堅くない、つまり可撓性のある部分59とを含む。シャフト52の堅い部分58は、任意の適した医療用材料(例えば、ステンレス鋼)または他の適した堅い生体適合材料(例えば、ポリマー材料)から形成され得る。図2に示されるように、シャフト52の可撓性のある部分59は、スプリングコイル60から形成され得るか、あるいは、シャフト52の可撓性のある部分59は、可撓性のある生体適合チューブ(示されず)または任意の他の適した弾力的な可撓性のある材料から形成され得る。さらに、図3に示されるように、閉塞具50が、アクセス器具10の構成または形状に順応するようにアクセス器具10の管腔20内に配置可能であるように、可撓性のある部分59は、アクセス器具10の曲線状部分18の長さに等しいか、またはその長さよりも大きな長さを画定し得る。
引き続き図2を参照すると、シャフト52の堅い部分58は、長手方向軸「X」のまわりに同軸に配置されて、シャフト52に構造上の支持を提供する一方、可撓性のある部分59は、閉塞具50を所望の構成(例えば、カニューレまたはアクセス器具10のシャフト12の事前に曲げられた構成)に順応させるように、シャフト52の長手方向軸「X」に対して任意の半径方向に、曲げられるか、または角度を付けられることが可能である。しかしながら、可撓性のある部分59は、半径方向に偏向可能であるが、シャフト52の可撓性のある部分59は、軸方向には実質的に堅いことが、想定される。
図3は、アクセス器具10の管腔20を通して挿入されて、アクセス器具10の管腔20内に配置された閉塞具50を図示する。示されるように、閉塞具50の尖った遠位先端57が、アクセス器具10の遠位端16から遠位方向に延びる一方、閉塞具50のハブ55が、アクセス器具10の近位端14から近位方向に延びる。より詳しくは、尖った遠位先端57は、組織を通した貫通または切開を可能にする。閉塞具50の可撓性のある部分59は、アクセス器具10のシャフト12の曲線状部分18の曲線状構成に順応するように、軸から偏向されるか、または長手方向軸「X」に対して角度を付けられる。しかしながら、シャフト52の可撓性のある部分59の軸方向の剛性により、シャフト52は、組織を通したアクセス器具10および閉塞具50の遠位前進中に圧縮されない。従って、閉塞具50がアクセス器具10内に配置された状態で、アクセスアセンブリは、閉塞具50の尖った遠位先端57によって導かれて、組織を通って内部の外科手術部位へ遠位方向に前進させられ得る。それから、閉塞具50は、管腔20が、内部の外科手術部位において最小侵襲性の外科手技を実施するためのアクセスポートまたはカニューレを提供するように、アクセス器具10から取り除かれ得る。
次に、図4Aを参照すると、一実施形態において、トロカールまたはアクセス器具100は、近位端102と、遠位端104と、近位端102と遠位端104との間に配置されたシャフトまたは細長い部材106と、密閉ハウジング108とを含む。アクセス器具100は、上記に論じられたアクセス器具10と類似している。
アクセス器具100の細長い部材106は、直線状または線形部分107aと、細長い部材106の長さのうちの少なくとも一部に沿って延びる曲線状または曲げられた部分107bとを含む。細長い部材106は、細長い部材106を通って長手方向に延びる開口110をさらに画定し、開口110は、開口110を通した外科用器具類(例えば、閉塞具500(図4B))の通過を可能にするように寸法を合わせられる。以前の実施形態のように、閉塞具500は、アクセス器具100を通して挿入される場合に、アクセス器具100の曲線状部分107bに順応するように構成された可撓性のある部分509(図4B)と、閉塞具500に構造上の支持を提供する堅い部分508とを含む。閉塞具500は、閉塞具50(図2)と類似している。
アクセス器具100は、密閉ハウジング108を含み、その密閉ハウジング108は、アクセス器具100のハウジングと結合されるか、またはアクセス器具100のハウジングに装着される。密閉ハウジング108は、器具密閉部112を含み、その器具密閉部112は、外科用器具類と共に実質的に流体の漏らない密閉を形成するように、長手方向の開口110内へ挿入された外科用器具類を受け取るように適合される。アクセス器具100は、密閉ハウジング108またはカニューレハウジング103内にクロージャーバルブ114をさらに含み得、そのクロージャーバルブ114は、閉じた位置に向かってバイアスをかけられているが、長手方向の開口110内へ挿入される外科用器具類の導入中に開くことにより、外科用器具類がクロージャーバルブ114を通過することを可能にするように適合される。閉じた位置(つまり、外科用器具類がない場合)において、クロージャーバルブ114は、例えば、吹送ガスがアクセス器具100の長手方向の開口110を通って漏れることを妨げるために、流体の漏らない密閉を生成する。
次に、図4bを参照すると、アクセス器具100が、閉塞具500がアクセス器具100を通して挿入された状態で示される。より具体的には、閉塞具500の尖った遠位先端507は、アクセス器具100の遠位端104から遠位方向に延びる一方、閉塞具500のハブ505は、アクセス器具100の近位端102から近位方向に延びる。さらに、閉塞具500の可撓性のある部分509は、曲げられるか、またはアクセス器具100の事前に曲げられた曲線状部分107bに順応させられる。図4Bに示された本位置から、アクセスアセンブリは、組織を通して挿入され得るか、または、下記に説明されるように、アクセスポータル(例えば、アクセスポータル1000(図5))を通して挿入され得る。
次に、図5〜図6を参照すると、最小侵襲性の外科手技中の使用のための密閉アンカー部材1000が、示される。密閉アンカー部材1000は、長手方向軸「X」を画定し、密閉アンカー部材1000は、近位端1020と、遠位端1040と、近位端1020と遠位端1040との間に配置された中間部分1060と有する。密閉アンカー部材1000は、密閉アンカー部材1000の近位端1020と遠位端1040との間で密閉アンカー部材1000を通って長手方向に延びる1つまたは複数のポート1080をさらに含む。
密閉アンカー部材1000は、適したフォーム材料(例えば、ポリイソプレンフォーム)から形成され得、そのフォーム材料は、ポート1080のうちの1つを通して挿入された1つまたは複数の外科用器具(例えば、アクセス器具100)のまわりに密閉を形成して、さらに周囲の組織との密閉関係を確立するために十分なコンプライアンスを有する。密閉アンカー部材1000が、密閉アンカー部材1000を通して挿入された外科用器具類(例えば、アクセス器具100)の軸外運動に対応するために十分なコンプライアンスを有することが、想定される。密閉アンカー1000は、同一人に譲渡された米国特許出願第12/244,024号(2008年10月2日出願)に開示されたポートアンカーであり得、その開示の全体の内容は、本明細書中に援用される。
図5〜図6に示されるように、密閉アンカー部材1000の近位端1020および遠位端1040は、実質的に平らな表面を画定するが、密閉アンカー部材1000の近位端1020および遠位端1040のうちのいずれかまたは両方が、組織「T」における切開「I」を通して密閉アンカー部材1000を挿入することを補助するために、実質的に弓形である表面を画定し得ることが、想定される。
密閉アンカー部材1000の中間部分1060は、密閉アンカー部材1000の近位端1020と遠位端1040との間で長手方向に延びる。中間部分1060は、その長さに沿って直径が変化し得る。従って、密閉アンカー部材1000は、その長さに沿って変化する断面寸法を画定することにより、組織における切開内に密閉アンカー部材1000を固定することを容易にする。一実施形態において、密閉アンカー部材1000は、「砂時計」形状または構成を画定することにより、組織における切開内に密閉アンカー部材1000を固定することを補助する。断面において、中間部分1060は、任意の適した構成(例えば、実質的な円形、卵形、または楕円形)を示し得る。
密閉アンカー部材1000を通って延びる各ポート1080は、各ポートを通る外科用器具(例えば、アクセス器具10)を取り外し可能に受け取るように構成される。外科用器具類の挿入の前に、ポート1080の各々は、ポート1080の各々が第1の直径または初期直径D1(図6)を画定する第1の状態に配置される。密閉アンカー部材1000のポート1080を通して外科用器具が挿入されていない場合に、密閉アンカー部材1000のポート1080を通って吹送ガス(示されず)が漏れることが実質的に妨げられるように、初期直径D1(図6)は、約0mmであり得る。例えば、各ポート1080は、密閉アンカー部材1000を通って長手方向に延びるスリットとして構成され得る。ポート1080のうちの1つ(または複数)を通して外科用器具類を導入すると、ポート1080は、第2の状態(ポート1080が、ポート1080を通して配置された外科用器具の直径と実質的にほぼ同じである第2の、より大きな直径D2(図6)を画定する)に推移し、それによって、実質的に流体の漏らない密閉が外科用器具のまわりに生成され、密閉アンカー部材1000のポート1080を通って吹送ガス(示されず)が漏れることが、実質的に妨げられる。
密閉アンカー部材1000に関連したアクセス器具100の使用および機能は、図4A〜図7を参照した典型的な最小侵襲性の手技の間に論じられる。しかしながら、カニューレアセンブリ(つまり、アクセス器具100および閉塞具500)が、密閉アンカー部材1000から独立して、かつ/または任意の他の適した密閉部材(示されず)と共に使用されるように構成され得ることが、想定される。
初めに、腹膜腔(示されず)が、適した生体適合ガス(例えば、CO2)を吹き込まれ、それによって、腔壁は、持ち上げられて、腔内にある内部の器官および組織から引き離され、内部の器官および組織へのより良いアクセスを提供する。吹き込むことは、従来技術のように、吹送針または同様のデバイスを用いて実施され得る。吹き込む前または後のいずれかにおいて、切開「I」が、組織「T」において生成され、その切開「I」の寸法は、手技の性質に応じて変わり得る。
組織における切開内に密閉アンカー部材1000を挿入する前、密閉アンカー部材1000は、密閉アンカー部材1000の寸法が組織「T」における切開「I」内への密閉アンカー部材1000の挿入を妨げる拡張状態にある。挿入を容易にするために、臨床医は、密閉アンカー部材1000に力を加える(例えば、密閉アンカー部材1000を圧搾する)ことにより、密閉アンカー部材1000を圧縮状態に推移させる。この加えられた力は、アンカー密閉部材1000の近位端1020および遠位端1040の半径方向の寸法を減少させる働きをし、同様に、中間部分1060の半径方向の寸法を減少させ、それによって、密閉アンカー部材1000は、組織「T」における切開「I」内へ挿入され得る。挿入後、密閉アンカー部材1000の遠位端1040は、組織「T」の下に配置され、その時点で、密閉アンカー部材1000は、密閉アンカー部材に対する力を取り除くことによって、圧縮状態から拡張状態まで戻って遷移することを可能にされ得る。
圧縮状態から拡張状態までの推移中、密閉アンカー部材1000の寸法は、中間部分1060が、内部バイアス力(外へ向き、かつ周囲の組織に対して働く)を生成するように、増加させられ、それによって、密閉アンカー部材1000と周囲の組織との間に実質的に流体の漏らない密閉を生成する一方、近位端1020が、組織「T」の外部表面上の、組織「T」における切開「I」から放射状に延び、遠位端1040が、組織「T」の内部表面の上の、組織「T」における切開「I」から放射状に延びる。従って、適所に配置されると、密閉アンカー部材は、密閉する、つまり内部の外科手術部位から吹送ガスが漏れることを妨げる。
密閉アンカー部材1000が組織「T」における切開「I」内に配置されると、上記に説明されたように、1つまたは複数の器具が、ポート1080を通して挿入され得る。ポート1080のうちの1つを通して導入された外科用器具類は、任意の適した外科用器具であり得、従って、サイズが変化し得る。適した外科用器具は、グラスパー、鉗子、クリップアプライヤー、ステープラー等を含み得る。例えば、アクセス器具100のような他のアクセス器具がまた、密閉アンカー部材1000を通して導入され得、それによって、(閉塞具500がアクセス器具100の管腔110から取り除かれると、)追加の外科用器具類が、アクセス器具100を通して挿入されて、外科手術部位まで前進させられ得る。
より具体的には、図4Bに示されるように、閉塞具500がアクセス器具100を通して挿入された状態で、アクセスアセンブリは、閉塞具500の尖った遠位先端507によって導かれて、ポート1080のうちの1つを通して挿入されて、ポート1080を拡大し、それによって、ポート1080を第2の状態(ポート1080が、アクセス器具100の直径と実質的にほぼ同じである第2の直径D2を画定する)に推移させて、実質的に流体の漏らない密閉をアクセス器具100のまわりに生成して、上記で説明されたように、密閉アンカー部材1000のポート1080を通って吹送ガス(示されず)が漏れることを妨げ得る。それから、アクセス器具100は、内部の外科手術部位に隣接した位置へと前進させられ得る。
次に、図7を参照すると、図6に示されるように、アクセス器具100がアクセスポータル1000を通して配置され、かつ、内部の外科手術部位において実施される特定の最小侵襲性の外科手技に対して望まれるように配置されると、閉塞具500は、アクセス器具100から取り除かれ得る。そのような場合、他の外科用器具類(例えば、外科用グラスパー「S」)が、アクセス器具100の開口110を通して挿入されることにより、内部の外科手術部位において最小侵襲性の外科手技を実施し得る。予期される1つの外科用器具は、アクセス器具10の事前に曲げられた構成または曲線状構成に順応し、または従うように適合された可撓性のある区分を有する。可撓性のあるシャフトを有するそのような器具は、同一人に譲渡された米国特許第4,473,077号、第7,546,993号、および米国特許出願公開第2009/0090765号に開示され、各開示の全体の内容は、本明細書中に援用される。上述のように、器具密閉部112は、外科用グラスパー「S」がアクセス器具100を通して挿入される場合に、外科用グラスパー「S」のまわりに流体の漏らない密閉を維持する。そのうえ、アクセス器具100の事前に曲げられた構成または曲線状構成は、特に、複数の外科用器具が密閉アンカー部材1000を通して挿入される場合、および/または複数の密閉ポート(例えば、密閉アンカー部材1000)が使用される場合、密閉アンカー部材1000の種々のポート1080を通して挿入された外科用器具類の干渉、もつれ、または「箸のように接触すること」を防ぐことに役立つ。
上述のもの、および種々の図面を参照して、当業者は、特定の変更がまた、本開示の範囲から逸脱することなく、本開示に対してなされ得ることを理解する。本開示のいくつかの実施形態が図面において示されてきたが、本開示がそれらに制限されることは意図されない。なぜなら、本開示は、技術が可能にする範囲と同じくらい広く、本明細書も同様に解釈されることが意図されるからである。当業者は、本明細書に添付された特許請求の範囲の範囲および精神内の他の変更を想定する。
10 アクセス器具
12 細長いシャフト
14 近位端
16 遠位端
17 線形部分
18 曲線状部分
20 管腔
30 密閉部材
12 細長いシャフト
14 近位端
16 遠位端
17 線形部分
18 曲線状部分
20 管腔
30 密閉部材
Claims (11)
- カニューレアセンブリであって、該カニューレアセンブリは、
カニューレであって、該カニューレは、
組織にアクセスするように寸法を合わせられた細長いシャフトを含み、該細長いシャフトは、該細長いシャフトを通って延びる管腔を有し、該細長いシャフトは、長手方向軸を画定し、該細長いシャフトは、近位端と、遠位端とを有し、該細長いシャフトは、第1の事前決定された構成を有する第1のシャフト部分と、該第1の事前決定された構成とは異なる第2の事前決定された構成を有する第2のシャフト部分とを含む、カニューレと、
閉塞具であって、該閉塞具は、
該細長いシャフトの該管腔を通した挿入のために適合された細長い本体を含み、該細長い本体は、近位端と、遠位端とを有し、該細長い本体は、該第1のシャフト部分の該第1の事前決定された構成に概して従った構成を有する第1の本体部分と、該細長いシャフトの該管腔を通して挿入されると、該第2のシャフト部分の該第2の事前決定された構成に順応するように選択的に適合可能な第2の本体部分とを含む、閉塞具と
を含む、カニューレアセンブリ。 - 前記第1のシャフト部分の前記第1の事前決定された構成は、概して線形の部分を画定し、前記細長い本体の前記第1の本体部分は、概して対応する線形の部分を画定している、請求項1に記載のカニューレアセンブリ。
- 前記第2のシャフト部分の前記第2の事前決定された構成は、概して弓形の部分を画定し、前記細長いシャフトの前記管腔を通して前記細長い本体が挿入されると、該細長い本体の前記第2の本体部分は、該第2の事前決定された構成に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する、請求項1に記載のカニューレアセンブリ。
- 前記細長いシャフトの前記第2のシャフト部分は、該細長いシャフトの前記遠位端に隣接して配置されている、請求項1に記載のカニューレアセンブリ。
- 前記細長いシャフトの前記第2のシャフト部分は、該細長いシャフトの前記近位端と前記遠位端との中間に配置されている、請求項1に記載のカニューレアセンブリ。
- 前記細長い本体の前記遠位端は、組織を通した前進を容易にする円錐形状構成を画定している、請求項1に記載のカニューレアセンブリ。
- 前記細長い本体は、長手方向軸を画定し、該細長い本体の前記第2の本体部分は、初めに、該細長い本体の該長手方向軸と概して整列して配置され、前記細長いシャフトの前記管腔を通して該細長い本体が挿入されると、該第2の本体部分は、前記第2のシャフト部分の前記第2の事前決定された構成に概して従って、該長手方向軸と概して斜めの関係に配置される、請求項1に記載のカニューレアセンブリ。
- 外科用アクセスシステムであって、該外科用アクセスシステムは、
組織における通路内に配置可能なアンカー部材であって、該アンカー部材は、圧縮可能な材料を含み、該アンカー部材は、近位端と、遠位端と、中間部分とを画定し、該アンカー部材は、該組織における通路内への導入を容易にするための少なくとも部分的に圧縮された状態と、該組織に対して該アンカー部材を実質的に固定するための少なくとも部分的に拡張された状態との間を推移するように適合され、該アンカー部材は、該アンカー部材を通って延びる少なくとも1つのポートを含む、アンカー部材と、
カニューレを含むカニューレアセンブリであって、該カニューレは、長手方向軸と、該カニューレを通って延びる管腔とを画定し、該カニューレは、該長手方向軸に対して斜めのカニューレ部分を含む、カニューレアセンブリと
を含む、外科用アクセスシステム。 - 閉塞具を含み、該閉塞具は、前記カニューレの前記管腔を通した挿入のために適合された細長い閉塞具本体を含み、該閉塞具本体は、前記斜めのカニューレ部分によって画定された経路に従うように適合された可撓性のある本体部分を有し、該細長い本体は、該カニューレを越えて延びるように寸法を合わせられた端を有し、該端は、前記アンカー部材の前記少なくとも1つのポートを通って該閉塞具および該カニューレが前進することを容易にするように構成され、該アンカー部材は、該カニューレのまわりに実質的な密閉を確立する該アンカー部材の該少なくとも1つのポートを画定する内部表面を有する、請求項8に記載の外科用アクセスシステム。
- 前記斜めのカニューレ部分は、概して弓形の部分を画定し、前記カニューレの前記管腔を通して前記閉塞具本体が挿入されると、該閉塞具本体の前記可撓性のある本体部分は、該斜めのカニューレ部分内に配置されて、概して対応する弓形の部分を有する、請求項9に記載の外科用アクセスシステム。
- 可撓性のあるシャフト部分と、外科手術タスクを実施するように適合されたエンドエフェクターとを有する外科用器具をさらに含み、該外科用器具は、前記閉塞具がない場合に前記カニューレの前記管腔を通って前進するように寸法を合わせられ、該可撓性のあるシャフト部分は、前記斜めのカニューレ部分によって画定された前記経路に従う、請求項8に記載の外科用アクセスシステム。
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