JP6147984B2 - 電子キー登録システム - Google Patents
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Description
[電子キーシステム]
図1に示すように、車両1には、電子キー2の正当性を無線通信により行う電子キーシステム3が設けられている。電子キーシステム3には、例えば車両1からの通信を契機に、狭域無線(通信距離:数m)によって電子キー2のID(電子キーID)をID照合(スマート照合)するキー操作フリーシステムがある。また、電子キーシステム3には、近距離無線によって電子キーIDをID照合(近距離無線照合)する近距離無線認証システムがある。なお、車両1が通信対象に相当する。
図3及び図4に示すように、電子キー2を車両1に登録する電子キー登録システム19は、車両1、電子キー2、登録ツール20及びセンター21の4者により構築される。本例の電子キー登録システム19は、登録ツール20をセンター21にネットワーク接続してキー登録を行うオンライン登録方式をとる。なお、本例の電子キー登録システム19は、車両1に始めて電子キー2を登録する初回登録でもよいし、車両1にサブキーを登録する追加登録のどちらでもよい。
図3に示すように、電子キー2aの初回登録は、例えば工場等で行われる作業であり、登録ツール20をセンター21にリアルタイムでネットワーク接続せず、車両1、電子キー2a及び登録ツール20の3者のみで実行する。この場合、登録対象となる電子キー2aには、SEEDコード「SC−1」が予め書き込み保存されている。また、車両1及び電子キー2の各々には、キー認証暗号鍵の生成に必要な鍵生成ロジックfが書き込み保存されている。電子キー2aは、SEEDコード「SC−1」を自身の鍵生成ロジックfに通すことによりキー認証暗号鍵「鍵−1」を生成し、これをメモリ14に書き込み保存する。
図4に示すように、電子キー2bの追加登録は、例えばディーラ等で行われる作業であり、車両1、電子キー2b、登録ツール20及びセンター21の4者が協同して実行する。照合ECU4は、登録ツール20から追加登録開始トリガを入力すると、例えば近距離無線通信システムの通信インフラを通じて、電子キー2bから電子キーID「ID−2」を取得し、これをメモリ9に書き込んで保存する。
図5に示すように、電子キー登録システム19は、例えば故障した照合ECU(以降、交換前ECU31と記す)を新規のECU(以降、交換後ECU32と記す)に変更したとき、交換後ECU32に対しても電子キー登録が可能である。電子キー2は、ECU交換前に使用していたキーをECU交換後も続けて使用する。交換後ECU32のメモリ33には、交換後ECU32を識別する固有IDとして交換後車載器IDが書き込み保存されている。なお、交換前ECU31が交換前制御装置に相当し、交換後ECU32が交換後制御装置に相当し、交換後車載器IDが交換後制御装置IDに相当する。
図6に示すように、ステップ101において、サービスマンは、登録ツール20を操作して、登録ツール20に電子キー登録開始トリガを入力する。登録開始コマンド出力部34は、登録ツール20において電子キー登録開始トリガを入力すると、通信ケーブル28を通じて電子キー登録開始コマンドを交換後ECU32に出力する。
ステップ106において、ID通知部37は、車両1からID取得要求を受信すると、ID通知信号を車両1にLF送信する。ID通知信号は、電子キー2に書き込まれた電子キーID、交換前車載器ID、コマンド等を有する信号である。
ステップ109において、ID照合部44は、ID情報Didを基にID照合を実行する。このとき、ID照合部44は、車載器データベース29を参照して、受信した電子キーIDが、交換前車載器に登録されている電子キーか否かを検証する。そして、電子キーIDが登録されていた電子キーのIDであれば、登録を許可し、電子キーIDが登録されていた電子キーのIDでなければ、登録を不可とする。
ステップ112において、データ転送部35は、センター21から受信した登録コードDcdを、通信ケーブル28を通じて車両1に出力する。
(1)交換後ECU32にキー登録を行うには、まず交換後ECU32を登録ツール20によって電子キー2の登録モードに切り替え、交換前ECU31のときに使用していた電子キー2を車両1のキーシリンダ43に挿し込んでオン位置に回動操作する。このとき、交換後ECU32は、電子キー2から電子キーID及び交換前車載器IDを無線により読み出し、ID情報Didとして、電子キーID、交換前車載器ID及び交換後車載器IDをセンター21に送信する。センター21は、登録ツール20から受信したID情報DidでID照合を行い、ID照合が成立すれば、電子キー登録を許可する。このため、交換後ECU32には交換前ECU31に登録されていた電子キー2しか登録することができないので、電子キー登録に制限をかけることができる。よって、電子キー登録のセキュリティ性を確保することができる。
(3)キー登録時、キーシリンダ43を回すことができる電子キー2からのみ交換前車載器IDを読み取ることができないので、他車に登録済みの電子キー2はキー登録することができず、電子キー登録のセキュリティ性確保に一層寄与する。
(7)センター21は、電子キー登録に必要な情報である交換後車載器ID、電子キーID及びキー認証暗号鍵を登録ツール20に送信する際、この情報を暗号化した登録コードDcdとして送信する。よって、電子キー登録に必要な情報が第三者によって不正取得される可能性が低くなり、これが電子キー登録のセキュリティ性確保に一層寄与する。
・電子キーシステム3は、例えばワイヤレスキーシステム等の他のシステムに変更してもよい。ワイヤレスキーシステムは、例えば電子キー2からの通信を契機に狭域無線によりID照合を行うシステムである。
・電子キーID及びキー認証暗号鍵は、キー操作フリーシステム及び近距離無線通信システムで共用としてもよい。
・電子キー登録時の車両1及び電子キー2の間の通信は、例えばキー操作フリーシステムの通信インフラを使用してもよい。また、この通信インフラは、キー操作フリーシステムや近距離無線通信システム以外の通信インフラとしてもよい。
・サービスマンIDのセンター21への送信は、例えば車両1や電子キー2が実行してもよい。
・登録モードへの移行は、例えば車両1を所定操作(車載部材の操作順、操作回数等)することにより切り替える態様をとってもよい。
・キーシリンダ43は、エンジン始動用として運転席に配設されたシリンダに限定されず、例えば車両ドア、ダッシュボード、コンソールボックス等に配設されたシリンダでもよい。
・ID照合は、センター21ではなく、例えば登録ツール20や交換後ECU32が行ってもよい。
・センター21が登録ツール20に自ら問い合せて、電子キーID,交換前車載器ID及び交換後車載器ID等を取得するものでもよい。
・制御装置センター鍵は、車載器センター鍵に限らず、センター21と交換後ECU32との間で互いが所持し合う鍵であればよい。
・登録ツール20は、車両1に1機能として組み込まれてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
Claims (5)
- 通信対象の制御装置に電子キーID及び暗号鍵を関連付けて書き込むことにより、前記通信対象及び電子キーを暗号通信可能として、当該電子キーを前記通信対象のキーとする電子キー登録システムにおいて、
前記通信対象に載せ替えられた交換後制御装置を登録モードに移行させる登録ツールと、
交換前制御装置に登録された電子キーにより、前記通信対象が機械的に操作されたことを検出するイグニッション状態監視部と、
前記機械的な操作を検出すると、前記電子キーIDと、前記電子キーに登録済みの前記交換前制御装置のIDである交換前制御装置IDとを取り込み、当該電子キーIDの正当性を認証し、前記交換前制御装置IDのID照合が成立すれば、電子キー登録の動作を許可するセンターのID照合部と
を備えたことを特徴とする電子キー登録システム。 - 前記機械的な操作は、前記電子キーに設けられたキープレートで、前記通信対象に配設されたキーシリンダを回す操作である
ことを特徴とする請求項1に記載の電子キー登録システム。 - 前記ID照合部は、前記電子キーによる機械的な操作を検出すると、前記電子キーから前記交換前制御装置ID及び電子キーIDを取り込み、前記交換後制御装置からIDを取り込み、
前記ID照合は、前記交換前制御装置ID及び前記電子キーIDの組み合わせの正当性を検証する照合である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キー登録システム。 - 前記交換後制御装置は、前記電子キーによる機械的な操作を検出すると、少なくとも前記交換前制御装置IDを有するID情報を、キー登録時に使用する端末である前記登録ツールを通じて前記センターの前記ID照合部に送信し、
前記センターの前記ID照合部は、前記登録ツールから受信した前記ID情報を基に、前記ID照合を実行する
ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の電子キー登録システム。 - 前記交換後制御装置及び前記センターの制御装置データベースは、これら両者の間で対応付けられたキー登録用の暗号鍵の一種である制御装置センター鍵を各々備え、
前記センターの暗号処理部は、前記ID照合が成立することを確認すると、前記電子キーID、前記暗号鍵及び前記交換後制御装置のIDである交換後制御装置IDのうち少なくとも1つを有する情報を、前記制御装置センター鍵で暗号化することにより登録コードを生成し、前記センターの登録コード送信部は、当該登録コードを前記登録ツールに送信し、
前記交換後制御装置は、前記登録ツールを通じて前記登録コードを取得し、当該登録コードを自身の前記制御装置センター鍵に通して復号し、この復号を正しく実行できれば、前記電子キーID及び前記暗号鍵を自身に登録する
ことを特徴とする請求項4に記載の電子キー登録システム。
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