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JP6035934B2 - データストア管理装置、データ提供システム及びデータ提供方法 - Google Patents

データストア管理装置、データ提供システム及びデータ提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報をデータストアを介してユーザに提供するためのデータストア管理装置、データ提供システム及びデータ提供方法に関する。
近年、RDB(Relational DataBase)や分散KVS(Key-Value Store)等の様々なデータストアにより、データを共有することが盛んに行われている。
特開2009−110165号公報 特開2010−199842号公報 特開2001−154995号公報
データストアによるデータの共有時には、ユーザ(データの参照者/更新者)の端末によりデータストアがアクセスされることになる。そして、データストアへのアクセスに使用される端末には、性能が異なるさまざまなものが存在しているため、データストアの応答速度よりも通信速度が速い端末によりデータストアがアクセスされる場合もある。
そのような場合、端末の性能が、データストアの性能(応答速度)により制限されることになる。また、当該端末を使用しているクライアントは、データストアへのアクセス時に、応答が遅いと感じることになる。
データストアを応答速度のより早いものに変更すれば、当然、上記のような問題が生じないようにすることが出来る。しかしながら、低速な端末を使用しているユーザがいることを考えると、上記問題が生じないようにするために、応答速度のより早い、高価なデータストアを導入することは、コストパフォーマンス上、好ましくない。
そこで、1つの側面では、本発明は、各ユーザ端末(送信元端末、購読者端末)の性能に配慮したデータストアを介する情報の提供ができる技術を提供することにある。
1つの案では、データストア管理装置は、
複数のデータストアのそれぞれについて、そのデータストアの応答速度を示す応答速度情報を保持した保持部と、
或る更新側装置により更新されるトピックについての購読予約要求であって、自要求の送信元端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を受信する受信部と、
前記購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、前記保持部に保持された各データストアについての応答速度情報とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記送信元端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置により更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記送信元端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行う制御部と、
を備える。
また、1つの案では、データ提供システムは、
複数の中継装置と、中継管理装置と、前記複数の中継装置の中のいずれかを介して前記中継管理装置に接続された複数のデータストア、複数の購読者端末及び複数の更新側装置とを含むシステムであって、
前記複数の購読者端末のそれぞれは、
前記複数の更新側装置のいずれかにより更新されるトピックについての購読予約要求であって、自端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を、同一ネットワーク内の中継装置に送信する機能、及び、
前記トピックについての参照要求を、同一ネットワーク内の中継装置に送信する機能
を有し、
前記複数の中継装置のそれぞれは、
同一ネットワーク内の各購読者端末と通信を行うための第1通信部と、
他ネットワーク内の装置と通信を行うための第2通信部と、
各トピックについての参照要求及び更新要求の転送先を定義する転送先定義情報を保持した定義情報保持部と、
前記第1通信部により受信された前記購読予約要求を前記中継管理装置に転送し、前記第1通信部により受信された参照要求及び更新要求を前記転送先定義情報に定義されている転送先に転送し、前記第2通信部により受信される前記中継管理装置からの転送先定義情報更新要求に従って前記定義情報保持部に保持された前記転送先定義情報を更新する中継装置制御部と、
を備え、
前記中継管理装置は、
前記複数の中継装置と通信を行うための通信部と、
前記複数のデータストアのそれぞれについて、そのデータストアの応答速度を示す応答速度情報を保持した応答速度情報保持部と、
前記通信部により或るトピックについての前記購読予約要求が受信されたときに、当該購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、前記応答速度情報保持部に保持された各データストアについての応答速度情報とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記購読予約要求を送信した購読者端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、前記トピックを更新する更新側装置に接続された中継装置に対して、当該更新側装置から受信した前記トピックについての更新要求を特定したデータストアに転送させるための前記転送先定義情報更新要求を送信すると共に、前記購読予約要求を送信した前記購読者端末と接続された中継装置に対して、当該購読者端末から受信した前記トピックについての参照要求を前記特定したデータストアに転送させるための前記転送先定義情報更新要求を送信する制御部と、
を備える。
また、1つの案では、データ提供方法は、複数のデータストアのいずれかを介して、更新側装置により更新されるトピックを、その購読者の端末に提供するための方法であって、
コンピュータが、
前記端末の通信速度を把握し、
把握した通信速度と各データストアの応答速度とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置から更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行う。
各ユーザ端末(送信元端末、購読者端末)の性能に配慮したデータストアを介する情報
の提供ができる。
図1は、実施形態に係るデータ提供システムの構成図である。 図2は、実施形態に係るデータ提供システムが備える購読者端末の概略構成図である。 図3は、購読者端末が備える参照者属性テーブルの説明図である。 図4は、実施形態に係るデータ提供システムが備える中継装置の概略構成図である。 図5は、中継装置が備える転送先情報データベースに含まれる第1転送先管理テーブルの説明図である。 図6は、中継装置が備える転送先情報データベースに含まれる第2転送先管理テーブルの説明図である。 図7は、中継装置が有する要求中継機能の説明図である。 図8は、中継装置が有する要求中継機能の説明図である。 図9は、中継装置が有する要求中継機能の説明図である。 図10は、実施形態に係るデータ提供システムが備える中継管理装置の概略構成図である。 図11は、中継管理装置が備えるデータストア情報データベースに含まれるデータストア・要件レベル対応テーブルの説明図である。 図12は、データストア情報データベースに含まれるデータストア状況管理テーブルの説明図である。 図13は、データストア情報データベースに含まれるトピック管理テーブルの説明図である。 図14は、データストア情報データベースに含まれる更新者統計情報管理テーブルの説明図である。 図15は、中継管理装置が備える購読予約情報データベースに含まれる購読予約管理テーブルの説明図である。 図16は、中継管理装置が備える共通情報データベースに含まれる回線種別・要件レベル対応テーブルの説明図である。 図17は、共通情報データベースに含まれるネットワークトポロジ管理テーブルの説明図である。 図18は、中継管理装置の制御部が実行する配備先決定処理の流れ図(その1)である。 図19は、中継管理装置の制御部が実行する配備先決定処理の流れ図(その2)である。 図20は、中継管理装置の制御部が実行する配備先決定処理の流れ図(その3)である。
図1に、本発明の一実施形態に係るデータ提供システムの構成を示す。
本実施形態に係るデータ提供システムは、各種情報を、複数の購読者にデータストア50を介して提供するシステム(コンピュータネットワーク)である。
図1に示してあるように、データ提供システムは、中継管理装置10、及び、中継管理装置10と接続された複数の中継装置20を備える。また、データ提供システムは、いずれかの中継装置20を介して中継管理装置10と接続された複数の購読者端末30、複数の更新側装置40及び複数のデータストア50も備える。尚、図1には、各中継装置20に同種の装置のみが接続された状態を示してあるが、本データ提供システムは、通常、2
種以上の装置(購読者端末30とデータストア50等)が各中継装置20に接続されたシステムとして構築されるものである。
データストア50は、購読者に提供する各種情報を、所定形式の識別子で識別可能な形で格納しておくためのストレージシステムであり、データ提供システムは、様々な仕様(記憶容量、通信速度等)のデータストア50を備える。以下、当該所定形式の識別子のことをトピックIDと表記し、トピックIDで識別される情報のことをトピックと表記する。
更新側装置40は、トピックの更新者が運用する装置である。データ提供システムを構成する各更新側装置40は、トピックの更新(既存情報の書き換え、新規情報の追加等)時、トピックIDを含む更新要求を同一ネットワーク(図1では、“NW−Y”)内の中継装置20に対して送信する。
購読者端末30は、ユーザ(購読者)が、トピックの購読を予約するためや、トピックを購読(参照)するために使用する端末である。
図2に、購読者端末30の概略構成を示す。この図2に示してあるように、購読者端末30は、制御部31、参照者属性管理テーブル(“参照者属性管理TBL”)32及び通信インタフェース(“通信IF”)33を備える。尚、本実施形態に係る購読者端末30は、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン等のコンピュータに、本システムの端末用のものとして開発した端末用プログラムをインストールした装置となっている。従って、制御部31とは、購読者端末30(端末用プログラムがインストールされているコンピュータ)内の、端末用プログラムを実行しているCPU(Central Processing Unit)とその周辺回路(チップセット等)からなる部分の
ことである。また、購読者端末30は、図2には示していないが、キーボード、ディスプレイ等の入出力装置も備えている。
通信インタフェース33は、他装置との間で通信(情報交換)を行うためのユニットである。
参照者属性管理テーブル32は、図3に示したように、通信インタフェース33の種類(自端末が他装置との通信に使用する回線の種別)を示す回線種別と、自端末(端末用プログラム)のデータストア50に対するアクセス頻度とを保持したテーブルである。尚、この参照者属性管理テーブル32は、端末用プログラムのセットアップ時に、購読者端末30の不揮発性記憶装置(HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等)内に生成さ
れるテーブルとなっている。また、参照者属性管理テーブル32は、購読者端末30のメインメモリ上に読み出されて利用されるテーブルともなっている。
制御部31は、各種処理を行うユニットである。この制御部31は、以下の機能を有している。
制御部31は、ユーザから或るトピックの購読予約を行うことが指示された場合には、当該トピックのトピックID、参照者属性管理テーブル32上の回線種別及びアクセス頻度を含む購読予約要求を同一NW(ネットワーク)内の中継装置20に対して送信する。また、制御部31は、ユーザによりなされている設定(主として、参照者属性管理テーブル32上のアクセス頻度)に従い、購読予約しているトピックのトピックIDを含む参照要求を周期的に同一NW内の中継装置20に対して送信する。さらに、制御部31は、ユーザから或るトピックの購読予約をキャンセルすることが指示された場合には、当該トピックのトピックIDを含む購読停止要求を同一NW内の中継装置20に対して送信する。
中継装置20は、既存の中継装置(ルータ)に、設定要求応答機能及び要求中継機能を追加した装置である。
以下、中継装置20の、上記機能に関連する構成及び動作のみを説明する。
図4に、中継装置20の概略構成を示す。この図4に示したように、中継装置20は、制御部21と、転送先情報データベース(“転送先情報DB”)22と、2つの通信インタフェース(“通信IF”)23A及び23Bとを、備える。
通信インタフェース23Aは、配下の装置(同一NW内の装置)との間で通信を行うためのユニットである。通信インタフェース23Bは、中継管理装置10側の装置(他NW内の装置)との間で通信を行うためのユニットである。
転送先情報データベース22は、第1転送先管理テーブルと、第2転送先管理テーブルと、データストアアドレステーブルとを含むデータベースである。
図5、図6に、それぞれ、第1転送先管理テーブル、第2転送先管理テーブルの構成例を示す。図5に示したように、第1転送先管理テーブルは、トピックID、データストアID、購読者情報とを含むレコードを記憶可能なテーブルである。尚、データストアIDとは、データストア50の識別情報のことであり、購読者情報とは、幾つかの(0個以上の)購読者端末30の識別情報からなる情報のことである。また、詳細については後述するが、この第1転送先管理テーブルは、データ提供システムの運用に伴い、更新される(レコードの追加/削除/内容更新が行われる)テーブルとなっている。
図6に示したように、第2転送先管理テーブルは、中継管理装置10のアドレスを記憶したテーブルである。データストアアドレステーブル(図示略)は、各データストア50のアドレスを、各データストア50のデータストアIDに対応づけた形で記憶したテーブルである。これらのテーブルは、データ提供システムの運用中には更新されない(新中継管理装置10のアドレスを変更した場合やデータストア50を追加した場合等にのみ更新される)テーブルとなっている。
次に、中継装置20の制御部21の機能を説明する。
制御部21が有する設定要求応答機能は、中継管理装置10から格納先設定要求を受信した際に、その格納先設定要求で指定されている内容の処理を第1転送先管理テーブルに対して行う機能である。
具体的には、中継管理装置10が送信する格納先設定要求には、格納先削除要求と格納先追加要求とがある。これらの要求は、いずれも、トピックID、データストアID及び購読者端末30の識別情報(以下、端末識別情報と表記する)を含んでいる。
制御部21(設定要求応答機能)は、格納先削除要求を受信した際には、当該格納先削除要求中のトピックID、データストアID、端末識別情報と同じ情報を含むレコードを第1転送先管理テーブル(図5)から検索する。そして、制御部21は、検索したレコードの購読者識別情報が、1つしか端末識別情報を含まないものであった場合には、検索したレコードを第1転送先管理テーブルから削除する。また、検索したレコードの購読者情報が、2つ以上、端末識別情報を含むものであった場合には、検索したレコードの購読者情報から、格納先削除要求に含まれていたものと同じ端末識別情報を削除する。
格納先追加要求を受信した際の制御部21の動作も同様のものである。すなわち、格納先追加要求を受信した制御部21は、当該格納先追加要求中のトピックID、データストアIDと同じ情報を含むレコードを第1転送先管理テーブルから検索する。そして、制御部21は、そのようなレコードが検索できた場合には、当該レコードの購読者情報に、格納先追加要求中の端末識別情報を追加する。また、制御部21は、上記のようなレコードを検索できなかった場合には、受信した格納先追加要求中のトピックID、データストアID、端末識別情報を、それぞれ、トピックID、データストアID、購読者情報として設定したレコードを第1転送先管理テーブルに追加する。
次に、制御部21が有する要求中継機能を説明する。
既に説明したように、購読者端末30(内の制御部31)は、同一NW内の中継装置20に対して、トピックIDを含む参照要求/購読停止要求や、トピックID、回線種別及びアクセス頻度を含む購読予約要求を送信する機能を有している。また、更新側装置40は、同一NW内の中継装置20に対して、トピックIDを含む更新要求を送信する機能を有している。
制御部21が有する要求中継機能は、これらの要求及びこれらの要求に対する応答を中継する機能である。
まず、図7を用いて、制御部21が有する要求中継機能中の、更新要求に関する機能を説明する。
図7に示してあるように、NW−B内の中継装置20が、同一NW内の或る更新側装置40から更新要求を受信した場合を考える。この場合、NW−B内の中継装置20の制御部21は、まず、更新対象トピックに関する転送先設定がなされているか否かをチェックする(ステップS101)。より具体的には、制御部21は、受信した更新要求中のトピックID(以下、更新対象トピックIDと表記する)に対応付けられたデータストアID(以下、対応ストアIDと表記する)が第1転送先管理テーブル(図5)上に存在しているか否かをチェックする。
対応ストアIDが存在していた場合(更新対象トピックに関する転送先設定がなされていた場合)、制御部21は、ステップS102〜S105の処理を行うことなく、対応ストアIDを有するデータストア50に受信した更新要求を転送する(ステップS106)。
尚、このステップS106の処理時、制御部21は、対応ストアIDを有するデータストア50のアドレスを、データストアアドレステーブルから取得する。また、ステップS106の処理により転送された参照要求は、他NW(図7では、NW−C)内の中継装置20の制御部21が有する通常の中継機能により、対応ストアIDを有するデータストア50に中継される。
一方、対応ストアIDが存在していなかった場合、制御部21は、受信した更新要求を内部に保存(ステップS102)してから、格納先問い合わせ要求を中継管理装置10に対して送信する(ステップS103)。詳細については後述するが、この格納先問い合わせ要求を受信した中継管理装置10は、格納先(更新要求の転送先とすべきデータストア50)を決定し、決定した格納先のデータストアIDを含む格納先応答を格納先問い合わせ要求の送信元に返送する。
格納先応答を受信した制御部21は、転送先設定(ステップS104)を行う。ここで
、転送先設定とは、第1転送先管理テーブル(図5)に、トピックID、データストアID、購読者情報として、それぞれ、更新対象トピックID、中継管理装置10から通知されたデータストアID、NULL(図5では、空白)を設定したレコードを追加する処理のことである。
その後、制御部21は、保存しておいた更新要求を読み出す(ステップS105)。そして、制御部21は、読み出した更新要求を、データストアアドレステーブルを参照することにより、中継管理装置10から通知されたデータストアIDを有するデータストア50に転送する(ステップS106)。
更新要求を受信した場合、データストア50は、まず、当該更新要求で書き込み/書き換えが要求されているデータを内部に格納する。次いで、データストア50は、更新要求に対する確認応答である更新応答を送信(返送)する。
データストア50が送信した更新応答は、同一NW内の中継装置20により中継されて、NW−B内の中継装置20に受信される。そして、NW−B内の中継装置20内の制御部21は、受信した更新応答を、転送した更新要求の送信元購読者端末30に転送する。
尚、詳細については後述するが、ステップS101の処理時に、対応ストアIDが2つ以上見出される場合もある。この場合、制御部21は、受信した更新要求を複製して各対応ストアIDを有するデータストア50に転送する。そして、制御部21は、各データストア50からの更新応答を全て受信できたときに、更新応答を、更新要求の送信元更新側端末40に返送する。
また、制御部21は、更新要求の受信時に、その更新要求のサイズ、受信時刻及び更新対象トピックIDを記録する。そして、制御部21は、『記録した情報に基づき、トピック毎に更新要求の統計情報(平均サイズ、頻度等)を生成して中継管理装置10へ送信する統計情報生成・送信処理』を周期的に行う。
次に、図8を用いて、要求中継機能中の、参照要求に関連する機能を説明する。
図8に示してあるように、NW−A内の中継装置20が、NW−A内の或る購読者端末30から参照要求を受信した場合を考える。この場合、NW−A内の中継装置20の制御部21は、まず、受信した参照要求に含まれるトピックIDと当該参照要求の送信元購読者端末30の識別情報とに対応付けられているデータストアIDを第1転送先管理テーブル(図5)から読み出す。
尚、購読者端末30が参照要求を送信するのは、購読予約が完了した後(購読予約要求を送信し、購読予約応答を受信した後)である。そして、購読予約時(詳細は後述)には、レコードの追加/内容更新により、第1転送先管理テーブルの内容が、購読者端末30が参照要求に含めるトピックIDと当該購読者端末30の識別情報とに対応付けられているデータストアIDが存在するものに変更される。従って、受信した参照要求に含まれるトピックIDと当該参照要求の送信元購読者端末30の識別情報とに対応付けられているデータストアIDが、第1転送先管理テーブル上に存在しないことはない。
次いで、制御部21は、データストアアドレステーブルを参照することにより、第1転送先テーブルから読み出したデータストアIDを有するデータストア50(以下、注目データストア50と表記する)に、受信した参照要求を転送する。
参照要求を受信した場合、注目データストア50は、当該参照要求で参照(読み出し)
が要求されているデータを含む参照応答を返送する。当該参照応答は、同一NW内の中継装置20により中継されて、参照要求を転送したNW−A内の中継装置20に受信される。そして、NW−A内の中継装置20の制御部21は、受信した参照応答を、転送した参照要求の送信元購読者端末30に転送する。
次に、図9を用いて、要求中継機能中の、購読予約要求に関連する機能を説明する。
図9に示してあるように、NW−A内の中継装置20が、NW−A内の或る購読者端末30から購読予約要求を受信した場合を考える。この場合、NW−A内の中継装置20の制御部21は、受信した購読予約要求を、第2転送先管理テーブルに設定されているアドレスを有する装置(つまり、中継管理装置10)に転送する。
購読予約要求を受信した場合、中継管理装置10は、点線枠内に示してあるような各種処理(詳細は後述)を行ってから、購読予約要求に対する確認応答である購読予約応答を、購読予約要求を送信(転送)した中継装置20に返送する。
この購読予約応答を受信したNW−A内の中継装置20の制御部21は、当該購読予約応答を、中継管理装置10に転送した購読予約要求の送信元購読者端末30に転送する。
購読停止要求に対する要求中継機能も、購読予約要求に対する要求中継機能と同様のものである。そのため、購読停止要求に対する要求中継機能の詳細説明は省略する。
以下、中継管理装置10の構成及び動作を説明する。
図10に、中継管理装置10の構成を示す。この図10に示したように、中継管理装置10は、制御部11、記憶部12及び通信インタフェース(“通信IF”)13を備える。尚、本実施形態に係る中継管理装置10は、コンピュータ(いわゆるサーバコンピュータ)に、中継管理装置10用のものとして開発した中継管理プログラムをインストールした装置となっている。従って、制御部11とは、中継管理装置10(中継管理プログラムがインストールされているコンピュータ)内の、中継管理プログラムを実行しているCPUとその周辺回路(チップセット等)からなる部分のことである。また、記憶部12とは、中継管理装置10(中継管理プログラムがインストールされているコンピュータ)内のHDD、メモリ等からなる部分のことである。
通信インタフェース13は、他装置との間で通信を行うためのユニットである。
記憶部12は、各種データを記憶しておくためのユニットである。図10に示してあるように、この記憶部12には、データストア情報データベース211、購読予約情報データベース212、共通情報データベース213が記憶されている。
データストア情報データベース211は、データストア・要件レベル対応テーブル、データストア状況管理テーブル、トピック管理テーブル及び更新者統計情報管理テーブルを含むデータベースである。
図11〜図14に、それぞれ、データストア・要件レベル対応テーブル、データストア状況管理テーブル、トピック管理テーブル、更新者統計情報管理テーブルの構成例を示す。
データストア・要件レベル対応テーブル(図11)は、データ提供システム内の各データストア50の要件レベル(本実施形態では、1〜3)を、各データストア50のデータス
トアIDに対応づけた形で記憶したテーブルである。ここで、データストア50の要件レベルとは、データストア50の参照要求に対する応答速度が含まれる応答速度区分を示す値(“3”が最も早い応答速度区分)のことである。
データストア状況管理テーブル(図12)は、各データストア50のアクセス可能数(アクセス可能頻度)、容量、使用容量及び実際のアクセス数(アクセス頻度)を、各データストア50のデータスストアIDに対応づけた形で記憶可能なテーブルである。このデータストア状況管理テーブルは、各データストア50の使用容量及びアクセス数が、データストア管理機能により、定期的に、更新されるテーブルとなっている。
更新者統計情報管理テーブル(図14)は、トピック毎に、そのトピックのトピックID及びデータ量と、そのトピックに対する更新者によるアクセス数とを、記憶しておくためのテーブルである。この更新者統計情報管理テーブルも、データストア管理機能により、定期的に、更新されるテーブルとなっている。
トピック管理テーブル(図13)は、トピックIDと通知先(購読者端末30の端末識別情報)の組み合わせ毎に、そのトピックIDで識別されるトピックが格納されているデータストア50のデータストアIDと、移動可/不可情報とを記憶しておくためのテーブルである。詳細(更新手順、移動可/不可情報の意味等)については後述するが、このトピック管理テーブルは、購読予約要求処理機能(及びデータストア管理機能)により更新される。
購読予約情報データベース212(図10)は、購読予約管理テーブルを含むデータベースである。
図15に示したように、購読予約管理テーブルは、基本的には、各購読者が購読しているトピックのトピックIDと、各購読者の通知先(端末識別情報)との対応関係を記憶しておくためのテーブルである。ただし、購読予約管理テーブルは、各購読者の購読者端末30が使用している回線の種類を示す回線種別及び各購読者の購読者端末30からのアクセス数も記憶できるテーブルとなっている。
共通情報データベース213(図10)は、回線種別・要件レベル対応テーブルと、ネットワークトポロジ管理テーブルとを含むデータベースである。
図16、図17に、それぞれ、回線種別・要件レベル対応テーブル、ネットワークトポロジ管理テーブルの構成例を示す。
回線種別・要件レベル対応テーブル(図16)は、複数の回線種別(通信方式)のそれぞれについて、その回線種別の回線を利用している購読者端末30へのトピック提供用のデータストア50に最低限要求される要件レベルを記憶したテーブルである。この回線種別・要件レベル対応テーブルは、各回線種別が、“各回線種別の回線の通信速度以上の応答速度を有し、応答速度と通信速度との間の差が過度に大きくないデータストア50”の要件レベルに対応づけられるように、その内容を決定したものとなっている。
ネットワークトポロジ管理テーブル(図17)は、各装置(データストア50、中継装置20)のアドレスを、各装置の識別情報(データストアID、中継装置ID)に対応づけた形で記憶したテーブルである。詳細説明は省略するが、このネットワークトポロジ管理テーブル(以下、NWトポロジ管理テーブルとも表記する)は、テーブル上の情報から、各装置間の接続関係が分かるものとなっている。
次に、中継管理装置10の制御部11の機能を説明する。
図10に示してあるように、中継管理装置10の制御部11は、データストア管理機能、購読予約管理機能、共通情報管理機能、要件レベル判定機能、移動可否判定機能、購読予約要求処理機能及び格納先問合せ要求処理機能を有している。
データストア管理機能は、他機能から要求されたアクセス(データストア・要件レベル対応テーブル(図11)からの要件レベルの読み出し、トピック管理テーブル(図13)へのレコードの追加等)をデータストア情報DB211に対して行う機能である。このデータストア管理機能には、各中継装置20から送信されてくる統計情報で、更新者統計情報管理テーブル(図14)の内容を更新する機能も含まれている。さらに、データストア管理機能には、周期的に、各データストア50から、アクセス数、使用容量を取得して、取得した情報をデータストア状況管理テーブル(図12)に記憶する機能も含まれている。
購読予約管理機能は、他機能から要求されたアクセス(レコードの追加、レコードの内容更新等)を購読予約情報テーブル(購読予約情報DB212)に対して行う機能である。共通情報管理機能は、他機能から要求されたアクセス(回線種別・要件レベル対応テーブルからの要件レベルの読み出し、NWトポロジ管理テーブルからの情報の読み出し)を共通情報DB213に対して行う機能である。
格納先問い合わせ処理機能は、中継装置20(制御部21)から送信されてきた格納先問い合わせ要求(図7参照)を処理する機能である。この格納先問い合わせ処理機能は、共通情報管理機能を利用することにより、格納先問い合わせ要求の送信元更新側端末30に最も近いデータストア50のデータストアIDを特定し、特定結果を含めた格納先応答を中継装置20に返送する機能となっている。
要件レベル判定機能は、データストア管理機能及び共通情報管理機能を利用することにより、或るデータストア50の要件レベルが或る購読者端末30用のデータストアとして適切なものであるか否かを判定する機能である。
移動可否判定機能は、データストア管理機能及び共通情報管理機能を利用することにより、或るデータストア50に格納されている或るトピックが他のデータストア50に移動できるものであるか否かを判定する機能である。
購読予約要求処理機能は、要件レベル判定機能等を利用して、中継装置20(制御部21)から送信されてきた購読予約要求(図9参照)を処理する機能である。この購読予約要求処理機能による購読予約要求の処理時には、購読予約要求の送信元購読者端末30の通信速度と各データストア50の応答速度との関係等から、購読予約対象のトピックの格納に適したデータストア50が特定される。その後、幾つかの中継装置20に対して格納先設定要求が送信されて、当該データストア50から、購読予約要求の送信元購読者端末30がトピックを参照(購読)できる状態が形成される。
以下、制御部11が有する購読予約要求処理機能を、流れ図を用いてさらに具体的に説明する。
図18〜図20に、購読予約要求受信時に制御部11が実行する配備先決定処理の流れ図を示す。尚、図18〜図20及び以下の説明において、予約要求送信元NWとは、購読予約要求を送信した購読者端末30を含むネットワークのことである。注目トピックIDとは、受信した購読予約要求に含まれるトピックIDのことであり、注目トピックとは、注目トピックIDを有するトピックのことである。要求元端末識別情報とは、購読予約要
求を送信した購読者端末30の端末識別情報のことである。また、要求要件レベルとは、回線種別・要件レベル対応テーブル(図16)上の、受信した購読予約要求に含まれる回線種別に対応付けられている要件レベルのことである。
図18に示してあるように、購読予約要求を受信したため、この配備先決定処理を開始した制御部11は、まず、予約要求送信元NWをチェック対象NWとして特定する(ステップS201)。
次いで、制御部21は、トピック管理テーブル及びNWトポロジ管理テーブル上の情報に基づき、チェック対象NW内に、注目トピックを格納しているデータストア50が存在しているか否かを判断する(ステップS202)。
注目トピックを格納しているデータストア50(以下、チェック対象ストアと表記する)が存在していた場合(ステップS202;YES)、制御部21は、チェック対象ストアの要件レベルが、要求要件レベル以上であるか否かを判断する(ステップS203)。
チェック対象ストアの要件レベルが、要求要件レベル以上であった場合(ステップS203;YES)、制御部21は、チェック対象ストアに購読予約を割り当てることによりチェック対象ストアへのアクセス数がアクセス可能数を超えることになるか否かを判断する(ステップS204)。ここで、“チェック対象ストアに購読予約を割り当てる”とは、“購読予約要求を送信した購読者端末30からの参照要求がチェック対象ストアに受信されるようにする”(詳細は後述)ということである。従って、制御部21は、購読予約要求中のアクセス頻度と、データストア状況管理テーブル(図12)上のチェック対象ストアの現在のアクセス数及びアクセス可能数とに基づき、ステップS204の判断を行う。
購読予約を割り当ててもチェック対象ストアへのアクセス数がアクセス可能数を超えない場合(ステップS204;NO)、制御部21は、チェック対象ストアの要件レベルが、要求要件レベルと一致しているか否かを判断する(ステップS207)。
両要件レベルが一致していた場合(ステップS207;YES)、制御部21は、注目トピックID、要求元端末識別情報、チェック対象ストアのデータストアID、“不可”をこの順に設定したレコード(図18では、“移動不可購読予約レコード”)をトピック管理テーブルに追加する(ステップS209)。また、このステップ209において、制御部21は、購読予約管理テーブル(図15)に、注目トピックID、要求元識別情報、購読予約要求中の回線種別及びアクセス数をこの順に設定したレコードを追加する処理も行う。
一方、両要件レベルが一致していなかった場合(ステップS207;NO)、制御部21は、注目トピックID、要求元端末識別情報、チェック対象ストアのデータストアID、“可”をこの順に設定したレコード(図18では、“移動可購読予約レコード”)をトピック管理テーブルに追加する(ステップS208)。また、このステップ208において、制御部21は、購読予約管理テーブルに、注目トピックID、要求元端末識別情報、購読予約要求中の回線種別及びアクセス数をこの順に設定したレコードを追加する処理も行う。
また、注目トピックを格納しているデータストア50が存在していなかった場合(ステップS202;NO)、制御部21は、チェック対象NW内に、要件レベルが要求要件レベル以上のデータストア50が存在しているか否かを判断する(図19;ステップS211)。チェック対象ストアの要件レベルが、要求要件レベル以上ではなかった場合(図18;ステップS203;NO)にも、制御部21は、このステップS211の判断を行う
チェック対象NW内に、要件レベルが要求要件レベル以上のデータストア50が存在していなかった場合(ステップS211;NO)、制御部21は、チェック対象NWを次NWに変更する(ステップS213)。そして、制御部21は、既に説明したステップS202(図18)以降の処理を開始する。尚、流れ図中への表記は省略してあるが、ステップS213にて、次NWとして選択できるNW(未処理のNW)がなかった場合、制御部21は、配備先決定処理(図18〜図20の処理)を中止して、エラー処理を実行する。
一方、チェック対象NW内に、要件レベルが要求要件レベル以上のデータストア50が存在していた場合(ステップS211;YES)、制御部21は、そのデータストア50をチェック対象ストアとして取り扱う(図示略)。そして、制御部21は、購読予約を割り当てることによりチェック対象ストアが容量超過となるか否かを判断する(ステップS212)。尚、制御部21は、データストア状況管理テーブル(図12)及び更新者統計情報管理テーブル(図14)上の情報に基づき、このステップS212の判断を行う。
制御部21は、購読予約を割り当てるとチェック対象ストアが容量超過となる場合(ステップS212;YES)には、ステップS213以降の処理を開始する。また、制御部21は、購読予約を割り当ててもチェック対象ストアが容量超過とならない場合(ステップS212;NO)には、ステップS204(図18)以降の処理を開始する。
また、購読予約を割り当てるとチェック対象ストアへのアクセス数がアクセス可能数を超えてしまう場合(ステップS204;YES)、制御部21は、チェック対象ストア内の他トピックが移動できるか否かを判断する(ステップS205)。
より具体的には、制御部21は、このステップS205にて、以下の2条件が共に満たされているか否かを判断する。
(1)チェック対象ストア内に、注目トピックとは異なる、総サイズが第1規定サイズ以下のトピック(以下、移動可トピックと表記する)が格納されている。
(2)チェック対象NW内に、チェック対象ストアと同一要件レベルの、空き容量が第2規定サイズ(>第1規定サイズ)以上のデータストア50(以下、移行先ストアと表記する)が存在する。
制御部21は、両条件が満たされていなかった場合(ステップS205;NO)には、ステップS211(図19)以降の処理を開始する。一方、両条件が満たされていた場合(ステップS205;YES)、制御部21は、移動可トピックを移行先ストアに移動させるための他トピック移動処理を開始(ステップS206)してから、ステップS207以降の処理を実行する。
配備先決定処理の残りのステップの内容を説明する前に、ここで、他トピック移動処理の内容を説明しておくことにする。
他トピック移動処理を開始した制御部21は、移動可トピックへのアクセスを禁止してから、チェック対象ストアと接続されている中継装置20に対して、当該中継装置20による移動可トピックに関する参照要求/更新要求の転送先を移行先ストアとするための幾つかの格納先設定要求を送信する。また、制御部21は、現状を表すものとなるように、トピック管理テーブルの内容を更新する処理も行う。さらに、制御部21は、移動可トピックを移動可トピックの移行先ストアへの移動をチェック対象ストアに命令し、移動可トピックの移動が完了するのを待機する。そして、移動可トピックの移動が完了したときに、制御部21は、移動可トピックへのアクセスを許可してから他トピック移動処理を終了
する。
以下、配備先決定処理の残りのステップの内容を説明する。
ステップS208又はS209(図18)の処理を終えた制御部21は、注目トピックを格納しているデータストア50が全ネットワーク内に複数個存在しているか否かを判断する(図20;ステップS221)。注目トピックを格納しているデータストア50が複数個存在していた場合(ステップS221;YES)、制御部21は、それらのデータストア50の中に、要件レベルが同一のデータストア50が含まれているか否かを判断する(ステップS222)。
注目トピックを格納している複数のデータストア50の中に、要件レベルが同一のデータストア50が含まれていなかった場合(ステップS222;NO)、制御部21は、この配備先決定処理を終了する。また、制御部21は、注目トピックを格納しているデータストア50が複数個なかった場合(ステップS221;NO)にも、配備先決定処理を終了する。
一方、注目トピックを格納している複数のデータストア50の中に、要件レベルが同一のデータストア50が含まれていた場合(ステップS222;YES)、制御部21は、集約処理(ステップS223)を行う。
この集約処理は、基本的には、複数のデータストア50に格納されている注目トピックを、それらの中の1つのデータストア50に集約するために幾つかの中継装置20に対して送信すべき格納先設定要求の内容を決定する処理である。尚、『複数のデータストア50に格納されている注目トピックを、それらの中の1つのデータストア50に集約する』とは、『注目トピックを格納している、要件レベルが同一の複数のデータストア50の中の1台のデータストア50のみに、注目トピックに関する参照要求/更新要求が転送されるようにする』ということである。また、この集約処理により実際に行われる処理は、トピック管理テーブル(図13)の内容を書き換える処理である。
ただし、集約処理は、複数のデータストア50内の注目トピックの全てを1つのデータストア50に集約すると、アクセス数がアクセス可能数を超えてしまう場合には、一部のデータストア50内の注目トピックのみを集約対象とする処理となっている。また、集約処理は、NWトポロジ管理テーブル(図17)を参照することにより、集約すると、注目トピックにアクセスしにくくなってしまう購読者端末30があるか否かを判断し、そのような購読者端末30がある場合には、当該購読者端末30用の注目トピック以外の注目トピックのみを集約対象とする処理ともなっている。さらに、集約処理は、NWトポロジ管理テーブルを参照することにより、各購読者端末30への悪影響が最も少ないデータストア50を、注目トピックを集約するデータストア50として選択する処理ともなっている。
集約処理(ステップS223)を終了した制御部21は、配備先決定処理を終了する。そして、制御部21は、配備先決定処理による決定内容どおりに各中継装置20を機能させるために必要な格納先設定要求を幾つかの中継装置20に対して送信(図9参照)してから、受信した購読予約要求に対する処理を終了する。
次に、制御部21の、購読停止要求受信時の動作を説明する。
制御部21は、或る購読者端末30(以下、処理対象端末と表記する)からの購読停止要求を受信した場合には、その購読停止要求に対応するレコードを、トピック管理テーブ
ル(図13)及び購読予約管理テーブル(図15)から削除する。また、制御部21は、処理対象端末と同じNW内の中継装置20に、処理対象端末からの参照要求の転送を中止させるための処理(処理対象端末と同じNW内の中継装置20に対して格納先設定要求を送信する処理)を行う。さらに、制御部21は、必要である場合には、購読が停止されたトピックの更新者の更新側装置40と同一NW内の中継装置20に、特定のデータストア50(処理対象端末がトピックの購読のためにアクセスしていたデータストア50)への更新要求の転送を停止させるための処理を行う。
以上の処理で、購読停止要求への対処は完了するのであるが、制御部21は、上記処理の完了後、さらに、以下の内容の配備先修正処理を行う。
配備先修正処理を開始した制御部21は、まず、トピック管理テーブル(図13)内に、今回、削除したレコードと同じトピックID及びデータストアIDを含む1つ以上のレコードが残っているか否かを判断する。
制御部21は、そのようなレコードが残っていなかった場合には、特に処理を行うことなく、配備先修正処理を終了する。また、制御部21は、そのようなレコードが残っていた場合には、さらに、残っている各レコードの移動/不可情報が全て“可”となっているか否かを判断する。
トピック管理テーブル内に残っている、削除したレコードと同じトピックID及びデータストアIDを含む全てのレコードの移動/不可情報が“可”となっていなかった場合、制御部21は、特に処理を行うことなく、配備先修正処理を終了する。
一方、トピック管理テーブル内に残っている、削除したレコードと同じトピックID及びデータストアIDを含む各レコードの移動/不可情報が全て“可”となっている場合、或るトピック(各レコード内のトピックIDで識別されるトピック)が必要以上に応答速度が速いデータストア50に格納されていることになる。
そのため、この場合、制御部21は、上記した他トピック移動処理と本質的には同内容の配備先変更処理を行うことにより、それらのレコードが示しているトピックの配備先(格納先)を、要件レベルがより低いデータストア50に変更する。そして、配備先変更処理を終えた制御部21は、配備先修正処理を終了する。
要するに、制御部21が実行する配備先修正処理は、図13に示したトピック管理テーブルから1行目のレコードが削除された場合、“Topic1”の配備先(格納先)を、“DS1
”よりも要件レベルが低いデータストア50に変更する処理となっている。
以上、説明したように、本実施形態に係るデータ提供システムは、各購読者端末30が購読(参照)するトピックが、複数のデータストア50の中の、各購読者端末30の通信速度以上の応答速度を有するデータストア50に格納されるシステムとなっている。そして、利用可能な複数のデータストア50が存在している場合、通常、それらの中に、高速なデータストア50が幾つか含まれている。また、中継装置20は、既存の中継装置に対して簡単な改良を施せば得られるものであり、中継管理装置10は、通常のコンピュータにプログラムをインストールすれば実現できるものである。従って、本実施形態に係るデータ提供システムは、データストア50の応答速度により各購読者端末30の性能が制限されない形で、安価に、各購読者端末30にデータストア50を介して情報を提供できるシステムとなっていると言うことが出来る。
また、実施形態に係るデータ提供システム内の中継管理装置10(制御部11)は、上
記内容の配備先修正処理により、適切でない要件レベルのデータストア50に格納されているトピックの格納先を、適切な要件レベルのデータストア50に変更する機能を有している。そして、当該機能により、例えば、要件レベル“2”のデータストア50に格納されている、要件レベル“1”のトピックの格納先が、要件レベル“1”のデータストア50に変更されれば、システム内の、要件レベル“2”のトピックの格納に使用できる総記憶容量が増えることになる。また、それまで未使用であった、要件レベル“1”のデータストア50の記憶容量が使用されることにもなる。従って、本データ提供システムは、各データストア50を効率的に利用できるシステムとなっていると言うことも出来る。
《変形形態》
上記した実施形態に係るデータ提供システムは、各種の変形を行うことが出来るものである。例えば、中継管理装置10を、中継装置20としての機能も有する装置に変形することが出来る。また、購読予約要求に含まれる情報は、購読者端末30の通信速度が分かる情報でありさえすれば良い。従って、購読者端末30を、要件レベルを含む購読予約要求ではなく、通信速度や、機種情報を含む購読予約要求を送信するものに変形しておくことも出来る。
さらに、中継管理装置10に、各購読者端末30の通信速度を、予め調査しておく機能を付与しておくことにより、通信速度を示す情報が購読予約要求に含まれていなくても良いようにすることも出来る。
また、中継管理装置10等を、各種データの保持方法(データベース/テーブルの構成)が上記したものとは異なる装置や、具体的な処理手順が上記したものと異なる装置に変形しても良いことは、当然のことである。
以上、開示した技術に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 複数のデータストアのそれぞれについて、そのデータストアの応答速度を示す応答速度情報を保持した保持部と、
或る更新側装置により更新されるトピックについての購読予約要求であって、自要求の送信元端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を受信する受信部と、
前記購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、前記保持部に保持された各データストアについての応答速度情報とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記送信元端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置により更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記送信元端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行う制御部と、
を備えることを特徴とするデータストア管理装置。
(付記2) 前記第1処理が、
前記更新側装置と接続された中継装置を、前記更新側装置からの前記トピックの更新要求を前記特定したデータストアに転送するように制御する処理であり、
前記第2処理が、
前記送信元端末と接続された中継装置を、前記送信元端末からの前記トピックの参照要求を前記特定したデータストアに転送するように制御する処理である
ことを特徴とする付記1に記載のデータストア管理装置。
(付記3) 複数の中継装置と、中継管理装置と、前記複数の中継装置の中のいずれかを介して前記中継管理装置に接続された複数のデータストア、複数の購読者端末及び複数の更新側装置とを含むデータ提供システムであって、
前記複数の購読者端末のそれぞれは、
前記複数の更新側装置のいずれかにより更新されるトピックについての購読予約要求であって、自端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を、同一ネットワーク内の中継装置に送信する機能、及び、
前記トピックについての参照要求を、同一ネットワーク内の中継装置に送信する機能
を有し、
前記複数の中継装置のそれぞれは、
同一ネットワーク内の各購読者端末と通信を行うための第1通信部と、
他ネットワーク内の装置と通信を行うための第2通信部と、
各トピックについての参照要求及び更新要求の転送先を定義する転送先定義情報を保持した定義情報保持部と、
前記第1通信部により受信された前記購読予約要求を前記中継管理装置に転送し、前記第1通信部により受信された参照要求及び更新要求を前記転送先定義情報に定義されている転送先に転送し、前記第2通信部により受信される前記中継管理装置からの転送先定義情報更新要求に従って前記定義情報保持部に保持された前記転送先定義情報を更新する中継装置制御部と、
を備え、
前記中継管理装置は、
前記複数の中継装置と通信を行うための通信部と、
前記複数のデータストアのそれぞれについて、そのデータストアの応答速度を示す応答速度情報を保持した応答速度情報保持部と、
前記通信部により或るトピックについての前記購読予約要求が受信されたときに、当該購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、前記応答速度情報保持部に保持された各データストアについての応答速度情報とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記購読予約要求を送信した購読者端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、前記トピックを更新する更新側装置に接続された中継装置に対して、当該更新側装置から受信した前記トピックについての更新要求を特定したデータストアに転送させるための前記転送先定義情報更新要求を送信すると共に、前記購読予約要求を送信した前記購読者端末と接続された中継装置に対して、当該購読者端末から受信した前記トピックについての参照要求を前記特定したデータストアに転送させるための前記転送先定義情報更新要求を送信する制御部と、
を備える
ことを特徴とするデータ提供システム。
(付記4) 各中継装置の前記中継装置制御部は、
前記定義情報保持部に保持された前記転送先定義情報に従って、前記第1通信部により受信された更新要求を複製して複数の転送先に転送する機能を有する
ことを特徴とする付記3に記載のデータ提供システム。
(付記5)前記中継管理装置の前記制御部は、
各データストアのアクセス数を把握する機能を有し、
前記複数のデータストアの中から、前記購読予約要求を送信した購読者端末の通信速度以上の応答速度を有し、前記トピックに関する参照要求及び更新要求を転送してもアクセス数がアクセス可能数を上回らないデータストアを特定する
ことを特徴とする付記3又は4に記載のデータ提供システム。
(付記6) 複数のデータストアのいずれかを介して、更新側装置により更新されるトピックを、その購読者の端末に提供するデータ提供方法であって、
コンピュータが、
前記端末の通信速度を把握し、
把握した通信速度と各データストアの応答速度とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置から更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行う
ことを特徴とするデータ提供方法。
(付記7) コンピュータを、
或る更新側装置により更新されるトピックについての購読予約要求であって、自要求の送信元端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を受信する受信部と、
前記購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、各データストアの応答速度を示す応答速度情報とに基づき、複数のデータストアの中から、前記送信元端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置から更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記送信元端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行う制御部と、
を備えた装置として動作させる
ことを特徴とするプログラム。
10 中継管理装置
11、21、31 制御部
12 記憶部
13、23A、23B、33・・・通信インタフェース
20 中継装置
22 転送先情報データベース
30 購読者端末
32 参照者属性管理テーブル
40 更新側装置
50 データストア
211 データストア情報データベース
212 購読予約情報データベース
213 共通情報データベース

Claims (5)

  1. 複数のデータストアのそれぞれの異なる応答速度を示す応答速度情報を保持した保持部と、
    或る更新側装置により更新されるトピックについての購読予約要求であって、自要求の購読者端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を受信する受信部と、
    前記購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、前記保持部に保持された各データストアについての応答速度情報とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記購読者端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置により更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記購読者端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記更新側装置と接続された中継装置を、前記更新側装置からの前記トピックの更新要求を前記特定したデータストアに転送するように制御し、
    前記制御部は、前記購読者端末と接続された中継装置を、前記購読者端末からの前記トピックの参照要求を前記特定したデータストアに転送するように制御する、
    データストア管理装置。
  2. 複数の中継装置と、中継管理装置と、前記複数の中継装置の中のいずれかを介して前記中継管理装置に接続された複数のデータストア、複数の購読者端末及び複数の更新側装置とを含むデータ提供システムであって、
    前記複数の購読者端末のそれぞれは、
    前記複数の更新側装置のいずれかにより更新されるトピックについての購読予約要求であって、自端末の通信速度を示す通信速度情報を含む購読予約要求を、同一ネットワーク内の中継装置に送信する機能、及び、
    前記トピックについての参照要求を、同一ネットワーク内の中継装置に送信する機能を有し、
    前記複数の中継装置のそれぞれは、
    同一ネットワーク内の各購読者端末と通信を行うための第1通信部と、
    他ネットワーク内の前記中継装置及び前記中継管理装置と通信を行うための第2通信部と、
    各トピックについての参照要求及び更新要求の転送先を定義する転送先定義情報を保持した定義情報保持部と、
    前記第1通信部により受信された前記購読予約要求を前記中継管理装置に転送し、前記第1通信部により受信された参照要求及び更新要求を前記転送先定義情報に定義されている転送先に転送し、前記第2通信部により受信される前記中継管理装置からの転送先定義情報更新要求に従って前記定義情報保持部に保持された前記転送先定義情報を更新する中継装置制御部とを備え、
    前記中継管理装置は、
    前記複数の中継装置と通信を行うための通信部と、
    前記複数のデータストアのそれぞれの異なる応答速度を示す応答速度情報を保持した応答速度情報保持部と、
    前記通信部により或るトピックについての前記購読予約要求が受信されたときに、当該購読予約要求に含まれる前記通信速度情報と、前記応答速度情報保持部に保持された各データストアについての応答速度情報とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記購読予約要求を送信した購読者端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、前記トピックを更新する更新側装置に接続された中継装置に対して、当該更新側装置から受信した前記トピックについての更新要求を特定したデータストアに転送させるための前記転送先定義情報更新要求を送信すると共に、前記購読予約要求を送信した前記購読者端末と接続された中継装置に対して、当該購読者端末から受信した前記トピックについての参照要求を前記特定したデータストアに転送させるための転送先定義情報参照要求を送信する制御部とを備える、
    データ提供システム。
  3. 各中継装置の前記中継装置制御部は、
    前記定義情報保持部に保持された前記転送先定義情報に従って、前記第1通信部により受信された更新要求を複製して複数の転送先に転送する機能を有する
    請求項2に記載のデータ提供システム。
  4. 前記中継管理装置の前記制御部は、
    各データストアのアクセス数を把握する機能を有し、
    前記複数のデータストアの中から、前記購読予約要求を送信した購読者端末の通信速度以上の応答速度を有し、前記トピックに関する参照要求及び更新要求を転送してもアクセス数がアクセス可能数を上回らないデータストアを特定する
    請求項2又は3に記載のデータ提供システム。
  5. 複数のデータストアのいずれかを介して、更新側装置により更新されるトピックを、購読者端末に提供するデータストア管理装置におけるデータ提供方法であって、
    コンピュータとしてのデータストア管理装置が、
    前記購読者端末の通信速度を把握し、
    把握した通信速度と各データストアの異なる応答速度とに基づき、前記複数のデータストアの中から、前記購読者端末の通信速度以上の応答速度を有するデータストアを特定し、特定したデータストアに前記更新側装置から更新される前記トピックを格納させるための第1処理と、当該データストアに前記購読者端末からの前記トピックについての参照要求に応答させるための第2処理とを行い、
    前記更新側装置と接続された中継装置を、前記更新側装置からの前記トピックの更新要求を前記特定したデータストアに転送するように制御し、
    前記購読者端末と接続された中継装置を、前記購読者端末からの前記トピックの参照要求を前記特定したデータストアに転送するように制御する、
    データ提供方法。
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