JP6020071B2 - プログラマブルコントローラシステム、その支援装置、プログラマブルコントローラ - Google Patents
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Description
従来より、プログラマブルコントローラ(PLC)に係るシステムの一例として、図6に示すような、プログラマブルコントローラ本体(PLC100)と支援装置110とが通信線等を介して接続された構成が知られている。
この例のFB(ファンクションブロック)に係る変数として、図示の外部変数1,2、3と、内部変数1,2がある。外部変数は、外部からのFBに対する入力や、FBから外部への出力に用いられる変数である。内部変数は、FB内部で保持/使用される変数であり、図示の例に限らず、更に他の内部変数が存在する場合も有り得る。
特許文献1の発明は、ファンクションブロックを含むシーケンスプログラムを編集するシーケンスプログラム編集装置において、修正したファンクションブロック定義を指定(入力)するだけで、既にシーケンスプログラムの中で使用しているファンクションブロックインスタンスを「検索」、「削除」すると共に、「修正したファンクションブロック定義の再インスタンス化」を自動的に行い情報の再入力を省略することができる。
・前記コンパイルの際の各変数のメモリ割当てを行う手段であって、前記ファンクションブロックの内部変数に係わるメモリ割当ては、各ファンクションブロック毎に、保持属性/非保持属性に係らず纏めて揮発性メモリへの割当てを行うと共に保持属性の内部変数に関しては更に不揮発性メモリへの割当てを行うメモリ割当手段;
・前記保持属性の内部変数に係わる前記揮発性メモリ上の割当領域と前記不揮発性メモリ上の割当領域とを対応付けて記録したインスタンス初期値情報を生成するインスタンス初期値情報生成手段;
・前記保持属性の内部変数に関しては、前記揮発性メモリ上の割当領域を介して前記不揮発性メモリ上の割当領域へのアクセスを行う前記実行コードを生成する実行コード生成手段;
また、前記プログラマブルコントローラは、電源投入時の初期化処理の際に、前記インスタンス初期値情報に基づいて、前記保持属性の内部変数に係る前記揮発性メモリ上の割当領域に、前記不揮発性メモリ上の割当領域のアドレス情報を格納する初期化手段を有する。
図1は、本例のプログラマブルコントローラシステムの構成図である。
本例のプログラマブルコントローラシステムも、概略的には上記従来と略同様に、プログラマブルコントローラ本体(PLC10)と支援装置20とが通信線等を介して接続された構成となっている。但し、これらPLC10、支援装置20が備える処理機能は、上記従来のPLC100、支援装置110の処理機能とは異なる点がある。尚、ここでも特に図示しないが上記従来と同様、PLC10は更に不図示の制御対象機器等と接続している。
すなわち、PLC20は、不図示のメモリ割当部、インスタンス初期値情報生成部、実行コード生成部等の各種処理機能部を有するものと見做してもよい。また、これらの処理機能部は、全て、コンパイラ21が有する機能であると見做してもよいが、この例に限らない。
尚、メモリ割当部及び実行コード生成部が、上記実行オブジェクト生成機能部21aに相当するものと見做してもよい。
尚、支援装置20は、例えば汎用のパソコン等により実現されるものであり、ハードウェア的には汎用のパソコンの一般的な構成であってよい。すなわち、支援装置20は、例えばCPU、記憶装置(ハードディスク等)、メモリ、通信機能部、表示部(ディスプレイ等)、入力操作部(キーボード、マウス等)等を備えるものである。また、上記記憶装置には予め所定のアプリケーションプログラムが記憶されており、上記CPUがこのアプリケーションプログラムを実行することで、例えばコンパイラ21の上記各種処理機能等の支援装置20の各種処理機能が実現される。
図2(a)には、FBインスタンスの具体例を示す。
図2(b)には、各ユーザFB毎の保持属性/非保持属性設定画面を示すものであり、図上上側にFB1の設定画面、図上下側にFB2の設定画面を示す。
すなわち、上記従来と同様にFBインスタンス単位でまとめて内部変数のアドレス割当てを行うが、従来では内部変数全てをまとめて不揮発性メモリ11に割り当てたのに対して、本手法では図3に示すように、まず、内部変数全てをまとめて揮発性メモリ12に割り当てたうえで、更に上記保持属性指定された内部変数については不揮発性メモリ11に割当領域を確保する。その際に、上記インスタンス初期値情報24の作成も行うようにしてもよい。
尚、これは、アドレス“IX+0”の格納データを取得してアドレス“IX+2”に格納する処理を意味する。
尚、これは、アドレス“IX+1”の格納データをアクセス先アドレスと見做して、このアクセス先アドレスの格納データを取得してアドレス“IX+2”に格納する処理を意味する。PLC10の運用中には、後述するシステム制御部13の“インスタンス初期値展開処理”によってアドレス“IX+1”の格納データは“1000番地”となっているはずであるので、1000番地の格納データを取得してアドレス“IX+2”に格納する処理を行うことになる。
PLC10は、ダウンロードされた実行オブジェクト23とインスタンス初期値情報24を、自己の記憶装置(フラッシュメモリ等)に記憶する。PLC10は、例えばアプリケーション/電源起動時等に、上記インスタンス初期値情報24に従い、保持属性変数に関しては、不揮発性メモリ11上の割当アドレス情報を、揮発性メモリ12上の割当領域に展開(格納)する機能を有する。
コンパイラ21は、ユーザアプリケーション22の各FBをインスタンス化する際に、非保持属性の変数は揮発性メモリ12に割当て、保持属性の変数に関しては不揮発性メモリ11にその実態を割当て、割当てられた実態へのアクセスポインタを揮発性メモリ12に配置されたFBインスタンスにまとめて割当てておく。
11 不揮発性メモリ
12 揮発性メモリ
13 システム処理部
20 支援装置
21 コンパイラ
21a 実行オブジェクト生成機能部
21b FBインスタンスマッピング処理部
22 ユーザアプリケーション
23 実行オブジェクト
24 インスタンス初期値情報
31 揮発性メモリのインスタンスアドレス
32 不揮発性メモリのインスタンスアドレス
Claims (6)
- 少なくともファンクションブロックを用いて記述される任意のプログラムの作成支援機能と、該プログラムをコンパイルして実行コードを生成するコンパイラとを有する支援装置と、前記実行コードを実行するプログラマブルコントローラとが接続されたプログラマブルコントローラシステムであって、
前記コンパイラは、
前記コンパイルの際の各変数のメモリ割当てを行う手段であって、前記ファンクションブロックの内部変数に係わるメモリ割当ては、各ファンクションブロック毎に、保持属性/非保持属性に係らず纏めて揮発性メモリへの割当てを行うと共に保持属性の内部変数に関しては更に不揮発性メモリへの割当てを行うメモリ割当手段と、
前記保持属性の内部変数に係わる前記揮発性メモリ上の割当領域と前記不揮発性メモリ上の割当領域とを対応付けて記録したインスタンス初期値情報を生成するインスタンス初期値情報生成手段と、
前記保持属性の内部変数に関しては、前記揮発性メモリ上の割当領域を介して前記不揮発性メモリ上の割当領域へのアクセスを行う前記実行コードを生成する実行コード生成手段とを有し、
前記プログラマブルコントローラは、
電源投入時の初期化処理の際に、前記インスタンス初期値情報に基づいて、前記保持属性の内部変数に係る前記揮発性メモリ上の割当領域に、前記不揮発性メモリ上の割当領域のアドレス情報を格納する初期化手段、
を有することを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。 - 前記プログラマブルコントローラは、
前記実行コードを実行する手段であって、前記保持属性の内部変数に関しては、前記揮発性メモリ上の割当領域にアクセスすることで前記アドレス情報を取得し、該アドレス情報を用いて前記不揮発性メモリ上の割当領域にアクセスするプログラム実行手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のプログラマブルコントローラシステム。 - 前記支援装置は、更に、前記コンパイラによって生成された前記実行コードと前記インスタンス初期値情報とを前記プログラマブルコントローラにダウンロードして記憶させるダウンロード手段を有することを特徴とする請求項1または2記載のプログラマブルコントローラシステム。
- 前記支援装置は、更に、前記ファンクションブロックの各内部変数の前記保持属性/非保持属性を、任意に設定させる設定手段を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプログラマブルコントローラシステム。
- 少なくともファンクションブロックを用いて記述される任意のプログラムの作成支援機能と、該プログラムをコンパイルして実行コードを生成するコンパイラとを有する支援装置と、前記実行コードを実行するプログラマブルコントローラとが接続されたプログラマブルコントローラシステムの前記支援装置であって、
前記コンパイラは、
前記コンパイルの際の各変数のメモリ割当てを行う手段であって、前記ファンクションブロックの内部変数に係わるメモリ割当ては、各ファンクションブロック毎に、保持属性/非保持属性に係らず纏めて揮発性メモリへの割当てを行うと共に保持属性の内部変数に関しては更に不揮発性メモリへの割当てを行うメモリ割当手段と、
前記保持属性の内部変数に係わる前記揮発性メモリ上の割当領域と前記不揮発性メモリ上の割当領域とを対応付けて記録したインスタンス初期値情報を生成するインスタンス初期値情報生成手段と、
前記保持属性の内部変数に関しては、前記揮発性メモリ上の割当領域を介して前記不揮発性メモリ上の割当領域へのアクセスを行う前記実行コードを生成する実行コード生成手段と、
を有することを特徴とするプログラマブルコントローラの支援装置。 - 少なくともファンクションブロックを用いて記述される任意のプログラムの作成支援機能と、該プログラムをコンパイルして実行コードを生成するコンパイラとを有する支援装置と、前記実行コードを実行するプログラマブルコントローラとが接続されたプログラマブルコントローラシステムの前記プログラマブルコントローラであって、
電源投入時の初期化処理の際に、予め前記支援装置側で生成されて該プログラマブルコントローラ側に記憶された、保持属性の内部変数に係る揮発性メモリ上の割当領域と不揮発性メモリ上の割当領域とを対応付けて記録したインスタンス初期値情報に基づいて、前記保持属性の内部変数に係る前記揮発性メモリ上の割当領域に、前記不揮発性メモリ上の割当領域のアドレス情報を格納する初期化手段と、
運用中、予め前記支援装置側で生成されて該プログラマブルコントローラ側に記憶された前記実行コードを実行する手段であって、前記保持属性の内部変数に関しては前記揮発性メモリ上の割当領域に格納された前記アドレス情報を用いて前記不揮発性メモリ上の割当領域へのアクセスを行う前記実行コードを実行する実行手段と、
を有することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
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