JP6019708B2 - 描画装置、及び描画方法 - Google Patents
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Description
搬送されて移動している被描画媒体に向けて吐出ヘッドから吐出された液滴は、被描画媒体の移動速度と、吐出された液滴が被描画媒体に着弾するまでの飛行時間とによって定まる位置に着弾する。吐出された液滴が被描画媒体に着弾するまでの飛行時間は、液滴の飛行速度と、吐出ヘッドと被描画媒体との距離とによって定まる。したがって、被描画媒体における所定の位置に正確に液滴を着弾させるためには、吐出ヘッドと被描画媒体との距離(以降、「ヘッドギャップ」と表記する)を適切な距離に維持することが必要である。
最初に、プリンター1の全体構成について、図1を参照して説明する。図1は、プリンターの要部の構成を模式的に示す正面図である。
図1に示すように、プリンター1では、その両端が繰出軸20及び巻取軸40にロール状に巻き付けられた1枚のシートS(ウェブ)が、繰出軸20と巻取軸40の間に張架されている。張架されたシートSの経路を経路Pcと表記する。シートSは、経路Pcに沿って、繰出軸20から巻取軸40へと搬送される。プリンター1では、この経路(搬送経路Pc)に沿って搬送されるシートSに対して画像が記録される。シートSの種類は、紙系とフィルム系に大別される。具体例を挙げると、紙系には上質紙、キャスト紙、アート紙、コート紙等がある。フィルム系には合成紙、PET(Polyethylene terephthalate)、PP(Polypropylene)等がある。概略的には、プリンター1は、繰出軸20からシートSを繰り出す繰出部2と、繰出部2から繰り出されたシートSに画像を記録する画像形成部3と、画像形成部3で画像が記録されたシートSを巻取軸40に巻き取る巻取部4と、を備えている。なお、以下の説明では、シートSの両面のうち、画像が記録される面を表面と表記する。表面の反対側の面を裏面と表記する。鉛直方向(図1では上下方向)をZ軸方向、巻取軸40などの軸方向(図1の紙面に垂直な方向)をY軸方向、Z軸方向及びY軸方向に直交する方向をX軸方向と表記する。シートSが、被描画媒体に相当する。
さらに、画像形成部3では、描画ユニット5の下流側に、UVランプ63が設けられている。吐出ヘッド55によって形成したカラー画像を、描画ユニット5が備えるUVランプ及びUVランプ63によってシートS表面に定着させることができる。紫外線が、硬化光に相当する。UVランプ63が、硬化光源に相当する。
このように、画像形成部3では、プラテンドラム30の外周部に巻き掛けられるシートSに対して、機能液の吐出および硬化が適宜実行されて、カラー画像が形成される。このカラー画像の形成されたシートSが、後駆動ローラー32によって巻取部4へと搬送される。
次に、描画ユニット5が備える吐出ヘッド55の構成について、図2を参照して説明する。図2は、吐出ヘッドの構成を模式的に示す説明図である。図2(a)は、吐出ヘッドを構成する単ヘッド体の概要を示す外観斜視図であり、図2(b)は、吐出ヘッドにおける単ヘッド体の配列を示す説明図である。図2に示したX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、吐出ヘッド55がプリンター1に装着された状態において、図1に示したX軸方向、Y軸方向、又はZ軸方向と一致している。
図2(a)に示すように、単ヘッド体57は、ノズル基板16を備えている。ノズル基板16には、多数の吐出ノズル15が略一直線状に並んだノズル列15Aが1列形成されている。吐出ノズル15から機能液を液滴として吐出し、対向する位置にあるシートSの表面に着弾させることで、当該位置に機能液を配置する。配置された機能液によって、シートSの表面に画像が形成される。ノズル列15Aは、単ヘッド体57を備える吐出ヘッド55がプリンター1に装着された状態で、図1に示したY軸方向に延在している。ノズル列15Aにおいて吐出ノズル15は等間隔のノズルピッチで並んでいる。単ヘッド体57としては、Y軸方向にノズルピッチ間隔で機能液の液滴を配置することができる。ノズル基板16の面が、ノズル面に相当する。
単ヘッド体57は、Y軸方向において互いに重なるため、いわゆる千鳥状に並べられて、吐出ヘッド55を構成している。
次に、描画ユニット5の構成について、図3を参照して説明する。図3は、描画ユニットの構成を模式的に示す正面図である。図3に示したX軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向は、図1に示したX軸方向、Y軸方向、又はZ軸方向と一致している。
図3に示すように、描画ユニット5は、ヘッドキャリッジ52と、4個の吐出ヘッド55と、4個のヘッド離接機構54と、温度センサー71と、を備えている。上述したように、吐出ヘッド55は、7個の単ヘッド体57を備えている。1個の吐出ヘッド55が備える7個の単ヘッド体57は、同一の機能液を吐出する。描画ユニット5が備える4個の吐出ヘッド55は、それぞれイエロー、シアン、マゼンタ、又はブラックを描画させるための機能液を吐出する。イエローを描画させるための機能液を吐出する吐出ヘッド55をY吐出ヘッド55Yと表記する。シアンを描画させるための機能液を吐出する吐出ヘッド55をC吐出ヘッド55Cと表記する。マゼンタを描画させるための機能液を吐出する吐出ヘッド55をM吐出ヘッド55Mと表記する。ブラックを描画させるための機能液を吐出する吐出ヘッド55をK吐出ヘッド55Kと表記する。
ヘッド離接機構54a、ヘッド離接機構54b、ヘッド離接機構54c、及びヘッド離接機構54dが備える離接機構モーター53を、それぞれ、離接機構モーター53a、離接機構モーター53b、離接機構モーター53c、離接機構モーター53dと表記する。Y吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kは、それぞれ個別に、図3に矢印a、矢印b、矢印c、又は矢印dで示した方向に移動可能である。矢印a、矢印b、矢印c、又は矢印dで示した方向は、プラテンドラム30の外周面の法線方向である。
Y吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kが、ヘッド離接機構54によって、プラテンドラム30の外周面に対して外周面の法線方向に移動させられることによって、ノズル基板16と、プラテンドラム30の外周面と、の距離(プラテンギャップ)が適切なプラテンギャップの値に維持される。すなわち、ノズル基板16と、プラテンドラム30の外周面に支持されたシートSと、の距離(ヘッドギャップ)が適切なヘッドギャップの値に維持される。ヘッド離接機構54が、ヘッド変位装置に相当する。
ヘッドキャリッジ52は、図示省略したキャリッジ移動機構によって、Y軸方向に移動可能に支持されている。
次に、プリンター1を制御する電気的構成、及びプリンター1の制御について、図4を参照して説明する。図4は、プリンターを制御する電気的構成を模式的に示す電気構成ブロック図である。上述したプリンター1の動作は、図4に示すホストコンピューター10によって制御される。ホストコンピューター10では、制御動作を統括するホスト制御部100がCPU(Central Processing Unit)やメモリーにより構成されている。また、ホストコンピューター10にはドライバー120が設けられており、このドライバー120がメディア122からプログラム124を読み出す。なお、メディア122としては、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリー等の種々のものを用いることができる。ホスト制御部100は、メディア122から読み出したプログラム124に基づいて、ホストコンピューター10の各部の制御やプリンター1の動作の制御を行う。
また、UVランプ63の駆動も、プリンター制御部200によって制御される。
プリンター制御部200は、温度センサー71によって検出されたプラテンドラム30の温度を取得する。取得した温度に基づいて、ヘッド離接機構54の離接機構モーター53を制御して、プラテンギャップ(ヘッドギャップ)を制御する。
上述したように、ヘッド離接機構54a、ヘッド離接機構54b、ヘッド離接機構54c、及びヘッド離接機構54dは、それぞれ、離接機構モーター53a、離接機構モーター53b、離接機構モーター53c、又は離接機構モーター53dを備えている。プリンター制御部200は、離接機構モーター53a、離接機構モーター53b、離接機構モーター53c、及び離接機構モーター53dを制御して、Y吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kを、プラテンドラム30の外周面の法線方向に進退させることで、プラテンギャップ(ヘッドギャップ)を制御する。
プリンター制御部200が、ヘッド距離調整部に相当する。
そして、プリンター制御部200は、テンションセンサー41Tの検出結果に基づいて、巻取モーター40Mのトルクをフィードバック制御して、シートSの巻取テンションを調整する。具体的には、プリンター制御部200は、巻取軸40に巻き取られたシートSからなるロールの径の増大に応じて、巻取りテンションを減少させる。これによって、ロール径の増大に伴って、ロール中心付近のシートSの圧力が過大になって、シートSが破損することがないように制御される。
次に、プラテンドラム30の温度の変化に対応して、プラテンギャップ(ヘッドギャップ)を適切な値に調整する工程について、図5を参照して説明する。図5は、プラテンギャップの調整を実施するための電気的構成と、調整を実施する際の各部の動きの概要を示す説明図である。
最初に、プラテンギャップを適切な値に調整する機能を有する構成について説明する。上述したように、描画ユニット5は、ノズル基板16を備えるY吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kを備えている。Y吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kは、ヘッド離接機構54a、ヘッド離接機構54b、ヘッド離接機構54c、又はヘッド離接機構54d介して、プラテンドラム30の外周面に対して移動可能に、ヘッドキャリッジ52に取付けられている。ヘッド離接機構54a、ヘッド離接機構54b、ヘッド離接機構54c、及びヘッド離接機構54dは、駆動源として、離接機構モーター53a、離接機構モーター53b、離接機構モーター53c、又は離接機構モーター53dを備えている。Y吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kは、離接機構モーター53a、離接機構モーター53b、離接機構モーター53c、又は離接機構モーター53dを制御することによって、プラテンドラム30の外周面に対して外周面の法線方向に進退させることができる。
また、描画ユニット5は、温度センサー71を備えている。温度センサー71は、プラテンドラム30の温度を検出することができる。
演算部204は、離接制御部202、記憶部206、及び温度センサー71と、電気的に接続されている。演算部204は、温度センサー71から、検出されたプラテンドラム30の温度を取得し、記憶部206から、プラテンドラム30の熱膨張量を算出するための諸情報を取得する。取得したプラテンドラム30の温度及び諸情報から、プラテンドラム30の膨張量を算出し、プラテンギャップを適切に維持するための、吐出ヘッド55の位置補正量を算出する。
最初に、予め、プラテンドラム30の熱膨張量を算出するための情報を、ホストコンピューター10を介して入力し、記憶部206に記憶させる。このとき、プラテンドラム30の温度が基準温度t0である場合の、プラテンドラム30の外周面300の径も、記憶部206に記憶させる。
次に、温度センサー71によって、プラテンドラム30のドラム温度t1を検出する。この工程が、ドラム温度検出工程に相当する。
検出されたドラム温度t1は、演算部204に送信される。
補正量dだけ移動させられたY吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kを、Y吐出ヘッド550Y、C吐出ヘッド550C、M吐出ヘッド550M、及びK吐出ヘッド550Kと表記する。Y吐出ヘッド550Y、C吐出ヘッド550C、M吐出ヘッド550M、及びK吐出ヘッド550Kのノズル基板160(ノズル基板16)は、外周面301から距離G0の位置に位置している。ノズル基板160と、外周面301とのプラテンギャップは、適切なプラテンギャップG0に維持されている。
(1)ヘッド離接機構54によって、吐出ヘッド55を、プラテンドラム30の外周面に対して法線方向に進退させることで、吐出ヘッド55のノズル基板16とプラテンドラム30の外周面との距離(プラテンギャップ)を調整することができる。すなわち、ノズル基板16とプラテンドラム30の外周面に支持されたシートSの面との距離(ヘッドギャップ)を調整することができる。温度センサー71によって、プラテンドラム30のドラム温度t1を検出し、演算部204が、基準温度t0とドラム温度t1との差に対応するプラテンドラム30の熱膨張量dを算出することで、温度変化に起因するプラテンドラム30の径の変化を求めることができる。演算部204が、プラテンドラム30の径の変化量から、補正量dを求め、離接制御部202が、補正量dに基づいて、ヘッド離接機構54を制御して、吐出ヘッド55移動させることで、プラテンドラム30の温度変化に起因するプラテンギャップのずれを補正することができる。
次に、温度PG情報を、ホストコンピューター10を介して入力し、記憶部206に記憶させる。この工程が、温度依存距離情報取得工程に相当する。
次に、温度センサー71によって、プラテンドラム30のドラム温度t1を検出する。検出されたドラム温度t1は、演算部204に送信される。
次に、演算部204は、温度PG情報にてらして、プラテンドラム30の温度がドラム温度t1である場合のプラテンギャップの値を求める。当該値と、適切なプラテンギャップG0と、から、適切なプラテンギャップG0を維持するための吐出ヘッド55の位置補正量を求める。この工程が、ヘッド距離取得工程に相当する。また、ヘッド距離調整工程にも相当する。
次に、離接制御部202は、演算部204から送信されてきた補正量dに基づいて、ヘッド離接機構54a、ヘッド離接機構54b、ヘッド離接機構54c、及びヘッド離接機構54dを制御して、Y吐出ヘッド55Y、C吐出ヘッド55C、M吐出ヘッド55M、及びK吐出ヘッド55Kを、移動させる。この工程が、ヘッド位置調整工程に相当する。また、ヘッド距離調整工程にも相当する。
演算部204は、温度PG情報に照合するだけで、プラテンドラム30の温度に対応するプラテンギャップの値を求めることができる。このため、プラテンドラム30の温度からプラテンドラム30の熱膨張量を算出する場合にくらべて、演算部204の負荷を軽くすることができる。また、記憶部206は、温度PG情報を記憶するだけでよいため、プラテンドラム30の熱膨張量を算出するための情報を記憶させる場合にくらべて、記憶部206の負荷を軽くすることができる。
なお、1個の吐出ヘッドに対して、1個のヘッド変位装置を備える構成にすることによって、それぞれの吐出ヘッドを個別に変位させることができるため、吐出ヘッドごとに緻密に進退させることができる。また、ヘッド変位装置による進退方向を吐出ヘッドから吐出される液状体の吐出方向と一致させることによって、搬送ドラムに対する液状体の飛行方向の角度を、吐出ヘッドの進退方向の位置によらず、略一定に維持することができる。
Claims (6)
- 外周面に被描画媒体を密着させて送る搬送ドラムと、
液状体を吐出する吐出ノズルが開口されたノズル面を備え、前記ノズル面が前記外周面に臨む位置に配設された吐出ヘッドと、
前記吐出ヘッドを前記外周面の法線方向に進退させるヘッド変位装置と、
前記搬送ドラムの温度を検出する温度センサーと、
前記搬送ドラムの熱膨張量を算出するために用いられる情報を記憶する記憶部と、
前記温度センサーによって検出された前記搬送ドラムの温度と、前記熱膨張量を算出するために用いられる情報と、を用いて前記搬送ドラムの熱膨張量を算出する演算部と、
前記温搬送ドラムの熱膨張量に基づいて、前記ヘッド変位装置を制御して、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整するヘッド距離調整部と、を備える、
ことを特徴とする描画装置。 - 前記液状体は、光硬化型の液状体であって、
硬化光を射出する硬化光源をさらに備える、
ことを特徴とする、請求項1に記載の描画装置。 - 外周面に被描画媒体を密着させて送る搬送ドラムと、液状体を吐出する吐出ノズルが開口されたノズル面を備え、前記ノズル面が前記外周面に臨む位置に配設された吐出ヘッドと、を用いて、前記被描画媒体に画像を描画する描画方法であって、
前記搬送ドラムの温度を検出するドラム温度検出工程と、
前記ドラム温度検出工程で検出された前記前記搬送ドラムの温度に基づいて、前記搬送ドラムの熱膨張量を算出する搬送ドラム熱膨張量算出工程と、
前記ドラム熱膨張量算出工程において算出された前記搬送ドラムの熱膨張量に基づいて、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整するヘッド距離調整工程と、を有する、
ことを特徴とする描画方法。 - 前記被描画媒体の厚さ情報を取得する媒体厚取得工程をさらに有し、
前記ヘッド距離調整工程では、前記媒体厚取得工程において取得した前記厚さ情報を加味して、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の描画方法。 - 外周面に被描画媒体を密着させて送る搬送ドラムと、液状体を吐出する吐出ノズルが開口されたノズル面を備え、前記ノズル面が前記外周面に臨む位置に配設された吐出ヘッドと、を用いて、前記被描画媒体に画像を描画する描画方法であって、
前記搬送ドラムの温度を検出するドラム温度検出工程と、
前記ドラム温度検出工程において検出された前記搬送ドラムの温度に基づいて、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整するヘッド距離調整工程と、
を有し、
前記ヘッド距離調整工程は、
前記ドラム温度検出工程において検出された前記搬送ドラムの温度に基づいて前記搬送ドラムの外径を算出し、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を算出するヘッド距離算出工程と、
前記ヘッド距離算出工程において算出された前記ノズル面と前記外周面との間の距離に基づいて、前記吐出ヘッドの位置を変位させることによって前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整するヘッド位置調整工程と、を有する、
ことを特徴とする描画方法。 - 外周面に被描画媒体を密着させて送る搬送ドラムと、液状体を吐出する吐出ノズルが開口されたノズル面を備え、前記ノズル面が前記外周面に臨む位置に配設された吐出ヘッドと、を用いて、前記被描画媒体に画像を描画する描画方法であって、
前記搬送ドラムの温度を検出するドラム温度検出工程と、
前記ドラム温度検出工程において検出された前記搬送ドラムの温度に基づいて、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整するヘッド距離調整工程と、
前記搬送ドラムの温度と、前記ノズル面と前記外周面との間の距離と、の相関を示す温度依存距離情報を取得する温度依存距離情報取得工程と、
を有し、
前記ヘッド距離調整工程は、
前記温度依存距離情報取得工程において取得された前記温度依存距離情報と、前記ドラム温度検出工程において検出された前記搬送ドラムの温度と、に基づいて、前記ノズル面と前記外周面との間の距離を取得するヘッド距離取得工程と、
前記ヘッド距離取得工程において取得された前記ノズル面と前記外周面との間の距離に基づいて、前記吐出ヘッドの位置を変位させることによって前記ノズル面と前記外周面との間の距離を調整するヘッド位置調整工程と、を有する、
ことを特徴とする描画方法。
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