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JP6006289B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品に関する。
吸収性物品は、携帯や収納を容易に行うために、小型化が求められている。特に、ショーツ型ナプキン、使い捨ておむつ等の吸収性物品は、下着に装着する生理用ナプキンと比較して吸収性物品の容積が大きいため、小型化の要望が高い。このような背景から、折り畳まれた状態で包装された吸収性物品が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の吸収性物品は、幅方向に沿った折り線を基点に折り畳まれて、包装材に収納されている(特許文献1の図1及び図2参照)。
特開2000−42029号公報
しかし、上述の吸収性物品には、以下の問題点があった。
吸収性物品の折り線は、幅方向に延びており、吸収体を跨いで形成されている。一般的に、吸収体の厚さは、吸収性物品を構成する他の部材の厚さよりも厚い。当該吸収体を跨いで折り線が形成され、折り線の前後で厚さが変化していないため、吸収性物品が折り難い。更に、折り線の位置が安定し難く、折り畳まれた状態の吸収性物品の寸法にばらつきが生じることがある。吸収性物品を安定した位置で折り、小型化することができなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、安定した位置で折り、小型化できる吸収性物品を提供することを目的とする。
本開示の吸収性物品は、着用者の股下域に対向し、かつ当該股下域から前方に延びる前胴周り域と、前記後胴周り域よりも後側に配置され、着用者の股下域に対向し、かつ当該股下域から後方に延びる後胴周り域と、前記前胴周り域と前記後胴周り域に跨って配置される吸収体と、を備え、前記吸収性物品の幅方向に沿った第1幅折り線を基点に折り畳まれた状態で、前記前胴周り域の外側縁と前記後胴周り域の外側縁とが接合され、前記前胴周り域の外側縁と前記後胴周り域の外側縁とが接合された状態で、前記吸収性物品の幅方向に沿った第2幅折り線を基点に折り畳まれる吸収性物品であって、前記吸収体の厚さは、前記第2幅折り線を境界として変化することを要旨とする。
本開示によれば、安定した位置で折り、小型化できる吸収性物品を提供することができる。
実施形態に係るショーツ型ナプキンの正面図である。 図1に示すショーツ型ナプキンの展開平面図である。 図2に示すA−A断面の模式断面図である。 図2に示すB−B断面の模式断面図である。 吸収性本体の平面図である。 吸収性物品の折り畳み態様を説明するための図である。 変形例1に係る吸収性物品の折り畳み態様を説明するための図である。
(1)吸収性物品の全体構成
図1から図5を参照して、実施形態に係る吸収性物品の全体構成について説明する。本実施形態に係る吸収性物品1は、予めパンツ型に形成されたショーツ型ナプキン1である。なお、吸収性物品は、ショーツ型ナプキンに限られず、使い捨ておむつであってもよい。また、ショーツ型ナプキン1は、夜用のショーツ型ナプキンであってもよいし、昼用のショーツ型ナプキンであってもよい。
図1は、実施の形態に係るショーツ型ナプキン1の正面図である。図2は、図1に示すショーツ型ナプキン1を展開した状態を示す展開平面図である。図2に示す展開平面図は、ショーツ型ナプキン1を構成する本体トップシート11や本体バックシート14等の皺が形成されない状態まで、伸縮性部材を伸長させた伸長状態の図である。図3は、図2に示すA−A断面図である。図4は、図2に示すB−B断面図である。図5は、吸収性本体10の平面図である。
ショーツ型ナプキン1は、着用者の股下域に対向し、かつ股下域から前方に延びる前胴周り域S1と、後胴周り域よりも後側に配置され、着用者の股下域に対向し、かつ股下域から後方に延びる後胴周り域S2と、を有する。前胴周り域S1は、ショーツ型ナプキン1の前後方向Lにおける中心1LCよりも前側の領域であり、後胴周り域S2は、ショーツ型ナプキン1の前後方向Lにおける中心1LCよりも後側の領域である。
ショーツ型ナプキン1は、着用者の身体前側と身体後側とに延びる前後方向Lと、前後方向に直交する幅方向Wと、着用者に向かう肌対向面側T1及び肌対向面側と反対側に向かう非肌対向面側T2側に延びる厚み方向Tと、を有する。
ショーツ型ナプキン1は、吸収性本体10と、シャーシ20と、を備える。吸収性本体10は、液透過性の本体トップシート11と、液不透過性の本体フィルム12と、本体トップシート11と本体フィルム12との間に配置される吸収体13と、本体バックシート14と、を備える。シャーシ20は、吸収性本体10よりも非肌対向面側T2に配置されており、外装トップシート21と外装バックシート22を有する。
図2に示す状態から、吸収性物品の幅方向に沿った第1幅折り線FW1を基点に前胴周り域S1と後胴周り域S2とが重なるように折り畳み、前胴周り域S1の外側縁(幅方向の外側端)と後胴周り域S2の外側縁とを接合することにより、図1に示すショーツ型ナプキンが形成される。前胴周り域S1の外側縁と後胴周り域S2の外側縁とが接合されるサイド接合部29を、図1及び図2に示す。前胴周り域S1のサイド接合部29を前サイド接合部291とし、後胴周り域S2のサイド接合部29を後サイド接合部292とする。なお、本実施の形態において、第1幅折り線FW1とショーツ型ナプキン1の前後方向Lにおける中心1LCとは一致しているが、第1幅折り線FW1とショーツ型ナプキン1の前後方向Lにおける中心1LCとが前後方向にずれていてもよい。
本体トップシート11は、吸収体13よりも肌対向面側T1に位置する。本体トップシート11には、不織布や開孔プラスチックフィルムなどの液透過性のシートなどが使用される。
本体フィルム12は、吸収体13よりも非肌対向面側T2であって、シャーシ20よりも肌対向面側T1に配置される。本体フィルム12には、液不透過性のシートなどが使用される。
吸収体13は、本体トップシート11及び本体フィルム12の間に設けられ、着用者からの排泄物を吸収する。吸収体13は、前胴周り域S1と後胴周り域S2に跨って配置される。吸収体13には、粉砕パルプと高吸収性ポリマー粒子との混合物などが使用される。パルプの平均目付は、100〜800g/mであり、高吸収性ポリマー粒子の平均目付は、0〜100g/mである。また、吸収体13は、シート状になったエアレイドシートでもよい。
本実施の形態の吸収体の目付は、一定でない。吸収体13は、吸収体の他の部位よりも目付けが低い低目付領域16を有する(図5参照)。低目付領域16は、吸収体の他の部位よりも吸収材料の目付けが低く構成されていればよく、吸収材料が配置されてない(目付が0である)スリットであってもよい。低目付領域16は、ショーツ型ナプキンの前後方向の中心1LCよりも後側において、吸収体13の外側縁から幅方向Wの内側に延びる。
吸収体13は、後述する一対の股下圧搾部81に挟まれた領域に、周囲よりも目付が高い高目付領域17が設けられている。また、吸収体13は、高目付領域17よりも目付が低く、かつ低目付領域16よりも目付が高い中目付領域18を有する。中目付領域の目付は、吸収体13の他の部位(低目付領域、中目付領域及び高目付領域を除いた領域)の目付よりも低い。中目付領域18は、高目付領域の前側と、一対の股下圧搾部81の後側と、のそれぞれに設けられている。本実施の形態の高目付領域の目付は、600g/mであり、低目付領域の目付は、0g/mであり、中目付領域の目付は、150g/mであり、吸収体13の他の部位(低目付領域、中目付領域及び高目付領域を除いた領域)の目付は、300g/mである。高目付領域17の前端縁は、前側に位置する中目付領域18の後端縁と一致し、かつ後述する前側外装トップシート24の後端縁に一致する。高目付領域17の後端縁は、ショーツ型ナプキン1の前後方向Lにおける中心1LCよりも前側に位置する。なお、吸収体13の目付は、一定であってもよい。図5において、高目付領域17及び中目付領域18に斜線を付して示す。
本体バックシート14は、本体フィルム12の非肌対向面側T2と、本体トップシート11の肌対向面側T1と、の両方に配置される。本体バックシート14の幅方向Wの中央部は、本体フィルム12の非肌対向面側T2に配置される。本体バックシート14の中央部よりも幅方向Wの外側は、本体フィルム12の外側縁を起点に幅方向Wの内側に折り返され、本体トップシート11の肌対向面側T1に配置される。本体バックシート14には、不織布等のシートなどが使用される。
ショーツ型ナプキン1には、着用者の腰周りが挿入される腰周り開口部31と、着用者の脚がそれぞれ挿入される一対の脚周り開口部32と、が形成される。腰周り開口部31は、シャーシ20の前端縁20F及びシャーシ20の後端縁20Rによって囲まれて形成されている。脚周り開口部32の最も幅方向の内側に位置する部分は、ショーツ型ナプキン1の前後方向の中心1LCよりも前側に位置する。
シャーシ20は、外装トップシート21と、外装バックシート22と、を有する。シャーシ20を構成する外装トップシート21の幅方向Wの長さ及び、外装バックシート22との幅方向Wの長さは、吸収性本体10の幅方向Wの長さよりも長い。
外装トップシート21は、少なくとも幅方向Wに伸縮する伸縮性を有する不織布からなる。外装バックシート22は、外装トップシート21の非肌対向面側T2に配置される。外装バックシート22は、非伸縮性の不織布からなる。
外装トップシート21は、前胴周り域S1側に位置する前側外装トップシート24と、後胴周り域S2側に位置する後側外装トップシート25と、を有する。前側外装トップシート24と後側外装トップシート25は、前後方向Lに離間している。外装バックシート22は、前胴周り域S1及び後胴周り域S2に亘って設けられている。前側外装トップシート24が配置された領域、及び後側外装トップシート25が配置された領域は、幅方向Wに伸縮性を有する伸縮領域となる。前側外装トップシート24は、少なくとも前胴周り域S1の一部に配置されていればよい。また、後側外装トップシート25は、少なくとも後胴周り域S2の一部に配置されていればよい。また、伸縮領域と重なる吸収体13には、後述する面状圧搾部が形成される。なお、本実施の形態において2つの部材が重なる状態とは、2つの部材が当接して重なった状態のみならず、2つの部材の間に他の部材が配置され、2つの部材が間接的に重なった状態を含むものである。
前側外装トップシート24及び外装バックシート22は、シャーシ20の前端縁20Fにおいて後側に折り返されている。前側外装トップシート24及び外装バックシート22が折り返された部分には、腰周り伸縮性部材26が配置されている。
後側外装トップシート25及び外装バックシート22は、シャーシ20の後端縁20Rにおいて前側に折り返されている。後側外装トップシート25及び外装バックシート22が折り返された部分には、腰周り伸縮性部材26が配置されている。
後側外装トップシート25と外装バックシート22との間には、脚周り伸縮性部材27が配置されている。
吸収性本体10は、本体トップシート11及び吸収体13が厚み方向に圧搾された圧搾部80を有する。圧搾部80が形成されているため、本体トップシート11に排出された体液を、本体トップシート11を介して吸収体13に迅速に引き込むことができる。なお、圧搾部80は、少なくとも吸収体13が厚み方向に圧搾されていればよい。
圧搾部80は、吸収性物品1の前後方向の中心1LCから前後方向Lに延びる股下圧搾部81と、股下圧搾部81よりも後側に位置し、かつ股下圧搾部81と離間して配置された点状の点状圧搾部82と、前後方向Lに延びる一対の前側サイド圧搾部84と、前後方向Lに延びる一対の後側サイド圧搾部85と、吸収体13の前端縁に配置された面状の前側面状圧搾部86と、吸収体13の後端縁に配置された面状の後側面状圧搾部87と、を有する。
一対の股下圧搾部81の間隔は、股下圧搾部81の後端縁81Rに向かうにつれて短く、かつ圧搾部80の前端縁81Fに向かうにつれて短くなっている。また、一対の股下圧搾部81は、股下圧搾部81の前端縁81Fにおいて連なり、かつ股下圧搾部81の後端縁81Rにおいて連なっている。よって、本実施の形態の一対の股下圧搾部81は、一体化しており、平面視にて環状である。なお、一対の股下圧搾部81は、離間して配置されていてもよいし、平面視にて環状でなくてもよい。
股下圧搾部81は、前後方向Lに連続した領域と、前後方向Lに不連続の領域と、を有する。前後方向Lに不連続の領域は、吸収体等が厚み方向に圧搾されていない。股下圧搾部81は、部分的に圧搾されていない領域を有していてもよいし、前後方向Lに連続していてもよい。また、一対の股下圧搾部81によって囲まれた領域には、幅方向Wに延びる圧搾部が形成されていない。
股下圧搾部81の後端縁81Rは、後サイド接合部292の前端縁292Fよりも前側に位置する。股下圧搾部81の前端縁81Fは、前サイド接合部291の後端縁291Rよりも前側に位置する。
股下圧搾部81の後端縁81Rの幅方向Wの外側には、低目付領域16が形成されている。本実施の形態では、股下圧搾部81の後端縁81Rの幅方向Wの両外側に、それぞれ低目付領域16が形成されている。低目付領域16は、後サイド接合部292よりも前側に位置する。低目付領域16は、幅方向Wの内側に向かって延びており、当該低目付領域16が延びる方向は、幅方向Wに対して傾斜している。より詳細には、低目付領域16は、幅方向Wの内側に向かうにつれて後方に延びる。
点状圧搾部82は、平面視にて点状の圧搾部である。各点状圧搾部82は、間隔を空けて配置されている。点状圧搾部82は、吸収体13の幅方向Wの中央部に形成されず、吸収体13の幅方向Wの両外端部に形成されている。
股下圧搾部81の幅方向Wの外側には、一対の前側サイド圧搾部84と、一対の後側サイド圧搾部85と、が形成されている。前側サイド圧搾部84は、股下圧搾部81と離間している。後側サイド圧搾部85は、股下圧搾部81と離間し、かつ点状圧搾部82と離間している。
前側面状圧搾部86は、吸収体13の前端縁から後方に延びる一定範囲に形成される。図2において、前側面状圧搾部86が形成された領域に斜線を付して示す。前側面状圧搾部86の後端縁は、前側サイド圧搾部84よりも前方、股下圧搾部81の前端縁81Fよりも後方、かつ高目付領域17よりも前方に位置する。前側面状圧搾部86は、吸収体13の幅方向W全域に亘って、図2において斜線を付した領域全体の吸収体13が厚み方向に圧縮されている。よって、前側面状圧搾部86が形成された領域の吸収体13の厚さは、前側面状圧搾部86が形成された領域に対して後側で隣接する領域の吸収体13の厚さよりも薄い。本実施の形態の面状圧搾部(前側面状圧搾部86及び後側面状圧搾部87)は、熱エンボスロールによって形成される。面状圧搾部は、点状や線状の圧搾部でなく、平面視において一定の範囲を有する面全体が圧搾された圧搾部である。
後側面状圧搾部87は、吸収体13の後端縁から前方に延びる一定範囲に形成される。図2において、後側面状圧搾部87が形成された領域に斜線を付して示す。後側面状圧搾部87の前端縁は、股下圧搾部81の後端縁81Rよりも後方、かつ中目付領域18の後端縁よりも後方に位置する。後側面状圧搾部87は、点状圧搾部と同様に、吸収体13の幅方向Wの中央部に形成されてなく、吸収体13の幅方向Wの両外端部に形成されている。点状圧搾部82は、後側面状圧搾部87が形成された領域内に形成されている。図2において斜線を付した領域全体の吸収体13が厚み方向に圧縮されている。よって、後側面状圧搾部87が形成された領域の吸収体13の厚さは、後側面状圧搾部87が形成された領域に対して前側で隣接する領域の吸収体13の厚さよりも薄い。
また、前側面状圧搾部86の後端縁と、後側面状圧搾部87の前端縁とのそれぞれは、後述する第2幅折り線FW2(図4,図6参照)と一致する。なお、本実施の形態において、前側面状圧搾部86の後端縁と第2幅折り線FW2と一致する状態、及び後側面状圧搾部87の前端縁と第2幅折り線FW2と一致する状態とは、前後方向Lの位置がずれなく一致する状態のみならず、前後方向Lのずれが20mm以下を含む概念である。前胴周り域S1における第2幅折り線FW2よりも前側の厚さは、第2幅折り線FW2よりも後側の厚さと異なり、第2幅折り線FW2よりも後側の厚さよりも薄くなる。また、後胴周り域S2における第2幅折り線FW2よりも後側の厚さは、第2幅折り線FW2よりも前側の厚さと異なり、第2幅折り線FW2よりも前側の厚さよりも薄くなる。
本実施の形態において、吸収体13の目付は、以下の方法で測定できる。目付を測定する部分を吸収性物品から切り出し、本体トップシート及び本体フィルム等、吸収体13以外の部分を取り除き、吸収体13の重量を測定する。吸収体13の重量と目付を測定する部分の面積とに基づいて目付を算出する。
吸収性物品の厚さは、例えば、以下の方法によって測定できる。尾崎製作所(株)製のダイアルゲージ PEACOCKを使用し、測定子には直径20mmのものを採用し、大きさが30mm×30mmの試片を用意して、当該試片の厚みを測定する。測定器は、試片に対する測定圧が3g/cmとなるように調整する。
(2)吸収性物品の折り畳み態様
次いで、図6に基づいて、吸収性物品1の折り畳み態様について、説明する。図6(a)は、第1幅折り線FW1基点に折り畳まれた状態の吸収性物品1である。吸収性物品1は、予めパンツ型に成形されている。また、図6(a)は、吸収性物品1の後胴周り域S2を正面に配置した状態を示している。
図6(a)に示す状態から、吸収性物品1のサイド接合部29は、前後方向Lに沿った前後折り線としての第1前後折り線FL1及び第2前後折り線FL2を基点に後胴周り域S2側へ幅方向Wの内側に折り畳まれる。第1前後折り線FL1及び第2前後折り線FL2は、吸収体13の外側縁と一致、又は吸収体13の外側縁よりも幅方向Wの外側に位置する。折り畳まれた状態において、後胴周り域S2側が内側になり、前胴周り域S1側が外側に位置する。図6(b)は、吸収性物品1が前後折り線FL1、FL2を基点に折り畳まれた状態を示している。
次いで、図6(b)に示す状態から、吸収性物品1は、幅方向Wに沿った第2幅折り線FW2を基点に前後方向Lに折り畳まれる。第2幅折り線FW2は、前胴周り域の外側縁と後胴周り域の外側縁とが接合された状態で形成されている折り目(吸収性物品1の前後方向の中心を通る折り目)ではなく、前胴周り域の外側縁と後胴周り域の外側縁とが接合された状態で、吸収性物品が更に折り畳まれる際に形成される折り目である。第2幅折り線FW2を基点に折り畳まれた状態において、吸収性物品1の前後方向Lの中心1LCは、吸収性物品1の腰周り開口部31と重なる。図6(c)は、吸収性物品1が第2幅折り線FW2を基点に折り畳まれた状態を示している。このように折り畳まれることにより、吸収性物品1を小型化できる。
また、吸収体13の厚さは、第2幅折り線FW2を境界として変化している。より詳細には、吸収性物品1が第2幅折り線FW2を基点に折り畳まれる前の状態において、第2幅折り線FW2よりも前後方向Lの一方側に位置する吸収体の厚さは、第2幅折り線FW2よりも前後方向Lの他方側に位置する吸収体の厚さと異なる。なお、第2幅折り線FW2よりも前後方向Lの一方側に位置する吸収体全体において、第2幅折り線FW2よりも前後方向Lの他方側に位置する吸収体の厚さと異なる状態のみならず、第2幅折り線FW2よりも前後方向Lの一方側に位置する吸収体の一部において、第2幅折り線FW2よりも前後方向Lの他方側に位置する吸収体の厚さと異なる状態を含む概念である。
本実施の形態の吸収性物品1は、第2幅折り線FW2よりも腰周り開口部31側に位置する吸収体13の厚さが、第2幅折り線FW2よりも吸収性物品1の前後方向Lの中心1LC側に位置する吸収体13の厚さよりも薄い。なお、吸収性物品1は、第2幅折り線FW2よりも腰周り開口部側に位置する吸収体13の厚さが、第2幅折り線FW2よりも吸収性物品1の前後方向Lの中心1LC側に位置する吸収体13の厚さよりも厚く構成されていてもよい。
また、吸収性物品の厚さが第2幅折り線FW2を境界として変化する状態とは、吸収性物品の厚さが変化する境界と第2幅折り線FW2とがずれなく一致する状態のみならず、前後方向Lのずれが20mm以下を含む概念である。また、本実施の形態では、前胴周り域S1の吸収体13の厚さが第2幅折り線FW2を境界として変化し、かつ後胴周り域S2の吸収体13の厚さが第2幅折り線FW2を境界として変化しているが、前胴周り域S1の吸収体13の厚みのみが第2幅折り線FW2を境界として変化していてもよいし、後胴周り域S2の吸収体13の厚みのみが第2幅折り線FW2を境界として変化していてもよい。
また、このように折り畳まれた吸収性物品を展開した(図6(a)に示す)状態において、前胴周り域S1の吸収体13は、第2幅折り線FW2を基点に肌対向面側T1から非肌対向面側T2に向かって凸状に変形する。後胴周り域S2の吸収体13は、第2幅折り線FW2を基点に非肌対向面側T2から肌対向面側T1に向かって凸状に変形する。第1前後折り線FL1と第2前後折り線FL2の間の領域には、吸収体13が配置されている。第1前後折り線FL1と第2前後折り線FL2の間の領域は、第2幅折り線FW2を基点に折り畳まれた状態で、後胴周り域S2側が内側になり、前胴周り域S1側が外側に位置する。よって、前胴周り域S2の吸収体13には、肌対向面側T1から凹む谷折線が形成され、前胴周り域S1の吸収体13には、肌対向面側T1に向かって突出する山折線が形成される。
前胴周り域S1の第2幅折り線FW2と後胴周り域S2の第2幅折り線FW2とのうち少なくともいずれが一方は、股下圧搾部81に形成されない。本実施の形態の吸収性物品は、前胴周り域S1の第2幅折り線FW2が股下圧搾部81に形成され、後胴周り域S2の第2幅折り線FW2が股下圧搾部81に形成されずに、股下圧搾部81の後端縁81Rよりも後方に位置する。なお、前胴周り域S1の第2幅折り線FW2が股下圧搾部81に形成されずに、後胴周り域S2の第2幅折り線FW2が股下圧搾部81に形成されていてもよいし、前胴周り域S1の第2幅折り線FW2が股下圧搾部に形成され、後胴周り域S2の第2幅折り線FW2と前胴周り域S1の第2幅折り線FW2の両方が股下圧搾部81に形成されないように構成されていてもよい。
(3)作用・効果
吸収体13の厚さは、第2幅折り線FW2を境界として変化する。よって、第2幅折り線FW2を基点に吸収性物品を折る際に、厚さが変化する境界を基点に折ることができ、折り位置が安定する。また、吸収性物品を折る際は、厚さが比較的薄い側が、厚さが比較的厚い側の厚み方向に沿い、次いで、厚さが比較的薄い側が、厚さが比較的厚い側に被るように折れる。折り畳まれた後の吸収性物品の厚さが均一になり易く、小型化できる。よって、使用者は、小型化された吸収性物品を簡便に携帯できる。
後胴周り域S2の吸収体13には、肌対向面側T1に向かって突出する山折線によって着用者側に凸状の折り癖が形成されるため、後胴周り域S2の凸状部分が着用者の身体にフィットする。よって、後漏れを抑制できる。例えば、使い捨ておむつとしての吸収性物品には、一般的に、後胴周り域S2に便を収容するためのポケットが形成される。よって、後胴周り域S2が着用者の身体にフィットすると、便を収容する空間がなく、身体にフィットすると漏れの原因となる。これに対して、ショーツ型ナプキンとしての吸収性物品は、経血の後側への伝え漏れを防止することが求められている。ナプキンは、経血が本体トップシート11から吸収体13に移動する。後胴周り域S2が着用者の身体にフィットすることにより、体トップシート11側から吸収体13に体液が移動し易くなり、後漏れを抑制できる。
一方、前胴周り域S1の吸収体13には、非肌対向面側T2に向かって凹む谷折線によって着用者側に凹む折り癖が形成される。前胴周り域S1は、お尻の割れ目による経血の漏れがなく、着用者に密着して配置されていなくてもよい。前胴周り域S1が着用者にフィットし過ぎないことにより、着用者の肌と吸収性物品との摩擦を低減し、装着感を向上できる。
後胴周り域S2における第2幅折り線FW2よりも後側の厚さは、後胴周り域S2における第2幅折り線FW2よりも前側の厚さよりも薄い。よって、着用者の背側に当たる部分は、厚み方向に膨らみ難く、着用者の身体にフィットさせることができる。吸収性物品1が着用された際の装着感を向上でき、またフィット性を向上することにより、後漏れを防止できる。
一般的に、後胴周り域S2の面積は、臀部を覆うために、前胴周り域S1の面積よりも広い。そのため、サイド接合部29が接合された状態で後胴周り域S2が前胴周り域S1よりも延出して配置される。例えば、前後折り線FL1、FL2を基点にサイド接合部を前胴周り域S1側に折り畳む際に、折り畳む面積が少ないと、後胴周り域S2が前胴周り域S1よりも延出した部分を適切に折れないことがある。しかし、サイド接合部29を後胴周り域S2側に折り畳むことにより、折り畳む面積が少ない場合においても、適切に折ることができる。よって、安定した位置で折り、小型化できる。
前胴周り域S1の第2幅折り線FW2と後胴周り域S2の第2幅折り線FW2とのうち少なくともいずれか一方が股下圧搾部に形成されないため、第2幅折り線FW2が硬くなることを抑制できる。また、後胴周り域S2の第2幅折り線FW2が股下圧搾部81に形成されてないため、着用者の身体にフィットする後胴周り域S2の第2幅折り線FW2が硬くなり過ぎないため、装着感の悪化を抑制できる。
伸縮領域と重なる吸収体13には、厚み方向に面状に圧搾された前側面状圧搾部86及び後側面状圧搾部87が形成されている。前後折り線FL1、FL2を基点に吸収性物品を折る際は、吸収体13の外側縁に沿って折ることができる。しかし、前胴周り域S1を構成するシートが伸縮性を有する場合、当該シートの伸縮性によって伸縮領域と重なる吸収体13の幅が、伸縮領域と重ならない吸収体13の幅よりも短くなることがある。伸縮領域と重なる吸収体13の幅が、伸縮領域と重ならない吸収体13の幅よりも短い状態で前後折り線FL1、FL2を基点に吸収性物品を折ると、吸収体13の外側縁が前後方向Lに沿わないため、折り位置が安定しないことがある。しかし、面状圧搾部によって吸収体13の剛性が高くなるため、当該シートの伸縮性によって伸縮領域と重なる吸収体13の幅が短くなることを抑制できる。よって、伸縮領域と重なる吸収体13の幅と伸縮領域と重ならない吸収体13の幅とを略同じ状態で維持することができ、前後折り線FL1、FL2を基点に吸収性物品を折る際の折り位置が安定する。その結果、安定した位置で折り、コンパクトにできる。
また、吸収体13に面状圧搾部を形成することにより、吸収体13の剛性が高くなる。そのため、吸収体13の厚みを薄くして蒸れを抑制した場合であっても、よれを抑制できる。
本実施の形態の面状圧搾部は、熱エンボスロールによって形成される。吸収体を熱エンボスロールによって圧縮することにより、当該面状圧搾部を形成した領域の厚さを薄く形成できる。例えば、吸収体の厚さが比較的厚い場合には、折り畳んだ後に吸収体の行き場がなくなり、折り位置が安定しないことがある。しかし、熱エンボスロールによって吸収体を高密度化することにより、面状圧搾部を形成した領域と、面状圧搾部を形成していない領域と、に剛性差が生じる。例えば、機械で吸収性物品を折る際に、剛性差が生じる部分で吸収性物品を折り易くなり、毎回決まった位置で折るこができる。それによって、折り畳まれる吸収体の長さを一定にすることができ、吸収体の折り目を安定させ、折り目が意図せず斜めになることを防止できる。また、吸収性物品を折り畳む前に、熱エンボスロールによって吸収体の厚さを薄くすることにより、折り畳まれた吸収性物品の厚みを薄くできる。また、後側面状圧搾部が形成された領域には、点状圧搾部82が形成されているため、面状圧搾部と点状圧搾部とによって更に吸収体13の剛性が高くなり、面状圧搾部等による剛性差を基点とした折り位置が安定する。
(4)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
変形例に係る吸収性物品は、パンツ型に成形された状態で、吸収性物品1が前後折り線FL1、FL2を基点に折り畳まれずに、第2幅折り線FW2を基点にのみ折り畳まれていてもよい。パンツ型に成形された状態で第2幅折り線FW2を基点にのみ吸収性物品を折り畳むことによっても、吸収性物品の前後方向Lのサイズを小さくでき、小型化することができる。また、吸収性物品は、複数の第2幅折り線FW2を基点に複数回折り畳まれていてもよい。
また、図7に、変形例に係る吸収性物品を示す。吸収性物品1は、包装シート100によって個別に包装される。変形例に係る吸収性物品1の包装シート100は、吸収性物品の前後折り線FL1、FL2と平行のシート前後折り線FL101、FL102を基点に折り畳まれている。包装シート100をシート前後折り線FL101、FL102を折り畳む際には、吸収性物品1の前後折り線FL1、FL2を基点に折り畳む。より詳細には、図6(c)に示すように折り畳まれた吸収性物品1を、吸収性物品1の前後方向Lに連続する包装シート100上に配置する。包装シートの搬送方向(吸収性物品の前後方向に沿う方向)と直交する直交方向(吸収性物品の幅方向に沿う方向)の外側端部には、包装シートの直交方向の外側端部同士を接合する接着剤が塗布されている。この状態で包装シートを吸収性物品1の前後折り線FL1、FL2を基点に折り畳み、包装シートの直交方向の外側端部同士を接合する。次いで、包装シートの前後方向の外側端部を熱溶着等によって接合する。包装シートの前後方向の外側端部において、包装シートを直交方向に沿って切断することにより、図7(a)に示すように、包装シートによって個別に包装された吸収性物品を形成できる。
吸収性物品1の前後折り線FL1、FL2と包装シート100のシート前後折り線FL101、FL102とは、一致している。吸収性物品が包装シートによって包装されていない構成においては、吸収性物品が折り線(前後折り線及び幅折り線FW)での反発により展開するおそれがある。しかし、包装シートによって包装されているため、吸収性物品が折り線での反発により展開することを抑制できる。また、吸収性物品のみならず包装シートにも折り線による折り癖が形成されるため、折り畳み状態を安定させることができる。
1 :ショーツ型ナプキン
1LC :ナプキンの前後方向の中心
10 :吸収性本体
11 :本体トップシート
12 :本体フィルム
13 :吸収体
14 :本体バックシート
16 :低目付領域
17 :高目付領域
18 :中目付領域
20 :シャーシ
21 :外装トップシート
22 :外装バックシート
24 :前側外装トップシート
25 :後側外装トップシート
26 :腰周り伸縮性部材
27 :脚周り伸縮性部材
29 :サイド接合部
291 :前サイド接合部
292 :後サイド接合部
31 :腰周り開口部
32 :脚周り開口部
80 :圧搾部
81 :股下圧搾部
82 :点状圧搾部
84 :前側サイド圧搾部
85 :後側サイド圧搾部
86 :前側面状圧搾部
87 :後側面状圧搾部
S1 :前胴周り域
S2 :後胴周り域
L :前後方向
T :厚み方向
W :幅方向

Claims (7)

  1. 着用者の股下域に対向し、かつ当該股下域から前方に延びる前胴周り域と、
    前記前胴周り域よりも後側に配置され、着用者の股下域に対向し、かつ当該股下域から後方に延びる後胴周り域と、
    前記前胴周り域と前記後胴周り域に跨って配置される吸収体と、を備え、
    前記吸収性物品の幅方向に沿った第1幅折り線を基点に折り畳まれた状態で、前記前胴周り域の外側縁と前記後胴周り域の外側縁とが接合されており
    前記前胴周り域の外側縁と前記後胴周り域の外側縁とが接合された状態で、前記吸収性物品の幅方向に沿った第2幅折り線を基点に折り畳まれる吸収性物品であって、
    前記吸収体の厚さは、前記第2幅折り線を境界として変化する、吸収性物品。
  2. 前記前胴周り域の吸収体は、前記第2幅折り線を基点に肌対向面側から非肌対向面側に向かって凸状に変形し、
    前記後胴周り域の吸収体は、前記第2幅折り線を基点に非肌対向面側から肌対向面側に向かって凸状に変形し、
    前記吸収性物品は、ショーツ型ナプキンであることを特徴とする、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記後胴周り域における前記第2幅折り線よりも後側の厚さは、前記後胴周り域における前記第2幅折り線よりも前側の厚さよりも薄い、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記前胴周り域の外側縁と前記後胴周り域の外側縁とが接合されたサイド接合部は、前記吸収性物品の前後方向に沿った前後折り線を基点に前記後胴周り域側へ幅方向内側に折り畳まれる、請求項2又は請求項3に記載の吸収性物品。
  5. 前記吸収体が厚み方向に圧搾され、かつ前記吸収性物品の前後方向の中心から前後方向に延びる股下圧搾部が形成されており、
    前記前胴周り域の前記第2幅折り線と前記後胴周り域の前記第2幅折り線とのうち少なくともいずれ一方は、前記股下圧搾部に形成されない、請求項1から請求項4のいずれかに記載の吸収性物品。
  6. 前記前胴周り域及び前記後胴周り域の少なくとも一部には、前記幅方向に伸縮性を有する伸縮領域が設けられており、
    前記伸縮領域と重なる吸収体には、厚み方向に面状に圧搾された面状圧搾部が形成されている、請求項1から請求項5のいずれかに記載の吸収性物品。
  7. 前記吸収性物品は、包装シートによって個別に包装される、請求項4に記載の吸収性物品。
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