JP6074832B2 - ポリフェニレンエーテルを含む樹脂組成物およびその製造方法 - Google Patents
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Description
(A)後述する化学式(1)で示される繰り返し単位を90モル%以上含む、ポリフェニレンエーテル、(B)後述する化学式(2)で示される繰り返し単位を70モル%以上含むポリフェニレンスルフィド、および(C)ポリスチレンをグラフトしたエポキシ基含有エチレン共重合体またはエポキシ基を含有するスチレン系ブロック共重合体を含み、前記成分(A)が連続相、前記成分(B)および成分(C)が分散相である樹脂組成物により解決される。
(1)ポリフェニレンエーテル(成分A)
本発明で用いる成分(A)のポリフェニレンエーテルは、下記化学式(1)で示される単位を90モル%以上含み、好ましくは95モル%以上含む。
本発明で用いる成分(B)は、下記の化学式(2)で示される繰り返し単位を70モル%以上含むポリフェニレンスルフィドである。
本発明では、成分(C)として前記のエポキシ基を含有する共重合体を用いる。これらは単独で使用してもよいし、併用してもよい。以下、各共重合体を説明する。
当該共重合体は、エチレン系二元共重合体またはエチレン系三元共重合体の幹にポリスチレン鎖がグラフトしている共重合体である。幹であるエチレン系二元共重合体は、(a)エチレン単位と、(b)エチレン系不飽和カルボン酸グリシジルエステル単位またはエチレン系不飽和炭化水素基グリシジルエーテル単位とからなる共重合体である。幹であるエチレン系三元共重合体は、(a)エチレン単位と、(b)エチレン系不飽和カルボン酸グリシジルエステル単位またはエチレン系不飽和炭化水素基グリシジルエーテル単位と、(c)酢酸ビニル単位またはアクリル酸メチル単位とからなる共重合体である。エチレン単位とは、共重合体中のエチレンに由来する部分をいい、具体的には−(CH2−CH2)−で表される単位をいう。エチレン系不飽和カルボン酸グリシジルエステル単位等も同様に定義される。
当該共重合体は、スチレン系ブロック共重合体にエポキシ変性を施した重合体である。スチレン系ブロック共重合体とはスチレンと共役ジエン化合物とのブロック共重合体である。共役ジエン化合物としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、3−ブチル−1,3−オクタジエンなどを挙げることができ、ブタジエンまたはイソプレンが好ましい。スチレン系ブロック共重合体は水添処理されたものであってもよい。本発明においては、入手容易性等からスチレン−ブタジエン−スチレンのトリブロック共重合体が好ましい。このようなスチレン系ブロック共重合体またはその水添物は、例えば、特公昭40−23798号公報、特開昭59−133203号公報に記載の方法で調製できる。
各成分の組成比は、成分(A)が連続相であり、成分(B)および成分(C)が分散相になるように決定される。連続相とは、樹脂組成物のマトリックスを形成する相であり、いわゆる海島構造における海を構成する相である。分散相とは系内に存在するドメイン状の相である。具体的には、前記成分(A)と(B)の質量比は、55〜95/45〜5が好ましく、57〜90/43〜10がより好ましい。質量比がこれらの範囲外であると、成分(B)が連続相を形成する場合があるので好ましくない。成分(C)の量は、成分(A)と成分(B)の合計量100質量部に対して、1〜50質量部が好ましく、2〜45質量部がより好ましく、4〜40質量部がさらに好ましい。相構造については後で詳しく述べる。
本発明の樹脂組成物は、さらに電気伝導性付与物質を加え、電気伝導性樹脂組成物とすることができる。電気伝導性付与物質としては、カーボンブラック、カーボン繊維、グラファイト、金属ファイバー、カーボンナノチューブ、金属酸化物、帯電防止用可塑剤などが挙げられる。中でもカーボンブラックが好ましい。カーボンブラックとしては、ファーネスブラック、ミディアムサーマルカーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラックなどが挙げられる。中でもアセチレンブラック、ケッチェンブラックなどが好ましい。
本発明の樹脂組成物は、成分(A)のポリフェニレンエーテルが連続相であり、他の成分は分散相を形成する。成分(A)が連続相となることで、高い耐熱性、低い誘電率を有し、かつ安価な樹脂組成物となる。また、成分(B)が分散相となることで、より高い耐熱性が得られる。成分(B)の分散相の数平均粒子径は0.1〜7μmが好ましく、0.1〜5μmがさらに好ましく、0.1〜3μmがさらに好ましい。
樹脂組成物は、成分(A)と(B)と(C)とを溶融混練して製造できる。溶融混練には、バッチ式二軸混練機、一軸押し出し機、あるいは二軸押し出し機などの混練機を用いることができるが、工業的には、強混練が可能で連続して溶融混練が可能な二軸押し出し機を用いることが好ましい。溶融混練温度は、260〜330℃が好ましく、280〜320℃がさらに好ましい。
Sはせん断速度、Nはスクリュー毎秒回転数、hはクリアランスである。混練機が一軸または二軸の押出し機である場合は、Dmはスクリュー溝の平均径である。スクリュー溝の平均径とは、スクリューの各溝部分(凹部)におけるスクリュー径の平均値である。
本発明の樹脂組成物は、通常の熱可塑性樹脂成形品に用いられている加工方法により容易に成形品に加工される。加工方法の例には、射出成形や押出成形、フィルム・シート成形、繊維成形、真空成形、ブロー成形、プレス成形、カレンダー成形、発泡成形等が含まれる。本発明における樹脂組成物は、耐熱性、耐衝撃性、延性、成形加工性などに優れ、低誘電率であり、しかも安価であることから、上記の成形加工法を本発明の樹脂組成物へ適用することにより、電気・電子部品、通信部品、包装用などのフィルム・シート、繊維、自動車部品などへ幅広く適用できる。中でも、本発明の樹脂組成物の誘電率は低いので高速通信分野への適用が期待される。
本発明の積層体は、回路を形成することにより、フレキシブルプリント基板、多層プリント基板などとして利用できる。
・引張試験:株式会社東洋精機製作所製、ストログラフ VES 50型を使用し、ロードセル1kN、チャック間距離40mm、延伸速度10mm/minで引張試験を行なった。
・引張衝撃試験:株式会社東洋精機製作所製、DG digital impact testerを使用し、ハンマーの質量による負荷 4J、ハンマーの回転軸中心から重心までの距離 0.23mm、ハンマー持ち上げ角度 150°、周期 0.962sec、温度 20℃で、JIS7160に準拠して測定を行った。
・誘電率試験:90×90×0.5mmのフィルムを20℃、湿度60%の雰囲気で7日間放置した後、アジレントテクノロジー株式会社製、LCRメーター 4284Aを使用して、周波数1kHzで測定を行った。
・成形加工性:原料樹脂あるいは混練物を、310℃で予熱3分、圧力20MPaで5分間プレスし、その後20℃に急冷して、厚さ約0.5mmのシート成形を行い、以下の基準に基づいて評価した。
×:上記の条件でのシート成形が不可であった。
<成分(A)>
ポリフェニレンエーテル(PPE):三菱エンプラ株式会社製 ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル) ユーピレックス PX−100Fを使用した。この樹脂のクロロホルム中、30℃の固有粘度は0.4dl/gであった。
ポリフェニレンスルフィド(PPS):東レ株式会社製 トレリナ A900を使用した。この樹脂の物性は以下のとおりであった。
・比重 1.34
・融点(DSC) 278℃
・ガラス転移温度 85℃
スチレングラフトEGMA(C−1):日油株式会社製 モディパー A4100を使用した。この樹脂の組成、物性は以下のとおりであった。
・エチレン単位/エチレン系不飽和カルボン酸グリシジルエステル(EGMA)単位からなるセグメントに、スチレンセグメントがグラフトしているグラフト共重合体(セグメント比は70/30(質量比))、EGMA中のグリシジルメタクリレート含量は15質量%、
・融点 95℃
・ガラス転移温度 −28℃
・スチレン/ブタジエン=40/60(質量比)、エポキシ基導入位置はブタジエンブロック部分
・MFR(JIS K7210、190℃、21N(=2.16kg)荷重) 7g/分
・比重 0.918(g/cm3)
・オキシラン酸素濃度 1.5質量%
低密度ポリエチレン(E−1):プライムポリマー株式会社製 ウルトゼックス 20100Jを使用した。この樹脂の物性は以下のとおりであった。
・MFR(JIS K7210、190℃、21N(=2.16kg)荷重)=8.5g/10分
・融点 124℃
・ガラス転移温度 −29℃
・比重 0.92(g/cm3)
表1に示す配合で、各成分をよく混ぜ合わせた後、混練機として、株式会社東洋精機製作所製ラボプラストミル4M150型を使用し、混練温度300℃、スクリュー回転数100rpm、混練時間10分として、各成分の溶融混練を行った。
B 成分B相
C 成分C相
Claims (12)
- (A)下記化学式(1):
で示される繰り返し単位を90モル%以上含む、ポリフェニレンエーテル、
(B)下記化学式(2):
(C)ポリスチレンをグラフトしたエポキシ基含有エチレン共重合体を配合してなる樹脂組成物であり、
前記成分(A)が連続相、前記成分(B)および成分(C)が分散相である樹脂組成物。 - 前記成分(A)と成分(B)との質量比が55〜95/45〜5であり、成分(A)と成分(B)の合計量100質量部に対して、前記成分(C)を1〜50質量部含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
- 前記成分(C)におけるエポキシ基含有エチレン共重合体が、エチレン単位と、エチレン系不飽和カルボン酸グリシジルエステル単位またはエチレン系不飽和炭化水素基グリシジルエーテル単位とを含有する、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
- 前記成分(A)が、クロロホルム中、30℃における0.2〜0.8dl/gの固有粘度を有するポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル)である、請求項1〜3のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 前記成分(B)の示差走査熱量測定による融点が265℃〜295℃であり、比重が1.2〜1.4である、請求項1〜4のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 前記成分(B)が、前記成分(C)中のエポキシ基と反応しうる官能基を有する、請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 前記成分(A)、(B)および(C)を、混練機を用いて以下の式(i):
S=π・Dm・N/h (i)
(式(i)中、Sはせん断速度、Dmはスクリュー溝の平均径、またはシリンダー内径とディスク長軸直径の差、Nはスクリュー毎秒回転数、hはクリアランスを表す)で定義される混練機のせん断速度の最大値が600sec−1以上となるように混練する工程を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂組成物の製造方法。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂組成物からなる、射出成形体、チューブ状の成形体、シート・フィルム成形体、および押出し成形体からなる群より選択される成形体。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂組成物からなる基板、および前記基板の上に設けられた金属層または無機物からなる層を含む積層体。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂組成物からなる基板、および前記基板の上に設けられた金属めっき層を含む積層体。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の樹脂組成物からなる繊維。
- 請求項8に記載の成形体または請求項11に記載の繊維を用いた、電気・電子部品、通信機器部品、および自動車部品からなる群から選択される部品。
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