[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6065961B1 - 防草シート - Google Patents

防草シート Download PDF

Info

Publication number
JP6065961B1
JP6065961B1 JP2015201051A JP2015201051A JP6065961B1 JP 6065961 B1 JP6065961 B1 JP 6065961B1 JP 2015201051 A JP2015201051 A JP 2015201051A JP 2015201051 A JP2015201051 A JP 2015201051A JP 6065961 B1 JP6065961 B1 JP 6065961B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
knitted fabric
weedproof sheet
knitted
yarn
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015201051A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017070265A (ja
Inventor
栄司 宮本
栄司 宮本
Original Assignee
丸宮商工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸宮商工株式会社 filed Critical 丸宮商工株式会社
Priority to JP2015201051A priority Critical patent/JP6065961B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6065961B1 publication Critical patent/JP6065961B1/ja
Publication of JP2017070265A publication Critical patent/JP2017070265A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Plants (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Knitting Of Fabric (AREA)

Abstract

【課題】十分な伸縮性と耐久性を有する防草シートを提供すること。【解決手段】防草シート1は、編地2,3とそれらの編地の間の接結部4とを有する防草シートである。防草シート1の表面となる編地2は、遮光可能な色の原液着色糸からなり、遮光性を有する。防草シート1の裏面となる編地3は、熱融着糸からなり、熱硬化している。また防草シート1の裏面となる編地3は、平均孔径3mm未満の孔5が形成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、敷設することによって雑草等の成長を抑制することが可能な防草シートに関する。
雑草等が生えることが望ましくない地面に敷設して、雑草等の成長を抑制する防草シートがある。
このような防草シートとして、特許文献1に示す不織布がある。特許文献1に示す不織布は、遮光性を有する黒色系ウェブと、該黒色系ウェブの上面に積層され、光反射性を有する白色系ウェブとによって構成され、ニードルパンチ加工処理及び熱加工処理を、積層した状態の黒色系ウェブ及び白色系ウェブに適用することにより、繊維同士が絡み合った複数の交絡部が形成されている。
特開2006−312790号公報
しかし、不織布は伸縮性に限界がある。そのため、凹凸のある地面に特許文献1に示す不織布を敷設した場合、地面と不織布との間に隙間が生じる場合がある。この隙間に風が吹き込むと、不織布が舞い上がる可能性がある。道路近くに不織布を敷設した場合、路面に不織布が落下すると事故につながるおそれがある。
また、不織布では、複数のウェブを積層して、ニードルパンチ加工処理又は熱処理をして交絡部で接着しても、ニードルパンチ加工処理又は熱処理のムラが生じ得る。そのため、交絡部において接着が弱い部分が発生する。この交絡部の接着の弱い部分から積層されているウェブが剥離し、その接着の弱い部分の周囲の交絡部に剥離が進展する可能性がある。この剥離の進展によって、不織布の耐久性は大幅に低下するおそれがある。
そこで、上記点より本発明は、十分な伸縮性と耐久性を有する防草シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の防草シートは、複数の編地とそれらの編地の間の接結部とを有する防草シートであって、この防草シートの表面となる編地は、遮光性を有しており、前記防草シートの裏面となる編地は、熱硬化しており、前記防草シートの裏面となる編地は、熱融着糸からなり前記防草シートの裏面となる編地は、平均孔径3mm未満の孔が形成されており、前記接結部は、対向する前記編地の間を行き交う接結糸からなり、前記孔付近の接結糸に比べて、前記孔付近以外の接結糸が太くなっている
請求項1の防草シートによれば、複数の編地からなるので十分な伸縮性を確保することができる。さらに、請求項1の防草シートは、複数の編地とそれらの編地の間の接結部とを有する構成となっている。このような構成によって、接着によらず、複数の編地が接結されていることとなる。したがって、接着の弱い部分が発生する可能性が極めて小さく、除草シートの耐久性を向上させることができる。
この防草シートの表面となる編地は遮光性を有しているので、除草シートを敷設した地面において、雑草の光合成を妨げることができる。また、防草シートの裏面となる編地は、熱硬化していることによって、先端が尖った雑草が防草シートを貫通することを防止できる。
請求項1の防草シートによれば、防草シートの裏面となる編地に熱処理を行うことで、熱融着糸が一旦溶けて硬化することになる。熱融着糸が一旦溶けて硬化した編地は、先端が尖った雑草がより貫通しにくくなる。また、熱融着糸が一旦溶けて硬化することで、編目のほつれの発生を防止することができる。
請求項1の防草シートによれば、前記防草シートの裏面となる編地は、孔が形成されていることで、防草シートの透水性を確保することができる。また、その孔が平均孔径3mm未満の孔であることによって、透水性の確保と雑草の貫通防止を両立することができる。さらに防草シートの裏面となる編地は、熱融着糸が一旦溶けて硬化しているので、硬化後は孔径が一定となり、先端が尖った雑草の侵入によって、孔が押し広げられることを防止できる。加えて、孔の平均孔径及び単位面積当たりの個数を調節することで、除草シートを敷設した地面が乾燥しすぎないように透水性をコントロールすることができる。
請求項1の防草シートによれば、孔付近以外の接結糸に比べて、孔付近の接結糸が細くなっていることで、孔付近では、この細い接結糸が透水の妨げとなりにくい。したがって、効率良く透水させることができる。
請求項2の防草シートは、請求項1の防草シートにおいて、前記防草シートの表面となる編地は、遮光可能な色の原液着色糸からなる。
請求項2の防草シートによれば、請求項1の防草シートと同様に作用する上に、防草シートの表面となる編地の色落ち及び色褪せを防止することができる。
請求項1又は2の防草シートは、十分な伸縮性を有する。そのため、凹凸のある地面に敷設しても、地面と防草シートとの間に隙間が生じることを抑制できる。また、請求項1又は2の防草シートは、十分な耐久性を有する。そのため、除草シートを敷設後、長期間に渡って防草効果を持続することができる。
本発明の第一実施形態の防草シートの断面概略図である。
本発明の一実施形態の防草シート1ついて、図1に基づいて説明する。
防草シート1は、編地2,3とそれらの編地2,3の間の接結部4とを有する。編地2,3は、例えば、ポリエステルやナイロン等の化学繊維糸からなる。編地2,3の編み組織は、平編み、ゴム編み若しくはパール編み、又はこれらの編み方の組み合わせである。特に、編地2,3の編み組織が平編みである場合は、編地2,3は薄くて軽い編地となる。
防草シート1の表面となる編地2は、遮光性を有している。防草シート1の表面となる編地2は、遮光可能な色の原液着色糸からなる。遮光可能な色は、例えば、黒色、濃茶色又は濃緑色等である。
防草シートの表面となる編地2は、透水性を有する。これにより、防草シート1の表面となる編地2上に水等が停留することを防止できる。
防草シート1の裏面となる編地3は、熱硬化している。防草シート1の裏面となる編地3は、熱融着糸からなる。防草シート1の製造方法は、防草シート1を編む工程の後に、防草シート1の裏面となる編地3を熱処理する工程を有する。この熱処理工程によって防草シート1の裏面となる編地3は、熱硬化することとなる。
防草シート1を編む工程では、既存の編機を使用して熱融着糸を編むことができるようになっている。また、編地3を熱処理する工程では、加熱温度を調節することによって、熱硬化後の編地3の硬度を調節できるようになっている。
防草シート1の裏面となる編地3は、平均孔径3mm未満の孔5が形成されている。孔5は、防草シート1の裏面となる編地3を編む工程で形成される。また、熱処理する工程で、この編地3の熱融着糸が一旦溶けて硬化しても、孔5が閉塞しないようになっている。
接結部4は、対向する編地2と編地3との間を行き交う接結糸からなる。防草シート1を編む工程において、編地2及び編地3を編むと同時に、接結糸が編地2と編地3を接結するように編むこととなる。
接結部4は、孔5付近の接結糸に比べて、孔5付近以外の接結糸が太くなっている。
上記実施形態では、防草シート1は、編地2,3とそれらの編地2,3の間の接結部4とを有する3層の構造の場合について説明したが、これに限定されることなく、防草シートは、複数の編地及び接結部の積層による4層以上の構造であってもよい。
上記実施形態では、接結部4は、孔5付近の接結糸に比べて、孔5付近以外の接結糸が太くなっている場合について説明したが、これに限定されることなく、孔付近の接結糸と孔付近以外の接結糸とが同じ太さで、その編地と編地との間を行き交う接結糸の単位面積あたりの密度が、孔付近に比べて孔付近以外が大きくなっていてもよい。
接結部の接結糸は、熱融着糸からなっていてもよい。防草シートの裏面となる編地を熱処理する工程において、接結部の接結糸にも熱が伝わり、編地とともに接結糸が硬化する。これにより、接結部の接結糸の編目のほつれの発生を抑制することができる。
1 防草シート
2 編地
3 編地
4 接結部
5 孔

Claims (2)

  1. 複数の編地とそれらの編地の間の接結部とを有する防草シートであって、
    この防草シートの表面となる編地は、遮光性を有しており、
    前記防草シートの裏面となる編地は、熱硬化しており
    前記防草シートの裏面となる編地は、熱融着糸からなり、
    前記防草シートの裏面となる編地は、平均孔径3mm未満の孔が形成されており、
    前記接結部は、対向する前記編地の間を行き交う接結糸からなり、前記孔付近の接結糸に比べて、前記孔付近以外の接結糸が太くなっていることを特徴とする防草シート。
  2. 前記防草シートの表面となる編地は、遮光可能な色の原液着色糸からなることを特徴とする請求項1に記載の防草シート。
JP2015201051A 2015-10-09 2015-10-09 防草シート Expired - Fee Related JP6065961B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015201051A JP6065961B1 (ja) 2015-10-09 2015-10-09 防草シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015201051A JP6065961B1 (ja) 2015-10-09 2015-10-09 防草シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6065961B1 true JP6065961B1 (ja) 2017-01-25
JP2017070265A JP2017070265A (ja) 2017-04-13

Family

ID=57890452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015201051A Expired - Fee Related JP6065961B1 (ja) 2015-10-09 2015-10-09 防草シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6065961B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190042666A (ko) * 2016-08-23 2019-04-24 에스엠시 가부시키가이샤 클램프 장치

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05187011A (ja) * 1991-07-17 1993-07-27 Asahi Doken Kk 立体構造状ネット
JP2003052254A (ja) * 2001-08-13 2003-02-25 Diatex Co Ltd 除草シート
JP2003219782A (ja) * 2001-11-21 2003-08-05 Diatex Co Ltd 消音性除草シート
JP2006291388A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Suminoe Textile Co Ltd 上編地と下編地との間隔を拡大できる三次元立体編物及びその製造方法
JP2008000084A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Nisshoku Corp 植生基体及びその製造方法ならびに緑化工法
JP2009100670A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Tanaka:Kk 防草シート
JP2013142204A (ja) * 2012-01-07 2013-07-22 Suminoe Textile Co Ltd 立体編物保持材
JP2014140379A (ja) * 2014-03-31 2014-08-07 Unitika Ltd 地被植物養生用防草シートの敷設方法
WO2015122440A1 (ja) * 2014-02-13 2015-08-20 セーレン株式会社 砂利下シート

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05187011A (ja) * 1991-07-17 1993-07-27 Asahi Doken Kk 立体構造状ネット
JP2003052254A (ja) * 2001-08-13 2003-02-25 Diatex Co Ltd 除草シート
JP2003219782A (ja) * 2001-11-21 2003-08-05 Diatex Co Ltd 消音性除草シート
JP2006291388A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Suminoe Textile Co Ltd 上編地と下編地との間隔を拡大できる三次元立体編物及びその製造方法
JP2008000084A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Nisshoku Corp 植生基体及びその製造方法ならびに緑化工法
JP2009100670A (ja) * 2007-10-23 2009-05-14 Tanaka:Kk 防草シート
JP2013142204A (ja) * 2012-01-07 2013-07-22 Suminoe Textile Co Ltd 立体編物保持材
WO2015122440A1 (ja) * 2014-02-13 2015-08-20 セーレン株式会社 砂利下シート
JP2014140379A (ja) * 2014-03-31 2014-08-07 Unitika Ltd 地被植物養生用防草シートの敷設方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190042666A (ko) * 2016-08-23 2019-04-24 에스엠시 가부시키가이샤 클램프 장치
KR102159170B1 (ko) * 2016-08-23 2020-09-23 에스엠시 가부시키가이샤 클램프 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017070265A (ja) 2017-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11591726B2 (en) Spacer textile having tie yarns of one or more lengths
JP2016536176A (ja) 非平坦積層体構造、非平坦積層体構造を備えた吸収性物品
JP6065961B1 (ja) 防草シート
JP3219118U (ja) 光乱反射防草シート
KR101380960B1 (ko) 메쉬망을 이용한 방수용 부직포 복합시트 및 그 복합시트를 이용한 방수 시공방법
MX2018002824A (es) Tela de jardineria que tiene propiedades mecanicas mejoradas.
RU2012140169A (ru) Способ изготовления волокнистого абсорбирующего материала
JP6628920B1 (ja) 丸編機を用いてカットパイルを有する両面布地を編成する方法
JP4485765B2 (ja) 防草シート
JP2015086494A (ja) 編レースの製造方法および編レース
KR101158529B1 (ko) 위사 삽입 방식에 의한 천테이프 원단 및 이를 포함하는 천테이프
JP2014023477A (ja) 農業用トンネル被覆資材
JP6501471B2 (ja) 高耐候防草シート
WO2016039266A1 (ja) 防草シート
CN105926145A (zh) 一种生物能针织物及其编织方法
EP4311668A3 (en) Textile having insulation zones and pile zones
EP1785517B1 (en) A yarn clamping method
KR101396116B1 (ko) 제초용 열처리 부직포의 제조방법
KR101681804B1 (ko) 자외선 차단용 통풍 마스크의 제조방법
KR101004291B1 (ko) 비직물조직 소재의 농업용 시트 및 그 제조 방법
JP6516086B2 (ja) ダブルラッセル地、及びこれを用いたシューズ用アッパー材
JP2014065990A (ja) 水流交絡不織布製造用穿孔付き孔開き支持体及びその製造方法
KR101159528B1 (ko) 옥스퍼드 원단과 부직포가 펀칭으로 결합되는 가죽 신발용 시트 및 그의 제조 방법
KR102090268B1 (ko) 창호지, 블라인드 및 방충망으로 사용 가능한 시트지
JP4023757B2 (ja) 匍匐枝によって増殖繁茂する地被植物の栽培方法及び植栽シート

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6065961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees