JP6061190B2 - ベルトの片寄り補正機構、ベルト装置、転写ベルト装置及び画像形成装置 - Google Patents
ベルトの片寄り補正機構、ベルト装置、転写ベルト装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
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Description
ローラの軸の両端を支持し、当該ローラの軸方向の移動を許容しつつ、前記ベルトの張力を増減する方向に個別に移動可能な一対の軸支部材と、前記一対の軸支部材を、前記ベルトの張力を増大させる方向へ付勢する付勢機構と、ローラの両端に形成され、片寄り移動したベルトの縁部が当接する一対のフランジ部と、前記ベルトの片寄り移動で生じたローラの軸方向の移動により、当該移動方向にある一方の軸支部材に対する前記付勢機構の付勢力よりも、当該移動方向と反対側にある他方の軸支部材に対する前記付勢機構の付勢力を相対的に増大させる付勢力調整手段と、を有することを特徴とする片寄り補正機構である。
まず、図1を参照して、本発明のベルトの片寄り補正機構を使用する画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1に示す画像形成装置は、カラーレーザープリンタであり、その装置本体100には、画像形成ユニットとしての4つのプロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkが着脱可能に装着されている。各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。なお、本実施形態では、現像剤としてトナーから成る一成分現像剤を用いている。
作像動作が開始されると、各プロセスユニット1Y,1M,1C,1Bkの感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電ローラ3によって各感光体2の表面が所定の極性に一様に帯電される。図示しない読取装置によって読み取られた原稿の画像情報に基づいて、露光装置6から各感光体2の帯電面にレーザー光が照射されて、各感光体2の表面に静電潜像が形成される。このとき、各感光体2に露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色情報に分解した単色の画像情報である。このように感光体2上に形成された静電潜像に、各現像装置4によってトナーが供給されることにより、静電潜像はトナー画像として顕像化(可視像化)される。
中間転写ベルト8は、前述のように、支持部材としての駆動ローラ9と従動ローラ10との間に掛け渡されているが、各ローラ9、10は真円度、真直度、平行度等において精度上の誤差があるので、走行中のベルト8には必ず片寄りが発生する。このため、中間転写ベルト装置は、中間転写ベルト8の片寄りを補正する片寄り補正機構を備えている。なお、本発明の片寄り補正機構は、駆動ローラ9と従動ローラ10の間に、さらに1又は複数のローラが回転自在に配設され、中間転写ベルト8が3本以上のローラで支持されるベルト装置にも適用可能である。
図2は、第1実施形態に係るベルトの片寄り補正機構30を示し、中間転写ベルト8の従動ローラ10側の端部を上から見た平面図であり、図3は同端部を斜め上方から見た斜視図である。図2の補正機構30は左右対称構造となっている。従動ローラ10は中間転写ベルト8に所定の張力を付与する機能があり、前述したようにテンションローラとも呼称される。
次に、第2実施形態に係るベルトの片寄り補正機構50を図5によって説明する。図5は、図2と同様に、中間転写ベルト8の従動ローラ10側の端部を上から見た平面図である。
2:感光体
3:帯電ローラ
4:現像装置
5:クリーニングブレード
6:露光装置
7:転写装置
8:中間転写ベルト
9:駆動ローラ
10:従動ローラ
10c:フランジ部
11:一次転写ローラ
12:二次転写ローラ
13:ベルトクリーニング装置
14:廃トナー収容器
15:給紙カセット
16:給紙ローラ
17:排紙ローラ
18:排紙トレイ
19:タイミングローラ
20:定着装置
30:片寄り補正機構
31、51:軸支部材
32:ローラ受部材
33、53:レバー部材
35a、35b、35c:引張バネ(弾性部材)
36a、36b:圧縮バネ(弾性部材)
49:軸受
55:受圧コロ
Claims (13)
- 複数のローラの間に掛け渡された無端状ベルトの幅方向の片寄りを補正するために、少なくとも1つのローラに装着される片寄り補正機構であって、当該片寄り補正機構は、
ローラの軸の両端を支持し、当該ローラの軸方向の移動を許容しつつ、前記ベルトの張力を増減する方向に個別に移動可能な一対の軸支部材と、
前記一対の軸支部材を、前記ベルトの張力を増大させる方向へ付勢する付勢機構と、
ローラの両端に形成され、片寄り移動したベルトの縁部が当接する一対のフランジ部と、
前記ベルトの片寄り移動で生じたローラの軸方向の移動により、当該移動方向にある一方の軸支部材に対する前記付勢機構の付勢力よりも、当該移動方向と反対側にある他方の軸支部材に対する前記付勢機構の付勢力を相対的に増大させる付勢力調整手段と、を有することを特徴とする片寄り補正機構。 - 前記付勢機構がバネを有し、当該バネが前記無端状ベルトの内側に配設されていることを特徴とする請求項1の片寄り補正機構。
- 前記付勢力調整手段が、ローラの側方に配設されて当該ローラの軸方向に移動可能であると共に、前記フランジ部にベルトが当接することにより当該ローラが軸方向に移動すると、当該ローラに係合してローラと同じ方向に移動するローラ受部材を有し、
前記付勢機構が、一端が前記ローラ受部材に連結された弾性部材と、入力側アームが前記弾性部材の他端に連結されると共に出力側アームが前記軸支部材に連結され、前記入力側と出力側のアームの有効長さの比で決まるレバー比に応じて前記弾性部材の付勢力を前記軸支部材に伝達するレバー部材を有し、
前記ベルトの片寄り移動で生じたローラの軸方向の移動により前記ローラ受部材を移動させることにより、前記弾性部材の付勢力を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1の片寄り補正機構。 - 前記弾性部材が引張バネであって、当該引張バネが前記ローラ受部材と前記レバー部材との間に配設されていることを特徴とする請求項3の片寄り補正機構。
- 前記引張バネが前記ローラの軸と平行に配設されていることを特徴とする請求項4の片寄り補正機構。
- 前記付勢機構を構成する弾性部材が圧縮バネであることを特徴とする請求項1の片寄り補正機構。
- 前記付勢機構が、入力側アームが弾性部材に連結されると共に出力側アームが前記軸支部材に連結され、前記入力側と出力側のアームの有効長さの比で決まるレバー比に応じて前記弾性部材の付勢力を前記軸支部材に伝達するレバー部材を有し、
前記ベルトの片寄り移動で生じたローラの軸方向の移動により前記レバー部材のレバー比を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1の片寄り補正機構。 - 前記レバー部材の出力側アームがローラの軸と平行に延びた押圧面を有し、当該押圧面に前記軸支部材の被押圧部が移動可能に当接していることを特徴とする請求項7の片寄り補正機構。
- 前記弾性部材が引張バネであることを特徴とする請求項7又は8の片寄り補正機構。
- 前記引張バネが前記ローラの軸と平行に配設されていることを特徴とする請求項9の片寄り補正機構。
- 請求項1から10のいずれか1の片寄り補正機構を有するベルト装置。
- 請求項11のベルト装置のベルト上に画像を転写するようにしたことを特徴とする転写ベルト装置。
- 請求項12の転写ベルト装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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