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JP6052876B2 - 中継装置、その制御方法、及びその制御プログラム - Google Patents

中継装置、その制御方法、及びその制御プログラム Download PDF

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JP6052876B2 JP2013008197A JP2013008197A JP6052876B2 JP 6052876 B2 JP6052876 B2 JP 6052876B2 JP 2013008197 A JP2013008197 A JP 2013008197A JP 2013008197 A JP2013008197 A JP 2013008197A JP 6052876 B2 JP6052876 B2 JP 6052876B2
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Description

本発明は、複数のイーサネット(登録商標、以下同じ)ポートを具備する中継装置に関し、特に、どのイーサネットポートに回線終端端末を接続した場合でもWANポートとなる中継装置、その制御方法、及びその制御プログラムに関する。
近年、SNS(Social Network Service)やストリーミング配信、ネットゲーム、クラウドサービスなどインターネットを使ったサービスが主流となっている。年齢、性別を問わず、誰でも、より簡単にインターネット環境がセットアップできるインターネット設置に対するニーズが存在する。
図14は、インターネット環境のセットアップに必要となる中継装置の背面に設けられた物理ポートを説明するための要部拡大図を示す。図14で示す一般的なルータなどの中継装置には、LAN(Local Area Network)用やWAN(Wide Area Network)用などの複数のイーサネットポートが別々に設けられている。ユーザにとって、複数のイーサネットポートがあった場合は、モデムやCTU(Customer network Terminating Unit)などの回線終端端末は決められたWANポートに接続しなければならず、誤ってLANポートに接続した場合には通信できないため問題となる。
上記問題に対処するための様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1は、ルータにおいて、ネットワークに接続するための物理ポートを選択的に構成する方法および装置を開示する。当該方法では、メッセージを受信し、希望するネットワークに使用する物理ポートを構成し、メッセージの受信に応答して、一組のマッピング・アサインメントを関連付け、物理ポートを使用してネットワークにアクセスし、そして、マッピング・アサインメントの関連付けに応答し、マッピング・アサインメントを実行して、選択されたネットワークに接続するための物理ポートを構成する。すなわち、特許文献1に記載のルータ・ポートを構成する方法および装置は、特定データを受信することで、受動的に、WANあるいはLANかを判定する発明である。
また、特許文献2は、ブロードバンドルータのWAN/LANインタフェースのコネクタの物理的共有化を可能とすると共に、ブロードバンドルータに接続するデバイスの属性を自動判別することを可能にする技術を開示する。特許文献2の接続デバイス属性自動判別方法は、WAN判別をPPP認証に限定して行う発明である。
ルータにおいてWAN側インタフェースをユーザが容易に切り換えることができる技術が特許文献3に記載されている。特許文献3の情報中継装置及び情報通信システムは、端末装置からの送信データを変換して公衆通信網に送出するとともに、公衆通信網受信データを変換して端末装置に送出する公衆通信網データ送受信手段と、端末装置から出力された送信データを変換してイーサネットへ送出するとともに、イーサネット受信データを変換して端末装置に送出するイーサネットデータ送受信手段と、公衆通信網データ送受信手段とイーサネットデータ送受信手段のいずれか一方を送受信手段として選択する送受信手段選択手段とを備えている。この技術では、ユーザが、ルータに内蔵しているWAN側インタフェースを選択できる仕組みを有している。
特許第4500806号公報 特許第3821783号公報 特開2001−345862号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、自ら特定データを送出して物理ポートを判定するような能動的な判定方法をすることができない。特許文献2では、PPP認証によりWAN側端末は接続されている物理ポートを認識している点において、物理ポートを判定するに際して煩雑な処理及び構成となってしまう。また、特許文献3では、WAN側端末が接続されている物理ポートを自動で認識することができないという課題があった。
本発明は、複数のイーサネットポートを具備する中継装置において、どのイーサネットポートに回線終端端末を接続した場合でもWANポートとなる中継装置を提供することを目的とする。
上述の課題に鑑み、本発明の一態様は、第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置の制御方法において、複数の物理ポートのうちの未使用の物理ポートを第1のネットワークと動作可能な状態としておき、複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、当該接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出し、送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定すると共に、複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されて複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する前に、IPアドレスを割り当てて相手とのネゴシエーションを実施し、ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする制御方法に関する。
また、本発明の別の態様は、第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置において、複数の物理ポートのうちの未使用の物理ポートを第1及び第2のネットワークと動作可能な状態としておき、複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、前記接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出し、送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する動作の前に、前記接続を検出した相手端末にIPアドレスの割り当てを試みるネゴシエーションを実施し、ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ネットワークプロセッサを備えることを特徴とする中継装置に関する。
さらに、本発明の異なる態様は、第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置の制御プログラムにおいて、複数の物理ポートのうちの未使用の物理ポートを第1及び第2のネットワークと動作可能な状態としておく処理と、複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、前記接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する処理と、送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理の前に、前記接続を検出した相手端末にIPアドレスの割り当てを試みるネゴシエーションを実施し、ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする制御プログラムに関する。
本発明の中継装置では、特定のパケットやデータを送出して、そのレスポンスによりWAN側であることを認識できる。本発明によると、中継装置に複数の物理ポートがあった場合においても、すべての物理ポートがWANポートとして動作可能となる。
本発明の更なる利点及び実施形態を、記述と図面を用いて下記に詳細に説明する。
本発明の各実施形態によるネットワークシステムのネットワーク構造の概略図を示す。 本発明の各実施形態による中継装置の外部構造を示すための要部拡大図である。 本発明の第1の実施形態による中継装置の概略構成を示すためのブロック図である。 図3に示す中継装置におけるポート自動検出動作を説明するためのフローチャートである。 図3に示す中継装置のイーサネットスイッチの内部接続イメージを説明するための図である。 図3に示す中継装置のイーサネットスイッチの内部接続イメージを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による中継装置におけるポート自動検出動作を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による中継装置のイーサネットスイッチの内部接続イメージを説明するための図である。 本発明の第2の実施形態による中継装置のイーサネットスイッチの内部接続イメージを説明するための図である。 本発明の第3の実施形態による中継装置を含むネットワークシステムを説明するためのブロック図である。 図10に示す中継装置におけるポート自動検出動作を説明するための図である。 本発明の第4の実施形態による中継装置の概略構成を示すためのブロック図である。 図12に示す中継装置におけるポート自動検出動作を説明するための図である。 関連する中継装置の外部構造を示すための要部拡大図である。
以下、本発明の好ましい実施形態に従う中継装置10について、添付図面を参照しながら詳しく説明する。但し、以下に説明する実施例によって本発明の技術的範囲は何ら限定解釈されることはない。
図1及び図2は本発明の各実施形態による構成例を示す概略図である。図1に示すネットワークシステムは、ゲートウェイとして機能するルータなどの中継装置10と、ケーブル等の伝送路からの信号を所定の信号に変調・復調して送受信するモデムなどの回線終端端末20と、ユーザが使用して中継装置10等を介してコンテンツを取得するパソコンなどの端末30と、ホームページ等のコンテンツを格納し、中継装置10等を介して送信されてくる端末30からのコンテンツ要求に応じるサーバ40と、インターネット等のネットワーク100とで構成されている。
図2は、本発明の各実施形態における中継装置10の背面に設けられた複数の物理ポートを説明するための要部拡大図である。図2から明らかなように、各実施形態による中継装置10の各物理ポートはWAN(第1のネットワーク)及びLAN(第2のネットワーク)ともに共有化して用いることができる。すなわち、ユーザが中継装置10のいずれかの物理ポートにWANケーブルを挿入した場合には、WANケーブルが繋がれた物理ポートはWANポートとして動作可能となる。また、LANケーブルをいずれかの物理ポートに接続した場合にも、LANケーブルが繋がれた物理ポートはLANポートとして動作可能となる。従って、ユーザは中継装置10に設けられた物理ポートの属性を区別することなくインターネット環境を容易にセットアップすることが可能となる。
次に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ以下に詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の第1の実施形態による中継装置10の概略構成を示すためのブロック図である。本実施形態の中継装置10は、イーサネット通信手段を持つ通信装置であって、ネットワークプロセッサ11、イーサネットスイッチ12、信号インタフェースA13、信号インタフェースB14、マネジメントインタフェース15、コネクタ16、及び記憶部17を有する。
ネットワークプロセッサ11は、データの転送・制御・管理を行うことができ、イーサネットスイッチ12との通信インタフェースを持つCPUである。イーサネットスイッチ12は、ネットワークプロセッサ11と外部インタフェースとの間のイーサネットのデータを変換する役割を持ち、ポート間の転送や内部のポートあるいは信号インタフェースA13、B14との転送ルートの設定が可能な回路である。信号インタフェースA13、B14は、イーサネット標準規格であるRGMII、GMII、MIIなどネットワークプロセッサ11とイーサネットスイッチ12の間のデータを転送するインタフェースである。ここでは信号インタフェースA13をWAN側専用、信号インタフェースB14をLAN側専用と定義する。
マネジメントインタフェース15は、ネットワークプロセッサ11がイーサネットスイッチ12を設定する、状態を検出するためのインタフェースである。コネクタ16は、イーサネットの外部インタフェースとしてイーサネット標準規格であるIEEE802.3で定義されているコネクタ16であり、例えばRJ45コネクタが挙げられる。このコネクタ16を連結してLANケーブルで端末30と接続することにより通信が可能となる。端末30は、一般的なパーソナルコンピュータであって、各種情報処理を行う制御部、情報を一時記憶するRAM、基本制御プログラムが格納されているROM、ユーザによって情報を入力する入力部、データ等を出力する出力部、ネットワークを介しインターネット等との通信を行うためのネットワークインタフェースがバスによって接続されている。
説明の都合上、図3ではイーサネットスイッチ12などをハードウェアとして図示しているが、これらの構成はコンピュータによって実行可能なプログラムによって構成され得る。記憶部17には、様々なプログラムやデータ、コンテンツが記憶又は一時記憶されている。また、OS(Operating System)も格納されている。記憶部17はこのOSの指示に基づいて動作する。この場合、記憶部17は、複数の物理ポートのうちの全ての物理ポートを第1のネットワークと動作可能な状態としておく処理と、複数の物理ポートのいずれかに端末30が接続されると、当該接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する処理と、送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートが接続されるように設定する処理とを実行するためのプログラムを格納することができる。これらのプログラムはコンピュータ(中継装置)によって実現され得る。
本発明においては、物理ポート番号をPort[1]、Port[2]、・・・Port[n]のように示す。また、端末30は、イーサネットポートに接続の端末30であり、Port[1]に接続の端末30を端末[1]、Port[2]に接続の端末30を端末[2]、Port[n]に接続の端末30を端末[n]と定義する。図3に示す構成は一例であり、端末30の他にモデムなどの回線終端端末20を接続させることもできる。
次に、本発明の第1の実施形態による中継装置10の動作について詳細に説明する。本実施形態において、特定のパケットやデータは種々のものが挙げられるが、説明の便宜上、http(Hypertext Transfer Protocol)パケットを例にして説明する。
図4は、本実施形態の中継装置10におけるポート自動検出動作を説明するためのフローチャートである。初期状態は、全ての物理ポートをWANとして動作可能な状態としておく。従って、WANに回線終端端末20が接続されるまでは、任意の物理ポートにLAN側端末30(例えばPC、TV、プリンタなど)が接続されても、通信プロトコルが確立せず通信が出来ないこととなる。
初期状態から任意の物理ポート(Port[x])に端末30が接続された場合を説明する(S101)。Port[x]に端末30が接続されるとイーサネットスイッチ12が接続検出してマネジメントインタフェース15を介して接続検出をネットワークプロセッサ11に伝える(S102)。次にネットワークプロセッサ11は信号インタフェースA13を介して、全ての物理ポートに対しhttpリクエストパケットを送信する。このとき、信号インタフェースA13と全物理ポートはイーサネットスイッチ12内部で接続された初期状態である(S103)。
図5にイーサネットスイッチ12内部の接続イメージを示す。送信されたhttpリクエストは、例えばルータのサポートサイトなどのあらかじめ決められたhttpサーバ宛てに送られる。また、ネットワークプロセッサ11はhttpサーバからのhttpレスポンスを待受けする(S104)。httpサーバからhttpレスポンスがあった場合には、その物理ポートをWANポートとして認識する(S105)。一般的にネットワークプロセッサ11は、イーサネットスイッチ12で付与されたVIDを見て、どの物理ポートから転送されてきたパケットなのかを認識することができるため、ここでは詳細な説明は割愛する。また、httpレスポンスが無かった場合には、接続待受け(初期状態)(S101)に戻る。
ネットワークプロセッサ11は、WAN専用である信号インタフェースA13とポート[2]が接続されるようマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定する。図6にポート[2]がWANポートの場合のイーサネットスイッチ12内部の接続イメージを示す。他の物理ポートについてはLAN側インタフェースとして見なす。同様に、ネットワークプロセッサ11はマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定して、LAN専用であるMAC2と他の物理ポートを接続する。この時、LANポート機能として必要となるDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能なども合わせて設定する(S106)。イーサネットスイッチ12の設定変更が完了して(S106)、通常のルータ動作に移行する(S107)。
本実施形態によると、全ての物理ポートがWANポートまたはLANポートとなり得るため、ユーザの操作性が良くなり、オペレーションミスがなくなる。また、既存の中継装置10の構成がそのまま活用できる利点がある。その理由は、中継装置10は特定のパケットやデータを送出して、そのレスポンスにより対応するネットワークがWAN側であることを認識できるからである。また、本実施形態によると、物理ポートの制限がなくなり、装置が具備しているどの物理ポートに対して接続した場合でもWANポートとなり得る。
(第2の実施形態)
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態は、上述した第1の実施形態の変形例である。以下、本実施の形態において、第1の実施形態においてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分には同一符号を付し、説明は省略する。
図7は、第2の実施形態による中継装置10のポート自動検出動作を説明するための図である。本実施形態による中継装置10は第1の実施形態と同様に、図3に示した構成を有している。第1の実施形態では、WANが接続されるまではLANポートが動作可能とならなかったため、LANポート間あるいは他のインタフェースとのパケット転送ができなかったが、本実施形態では、WANが接続されていない状況でもLANポートが使用可能となる点において特徴を有する。
以下に図7から図9を参照しながら第2の実施形態によるポート自動検出動作の説明をする。初期状態から任意の物理ポート(Port[x])に端末30が接続された場合を説明する(S201)。Port[x]に端末30が接続されると、イーサネットスイッチ12が接続検出してマネジメントインタフェース15を介して接続検出をネットワークプロセッサ11に伝える(S202)。次に、ネットワークプロセッサ11は信号インタフェースA13を介して、DHCP機能によりIPアドレスを割り当てし、相手とのネゴシエーションを実施する(S203)。ネゴシエーションを完了することにより、LANポートとして認識する(S208)。ネットワークプロセッサ11は、LAN専用である信号インタフェースB14と該当物理ポートが接続されるようマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ3を設定する。
図8にPort[3]がLANポートの場合のイーサネットスイッチ12内部の接続イメージを示す。特定の物理ポートをLANポートとして設定した後(S208)、再び接続待受けを行う(S201)。一方、ネゴシエーションが完了しなかった場合には、全ての物理ポートに対し、httpリクエストパケットを送信する(S204)。ネットワークプロセッサ11は、httpサーバからのhttpレスポンスを待受けする(S205)。httpレスポンスがあった場合には、その物理ポートをWANポートとして認識する(S206)。httpレスポンスが無かった場合には、接続待受け(S201)に戻る。ネットワークプロセッサ11は、WAN専用である信号インタフェースA13と該当WANポートが接続されるようマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ3を設定する。
図9にPort[2]がWANポートの場合のイーサネットスイッチ12内部の接続イメージを示す。他の物理ポートについてはLAN側インタフェースとしてみなす。同様に、ネットワークプロセッサ11はマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定して、LAN専用であるMAC2と他の物理ポートを接続する。この時、LANポート機能として必要となるDHCP機能なども合わせて設定する(S206)。イーサネットスイッチ12の設定変更が完了した後、通常のルータ動作に移行する(S207)。本実施形態により回線が開通する前には回線終端端末20との接続ポートが検出できる。
本実施形態によると、中継装置10から送信する特定パケットにより、WANポートとLANポートの識別を能動的に行うことが可能となるため、ネットワーク環境のセットアップを容易に実行可能となる。
(第3の実施形態)
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態は、上述した第1及び第2の実施形態の変形例である。以下、本実施の形態において、第1及び第2の実施形態においてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分には同一符号を付し、説明は省略する。本実施形態では、外部からの実行要求によりWANポートの認識を実現できる。
図10は、本発明の第3の実施形態による中継装置10を含むネットワークシステムを説明するためのブロック図である。本実施形態による中継装置10は、上述した構成に加えて読取コード18を有している。読取コード18としては、例えばルータに貼付のQRコード(登録商標)やバーコードなどがあり、読取コード18にはMACアドレスとサーバアドレスが入力されている。また、本実施形態では、中継装置10の読取コード18はユーザの携帯電話やスマートフォンなどの通信手段を持ち合わせた通信端末50などで読み取られる。通信端末50により読み取られた情報は、通信手段にて所定の方式でサーバ40に送信される。サーバ40は、受信した情報に含まれるMACアドレスを基に、特定の物理ポートに接続された回線終端端末20を介して指定MACに対してパケットを送信する。
続いて、第3の実施形態の中継装置10による動作処理の説明をする。図11は、図10に示す中継装置10におけるポート自動検出動作を説明するための図である。本実施形態では、外部からの実行要求でWANポートの認識を実現する。まず、通信端末50はコードリーダー機能を用いて、中継装置10に貼付の読取コード18を読み取る(S301)。通信端末50は、読み取ったMACアドレスをサーバアドレス宛に送信する(S302)。送信伝達手段は、サーバ40のホームページコンテンツやメールなどが考えられるがここでは指定しない。サーバ40は通信端末50からの情報に基づき、MACアドレス宛に指定パケットを送信する(S303)。サーバ40は、中継装置10の事業者によって管理されるものであり、あらかじめパケットの形式などは取り決めされている(S304)。中継装置10は、パケットを受信したPort[x]をWANポートとして認識する(S305)。ネットワークプロセッサ11は、WAN専用である信号インタフェースA13と該当WANポートが接続されるようにマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定する。他の物理ポートについてはLAN側インタフェースとしてみなし、同様にネットワークプロセッサ11はマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定する(S306)。
本実施形態に係る構成によると、中継装置10が有する読取コード18と外部の通信端末50の補助により、ネットワーク側からのアクセスすることでWANポートが判別可能となる。
(第4の実施形態)
続いて、本発明の第4の実施形態について説明する。本発明の第4の実施形態は、上述した第1から第3の実施形態の変形例である。以下、本実施の形態において、第1から第3の実施形態においてすでに説明した部分と同様な機能を有する部分には同一符号を付し、説明は省略する。上述した実施形態は回線が開通していることを前提条件としていたが、本実施形態では、回線が開通する前にWANポートを検出できる点で特徴を有している。
図12は、本発明の第4の実施形態による中継装置10の概略構成を示すためのブロック図である。本実施形態による中継装置10の物理ポートに接続される回線終端端末20はWoL(Wake on LAN)機能を搭載している必要がある。このWoL機能は、マジックパケットと呼ばれる特殊パケットを送出することにより、接続端末あるいはネットワーク上にいる装置の電源を起動またはシャットダウンすることが出来る機能である。本実施形態ではWoL機能を中継装置10のイーサネット機能のEnableに使用する。
続いて、本実施形態の中継装置10による動作処理の説明をする。図13は、図12に示す中継装置10におけるポート自動検出動作を説明するための図である。中継装置10の初期状態は、全イーサネットポート(Port[1]〜Port[n])動作はデータ転送ができないDisableとなっている。また、イーサネットスイッチ12の内部接続イメージは図5に示す通りである(S401)。次に、物理ポートに回線終端端末20が接続されると当該接続を検出する(S402)。マジックパケットの受信があった場合には、中継装置10はPort[x]に回線終端端末20が接続されている。つまり、Port[x]がWANポートであると認識する(S404)。マジックパケットの受信なしの場合には、接続待受け(初期状態)に戻る(S401)。
ネットワークプロセッサ11はWAN専用である信号インタフェースA13とPort[x]が接続されるようマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定する。Port[2]がWANポートの場合のイーサネットスイッチ12内部の接続イメージは図6に示した通りである。他の物理ポートについてはLAN側インタフェースとして見なす。同様に、ネットワークプロセッサ11はマネジメントインタフェース15を介してイーサネットスイッチ12を設定して、LAN専用であるMAC2と他の物理ポートを接続する。この時、LANポート機能として必要となるDHCP機能なども合わせて設定する(S405)。また、全イーサネットボートがこの時点でEnableとなり使用可能な状態となる。イーサネットスイッチ12の設定変更が完了した後、通常のルータ動作に移行する(S406)。
本実施形態では、二次効果として、省電力に寄与することができる。なぜなら、WoL機能により、中継装置10のイーサネット機能の動作トリガとして使うことが出来るため、例えば回線終端端末20の電源がOFFされた場合には、WANポートが削除されたと認識して、中継装置10のイーサネットポートは初期状態(S401)に戻りDisable状態になるからである。
なお、上述した実施形態に含まれる特徴を用いた制御プログラムも本発明の範疇に含まれる。
なお、上述の各実施の形態において、実施形態の動作(処理)は、プログラム、ソフトウェア、又はコンピュータによって実行されることが可能な命令でコード化された、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体によって実行されてもよい。記憶媒体には、光ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等の可搬型の記録媒体が含まれることはもとより、ネットワークのようにデータを一時的に記録保持するような伝送媒体も含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置の制御方法において、
複数の物理ポートのうちの全ての物理ポートを第1のネットワークと動作可能な状態としておき、
複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、当該接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出し、
送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする制御方法。
(付記2)複数の物理ポートのうちの他の物理ポートについては第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする付記1に記載の制御方法。
(付記3)複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されて複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する前に、IPアドレスを割り当てて相手とのネゴシエーションを実施し、
ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする付記1又は2に記載の制御方法。
(付記4)第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートと、読取コードとを有する中継装置の制御方法において、
読取コードから取得したMACアドレスを外部のサーバが受信すると、当該外部のサーバから取得したMACアドレス宛に指定パケットを送信し、
外部のサーバから送信された指定パケットを受信した複数の物理ポートのうちのいずれかの物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定することを特徴とする制御方法。
(付記5)複数の物理ポートが機能無効化されている状態において、
WoL機能を搭載する外部の回線終端端末からマジックパケットの受信があると、外部の回線終端端末と接続している物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする付記1乃至4の何れか一項に記載の制御方法。
(付記6)第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置において、
複数の物理ポートのうちの全ての物理ポートを第1のネットワークと動作可能な状態としておき、複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、当該接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出し、送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定するネットワークプロセッサを備えることを特徴とする中継装置。
(付記7)前記ネットワークプロセッサは、複数の物理ポートのうちの他の物理ポートについては第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする付記6に記載の中継装置。
(付記8)前記ネットワークプロセッサは、複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されて複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する前に、IPアドレスを割り当てて相手とのネゴシエーションを実施し、ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする付記6又は7に記載の中継装置。
(付記9)第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートと、読取コードとを有する中継装置において、
読取コードから取得したMACアドレスを外部のサーバが受信すると、当該外部のサーバから取得したMACアドレス宛に指定パケットを送信し、外部のサーバから送信された指定パケットを受信した複数の物理ポートのうちのいずれかの物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定するネットワークプロセッサを備えることを特徴とする中継装置。
(付記10)前記ネットワークプロセッサは、複数の物理ポートが機能無効化されている状態において、WoL機能を搭載する外部の回線終端端末からマジックパケットの受信があると、外部の回線終端端末と接続している物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする付記6乃至9の何れか一項に記載の中継装置。
(付記11)第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置の制御プログラムにおいて、
複数の物理ポートのうちの全ての物理ポートを第1のネットワークと動作可能な状態としておく処理と、
複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、当該接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する処理と、
送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、
第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
(付記12)複数の物理ポートのうちの他の物理ポートについては第2のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする付記11に記載の制御プログラム。
(付記13)複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されて複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する前に、IPアドレスを割り当てて相手とのネゴシエーションを実施する処理と、
ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする付記11又は12に記載の制御プログラム。
(付記14)第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートと、読取コードとを有する中継装置の制御プログラムにおいて、
読取コードから取得したMACアドレスを外部のサーバが受信すると、当該外部のサーバから取得したMACアドレス宛に指定パケットを送信する処理と、
外部のサーバから送信された指定パケットを受信した複数の物理ポートのうちのいずれかの物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、
第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
(付記15)複数の物理ポートが機能無効化されている状態において、
WoL機能を搭載する外部の回線終端端末からマジックパケットの受信があると、外部の回線終端端末と接続している物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、
第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする付記11乃至14の何れか一項に記載の制御プログラム。
本発明の中継装置、制御方法、及び制御プログラムは、例えばホームネットワークサービスに適用することができ、インターネットを経由してホームネットワーク上にある様々な機器に簡単にアクセスし、操作することのできるネットワーク環境での技術として有用である。
10 中継装置(ルータ)
11 ネットワークプロセッサ
12 イーサネットスイッチ
13 信号インタフェースA
14 信号インタフェースB
15 マネジメントインタフェース
16 コネクタ
17 記憶部
18 読取コード
20 回線終端端末
30 端末(クライアント)
40 サーバ
50 携帯型情報端末
100 ネットワーク

Claims (9)

  1. 第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置の制御方法において、
    複数の物理ポートのうちの未使用の物理ポートを第1のネットワークと動作可能な状態としておき、
    複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、当該接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出し、
    送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定すると共に、
    複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されて複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する前に、IPアドレスを割り当てて相手とのネゴシエーションを実施し、
    ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する
    ことを特徴とする制御方法。
  2. 第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートと、読取コードとを有する中継装置の制御方法において、
    読取コードから取得したMACアドレスを外部のサーバが受信すると、当該外部のサーバから取得したMACアドレス宛に指定パケットを送信し、
    外部のサーバから送信された指定パケットを受信した複数の物理ポートのうちのいずれかの物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定することを特徴とする制御方法。
  3. 複数の物理ポートが機能無効化されている状態において、
    WoL機能を搭載する外部の回線終端端末からマジックパケットの受信があると、外部の回線終端端末と接続している物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の制御方法。
  4. 第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置において、
    複数の物理ポートのうちの未使用の物理ポートを第1及び第2のネットワークと動作可能な状態としておき、
    複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、
    前記接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出し、送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する動作の前に、
    前記接続を検出した相手端末にIPアドレスの割り当てを試みるネゴシエーションを実施し、
    ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、
    ネットワークプロセッサを備える
    ことを特徴とする中継装置。
  5. 第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートと、読取コードとを有する中継装置において、
    読取コードから取得したMACアドレスを外部のサーバが受信すると、当該外部のサーバから取得したMACアドレス宛に指定パケットを送信し、外部のサーバから送信された指定パケットを受信した複数の物理ポートのうちのいずれかの物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定するネットワークプロセッサを備えることを特徴とする中継装置。
  6. 複数の物理ポートが機能無効化されている状態において、
    WoL機能を搭載する外部の回線終端端末からマジックパケットの受信があると、外部の回線終端端末と接続している物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、ことを特徴とする請求項4又は5に記載の中継装置。
  7. 第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートを有する中継装置の制御プログラムにおいて、
    複数の物理ポートのうちの未使用の物理ポートを第1及び第2のネットワークと動作可能な状態としておく処理と、
    複数の物理ポートのいずれかに端末が接続されると、
    前記接続を自動検出して複数の物理ポートに対してリクエストパケットを送出する処理と、
    送出したリクエストパケットに対するレスポンスがあった際には、複数の物理ポートのうちのレスポンスを受け付けた物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理の前に、前記接続を検出した相手端末にIPアドレスの割り当てを試みるネゴシエーションを実施し、ネゴシエーションが完了した際には、当該物理ポートを第2のネットワーク用の物理ポートとして認識し、第2のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第2のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、
    を中継装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  8. 第1のネットワーク及び第2のネットワーク兼用の複数の物理ポートと、読取コードとを有する中継装置の制御プログラムにおいて、
    読取コードから取得したMACアドレスを外部のサーバが受信すると、当該外部のサーバから取得したMACアドレス宛に指定パケットを送信する処理と、
    外部のサーバから送信された指定パケットを受信した複数の物理ポートのうちのいずれかの物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識する処理と、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する処理と、を中継装置に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  9. 複数の物理ポートが機能無効化されている状態において、
    WoL機能を搭載する外部の回線終端端末からマジックパケットの受信があると、外部の回線終端端末と接続している物理ポートを第1のネットワーク用の物理ポートとして認識し、
    第1のネットワーク専用である信号インタフェースと、認識された第1のネットワーク用の物理ポートとを接続するように設定する、
    ことを中継装置に実行させることを特徴とする請求項7又は8に記載の制御プログラム。
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