JP6044147B2 - 車両用スマートエントリーシステム - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態である車両用のスマートエントリーシステム100の構成を示すブロック図である。
スマートエントリー装置26は車両に搭載され、BCM(Body Control Module)20、タッチセンサ31〜33、車室外アンテナ34〜36、車室内アンテナ37、ドア・ロックモータ38及びドア・アンロックモータ39から構成される。
一方、車両異常検知装置25は、異常検知用電波を送信する送信アンテナ1と、車両内に設置され、異常検知用電波を受信する複数の受信アンテナ2〜5と、複数の受信アンテナ2〜5が受信した異常検知用電波に基づいて空間特徴量を算出し、算出した上記空間特徴量に基づいて前記車両への物体接近を検知し、物体接近検知信号SS6を送信する異常検知演算部6とを含んでいる。
図3および図4を参照して、送信アンテナ1は、無指向性アンテナであって、車両50内に設置されている。具体的には、送信アンテナ1は、車室内に設置され、たとえば、天井の略中央部分であって内装品の内側に設置されている。
図5は、図2に示す異常検知演算部6の構成を示すブロック図である。図5を参照して、異常検知演算部6は、所定電波検知部10bと、送信部11と、受信部12と、空間特徴量算出部13と、検知部14と、警告部15と、照明制御部16と、検知信号送信部17とを備えている。
送信部11は、所定周波数の電波を送信アンテナ1から送信する送信処理を行う。受信部12は、受信アンテナ2〜5において受信された電波から上記所定周波数の電波を抽出し、抽出した電波に対して所定の受信処理を行ってデジタル信号をそれぞれ生成し、空間特徴量算出部13に出力する。
空間特徴量算出部13は、受信アンテナ2〜5に対応する各デジタル信号を受信部12から受けて、これらのデジタル信号に基づいて、受信アンテナ2〜5によって受信された電波のレベルおよび位相を算出する。そして、空間特徴量算出部13は、算出結果に基づいて、受信アンテナ2〜5によって受信された電波に基づく空間特徴量P(t)を算出する。
検知部14は、空間特徴量算出部13により算出された空間特徴量P(t)に基づいて、受信アンテナ2〜5の受信エリアにおける人間の動作を検知する。すなわち、検知部14は、送信アンテナ1から送信される電波が帯域幅を持つか否かに応じて、以下に説明するような処理を行う。
送信アンテナ1から送信される電波が帯域幅を持たない場合、空間特徴量算出部13は、4つの受信アンテナ2〜5を2つずつの組み合わせ、具体的には、
組A:受信アンテナ2と受信アンテナ3
組B:受信アンテナ3と受信アンテナ4
組C:受信アンテナ4と受信アンテナ5
組D:受信アンテナ5と受信アンテナ2
に分ける。
送信アンテナ1から送信される電波が帯域幅を持つ場合、たとえばインパルス応答が送信される場合、空間特徴量算出部13は、受信アンテナ2〜5によって受信された電波ごとにレベル及び到着タイミングを算出し、これらの算出結果に基づいて、受信アンテナ2〜5によって受信された電波ごとの空間特徴量P(t)を算出する。
警告部15は、検知部14による検知結果を受けて、検知部14が人間の動作を検知した場合には、ホーン7及び照明8を利用した警告(第1及び第2の警告処理)を行う。
照明制御部16は、検知部14による検知結果を受けて、車両50に設けられている前方照明8a,右側方照明8b,左側方照明8c,後方照明8d(以下、これらを総称する場合には、「照明8」とする。)の点灯を制御する。図3に示すように、前方照明8aは、車両50の前方のヘッドライトである。右側方照明8bは、車両50の右側方のドア付近に設けられ、車両50に乗り降りする際のドライバーの足元を照らすための照明設備である。左側方照明8cは、車両50の左側方のドア付近に設けられ、車両50に乗り降りする際のドライバーの足元を照らすための照明設備である。後方照明8dは、車両50の後方のブレーキランプ、テールランプ及びターンランプのうちのいずれか、あるいはこれらのランプの組合せからなる照明設備である。
検知信号送信部17は、検知部14による検知結果を受けて、検知部14が人間の動作を検知した場合には、人間等の物体の車両50への接近を指示する物体接近検知信号SS6をスマートエントリー装置26に向けて送信する。この物体接近検知信号SS6がスマートエントリー装置26の主要部を動作状態とさせるトリガ信号となる。
次に、本発明の実施の形態に係る車両異常検知装置25が車両50に発生する異常を検知し、上記第1の警告処理あるいは上記第2の警告処理を実行して不審者に対する威嚇を行う際の動作について説明する。
上述したように、車両異常検知装置25は車両50内の侵入は勿論、車両50の周辺への人間眼等の物体の接近をも正確に検知して物体接近検知信号SS6として送信することができる。すなわち、車両異常検知装置25はアレイアンテナ方式の電波センサにより構成されており、他の方式(ドップラセンサによる検知等の方式)に比べ、車両50の周辺への物体の接近を精度良く検知することができる特徴を有している。
以下、ドアの施開錠の制御動作等のスマートエントリー動作を行う場合における車両異常検知装置25、スマートエントリー装置26及び携帯キー40それぞれの動作について説明する。
このように、本実施の形態における車両用のスマートエントリーシステム100において、スマートエントリー装置26の主要部(BCM20内の送受信部22,ドア制御部23、タッチセンサ31〜33、車室外アンテナ34〜36等)は、車両異常検知装置25からの物体接近検知信号SS6の受信をトリガとして動作状態となる。このため、必要最小限の範囲で上記主要部を動作させることにより、車室外アンテナ34〜36の駆動等を含むBCM20の制御動作等の消費電力を最小限に抑えることができる効果を奏する。
なお、検知部14は物体(人間)の接近方向を特定することができるため、物体接近検知信号SS6の情報量を拡張し、検知した物体の接近方向に関する情報を含めることにより、車室外アンテナ34〜36やタッチセンサ31〜33のうち、物体の接近方向に最も近い位置に存在する車室外アンテナやタッチセンサのみを選択的に動作状態とすることにより、さらなる消費電力低減化が期待できる。
2〜5 受信アンテナ
6 異常検知演算部
20 BCM
21 物体検知信号監視部
22 送受信部
23 ドア制御部
25 車両異常検知装置
26 スマートエントリー装置
31〜33 タッチセンサ
34〜36 車室外アンテナ
37 車室内アンテナ
38 ドア・ロックモータ
39 ドア・アンロックモータ
40 携帯キー
50 車両
100 スマートエントリーシステム
Claims (2)
- 車両に搭載され、前記車両への物体の接近を検知し、物体接近の検知を指示する物体接近検知信号を送信可能な異常検知装置と、
前記物体接近検知信号の受信をトリガとして、所定の車室外アンテナを用いて携帯通信機と通信を行い、該携帯通信機が前記車両用の正規の携帯通信機であると認識すると前記車両のドアの施錠・解錠を自動制御するスマートエントリー装置とを備え、
前記異常検知装置は、
前記車両内に設置され、異常検知用電波を送信する送信アンテナと、
前記車両内に設置され、前記異常検知用電波を受信する複数の受信アンテナと、
前記複数の受信アンテナが受信した前記異常検知用電波に基づいて空間特徴量を算出し、算出した前記空間特徴量に基づいて前記車両への物体の接近を検知し、前記物体接近検知信号を送信する異常検知演算部と、
前記携帯通信機からの所定の電波の受信を検知可能な検知部と、
前記空間特徴量に基づいて前記車両への物体の接近を検知し、かつ、前記検知部が前記携帯通信機からの所定の電波の受信を検知しなかった際に、外部に警告する警告部と、を含む、
車両用スマートエントリーシステム。 - 請求項1記載の車両用スマートエントリーシステムであって、
前記スマートエントリー装置は、
前記物体接近検知信号の有無を監視する物体接近検知信号監視部と、
前記物体接近検知信号の認識をトリガとして動作状態となり、前記所定の車室外アンテナを用いて前記携帯通信機と送受信を行い前記携帯通信機の識別情報を取得する送受信部と、
前記物体接近検知信号の認識をトリガとして動作状態となり、前記車両の所定のドアへの接触の有無を検知可能なタッチセンサと、
前記物体接近検知信号の認識をトリガとして動作状態となり、前記送受信部にて取得した前記携帯通信機の識別情報と前記車両の識別情報との一致の有無により、前記携帯通信機が正規であるか否かを認識し、前記携帯通信機が正規であるとの認識時に、前記タッチセンサが前記所定のドアへの接触を検知すると、前記所定のドアをアンロック状態に制御するドア制御部とを含む、
車両用スマートエントリーシステム。
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