JP5921501B2 - 表示装置、及び、それを備えた空気調和機の室内機 - Google Patents
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Description
従来、表示パネルを透明樹脂パネルとし、その裏面に光の透過が可能な着色層を塗装または印刷によって施し、この着色層を表示装置からの光が透過して表示パネルの表面側に運転情報等を表示するものが開示されている(例えば特許文献1を参照)。
そこで、塗装や印刷をせずに、着色樹脂材料で成形された表示パネルに光を透過させる表示装置が考えられているが、塗装や印刷と比べ、着色層(部品肉厚)が厚く、表示装置の光が透過しにくいという問題があった。
すると、図10に示すように表示装置11全体を表示パネル1aの薄肉部1c内に納めることができず、標準肉厚部1dに当接することで表示シート15と表示パネル1aの薄肉部1cとの間に図示の隙間ができてしまい、表示装置11のLED13aからの光がこの隙間で拡散することで表示パネル1a上の表示がぼやけてしまうという問題があった。
図1は、実施の形態における空気調和機の室内機全体を示す分解斜視図である。
図2は、実施の形態における空気調和機の表示装置の配置図である。
図3は、実施の形態における空気調和機の表示装置の取付図である。
図4は、実施の形態における空気調和機の表示体の取付図である。
図5は、実施の形態における空気調和機の表示体と表示パネルの接触を表す断面図である。
前面意匠パネル1は、図2に示すように筐体2の前面に開閉可能または取り外し可能に設けられている。前面意匠パネル1は、半透明な着色樹脂材料(例えば、ABS、ポリエチレン、ポリカーボネート等)で成形されている。
前面意匠パネル1は、図5に示すようにメインパネル1bと、メインパネル1bの下部の表示パネル1aとで構成されている。
表示装置10は、図2に示すように、筐体2の前面側の好ましくは下方部に配設されている。表示装置10は、図3に示すように、中央部にセンサー10b部分を配置し、その側方に空気調和機の運転状態等を表す表示体11を配置した一体構成の表示ユニットとなっている。また、表示装置10は、前面意匠パネル1に取り付けられた表示パネル1aの裏面に位置し、筐体2の枠2aから表示装置10の表示体11が突出するようにして空気調和機に搭載されている。そして、図3、4に示すように表示装置10は、表示体11を載置するベース部材10aを有している。
表示装置10は、空気調和機の運転中に運転状態などをユーザに伝えるように所要の表示を点灯または点滅する状態となり、前面意匠パネル1の裏側から光を照射し、表示パネル1aの表面に光を透過して表示を行うように構成されている。運転停止時には表示が消灯し表示パネル1aには何も表示されない状態となる。
表示体11の構造及び取り付けについて説明する。
図6は、実施の形態における空気調和機の表示体11の分解斜視図である。
図6に示すように、表示体11は、表示シート15、基板ホルダー14、基板13から主として構成されている。
表示体11は図3〜5に示すようにベース部材10aに固定され、さらにフィルタ清掃ユニット8に取り付けられている。また、ベース部材10aと表示体11との間にはバネ12を配置し、表示体11を前方側、すなわち表示パネル1aの裏面に押しつけた状態にしている。この状態で表示体11から照射される光は表示パネル1aの裏面に入射し、表示パネル1a内を透過して表示パネル1aの表面に所要の表示を行うことが可能となる。
基板13は、図6に示すようにLED13aが実装されたプリント基板であり、基板ホルダー14内に固定されている。LED13aは、表示に必要なものが点灯または点滅するように制御される。
[表示シート]
図7は、実施の形態における空気調和機の表示シートの正面図である。
図8は、実施の形態における空気調和機の表示シートの突出構造の説明図である。
表示シート15は、PETなどの基材に印刷が施されたものであり、表示パネル1aの裏面に投射される数字、記号、イラスト等の輪郭を縁取り印刷したものである。表示内容は、図7に示すように例えば室温、設定温度、湿度などを数字で表す表示(図7(a)参照)や、風向設定位置を点灯する表示(図7(b)参照)や、エコ運転度を棒グラフで表す表示(図7(c)参照)などが考えられる。
図8(b)は、表示シート15の正面図である。
図8(c)は、表示シート15の突出部15cのエリアを示す正面図である。
表示シート15は、図8(a)に示すようにベース面15bと、ベース面15bよりも室内機の前面側に突出した突出部15cが段差部を境界として形成されている。
ベース面15bは光が透過しない印刷層が形成されており、突出部15cには印刷層に対して基板13からの光を通過させる非印刷部15aが印刷層の中に部分的に形成されている。
非印刷部15aは表示内容を表す文字や記号の形状となっている。
すなわち、表示シート15は、印刷層に対して非印刷部15aを部分的に含む部分が、ベース面15bより室内機の前面側に押し出された突出部15cとなって形成されている。
そして、表示シート15は、基板ホルダー14の前面側の前端面14bに接着剤で貼り付けられている。
基板ホルダー14は、ABS等の樹脂材料からボックス状に成形されており、表示素子としてのLED13aが挿入される位置に貫通穴14aが開口している。また、この貫通穴14aは表示シート15の非印刷部15aの位置にも対応している。
つまり、LED13aと貫通穴14aと表示シート15の非印刷部15aは前後に並んだ位置関係となる。
表示装置10はこのように構成されているので、基板13のLED13aから発した光を表示シート15の非印刷部15aに透過させ、表示パネル1aの裏側に光を到達させることができる。
図4に示すように表示体11の基板ホルダー14とベース部材10aとの間には左右両側にバネ12が配設されている。バネ12のストロークは表示パネル1aの反りや表示装置10の組立時の寸法のばらつきを十分に吸収できる長さとなっている。
したがって、前面意匠パネル1が開いた状態では、基板ホルダー14がバネ12により筐体2の前面より多少突出した状態で前方へ付勢されており、前面意匠パネル1を閉じたときには、基板ホルダー14がバネ12により表示シート15を介して表示パネル1aの裏面に押し付けられている。
このように表示体11を表示パネル1aの背面に押しつける際に表示体11の姿勢を微調整することが可能となることで、表示体11の表示シート15と表示パネル1aを密着させることができ、両部材の隙間を小さくすることができる。
図9は、実施の形態における空気調和機の表示パネルの薄肉部と表示シートの突出部の関係を表す断面図である。
図9(a)は、表示パネル1aを室内機の正面側から見た斜視図である。
図9(b)は、図9(a)の表示パネル1aをZ−Z部分から見た断面図である。
図9(c)は、図9(a)の表示パネル1aをY−Y部分から見た断面図である。
表示パネル1aは、前述のように半透明な着色樹脂材料(例えば、ABS、ポリエチレン、ポリカーボネート等)で成形されている。
その断面形状は、図9(b)、(c)の断面図に示すように標準肉厚部1dと薄肉部1cにより成型されている。
この薄肉部1cは、表示パネル1aの裏面側に設けた表示体11からの光を表面側に透過させるために表示パネル1aの裏面に凹形状として部分的に設けたものである。
図9(b)、(c)の表示パネル1a部分の断面図に示されるように、表示パネル1aの薄肉部1cに表示シート15の突出部15cが嵌合するように組み合わされて構成される。また、表示パネル1aの標準肉厚部1dには表示シート15の周囲のベース面15bが接触もしくは近接する構成となる。
この構成により、基板13のLED13aから発せられた光は突出部15cの非印刷部15aを通過し、表示パネル1aの薄肉部1cを透過して表示パネル1aの表面に到達する。
したがって、表示パネル1aの表面に表示される数字、記号、イラスト等は、輪郭がぼやけることなく鮮明に表示されることとなる。
また、標準肉厚部1dに比べて肉厚の薄い薄肉部1cを光が透過することにより、光量の減衰率が小さくなり、より鮮明な表示を実現することが可能となる。
よって、これらの構成の相乗効果により、さらに鮮明な表示が可能となる。また、表示パネル1aへの塗装や印刷の工程が不要であるため低コスト化を実現することができる。
Claims (6)
- 光が透過可能な着色樹脂で形成され、標準肉厚部と、裏面に凹形状で前記標準肉厚部より薄い肉厚の薄肉部と、を有する表示パネルと、
光が透過しない印刷層と、光が透過する非印刷部と、を有する表示シートを備え、前記表示パネルの裏面側に設置されて前記表示パネルに光を投射する表示体と、
を備えた表示装置であって、
前記表示シートは、前記印刷層が形成されたベース面と、前記ベース面から突出して形成され、前記印刷層の中に部分的に前記非印刷部を設けた突出部と、を有し、
前記表示パネルの前記薄肉部には、前記表示シートの前記突出部が接触もしくは近接して、前記突出部における前記非印刷部を透過した光が前記表示パネルの表面に表示されることを特徴とする表示装置。 - 前記表示シートの前記ベース面は、前記表示パネルの前記標準肉厚部に当接することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記表示シートの前記突出部は、前記表示パネルの前記薄肉部に当接することを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
- 前記表示装置はベース部材を有し、
前記表示体と前記ベース部材との間には、前記表示体を前記表示パネルの裏面方向に付勢するバネを設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示体は発光素子を備えた基板と、前記基板を固定し、前記表示シートを貼着する基板ホルダーとを有し、
前記基板ホルダーは前記発光素子が収納される貫通穴を備え、
前記表示シートの前記非印刷部は前記貫通穴に面した位置に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置を備えたことを特徴とする空気調和機の室内機。
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