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JP5911184B1 - ダブル型高輝度led前照灯 - Google Patents

ダブル型高輝度led前照灯 Download PDF

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JP5911184B1 JP2014211251A JP2014211251A JP5911184B1 JP 5911184 B1 JP5911184 B1 JP 5911184B1 JP 2014211251 A JP2014211251 A JP 2014211251A JP 2014211251 A JP2014211251 A JP 2014211251A JP 5911184 B1 JP5911184 B1 JP 5911184B1
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Abstract

【課題】低電力で高出力がえられ、長超寿命であり、構造が簡単で、コンパクトなダブル型高輝度LED前照灯の構造を提供する。【解決手段】ロービーム用とハイビーム用の2個の発光ダイオード101,102を搭載したプリント配線基板103を張り付けた銅板100を、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200であり、上端と下端が円柱201,202で、円柱と円柱のほぼ中心部に板状中間部203があり、中間部に設けられた銅板取り付け平面204を介してその両面に取り付け、熱伝導棒下端の円柱部を、放熱フィン302を有し中心部が空洞303になっているアルミニウム製放熱台座300の口金301に圧入嵌合させ、さらに、熱伝導棒の上端と下端の円柱に、円筒状の遮光板構造物400をかぶせ所定の光線を遮蔽する。【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオードを用いた照明灯及び車両用前照灯、特に、発光ダイオードを
用いた自動車用ダブル型高輝度LED前照灯に関するものである。
近年、発光ダイオードは、低電力で高発光が得られること、寿命が長いこと、構造が簡
単なこと、装置がコンパクトであること、など、長所が多いことがら、暫時その使用が広
まっている。しかしながら、高温になると効率が著しく低下することが、欠点として挙げ
られる。
特許文献1には、特に効果的に冷却される発光ダイオード装置を提供することを課題と
し、各発光ダイオードチップに少なくとも1つの光学素子が対応配置されており、発光ダ
イオードチップにより発生させられた熱を導出するために適した少なくとも1つの熱伝導
エレメントと、該熱伝導エレメントにより導出された熱を導出するために適した少なくと
も1つの冷却装置とが設けられていることが記載されている。
特許文献2には、自動車前部に設けて進行方向の安全を確認するための長寿命かつ低電
力の前照灯を提供することを課題として、前照灯は、投影用凸レンズと、この投影用凸レ
ンズの後方焦点Fの後方に配置される複数のLEDチップで構成された発光面とを備えて
おり、定電流駆動回路は各LEDチップをオン/オフ制御し、制御回路(図示せず)はL
EDチップをグループごとに通電タイミングの位相をずらして点灯し、LEDチップから
一定の発光量の放出光を導き出すことが記載されている。
特許文献3には、少なくとも1つの発光ダイオードと、少なくとも1つの発光ダイオード
を冷却するための冷却体とを備えた照明装置に関し、冷却体に掛合手段が設けられており
、掛合手段が、照明装置のためのホルダとバヨネット継手を形成するために役立つように
し、少なくとも1つの照明装置が、光源として自動車前照灯内に配置されていることが記
載されている。
さらに、特許文献4には、発光ダイオードが搭載されている半導体基板を固着したアルミニウム板を、銅製の熱伝導棒に直接固定し、当該固定されたアルミニウム板部位の熱伝導棒部位を除いて、遮光壁Aと遮光壁Bを形成するように、銅製の熱伝導棒の表面をアルミニウムで口金に達する部位まで被覆した上部構造と、長い銅製の熱伝導棒を有する下部構造からなる銅製の熱伝導棒で連結された光源支持体を、長い銅製の熱伝導棒で、口金を介して中心部が空洞になっているアルミニウム製放熱台座に嵌合させ、銅製の熱伝導棒の先端部が空洞部の奥深く侵入した位置で固定し、空洞部の空気で銅製の熱伝導棒の冷却することにより、発光ダイオードからの発熱をアルミニウム製放熱台座で逃がすことを特徴とする発光ダイオードを用いた照明灯及びそれを用いた車両用前照灯が開示されている。しかしながら、この車両用前照灯は、中心部に銅製の長い熱伝導棒を必要とし、銅が高価な上、重いため改良が望まれている。
特開2006−100836号公報 特開2004−214144号公報 特表2008−524862号公報 特願2013−086690(特許第5559386号)
従来、発光ダイオードを用いたダブル型高輝度LED前照灯において、ハイビーム、ロービームの切り替えが、運転席の切り替えスイッチで切り替えが出来、車検基準であるカットオフラインを有するものであり、ロービーム時に6400cd以上、ハイビーム時に15000cd以上の明るさを照射できるバルブであることが最低限要求されるが、さらには、ハイビーム時において25000cd、ロービーム時においてにおいて15000cdのH4LEDバルブ(ダブル型高輝度LED前照灯)が安価に供給されることが要求されている。
上記課題を解決するために本発明者は、ダブル型高輝度LEDにおいて、発光ダイオードで発生する熱を効率よく逃がすダブル型高輝度LED前照灯の構造を見出すに至った。
すなわち、本発明は、ハイビーム用発光ダイオード102とロービーム用発光ダイオード101の2個の発光ダイオードを搭載したプリント配線基板103を張り付けた2枚の銅板100と、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200と、アルミニウム製放熱台座300と円筒状の遮光板構造物400を有するダブル型高輝度LED前照灯であって、前記熱伝導棒200は、上端201と下端202が円柱で、円柱と円柱のほぼ中心部に板状中間部203を有し、前記板状中間部203に設けられた銅板取付け平面204裏表前記銅板100それぞれ1枚づつ取り付けられており前記熱伝導棒下端円柱部202の外周部を、放熱フィン302を有し中心部が空洞になっているアルミニウム製放熱台座300の口金301円周面に圧入嵌合させ、さらに、当該熱伝導棒200の上端201と下端202の円柱に、円筒状の遮光板構造物400をかぶせ所定の光線を遮断するダブル型高輝度LED前照灯である。
また、本発明のダブル型高輝度LEDにおいては、銅板取り付け平面204の厚さが2mm以下であり、銅板の取り付けが熱伝導性接着剤若しくはリベットによるものであり、発光ダイオード1辺の長さが5〜7mmとすることができる。
さらに、本発明のダブル型高輝度LED前照灯においては、ハイビーム用発光ダイオード102とロービーム用発光ダイオード101の2個の発光ダイオードを直列につなぐことが望ましい。

また、本発明のダブル型高輝度LEDにおいては、前記銅板取り付け平面204の厚さが2mm以下であり、熱伝導性接着剤若しくはリベットを介して前記銅板が取り付けられ、発光ダイオード1辺の長さが5〜7mmとすることが望ましい。
さらに、本発明のダブル型高輝度LED前照灯においては、ハイビーム用発光ダイオード102とロービーム用発光ダイオード101とを直列につなぐことが好ましい。



また、本発明のダブル型高輝度LED前照灯においては、熱伝導ペーストを介して、前記プリント配線基板と前記銅板が取り付けられ当該銅板の厚さが1mm以下であり、かつ、圧力が1t/cm 以上で、熱伝導棒下端の円柱部202が、アルミニウム製放熱台座の口金301に圧入された状態とすることが望ましい。

さらに、本発明のダブル型高輝度前照灯においては、前記熱伝導棒200のアルミニウムが、アルミ6063であり、前記プリント配線基板を張り付けた前記銅板がC1100であることが望ましい。
本発明のダブル型高輝度LED前照灯は、構造が簡単で大量生産に向いており、効率よく放熱でき、長時間効率が低下することなく使用することができ、低電力で高出力がえられ、長寿命で安価なコンパクトな車両用ダブル型高輝度LED前照灯を得ることができた。
は、本発明のダブル型高輝度LED前照灯の概略図 は、本発明のダブル型高輝度LED前照灯の実施例(単位はmm) は、本発明のダブル型高輝度LED前照灯の発光ダイオードの光源中心部と口金基準面との距離の実施例(単位はmm) は、本発明のダブル型高輝度LED前照灯の放熱台座の実施例(単位はmm) は、本発明の熱伝導棒の実施例(単位はmm) は、本発明の熱伝導棒の側面図、上面図 は、本発明の遮光板構造物の実施例(単位はmm) は、本発明の遮光板構造物の頭部の実施例(単位はmm) は、本発明の口金の実施例(単位はmm)
本発明のダブル型高輝度LED前照灯は、図1に示すように、ハイビーム用とロービーム用の2個の発光ダイオードを搭載したプリント配線基板103を張り付けた銅板100、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200、アルミニウム製放熱台座300、円筒状の遮光板構造物400をその主要部とする。
本発明の主要部を構成する材料について述べる。銅板100を構成する銅は、無酸素銅Cu−OF,タフピッチ銅Cu−ETP、市販のタフピッチ銅c1100(タフピッチ銅とは、展延性や絞り加工性、耐食性、耐侯性に優れた純度は99.90%以上の純銅)、りん脱酸銅Cu−DHP、黄銅85/15Brass、黄銅65/35Brass、黄銅60/40Brass、快削黄銅Free Cutting Brass、鋳造用黄銅 Forging Brass、高力黄銅High Tension Brass、快削高力黄銅Free Cutting H.T.B等があるが無酸素銅Cu−OF,タフピッチ銅Cu−ETP、市販のc1100(タフピッチ銅)、りん脱酸銅Cu−DHPが好ましく用いられる。
アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200、アルミニウム製放熱台座300を構成するアルミニウムは、純アルミ1050(A1050)、耐食アルミ5052と5056(A5052とA5056)、アルミ2017(A2017)、アルミ2024とアルミ7075(A2024とA7075)、快削アルミ2011(A2011)アルミ6063の平角棒とパイプ(A5063)、アルミ6061(A6061)アルミ5083(A5083)、アルミーゴHard、ダイキャストアルミ(ADC12)等を挙げることが出来る。
ダイキャストアルミ(ADC12)、アルミ6063が好ましく用いられる。
さらに、円筒状の遮光板構造物400を構成する材料は、ステンレス等各種の耐腐食性金属を用いることが出来る。
以下、各主要部について詳述する。
厚さが1mm以下の銅板100の表面にプリント配線基板を熱伝導接着剤等で張り付け、裏面は銅の地金のまま用いる。プリント配線基板には端子104があり、ロービーム用発光ダイオード(LED)101とハイビーム用発光ダイオード(LED)102が取り付けられている。
発光ダイオード(LED)は、一辺が5mm〜7mmのものを利用した。5mm以下では、発光量が少なく、7mm以上では焦点がぼやけてくる。
銅板の取り付け孔105とアルミニウムで一体成型された熱伝導棒200の板状中間部203にある銅板取り付け平面204にある取り付け孔205は、リベットで取り付けることが好ましい。すなわち、銅板取り付け平面204の反対方向の面にも同様にもう一つの銅板をあてがい、2枚の銅板100を銅板取り付け平面204を挟むように、リベットでり付ける。取り付け孔205が、ふさがれないため気体の対流が起こり、温度のアンバランスを補正する作用が期待できる。
本発明のダブル型高輝度LED前照灯においては、ハイビーム用とロービーム用の2個の発光ダイオードを直列につなぐことが望ましい。何故なら、直列回路の場合、LEDチップの数に関係なく、LEDチップ1個の電流値で点灯することができるので、発熱量が少ないのに対し、並列回路の場合、LEDチップの数だけ、チップ当たりの電流値が必要となってくるために複数のLEDチップを点灯さす場合、電流を多くしなければならず、発熱量も多くなるからである。
アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200において、上端の円柱201と下端の円柱202と、円柱と円柱のほぼ中心部に板状中間部203があり、中間部203に設けられた銅板取り付け平面204を介してその両面に銅版100を取り付け孔105と取り付け孔205を重ねてリベット等で取り付け、熱伝導棒下端の円柱部202を、放熱フィン302を有し中心部が空洞303になっているアルミニウム製放熱台座300の放熱台座口金301に圧入嵌合させ、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200とアルミニウム製放熱台座300を結合させる。圧入嵌合の圧力は1t/cm以上が好ましく、圧力が高い方が、熱伝導効率が良い。放熱台座の空洞303には、ファン付のモータが収納され、ファン付モータ固定用底板304をネジ等でアルミニウム製放熱台座の下端部に取りつける。
円筒状の遮光板構造物400は、薄いステンレスでできており、口金基準面401、口金の位置決めと取り付けのための部材402、円筒状の遮光板構造物403、遮光板構造物の頭部分404から成り、発光ダイオードが発する光線のうち、所定方向のものを遮蔽する作用を有する。銅板100、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200、アルミニウム製放熱台座300、円筒状の遮光板構造物400を組み合わせると第1図の右に示す形状となる。
本発明において、固定方法は熱伝導性の接着剤により固定しても良く、金属ペーストを塗布した後、リベットにより固定しても良く、超音波溶接により、固定しても良い。熱伝導性の優れた接着剤としてはDiemat Inc.製、SK30N、SK60N、SK70N、SK100N、SK100SDN、SK100SFNなどが挙げられる。金属ペーストとしては金ペースト、銀ペースト、銅ペースト、ニッケルペーストなどが知られているが、散熱性や経済性から見ると銀ペーストが好ましい。銀ペーストの例としてはCT212M,CT284R、CT285(京セラケミカル(株))、TB3300シリーズ((株)スリーボンド)などが挙げられる。
これらの固定方法の中では超音波溶接による固定は発光ダイオードユニットを不用な物質
の介在が無く、直接固定することができ、また、接着剤の塗布工程や金属ペーストの塗布
工程およびねじ止め工程を省略することができるので、最も好ましい。
当然、接着剤や金属ペーストによる固定と超音波溶接を併用することもできる。また、
超音波溶接による固定を行った後、ねじ止めにより固定しても良い。
発光ダイオードの電力供給線は、図示していないが、銅板100に沿わせて配置することができる。通常は、電線を用いるが、導電性フィルムや導電性薄膜を用いることも可能である。
放熱台座300に設ける放熱フィンは、薄い板状のものが、光軸に平行に支柱から突出し
たものや、光軸に対して直角の板状の突出したものや、光軸に対して直角に棒状の突出し
たものが、想起されるが、いずれのものでも可能である。
本発明において、熱伝導性を高めるために必要により、金属ペーストを用いても良い。金属ペーストとしては金ペースト、銀ペースト、銅ペースト、ニッケルペーストなどが
知られているが、散熱性や経済性から見ると銀ペーストが好ましい。銀ペーストの例とし
ては、CT212M,CT284R、CT285(京セラケミカル(株))、TB3300シリーズ((株)スリーボンド)などが挙げられる。
発光ダイオードの電力供給電線、及び冷却用ファンのモータの電力供給電線は、図示さ
れていないが、電線、導電性フィルム、導電性薄板等いずれのものでもよい。
接続も、コネクタで結線してもよいし、カバーで一体的に固着と同時に結線するタイプ
でもよい。
発光ダイオオードの基板温度は、約80℃以下に保持されるのが、理想であり、100℃以上になると、明るさの低下および発光ダイオードの寿命が短くなる。
したがって、約80℃以下に基板が保持されるよう、放熱フィンのフィン、冷却ファン
等を考慮して設計されなければならない。
本発明の実施例を示す。
図2において、5.2mm×5.2mmのハイビーム用発光ダイオード102とロービーム用の発光ダイオード101を搭載したプリント配線基板103を張り付けた銅板100<材質銅C1100>を用意した。銅板は厚さ1mm、横14mm×縦32mmであり、発光ダイオード(LED)が搭載されているの裏側の銅面を、熱伝導性接着剤(Diemat Inc.製、SK60N)を用いて、アルミニウム<材質アルミ6063>で一体成型された熱伝導棒200の銅板取り付け平面204に接着した。同様にもう一組の5.2mm×5.2mmのハイビーム用発光ダイオード102とロービーム用の発光ダイオード101を搭載したプリント配線基板103を張り付けた銅板100を用意し、熱伝導棒200の銅板取り付け平面204に接着した。
熱伝導棒200は、アルミニウムを用いて図6に示される寸法で作成した。
図2に示すように、熱伝導棒200の上端と下端の円柱の直径は、19.7mmとした。
アルミニウム製放熱台座300は、図4に示される寸法で作成した。
アルミニウム製放熱台座300の口金301に熱伝導棒200の下端の円柱202を圧入する。アルミニウム製放熱台座300の下端の外径は43mmであり、上端の外径は29mmとした。アルミニウム製放熱台座300の下端から熱伝導棒200の上端円柱201の端面までの長さは82.9mmであった。アルミニウム製放熱台座300の空洞303にファン付モータを収納した後、放熱台座300の下端に厚さ3mm、直径43.5mmのファン付モータ固定用底板304で固定する。
さらに、遮光板構造物400は、ステンレスを用いて、図7及び図8に示される寸法で円筒状の遮光板構造物403と硬質樹脂で作成された口金の位置決めと取り付けのための部材402と遮光板構造物の頭部分404を作成し、さらに図9に示される寸法で作成した口金基準面401を組み込んで、作成されたステンレス製の円筒状の遮光板構造物400を、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200の上端の円柱201、下端の円柱202の外周かぶせた。
全体の寸法は、ファン付モータ固定用底板304から遮光板構造物の頭部分404までの寸法は98.2mm、下端のファン付モータ固定用底板304の直径43.5mm、口金401の最大径が46.5mmのダブル型高輝度LED前照灯を作成した。
図3に示すように、口金基準面からハイビーム用発光ダイオード102の中心までの距離は26.0mmであり、ロービーム用の発光ダイオード101の中心までの距離は31.2mmであった。
実施例1において、発光ダイオード(LED)が搭載されている銅板面の裏側を、熱伝導性接着剤(Diemat Inc.製、SK60N)を用いて、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200の銅板取り付け平面204に接着するのに変えて、接着剤を用いずに、プリント配線基板103を張り付けた銅板100を2枚用意し、銅板の穴105と銅板取り付け平面204にある取り付け孔205の位置を合わせて、銅板の裏面<発光ダイオード(LED)が搭載されていない面>に銀ペーストを塗布した後、銅板取り付け平面204を挟んで、リベットで取り付けた。
実施例1において、熱伝導棒200の材質をダイキャストアルミADC12に変えたほかは実施例1と同じことを行った。
実施例2において、熱伝導棒200の材質をダイキャストアルミADC12に変えたほかは実施例2と同じことを行った。
(比較例1)
実施例2において、発光ダイオード(LED)が搭載されている銅板100に変えて、アルミ6063を用いたアルミ板を用いた。
(比較例2)
比較例1において、アルミ6063製の熱伝導棒の材質を、ダイキャストアルミADC12に変えたほかは比較例1と同じことを行った。
本発明のダブル型高輝度LED前照灯の特性を表1に示す。
Figure 0005911184
ダブル型高輝度LED前照灯に通電後、30分後のLEDチップの付近のプリント配線基板温度を測定した。
本発明のダブル型高輝度LED前照灯は、冷却構造が簡単で、安価にダブル型高輝度LED前照灯を大量生産することができ、その利用範囲が広いため産業上極めて利用可能性が高いものである。
100 銅板
101 ロービーム用発光ダイオード(LED)
102 ハイビーム用発光ダイオード(LED)
103 プリント配線基板
104 接続端子
105 取り付け孔
200 アルミニウムで一体成型された熱伝導棒
201 上端円柱部
202 下端円柱部
203 板状中間部
204 銅板取り付け平面
205 取り付け孔
300 アルミニウム製放熱台座
301 放熱台座口金
302 放熱フィン
303 空洞
304 ファン付モータ固定用底板
400 円筒状の遮光板構造物
401 口金基準面
402 口金の位置決めと取り付けのための部材
403 円筒状の遮光板構造物
404 遮光板構造物の頭部分

Claims (5)

  1. ハイビーム用発光ダイオード102とロービーム用発光ダイオード101の2個の発光ダイオードを搭載したプリント配線基板103を張り付けた2枚の銅板100と、アルミニウムで一体成型された熱伝導棒200と、アルミニウム製放熱台座300と円筒状の遮光板構造物400を有するダブル型高輝度LED前照灯であって、前記熱伝導棒200は、上端201と下端202が円柱で、円柱と円柱のほぼ中心部に板状中間部203を有し、前記板状中間部203に設けられた銅板取付け平面204裏表前記銅板100それぞれ1枚づつ取り付けられており前記熱伝導棒下端円柱部202の外周部を、放熱フィン302を有し中心部が空洞になっているアルミニウム製放熱台座300の口金301円周面に圧入嵌合させ、さらに、当該熱伝導棒200の上端201と下端202の円柱に、円筒状の遮光板構造物400をかぶせ所定の光線を遮断するダブル型高輝度LED前照灯。
  2. 前記銅板取り付け平面204の厚さが2mm以下であり、熱伝導性接着剤若しくはリベットを介して前記銅板が取り付けられ、発光ダイオード1辺の長さが5〜7mmである請求項1に記載のダブル型高輝度LED前照灯。
  3. 前記ハイビーム用発光ダイオード102前記ロービーム用発光ダイオード101とを直列につないだ請求項1又は請求項2に記載のダブル型高輝度LED前照灯。
  4. 熱伝導ペーストを介して、前記プリント配線基板と前記銅板が取り付けられ当該銅板の厚さが1mm以下であり、かつ、圧力が1t/cm 以上で、熱伝導棒下端の円柱部202が、アルミニウム製放熱台座の口金301に圧入された請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のダブル型高輝度LED前照灯。
  5. 前記熱伝導棒200のアルミニウムが、アルミ6063であり、前記プリント配線基板を張り付けた前記銅板がC1100である請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のダブル型高輝度LED前照灯。

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