JP5910163B2 - 部品内蔵樹脂多層基板およびその製造方法 - Google Patents
部品内蔵樹脂多層基板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5910163B2 JP5910163B2 JP2012041660A JP2012041660A JP5910163B2 JP 5910163 B2 JP5910163 B2 JP 5910163B2 JP 2012041660 A JP2012041660 A JP 2012041660A JP 2012041660 A JP2012041660 A JP 2012041660A JP 5910163 B2 JP5910163 B2 JP 5910163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- built
- resin layer
- resin
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims description 228
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims description 228
- 239000000758 substrate Substances 0.000 title claims description 69
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 37
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 72
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 25
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000011889 copper foil Substances 0.000 description 4
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 2
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 2
- 229910020836 Sn-Ag Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910020988 Sn—Ag Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Description
(構成)
図1を参照して、本発明に基づく実施の形態1における部品内蔵樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における部品内蔵樹脂多層基板101の断面図を図1に示す。部品内蔵樹脂多層基板101は、第1樹脂層21および第2樹脂層22を含む複数の樹脂層2が積層されることによって形成された樹脂構造体3と、第1樹脂層21に取り囲まれるようにして樹脂構造体3の内部に埋め込まれて配置された内蔵部品4とを備える。第2樹脂層22の一部が、第1樹脂層21の側へと折れ曲がって厚み方向に入り込んで壁状部5をなしている。壁状部5は内蔵部品4の側方に位置する。壁状部5の少なくとも一方の表面には第1導体層61が設けられている。部品内蔵樹脂多層基板101の内部には、導体パターン7が設けられ、導体パターン7同士を接続するように、または、導体パターン7と内蔵部品4とを接続するように、ビア導体6が設けられている。樹脂構造体3の下側表面には外部電極18が設けられ、上側表面には外部電極19が設けられている。外部電極18,19は導体パターン7のうち、最外表面に露出したものである。外部電極18,19はそれぞれビア導体6によって樹脂構造体3の内部の導体パターン7と接続されている。
本実施の形態では、第2樹脂層22の一部が、第1樹脂層21の側へと折れ曲がって厚み方向に入り込んで内蔵部品4の側方に位置するように壁状部5をなしており、なおかつ、壁状部5の少なくとも一方の表面には第1導体層61が設けられているので、壁状部5に設けられた第1導体層61が内蔵部品4の側方のシールド部材としての役割を果たす。本実施の形態では、このような構成によって内蔵部品4の側方のシールドをするので、効率良くシールド性を高めた構成とすることができる。
図3〜図22を参照して、本実施の形態における部品内蔵樹脂多層基板の製造方法について説明する。この部品内蔵樹脂多層基板の製造方法のフローチャートを図3に示す。この部品内蔵樹脂多層基板の製造方法は、部品内蔵樹脂多層基板の製造方法であって、内蔵部品を支持するための下部樹脂層を配置する工程S1と、前記内蔵部品を収容するための第1開口部および前記内蔵部品の側方に位置するように壁状部を受け入れるための第2開口部を有する第1樹脂層を前記下部樹脂層の上側に積み重ねて配置する工程S2と、前記第1開口部に前記内蔵部品を挿入する工程S3と、第1導体層が設けられかつ前記壁状部となるべき部分が折れ曲がることができるように切込みが形成された第2樹脂層を前記第1樹脂層の上側に積み重ねる工程S4と、前記第2樹脂層の、前記第1導体層が設けられかつ前記壁状部となるべき部分を、前記第1樹脂層の側へと折り曲げて前記第2開口部に挿入することによって前記壁状部とする工程S5と、前記第1樹脂層および前記第2樹脂層を含む積層体を加熱しながら加圧する工程S6とを含む。後述するように、工程S5は省略することができる。
まず、図4に示すような樹脂層20uを用意する。樹脂層20uは、ビア導体6と導体パターン7とを有する。樹脂層20uの下面に設けられた導体パターン7は外部電極18となる。樹脂層20uは、導体箔付き樹脂シートを用い、レーザ光の照射などによってビア孔をあけ、ビア孔に導体ペーストを充填することによって、作製することができる。
(構成)
本発明に基づく実施の形態2における部品内蔵樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における部品内蔵樹脂多層基板102の断面図を図23に示す。
本実施の形態では、壁状部5が樹脂層群8にまたがるように配置されており、壁状部5の少なくとも一方の表面には第1導体層61が設けられているので、壁状部5に設けられた第1導体層61が内蔵部品4wの側方のシールド部材としての役割を果たす。本実施の形態では、このような構成によって内蔵部品4wの側方のシールドをするので、効率良くシールド性を高めた構成とすることができる。
(製造方法)
図24、図25を参照して、本実施の形態における部品内蔵樹脂多層基板の製造方法について説明する。図4、図5に示す工程までは、実施の形態1と同じである。図5に示した状態からさらに、図24に示すように第1開口部31および第2開口部32を有する樹脂層2を必要な数だけ積み重ねる。このとき積み重ねる樹脂層2の中には第1樹脂層21が含まれる。図25に示すように、樹脂層群8によって深く形成された第1開口部31に内蔵部品4wを挿入する。実施の形態1で図9〜図14を参照して説明したのと同様の方法により予め第2樹脂層22を作製しておく。本実施の形態では、第2樹脂層22を作製する際に形成する切込みは、壁状部に求められる深さに応じて副辺を長くした形状で形成すべきである。
(構成)
本発明に基づく実施の形態3における部品内蔵樹脂多層基板について説明する。本実施の形態における部品内蔵樹脂多層基板103の断面図を図29に示す。
本実施の形態では、壁状部5に設けられた第1導体層61による側方のシールドの他に上方被覆部28に設けられた第2導体層62による上方のシールドもすることができるので、内蔵部品に関してより確実なシールドをすることができる。特に第2樹脂層22という同一の樹脂層2の表面にある導体箔をパターニングすることによって、第1導体層61と第2導体層62との両方を同時に作製することができ、第2樹脂層22を積み重ねることによって配置することができるので、余分な工程を増やすことなく上方のシールド部材を得ることができる。
Claims (5)
- 第1樹脂層および第2樹脂層を含む複数の樹脂層が積層されることによって形成された樹脂構造体と、
前記第1樹脂層に取り囲まれるようにして前記樹脂構造体の内部に埋め込まれて配置された内蔵部品とを備え、
前記第1樹脂層は、前記内蔵部品を収容するための第1開口部および前記内蔵部品の側方に位置するように壁状部を受け入れるための第2開口部を有し、
前記第2樹脂層の一部が、前記第1樹脂層の側へと折れ曲がって厚み方向に前記第2開口部に入り込んで壁状部をなしており、前記壁状部は前記内蔵部品の側方に位置し、前記壁状部の少なくとも一方の表面には第1導体層が設けられている、部品内蔵樹脂多層基板。 - 上から見たときに前記内蔵部品の周囲を取り囲むように前記壁状部が設けられている、請求項1に記載の部品内蔵樹脂多層基板。
- 前記内蔵部品は前記複数の樹脂層のうち前記第1樹脂層を含む2以上の樹脂層である樹脂層群にまたがって配置されており、前記壁状部は前記樹脂層群にまたがるように配置されている、請求項1または2に記載の部品内蔵樹脂多層基板。
- 前記第2樹脂層は、前記内蔵部品の上方において前記内蔵部品の少なくとも一部に重なるように配置された上方被覆部を含み、前記上方被覆部には、上から見たときに前記内蔵部品の少なくとも一部に重なるように第2導体層が設けられている、請求項1から3のいずれかに記載の部品内蔵樹脂多層基板。
- 部品内蔵樹脂多層基板の製造方法であって、
内蔵部品を支持するための下部樹脂層を配置する工程と、
前記内蔵部品を収容するための第1開口部および前記内蔵部品の側方に位置するように壁状部を受け入れるための第2開口部を有する第1樹脂層を前記下部樹脂層の上側に積み重ねて配置する工程と、
前記第1開口部に前記内蔵部品を挿入する工程と、
第1導体層が設けられかつ前記壁状部となるべき部分が折れ曲がることができるように切込みが形成された第2樹脂層を前記第1樹脂層の上側に積み重ねる工程と、
前記第1樹脂層および前記第2樹脂層を含む積層体を加熱しながら加圧する工程とを含む、部品内蔵樹脂多層基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041660A JP5910163B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 部品内蔵樹脂多層基板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012041660A JP5910163B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 部品内蔵樹脂多層基板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013179144A JP2013179144A (ja) | 2013-09-09 |
JP5910163B2 true JP5910163B2 (ja) | 2016-04-27 |
Family
ID=49270535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012041660A Expired - Fee Related JP5910163B2 (ja) | 2012-02-28 | 2012-02-28 | 部品内蔵樹脂多層基板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5910163B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015194373A1 (ja) * | 2014-06-18 | 2015-12-23 | 株式会社村田製作所 | 部品内蔵多層基板 |
KR102139755B1 (ko) | 2015-01-22 | 2020-07-31 | 삼성전기주식회사 | 인쇄회로기판 및 그 제조방법 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432780Y2 (ja) * | 1986-05-14 | 1992-08-06 | ||
JP2003168862A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-13 | Fujikura Ltd | 銅張積層板、フレキシブルプリント回路及びこれらの製造方法 |
JP4024188B2 (ja) * | 2003-07-16 | 2007-12-19 | 大日本印刷株式会社 | 半導体チップ内蔵配線板の製造方法 |
JP2006156482A (ja) * | 2004-11-25 | 2006-06-15 | Sony Corp | 回路モジュール体及びその製造方法 |
JP2006344887A (ja) * | 2005-06-10 | 2006-12-21 | Mitsubishi Electric Corp | プリント配線板およびその製造方法 |
JP2009218441A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Denso Corp | 多層回路基板およびその製造方法 |
-
2012
- 2012-02-28 JP JP2012041660A patent/JP5910163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013179144A (ja) | 2013-09-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101208379B1 (ko) | 배선판과 그 제조 방법 | |
JP4021472B1 (ja) | フレックスリジッド配線板及びその製造方法 | |
JP6098217B2 (ja) | 回路基板およびその製造方法 | |
JP5610064B2 (ja) | 部品内蔵樹脂基板およびその製造方法 | |
US10039184B2 (en) | Circuit board structure and manufacturing method thereof | |
JP5539800B2 (ja) | 配線基板の中間製品及び配線基板の製造方法 | |
CN209949596U (zh) | 多层基板 | |
JP5066461B2 (ja) | 配線構造及び多層プリント配線板。 | |
US8058561B2 (en) | Circuit board and manufacturing method thereof | |
JP5910163B2 (ja) | 部品内蔵樹脂多層基板およびその製造方法 | |
JP5471104B2 (ja) | フレキシブル配線基板 | |
TW201703592A (zh) | 印刷電路板及製造印刷電路板之方法 | |
JP6562076B2 (ja) | 樹脂基板、部品搭載樹脂基板およびその製造方法 | |
JP5741975B2 (ja) | 樹脂多層基板 | |
JP6307844B2 (ja) | プリント配線板 | |
JP2009283689A (ja) | 部品内蔵配線板の製造方法、部品内蔵配線板 | |
JP5668866B2 (ja) | 部品内蔵樹脂基板 | |
JP5516830B2 (ja) | 部品内蔵樹脂基板 | |
JP5618029B2 (ja) | 樹脂多層基板およびその製造方法 | |
JP4657870B2 (ja) | 部品内蔵配線板、部品内蔵配線板の製造方法 | |
KR101283164B1 (ko) | 인쇄회로기판 및 그의 제조 방법 | |
JP2012209383A (ja) | 多層基板およびその製造方法 | |
JP2008016672A (ja) | 多層フレキシブルプリント配線板の製造方法 | |
JP6089614B2 (ja) | 樹脂多層基板 | |
WO2013002035A1 (ja) | 部品内蔵基板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150825 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160301 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5910163 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |