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JP5998646B2 - 粉体収容容器および画像形成装置 - Google Patents

粉体収容容器および画像形成装置 Download PDF

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JP5998646B2 JP2012123766A JP2012123766A JP5998646B2 JP 5998646 B2 JP5998646 B2 JP 5998646B2 JP 2012123766 A JP2012123766 A JP 2012123766A JP 2012123766 A JP2012123766 A JP 2012123766A JP 5998646 B2 JP5998646 B2 JP 5998646B2
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Description

本発明は、粉体収容容器および画像形成装置に関する。
トナーを収容する容器本体と、容器本体の外面に設けられた開口部をスライドにより開閉する第1の蓋体と、容器本体の外面に設けられた案内片によって懸架され容器本体の抜き出しに連動して第1の蓋体の底部と非接触の状態を保ちつつスライドしながら第1の蓋体を囲っていく第2の蓋体と、を有するトナーカートリッジが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−128230号公報
本発明の目的は、粉体収容容器が落下した場合等に、覆い部材に衝撃が加わることを低減させることにある。
請求項1に記載の発明は、開口が形成された開口面と、前記開口面と交差する面であって前記開口面と接続する第1の側面と、前記開口を挟んで前記第1の側面と対向し前記開口面と接続する第2の側面と、を有し、内部に粉体が収容された収容容器本体と、前記開口を覆うことを可能とされ、前記開口を覆った状態で前記第1の側面側に位置する側辺が、前記第1の側面よりも前記第2の側面から離れた位置となるように移動可能に設けられた覆い部材と、前記第1の側面から前記第2の側面から離れる方向に突出するとともに先端に頂部を有し、前記覆い部材の移動方向と交差する方向において前記覆い部材の位置と前記頂部とが重なるとともに、前記覆い部材の前記側辺よりも前記第2の側面から離れた位置に前記頂部が位置するように設けられた突出部と、を備え、前記覆い部材の移動方向と交差する方向において、前記第1の側面には、第1の面と前記第1の面よりも前記第2の側面側に位置する他の面とが設けられ、前記突出部は、前記他の面から突出する粉体収容容器である。
請求項に記載の発明は、前記第1の面の延長面上に、前記頂部が位置する請求項に記載の粉体収容容器である。
請求項に記載の発明は、開口が形成された開口面と、前記開口面と交差する面であって前記開口面と接続する第1の側面と、前記開口を挟んで前記第1の側面と対向し前記開口面と接続する第2の側面と、を有し、内部に粉体が収容された収容容器本体と、前記開口を覆うことを可能とされ、前記開口を覆った状態で前記第1の側面側に位置する側辺が、前記第1の側面よりも前記第2の側面から離れた位置となるように移動可能に設けられた覆い部材と、前記第1の側面から前記第2の側面から離れる方向に突出するとともに先端に頂部を有し、前記覆い部材の移動方向と交差する方向において前記覆い部材の位置と前記頂部とが重なるとともに、前記覆い部材の前記側辺よりも前記第2の側面から離れた位置に前記頂部が位置するように設けられた突出部と、前記開口面と垂直な方向に突出する第2の突出部と、前記第2の突出部を前記開口面から離れる方向に付勢する付勢手段と、を備えた粉体収容容器である。
請求項に記載の発明は、前記第2の突出部は、前記垂直な方向において前記覆い部材よりも前記開口面から離れる方向に突出している請求項に記載の粉体収容容器である。
請求項に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成部を備えた装置本体と、前記装置本体に装着され、前記画像形成部で用いられる粉体を収容する粉体収容容器と、を備え、前記粉体収容容器が、請求項1乃至の何れかに記載の粉体収容容器である画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、突出部を有していない場合に比較して、粉体収容容器が落下した場合等に、覆い部材に衝撃が加わることを低減させることができ、また、突出部が第1の面に設けられている場合に比べ、粉体収容容器の幅寸法を小さくすることができる。
請求項の発明によれば、第1の側面を下にして粉体収容容器が床面に向かって落下した場合等に、第1の面と突出部の2箇所を接触させることができるようになる。
請求項の発明によれば、突出部を有していない場合に比較して、粉体収容容器が落下した場合等に、覆い部材に衝撃が加わることを低減させることができ、また、第2の突出部を有していない場合に比較して、開口面を下にして粉体収容容器が落下した際に粉体収容容器に加わる衝撃を緩和することができる。
請求項の発明によれば、開口面を下にして粉体収容容器が床面に向かって落下した場合等に、覆い部材より先行して第2の突出部が床面に接触する。
請求項の発明によれば、粉体収容容器が落下した場合等に覆い部材に衝撃が加わることが低減した粉体収容容器を用いて画像形成を行う画像形成装置を提供できる。
本実施形態の画像形成装置の全体構成を示した図である。 イエローのトナーを収容したトナーカートリッジを上方から眺めた場合の斜視図である。 底板側からトナーカートリッジを眺めた場合の斜視図である。 トナーカートリッジの第2側壁側且つ底板側からトナーカートリッジを眺めた場合の斜視図である。 トナーカートリッジの底板側から突起等を眺めた場合の図である。 第3側壁側からトナーカートリッジを眺めた場合の図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置10の全体構成を示した図である。
同図に示すように、本実施形態の画像形成装置10には、装置本体10Aの内部に、受信した画像データに対して予め定められた画像処理を行う画像処理部12が設けられている。また、本実施形態では、画像処理部12から画像データを受け取りレーザ光LBによる露光を行う露光装置14が設けられている。
また、露光装置14の上方には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する4つの画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kが設けられている。ここで、画像形成部の一部として機能するこの4つの画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kは、水平方向に対して傾斜した方向に並ぶように配置されている。また、4つの画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kは、装置本体10Aに対する着脱が可能な状態で設けられている。
画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kの各々は、予め定められた速度で回転する円柱状の感光体ドラム18、感光体ドラム18の外周面を帯電する帯電部材20、露光装置14による露光によって感光体ドラム18上に形成された静電潜像を粉体の一例としてのトナーを用いて現像する現像装置22、感光体ドラム18に接触し感光体ドラム18に付着しているトナーなど除去するドラムクリーナ(不図示)を備えている。また、本実施形態の画像形成装置10には、画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kの各々に設けられた現像装置22に対してトナーを供給するトナー供給装置68が設けられている。
ここで、トナー供給装置68には、イエロー、マゼンタ、シアン、黒のトナーをそれぞれ収容した4つのトナーカートリッジ68Y,68M,68C,68Kが設けられている。また、トナー供給装置68には、トナーカートリッジ68Y,68M,68C,68Kの各々に収容されたトナーを対応する現像装置22へ搬送する第1搬送管69Y、第2搬送管69M、第3搬送管69C、第4搬送管69Kが設けられている。
なお、本実施形態では、4つのトナーカートリッジ68Y,68M,68C,68Kの各々を、図中矢印1Aに示す方向に移動させることで装置本体10Aから取り外せるようになっている。また、4つのトナーカートリッジ68Y,68M,68C,68Kの各々を、図中矢印1Bに示す方向に移動させることで装置本体10Aに対して装着できるようになっている。なお、装置本体10Aには不図示の開閉カバーが設けられており、トナーカートリッジ68Y,68M,68C,68Kの取り外しおよび装着がなされる際には、この開閉カバーが開けられる。
露光装置14には、4つの半導体レーザ(不図示)が設けられているおり、これらの半導体レーザから、レーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kが画像データに応じて出射される。なお、半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、シリンドリカルレンズを介して回転多面鏡であるポリゴンミラー26に出射され、このポリゴンミラー26によって偏向走査される。そして、ポリゴンミラー26によって偏向走査されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、結像レンズ(不図示)および複数枚のミラーを介して、感光体ドラム18上の露光ポイントに対して斜め下方から当てられる。
また、本実施形態では、画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kの上方に、転写ユニット21が設けられている。この転写ユニット21には、無端状に形成され予め定められた経路に沿って循環移動を行う中間転写ベルト32、中間転写ベルト32の内側に配置され中間転写ベルト32を図中時計回り方向に回転駆動させる駆動ロール36、中間転写ベルト32の内側から中間転写ベルト32に押し付けられ中間転写ベルト32に張力を付与する張力付与ロール40、張力付与ロール40よりも図中上方に配置され中間転写ベルト32からの駆動力を受け回転を行う従動ロール66が設けられている。また、本実施形態では、中間転写ベルト32上に付着しているトナーなどの除去を行うベルトクリーナ(不図示)が設けられている。
また、転写ユニット21には、中間転写ベルト32の内側に、中間転写ベルト32を挟んで感光体ドラム18に対向配置される一次転写ロール34Y,34M,34C,34Kが設けられている。ここで、一次転写ロール34Y,34M,34C,34Kの各々は、画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kの各々に設けられた感光体ドラム18上のトナー像を、中間転写ベルト32上に転移させる。これにより、中間転写ベルト32上には、イエローのトナー像、マゼンタのトナー像、シアンのトナー像、黒のトナー像の4つのトナー像が重ねられたトナー像が形成される。
また、本実施形態では、中間転写ベルト32を挟み従動ロール66の対向位置に、二次転写ロール42が設けられている。中間転写ベルト32上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト32によって二次転写ロール42が設けられている箇所まで搬送される。そして、このトナー像は、二次転写ロール42と従動ロール66とが互いに圧接している二次転写部Tpにて、搬送されてきた用紙Pに転写される。また、本実施形態では、二次転写部Tpよりも用紙Pの搬送方向における下流側に、用紙Pに転写されたトナー像を熱および圧力を用いてこの用紙Pに定着する定着装置44が設けられている。さらに、定着装置44の下流側には、定着処理が終了した用紙Pを装置本体10Aの上部に排出する排出ロール46が設けられている。
また、本実施形態では、複数枚の用紙Pを収容する用紙収容部50、用紙収容部50に収容されている用紙Pのうちの最上位の用紙Pに接触しこの用紙Pを送り出す送り出しロール52、送り出しロール52により送り出された用紙Pを一枚ずつ分離して搬送する搬送ロール54が設けられている。さらに、搬送ロール54の下流側には、上記二次転写部Tpに向けて用紙Pをさらに搬送する搬送ロール58が設けられている。また、本実施形態では、片面にトナー像を定着された用紙Pを両面用搬送経路62に搬送する搬送ロール60が設けられている。ここで、両面用搬送経路62へ送り込まれた用紙Pは、表裏が反転された状態で二次転写部Tpに再び供給される。これにより、用紙Pの両面に画像が形成される。
ここで、本実施形態の画像形成装置10にて画像形成がなされる際には、例えば原稿読み取り装置(不図示)にて取得された画像データや、図示しないパーソナルコンピュータ等にて形成された画像データが、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットのデータとして画像処理部12に入力される。画像処理部12では、入力されたデータに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の予め定められた画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色の階調データに変換され、露光装置14に出力される。
露光装置14には、上記のとおり、4つの半導体レーザ設けられており、これらの半導体レーザから、レーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kが階調データに応じて出射される。なお、半導体レーザから出射されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、シリンドリカルレンズを介して回転多面鏡であるポリゴンミラー26に出射され、このポリゴンミラー26によって偏向走査される。そして、ポリゴンミラー26によって偏向走査されたレーザ光LB−Y,LB−M,LB−C,LB−Kは、感光体ドラム18に照射される。
これにより、感光体ドラム18の表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kに設けられた現像装置22によって、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナー像として現像される。そして、画像形成ユニット16Y,16M,16C,16Kの感光体ドラム18上に形成されたトナー像は、一次転写ロール34Y,34M,34C,34Kによって中間転写ベルト32上に転写される。
一方、用紙Pを搬送する用紙搬送系では、送り出しロール52が回転し、用紙収容部50から用紙Pが送り出される。そして、搬送ロール54により一枚ずつ分離された用紙Pは、搬送ロール58まで搬送され、一旦、停止される。その後、トナー像が形成された中間転写ベルト32の移動タイミングに合わせて搬送ロール58が回転し、用紙Pは、従動ロール66と二次転写ロール42とによって形成される二次転写部Tpに搬送される。
そして、二次転写部Tpにおいて、中間転写ベルト32に形成されているトナー像が、圧接力および二次転写部Tpにて形成されている電界によって、用紙P上に順次、転写される。その後、トナー像が転写された用紙Pは、定着装置44にて定着処理を受けた後、排出ロール46によって装置本体10Aの上部に排出される。なお、用紙Pの両面に画像が形成される際には、両面用搬送経路62へ用紙Pが送り込まれることで二次転写部Tpへ用紙Pが再び搬送され、用紙Pのもう一方の面に画像が形成される。
ここで、トナー供給装置68に設けられたトナーカートリッジ68Y,68M,68C,68Kについて詳細に説明する。
図2は、イエローのトナーを収容したトナーカートリッジ68Yを上方から眺めた場合の斜視図である。なお、トナーカートリッジ68M,68C,68Kは、トナーカートリッジ68Yと同様に構成されており、トナーカートリッジ68M,68C,68Kについての説明は省略する。
同図に示すように、粉体収容容器の一例としてのトナーカートリッジ68Yは、直方体状に形成されている。また、トナーカートリッジ68Yは、装置本体10Aに装着される際、図中矢印2Aに示す方向に押圧されることで装置本体10Aに装着される。また、本実施形態のトナーカートリッジ68Yは、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに装着される際の装着方向(図中矢印2Aに示す方向)と直交する方向(図中矢印2Bに示す方向)に延び長尺状に形成されている。
さらに、トナーカートリッジ68Yには、トナー収容部400と蓋部材500とにより構成された容器本体(カートリッジ本体)が設けられている。ここで、トナー収容部400は、箱状に形成されているとともに上部に矩形状の開口を備えている。また、蓋部材500は、トナー収容部400の上部に取り付けられるとともに矩形状に形成されトナー収容部400の上部に形成された開口を塞ぐ。なお、トナーカートリッジ68Yの内部へのトナーの収容は、トナーカートリッジ68Yの側面に設けられた開口510を通じてトナーカートリッジ68Yの内部にトナーを供給することで行われる。
付言すると、トナー収容部400に対して蓋部材500が装着された後に、開口510を通じてトナーを供給し、トナーカートリッジ68Y内へのトナーの収容を行う。ここで、トナーカートリッジ68Yの内部へのトナーの供給が終了した後、この開口510は塞がれる。なお、開口510の隣にはもう一つ、開口570が設けられおり、開口510を通じトナーカートリッジ68Yの内部へトナーが供給される際、この開口570を通じ、トナーカートリッジ68Yの内部の空気が排出される。なお、この開口570も、トナーカートリッジ68Y内へのトナーの供給が終了した後に塞がれる。
トナー収容部400には、トナーカートリッジ68Yの長手方向に沿って延びるように配置されるとともにトナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに装着される際の装着方向(矢印2Aに示す方向)における下流側に配置された第1の側面として機能する第1側壁401が設けられている。また、トナーカートリッジ68Yの長手方向に沿って延びるように配置されるとともに第1側壁401の対向位置に配置された第2の側面として機能する第2側壁402が設けられている。ここで、第1側壁401と第2側壁402との間に、後述のトナー排出口405Aが設けられている。
さらに、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに装着される際の装着方向(矢印2Aに示す方向)に沿って配置される第3側壁403、この第3側壁403の対向位置に配置された第4側壁404が設けられている。また、トナー収容部400には、矩形状に形成され第1側壁401〜第4側壁404の各々の下端部に接続された底板405が設けられている。ここで、この底板405も、矩形状に形成され且つトナーカートリッジ68Yの長手方向に沿って延びるように配置されている。また、底板405には、矩形状に形成されトナーの排出に用いられるトナー排出口405Aが形成され、開口面の一例として機能している。なお、第1側壁401〜第4側壁404および底板405は、一体で形成されトナー収容部400を構成している。
一方で、蓋部材500は、上記のとおり矩形状に形成されている。また、蓋部材500には、トナーカートリッジ68Yの外部の空気を内部に取り込むための貫通孔530が形成されている。ここで、トナーカートリッジ68Yの内部のトナーが排出されるとトナーカートリッジ68Yの内部の圧力が低下しトナーが排出されにくくなる。本実施形態では、貫通孔530を通じてトナーカートリッジ68Yの内部に空気を供給し、トナーが排出されやすくしている。
また、本実施形態では、貫通孔530からのトナーの漏れ出しを防止するため、貫通孔530よりも内側に、空気は通過させるがトナーの通過は規制するフィルタ540が設けられている。ここで、このフィルタ540は、不織布、織物、編物などにより形成される。なお、フィルタ540の素材は特に限定されず、天然繊維、化学繊維などを用いることができる。さらに、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yの内部に収められ、トナーカートリッジ68Y内のトナーをトナー排出口405Aまで搬送する搬送部材(不図示)が設けられている。
図3は、底板405側からトナーカートリッジ68Yを眺めた場合の斜視図である。
トナーカートリッジ68Yの底板405には、上記にて説明した通り、トナーの排出に用いられるトナー排出口405Aが形成されている。また、この底板405は、トナーカートリッジ68Yの長手方向に沿う縁部405Bを有している。ここで、底板405に対して交差(直交)する第1側壁401は、この縁部405Bが設けられている箇所にて底板405に接続されており、縁部405Bは底板405と第1側壁401とを滑らかに連続させるように、断面R形状とされている。
また、トナーカートリッジ68Yの底板405には、トナー排出口405Aを覆う覆い部材の一例としてのシャッタ406が設けられている。ここで、本実施形態では、トナー排出口405Aおよびシャッタ406は、底板405の第1側壁401側であって縁部405Bと重なる状態で、トナー排出口405Aが覆われて閉鎖されている。また、シャッタ406は、トナーカートリッジ68Yの短手方向(図中矢印4Aで示す方向、トナーカートリッジ68Yの長手方向と交差(直交)する方向)に沿ってスライド移動可能に設けられている。
なお、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに対して装着される際には、装置本体10Aに設けられた突出部(不図示)に対してシャッタ406が突き当たるようになる。これにより、トナー収容部400に対してシャッタ406が相対的に移動するようになり、トナー排出口405Aが露出する。なお、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aから取り外される際にもシャッタ406の移動経路上に位置する突起(不図示)によりシャッタ406の移動が規制される。これにより、トナー収容部400に対してシャッタ406が相対的に移動し、トナー排出口405Aが閉鎖される。
また、本実施形態では、トナー収容部400の第2側壁402側に、底板405から突出した突出部407が設けられている。ここで、この突出部407は、図中矢印4Bに示すように、トナー収容部400の厚み方向(底板405と垂直な方向)に沿った進退が可能に設けられている。ここで、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに対して装着される際、装置本体10A側に形成された凹部(不図示)に対して、突出部407が入り込む。これにより、トナーカートリッジ68Yを装置本体10Aから取り外す際の取り外し方向へのトナーカートリッジ68Yの移動が規制されるようになる。
また、本実施形態では、底板405に、トナーカートリッジ68Yの短手方向に沿って延びるように設けられ、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに対して装着される際に、装置本体10A側により案内される第1被案内部408Aおよび第2被案内部408Bが設けられている。
ここで、第1被案内部408Aおよび第2被案内部408Bは、底板405から突出するように設けられるとともに、上記のとおりトナーカートリッジ68Yの短手方向に沿って設けられている。また、本実施形態では、第1被案内部408Aと第2被案内部408Bとの間に、トナー排出口405Aおよびシャッタ406が位置している。ここで、第1被案内部408Aは、トナーカートリッジ68Yの長手方向における一端部側に配置されているとともにその断面形状がL字となるように形成されている。また、第2被案内部408Bは、トナーカートリッジ68Yの長手方向における他端部側に配置されているとともにその断面形状がT字となるように形成されている。
また、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yの底板405に、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などにより構成される記憶媒体17が取り付けられている。この記憶媒体17には、トナーカートリッジ68Yの種類を示す情報や、トナーカートリッジ68Yの使用状況に関する情報が格納される。そして、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yが装置本体10Aに装着された際に、不図示の接点が記憶媒体17に接触し、使用状況に関する情報などが記憶媒体17から読み出される。
また、本実施形態では、第1側壁401が、第1部位401A〜第5部位401Eの5つの部位により構成されている。ここで、一の面の一例としての第1部位401Aは、トナー収容部400の長手方向に沿うように配置されるとともに第3側壁403に接続されている。また、第2部位401Bは、第1部位401Aよりも第4側壁404側に設けられるとともにこの第1部位401Aに接続されている。また、第2部位401Bは、第3側壁403側から第4側壁404側に向かうに従い第2側壁402に接近するように傾斜した状態で配置されている。また、第2部位401Bは、一端部が第1部位401Aに接続され他端部が第3部位401Cに接続されている。
また、他の面の一例としての第3部位401Cは、第2部位401Bに接続されるとともに第2部位401Bよりも第4側壁404側に設けられている。また、第3部位401Cは、トナーカートリッジ68Yの長手方向に沿うように配置されている。また、第3部位401Cは、第1部位401Aおよび第2部位401Bよりもトナーカートリッジ68Yの内方側(第2側壁402側)に設けられている。また、第4部位401Dは、第3部位401Cの端部(第4側壁404側の端部)に接続されるとともに第3部位401Cと直交する関係で配置されている。付言すると、第4部位401Dは、第3部位401Cとの接続部を始点として第2側壁402に向かうように形成されている。
第5部位401Eは、第4部位401Dの端部(第2側壁402側の端部)に一端部が接続した状態で設けられるとともに第4側壁404に他端部が接続した状態で設けられている。また、第5部位401Eは、トナーカートリッジ68Yの長手方向に沿うように配置されている。
また、本実施形態では、第1側壁401の第3部位401Cに、この第3部位401Cの表面から離れる方向に向かって突出する突起409が設けられている。ここで、この突起409は、トナーカートリッジ68Yの長手方向における位置が、シャッタ406が設けられている位置と重なるように設けられている。付言すると、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yの長手方向における突起409の位置と、トナーカートリッジ68Yの長手方向におけるシャッタ406の位置とが揃うように、トナーカートリッジ68Yは構成されている。
なお、本実施形態では、上記のように、第3部位401Cに対して突起409を設ける構成としている。この場合、第1部位401Aや第2部位401Bに突起409を設ける場合に比べトナーカートリッジ68Yの幅寸法が小さくなる。また、細長い箱にトナーカートリッジ68Yの長手方向における一端側からトナーカートリッジ68Yを挿入してこのトナーカートリッジ68Yを収容することも考えられるが、この際に、第3部位401Cに突起409が設けられていると、第1部位401Aや第2部位401Bに突起409が設けられている場合に比べ、収容を行う際の作業性がよくなる。
図4は、トナーカートリッジ68Yの第4側壁404側且つ底板405側からトナーカートリッジ68Yを眺めた場合の斜視図である。
上記では説明を省略したが、本実施形態では、トナー収容部400の開口縁に沿って配置されるとともに第1側壁401から突出するように設けられ且つトナー収容部400の外側方向に向かって突出するように設けられた開口側突起410が設けられている。なお、この開口側突起410は、第1側壁401のみならず第2側壁402、第3側壁403、第4側壁404にも設けられ、上記のとおり、トナー収容部400の開口縁に沿って配置されている。
また、本実施形態では、上記にて説明したように、第1側壁401の第3部位401Cに、この第3部位401Cの表面から離れる方向に向かって突出する突起409が設けられている。ここで、この突起409は、四角柱状に形成されるとともに第3部位401Cの表面から突出するように設けられ且つシャッタ406の進退方向に沿うように配置された第1突起409Aと、第1突起409Aと開口側突起410とを接続するように設けられ第3部位401Cの表面から突出した第2突起409Bとから構成されている。
なお、成形時に生じるヒケを防止するため第1突起409Aには肉盗み(肉抜き)が施されている。また、本実施形態では、第1突起409Aが四角柱状に形成されている結果、第1突起409Aには、底板405側に配置された第1側面A1、この第1側面A1とは反対側に配置された第2側面、トナーカートリッジ68Yの厚み方向に沿って配置され第1側面A1と第2側面とを接続する第3側面A3、第3側面A3の反対側に配置された第4側面が設けられている。また、第2突起409Bは、トナーカートリッジ68Yの厚み方向に沿って配置された3つの突起(リブ状の突起)により構成されている。なお、本実施形態では、第1突起409Aを四角柱状に形成した場合を一例に説明したが、第1突起409Aは、円柱状や四角柱以外の他の多角柱とすることもできる。
図5は、トナーカートリッジ68Yの底板405側から突起409等を眺めた場合の図である。
同図に示すように、本実施形態では、側辺406Aは第3部位401Cよりもトナーカートリッジ68Yの短手方向において突出している。突起409を構成する第1突起409Aの頂部(第1突起409Aの突出方向における先端に位置する頂部)の位置と、第1側壁401の第1部位401Aの位置とが揃うように、第1突起409Aおよび第1側壁401が設けられている。付言すると、トナーカートリッジ68Yの短手方向における第1突起409Aの頂部の位置と、トナーカートリッジ68Yの短手方向における第1側壁401の第1部位401Aの位置とが揃うように、第1突起409Aおよび第1側壁401が設けられている。さらに説明すると、本実施形態では、第1部位401Aの延長面であってトナーカートリッジ68Yの長手方向に沿って延びる延長面上に、第1突起409Aの頂部が位置するようにトナーカートリッジ68Yが構成されている。なお、第1突起409Aの頂部の位置と開口側突起410とを比べると、若干第1突起409Aの頂部の位置が短手方向において低く構成されている。
また、本実施形態では、図5に示すように、トナー排出口405Aをシャッタ406が閉鎖した状態で、シャッタ406の側辺406A(第1側壁401の第3部位401Cに沿うように設けられた2つの側辺のうちの突起409に近い側に位置する側辺)が、第3部位401Cよりも、第1突起409Aの頂部に近い側に設けられている。付言すると、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yの底板405側からトナーカートリッジ68Yを眺めた場合に、第3部位401C(縁部405B)よりも外側にシャッタ406の一部が突出する構成となっている。
さらに説明すると、本実施形態では、図5に示すように、第1突起409Aの頂部の方が、シャッタ406の側辺406Aよりも、第1側壁401の第3部位401Cから離れた側に設けられている。付言すると、図5に示すように、トナーカートリッジ68Yの底板405側からトナーカートリッジ68Yを眺めた場合に、シャッタ406の側辺406Aよりも第1突起409Aの頂部の方が、トナーカートリッジ68Yの本体側から離れた箇所に位置している。さらに説明すると、トナーカートリッジ68Yの底板405側からトナーカートリッジ68Yを眺めた場合に、シャッタ406の側辺406Aよりも第1突起409Aの頂部の方が、トナーカートリッジ68Yの第2側壁402(図3参照)から離れた側に位置している。
さらに、本実施形態では、図5に示すように、トナーカートリッジ68Yの短手方向に沿って移動するシャッタ406の移動経路の延長線上に、第1突起409Aが設けられた構成となっている。また、本実施形態では、シャッタ406の移動経路の延長線に沿うように第1突起409Aが形成されている。
図6は、第2側壁402側からトナーカートリッジ68Yを眺めた場合の図である。
同図に示すように、本実施形態のトナーカートリッジ68Yでは、トナーカートリッジ68Yの長手方向において、シャッタ406が設けられている側に、装置本体10Aに対してトナーカートリッジ68Yが着脱される際にユーザにより把持される把持部411が設けられている。
ここで、この把持部411には、第2側壁402から図中手前側方向に向かって突出した突出部411A、突出部411Aに対して進退可能に設けられ(図中矢印6A方向に沿って進退可能に設けられ)ユーザにより操作されるレバー411Bが設けられている。なお、図3にて示した突出部407は、このレバー411Bの一部により構成されている。付言すると、本実施形態では、レバー411Bの下端部が底板405から突出するようになっている。さらに、突出部407は底板405と垂直な方向(図6でいう6A方向)において、シャッタ406よりも底板405から離れる方向に突出している。
また、本実施形態では、レバー411Bの一部を弾性変形させた状態でレバー411Bを取り付け、レバー411Bの弾性変形部にて付勢力を発生させている。本実施形態では、レバー411B自身によって付勢力を発生させているが、コイルスプリングなどの付勢部材により、突出部411Aから離れる方向に向けてレバー411Bを付勢してもよい。
ここで、本実施形態では、図5に示すとおり、シャッタ406の側辺406Aが、第1側壁401の第1部位401Aよりも第2側壁402(図3参照)側に位置している。このため、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yが第1側壁401側から例えば床面に向かって落下した場合、シャッタ406よりも先に第1部位401Aが床面に到達するようになる。この結果、本実施形態では、シャッタ406に最も大きな衝撃が加わることが防止される。したがって、シャッタ406の破損やシャッタ406の移動(ずれ)が起きにくくなる。そしてこの場合、トナーカートリッジ68Yからのトナーの漏れ出しが起きにくくなる。
また、本実施形態では、第1側壁401(図3参照)側から床面に向かってトナーカートリッジ68Yが落下した場合、シャッタ406よりも突起409(第1突起409A)の方が先にこの床面に突き当たるようになる。このため、本実施形態ではシャッタ406に衝撃が加わることが防止され、シャッタ406の破損や移動(ずれ)がさらに起きにくくなる。そしてこの場合、トナーカートリッジ68Yからのトナーの漏れ出しがさらに起きにくくなる。また、梱包箱等にトナーカートリッジ68Yを梱包して輸送した場合、輸送時の振動でトナーカートリッジ68Yの第1側壁401が梱包箱と何度も接触することがある。本実施形態では、第1突起409Aが梱包箱と接触することで、シャッタ406が梱包箱に接触することが防止される。
また、本実施形態では、図5にて説明したとおり、突起409を構成する第1突起409Aの頂部の位置と、第1側壁401の第1部位401Aの位置とが、トナーカートリッジ68Yの短手方向において揃うように、第1突起409Aおよび第1部位401Aが設けられている。ここで、このような構成の場合、床面と第1側壁401とが平行になっている状態でトナーカートリッジ68Yの落下がなされた際に、第1突起409Aの頂部と第1側壁401の第1部位401Aとが同時に床面に接触することとなる。そしてこの場合、床面からトナーカートリッジ68Yに作用する荷重がこの第1突起409Aと第1部位401Aとに分散される。
ここで、例えば、第1突起409Aの頂部の位置と第1側壁401の第1部位401Aの位置とが揃っていない構成のトナーカートリッジ68Yが、床面と第1側壁401とが平行になっている状態で落下した場合、第1突起409Aおよび第1部位401Aのうちの床面により近い方の部位に対し、床面からの荷重が集中的に作用するようになる。かかる場合、トナーカートリッジ68Yの破損やシャッタ406の移動が起こりやすくなる。また、この場合、第1突起409Aおよび第1部位401Aのうちの床面により近い方の部位が床面に接触した後に、床面から離れた方の部位が床面に接触するようになる。かかる場合、トナーカートリッジ68Yに対して衝撃が2回加わることになる。一方で本実施形態の構成の場合、上記のとおり、床面からトナーカートリッジ68Yに作用する荷重が分散されるとともに、衝撃が2回加わることが防止される。
また、本実施形態では、図3にて説明したとおり、第1被案内部408Aと第2被案内部408Bとの間に、シャッタ406が配置された構成となっている。ここで、トナーカートリッジ68Yが底板405側から落下した際、シャッタ406に対して床面から荷重が加わるようになるが、床面からの荷重の一部は、第1被案内部408Aおよび第2被案内部408Bに対しても加わるようになる。この結果、シャッタ406に加わる荷重が低減されるようになり、シャッタ406の破損や移動が生じにくくなる。
また、本実施形態では、図3、図6にて説明したように、レバー411Bの一部を構成し底板405から突出した底面側突出部の一例としての突出部407が設けられ、また、突出部411Aから離れる方向に向けてレバー411Bを弾性的に付勢(底板405から離れる方向に向けて突出部407を付勢する)している。そして、このような構成にて、トナーカートリッジ68Yが底板405側から落下した際には、突出部407がまず床面に接触し、レバー411Bが弾性変形する。これにより、本実施形態では、床面からトナーカートリッジ68Yに加わる衝撃が緩和されるようになる。そしてこの場合、トナーカートリッジ68Yを構成する部品の破損や、シャッタ406の移動が起きにくくなる。
なお、上記では説明を省略したが、本実施形態では、トナーカートリッジ68Yの製造時、溶着によって蓋部材500をトナー収容部400に取り付ける。この取り付け時には、図4にて示した開口側突起410および第1突起409Aを下方から不図示の治具で支持したうえで蓋部材500の取り付けを行う。
ところで、本実施形態では、第1突起409Aが設けられているために、開口側突起410のうちの第1突起409Aの上方に位置する部位(符号4Aで示す部位)を冶具で直接的に支持することが難しくなる。このため、本実施形態では、第1突起409Aと開口側突起410との間に、第2突起409Bを設け、この第2突起409Bを介して、開口側突起410のうちの第1突起409Aの上方に位置する部位を支持するようにしている。なお、本実施形態では、第1突起409Aを冶具で下方から支持する際に第1側面A1を支持することとなるが、この第1側面A1は、蓋部材500の取り付けが行われる際、水平方向に沿うようになる。このため、本実施形態では、第1突起409Aの下方からの支持が行いやすくなっている。
10…画像形成装置、10A…装置本体、16Y,16M,16C,16K…画像形成ユニット、68Y…トナーカートリッジ、400…トナー収容部、401…第1側壁、401A…第1部位、401C…第3部位、402…第2側壁、405…底板、405A…トナー排出口、405B…縁部、406…シャッタ、406A…側辺、407…突出部、409…突起、409A…第1突起、500…蓋部材

Claims (5)

  1. 開口が形成された開口面と、前記開口面と交差する面であって前記開口面と接続する第1の側面と、前記開口を挟んで前記第1の側面と対向し前記開口面と接続する第2の側面と、を有し、内部に粉体が収容された収容容器本体と、
    前記開口を覆うことを可能とされ、前記開口を覆った状態で前記第1の側面側に位置する側辺が、前記第1の側面よりも前記第2の側面から離れた位置となるように移動可能に設けられた覆い部材と、
    前記第1の側面から前記第2の側面から離れる方向に突出するとともに先端に頂部を有し、前記覆い部材の移動方向と交差する方向において前記覆い部材の位置と前記頂部とが重なるとともに、前記覆い部材の前記側辺よりも前記第2の側面から離れた位置に前記頂部が位置するように設けられた突出部と、
    を備え
    前記覆い部材の移動方向と交差する方向において、前記第1の側面には、第1の面と前記第1の面よりも前記第2の側面側に位置する他の面とが設けられ、
    前記突出部は、前記他の面から突出する粉体収容容器。
  2. 前記第1の面の延長面上に、前記頂部が位置する請求項に記載の粉体収容容器。
  3. 開口が形成された開口面と、前記開口面と交差する面であって前記開口面と接続する第1の側面と、前記開口を挟んで前記第1の側面と対向し前記開口面と接続する第2の側面と、を有し、内部に粉体が収容された収容容器本体と、
    前記開口を覆うことを可能とされ、前記開口を覆った状態で前記第1の側面側に位置する側辺が、前記第1の側面よりも前記第2の側面から離れた位置となるように移動可能に設けられた覆い部材と、
    前記第1の側面から前記第2の側面から離れる方向に突出するとともに先端に頂部を有し、前記覆い部材の移動方向と交差する方向において前記覆い部材の位置と前記頂部とが重なるとともに、前記覆い部材の前記側辺よりも前記第2の側面から離れた位置に前記頂部が位置するように設けられた突出部と、
    前記開口面と垂直な方向に突出する第2の突出部と、
    前記第2の突出部を前記開口面から離れる方向に付勢する付勢手段と、
    を備えた粉体収容容器。
  4. 前記第2の突出部は、前記垂直な方向において前記覆い部材よりも前記開口面から離れる方向に突出している請求項に記載の粉体収容容器。
  5. 記録材に画像を形成する画像形成部を備えた装置本体と、
    前記装置本体に装着され、前記画像形成部で用いられる粉体を収容する粉体収容容器と、を備え、
    前記粉体収容容器が、請求項1乃至の何れかに記載の粉体収容容器である画像形成装置。
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