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JP5996346B2 - 整流子 - Google Patents

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Description

本発明は、整流子に関するものである。
直流モータの整流子は、電機子の回転軸に固着される円筒形状の絶縁体と、その絶縁体の外周面に取着された導電性を有する複数のセグメントとを有している。各セグメントには、電機子のコアに巻回されたコイルの端部が結線されるライザが設けられている。そして、セグメントの外周面には給電ブラシが摺接されている。給電ブラシから印加される直流電源がセグメントを介して電機子のコイルへ供給される。ところで、このような整流子としては、例えば特許文献1に開示されるものが知られている。特許文献1の整流子のセグメントは、同セグメントの両端部を絶縁体の径方向内側に向かって折り曲げた爪部を備えている。各セグメントは、爪部が、先の絶縁体に埋没した状態で、同絶縁体と接着している。
特開平8−308182号公報
ところで、整流子が回転すると、セグメントには回転軸の径方向に向かう遠心力が作用する。一方、爪部は、折り曲げ形成されたものであるので、回転軸の径方向に対して傾斜した傾斜面を有する。従って、整流子が回転するとき、爪部の傾斜面に遠心力が作用する。遠心力は、傾斜面に沿う成分と傾斜面に垂直な成分とに分解される。このため、傾斜面に沿う方向、すなわち、爪部が絶縁体から脱落する方向に遠心力の分力が作用する。このため、セグメントと絶縁体とが離間するおそれがある。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、セグメントと絶縁体との離間を抑制する整流子を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、円筒状の絶縁体と、導電性を有する板材からなり前記絶縁体の外周面において周方向に並設された複数の整流子片と、を備え、前記整流子片は、前記絶縁体の軸方向における一端部から前記絶縁体の径方向外側に向かって折り曲げられて、電機子巻線が電気的に接続される結線爪と、前記絶縁体の軸方向における端部から前記絶縁体の径方向内側に向かって折り曲げられて、前記絶縁体を係止する係止爪とを備える整流子において、前記係止爪は、各整流子片の軸方向における前記結線爪側の端部であって且つ該結線爪の周方向の両側に設けられる一対の第1係止爪と、各整流子片の軸方向における前記結線爪とは反対側の端部に設けられる一対の第2係止爪とを含んでおり、前記各整流子片において、前記一対の第1係止爪はそれぞれ、軸方向において互いに対となる前記第2係止爪に向かって延びており、前記各整流子片において、前記一対の第1係止爪には、それぞれの互いに対向する側とは反対側の側部であって且つ周方向における隣り合う前記整流子片側の側部のみに、隣り合う前記整流子片側に開口する切欠が形成されているとともに、前記一対の第2係止爪には、それぞれの互いに対向する側とは反対側の側部であって且つ周方向における隣り合う前記整流子片側の側部のみに、隣り合う前記整流子片側に開口する切欠が形成されており、前記第1係止爪及び前記第2係止爪の切欠は、絶縁体との間でアンカー効果を得るための把持部として構成されることを特徴とする。
同構成によれば、把持部(切欠)によってアンカー効果が発揮されるので、第1及び第2係止爪の抜け方向への変位が規制される。ひいては、整流子片と絶縁体との離間が抑制される
同構成によれば、対となる第1係止爪と第2係止爪との抜け方向が逆方向になる。このため、整流子片と絶縁体とが離間しようとする力が相殺するので、より整流子片が絶縁体から離間しにくい。
本発明の整流子は、セグメントと絶縁体との離間を抑制する効果がある。
整流子を示す斜視図。 セグメントの素材を示す斜視図。 (a)〜(c)は、第1〜第3の溝を示す断面図。 (a)〜(c)は、溝の形成過程を示す断面図。 セグメントの素材を示す斜視図。 円筒素材を示す斜視図。 円筒素材のライザ及び中爪を折り曲げた状態を示す斜視図。 切欠の位置におけるセグメントの断面図。 別例のセグメントを示す平面図。 別例のセグメントを示す断面図。
以下、本発明の整流子を具体化した一実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示すように、整流子10は、熱硬化性樹脂よりなる円筒状の絶縁体11と、当該絶縁体11の外周面に固定された10個のセグメント12とから構成されている。絶縁体11の径方向の中央部には、軸方向に貫通する圧入孔11aが設けられている。圧入孔11aには、図示しない電機子の回転軸が圧入される。これにより、整流子10は、電機子の回転軸と一体回転する。
各セグメント12は、導電性の金属板材(例えば銅板)により形成される。10個のセグメント12は、絶縁体11の周方向において等角度間隔に並設されるとともに、絶縁体11の軸方向に延びる短冊状とされている。隣り合うセグメント12間には、絶縁体11の軸方向に延びる分断溝13がそれぞれ設けられている。分断溝13によって隣り合うセグメント12同士が、互いに離間している。すなわち、10個のセグメント12は、互いに電気的に絶縁の関係にある。なお、各分断溝13は、各セグメント12の厚さ(絶縁体11の径方向の厚さ)よりも径方向内側に向かって深く形成されている。すなわち、各分断溝13は、絶縁体11にまで形成されている。
各セグメント12の軸方向一端部(図1において上端部)には、ライザ14が設けられている。ライザ14は、その基端部から絶縁体11の径方向外側に折り曲げられている。ライザ14は、セグメント12の径方向外側の面と対向する。なお、このライザ14は、図示しない電機子を構成する電機子コイルと結線される。
各セグメント12のライザ14側の端部には、2つの第1中爪15が設けられている。2つの第1中爪15は、ライザ14を挟むように設けられている。一方、各セグメント12のライザ14が設けられる端部とは反対側の端部には、2つの第2中爪16が設けられている。2つの第2中爪16は、セグメント12の長手方向において、2つの第1中爪15と対となる位置に設けられている。これら第1及び第2中爪15,16は、その基端部からライザ14とは反対側、すなわち、絶縁体11の径方向内側に折り曲げられている。第1及び第2中爪15,16の先端部は、セグメント12の径方向内側の面と対向する。第1及び第2中爪15,16の先端部は、絶縁体11内に埋設されている。これにより、各セグメント12は絶縁体11に対して連結されている。なお、図7に示すように、第1及び第2中爪15,16の側部には、隣り合うセグメント12側に開口する切欠17が設けられている。
図2に示すように、セグメント12の絶縁体11側の面には、溝部30が設けられている。溝部30は、セグメント12の長手方向に沿って設けられた2つの溝列31により構成される。2つの溝列31は、それぞれ8つの第1の溝32、5つの第2の溝33、及び3つの第3の溝34により構成される。これら第1〜第3の溝32〜34は、セグメント12のライザ14と反対側の端部からこの順番で設けられている。図3(a)〜図3(c)に示すように、第1〜第3の溝32〜34は、絶縁体11との接触面から離間するに従って先鋭となる三角溝とされている。
図3(a)に示すように、三角溝の谷部を頂点とし、この頂点を通るようにセグメント12の長手方向ライザ側に延びる線を基準線(0°)とすると、第1の溝32は、30°〜80°に亘って形成されている。第1の溝32の80°に沿う面は、アンダーカット32aとされている。アンダーカットは、溝の底部の上方に開口部が張り出しているような形状をいう。第1の溝32の谷部と絶縁体11との接触面との距離、いわゆる第1の溝32の深さは、板厚tの30%(0.3t)とされている。
図3(b)に示すように、第2の溝33は、100°〜150°に亘って形成されている。第2の溝33の100°に沿う面は、アンダーカット33aとされている。第2の溝33の谷部と絶縁体11との接触面との距離は、板厚tの30%(0.3t)とされている。
図3(c)に示すように、第3の溝34は、100°〜150°に亘って形成されている。第3の溝34の100°に沿う面は、アンダーカット34aとされている。第3の溝34の谷部と絶縁体11との接触面との距離は、板厚tの50%(0.5t)とされている。
次に、整流子10の製造方法について説明する。
図4(a)及び図4(b)に示すように、まず、先端部の角度が50°とされたくさび形のパンチ9を板面との角度を30°とした状態で、金属板材20に対してプレスする。その後、図4(c)に示すように、パンチ9を引き抜く。これにより、第1の溝32が形成される。なお、図示は省略するが、第2及び第3の溝33,34は、パンチ9を板面との角度を150°に変更するだけで、第1の溝32と同様の方法で形成される。これが繰り返されることにより、金属板材20には、図5に示す溝部30が形成された金属板材20となる。
次に、図5に示すように、金属板材20から、打ち抜き素材21を打ち抜く。打ち抜き素材21は略矩形状に成形されている。各打ち抜き素材21の短手方向(長手方向と直交する方向)の一端面には、それぞれ10個のライザ14と20個の第1中爪15が、他端面には20個の第2中爪16が、それぞれ形成される。ライザ14は、打ち抜き素材21の長手方向に等間隔に形成される。第1中爪15は、ライザ14の両側に形成される。第2中爪16は、第1中爪15と対向する位置に形成される。また、第1及び第2中爪15,16には、切欠17が形成される。このとき、第2中爪16の幅(軸長と直交方向)及び間隔を第1中爪15と同じにすれば、材料の長手方向の送りピッチを詰めることができて、極めて高い歩留まりとすることができる。
次に、打ち抜き素材21を丸めて、図6に示す円筒素材22を成形する。このとき、ライザ14と第1及び第2中爪15,16は、円筒素材22の軸線と平行な直線状をなしている。
その後、図7に示すように、各ライザ14を径方向外側に折り曲げて、その先端部が円筒素材22の軸方向中央部を向くように成形する。また、第1及び第2中爪15,16を径方向内側に折り曲げて、その先端部が円筒素材22の軸方向中央部を向くように成形する。
その後、図示しない金型を用いて、円筒素材22の内部に熱硬化性樹脂を充填する。充填後、化学反応により、樹脂が硬化し図1に示す絶縁体11が形成される。
その後、絶縁体11と一体をなす円筒素材22の外周面の複数箇所に分断溝13(図1参照)を軸方向に沿って成形して円筒素材22を切断する。これにより、互いに電気的に絶縁された10個のセグメント12が成形され、図1に示す整流子10が完成する。
次に、整流子10の作用について説明する。
図2に示すように、第1及び第2の中爪15,16に切欠17を設けた。図8に示すように、第1及び第2の中爪15,16における先端部15a,16aと基端部15b,16bとの間の切欠17の内部に絶縁体11が侵入している。このため、整流子10の回転に伴う遠心力によりセグメント12が絶縁体11から離間しようとしても、先端部15a,16aが絶縁体11に引っかかる(アンカー効果)。ここで、外径が小さい整流子、セグメントの割数が多い整流子(本例の割数は10)では、セグメント12の幅が狭くなる。ライザ14は、電機子コイルに結線される部位であることから、セグメント12の幅に合わせて狭くすることは強度の低下に繋がるので難しい。従って、セグメント12の幅に合わせて第1及び第2の中爪15,16の幅が狭くなる。幅が狭くなるのに伴い第1及び第2の中爪15,16の根元部の強度が低下する。樹脂強度に対し第1及び第2の中爪15,16の根元部の強度が低下すると、当該第1及び第2の中爪15,16は、整流子10の回転に伴う遠心力によって、セグメント12が絶縁体11から離間する方向に変形しようとする。しかし、切欠17の内部に絶縁体11が充填されているため、アンカー効果により、第1及び第2の中爪15,16の変形が抑制されるとともに、セグメント12と絶縁体11との離間が抑制される。
なお、切欠17によってアンカー効果が発揮されるので、第1及び第2の中爪15,16の長さを、切欠がない状態の従来の中爪の長さより短くすることにより、セグメント12と絶縁体11との離間を抑制しつつ、セグメント12の素材量を減らすことができる。
また、図2に示すように、切欠17を、第1中爪15の側部において、隣り合うセグメント12側、すなわち、ライザ14とは反対側に開口するように設けた。切欠17は、金属板材20を打ち抜くときに形成される。このため、仮に切欠17をライザ14側に設けようとした場合、打ち抜く位置が少しでもずれると、パンチがライザ14に干渉するおそれがある。パンチがライザ14に干渉した場合、ライザ14に切欠が設けられる。これにより、ライザ14の強度の低下が懸念される。ひいては、ライザ14と電機子コイルとの電気的な接続が解消されて、整流子10としての機能を発揮できなくなるおそれがある。その点、本例の切欠17は、ライザ14と反対側に開口するように設けてあるので、パンチ位置の多少のずれによってライザ14がパンチと干渉するおそれはない。すなわち、寸法精度を緩く設定することができるので、製造段階における不良品の発生割合が低下する。
また、対となる第1及び第2の中爪15,16は、それぞれセグメント12の長手方向中央部に向かって折り曲げられている。このため、図8に示すように、セグメント12と絶縁体11とが離間しようするとき、第1の中爪15の抜け方向と第2の中爪16の抜け方向とが略反対方向となる。すなわち、セグメント12と絶縁体11とが離間しようとする力が相殺される。このため、よりセグメント12と絶縁体11との離間が抑制される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)第1及び第2の中爪15,16における先端部15a,16aと基端部15b,16bとの間に設けた切欠17の内部に絶縁体11が侵入している。このため、セグメント12が絶縁体11から離間しようとしても、先端部15a,16aが絶縁体11に引っかかる(アンカー効果)。これにより、第1及び第2の中爪15,16が絶縁体11から離間しない。ひいては、セグメント12と絶縁体11との離間が抑制される。
(2)切欠17によってアンカー効果が発揮されるので、第1及び第2の中爪15,16の長さを、切欠がない状態の従来の中爪の長さより短くすることができる。また、幅の狭いタイプのセグメントにも対応可能となる。これにより、セグメント12と絶縁体11との離間を抑制しつつ、セグメント12の素材量を減らすことができる。
(3)切欠17を、第1の中爪15におけるライザ14と反対側に開口するように設けた。これにより、パンチ位置の多少のずれによってライザ14がパンチと干渉するおそれはない。すなわち、寸法精度を緩く設定することができるので、製造段階における不良品の発生割合が低下する。
(4)対となる第1及び第2の中爪15,16は、それぞれセグメント12の長手方向中央部に向かって折り曲げられている。このため、第1の中爪15の抜け方向と第2の中爪16の抜け方向とが略反対方向となる。すなわち、セグメント12と絶縁体11とが離間しようとする力が相殺される。このため、よりセグメント12と絶縁体11との離間が抑制される。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態において、切欠17に代えて、図9に示すように孔部18を設けてもよい。また、図10に示すように凹部19を設けてもよい。このように構成した場合でも、上記実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、切欠17は、ライザ14側に設けてもよい。このように構成した場合でも、上記実施形態の(1)、(2)の効果と同様の効果を得ることができる。
・上記実施形態において、切欠17は、第1及び第2の中爪15,16の全て、合計4カ所に設けられたが、1以上に設けられればよい。また、1の中爪に複数の切欠、孔部を設けてもよい。
・上記実施形態において、切欠17は、金属板材20から打ち抜かれるときに形成されたが、金属板材20から打ち抜かれた打ち抜き素材21をパンチで打ち抜いて形成してもよい。
・上記実施形態において、第1〜第3の溝32〜34は、省略してもよい。また、第1〜第3の溝32〜34を設けた場合でも、アンダーカット32a〜34aを省略してもよい。
・上記実施形態において、溝部30は、2つの溝列31によって構成されたが、1つの溝列31とされてもよい。
・上記実施形態において、2つの溝列31は、セグメント12の長手方向に沿って設けられたが、必ずしも長手方向の沿って設けなくてもよい。
・上記実施形態において、第3の溝34の溝の深さは、第1及び第2の溝32,33よりも深くされたが、同じ深さとされてもよい。
・上記実施形態において、アンダーカット32a〜34aの傾斜方向を同一方向としてもよい。
・上記実施形態において、第1及び第2中爪15,16は、それぞれ2つ設けられたがそれぞれ1つであってもよい。また、第1及び第2中爪15,16は、セグメント12の長手方向において、必ずしも対とならなくてもよい。また、第1及び第2中爪15,16のどちらかを省略してもよい。
・上記実施形態において、セグメント12の数は10としたが、この数に限定されるものではなく、構成に応じて適宜変更可能である。
・上記実施形態では、金属板材20から打ち抜いた打ち抜き素材21を丸めて円筒素材22を成形し、その後、切断することによってセグメント12を成形したが、セグメント12を、金属板材20から直接打ち抜いてもよい。また、金属板材20を丸めてから、切断してセグメント12を成形してもよい。
10…整流子、11…絶縁体、11a…圧入孔、12…セグメント(整流子片)、13…分断溝、14…ライザ、15…第1中爪(係止片)、16…第2中爪(係止片)、17…切欠(把持部)、20…金属板材、21…打ち抜き素材、22…円筒素材、30…溝部、31…溝列、32〜34…溝、32a〜34a…アンダーカット。

Claims (1)

  1. 円筒状の絶縁体と、導電性を有する板材からなり前記絶縁体の外周面において周方向に並設された複数の整流子片と、を備え、前記整流子片は、前記絶縁体の軸方向における一端部から前記絶縁体の径方向外側に向かって折り曲げられて、電機子巻線が電気的に接続される結線爪と、前記絶縁体の軸方向における端部から前記絶縁体の径方向内側に向かって折り曲げられて、前記絶縁体を係止する係止爪とを備える整流子において、
    前記係止爪は、各整流子片の軸方向における前記結線爪側の端部であって且つ該結線爪の周方向の両側に設けられる一対の第1係止爪と、各整流子片の軸方向における前記結線爪とは反対側の端部に設けられる一対の第2係止爪とを含んでおり、
    前記各整流子片において、前記一対の第1係止爪はそれぞれ、軸方向において互いに対となる前記第2係止爪に向かって延びており、
    前記各整流子片において、前記一対の第1係止爪には、それぞれの互いに対向する側とは反対側の側部であって且つ周方向における隣り合う前記整流子片側の側部のみに、隣り合う前記整流子片側に開口する切欠が形成されているとともに、前記一対の第2係止爪には、それぞれの互いに対向する側とは反対側の側部であって且つ周方向における隣り合う前記整流子片側の側部のみに、隣り合う前記整流子片側に開口する切欠が形成されており、
    前記第1係止爪及び前記第2係止爪の切欠は、絶縁体との間でアンカー効果を得るための把持部として構成されることを特徴とする整流子。
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