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JP5994443B2 - プロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に装着されるように構成されるプロセスカートリッジに関する。
従来より、プロセスカートリッジが着脱自在に装着される、電子写真方式のプリンタが知られている。
このようなプリンタに装着されるプロセスカートリッジとしては、例えば、静電潜像が形成される感光体を有し、その感光体に現像剤を供給するための現像ローラを有する現像カートリッジが着脱され、現像ローラを感光体に案内するように、現像ローラの現像ローラ軸の両端部を支持するための案内溝を備え、現像カートリッジを装着した状態で画像形成装置の本体に着脱自在に構成される感光体カートリッジが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−250310号公報
このような現像カートリッジでは、現像ローラ軸の両端部と、現像ローラ軸へ現像バイアスを印加するために現像ローラ軸に電気的に接続される電極とが、ともに、現像カートリッジの外側面に配置されている。
そして、現像カートリッジの電極と本体側の電極とを接続させるため、現像カートリッジの電極は、感光体カートリッジの外側面からも露出している。
また、感光体カートリッジの外側面には、現像ローラ軸を案内する案内溝が、さらに形成されている。案内溝を区画する感光体カートリッジの案内溝の周縁部は、現像ローラ軸を支持するために、剛性が必要とされる。
しかるに、近年、プロセスカートリッジの小型化が要求されている。
プロセスカートリッジが小型化すると、現像カートリッジの外側面において、現像ローラ軸と電極とが近接して配置される。それに伴い、感光体カートリッジの外側面において、案内溝の周縁部と、電極を露出させるスペースとが近接して配置される。
電極を露出させるスペースが近接して配置されると、案内溝を区画する周縁部の領域を十分に確保できなくなる。その結果、案内溝における感光体カートリッジの剛性が低下する。
そこで、本発明の目的は、小型化を図りながら、ガイドにおける剛性を確保することができるプロセスカートリッジを提供することにある。
(1)上記した課題を解決するため、本発明のプロセスカートリッジは、静電潜像を担持するように構成される感光体を有する感光体カートリッジと、静電潜像を現像する現像剤を担持するように構成され、回転するように構成される現像剤担持体を有し、感光体カートリッジに着脱自在に装着される現像カートリッジとを備える。
現像カートリッジは、現像剤担持体の回転軸線に平行な第1方向に延びる突出部を備える。
感光体カートリッジは、第1方向において、現像カートリッジの一方側に配置され、現像カートリッジを収容する収容部を形成する第1壁を有する。
第1壁には、突出部を案内するように構成される第1ガイドと、第1ガイドを第1方向の外側から被覆する被覆部とが形成される。
現像カートリッジは、第1方向における一方側の外側面に、第1電極を備える。
第1電極は、第1方向の一方側から他方側に向かって見たときに、第1壁から露出している。
このような構成によれば、突出部を案内するように構成される第1ガイドは、第1方向の外側から被覆する被覆部により補強されている。
そのため、電極を露出させるスペースが、第1ガイドと近接して配置されても、第1ガイドの剛性を十分に確保することができる。
その結果、プロセスカートリッジの小型化を図りながら、第1ガイドにおける剛性を確保することができる。
(2)また、被覆部は、第1方向において、第1壁よりも一方側へ突出していてもよい。
このような構成によれば、第1方向において、被覆部が第1壁よりも一方側へ突出しているので、突出している分、被覆部の板厚を確保することができる。
そのため、より確実に、第1ガイドを補強することができる。
(3)また、感光体カートリッジは、第1方向において、現像カートリッジの他方側に配置される第2壁を有し、第2壁には、突出部を案内するように構成される第2ガイドが形成され、第2ガイドは、第1方向おいて、他方側に向かって開放されており、突出部は、第2ガイドを通過して、第2壁よりも第1方向の他方側へ突出していてもよい。
このような構成によれば、第1壁と第2壁との間の距離を短くしても、突出部を支持することができ、プロセスカートリッジの小型化を図ることができる。
(4)また、第1ガイドは、第1方向において、第1壁から他方側に向かって突出するように形成されており、第2ガイドは、第1方向において、第2壁から一方側に向かって突出するように形成されていてもよい。
このような構成によれば、第1ガイドおよび第2ガイドは、第1方向外側に大型化することなく、突出部を支持する部分を大きく確保することができる。
その結果、プロセスカートリッジの小型化を図りつつ、突出部をより確実に案内することができる。
(5)また、突出部は、現像剤担持体の軸であってもよい。
このような構成によれば、現像剤担持体の軸を利用して突出部を設けることができる。
その結果、部品点数の低減化を図ることによって、構成の簡素化およびコストの低減化を図ることができる。
(6)また、本発明の画像形成装置は、プロセスカートリッジと、プロセスカートリッジが着脱自在に装着されるように構成される筐体とを備える。
筐体は、第1電極と電気的に接続される第2電極を備える。
プロセスカートリッジが筐体に着脱されるときの突出部の着脱軌跡は、第1方向に投影したとき、第2電極と重なる。
プロセスカートリッジが筐体に着脱されるときの突出部の着脱軌跡が第2電極と重なると、突出部と第2電極とが摺動して第2電極を損傷させるおそれがある。
しかし、このような構成によれば、突出部が第2電極と重なるように移動しても、突出部は被覆部に被覆されており、第2電極は、突出部ではなく、被覆部と摺動する。
そのため、第2電極の損傷を防止することができる。
(7)また、突出部は、プロセスカートリッジを筐体に装着する方向において、第1電極より下流側に配置されていてもよい。
この場合、プロセスカートリッジが筐体に着脱されるときの突出部の着脱軌跡は、第2電極と必ず重なる。
しかし、このような構成によれば、突出部が着脱軌跡に沿って移動しても、突出部は被覆部に被覆されており、第2電極は、突出部ではなく、被覆部と摺動する。
そのため、第2電極の損傷を防止することができる。
本発明によれば、プロセスカートリッジの小型化を図りながら、ガイドにおける剛性を確保することができる。
図1は、画像形成装置の一例としてのプリンタの中央断面図である。 図2(a)は、図1に示す現像カートリッジの右上側から見た斜視図であり、図2(b)は、図1に示す現像カートリッジの右側面図である。 図3(a)は、図1に示す現像カートリッジの左上側から見た斜視図であり、図3(b)は、図1に示す現像カートリッジの左側面図である。 図4は、図2に示す現像カートリッジの給電ユニットの後右側から見た分解斜視図である。 図5(a)は、図1に示すドラムカートリッジの左上側から見た斜視図であり、図5(b)は、図5(a)に示す被覆部の拡大図である。 図6は、現像カートリッジのドラムカートリッジへの装着を説明するための説明図であって、(a)は、図2に示す給電ユニットの第1ガイド湾曲面によって、現像カートリッジが案内される状態を示し、(b)は、図3に示す駆動ユニットの第2ガイド湾曲面によって、現像カートリッジが案内される状態を示す。 図7(a)は、図1に示すプロセスカートリッジの右側面図であり、図7(b)は、図1に示すプロセスカートリッジの左側面図である。 図8は、プロセスカートリッジの本体ケーシングへの装着を説明するための説明図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、筐体の一例としての本体ケーシング2を備えている。
また、プリンタ1は、本体ケーシング2内において、用紙Sを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Sに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
なお、プリンタ1に関し、方向について言及する場合には、それぞれ水平方向に載置したときの方向を基準とし、具体的には、各図に示した矢印方向を基準とする。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2には、プロセスカートリッジ15(後述)を着脱するためのカートリッジ開口部5と、用紙Sを導入するための用紙開口部6とを有する略ボックス形状に形成されている。
カートリッジ開口部5は、本体ケーシング2の上端部において、上下方向に貫通形成されている。
用紙開口部6は、本体ケーシング2の前端部における下端部において、前後方向に貫通形成されている。
また、本体ケーシング2には、その上端部に、トップカバー7が設けられ、その前端部に、給紙カバー8が設けられている。
トップカバー7は、その後端部を支点として、カートリッジ開口部5を閉鎖する閉鎖位置と、カートリッジ開口部5を開放する開放位置とに揺動(移動)可能に設けられている。
給紙カバー8は、その下端部を支点として、用紙開口部6を閉鎖する第1位置と、用紙開口部6を開放する第2位置とに揺動(移動)可能に設けられている。
(2)給紙部
給紙部3は、本体ケーシング2の底部に設けられる用紙載置部9を備えている。
用紙載置部9は、用紙開口部6を介して、本体ケーシング2の外部と連通されている。
そして、用紙Sは、給紙カバー8が第2位置に配置された状態において、その前側部分が給紙カバー8の上面にスタックされるとともに、その後側部分が用紙開口部6を介して用紙載置部9内にスタックされる。
また、給紙部3は、用紙載置部9の後端部上側に配置されるピックアップローラ11と、ピックアップローラ11の後側に配置される給紙ローラ12と、給紙ローラ12の後下側に対向配置される給紙パッド13と、給紙パッド13の後端部から連続して上方に向かって延びる給紙パス14とを備えている。
(3)画像形成部
画像形成部4は、プロセスカートリッジ15と、スキャナユニット16と、定着ユニット17とを備えている。
(3−1)プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成され、給紙部3の後側部分の上側において、本体ケーシング2に装着されている。
プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に対して着脱可能に構成される感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱可能に構成される現像カートリッジ19とを備えている。
ドラムカートリッジ18は、感光体の一例としての感光ドラム20と、転写ローラ21と、スコロトロン型帯電器22とを備えている。
感光ドラム20は、左右方向に長手の円筒形状に形成されており、感光ドラム軸86と、その感光ドラム軸86に軸支され、表面に感光層が形成されるドラム87とを備え、ドラムカートリッジ18の後側部分に回転可能に設けられている。
転写ローラ21は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、感光ドラム20に対して後側から圧接されている。
詳しくは、転写ローラ21は、その軸中心が、感光ドラム20の軸中心よりも僅かに下側に位置するように、感光ドラム20の後側に配置されている。なお、転写ローラ21の下端縁は、感光ドラム20の下端縁よりも上側に配置されている。具体的には、転写ローラ21の軸中心と感光ドラム20の軸中心とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、前後方向に沿って水平に延びる仮想の直線(図示せず)とが形成する鋭角の角度は、約3°である。そのため、転写ローラ21が感光ドラム20に対して圧接される圧力(転写圧)には、転写ローラ21の自重が影響しない。
スコロトロン型帯電器22は、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
詳しくは、スコロトロン型帯電器22は、転写ローラ21に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の軸中心と転写ローラ21の軸中心とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の軸中心と帯電ワイヤ23(後述)とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。
また、スコロトロン型帯電器22は、帯電ワイヤ23と、グリッド24とを備えている。
帯電ワイヤ23は、左右方向に延びるように張設され、感光ドラム20の前上側に間隔を隔てて対向配置されている。
グリッド24は、前上方に向かって開放された側面視略コ字状に形成され、帯電ワイヤ23を後下側から囲うように設けられている。
現像カートリッジ19は、感光ドラム20の前下側に配置されており、現像フレーム25を備えている。
現像フレーム25内には、トナー収容室26と現像室27とが前後に並んで形成されている。トナー収容室26と現像室27とは、それらの容積がそれぞれ略同じに形成され、連通口28により連通されている。
トナー収容室26には、トナー(現像剤)が収容され、その前後上下方向略中央部分には、アジテータ29が設けられている。つまり、アジテータ29は、感光ドラム20よりも下側に配置されている。
現像室27には、その下壁における上面において、供給ローラ溝30と、現像ローラ対向面31と、ロアフィルム貼着面32とが形成されている。
供給ローラ溝30は、供給ローラ33(後述)の周面に沿う略半円形状であって、後下方に向かって窪むように形成されている。
現像ローラ対向面31は、現像ローラ34(後述)の周面に沿う略円弧形状であって、供給ローラ溝30の後端部から連続して後上方に延びるように形成されている。
ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31の後端部から連続して後方に向かって延びるように形成されている。つまり、ロアフィルム貼着面32は、現像ローラ対向面31よりも上側に配置されている。
また、ロアフィルム貼着面32は、感光ドラム20の下側部分に対して上下方向に間隔を隔てて対向配置されており、上下方向に投影したときに、感光ドラム20の軸中心と重なるように配置されている。
また、現像室27には、供給ローラ33と、現像剤担持体の一例としての現像ローラ34と、層厚規制ブレード35と、ロアフィルム36とが設けられている。
供給ローラ33は、供給ローラ軸57と、その供給ローラ軸57を被覆するスポンジローラ58とを備え、その下側部分が供給ローラ溝30内に配置されるように、現像室27の後側部分に回転可能に設けられている。これにより、供給ローラ33は、トナー収容室26の後側に配置されており、上下方向においてトナー収容室26と略同じ高さ(トナー収容室26よりも僅かに上側)に配置されている。
現像ローラ34は、現像剤担持体の軸の一例としての現像ローラ軸67と、その現像ローラ軸67を被覆するゴムローラ68とを備え、その下側部分における周面と現像ローラ対向面31とが互いに間隔を隔てて対向するように、現像室27の後側部分回転可能に設けられている。
つまり、現像ローラ34は、左右方向に延びる現像ローラ軸67の中心を回転軸線として、回転するように構成されている。
また、現像ローラ34は、供給ローラ33に後上側から接触するとともに、その上側および後側部分が現像室27から露出されるように設けられ、感光ドラム20に対して前下側から接触している。つまり、現像ローラ34は、供給ローラ33の後上側に配置されるとともに、感光ドラム20の前下側に配置されている。そして、供給ローラ33の軸中心、現像ローラ34の軸中心および感光ドラム20の軸中心は、感光ドラム20の径方向に沿う略同一直線上に位置されている。
また、現像ローラ34は、スコロトロン型帯電器22に対して、感光ドラム20の周方向に間隔を隔てて配置されており、感光ドラム20の軸中心と帯電ワイヤ23とを結ぶ仮想の線分(図示せず)と、感光ドラム20の軸中心と現像ローラ34の軸中心とを結ぶ仮想の線分(図示せず)とが形成する角の角度が約120°となるように配置されている。つまり、現像ローラ34、スコロトロン型帯電器22および転写ローラ21のそれぞれは、感光ドラム20の周方向において略等間隔を隔てて配置されている。
層厚規制ブレード35は、その上端部が、現像室27の上壁の後端部に固定され、その下端部が、現像ローラ34に前側から接触されている。
ロアフィルム36は、その後側部分がロアフィルム貼着面32に固定され、その前端部が、現像ローラ対向面31の上方において、現像ローラ34の周面と接触されている。
(3−2)スキャナユニット
スキャナユニット16は、プロセスカートリッジ15の前側であって、感光ドラム20と前後方向に間隔を隔てて対向するように配置されている。
スキャナユニット16は、感光ドラム20に向けて、画像データに基づいて、レーザービームLを出射し、感光ドラム20の周面を露光する。
詳しくは、レーザービームLは、スキャナユニット16から後方に向かって出射され、感光ドラム20の前端部における周面を露光する。つまり、感光ドラム20が露光される露光点(感光ドラム20の前端部における周面)は、感光ドラム20の軸中心に対して、感光ドラム20と転写ローラ21とが接触するニップ点の反対側に設定されている。
このとき、現像カートリッジ19は、レーザービームLの出射軌跡よりも下側に配置され、スコロトロン型帯電器22は、レーザービームLの出射軌跡よりも上側に配置されている。
なお、スキャナユニット16と感光ドラム20との間に対応する本体ケーシング2の内側面には、プロセスカートリッジ15の着脱を案内するガイド部37が設けられている。そして、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2から離脱されるときには、プロセスカートリッジ15がガイド部37にガイドされることにより、ドラムカートリッジ18に装着される現像カートリッジ19が、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
このとき、プロセスカートリッジ15に設けられる各種ローラ(転写ローラ21、供給ローラ33および現像ローラ34)も、レーザービームLの出射軌跡を下側から上側に向かって通過する。
(3−3)定着ユニット
定着ユニット17は、ドラムカートリッジ18の後側部分の上側に配置されている。詳しくは、定着ユニット17は、スコロトロン型帯電器22の上方に配置される加熱ローラ38と、加熱ローラ38に対して後上側から圧接される加圧ローラ39とを備えている。
つまり、加熱ローラ38は、スコロトロン型帯電器22のグリッド24の上端部(開放側端部)近傍に配置されている。
(4)画像形成動作
現像カートリッジ19のトナー収容室26内のトナーは、アジテータ29の回転により、連通口28を介して、供給ローラ33に供給され、さらに、現像ローラ34に供給され、供給ローラ33と現像ローラ34との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ34に供給されたトナーは、現像ローラ34の回転に伴って、層厚規制ブレード35によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ34の表面に担持される。
一方、感光ドラム20の表面は、スコロトロン型帯電器22によって一様に帯電された後、スキャナユニット16によって露光される。これにより、感光ドラム20の周面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ34に担持されるトナーが感光ドラム20の周面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム20の周面上にトナー像(現像剤像)が担持(現像)される。
用紙載置部9にスタックされた用紙Sは、ピックアップローラ11の回転により、給紙ローラ12と給紙パッド13との間に送られ、給紙ローラ12の回転により1枚ずつ捌かれる。その後、捌かれた用紙Sは、給紙ローラ12の回転により、給紙パス14に搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、画像形成部4(感光ドラム20(後述)と転写ローラ21(後述)との間)に給紙される。
そして、用紙Sは、感光ドラム20と転写ローラ21との間を下側から上側に向かって搬送される。このとき、用紙Sに、トナー像が転写され、画像が形成される。
そして、用紙Sは、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過するときに加熱および加圧される。このとき、用紙Sには、画像が熱定着される。
その後、用紙Sは、排紙ローラ40に向けて搬送され、排紙ローラ40によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ41上に排紙される。
このように用紙Sは、用紙載置部9から給紙され、感光ドラム20と転写ローラ21との間(ニップ点)を通過し、次いで、加熱ローラ38と加圧ローラ39との間を通過した後、排紙トレイ41上に排紙されるように、側面視略C字状の搬送パスを搬送される。
2.現像カートリッジの詳細
次に、現像カートリッジ19について詳述する。
なお、現像カートリッジ19の説明において、方向に言及するときには、現像カートリッジ19が水平に配置されたときの方向を基準とし、具体的には、各図に示した矢印方向を基準にする。すなわち、プリンタ1に関する上下前後方向と、現像カートリッジ19に関する上下前後方向とは若干異なり、現像カートリッジ19は、その前側がプリンタ1の前下側、その後側がプリンタ1の後上側となるように、プリンタ1に装着されている。
また、次に説明するドラムカートリッジ18およびプロセスカートリッジ15において、方向について言及するときも上記に従う。
(1)現像フレーム
現像フレーム25は、図2(a)および図3(a)に示すように、後側において、現像ローラ34が露出するように左右方向に延びる開口部が形成される略ボックス形状に形成され、側面視略矩形状の左右1対の側壁42と、左右1対の側壁42の下端部の間に架設される下壁43と、左右1対の側壁42および下壁43の前端部の間に架設される前壁44とを備えている。
下壁43は、後側部分において、供給ローラ溝30、現像ローラ対向面31およびロアフィルム貼着面32に沿うように形成されるとともに、前側部分において、アジテータ29の回転軌跡に沿う断面視略円弧形状に形成されている。
下壁43の前端部の外側面には、下壁43を左右方向に略3等分する位置において、下方に向かって突出する平板状の左右1対の脚部45が設けられている。
脚部45の前端面は、前壁44の外側面と略面一に形成され、その下端面(接地面)は、下壁43の前側部分の外周面の下端部よりも、下側まで延びている。
左右1対の脚部45の間における下壁43の外側面には、左右方向に延びる細いリブ状の滑り止め46が複数設けられている。
前壁44は、下壁43の前端部から連続して上方に延びるように形成され、その左右端部には、前上方に突出する左右1対の把持部47が形成されている。
(2)右側壁
右側の側壁42(以下、右側壁42Rとする。)の外側面には、図2(a)および(b)に示すように、給電ユニット50が設けられている。
給電ユニット50は、図4に示すように、供給電極51、軸受部材52、現像電極53を備えている。
供給電極51は、導電性の樹脂材料から、前上側と後下側とを結ぶ方向に延びる略杆形状に形成されている。供給電極51は、供給側接触部54と、連結部55と、供給ローラ軸挿通部56とを一体的に備えている。
供給側接触部54は、供給電極51の前上側端部に配置されている。供給側接触部54は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された側面視略矩形の角筒形状に形成されている。
供給側接触部54の下側には、その右側面から連続して、下側へ向かうに従って左側へ傾斜する第2ガイド電極面105が区画されている。
連結部55は、供給側接触部54の左端縁から連続して、後下側に延びる略クランク形の屈曲平板形状に形成されている。
供給ローラ軸挿通部56は、連結部55の後下側端部に連続して設けられ、左右方向に延びる略円筒形状に形成されている。
軸受部材52は、絶縁性の樹脂材料から、前上側と後下側とを結ぶ方向に長手の側面視略矩形平板形状に形成されている。軸受部材52は、絶縁部59と、被固定部60と、軸受部61とを一体的に備えている。
絶縁部59は、軸受部材52の前上側端部に配置されている。絶縁部59は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された側面視略L字形の角筒形状に形成されている。
絶縁部59の後端部には、その上側面から連続して、後側へ向かうに従って下側へ湾曲される略円弧形状の第1ガイド湾曲面78Rが区画されている。
被固定部60は、絶縁部59の左端縁から連続して、後下側へ延びる略平板形状に形成されている。
軸受部61は、被固定部60の後下側に連続して設けられ、側面視略矩形の平板形状に形成されている。軸受部61には、現像ローラ軸挿通穴62と、供給ローラ軸被覆部63とが形成されている。
現像電極53は、導電性の樹脂材料から、前上側と後下側とを結ぶ方向に長手の側面視略矩形平板形状に形成されている。現像電極53は、第1電極の一例としての現像側接触部64と、被固定部65と、現像ローラ軸嵌合部66とを一体的に備えている。
現像側接触部64は、現像電極53の前上側端部に配置されている。現像側接触部64は、左右方向に延び、右端部が閉鎖された側面視略矩形の筒形状に形成されている。
被固定部65は、現像側接触部64の下端部から連続して後下側へ延び、現像側接触部64と同等の左右方向長さを有する略ブロック形状に形成されている。
被固定部65の右側面の後下側端部には、後側へ向かうに従って左側へ傾斜する第1ガイド電極面104が区画されている。
現像ローラ軸嵌合部66は、被固定部65の左端部から連続して後側へ延びる略平板形状に形成され、突出部の一例としての現像ローラ軸被覆部69を備えている。
現像ローラ軸被覆部69は、現像ローラ軸嵌合部66を貫通するように、その前後方向略中央から右側へ突出する略円筒形状に形成されている。
供給電極51は、供給ローラ軸挿通部56が供給ローラ軸57に外嵌されるように、現像フレーム25の右側壁42Rに支持されている。
これにより、供給電極51は、供給ローラ軸57に対して電気的に接続されている。
軸受部材52は、供給電極51の供給ローラ軸挿通部56および連結部55を右側から被覆するように、現像フレーム25の右側壁42Rに支持されている。
軸受部61の現像ローラ軸挿通穴62には、現像ローラ軸67が回転可能に挿通されている。
また、軸受部61の供給ローラ軸被覆部63には、供給ローラ軸57が回転可能に嵌合されている。
これにより、軸受部材52は、供給ローラ軸57および現像ローラ軸67を現像カートリッジ19に対して回転可能に軸受け(支持)するとともに、現像フレーム25に対して位置決めされている。
また、絶縁部59は、供給電極51の供給側接触部54の後側に間隔を隔てて対向配置されている。
現像電極53は、現像ローラ軸被覆部69が現像ローラ軸67に外嵌されるように、軸受部材52に支持されている。
そして、図4に示すように、供給電極51、軸受部材52および現像電極53は、共通のねじ48によって現像フレーム25に固定されている。
これにより、現像カートリッジ19は、右側壁42Rの右側面に、供給側接触部54および現像側接触部64を備え、図2に示すように、供給電極51と現像電極53との間には、軸受部材52が介在されており、供給電極51と現像電極53とは、軸受部材52によって互いに絶縁されている。
また、現像ローラ軸67は、現像ローラ軸被覆部69に被覆されており、現像ローラ軸被覆部69と、供給側接触部54および現像側接触部64(第1電極)とは、近接して配置されている。
また、現像ローラ軸被覆部69は、現像ローラ34の回転軸線と軸線方向が一致するように右方に向かって突出する。現像ローラ34の回転軸線に平行な方向が第1方向である。
(3)左側壁
左側の側壁42(以下、左側壁42Lとする。)の左側面には、図3(a)および図3(b)に示すように、駆動ユニット70が設けられている。
駆動ユニット70は、図示しないギアトレインと、ギアホルダ71とを備えている。
ギアトレインは、現像ローラ34、供給ローラ33およびアジテータ29を回転駆動するための複数のギアを備えている。
また、ギアトレインは、本体ケーシング2内の本体側カップリング10(破線参照)から、駆動力が入力される現像側カップリング72を備えている。
現像側カップリング72は、複数のギアに駆動力を伝達している。
ギアホルダ71は、右方および後方に向かって開放される略ボックス形状に形成され、ギアトレインを一括して被覆するように、左側壁42Lに対して左側から装着されている。
ギアホルダ71の左側面には、カップリング露出筒73と、カラー係合溝74と、凸部75とが形成されている。
カップリング露出筒73は、ギアホルダ71の左側面の前後方向略中央において、現像側カップリング72を露出させるようにギアホルダ71を貫通し、左方に向かって突出する略円筒形状に形成されている。
カラー係合溝74は、カップリング露出筒73の後側に形成され、ギアホルダ71の後端縁から前下方に向かって窪む側面視略C字状に形成されている。
凸部75は、ギアホルダ71の左側面の後上側であって、カップリング露出筒73の上側において、側面視略爪形状をなし、左方に向かって突出している。
凸部75の後端部には、給電ユニット50の第1ガイド湾曲面78Rと左右略対称の位置および形状で、第2ガイド湾曲面78Lが区画されている。
すなわち、第2ガイド湾曲面78Lは、凸部75の後端部において、その上側面から連続して、後側へ向かうに従って下側へ湾曲される略円弧形状に区画されている。
現像ローラ34の現像ローラ軸67の左端部には、突出部の一例としてのカラー部材76が外嵌されている。
ギアホルダ71は、そのカップリング露出筒73に現像側カップリング72が挿通され、そのカラー係合溝74にカラー部材76が挿通されるようにして、左側壁42Lに対して左側から装着されて現像フレーム25に固定される。
そして、現像側カップリング72が、カップリング露出筒73を介して露出し、カラー部材76が、現像カートリッジ19の左側壁42Lから現像ローラ34の回転軸線と軸線方向が一致するように左方に向かって突出し、さらに、カラー係合溝74から左方に向かって突出する。
3.ドラムカートリッジの詳細
(1)ドラムフレーム
ドラムカートリッジ18は、図5(a)に示すように、ドラムフレーム80を備えている。ドラムフレーム80は、左右1対の側壁81(第1壁の一例としての右側(一方側)の側壁81、および、第2壁の一例としての左側(他方側)の側壁81)と、下壁82と、前壁83と、上壁84と、後壁106とを備えている。
左右1対の側壁81は、後側部分において上方に延び、前側部分において前方に延びる側面視略L字形状に形成され、互いに間隔を隔てて対向配置されている。
左右1対の側壁81の外側面の前端部には、左右方向外側に向かって突出する円柱形状の左右1対のボス85が形成されている。
また、左右1対の側壁81の後側部分には、上下方向略中央において、左右1対の感光ドラム軸挿通穴88が形成されている。
また、右側の側壁81(以下、右側壁81Rとする。)には、図7(a)に示すように、感光ドラム軸挿通穴88の下側において、凹部89が複数形成されている。
凹部89は、側面視において円形または長穴形状をなし、感光ドラム軸挿通穴88に対して周方向に整列配置されている。
凹部89の大きさは、第2電極の一例としての本体側現像電極100(後述)、および、本体側供給電極101(後述)の大きさの約半分以下である。
また、右側壁81Rの後端面には、上下方向すべてに亘って、後側へ向かうに従って左側へ傾斜する面取り90が形成されている。
面取り90の端面と、右側壁81Rの右側面とがなす角度Aは、50°以上90°未満に設定されている(図5(b)参照)。
下壁82は、図5(a)に示すように、左右1対の側壁81の下端部の間に架設されている。
前壁83は、左右1対の側壁81および下壁82の前端部の間に架設され、その左右方向略中央には、前上方に突出する把持部109が形成されている。
上壁84は、左右1対の側壁81の後側部分の上端部の間に架設されている。
後壁106は、左右1対の側壁81の後端部から後方に向かって膨出するように形成されている。
後壁106は、断面視略U字状の背面壁107(図1参照)と、背面壁107の左右方向両端部から前方に向かって延び、左右1対の側壁81の前端部に連結される左右1対の後壁側壁108とを備えている。
そして、左右1対の側壁81の後側部分と、上壁84と、上壁84に対向する下壁82と、後壁106とで、ドラム収容部91が区画されている。
ドラム収容部91には、図1に示すように、感光ドラム20、転写ローラ21およびスコロトロン型帯電器22が支持されている。
感光ドラム20は、図5(a)に示すように、左右1対の感光ドラム軸挿通穴88に、感光ドラム軸86が挿通されることにより、左右1対の側壁81に回転自在に支持されている。
感光ドラム20の感光ドラム軸86は、左右1対の側壁81の左右方向外側へ突出している。
転写ローラ21は、図1に示すように、後壁106に収容され、左右1対の後壁側壁108に回転自在に支持されている。
スコロトロン帯電器は、上壁84に支持されている。
スコロトロン型帯電器22において、帯電ワイヤ23は、図7(a)に示すように、チャージ側電極93と電気的に接続され、グリッド24は、グリッド側電極94と電気的に接続されている。
チャージ側電極93は、右側壁81Rの右側面の上端部おいて、前端部に配置され、上壁84よりも上方に突出し、右側壁81Rよりも右方に突出する側面視略矩形の四角柱形状に形成されている(図5(b)参照)。
グリッド側電極94は、右側壁81Rの右側面の上端部において、チャージ側電極93の後側に配置されている。
また、図5(a)に示すように、左右1対の側壁81の前側部分と、下壁82と、前壁83とにより、収容部の一例としてのカートリッジ装着部92が区画されている。
カートリッジ装着部92は、ドラム収容部91に連通して上方が開放された略有底矩形枠形状に形成されている。
(2)第1ガイドレールおよび第2ガイドレール
右側壁81Rにおいて、前後方向に沿う前側部分の上端部と、上下方向に沿う後側部分の前端部とには、図5(a)に示すように、現像カートリッジ19のドラムカートリッジ18への着脱を案内するための第1ガイドレール95Rが区画(形成)されている。
第1ガイドレール95Rは、第1傾斜面96Rと、第1ガイドの一例としての第1軸受け面110Rとを備えている。
第1傾斜面96Rは、右側壁81Rの前側部分の上端部において、後側に向かうに従って下側に傾斜するように形成されている。
第1軸受け面110Rは、右側壁81Rの後側部分における前側部分と連結される部分の上方において、前方が開放され、後方に向かって切り欠かれる側面視略C字形状に形成されている。
第1軸受け面110Rは、第1傾斜面96Rに連続する下面111Rと、下面111Rの上方に間隔を隔てて対向し、下面111Rと平行な上面112Rと、下面111Rの後端部と上面112Rの後端部とを連結する後面113Rとを備えている。
下面111Rは、後側に向かうに従って上側に傾斜するように形成されている。
上面112Rは、上面112Rに連続する右側壁81Rの後側部分の前端部とともに前下方に向かって突出するように形成されている。
後面113Rは、下面111Rの後端部との連結部分および上面112Rの後端部との連結部分において湾曲するように形成されている。
第1軸受け面110Rの溝幅(上面112Rと下面111Rとの間の長さ)は、現像カートリッジ19の現像ローラ軸被覆部69の外径と略同一の長さ(僅かに長く)に形成されている。
第1ガイドレール95Rにおいて、第1傾斜面96Rおよび第1軸受け面110Rの下面111Rは、右側壁81Rの上端面から、左側(他方側)に向かって突出する平板状に形成されている。
そして、右側壁81Rには、第1軸受け面110Rを右側から被覆する被覆部97が設けられている。
被覆部97は、図7(a)に示すように、上方に向かうに従って、幅狭になる右側面視略台形状に形成されている。
被覆部97は、上側部分において、第1軸受け面110R(下面111R、上面112Rおよび後面113R)を被覆し、下側部分において、第1軸受け面110Rの下側の右側壁81Rを被覆している。
被覆部97は、図5(b)に示すように、右側壁81Rの右側面よりも、右側(一方側)に突出するように形成されている。
被覆部97は、右側壁81Rの右側面から右側に突出している長さWの分、現像カートリッジ19の現像ローラ軸被覆部69を受け入れても、被覆部97の板厚を確保することができる。
被覆部97の前端面には、図7(a)に示すように、後側へ向かうに従って左側へ傾斜する面取り98が形成されている。
面取り98の端面と、右側壁81Rの右側面とがなす角度Bは、50°以上90°未満に設定されている。
左側の側壁81(以下、左側壁81Lとする。)には、図5(a)に示すように、第1ガイドレール95Rと左右対称の位置および形状で、第2ガイドレール95Lが形成されている。
すなわち、第2ガイドレール95Lは、第2傾斜面96Lと、第2ガイドの一例としての第2軸受け面110Lとを備えている。
第2傾斜面96Lは、左側壁81Lの前側部分の上端部において、後側に向かうに従って下側に傾斜するように形成されている。
第2軸受け面110Lは、左側壁81Lの後側部分における前側部分と連結される部分の上方において、前方が開放され、後方に向かって切り欠かれる側面視略C字形状に形成されている。
第2軸受け面110Lは、第2傾斜面96Lに連続する下面111Lと、下面111Lの上方に間隔を隔てて対向し、下面111Lと平行な上面112Lと、下面111Lの後端部と上面112Lの後端部とを連結する後面113Lとを備えている。
下面111Lは、後側に向かうに従って上側に傾斜するように形成されている。
上面112Lは、上面112Lに連続する左側壁81Lの後側部分の前端部とともに前下方に向かって突出するように形成されている。
後面113Lは、下面111Lの後端部との連結部分および上面112Lの後端部との連結部分において湾曲するように形成されている。
第2軸受け面110Lの溝幅(上面112Lと下面111Lとの間の長さ)は、現像カートリッジ19のカラー部材76の外径と略同一の長さ(僅かに長く)に形成されている。
第2ガイドレール95Lにおいて、第2傾斜面96Lおよび第2軸受け面110Lの下面111Lは、左側壁81Lの上端面から、右側(一方側)に向かって突出する平板状に形成されている。
左側壁81Lでは、第2軸受け面110Lが被覆部97に被覆されておらず、左側(他方側)に向かって開放されている。
なお、後側部分における左右1対の側壁81(上壁84と連続する部分)の前端面は、上下方向に沿って延びる左右1対の第3ガイドレール99として区画されている。
第3ガイドレール99の下端部は、右側壁81Rにおいて、第1ガイドレール95Rが備える第1軸受け面110Rの上面112Rの前端部と連続するように形成され、左側壁81Lにおいて、第2ガイドレール95Lが備える第2軸受け面110Lの上面112Lの前端部と連続するように形成されている。
4.現像カートリッジのドラムカートリッジへの装着
現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18に装着するには、図2に示すように、まず、現像カートリッジ19を持ち上げる。
このとき、現像カートリッジ19は、下壁43よりも下方に延びる脚部45を有するため、水平な載置面との間に隙間を有しており、その隙間に指を入れて、容易に持ち上げることができる。
次いで、図6に示すように、ドラムカートリッジ18のカートリッジ装着部92の後端部に、現像カートリッジ19の後端部を、上方から挿入する。
その後、現像カートリッジ19の後端部をドラムカートリッジ18の左右1対の側壁81の上下に沿う後側部分の前端面に押し付けながら、現像カートリッジ19の後端部を支点として、現像カートリッジ19の前端部を前下側へ回動させる。
具体的には、現像カートリッジ19の右側壁42Rに装着されている給電ユニット50の絶縁部59の後端部を、ドラムカートリッジ18の右側壁81Rの後側部分の前端部に当接させ、現像カートリッジ19の左側壁42Lに装着されている駆動ユニット70の凸部75の後端部を、ドラムカートリッジ18の左側壁81Lの上下に沿う後側部分の前端部に当接させる。
このとき、絶縁部59の後端部に区画された第1ガイド湾曲面78R、および、凸部75の後端部に区画された第2ガイド湾曲面78Lが、左右1対の側壁81の後側部分の前端面に区画された第3ガイドレール99に前方から当接する。
すると、現像カートリッジ19は、第1ガイド湾曲面78Rおよび第2ガイド湾曲面78Lに案内され、当接部分を支点として、右側面視反時計回りに回動される。
現像カートリッジ19がさらに右側面視反時計回りに回動されると、現像カートリッジ19の右側に突出している現像ローラ軸被覆部69が、ドラムカートリッジ18の右側壁81Rの前側部分の上端部に当接し、現像カートリッジ19の左側に突出しているカラー部材76が、ドラムカートリッジ18の左側壁81Lの前側部分の上端部に当接する。
すなわち、現像ローラ軸被覆部69が第1ガイドレール95Rに当接し、カラー部材76が、第2ガイドレール95Lに当接する。
その後、現像カートリッジ19を後方に押し込むように移動させると、現像ローラ軸被覆部69が、第1ガイドレール95Rの第1傾斜面96Rにより後下側へ案内され、カラー部材76が、第2ガイドレール95Lの第2傾斜面96Lにより後下側へ案内される。
さらに、現像カートリッジ19を後方に押し込むように移動させると、現像ローラ軸被覆部69が、第1ガイドレール95Rの第1軸受け面110Rにより後上側へ案内され、カラー部材76が、第2ガイドレール95Lの第2軸受け面110Lにより後上側へ案内される。
そして、現像ローラ34のゴムローラ68と、感光ドラム20のドラム87とが当接して、それ以上の現像カートリッジ19の移動が規制されるとともに、現像ローラ軸被覆部69が第1軸受け面110Rに収容され、カラー部材76が第2軸受け面110Lに収容され、現像カートリッジ19の前端部がカートリッジ装着部92の前端部内に収容される。
こうして、現像カートリッジ19の前端部がカートリッジ装着部92の前端部内に収容されると、現像カートリッジ19のドラムカートリッジ18に対する装着が完了し、図7に示すように、プロセスカートリッジ15が形成される。
このような、プロセスカートリッジ15では、図7(a)に示すように、現像側接触部64(第1電極)が、右側(一方側)から左側(他方側)に向かって見たときに、右側壁81R(第1壁)から露出している。
一方で、供給電極51の供給ローラ軸挿通部56、軸受部材52の軸受部61、および、現像電極53の現像ローラ軸被覆部69は、被覆部97に被覆されている。
また、第1軸受け面110Rと、現像側接触部64(第1電極)とは、近接して配置されている。
また、このようなプロセスカートリッジ15では、現像ローラ軸被覆部69は、被覆部97により被覆されている。
一方で、カラー部材76は、図7(b)に示すように、第2軸受け面110Lを通過して、左側壁81Lよりも左側(他方側)へ突出している。
なお、現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18から離脱させるには、上記した装着動作と逆に、現像カートリッジ19およびドラムカートリッジ18を操作する。
具体的には、現像カートリッジ19の前端部を、現像カートリッジ19の後端部を支点として、後上側へ回動させ、その後、現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18から上側へ離脱させる。
このように、現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に着脱自在に装着される。
5.本体ケーシングの詳細
(1)本体側現像電極
本体ケーシング2には、図1に仮想線で示すように、右側壁の内側面において、第2電極の一例としての本体側現像電極100と、本体側供給電極101とが設けられている。
本体側現像電極100は、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2への装着が完了したときに、現像側接触部64に接触されるように設けられ、本体ケーシング2の後側部分に設けられている。
本体側現像電極100は、平面視略円環形状に形成され、前側が上方に傾き、後側が下方に傾くように斜めに配置されている。
本体側現像電極100は、本体ケーシング2の右側壁の内側面に、図示しない弾性部材を介して支持されており、常には、左側へ向かって付勢されている。なお、本体側現像電極100は、本体ケーシング2内の図示しない電源に電気的に接続されている。
本体側供給電極101は、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2への装着が完了したときに、供給側接触部54に接触されるように設けられ、本体ケーシング2の後側部分において、本体側現像電極100の前側に設けられている。
本体側供給電極101は、平面視略円環形状に形成され、前側が上方に傾き、後側が下方に傾くように斜めに配置されている。
本体側供給電極101は、本体ケーシング2の右側壁の内側面に、図示しない弾性部材を介して支持されており、常には、左側へ向かって付勢されている。なお、本体側供給電極101は、本体ケーシング2内の図示しない電源に電気的に接続されている。
(2)本体ケーシングのガイド部
また、本体ケーシング2のガイド部37は、第1本体側ガイド102と、第2本体側ガイド103とを備えている。
第1本体側ガイド102は、本体ケーシング2の左右1対の内側面において、本体ケーシング2の上端部(カートリッジ開口部5)の前後方向中央から、本体ケーシング2の後端部の上下方向略中央まで、延びるように設けられている。
第2本体側ガイド103は、本体ケーシング2の左右1対の内側面において、第1本体側ガイド102よりも前側に間隔を隔てて設けられており、第1本体側ガイド102と略同一の傾斜を有する前側部分と、第1本体側ガイド102よりも下向きの傾斜が大きい後側部分とを有し、後方に向かうに従って第1本体側ガイド102との間隔が広がるように設けられている。
6.プロセスカートリッジの本体ケーシングへの装着
プロセスカートリッジ15を本体ケーシング2へ装着するには、まず、本体ケーシング2のトップカバー7(図1参照)を開放位置に配置させて、カートリッジ開口部5を開放する。
次いで、図8に示すように、プロセスカートリッジ15の把持部109を把持して、感光ドラム20の感光ドラム軸86の左右両端部を、左右1対の第1本体側ガイド102に嵌合させるように、プロセスカートリッジ15をカートリッジ開口部5から本体ケーシング2内に挿入する。
そして、プロセスカートリッジ15を、感光ドラム軸86が、第1本体側ガイド102に沿うように後下側へ押し込むと、ドラムフレーム80の左右1対のボス85が、左右1対の第2本体側ガイド103に嵌合される。
さらに、プロセスカートリッジ15を後下側へ押し込むと、プロセスカートリッジ15は、感光ドラム軸86が第1本体側ガイド102に沿い、ボス85が第2本体側ガイド103に沿うように後下側へ移動する。
プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2内に挿入されるに従って、第1本体側ガイド102と第2本体側ガイド103との間の間隔が広がるため、プロセスカートリッジ15は、右側面視反時計回りに徐々に回動する。
このとき、本体ケーシング2内の本体側現像電極100が、右側壁81Rの面取り90に対して、前側から当接される。
すると、本体側現像電極100は、その付勢力に抗して面取り90の傾斜に沿って右側へ変位されながら、右側壁81Rの凹部89の凹部には嵌まることなく、ドラム収容部91おける右側壁81Rを相対的に前側へ摺動する。
さらに、プロセスカートリッジ15が回動すると、本体側現像電極100が、被覆部97の面取り98に対して、前側から当接される。
すると、本体側現像電極100は、その付勢力に抗して面取り98の傾斜に沿って右側へ変位されながら、被覆部97の右側面を相対的に前側へ摺動する。
このとき、現像ローラ軸被覆部69は被覆部97に被覆されているので、現像ローラ軸被覆部69は、本体側現像電極100を前上側から後下側に向かって通過する。
つまり、現像ローラ軸被覆部69の装着軌跡Xは、現像ローラ34の回転軸線の方向に投影すると、本体側現像電極100と重なる。
さらに、プロセスカートリッジ15が回動すると、本体側現像電極100が、現像電極53の第1ガイド電極面104に対して後下側から当接されるとともに、本体側供給電極101が、供給側接触部54の第2ガイド電極面105に対して下側から当接される。
すると、本体側現像電極100は、その付勢力に抗して第1ガイド電極面104の傾斜に沿って右側へ変位されながら相対的に前上側へ摺動し、現像側接触部64に接触される。このとき、本体側現像電極100は、ねじ48の頭部の右面上を摺動し、現像側接触部64に接触される。
また、本体側供給電極101は、その付勢力に抗して第2ガイド電極面105の傾斜に沿って右側へ変位されながら相対的に上側へ摺動し、供給側接触部54に当接される。
これにより、本体側現像電極100(第2電極)と、現像電極53の現像側接触部64(第1電極)とが、電気的に接続される。
また、本体側供給電極101と、供給電極51の供給側接触部54とが、電気的に接続される。
そして、感光ドラム軸86およびボス85が、第1本体側ガイド102および第2本体側ガイド103の最深部に到達すると、図1に示すように、プロセスカートリッジ15の前端部が、レーザービームLの出射軌跡よりも下側に配置され、プロセスカートリッジ15の本体ケーシング2への装着が完了する。
その後、本体ケーシング2のトップカバー7が閉鎖位置に配置され、プリンタ1が作動されると、本体ケーシング2内の電源(図示せず)からの電力が、本体側現像電極100および現像電極53を順次介して、現像ローラ軸67に供給されるとともに、本体側供給電極101および供給電極51を順次介して、供給ローラ軸57に供給される。
なお、プロセスカートリッジ15を本体ケーシング2から離脱させるには、上記した装着動作と逆に、プロセスカートリッジ15および本体ケーシング2を操作する。
具体的には、トップカバー7を開放位置に配置させた後、プロセスカートリッジ15を前上側へ引き抜く。
このようにして、プロセスカートリッジ15は、本体ケーシング2に着脱自在に装着されるように構成されている。
そして、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に離脱されるときの現像ローラ軸被覆部69の着脱軌跡は、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に装着されるときの現像ローラ軸被覆部69の軌跡Xと同一である。
つまり、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に着脱されるときの現像ローラ軸被覆部69の着脱軌跡(軌跡X)は、現像ローラ34の回転軸線(現像ローラ軸67)方向に投影したとき、本体側現像電極100(第2電極)と重なる。
7.作用効果
(1)このプロセスカートリッジ15では、右側壁81Rにおいて、現像ローラ軸被覆部69を案内する第1軸受け面110Rと、現像電極53の現像側接触部64を露出させるスペースとが近接して配置される。そのため、第1軸受け面110Rを区画する領域を、右側壁81Rにおいて十分に確保できなくなり、第1軸受け面110Rにおける剛性が低下する。
しかし、このプロセスカートリッジ15では、第1軸受け面110Rは、右側(外側)から被覆する被覆部97により補強されている。
そのため、右側壁81Rにおいて、現像電極53の現像側接触部64を露出させるスペースが、第1軸受け面110Rと近接して配置されても、ドラムカートリッジ18は、第1軸受け面110Rにおける剛性を十分に確保することができる。
その結果、プロセスカートリッジ15の小型化を図りながら、第1軸受け面110Rにおける剛性を確保することができる。
(2)また、このプロセスカートリッジ15によれば、被覆部97が右側壁81Rよりも右側へ突出しているので、突出している長さWの分、現像カートリッジ19の現像ローラ軸被覆部69を受け入れても、被覆部97の板厚を確保することができる。
そのため、より確実に、第1軸受け面110Rを補強することができる。
(3)また、このプロセスカートリッジ15によれば、カラー部材76は、左側(他方側)に向かって開放されている左側壁81Lの第2軸受け面110Lを通過して左側へ突出し、第2軸受け面110Lの左右方向すべてに支持されている。
そのため、右側壁81Rと左側壁81Lとの間の距離を短くしても、カラー部材76を支持することができ、プロセスカートリッジ15の小型化を図ることができる。
(4)また、このプロセスカートリッジ15によれば、第1ガイドレール95Rは、第1傾斜面96Rおよび第1軸受け面110Rの下面111Rにおいて、右側壁81Rの上端面から、左側(他方側)に向かって突出する平板状に形成されている。
また、第2ガイドレール95Lは、第2傾斜面96Lおよび第2軸受け面110Lの下面111Lにおいて、左側壁81Lの上端面から、右側(一方側)に向かって突出する平板状に形成されている。
そのため、第1ガイドレール95Rおよび第2ガイドレール95Lは、左右方向外側に大型化することなく、現像ローラ軸被覆部69およびカラー部材76を支持する部分を大きく確保することができる。
その結果、プロセスカートリッジ15の小型化を図りつつ、現像ローラ軸被覆部69およびカラー部材76をより確実に案内することができる。
(5)また、このプリンタ1では、プロセスカートリッジ15を本体ケーシング2に装着するとき、現像ローラ軸被覆部69を被覆する被覆部97は、現像側接触部64(第1電極)よりも先に、本体側現像電極100(第2電極)と接触する。つまり、装着方向において、現像ローラ軸被覆部69は、現像側接触部64(第1電極)より下流側に配置されている。
そのため、プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に着脱されるときの現像ローラ軸被覆部69の着脱軌跡Xは、現像ローラ34の回転軸線の方向に投影したとき、本体側現像電極100と必ず重なる。プロセスカートリッジ15が本体ケーシング2に着脱されるとき、現像ローラ軸被覆部69の着脱軌跡Xが、本体側現像電極100と重なると、現像ローラ軸被覆部69と、本体側現像電極100とが摺動して、本体側現像電極100を損傷させるおそれがある。
しかし、このプリンタ1によれば、現像ローラ軸被覆部69が本体側現像電極100と重なるように移動しても、現像ローラ軸被覆部69は被覆部97に被覆されており、本体側現像電極100は、現像ローラ軸被覆部69ではなく、被覆部97と摺動する。
そのため、本体側現像電極100の損傷を防止することができる。
8.変形例
上記した実施形態では、現像ローラ軸67の右端部は、現像ローラ軸被覆部69に被覆されており、現像ローラ軸67の左端部は、カラー部材76に被覆されている。
しかし、現像ローラ軸67の両端部には、現像ローラ軸被覆部69やカラー部材76を設けることなく、現像ローラ軸67の両端部を、そのまま第1ガイドレール95Rおよび第2ガイドレール95Lによって案内させてもよい。
さらには、現像ローラ軸67の両端部や、それらに設けられる現像ローラ軸被覆部69およびカラー部材76ではなく、右側壁81Rおよび左側壁81Lから、別途ボスなどの突出部を左右方向外方に突出させて、その突出部を第1ガイドレール95Rおよび第2ガイドレール95Lに案内させてもよい。
また、上記したプロセスカートリッジ15は、本発明のプロセスカートリッジの一実施形態であり、上記したプリンタ1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であり、本発明は、上記した実施形態に限定されない。
本発明の画像形成装置は、モノクロプリンタの他、カラープリンタとして構成することもできる。
画像形成装置をカラープリンタとして構成する場合には、複数の感光体と記録媒体搬送部材とを備えるダイレクト方式のタンデム型カラープリンタや、複数の感光体と、中間転写体と、転写部材とを備える中間転写方式のタンデム型カラープリンタとして構成することもできる。
また、現像カートリッジ19は、現像剤担持体を有する筐体に対し、トナーが収容されるトナーカートリッジが着脱自在に装着されるように構成することもできる。
また、上記した感光ドラム20に代えて、例えば、感光ベルトなどの感光体を適用することもできる。
また、上記した現像ローラ34に代えて、例えば、現像スリーブ、ブラシ状のローラなどの現像剤担持体を適用することもできる。
また、上記した供給ローラ33に代えて、例えば、供給スリーブや供給ベルト、ブラシ状のローラなどの供給部材を適用することもできる。
また、上記したアジテータ29に代えて、例えば、オーガスクリューや搬送ベルトなどの搬送部材を適用することもできる。
また、上記した転写ローラ21に代えて、例えば、転写ベルト、転写ブラシ、転写ブレードなどの接触型の転写部材や、例えば、コロトロンタイプなどの非接触型の転写部材などを適用することもできる。
また、上記したスコロトロン型帯電器22に代えて、例えば、コロトロン型帯電器、鋸歯状の放電部材を備える帯電器などの非接触型の帯電器や、例えば、帯電ローラなどの接触型の帯電器などを適用することができる。
また、上記したスキャナユニット16に代えて、例えば、LEDユニットなどの露光部材を適用することもできる。
さらに、本発明の画像形成装置は、画像読取部などを装備して、複合機として構成することもできる。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
15 プロセスカートリッジ
18 ドラムカートリッジ
19 現像カートリッジ
20 感光ドラム
34 現像ローラ
64 現像側接触部
69 現像ローラ軸被覆部
67 現像ローラ軸
76 カラー部材
81R 右側壁
81L 左側壁
92 現像カートリッジ装着部
100 本体側現像電極
110R 第1軸受け面
110L 第2軸受け面
X 軌跡

Claims (8)

  1. 筐体と、前記筐体に着脱可能なプロセスカートリッジと、を備える画像形成装置であって、
    前記プロセスカートリッジは、
    静電潜像を担持するように構成される感光体を有する感光体カートリッジと、
    前記静電潜像を現像する現像剤を担持するように構成され、回転するように構成される現像剤担持体を有し、前記感光体カートリッジに着脱自在に装着される現像カートリッジと
    を備え、
    前記現像カートリッジは、前記現像剤担持体の回転軸線に平行な第1方向に延びる突出部を備え、
    前記感光体カートリッジは、前記第1方向において、前記現像カートリッジの一方側に配置され、前記現像カートリッジを収容する収容部を形成する第1壁を有し、
    前記第1壁には、前記突出部を案内するように構成される第1ガイドと、前記第1ガイドに案内された前記突出部を前記第1方向の外側から被覆する被覆部とが形成され、
    前記現像カートリッジは、前記第1方向における一方側の外側面に、第1電極を備え、
    前記第1電極は、前記第1方向の一方側から他方側に向かって見たときに、前記第1壁から露出しており、
    前記筐体は、前記プロセスカートリッジが装着された状態で、前記第1電極と電気的に接続される第2電極を備え、
    前記第2電極は、前記プロセスカートリッジが前記筐体に装着されるとき、前記被覆部の外面を摺動することを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記被覆部は、前記第1方向において、前記第1壁よりも一方側へ突出していることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記感光体カートリッジは、前記第1方向において、前記現像カートリッジの他方側に配置される第2壁を有し、
    前記第2壁には、前記突出部を案内するように構成される第2ガイドが形成され、
    前記第2ガイドは、前記第1方向おいて、他方側に向かって開放されており、
    前記突出部は、前記第2ガイドを通過して、前記第2壁よりも前記第1方向の他方側へ突出していることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1ガイドは、前記第1方向において、前記第1壁から他方側に向かって突出するように形成されており、
    前記第2ガイドは、前記第1方向において、前記第2壁から一方側に向かって突出するように形成されていることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記突出部は、前記現像剤担持体の軸であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記プロセスカートリッジが前記筐体に着脱されるときの前記突出部の着脱軌跡は、前記第1方向に投影したとき、前記第2電極と重なることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記突出部は、前記プロセスカートリッジを前記筐体に装着する方向において、前記第1電極より下流側に配置されていることを特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 静電潜像を担持するように構成される感光体を有する感光体カートリッジと、
    前記静電潜像を現像する現像剤を担持するように構成され、回転するように構成される現像剤担持体を有し、前記感光体カートリッジに着脱自在に装着される現像カートリッジとを備え、画像形成装置の筐体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    前記現像カートリッジは、前記現像剤担持体の回転軸線に平行な第1方向に延びる突出部を備え、
    前記感光体カートリッジは、前記第1方向において、前記現像カートリッジの一方側に配置され、前記現像カートリッジを収容する収容部を形成する第1壁を有し、
    前記第1壁には、前記突出部を案内するように構成される第1ガイドと、前記第1ガイドに案内された前記突出部を前記第1方向の外側から被覆する被覆部とが形成され、
    前記現像カートリッジは、前記第1方向における一方側の外側面に、第1電極を備え、
    前記第1電極は、前記第1方向の一方側から他方側に向かって見たときに、前記第1壁から露出しており、
    前記第1電極は、前記プロセスカートリッジが前記筐体に装着された状態で、前記筐体に設けられた第2電極と電気的に接続され、
    前記被覆部は、前記プロセスカートリッジが前記筐体に装着されるときに前記第2電極が摺動する外面と、前記外面に対して前記プロセスカートリッジの装着方向の下流側に設けられる面取りであって、前記第2電極が前記外面を摺動するために傾斜する面取りと、を有することを特徴とする、プロセスカートリッジ。
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