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JP5989200B1 - 鋏の軸部の構造 - Google Patents

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JP5989200B1 JP2015145321A JP2015145321A JP5989200B1 JP 5989200 B1 JP5989200 B1 JP 5989200B1 JP 2015145321 A JP2015145321 A JP 2015145321A JP 2015145321 A JP2015145321 A JP 2015145321A JP 5989200 B1 JP5989200 B1 JP 5989200B1
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Abstract

【課題】軸止め式(鋲止め式)の軸部をもつ鋏において、切断作業中に軸部内に浸入し付着するヤニ・樹脂等を、容易・迅速に洗浄・除去可能とする。【解決手段】1組の刃体1A,1Bを重ね合わせ、軸支用孔2に軸3を通挿し、軸先端をかしめて両刃体1A,1Bが当接状態で可回動とした鋏において、上記刃体1A,1Bの当接面5,5’間や軸3と軸支用孔2間に、外方へ通じて洗浄用の水等が流入・流出可能な通路が形成されるようにしたものである。【選択図】 図5

Description

本発明は、一組の刃体を可回動に軸支した鋏における軸部の構造に係るものである。
例えばブドウ等の果実の収穫や間引き手入れのように、小枝部分を切断する園芸用鋏では、切断作業中に刃体表面以外にも、軸部即ち軸と軸支用孔からなる部分で、軸と軸支用孔の間にヤニ・樹脂等(以下、ヤニ等という)が浸入して付着する。また食材を切る調理用鋏でも、同じく刃体以外にも、軸と軸支用孔の間に食材の脂・汁等の異物が浸入・付着する。
鋏の軸部の構造としては従来から一組の刃体の中央付近の軸支用孔に、軸例えば頭部付きリベットを通挿し、その先端部をカシメ付けすることで、刃体を可回動に軸支する軸止め式(鋲止め式)のものがあり、例えば次のようなものである。
実開平05−063467号公報 特開平07−047177号公報 特開平10−179951号公報 特開2006−181036号公報
また、一組の刃体の中央付近の軸支用孔に軸例えばボルトを通挿し、ナットを螺合させて刃体を可回動に締め付け固定したものがあり、例えば次のようなものである。
特開平08−155157号公報 特開平09−164277号公報 特開平11−221374号公報
上記園芸用鋏で切断作業を続けていると、軸と軸支用孔の間にヤニ等が浸入・付着して、刃体の開・閉作業が重くなって手が疲れたり、滑らかに切断できなかったりする。また理用鋏でも同様であるし、それに加えて不衛生にもなる。
上記先行技術で示した鋏の内、特許文献1ないし4に記載したもの、即ち刃体の軸支用孔に軸を通挿し、その先端部をカシメ付けで軸支した構造の鋏(軸止め式や鋲止め式と言われている)では、軸と軸支用孔の間に浸入・付着したヤニ等は、拭いても除去できぬことは勿論であるが、洗浄用の水・湯・洗剤またはオイル等(以下、水等という)に漬けて濯いだりしても、そられを洗浄・除去することはできない。
他方、特許文献5ないし7に記載したもの、即ち一組の刃体を軸にナット等を螺装して軸支する構造の鋏では、ナットを緩めて刃体と軸を分離することで、軸と軸支用孔の間に浸入・付着したヤニ等も洗浄・除去できる。しかし、洗浄・除去作業をするには、ナットを緩めて刃体と軸等を分離する手間が必要となるし、例えば樹木の小枝のような硬めのものの切断作業を繰り返していると、軸に螺合させたナットが緩んで、鋏の切れ調子が悪くなったり、ナットが外れて軸が抜け落ち、不用意に刃体が分離してしまったりする、等の問題点がある。
本発明は、刃体の軸支用孔と軸との間に浸入・付着したヤニ等の洗浄・除去に関し、上記従来の鋏の軸部の構造がもつ問題点を解決することを課題としたものである。即ち本発明の目的は、刃体の軸支用孔と軸との間に浸入・付着したヤニ等、刃体・軸を分離することなく、容易・迅速に洗浄・除去可能とする鋏の軸部の構造を提供することにある。
本発明に係る鋏の軸部の構造は、
1組の刃体1A,1Bを重ね合わせ、軸支用孔2に軸3を通挿し、軸先端4をカシメ刃体1A,1Bを当接状態で可回動とした鋏において、
少なくとも一の刃体Aの当接面5に外方と通じるような刃体の凹溝aを形成し、軸3には、頭部裏面に外方と通じる頭部裏面の凹溝bを形成すると共に、上記両凹溝a,bを軸3の側面に形成した凹設部cの一部で連通可能として、当接面5,5’間や、軸3と軸支用孔2間を外方と連通可能にしたものである。
具体的には、1組の刃体1A,1Bを重ね合わせ、中央寄り位置の軸支用孔2に軸3を通挿し、該軸3の先端部4をカシメて刃体1A,1Bを当接状態で可回動に軸支した軸部をもつ鋏において、
少なくとも一の刃体1Aの当接面5に刃体の凹溝aを形成して、その一部が当接面5外へ向かうと共に、軸支用孔2と連通可能に設け
かつ軸3には、その頭部7裏面に外側方への頭部裏面の凹溝bを形成すると共に、軸3の側面に、該頭部裏面の凹溝bと連通する凹設部cを形成し、該凹設部cを軸先端4寄りへ向かうようにして、その一部で上記刃体1Aの凹溝aと連通可能に設けることにより、 上記刃体の当接面5,5’間や、軸3と軸支用孔2間を外方へ連通する通路を形成するるように構成してある。
上記構成において、凹溝は2種類あって、一つは刃体の当接面に形成した凹溝、即ち刃体の凹溝aであり、他方は軸の頭部裏面に形成した凹溝、即ち頭部裏面の凹溝bである。一の刃体1Aの裏面即ち接面5に形成した刃体の凹溝aは、他方の刃体1Bの当接面5’との間通路を形成する。刃体の凹溝aの平面形状は任意であり、また該刃体の凹溝aの数は1本に限らず複数本の方がよい。そして該刃体の凹溝aは、少なくとも一部が当接面5の外へ向かうようにして、開口部8が形成されるようにしてある。
また一の刃体1Aの刃体の凹溝aと軸支用孔2とは、直接に連通するよりも、軸支用孔2の周りに凹所6を形成し、該凹所6を介して連通するようにするのがよい。
3の頭部7裏面に形成した頭部裏面の凹溝bは、一の刃体1Aの表面との間で通路を形成し、また軸側面の凹設部cは軸支用孔2の内周面との間で通路を形成するが、その数も1本に限らず2本以上を形成することが望ましい。
上記刃体の凹溝aは、少なくとも一の刃体1Aの当接面5に形成するが、それに限らずそれに加えて、他方の刃体1Bの当接面5’にも対向状に形成するようにしてよい(例えば図12、図13参照)。
上記構成に係る軸部の構造をもつ鋏の作用・効果は、次のようになる。
まず、切断作業は従来のこの種の鋏と同様にして切断作業を行えばよいが、切断作業を繰り返していると、両刃体1A,1Bや軸部の表面等にヤニ等が付着してくる。
その洗浄・除去には通常は、容器に洗浄用の水等を満たして、その中で鋏を揺り動かしたり、両刃体を開・閉させればよい。これで、両刃体や軸部の表面に付着したヤニ等は洗浄・除去されるが、他面、両刃体の当接面間や軸支用孔と軸間に浸入し付着したヤニ等は、従来の軸止め式(鋲止め式)の鋏では容易に洗浄・除去できなかった。
他面、本考案の軸部の構造をもつ鋏によれば、軸止め式(鋲止め式)の鋏でありながら、容器内で鋏を揺り動かしたり、両刃体1A,1Bを開・閉させることで、そのヤニ等も容易・迅速に洗浄・除去することができる。
なぜなら、本考案の軸部をもつ鋏では、少なくとも一の刃体1Aの当接面5に、刃体の凹溝aを形成してその一部が該刃体1Aの当接面5外へ向かうように形成し、かつ軸3には、その頭部7裏面に側方へ伸びて開口する頭部裏面の凹溝bを形成し、軸側面に該頭部裏面の凹溝bと連通すると共に、軸先端4方向へ伸びて上記該刃体の凹溝aと連通可能な凹設部cを形成することによって、上記刃体の凹溝aと頭部裏面の凹溝bと軸側面の凹設部cとが連通する通路が形成されているからである。
これにより、容器内で鋏を揺り動かしたり、両刃体1A,1Bを開・閉させれば、容器内の洗浄用の水等、一の刃体1Aの当接面5に形成した刃体の凹溝aの開口部分8から、該刃体の凹溝a内を通って軸部側へ流れ込み、それと連通する軸側面の凹設部cを経て、軸頭部7の頭部裏面の凹溝bへ流れて、その側方の開口部分9から外方へ流れ出る(例えば図5参照)。
あるいは逆コースで、軸頭部7裏面に形成した頭部裏面の凹溝bの開口部分9から、該頭部裏面の凹溝b内を通って中心の軸部へ流れ込み、軸側面の凹設部c内を経て、それと連通する一の刃体1A当接面の刃体の凹溝aへ流れて、外方への開口部分8から流出る(例えば図6参照)。
このように洗浄用の水等が少なくとも一の刃体1Aの刃体の凹溝a、軸側面の凹設cを経て頭部裏面の凹溝bから外方へ、また軸頭部裏面の凹溝bから軸側面の凹設部cを経て刃体の凹溝aから外方へと流入・流出することにより、当接面5,5’間や軸3と軸支用孔2間に浸入・付着したヤニ等も容易に流れ出て、洗浄・除去できるのである。
上記で、一の刃体1Aの当接面5の刃体の凹溝a、軸3の頭部裏面の凹溝b、軸側面の凹設部cを複数本としてあれば、上記洗浄用の水等の流入・流出が効率的にな行われ、ヤニ等を洗浄・除去作業を一層容易・迅速に行える。
また上記の如く、一の刃体1Aの刃体の凹溝aに加えて、他方の刃体1Bの当接面5’にも刃体の凹溝a’を形成してもよく、その場合は両刃体の凹溝a,a’による流路の断面積が倍増するので、より効果的に洗浄・除去が行われる。同じ流量でよいならば、各刃体の凹溝a,a’の深さは浅くできる。(例えば図12,13参照)。
なお、上記洗浄・除去作業は、鋏を容器に入れた洗浄用水等に漬けて行なう場合で説明したが、それに限らず、洗浄用水等をスプレーすることによってもよいし、またエアーブロ−(エアースプレー)によって行ってもよい。いずれの場合も、本発明に係る軸部の構造では、洗浄用水等やエアーは上記各刃体の凹溝a,a’、軸3の頭部裏面の凹溝b、側面の凹設部c等を経て軸部内へよりよく流入し流出するので、洗浄・除去作業はより一層容易かつ効率的に行うことができる。
本発明の実施例1の鋏を示す斜視図である。 図1で示したもので用いた一の刃体の裏面からの要部拡大斜視図である。 図1で示したもので用いた軸の拡大斜視図である。 図1で示したもののI−I線縦断の拡大断面図である。 図4で示したもので、洗浄用水等が流入・流出する状態を示す拡大縦断面図である。 図4で示したもので、洗浄用水等が逆コースで流入・流出する状態を示す拡大縦断面図である。 図2で示した一の刃体の要部の裏面図である。 変形例としての一の刃体の要部の裏面図である。 他の変形例としての一の刃体の要部の裏面図である。 さらに他の変形例としての一の刃体の要部の裏面図である。 別の変形例としての一の刃体の要部の裏面図である。 実施例2での要部の拡大縦断面図である。 実施例2で用いた他の刃体の要部の平面図である。
軸止め式(鋲止め式)の鋏において、少なくとも一の刃体1Aの当接面5に、軸支用孔2と連通可能な刃体の凹溝aを形成して、該刃体の凹溝aの一部が当接面5外へ向かうようにし、かつ軸3には、その頭部7裏面に側方で開口する頭部裏面の凹溝bを形成すると共に、軸側面に該頭部裏面の凹溝bに連通して軸先端4側へ向かう凹設部cを形成して、該凹設部cの一部で上記刃体の凹溝aに連通可能とすることにより、上記刃体の当接面5,5’間や、軸3と軸支用孔2間が外方へ連通するように構成する。
図1から図7で示したものは、本発明に係る軸部の構造を軸止め式(鋲止め式)の園芸用鋏に用いた実施例の一つであって、1組の刃体1A,1Bを重ね合わせて軸支用孔2に軸3を通挿し、軸先端4をカシメて刃体1A,1Bを当接状態で可回動とした鋏に関するものである。
その鋏において、一の刃体1Aの当接面5には、軸支用孔2とその周りの凹所6を経て、ここでは放射状に4本の刃体の凹溝aを形成し、刃体1Aの両側縁へ向かって伸び、先端で開口部8が形成されている。なお、ここでは、該刃体の凹溝aの深さを約0.5mmとし、幅を約0.7mmに形成してある。この刃体の凹溝aにより、他方の刃体1Bの当接面5’との間に洗浄用の水等やエアーが通過可能な通路が形成されることになる。なお、刃体の凹溝aの深さや幅の寸法は、鋏の種類によって異なることは勿論である。
上記両刃体1A,1Bの軸支用孔2に通挿した軸3は、ここではステンレス製鋲を用いており、その軸先端カシメて抜け落ちを係止するようにしてある。そして該軸3の頭部7裏面には、軸3を中心として両側方へ向かう2本の頭部裏面の凹溝bを形成して、両側端で開口部9が形成されるようになっている。
また該軸3の側面の対象位置に、軸3の先端部方向への2本の凹設部cを形成してあっ、上記頭部裏面の凹溝bと連通させてある。該軸側面の凹設部cは、ここでは溝状に形成せず、側面の対称位置の一部を軸先端4へ向けて平面状に形成してある。しかし該凹設部cは上記に限らず、上記刃体の凹溝a頭部裏面の凹溝bのように凹条に形成することも可能である。この軸側面の凹設部cによって、軸支用孔2の内周面との間で洗浄用水等が通過可能な通路が形成される。また該凹設部cは長手方向のほぼ中間位置で、上記一の刃体1Aの当接面5の刃体の凹溝aと連通するようにしてある。
なお、上記刃体1の軸支用孔2の周囲の凹所6の形状は、平面図で円形状としたがそれに限らず、例えば矩形状その他の形状であってもよい(図示略)。また刃体の凹溝aの位置・形状・本数は上記のものに限らないし、刃体の凹溝a,軸頭部裏面の凹溝b,軸側面の凹設部cの形成は、例えばプレス加工や切削加工等で行えばよい。上記で示した材質や寸法等も単なる例示であってこれに限るものではないことは勿論である。
〔変形例〕
図8から図11で示したものは、上記実施例1で示したものの変形例を示す。
いずれも軸止め式(鋲止め式)の鋏に関するものであり、実施例1のものとの相違点は、一の刃体1Aの当接面5に形成した刃体の凹溝aや凹所6の形状や本数が異なることである。
まず図8で示したものは、一の刃体1Aの軸支用孔2の周りの凹所6から、斜め後方へ2本の刃体の凹溝aを形成して、両側縁で開口部分8とすると共に、刃体1Aの先方へ伸びる1本の刃体の凹溝aも形成したものである。
図9で示したものは、一の刃体1Aの軸支用孔2の周りに形成した凹所6から、両側縁に向かって伸びる刃体の凹溝aを形成したものであり、両側縁で開口部分8が形成されている。
図10で示したものは、一の刃体1Aの軸支用孔2の周りの凹所6を、該刃体1Aの両側縁まで届く幅をもつ円形状にして、該凹所6を刃体の凹溝aと兼用するようにしたものである。換言すれば、刃体の凹溝aを凹所6と兼用させたものである。
図11で示したものは、一の刃体1Aの軸支用孔2の周りの凹所6から、後方へ伸びてその後端部で開口部分8を形成すると共に、該刃体1Aの先方へ伸びる1本の刃体の凹溝aを形成したものである。
図12と図13で示したものも、本発明に係る軸部の構造を軸止め式(鋲止め式)の園芸用鋏に用いた実施例である。上記実施例1が刃体の凹溝aを一の刃体1Aの当接面5にだけ形成してあるのに加えて、ここでは他方の刃体1Bの当接面5’にも凹所6’と刃体の凹溝a’を形成したものである。
即ち、他方の刃体1Bの当接面5’にも、上記一の刃体1Aの当接面5の刃体の凹溝aと対向状に、4本の刃体の凹溝a’を軸支用孔2周りの凹所6’を経て放射状に外側へ向かうように形成してあり、各側端で外方へ通じる開口部8’が形成されている。これにより、両刃体1A,1Bの両当接面5,5’間に、両刃体の凹溝a,a’の深さの和に相当する断面積をもつ通路が形成されるから、洗浄用の水等やエアーの通過がより一層スムーズに行われてヤニ等の除去・洗浄が効率的に行われる。
両刃体1A,1Bの軸支用孔2に通挿した軸3の先端でかしめて可回動に軸支する軸止め式(鋲止め式)の鋏において、切断作業中に当接面5,5’間や軸3と軸支用孔2間に浸入・付着したヤニ等を、容易・迅速に洗浄・除去できるものが望まれており、これを解決したものとして、園芸用や調理用等の分野での利用・需要は大きいものである。
1A−一の刃体
1B−他方の刃体
2−軸支用孔
3−軸
4−軸先端
5,5’−当接面
6,6’−凹所
7−頭部
8,8’−開口部分
9−開口部分
a,a’−凹溝(刃体の凹溝)
b−凹溝(頭部裏面の凹溝)
c−凹設部

Claims (4)

  1. 1組の刃体を重ね合わせ、両刃体の軸支用孔に軸を通挿し、軸先端をカシメて両刃体を当接状態で可回動とした鋏において、
    上記刃体の少なくとも一の刃体の当接面に、上記軸支用孔から側方へ伸びて外側方と通じる刃体の凹溝を形成し、
    上記軸には、その頭部裏面の中央部位置から側方へ伸びて外側方へ通じる頭部裏面の凹溝を形成すると共に、軸の側面に、該頭部裏面の凹溝と上記刃体の凹溝とを連通可能な凹設部を設けることにより、
    上記両刃体の当接面間や軸と軸支用孔間を外方連通可能としたことを特徴とする、鋏の軸部の構造。
  2. 1組の刃体を重ね合わせ、両刃体の軸支用孔に軸を通挿し、軸先端をカシメて両刃体を当接状態で可回動とした鋏において、
    上記刃体の内の一の刃体の当接面に、上記軸支用孔から側方へ伸びて外側方へ開口する刃体の凹溝を形成し、
    記軸には、その頭部裏面に中央部位置から側方へ伸びて、外側方へ開口する頭部裏面の凹溝を形成し側面に、該頭部裏面の凹溝と連通すると共に、軸先端方向へ伸びて上記一の刃体の凹溝と連通可能な凹設部を設けることにより
    上記両刃体の当接面間や軸と軸支用孔間を外方へ連通させる通路を形成した、請求項1に記載の鋏の軸部の構造。
  3. 1組の刃体を重ね合わせ、両刃体の軸支用孔に軸を通挿し、軸先端をカシメて両刃体を当接状態で可回動とした鋏において、
    上記一の刃体の当接面に、上記軸支用孔から側方へ伸びて外側方へ開口する刃体の凹溝を形成し、
    他方の刃体の当接面にも、上記一の刃体の当接面と対向状に、軸支用孔から側方へ伸びて外側方へ開口する刃体の凹溝を形成し、
    かつ、上記軸には、その頭部裏面に中央部位置から側方へ伸びて、外側方へ開口する頭部裏面の凹溝を形成し、軸側面に、該頭部裏面の凹溝と連通すると共に、軸先端方向へ伸びて上記刃体の凹溝と連通可能な凹設部を設けることにより、
    上記両刃体の当接面間や軸と軸支用孔間を外方へ連通させる通路を形成した、請求項1に記載の鋏の軸部の構造。
  4. 1組の刃体を重ね合わせ、両刃体の軸支用孔に軸を通挿し、軸をカシメて両刃体を当接状態で可回動とした鋏において、
    上記刃体の少なくとも一の刃体の当接面の軸支用孔の周囲に、そこでの刃体の凹溝と連通する凹所を形成した、請求項1,2または3のいずれかに記載の鋏の軸部の構造。
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