JP5981100B2 - スイッチング素子基板 - Google Patents
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Description
また、上記アクティブマトリックス型液晶表示装置を用いてカラー表示を行う場合には、従来から、カラーフィルタが上記対向基板側に配置されて用いられている。
ここで、TFT基板はTFT素子による表面段差を有するものであり、上記表面段差によって液晶層の液晶が配向不良を起こすことにより、液晶層から光漏れが生じてしまうという問題がある。そのため、上記カラーフィルタの遮光部は、上述した光漏れを防止およびTFT素子を遮光するため、TFT素子上にも配置されるものである。
また、TFT基板における遮光部としては、通常、バインダー樹脂に遮光性材料を分散させた樹脂製遮光部が用いられる。
また、上述したコンタクトホールの縦断面形状は、通常、樹脂製遮光部をフォトリソグラフィー法を用いて形成する際の露光量、加熱条件等により制御されるものである。
すなわち、フォトリソグラフィー法を用いた樹脂製遮光部の形成方法において、一次露光として、樹脂製遮光部形成用層を所望のパターン状に現像可能な程度に露光し、一次露光後に樹脂製遮光部形成用層を現像し、さらに現像した樹脂製遮光部形成用層に二次露光として、上述した一次露光よりも露光量を多くして、樹脂製遮光部形成用層全体が硬化するように露光を行う。次いで二次露光後の樹脂製遮光部形成用層を焼成することにより、樹脂製遮光部を形成する。
また、現像時においては、樹脂製遮光部形成用層の端部が垂直状、または遮光部表面よりも遮光部の内部の方がより現像されて逆テーパー状となることが多い。そのため、樹脂製遮光部にコンタクトホールを形成した場合は、コンタクトホールの縦断面が垂直形状または逆テーパー形状になってしまうといった問題があった。
また、本発明によれば、樹脂製遮光部にコンタクトホールを有することから、コンタクトホールを画素部に設ける場合に比べて、画素部の面積を大きなものとすることが可能であり、優れた画像表示を行うことが可能なスイッチング素子基板とすることができる。
また、断線防止層を有することから、樹脂製遮光部の形成後に、樹脂製遮光部に形成されたコンタクトホールの形状を所望の形状に成形することが可能となるため、樹脂製遮光部の材料及び形成方法を調整して、低比誘電率かつ高OD値の樹脂製遮光部を有するものとすることができるといった作用効果を奏する。
また、樹脂製遮光部上にコンタクトホールを形成することが可能となるため、画素部の面積を大きなものとすることができるといった作用効果を奏する。
まず、本発明のスイッチング素子基板について説明する。
本発明のスイッチング素子基板は、基材と、上記基材上に形成されたスイッチング素子と、上記スイッチング素子上に形成され、上記スイッチング素子に用いられる電極(以下、スイッチング素子電極と称して説明する場合がある。)上にコンタクトホールを有する樹脂製遮光部と、上記コンタクトホールの側面および端部を覆うように形成され、絶縁性を有する断線防止層とを有し、上記コンタクトホールの縦断面形状が、垂直形状または逆テーパー形状であり、上記断線防止層が、上記断線防止層の形成部分の縦断面形状が順テーパー形状となるように形成されていることを特徴とするものである。
また、「断線防止層の形成部分の縦断面形状が順テーパー形状となる」とは、基材表面とコンタクトホールの側面に形成された断線防止層の表面とのなす角が91°以上、好ましくは、91°〜160°の範囲内、より好ましくは100°〜140°の範囲内となることを指す。なお、基材表面とコンタクトホールの側面に形成された断線防止層の表面とのなす角とは図1(c)においてθ2で示される角を指す。また、図1(c)については後述するため、ここでの説明は省略する。
図1(a)、(b)に示すように、本発明のスイッチング素子基板10は、基材1と、基材1上に形成されたスイッチング素子2と、スイッチング素子2上に形成され、スイッチング素子電極(ドレイン電極25)上にコンタクトホールHを有する樹脂製遮光部4と、コンタクトホールHの側面および端部を覆うように形成され、絶縁性を有する断線防止層5とを有するものである。
なお、図1(b)においてはスイッチング素子2がTFT素子2’である例について示しており、TFT素子2’は、ゲート電極21と、ゲート電極21上に形成されたゲート絶縁膜22と、ゲート絶縁膜22上に形成された半導体層23と、半導体層23上に所定の間隔をあけて対向するように形成されたソース電極24およびドレイン電極25とを有するものである。
また、本発明においては、基材1上に設けられた画素部3(図1(a)では赤色画素部3R、緑色画素部3G、および青色画素部3B)を有していてもよい。また、画素部3には、通常、着色層が形成されている。
また、図1に示すスイッチング素子基板10においては、スイッチング素子2と、樹脂製遮光部4および画素部3に形成される着色層の間に第1絶縁層31が設けられていてもよい。
なお、図2において説明していない符号については、図1(b)と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。また、図3については、後述する「B.液晶表示装置」の項で説明するため、ここでの説明は省略する。
図4(a)、(b)に示すように、本発明のスイッチング素子基板10は、TFT素子2’のドレイン電極25上に形成されたコンタクトホールHの他にもコンタクトホールH’を有していてもよい。なお、図4(a)、(b)におけるコンタクトホールH’は、基材1上に形成されたコモン電極51上に設けられるものである。
なお、図4(a)、(b)において説明していない符号については、図1と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
なお、図5において説明していない符号については、図1(b)、図2等と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。また、図6については、後述する「B.液晶表示装置」の項で説明するため、ここでの説明は省略する。
また、本発明によれば、樹脂製遮光部にコンタクトホールを有することから、コンタクトホールを画素部に設ける場合に比べて、画素部の面積を大きなものとすることが可能であり、優れた画像表示を行うことが可能なスイッチング素子基板とすることができる。
本発明における断線防止層は、コンタクトホールの側面および端部を覆うように形成されるものであり、断線防止層の形成部分の縦断面形状が順テーパー形状となるように形成されるものである。
また、上記断線防止層は、絶縁性を有するものである。
本発明における断線防止層の形成位置としては、コンタクトホール内でスイッチング素子電極と画素電極とを接続させることができる位置であれば特に限定されず、本発明のスイッチング素子基板の用途に応じて適宜選択されるものである。
例えば図1(a)、(b)に示すように、コンタクトホールHの側面の全ておよびコンタクトホールHの端部の全てを覆うように形成されていてもよく、また例えば図7(a)、(b)に示すように、コンタクトホールHの側面の一部およびコンタクトホールHの端部の一部を覆うように形成されていてもよい。
なお、図7(a)は、本発明のスイッチング素子基板の他の例を示す概略平面図であり、図7(b)は図7(a)のC−C線断面図である。また、図7(a)、(b)において説明していない符号については図1(a)、(b)と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明における断線防止層は、絶縁性を有するものである。
以下、図を用いて説明する。
樹脂製遮光部4上に有色の断線防止層5を積層することが可能となることから、樹脂製遮光部の遮光性をより高いものとすることができる。
なお、着色層については、後述するため、ここでの説明は省略する。
なお、柱状スペーサおよびオーバーコート層については、後述するため、ここでの説明は省略する。
本発明における樹脂製遮光部は、上記スイッチング素子上に形成され、上記スイッチング素子電極上にコンタクトホールを有するものである。
本発明における樹脂製遮光部の構造について説明する。
本発明におけるコンタクトホールは、樹脂製遮光部から構成され、その縦断面形状が垂直形状または逆テーパー形状であるものである。
なお、本発明におけるコンタクトホールのテーパー角度の下限値としては、50°程度とすることができる。上記テーパー角度が上記下限値を下回る場合は、遮光層と断線防止層の間に空間を形成しやすくなるため、パネル不良の原因となる可能性があるからである。また、樹脂製遮光部にコンタクトホールを形成することが困難となる場合や、コンタクトホールのテーパー部分に断線防止層を形成することが困難となる可能性があるからである。
本発明における樹脂製遮光部は、スイッチング素子上に形成され、上述したコンタクトホールを有するものである。また、本発明における樹脂製遮光部は、通常、基材上にも形成され、後述する画素部を区画するために用いられるものである。
また、本発明における樹脂製遮光部は、低比誘電率かつ高OD値を示すことを特徴とするものである。
また、上記樹脂製遮光部の比誘電率の下限値としては、3程度とすることができる。上記比誘電率が上記下限値を下回る場合、樹脂製遮光部が所望の遮光性を示すことが困難となる可能性があるからである。
なお、樹脂製遮光部の比誘電率については、誘電体測定システム(126096W型、東陽テクニカ製)によって測定可能である。
また、上記樹脂製遮光部のOD値の上限値としては、特に限定されるものではないが、6.0程度とすることができる。本発明における樹脂製遮光部は、遮光性を付与するために遮光性材料を含有するものであることから、上記OD値が上記範囲を超える場合は、樹脂製遮光部の比誘電率が所望の値よりも大きくなる可能性や、樹脂製遮光部自体の膜厚が大きくなるため、樹脂製遮光部の形成が困難となったり、本発明のスイッチング素子基板を薄膜なものとすることが困難となる場合があるからである。
なお、樹脂製遮光部のOD値は、マクベス反射濃度計(サカタインクス社製「RD−914」)で測定可能である。
本発明の樹脂製遮光部は、絶縁性を有するものである。
このような樹脂製遮光部の材料としては、通常、遮光性材料と、バインダー樹脂とを含有するものである。
このような遮光性材料としては、例えば、カーボン顔料、黒色の無機顔料、黒色の有機顔料等を挙げることができ、より具体的には、チタンブラック(三菱マテリアル電子化成社製)、ペリレンブラック(PBk31、BASF社製)、アニリンブラック等を挙げることができる。なお、上述した遮光材料は、1種類のみで用いてもよく、複数種類を組み合わせて用いてもよい。
本発明の樹脂製遮光部の形成方法としては、スイッチング素子基板のスイッチング素子に用いられる電極上に、上述したコンタクトホールを有し、かつ所望の比誘電率およびOD値を有する樹脂製遮光部を形成することが可能な方法であれば特に限定されない。
例えば、次のような形成方法を用いて形成することができる。
次に、上述した樹脂製遮光部形成用層に焼成処理を施すことにより樹脂製遮光部を形成する。
本発明におけるスイッチング素子は、基材上に形成されるものである。
TFT素子は、図1(b)に例示するように、ゲート電極21と、ゲート電極21上に形成されたゲート絶縁膜22と、ゲート絶縁膜22上に形成された半導体層23と、半導体層23上に所定の間隔をあけて対向するように形成されたソース電極24およびドレイン電極25とを有しており、画素電極4はドレイン電極25と接続されている。
本発明における基材は、上述した、断線防止層、樹脂製遮光部、画素部に用いられる着色層、およびスイッチング素子を支持するものである。
本発明のスイッチング素子基板は、上述した断線防止層、樹脂製遮光部、画素部、スイッチング素子、および基材を有するものであれば特に限定されるものではなく、他にも必要な構成を適宜選択して追加することができる。
以下、このような構成について説明する。
本発明においては、スイッチング素子基板が画素部を有することが好ましい。
本発明における画素部は、基材上に設けられるものである。また、上記画素部には着色層が形成されているものである。また、上記画素部は、本発明のスイッチング素子基板を液晶表示装置に用いた際に、画像表示に寄与する領域を指す。
また、本発明においては、図1(b)に示すように、スイッチング素子2と、着色層3および樹脂製遮光部4との間に第1絶縁層31を形成してもよい。
第1絶縁層31を形成することにより、スイッチング素子2の誤作動をより効果的に防止することができ、かつスイッチング素子2の劣化を防止することが可能である。
本発明のスイッチング素子基板は、図2および図5に示すように、液晶表示装置に用いられる際に併用される画素電極40が形成されていてもよい。
本発明のスイッチング素子基板が、IPS方式、FFS方式等の横電界方式の液晶表示装置に用いられる場合は、図5に示すように、コモン電極51および共通電極50を有していてもよい。
本発明のスイッチング素子基板は上述した構成以外にも、例えば、スイッチング素子基板上の任意の位置に形成され、液晶表示装置に用いられた際に対向基板とのセルギャップを保持するために用いられる柱状スペーサや、スイッチング素子基板表面を平坦化し、かつ着色層、樹脂製遮光部等を保護するために用いられるオーバーコート層等を有することができる。
なお、柱状スペーサおよびオーバーコート層については、一般的なカラーフィルタに用いられるものと同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明のスイッチング素子基板の製造方法としては、上述した構成を有するスイッチング素子基板を形成することが可能な製造方法であれば特に限定されず、一般的なスイッチング素子基板を製造する際に用いられる製造方法と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明のスイッチング素子基板は、種々な液晶駆動方式の液晶表示装置に用いられるものである。なかでも、本発明のスイッチング素子基板は、MVA方式またはFFS方式の液晶表示装置に用いられることが好ましい。
次に、本発明の液晶表示装置について説明する。
本発明の液晶表示装置は、上述した「A.スイッチング素子基板」の項で説明したスイッチング素子基板と、対向基板と、上記スイッチング素子基板および上記対向基板の間に配置された液晶層とを有するものである。
図3は、本発明の液晶表示装置の一例を示す概略断面図である。また、図3においては本発明の液晶表示装置がMVA方式の液晶表示装置である例について示している。
図3に示すように、本発明の液晶表示装置100は、スイッチング素子基板10と、対向基板60と、スイッチング素子基板10および対向基板60の間に配置された液晶層70とを有するものである。また、図3に示すように、MVA方式の液晶表示装置においては、通常、共通電極50が対向基板60上に配置される。
なお、図3におけるスイッチング素子基板10における各符号については、図1(b)および図2等において説明した符号と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
なお、図6において説明していない符号については、図1(b)、図2および図3で説明した符号と同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明におけるスイッチング素子基板については、上述した「A.スイッチング素子基板」の項で説明したものと同様とすることができるので、ここでの説明は省略する。
本発明における対向基板は、スイッチング素子基板と対向するように配置されるものである。また、上記対向基板は、通常、透明基板である。
本発明における液晶層は、上述したスイッチング素子基板と、対向基板との間に配置されるものである。
本発明における液晶層は、カラーフィルタおよび対向基板間に設けられるものである。液晶層を構成する液晶としては、本発明の液晶表示装置の駆動方式等に応じて、誘電異方性の異なる各種液晶、およびこれらの混合物を用いることができる。
真空注入方式では、例えば、予めカラーフィルタおよび対向基板を用いて液晶セルを作製し、液晶を加温することにより等方性液体とし、キャピラリー効果を利用して液晶セルに液晶を等方性液体の状態で注入し、接着剤で封鎖することにより液晶層を形成することができる。その後、液晶セルを常温まで徐冷することにより、封入された液晶を配向させることができる。
また液晶滴下方式では、例えば、カラーフィルタの周縁にシール剤を塗布し、このカラーフィルタを液晶が等方相になる温度まで加熱し、ディスペンサー等を用いて液晶を等方性液体の状態で滴下し、カラーフィルタおよび対向基板を減圧下で重ね合わせ、シール剤を介して接着させることにより、液晶層を形成することができる。その後、液晶セルを常温まで徐冷することにより、封入された液晶を配向させることができる。
本発明の液晶表示装置は、上述したスイッチング素子基板、対向基板、および液晶層を有するものであれば特に限定されるものではなく、必要に応じて、他の構成についても適宜選択して用いることが可能である。このような構成としては、一般的な液晶表示装置に用いられる公知の構成とすることができ、例えば、偏光板、液晶層の封止材、バックライト等を挙げることができる。
本発明の液晶表示装置においては、一般的な液晶表示装置における液晶の駆動方式を適用することが可能であるが、なかでも、MVA方式、FFS方式であることが好ましい。
本発明におけるスイッチング素子基板は、上述した液晶の駆動方式を適用した場合の液晶表示装置に好適に用いることが可能となるからである。
メタクリル酸メチル(MMA)、アクリル酸(AA)、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル(HEMA)、ジエチレングリコールジメチルエーテル(DMDG)、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、メタクリル酸グリシジル(GMA)。
重合槽中にMMAを63質量部、AAを12質量部、HEMAを6質量部及びDMDGを88質量部仕込み、攪拌し溶解させた後、AIBNを7質量部加え、均一に溶解させた。その後、窒素気流下、85℃で2時間攪拌し、さらに100℃で1時間反応させた。得られた溶液に、さらにGMAを7質量部、トリエチルアミンを0.4質量部及びハイドロキノンを0.2質量部加え、100℃で5時間攪拌し、共重合樹脂溶液(固形分50%)を得た。
<硬化性樹脂組成物>
・上記共重合樹脂溶液(固形分50%) 16質量部
・ジペンタエリスリトールペンタアクリレート(サートマー社製の商品名SR399)
24質量部
・オルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ(株)製の商品名エピコート180S70) 4質量部
・2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノプロパン−1−オン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製の商品名イルガキュア907)
4質量部
・DMDG 52質量部
下記の材料を室温で混合、攪拌して遮光部用樹脂組成物を調製した。
・カーボンブラック(MA100R、三菱化学社製) 0.5質量部
・PR254(Hostaperm Red D2G70、クラリアント社製) 2.5質量部
・PB15:6(Fastogen BLUE EP-7、DIC社製) 1.5質量部
・PY139(Fastogen BLUE EP-7、DIC社製) 0.5質量部
・上記硬化性樹脂組成物(バインダ) 10.5質量部
・酢酸3−メトキシブチル(溶剤) 79.5質量部
・高分子分散剤(ビックケミー・ジャパン(株)製の商品名DISPERBYK2000、固形分40%) 固形分換算2質量部
・カーボンブラック(MA100R、三菱化学社製) 0.5質量部
・PV23(Novotex Violet RL、クラリアント社製) 3質量部
・PB15:6(Fastogen BLUE EP-7、DIC社製) 1.0質量部
・PY139(Fastogen BLUE EP-7、DIC社製) 0.5質量部
・上記硬化性樹脂組成物(バインダー樹脂) 10.5質量部
・酢酸3−メトキシブチル(溶剤) 79.5質量部
高分子分散剤(ビックケミー・ジャパン(株)製の商品名DISPERBYK2000、固形分40%) 固形分換算2質量部
下記の材料を室温で混合、攪拌して着色層用樹脂組成物を調製した。
・赤色顔料(PR254) 2.5質量部
・赤色顔料(PR177) 1.5質量部
・黄色顔料(PY150) 1.0質量部
・上記硬化性樹脂組成物(バインダー樹脂) 10質量部
・高分子分散剤(ビックケミー・ジャパン(株)製の商品名DISPERBYK2000、固形分40%) 固形分換算5質量部
・酢酸3−メトキシブチル(溶剤) 80質量部
・緑色顔料(PG58) 3.5質量部
・黄色顔料(PY150) 1.5質量部
・上記硬化性樹脂組成物(バインダー樹脂) 10質量部
・高分子分散剤(ビックケミー・ジャパン(株)製の商品名DISPERBYK2000、固形分40%) 固形分換算5質量部
・酢酸3−メトキシブチル(溶剤) 80質量部
・青色顔料(PB15:6) 1.9質量部
・紫顔料(PV23) 0.1質量部
・上記硬化性樹脂組成物(バインダー樹脂) 10質量部
・酢酸3−メトキシブチル(溶剤) 86質量部
・高分子分散剤(ビックケミー・ジャパン(株)製の商品名DISPERBYK2000、固形分40%) 固形分換算2質量部
厚さ0.7mmのガラス基板(NHテクノグラス(株)製、「NA35」)上に、TFT素子を形成した。その後、遮光部用樹脂組成物1をスピンコーターを用いて塗布した。減圧乾燥後、80℃のホットプレート上で3分間加熱乾燥を行った。超高圧水銀灯を用いて所定のパターンが形成されたフォトマスクをTFT基板から200um離して設置し、60mJ/cm2の紫外線を照射した。その後、アルカリ現像を実施し、230℃のクリーンオーブンで30分間ポストベークしてTFT基板上に20umφのコンタクトホールと膜厚3.0μm、OD値4.0、比誘電率5.0(1MHz)の遮光層を形成した。コンタクトホール部のテーパー角は85°であった。上記TFT基板上に上記赤色着色層用樹脂組成物を用いて開口部に赤色画素とコンタクトホール部にテーパー角120°の断線防止層を形成した。次に上記緑色および青色着色層用樹脂組成物を用いて開口部に緑色画素、青色画素を形成した。着色層の膜厚はそれぞれ3.0μmであった。その後、共通電極、絶縁層、画素電極を形成し、柱状スペーサを形成してTFT基板を得た。TFT基板及び対向基板に配向膜に形成し液晶を滴下して張り合わせ液晶表示装置を得た。
遮光部用樹脂組成物2を用いて膜厚3.5μm、OD値4.0、比誘電率5.2(1MHz)の遮光層を形成した以外は実施例1と同等にして液晶表示装置を得た。
赤色層、緑色層を積層してスペーサを形成し、その後柱状スペーサを形成しなかった以外は実施例1と同様にして液晶表示装置を得た。
断線防止層を形成しなかった以外は実施例1と同様にして液晶表示装置を得た。
2 … スイッチング素子
3 … 画素部
4 … 樹脂製遮光部
5 … 断線防止層
10 … スイッチング素子基板
60 … 対向基板
70 … 液晶層
100 … 液晶表示装置
H、H’ … コンタクトホール
Claims (2)
- 基材と、
前記基材上に形成されたスイッチング素子と、
前記スイッチング素子上に形成され、前記スイッチング素子に用いられる電極上にコンタクトホールを有する樹脂製遮光部と、
前記コンタクトホールの側面および端部を覆うように形成され、絶縁性を有する断線防止層と、
前記基材上に設けられた画素部と、
前記断線防止層により側面および端部が覆われた前記コンタクトホール内で前記電極と接続するように形成された画素電極と、
を有し、
前記樹脂製遮光部の比誘電率が7以下であり、かつ前記樹脂製遮光部のOD値が3以上であり、
前記コンタクトホールの縦断面形状が、前記基材表面と前記コンタクトホールの側面とのなす角が、60°〜85°の範囲内である逆テーパー形状であり、
前記断線防止層が、前記断線防止層の形成部分の縦断面形状が順テーパー形状となるように形成され、前記画素電極の断線の発生を防止し、
前記断線防止層が、前記画素部に形成される着色層と同一材料から形成されていることを特徴とするスイッチング素子基板。 - 基材、前記基材上に形成されたスイッチング素子、前記スイッチング素子上に形成され、前記スイッチング素子に用いられる電極上にコンタクトホールを有する樹脂製遮光部、前記コンタクトホールの側面および端部を覆うように形成され、絶縁性を有する断線防止層、前記基材上に設けられた画素部および前記断線防止層により側面および端部が覆われた前記コンタクトホール内で前記電極と接続するように形成された画素電極を有し、前記樹脂製遮光部の比誘電率が7以下であり、かつ前記樹脂製遮光部のOD値が3以上であり、前記コンタクトホールの縦断面形状が、前記基材表面と前記コンタクトホールの側面とのなす角が、60°〜85°の範囲内である逆テーパー形状であり、前記断線防止層が、前記断線防止層の形成部分の縦断面形状が順テーパー形状となるように形成され、前記画素電極の断線の発生を防止しているスイッチング素子基板と、
対向基板と、
前記スイッチング素子基板および前記対向基板の間に配置された液晶層と、を有し、
前記断線防止層が、前記画素部に形成される着色層と同一材料から形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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