JP5973485B2 - 熱電発電装置および熱電発電方法 - Google Patents
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Description
(1)熱エネルギーを電気エネルギーに変換する一または複数の熱電発電モジュールを有する複数の熱電発電ユニットを備え、温度変動を生じる熱源からの熱エネルギーを用いて熱電発電を行う熱電発電装置あって、
前記複数の熱電発電ユニットが前記熱源に対峙して設けられ、前記複数の熱電発電ユニットのうち少なくとも一部は、前記熱源に正対した場合に、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える位置において、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度をつけて配置され、角度をつけたことによって前記熱源に正対するよりも設置面積が減少した分、前記熱源に正対する場合よりも熱電発電ユニットの数を増加させたことを特徴とする熱電発電装置。
(2)前記熱源は搬送される高温材であり、前記複数の熱電発電ユニットは、前記高温材の幅方向に沿って対峙され、これらの複数の熱電発電ユニットのうち前記高温材の幅方向中央部分に対応するものは、前記高温材に正対した場合に、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える位置において、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度をつけて配置され、角度をつけたことによって前記高温材に正対するよりも設置面積が減少した分、前記高温材に正対する場合よりも熱電発電ユニットの数を増加させたことを特徴とする(1)に記載の熱電発電装置。
(3)前記複数の熱電発電ユニットのうち前記高温材の幅方向端部に対応するものは、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超えない範囲で、水平方向に対して前記高温材の幅方向中心を向くような角度を有するように配置することを特徴とする(2)に記載の熱電発電装置。
(4)前記熱源は搬送される高温材であり、前記複数の熱電発電ユニットは、前記高温材の搬送方向に沿って対峙され、これらの複数の熱電発電ユニットのうち前記高温材の搬送方向上流側の温度が高い部分に対応するものは、前記高温材に正対した場合に、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える位置において、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度をつけて配置され、角度をつけたことによって前記高温材に正対するよりも設置面積が減少した分、前記高温材に正対する場合よりも熱電発電ユニットの数を増加させたことを特徴とする(1)に記載の熱電発電装置。
(5)前記複数の熱電発電ユニットは、その許容温度を超えない範囲で前記熱源に極力近接して配置されていることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の熱電発電装置。
(6)上記(1)から(5)のいずれかに記載の熱電発電装置により、熱源の熱を受熱して熱電発電を行うことを特徴とする熱電発電方法。
本実施形態では、搬送される高温材である熱間スラブを熱源として用いる熱電発電装置を例にとって説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱電発電装置を備えた連続鋳造設備の概略構成を示す模式図である。
図3は、熱間スラブ15の幅方向に熱電発電ユニット20を配列した一例を示す図である。熱間スラブ15の温度は幅方向中央部が最も高くなり、幅方向端部に行くに従って、温度が低くなる。本例では、温度の最も高い熱間スラブ15の幅方向中央部Aに対応する部分において、熱電発電ユニット20は、熱間スラブ15に正対(水平に配置)した場合に、その温度が当該熱電発電ユニット20の許容温度を超える基準位置Pにおいて、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度θをつけて配置されている。そして、角度をつけたことによって熱間スラブに正対するよりも設置面積が減少した分、熱間スラブに正対する場合に配置可能な数よりも熱電発電ユニット20の数を増加させている。本例では、角度をつけた熱電発電ユニット20は連続するようにジグザグ状に配置されている。
ここでは、図7に示すような、熱電発電ユニットを熱間スラブの上方に幅方向に沿って、全てが熱間スラブに正対するように配置し、その熱間スラブからの距離を、最も温度が高くなる幅方向中央部において、熱電発電ユニットが許容温度(耐熱温度)を超えないようにした従来例と、図8に示すような、熱間スラブの幅方向中央部に対応する部分では、熱間スラブに正対した場合にその温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える基準位置において、許容温度を超えないように熱電発電ユニットに角度をつけるとともに、中央部における熱電発電ユニットの枚数を従来の約3枚から6枚に増やし、かつ幅方向端部に対応する熱電発電ユニットについては熱間スラブの幅方向中心側を向くように角度をつけた本発明例とについて、熱間スラブの表面温度が900℃の場合の各熱電発電ユニットの発電出力を求めた。その結果を表1に示す。なお、表1の数字の単位はワット(W)である。なお、図7、8中の熱電発電ユニットの数字は、表1の番号に対応する。
2 タンディッシュ
3 鋳型(モールド)
4 セグメント
5 切断機
6 熱電発電装置
11 凝固シェル
12 内部が未凝固のスラブ
13 サポートロール
14 スプレーノズル
15 熱間スラブ(熱源)
20 熱電発電ユニット
P 基準位置
Claims (6)
- 熱エネルギーを電気エネルギーに変換する一または複数の熱電発電モジュールを有する複数の熱電発電ユニットを備え、温度変動を生じる熱源からの熱エネルギーを用いて熱電発電を行う熱電発電装置あって、
前記複数の熱電発電ユニットが前記熱源に対峙して設けられ、前記複数の熱電発電ユニットのうち少なくとも一部は、前記熱源に正対した場合に、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える位置において、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度をつけて配置され、角度をつけたことによって前記熱源に正対するよりも設置面積が減少した分、前記熱源に正対する場合よりも熱電発電ユニットの数を増加させたことを特徴とする熱電発電装置。 - 前記熱源は搬送される高温材であり、前記複数の熱電発電ユニットは、前記高温材の幅方向に沿って対峙され、これらの複数の熱電発電ユニットのうち前記高温材の幅方向中央部分に対応するものは、前記高温材に正対した場合に、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える位置において、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度をつけて配置され、角度をつけたことによって前記高温材に正対するよりも設置面積が減少した分、前記高温材に正対する場合よりも熱電発電ユニットの数を増加させたことを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
- 前記複数の熱電発電ユニットのうち前記高温材の幅方向端部に対応するものは、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超えない範囲で、水平方向に対して前記高温材の幅方向中心を向くような角度を有するように配置することを特徴とする請求項2に記載の熱電発電装置。
- 前記熱源は搬送される高温材であり、前記複数の熱電発電ユニットは、前記高温材の搬送方向に沿って対峙され、これらの複数の熱電発電ユニットのうち前記高温材の搬送方向上流側の温度が高い部分に対応するものは、前記高温材に正対した場合に、その温度が当該熱電発電ユニットの許容温度を超える位置において、熱流束を低減させて許容温度を超えないように、水平方向に対して所定の角度をつけて配置され、角度をつけたことによって前記高温材に正対するよりも設置面積が減少した分、前記高温材に正対する場合よりも熱電発電ユニットの数を増加させたことを特徴とする請求項1に記載の熱電発電装置。
- 前記複数の熱電発電ユニットは、その許容温度を超えない範囲で前記熱源に極力近接して配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の熱電発電装置。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の熱電発電装置により、熱源の熱を受熱して熱電発電を行うことを特徴とする熱電発電方法。
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