JP5962458B2 - 多気筒内燃機関 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する多気筒内燃機関は、一つの気筒につき複数の排気ポートが形成される一列に配置された複数の気筒と、それら複数の気筒における複数の排気ポート毎にそれぞれ設けられる複数の排気バルブと、上記複数の気筒毎に上記複数の排気バルブのうちの一つを休止させる弁休止機構とを備える。そして、上記一列に配置された複数の気筒のうち列の一方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合するとともに、他方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合し、上記一方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートと上記他方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートとが更に下流で集合する。更に、弁休止機構は、上記一列に配置された複数の気筒のうち列の上記一方の端に位置する気筒及び上記他方の端に位置する気筒では、上記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブを休止させる。ここで、各排気ポートのうち、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートでは、他の排気ポートと比べて集合部分までの長さが長くなるとともに集合部分までの曲率が大きくなる。このため、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートでは排気が通りにくくなって同排気の流量が少なくなる一方、その排気ポートと同じ気筒における他の排気ポートでは多量の排気が通過するようになって同排気の流量が多くなることから、各排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じるおそれがある。しかし、弁休止機構の動作により、複数の気筒毎に上記複数の排気バルブのうちの一つを休止させるときには、上記一列に配置された複数の気筒のうち列の上記一方の端に位置する気筒及び上記他方の端に位置する気筒では上記最も外側に位置する排気バルブが休止する。このため、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートに排気が流れなくなり、その排気ポートに排気が流れることに起因して多気筒内燃機関の各排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる。
図1は、直列四気筒の多気筒内燃機関における排気バルブ周りの構造を示している。この多気筒内燃機関では、一列に配置された四つの気筒#1〜#4にそれぞれ複数(この例では一つの気筒につき二つ)の排気ポート3a,3bが形成されている。それら排気ポート3a,3bはそれぞれ、対応する気筒の燃焼室2に接続されている。また、各気筒#1〜#4の各排気ポート3a,3bにはそれぞれ排気バルブ1a,1bが設けられている。排気バルブ1aに対応する排気ポート3aと燃焼室2との間は、その排気バルブ1aの開閉動作を通じて連通・遮断される。また、排気バルブ1bに対応する排気ポート3bと燃焼室2との間は、その排気バルブ1bの開閉動作を通じて連通・遮断される。上記排気バルブ1a,1bの開閉動作は、それら排気バルブ1a,1bを閉弁方向に付勢するバルブスプリング4a,4bの弾性力と、多気筒内燃機関における排気カムシャフト5の回転時に排気バルブ1a,1bに対し開弁方向に付与される排気カム6による押圧力とに基づいて実現される。すなわち、排気カム6による上記押圧力がバルブスプリング4a,4bによる上記付勢力よりも小さいときには排気バルブ1a,1bが閉弁状態とされる一方、上記押圧力が上記付勢力よりも大きいときには排気バルブ1a,1bが開弁される。
アクチュエータ9による各気筒#1〜#4に対応する弁休止機構7の片弁休止モードでの動作により、各気筒#1〜#4毎に排気バルブ1aと排気バルブ1bとのうちの一つを休止させるとき、上記一列に配置された各気筒#1〜#4のうち列の端に位置する気筒#1,#4では上記最も外側に位置する排気バルブが休止する。すなわち、気筒#1の排気バルブ1a及び気筒#4の排気バルブ1bが休止する。このため、上記最も外側に位置する排気バルブ1a,1bに対応する排気ポート3a,3bに排気が流れなくなり、その排気ポート3a,3bに排気が流れることに起因して多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる。
(1)弁休止機構7の片弁休止モードでの動作時には、一列に配置された各気筒#1〜#4のうち列の端に位置する気筒#1,#4では最も外側に位置する排気バルブが休止する。このため、上記最も外側に位置する排気バルブ1a,1bに対応する排気ポート3a,3bに排気が流れなくなり、その排気ポート3a,3bに排気が流れることに起因して多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる。
・弁休止機構7の片弁休止モードでの動作時、気筒#2では各気筒#1〜#4の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブ1aを休止させ、気筒#3では各気筒#1〜#4の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブ1bを休止させるようにしてもよい。
・多気筒内燃機関は、直列型に限らず、バンク毎に各気筒の排気ポートが集合するV型であってもよい。
Claims (2)
- 一つの気筒につき複数の排気ポートが形成される一列に配置された複数の気筒と、前記複数の気筒における前記複数の排気ポート毎にそれぞれ設けられる複数の排気バルブと、前記複数の気筒毎に前記複数の排気バルブのうちの一つを休止させる弁休止機構とを備え、前記一列に配置された複数の気筒のうち列の一方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合するとともに、他方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合し、前記一方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートと前記他方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートとが更に下流で集合している多気筒内燃機関において、
前記弁休止機構は、前記一列に配置された複数の気筒のうち列の前記一方の端に位置する気筒及び前記他方の端に位置する気筒では、前記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブを休止させる
ことを特徴とする多気筒内燃機関。 - 前記一列に配置された複数の気筒のうち列の前記一方の端に位置する気筒及び前記他方の端に位置する気筒では、前記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートが、その排気ポートと同じ気筒における他の排気ポートよりも大径に形成されている請求項1に記載の多気筒内燃機関。
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JP2012256233A JP5962458B2 (ja) | 2012-11-22 | 2012-11-22 | 多気筒内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
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2012
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