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JP5962458B2 - 多気筒内燃機関 - Google Patents

多気筒内燃機関 Download PDF

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Description

本発明は、多気筒内燃機関に関する。
特許文献1に示される多気筒内燃機関では、一つの気筒につき複数の排気ポートが形成される一列に配置された複数の気筒が設けられており、それら複数の気筒における各排気ポート毎にそれぞれ排気バルブが設けられている。そして、上記複数の気筒における上記複数の排気ポートは下流で集合している。また、多気筒内燃機関としては、例えば特許文献2に示されるように、複数の気筒毎に複数の排気バルブのうちの一つを休止させる弁休止機構を設けたものも提案されている。
特開2009−79552公報 特開2010−203412公報
ところで、上記多気筒内燃機関においては、複数の気筒における各排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じることは避けられない。これは、各排気ポートはそれぞれ集合部分までの距離や曲率が異なっており、そうした距離や曲率の違いに起因して各排気ポートでの圧力損失が異なるためである。
詳しくは、各排気ポートのうち、一列に配置された複数の気筒における列の端に位置する気筒の排気バルブに対応する排気ポートであって、上記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートでは、他の排気ポートと比べて集合部分までの距離が長くなるとともに集合部分までの曲率が大きくなる。このように距離が長くなったり曲率が大きくなったりすると、排気ポートの圧力損失が大きくなって同排気ポートを排気が通りにくくなり、その排気ポートでの排気の残留が多くなる。一方、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートで排気が通りにくくなると、その排気ポートと同じ気筒における圧力損失の小さい他の排気ポートでは排気が多量に通過する。以上により、多気筒内燃機関において、各排気バルブにそれぞれ対応する排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じる。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、各排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる多気筒内燃機関を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する多気筒内燃機関は、一つの気筒につき複数の排気ポートが形成される一列に配置された複数の気筒と、それら複数の気筒における複数の排気ポート毎にそれぞれ設けられる複数の排気バルブと、上記複数の気筒毎に上記複数の排気バルブのうちの一つを休止させる弁休止機構とを備える。そして、上記一列に配置された複数の気筒のうち列の一方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合するとともに、他方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合し、上記一方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートと上記他方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートとが更に下流で集合する。更に、弁休止機構は、上記一列に配置された複数の気筒のうち列の上記一方の端に位置する気筒及び上記他方の端に位置する気筒では、上記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブを休止させる。ここで、各排気ポートのうち、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートでは、他の排気ポートと比べて集合部分までの長さが長くなるとともに集合部分までの曲率が大きくなる。このため、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートでは排気が通りにくくなって同排気の流量が少なくなる一方、その排気ポートと同じ気筒における他の排気ポートでは多量の排気が通過するようになって同排気の流量が多くなることから、各排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じるおそれがある。しかし、弁休止機構の動作により、複数の気筒毎に上記複数の排気バルブのうちの一つを休止させるときには、上記一列に配置された複数の気筒のうち列の上記一方の端に位置する気筒及び上記他方の端に位置する気筒では上記最も外側に位置する排気バルブが休止する。このため、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートに排気が流れなくなり、その排気ポートに排気が流れることに起因して多気筒内燃機関の各排気ポートを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる。
上記多気筒内燃機関において、一列に配置された複数の気筒のうち列の上記一方の端に位置する気筒及び上記他方の端に位置する気筒では、複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートが、その排気ポートと同じ気筒における他の排気ポートよりも大径に形成されている。これにより弁休止機構の動作による排気バルブの休止が行われていないとき、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートで排気が流れにくくなって同排気の流量が少なくなることを抑制できる。更に、上記最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートを流れる排気の流量が少なくなることに起因して、その排気ポートと同じ気筒における他の排気ポートを多量の排気が流れ、それによって同排気の流量が多くなることも抑制できるようになる。従って、弁休止機構の動作による排気バルブの休止が行われていないときにも、多気筒内燃機関の各排気ポートを流れる排気の流量のばらつきを抑制することができる。
多気筒内燃機関における排気バルブ周りの構造を示す略図。 多気筒内燃機関における排気ポートの構造を示す略図。 排気ポートにおける燃焼室から集合部分に向けた距離の変化に対する断面積の変化を示すグラフ。 (a)及び(b)は、排気バルブ及びバルブシートの温度を示すグラフ。
以下、多気筒内燃機関の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は、直列四気筒の多気筒内燃機関における排気バルブ周りの構造を示している。この多気筒内燃機関では、一列に配置された四つの気筒#1〜#4にそれぞれ複数(この例では一つの気筒につき二つ)の排気ポート3a,3bが形成されている。それら排気ポート3a,3bはそれぞれ、対応する気筒の燃焼室2に接続されている。また、各気筒#1〜#4の各排気ポート3a,3bにはそれぞれ排気バルブ1a,1bが設けられている。排気バルブ1aに対応する排気ポート3aと燃焼室2との間は、その排気バルブ1aの開閉動作を通じて連通・遮断される。また、排気バルブ1bに対応する排気ポート3bと燃焼室2との間は、その排気バルブ1bの開閉動作を通じて連通・遮断される。上記排気バルブ1a,1bの開閉動作は、それら排気バルブ1a,1bを閉弁方向に付勢するバルブスプリング4a,4bの弾性力と、多気筒内燃機関における排気カムシャフト5の回転時に排気バルブ1a,1bに対し開弁方向に付与される排気カム6による押圧力とに基づいて実現される。すなわち、排気カム6による上記押圧力がバルブスプリング4a,4bによる上記付勢力よりも小さいときには排気バルブ1a,1bが閉弁状態とされる一方、上記押圧力が上記付勢力よりも大きいときには排気バルブ1a,1bが開弁される。
排気バルブ1a,1bを開閉動作させるための上記排気カム6は、排気カムシャフト5における各気筒#1〜#4に対応する位置にそれぞれ固定されている。これら排気カム6と各気筒#1〜#4の排気バルブ1a,1bとの間にはそれぞれ弁休止機構7が設けられている。同弁休止機構7は、排気カムシャフト5の回転時に排気カム6による押圧力を受け、その押圧力を排気バルブ1aと排気バルブ1bとの一方もしくは両方に伝達する。弁休止機構7は、その動作モードを上記排気カム6による押圧力を排気バルブ1aと排気バルブ1bとの両方に伝達する両弁動作モードと、上記排気カム6による押圧力を排気バルブ1aと排気バルブ1bとの一方に伝達する片弁休止モードとの間で切り換え可能となっている。また、各気筒#1〜#4の弁休止機構7は、コントロールシャフト8によって互いに繋がっている。そして、コントロールシャフト8をアクチュエータ9を通じて動作させることにより、各気筒#1〜#4の弁休止機構7全ての動作モードが両弁動作モードと片弁休止モードとの間で一体的に切り換えられる。
図2に示すように、多気筒内燃機関では、気筒#1の排気ポート3aと排気ポート3bとが下流で集合するとともに、気筒#4の排気ポート3aと排気ポート3bとが下流で集合している。そして、気筒#1における集合後の排気ポート3a,3bと気筒#4における集合後の排気ポート3a,3bとは更に下流(位置P1)で集合している。なお、位置P1は、各気筒#1〜#4の並ぶ方向においての気筒#1〜#4の中央、すなわち気筒#2と気筒#3との間に対応する部分に設定されている。一方、多気筒内燃機関では、気筒#2の排気ポート3aと排気ポート3bとが下流で集合するとともに、気筒#3の排気ポート3aと排気ポート3bとが下流で集合している。そして、気筒#2における集合後の排気ポート3a,3bと気筒#3における集合後の排気ポート3a,3bとは更に下流(位置P2)で集合している。なお、位置P2は、各気筒#1〜#4の並ぶ方向においての気筒#1〜#4の中央、すなわち気筒#2と気筒#3との間に対応する部分に設定されている。
ところで、一列に配置された各気筒#1〜#4において、列の端に位置する気筒#1,#4の排気ポート3a,3bであって、上記気筒#1〜#4の並ぶ方向について最も外側に位置する排気ポートでは、他の排気ポートよりも排気の流量が少なくなる傾向がある。詳しくは、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bでは、他の排気ポート3a,3bよりも排気の流量が少なくなる傾向がある。これは、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bでは、他の排気ポート3a,3bよりも、燃焼室2から集合部分(位置P1もしくは位置P2)までの距離が長くなるとともに、燃焼室2から集合部分(位置P1もしくは位置P2)までの部分での曲率が大きくなるためである。このように上記距離が長くなるとともに上記曲率が大きくなると、排気ポート3a,3bの圧力損失が大きくなって同排気ポート3a,3bを排気が通りにくくなる。その結果、同排気ポート3a,3bでの排気の排出性能が悪化して排気の残留が多くなる。また、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bで排気が通りにくくなると、気筒#1,#4における圧力損失の小さい他の排気ポート3a,3b、すなわち気筒#1の排気ポート3b及び気筒#4の排気ポート3aでは排気が多量に通過するようになる。以上により、各気筒#1〜#4の排気ポート3a,3bを流れる排気の流量にばらつきが生じる。なお、上述したように気筒#1の排気ポート3b及び気筒#4の排気ポート3aで排気が多量に通過すると、気筒#1の排気ポート3bに対応する排気バルブ1b及びバルブシート、並びに、気筒#4の排気ポート3aに対応する排気バルブ1a及びバルブシートが上記多量の排気により過剰に加熱される。
上述した各気筒#1〜#4の排気ポート3a,3bを流れる排気の流量にばらつきが生じるという問題に対処するため、本実施形態の多気筒内燃機関では、弁休止機構7が次のように設けられている。すなわち、図1に示す各気筒#1〜#4に対応する弁休止機構7のうち、気筒#1に対応する弁休止機構7では片弁休止モードのときに排気バルブ1aの動作を休止させるものとし、気筒#4に対応する弁休止機構7では片弁休止モードのときに排気バルブ1bの動作を休止させるものとする。なお、各気筒#1〜#4に対応する弁休止機構7のうち、気筒#2に及び気筒#3に対応する弁休止機構7は、片弁休止モードのときに排気バルブ1aと排気バルブ1bとのいずれか一方の動作を休止させるものとする。
更に、図2に示すように、各気筒#1〜#4のうち、気筒#1の排気ポート3aを気筒#1の排気ポート3bよりも大径に形成するとともに、気筒#4の排気ポート3bを気筒#4の排気ポート3aよりも大径に形成する。なお、気筒#2,#3の排気ポート3a,3bについては、互いに同径であって且つ気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bよりも小径、例えば気筒#1の排気ポート3b及び気筒#4の排気ポート3aと同径に形成することが考えられる。ちなみに、図3において、実線は気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bにおける燃焼室2から位置P1に向けた距離の変化に対する断面積の変化を示しており、二点鎖線は気筒#1の排気ポート3b及び気筒#4の排気ポート3aにおける燃焼室2から位置P1に向けた距離の変化に対する断面積の変化を示している。
次に、多気筒内燃機関の作用について説明する。
アクチュエータ9による各気筒#1〜#4に対応する弁休止機構7の片弁休止モードでの動作により、各気筒#1〜#4毎に排気バルブ1aと排気バルブ1bとのうちの一つを休止させるとき、上記一列に配置された各気筒#1〜#4のうち列の端に位置する気筒#1,#4では上記最も外側に位置する排気バルブが休止する。すなわち、気筒#1の排気バルブ1a及び気筒#4の排気バルブ1bが休止する。このため、上記最も外側に位置する排気バルブ1a,1bに対応する排気ポート3a,3bに排気が流れなくなり、その排気ポート3a,3bに排気が流れることに起因して多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる。
また、各気筒#1〜#4のうち、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bは、他の排気ポート3a,3bよりも大径に形成されている。このため、アクチュエータ9による各気筒#1〜#4に対応する弁休止機構7の両弁動作モードでの動作により、各気筒#1〜#4の排気バルブ1aと排気バルブ1bとのいずれにおいても動作の休止が行われていないとき、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bで排気が流れにくくなって同排気の流量が少なくなることを抑制できる。更に、気筒#1の上記排気ポート3a及び気筒#4の上記排気ポート3bを流れる排気の流量が少なくなることに起因して、気筒#1の排気ポート3b及び気筒#4の排気ポート3aを多量の排気が流れ、それによって同排気の流量が多くなることも抑制できるようになる。従って、弁休止機構7の両弁動作モードでの動作による排気バルブの休止が行われていないときにも、多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量のばらつきを抑制することができる。
ちなみに、図4(a)は、仮に上記排気ポート3aと上記排気ポート3bとを同径に形成した場合の弁休止機構7の両弁動作モード時における気筒#1の排気ポート3aに対応する排気バルブ1a及びバルブシートの温度、並びに、気筒#1の排気ポート3bに対応する排気バルブ1b及びバルブシートの温度を示している。また、図4(b)は、上記排気ポート3aを排気ポート3bよりも大径に形成した場合の排気バルブ1a,1b及びそれらに対応するバルブシートの温度を示している。
以上詳述した本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)弁休止機構7の片弁休止モードでの動作時には、一列に配置された各気筒#1〜#4のうち列の端に位置する気筒#1,#4では最も外側に位置する排気バルブが休止する。このため、上記最も外側に位置する排気バルブ1a,1bに対応する排気ポート3a,3bに排気が流れなくなり、その排気ポート3a,3bに排気が流れることに起因して多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量にばらつきが生じることを抑制できる。
(2)弁休止機構7の片弁休止モードでの動作時には、気筒#1,#4では圧力損失の小さい排気ポート(気筒#1では排気ポート3b、気筒#4では排気ポート3a)のみを排気が通過するため、気筒#1,#4からの排気の排出を効率よく行うことを抑制できる。
(3)気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bは、他の排気ポート3a,3bよりも大径に形成されている。このため、弁休止機構7の両弁動作モードでの動作時であって、各気筒#1〜#4の排気バルブ1aと排気バルブ1bとのいずれにおいても動作の休止が行われていないとき、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bで排気が流れにくくなって同排気の流量が少なくなることを抑制できる。その結果、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bでの排気の流量が少なくなることに起因して、気筒#1の排気ポート3b及び気筒#4の排気ポート3aに多量の排気が流れることも抑制できる。従って、弁休止機構7の両弁動作モードでの動作による排気バルブの休止が行われていないときにも、多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量のばらつきを抑制することができる。
(4)弁休止機構7の両弁動作モードでの動作時、多気筒内燃機関の各排気ポート3a,3bを流れる排気の流量のばらつきを抑制することができるため、特定の排気ポートに多量の排気が流れることにより、同排気ポートに対応する排気バルブ及びバルブシートが過剰に加熱されることを抑制できる。
なお、上記各実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・弁休止機構7の片弁休止モードでの動作時、気筒#2では各気筒#1〜#4の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブ1aを休止させ、気筒#3では各気筒#1〜#4の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブ1bを休止させるようにしてもよい。
・気筒#2の排気ポート3aを気筒#2の排気ポート3bよりも大径に形成するとともに、気筒#3の排気ポート3bを気筒#3の排気ポート3bよりも大径に形成するようにしてもよい。この場合、気筒#2の排気ポート3a及び気筒#3の排気ポート3bは、気筒#1の排気ポート3a及び気筒#4の排気ポート3bよりも小径であることが好ましい。
・気筒#1の排気ポート3a,3bと気筒#4の排気ポート3a,3bとを集合させ、それとは別に気筒#2の排気ポート3a,3bと気筒#3の排気ポート3a,3bとを集合させたが、こうした排気ポートの集合態様を適宜変更してもよい。例えば、各気筒#1〜#4のすべての排気ポート3a,3bが集合するものであってもよい。
・一列に配置された各気筒のうち列の端に位置する気筒における上記各気筒の並ぶ方向について最も外側の排気バルブに対応する排気ポートは、他の排気ポートよりも大径でなくてもよい。この場合でも上記(1)及び(2)の効果は得られる。
・各気筒における排気バルブ及び排気ポートの数を三つ以上などに適宜変更してもよい。
・多気筒内燃機関は、直列型に限らず、バンク毎に各気筒の排気ポートが集合するV型であってもよい。
・多気筒内燃機関の気筒数を適宜変更してもよい。
1a,1b…排気バルブ、2…燃焼室、3a,3b…排気ポート、4a,4b…バルブスプリング,5…排気カムシャフト,6…排気カム,7…弁休止機構,8…コントロールシャフト,9…アクチュエータ。

Claims (2)

  1. 一つの気筒につき複数の排気ポートが形成される一列に配置された複数の気筒と、前記複数の気筒における前記複数の排気ポート毎にそれぞれ設けられる複数の排気バルブと、前記複数の気筒毎に前記複数の排気バルブのうちの一つを休止させる弁休止機構とを備え、前記一列に配置された複数の気筒のうち列の一方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合するとともに、他方の端に位置する気筒における複数の排気ポートが下流で集合し、前記一方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートと前記他方の端に位置する気筒における集合後の複数の排気ポートとが更に下流で集合している多気筒内燃機関において、
    前記弁休止機構は、前記一列に配置された複数の気筒のうち列の前記一方の端に位置する気筒及び前記他方の端に位置する気筒では、前記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブを休止させる
    ことを特徴とする多気筒内燃機関。
  2. 前記一列に配置された複数の気筒のうち列の前記一方の端に位置する気筒及び前記他方の端に位置する気筒では、前記複数の気筒の並ぶ方向について最も外側に位置する排気バルブに対応する排気ポートが、その排気ポートと同じ気筒における他の排気ポートよりも大径に形成されている請求項1記載の多気筒内燃機関。
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