JP5962253B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、ジャムの発生後に搬送路を動かしてしまった場合であっても、搬送路に残留する媒体を確実に除去する手段を提供することを目的とする。
図1ないし図3において、1は自動取引装置としての現金自動預払機であり、銀行等の金融機関の支店や郵便局、コンビニエンスストア等の店舗に設置され、顧客との取引処理を自動で行う。
2は金融機関のセンタ等に設置された上位装置としてのホストコンピュータであり、店舗に設置されている現金自動預払機1と専用回線や電話回線等の通信回線3を介して接続しており、顧客の口座の金融機関名、店番号、口座番号、口座科目等の口座情報やその暗証番号、口座残高等の顧客情報を保有して顧客の口座を管理する。
6は現金自動預払機1の記憶部であり、制御部5が実行するプログラムやそれに用いる各種のデータおよび制御部5による処理結果等が格納される。
8はカード取扱部であり、カード挿入口8aから挿入された顧客のキャッシュカードやクレジットカード等の取引カードの磁気ストライプやICチップ等に記録されている顧客の口座情報等のカード情報を読み書きする機能を有すると共に明細票等に取引内容等を印刷する機能等を有している。
11は硬貨入出金部であり、入金取引時等に硬貨入出金口11aによって顧客が投入した硬貨を受入れ、これを鑑別および計数して収納庫に収納し、出金取引時等に収納庫から顧客に支払う硬貨を繰出し、これを計数して硬貨入出金口11aから排出して顧客に引渡す機能を有している。
14は保守扉開閉検出センサであり、保守扉の開放および閉鎖を検出して、その検出信号を制御部5へ出力する機能を有している。
15は媒体検出センサであり、発光部と受光部を搬送路を挟んで対向配置した光学式のセンサであって、搬送路の所定の位置に複数配置され、発光部からの光を媒体が遮断したことを受光部が検知して媒体を検出し、その検出信号を制御部5へ出力する機能を有している。
22は帳票記載情報読取部であり、帳票の記載事項を記載情報として読取る部位である。
23は第1の保管庫としての郵送帳票保管庫であり、取引処理後に郵送することが必要な帳票を保管する部位である。
24は第2の保管庫としての伝送帳票保管庫であり、電子データによる取引処理を終えた帳票を保管する部位である。
26は改ページ部であり、通帳のページを捲るためのページ捲り機構が設けられており、記帳ページの最終行への印字を終えた場合において未記帳データが存在するときに次の記帳ページを開くための部位である。
27は通帳記載情報読取部であり、通帳に記載されたページマークや印字行等を記載情報として読取る部位である。
29は第3の保管庫としての取忘れ媒体保管庫であり、媒体の返却時に、帳票挿入口9aから排出された帳票または通帳挿入口9bから排出された通帳が、顧客により取忘れられた場合に、当該媒体が搬送されて保管される部位であって、印字部28の取込方向の下流側に設けられている。
なお、本実施例では、帳票挿入口9aまたは通帳挿入口9bから印字部28に向けて搬送する場合の搬送方向を取込方向といい、その逆方向を返却方向という。
31は帳票搬送路であり、帳票挿入口9aから挿入された払込書等の帳票を、通帳搬送路32と共用搬送路33との合流部34まで搬送する搬送路であって、ベルト対および/もしくはローラ対で帳票を搬送する。
共用搬送路33は、帳票搬送路31で搬送された帳票または通帳搬送路32で搬送された通帳を合流部34で受取って、印字部28および取忘れ媒体保管庫29へ搬送する搬送路であって、2種類の媒体を兼用で搬送することが可能なようにベルト対および/もしくはローラ対で形成されている。
35は第1の収納搬送路であり、帳票振分部30で振分けられた処理済の帳票を郵送帳票保管部23へ搬送する搬送路であって、ベルト対および/もしくはローラ対で帳票を搬送する。
上記の各搬送路には、それら搬送路を駆動するプーリやギア列を手動で動かすことができるノブが設けられており、係員はノブを回転させることにより、保守時における搬送路の状態を確認することができる。
媒体検出センサ15aは、帳票挿入部21に属するセンサであって、帳票搬送路31により取込まれる、または排出される帳票を検出する。
媒体検出センサ15b、15cは、それぞれ帳票記載情報読取部22に属するセンサであって、帳票搬送路31を取込方向または返却方向に搬送される帳票を検出する。
媒体検出センサ15f、15g、15hは、それぞれ通帳挿入部25に属するセンサであって、通帳搬送路32を取込方向または返却方向に搬送される通帳を検出する。また、媒体検出センサ15fは通帳搬送路32により取込まれる、または排出される通帳を検出する。
媒体検出センサ15kは、通帳記載情報読取部27に属するセンサであって、通帳搬送路32を取込方向または返却方向に搬送される通帳を検出する。
媒体検出センサ15m、15nは、それぞれ印字部28に属するセンサであって、共用搬送路33を取込方向または返却方向に搬送される帳票または通帳を検出する。
媒体検出センサ15qは、郵送帳票保管庫23に属するセンサであって、第1の収納搬送路35を返却方向に搬送される帳票を検出する。
媒体検出センサ15rは、伝送帳票保管庫24に属するセンサであって、第2の収納搬送路36を返却方向に搬送される帳票を検出する。
また、記憶部6には、帳票または通帳の搬送速度および各媒体検出センサ15間の距離を基に設定された、隣合う2つの媒体検出センサ15間の標準的な搬送時間からなる標準搬送時間が予め設定されて格納されている。
金融機関の店舗の係員が、始業時等に現金自動預払機1へ電源を投入すると、現金自動預払機1の記憶部6に格納されている業務処理実行プログラムが自動的に起動される。
業務処理実行プログラムが起動すると、現金自動預払機1の制御部5は、操作表示部7の表示画面に、出金取引、入金取引、振込取引、通帳記帳取引等の取引を選択するための取引選択ボタンが表示された取引選択画面を表示して待機する。
顧客が操作表示部7の表示画面からタッチパネルによって払込書による振込取引を選択すると、制御部5は、操作表示部7の表示画面に支払方法の選択画面を表示し、顧客は取引カードによる支払いを選択する。なお、顧客が現金による支払いを選択した場合については後述する。
カード情報を読取った制御部5は、操作表示部7の表示画面に暗証番号入力画面を表示し、顧客が暗証番号を入力すると、制御部5は、操作表示部7の表示画面に帳票挿入口9aへの払込書の挿入を促す旨の文言等を表示した払込書挿入依頼画面を表示し、顧客は払込書を帳票挿入口9aに挿入する。
そして、制御部5は、帳票挿入部21の媒体検出センサ15aが払込書の後端を検出したことによって顧客による払込書の受取りを認識し、今回の取引処理を終了させて操作表示部7の表示画面に取引選択画面を表示して待機する。
顧客が操作表示部7の表示画面からタッチパネルによって通帳記帳取引を選択すると、制御部5は、操作表示部7の表示画面に通帳挿入口9bへの通帳の挿入を促す旨の文言等を表示した通帳挿入依頼画面を表示し、顧客は記帳ページを開いた通帳を通帳挿入口9bに挿入する。
そして、制御部5は、ジャムの発生を保守を担当する係員の図示しない係員端末に表示する等により報知し、係員がジャムを発生させた現金自動預払機1に赴いて保守作業を行う。
障害発生箇所表示画面には、ジャム発生箇所の確認を促す旨の文言、ジャム発生を示す障害コード、この画面の終了を指示するための「終了」ボタン、装置の初期化動作の実行を指示するための「リセット」ボタン、および媒体取扱部9の各部位および搬送路を模式的に示した図にジャム発生箇所として認識した部位(上記の例では印字部28)を明るい赤色で点灯させた障害発生箇所表示等が表示される。
この場合に、係員がジャムを発生させた媒体を発見できない等の理由により、搬送路に設けられたノブにより搬送路を動かした場合は、制御部5は監視を継続している媒体検出センサ15が、搬送路によって移動した媒体を検出したときに、当該媒体を検出した媒体検出センサ15の属する部位も明るい赤色に点灯させて要確認箇所として表示する。
他の処理動作における帳票または通帳の搬送中にジャムが発生した場合も、上記と同様にしてジャム発生箇所または要確認箇所が表示される。
更に、図8のようにすれば、係員は少なくとも切れ端の一方が残留している可能性が非常に高い部位、および他方の切れ端が確実に残留している部位を容易に特定することができ、ジャムを発生させた媒体の除去作業をさらに容易に行うことができる。この場合に、係員は障害発生箇所表示を視認しながら搬送路を手動で動かせば、切れ端等の媒体の移動の様子を可視化することができ、切れ端等の媒体の残留位置をさらに容易に発見することができる。
なお、上記実施例においては、自動取引装置は現金自動預払機であるとして説明したが、帳票を単独で搬送して顧客との間の処理を自動で行う電子機器等の装置に本発明を適用すれば、上記と同様の効果を得ることができる。
2 ホストコンピュータ
3 通信回線
5 制御部
6 記憶部
7 操作表示部
8 カード取扱部
8a カード挿入口
9 媒体取扱部
9a 帳票挿入口
9b 通帳挿入口
10 紙幣入出金部
10a 紙幣入出金口
11 硬貨入出金部
11a 硬貨入出金口
13 保守表示部
14 保守扉開閉検出センサ
15、15a〜15r 媒体検出センサ
21 帳票挿入部
22 帳票記載情報読取部
23 郵送帳票保管庫
24 伝送帳票保管庫
25 通帳挿入部
26 改ページ部
27 通帳記載情報読取部
28 印字部
28a 印字ヘッド
29 取忘れ媒体保管庫
30 帳票振分部
31 帳票搬送路
32 通帳搬送路
33 共用搬送路
34 合流部
Claims (6)
- 顧客との取引を自動で行う自動取引装置において、
挿入された媒体を搬送する搬送路と、
前記搬送路を搬送される媒体の通過を検出する複数の媒体検出センサと、を備え、
媒体の搬送中に前記媒体検出センサによりジャムの発生を検出した場合は、当該ジャムを検出した媒体検出センサの属する部位をジャム発生箇所として表示し、
ジャムの検出後に前記搬送路が動かされた場合は、前記ジャム発生箇所として表示した部位から、前記搬送路によって移動した媒体を検出した媒体検出センサの属する部位までの移動範囲を要確認箇所として表示することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1に記載の自動取引装置において、
前記搬送路による媒体の搬送は、当該媒体の処理の終了まで単独で搬送することを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1または請求項2に記載の自動取引装置において、
前記媒体は、単票からなる帳票であることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1または請求項2に記載の自動取引装置において、
前記媒体は、通帳および単票からなる帳票であることを特徴とする自動取引装置。 - 請求項4に記載の自動取引装置において、
搬送された前記2種類の媒体に所定事項の印字を兼用で行う印字部を設けたことを特徴とする自動取引装置。 - 請求項1ないし請求項5に記載の自動取引装置において、
前記表示を、前記媒体検出センサの属する部位に代えて、前記媒体検出センサの設置位置によって行うことを特徴とする自動取引装置。
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