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JP5957722B2 - 在庫管理装置 - Google Patents

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JP5957722B2 JP2012098806A JP2012098806A JP5957722B2 JP 5957722 B2 JP5957722 B2 JP 5957722B2 JP 2012098806 A JP2012098806 A JP 2012098806A JP 2012098806 A JP2012098806 A JP 2012098806A JP 5957722 B2 JP5957722 B2 JP 5957722B2
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Description

本発明は、製品の在庫管理を行う技術に関する。
製造業、物流業、小売業などの事業を営む企業は、非常に多くの種類(例:数千単位や数万単位)の製品の在庫管理を行う。在庫管理においては、在庫の過剰または在庫の欠品などといった問題が発生し得るので、そのような問題を早期に発見し、解消する必要がある。しかし、在庫管理に関する問題は製品ごとに発生するため、本来であれば、そのような問題を解消するための手順も製品ごとに決定する必要がある。しかし、在庫管理する製品の種類が非常に多いため、そのような手順の決定には膨大な手間と時間とを要する。
特許文献1には、製品ごとにプロットした散布図を表示して、特定の製品に関する在庫管理上の問題を発見することを支援する技術について開示されている。
特開2011−180677号公報
しかし、特許文献1の技術は、在庫管理上の問題を発見するための支援に留まるため、在庫管理を行う者への支援において改善の余地が残されている。
このような事情に鑑みて、本発明では、在庫管理を行う者への支援を強化することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、
製品の在庫状況を特徴付ける第1のパラメータと、製品の在庫状況を特徴付ける第2のパラメータとで構成される座標軸において、複数種類の製品ごとに対応する点をプロットした散布図を表示する表示部を備え、製品の在庫管理の意思決定を支援する在庫管理装置であって、
前記在庫管理装置の記憶部は、
前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとを求めるために用いられる製品の基本情報と、前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとを求めるために用いられる製品の実績情報と、を製品ごとに記憶しており、
前記在庫管理装置の制御部は、
前記在庫管理装置の入力部からの入力によって、前記表示部に表示した散布図の領域の一部が指定され前記指定された領域に含まれている点、前記散布図上で選択された1または複数の点、または前記散布図上の点を自動指定するための所定の条件を満たす点に対応する製品を抽出することで、前記抽出した製品ごとに対応する点をプロットした他の散布図を生成し、前記表示部に表示する制御と、
前記入力部からの入力によって前記他の散布図の座標軸を構成する前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとの少なくとも一つを変更することで、変更後の前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとで構成される座標軸において、前記抽出した製品ごとに対応する点をプロットした前記他の散布図を前記表示部に表示する制御と、を実行する
ことを特徴とする。
本発明によれば、在庫管理を行う者への支援を強化することができる。
在庫管理装置1のソフトウェア構成図である。 製品マスタT1のデータ構造図である。 実績データT2のデータ構造図である。 散布図の表示例[A]である。 (a)具体例で用いる製品の実績データT2のデータ構造図、(b)具体例で用いる製品の平均在庫の累積構成比率を示す表であり、平均在庫の在庫量の降順にソートしたもの、(c)具体例で用いる製品の年間販売高の累積構成比率を示す表であり、年間販売高の降順にソートしたもの、である。 散布図の表示例[B]、[C]である。 散布図の表示例[D]、[E]である。 コメントの入力方法を説明するための表示例[F]、[G]である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)について、適宜図面を参照しながら説明する。
≪構成≫
本実施形態の在庫管理装置1は、入力部、出力部、制御部および記憶部といったハードウェアを含むコンピュータである。入力部は、例えば、入力インタフェースから構成されており、ポインティングデバイスなどのユーザが操作する手段を含む。出力部は、例えば、出力インタフェースから構成されており、ディスプレイなどの表示部を含む。制御部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用回路から構成される。記憶部は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュ(登録商標)メモリの記憶媒体から構成される。前記制御部がCPUから構成される場合、その制御部を含むコンピュータによる情報処理は、CPUによるプログラム実行処理で実現する。また、そのコンピュータが含む記憶部は、CPUが指令し、そのコンピュータの機能を実現するためのプログラム(在庫管理用のプログラムを含む)を記憶する。これによりソフトウェアとハードウェアの協働が実現される。
本実施形態は、前記情報処理を実行させるプログラムによって実現することができ、そのプログラムをコンピュータによる読み取り可能な記録媒体(例:CD−ROM)に記憶して提供することができる。また、そのプログラムを、インターネットなどのネットワークを通して提供することもできる。
図1を参照すると、本実施形態の在庫管理装置1は、XY軸項目選択手段11と、散布図生成手段12と、製品抽出手段13と、製品マスタT1と、実績データT2といったソフトウェアの構成要素を備えている。
XY軸項目選択手段11は、在庫管理装置1の表示部に表示する二次元の散布図の横軸(X軸)に定める項目と、縦軸(Y軸)に定める項目とを選択する。この項目は、製品の在庫状況を特徴付けるパラメータ(第1のパラメータ、第2のパラメータ)であり、例えば、所定期間内の製品の在庫量や、所定期間内の製品の販売量がある。また、項目の選択は、例えば、在庫管理装置1の入力部によるGUI(Graphic User Interface)操作として実現できる。
散布図生成手段12は、XY軸項目選択手段11によって決定した横軸と、縦軸とによって構成される散布図を生成する。この散布図には、製品マスタT1と、実績データT2とに登録されている製品の全部または一部に対応する点がプロットされる。つまり、散布図生成手段12は、製品マスタT1と、実績データT2とに記憶されている製品の在庫管理に関するパラメータの値を参照して、その製品に対応する点を散布図の所定の位置にプロットする。
製品抽出手段13は、散布図生成手段12が生成した散布図にプロットされている点の一部を選択することで、その点に対応する製品を抽出する。製品抽出手段13による選択は、例えば、散布図の領域を分割する方法(詳細は後記)を用いて特定の領域に含まれる点を選択するという方法でよい。また、入力部によって散布図上の所望の領域を指定して、その領域に含まれる点を選択するという方法でもよい。また、入力部によって散布図上の1または複数の点を選択するという方法でもよい。点での指定,矩形範囲指定,所定の条件による自動指定などにより抽出された製品について、その製品に対応する点は、散布図生成手段12によって生成された別の散布図の所定の位置にプロットすることができる。XY軸項目選択手段11は、別の散布図の横軸(X軸)に定める項目と、縦軸(Y軸)に定める項目とを選択することができる。
製品マスタT1は、在庫管理の対象となる製品の基本情報を登録しているデータベースである。図2を参照すると、製品マスタT1は、「SKUコード」と、「サービスレベル」と、「調達リードタイム」と、「発注点」と、「補充点」と、「ランク」と、「発注方式」と、「コメント」と、「最終更新日時」と、いったフィールドを備え、製品ごとにレコードが作成されている。
「SKUコード」には、製品の識別情報となるSKU(Stock Keeping Unit)コードの番号が登録される。
「サービスレベル」には、製品の注文(または需要)に対して所定期間手元の在庫で遅延なく対応できる確率であるサービスレベルの値が登録される。求められるサービスレベルが大きいほどより多くの安全在庫を必要とすることを意味する。なお、「安全在庫」とは、製品が欠品になるリスクを所定値以内に収めるのに必要となる在庫量をいう。安全在庫が示す在庫量は理論値であるため、安全在庫を「理論安全在庫」と称する場合がある。
「調達リードタイム」には、製品の発注から納入までに要する期間(例:日)である調達リードタイムの値が登録される。
「発注点」には、製品の在庫量が所定の基準を下回ったときに発注すると決めたときのその基準となる発注点の値(例:数量)が登録される。
「補充点」には、製品を発注するときの発注量の上限値となる補充点の値が登録される。前記上限値は、通常は、過去の運用実績に応じて決定される。
「ランク」には、製品の重要度を定める値が登録される。本実施形態では、重要度が高いときは「A」という値を付し、重要度が普通のときは「B」という値を付し、重要度が低いときは「C」という値を付す。製品の重要度とは、例えば、在庫の過剰や在庫の欠品などの在庫管理に関する問題の発生をできるだけ抑えたいというユーザの意思の強さを表すパラメータといえる。つまり、重要度が高いほど、在庫管理に関する問題を抑えたいという意思が強い。
「発注方式」には、製品をどのように発注するかというルールである発注方式を示す値が登録される。発注方式が発注点発注方式の場合は、「発注点発注」という値が登録される。「発注点発注方式」とは、製品の在庫量が発注点を下回ったときにあらかじめ定められた発注量を発注する方式である。発注方式が補充点発注方式の場合は、「補充点発注」という値が登録される。「補充点発注方式」とは、製品の在庫量が発注点を下回ったときに現在の在庫数量からあらかじめ定められた補充点数量までの数量を発注する方式である。
「コメント」には、例えば、ユーザが入力部を操作してコメントとして入力したテキストデータが登録される。
「最終更新日時」には、ユーザがコメントを入力した日時が登録される。
製品マスタT1に登録される基本情報は、図2に示したものに限定されることはなく、例えば、他の基本情報を追加してもよいし、図2に示したものの一部を省略してもよい。
実績データT2は、製品の在庫管理の運用実績を示す実績情報を登録しているデータベースである。図3を参照すると、実績データT2は、「SKUコード」と、「在庫実績」と、「販売実績」と、いったフィールドを備え、製品ごとにレコードが作成されている。また、実績データT2は、例えば、1日の実績情報を複数まとめた形式で構成することができ、例えば1時間、1ヶ月、1年といった所定期間に亘る実績情報を複数まとめた形式で構成することもできる。また、例えば、所定の計算によって、1日の実績情報から1年の実績情報を作成することもできる。つまり、実績データT2は、任意の期間の実績情報を登録することができる。
「SKUコード」は、図2に示した「SKUコード」と同等である。
「在庫実績」には、製品の在庫量の値が登録されている。在庫量の値としては、例えば、数量で表現してもよいし、数量に製品の単価を乗じた金額で表示してもよい。また、製品の在庫量は、手元にある在庫の在庫量であってもよいし、手元にはないが受注があれば即座に調達できる在庫の在庫量も合わせた在庫量であってもよい。
「販売実績」には、製品の販売が完了した販売量の値が登録されている。販売量の値としては、例えば、数量で表現してもよいし、数量に製品の単価を乗じた金額で表示してもよい。
実績データT2に登録される実績情報は、図3に示したものに限定されることはなく、例えば、他の実績情報を追加してもよいし、図3に示したものの一部を省略してもよい。
なお、XY軸項目選択手段11が散布図の横軸または縦軸として選択する項目には、製品マスタT1および実績データT2の構成するフィールドを項目として使用することができる。例えば、製品マスタT1の「調達リードタイム」、「ランク」または実績データT2の「在庫実績」、「販売実績」は、散布図の横軸または縦軸の項目になり得る。
また、製品マスタT1や実績データT2の1つの項目から計算することができるパラメータも、XY軸項目選択手段11が選択する項目になり得る。例えば、実績データT2の「販売実績」の値を統計的に処理して製品の販売標準偏差を求めたとき、その販売標準偏差を散布図の横軸または縦軸にすることができる。
さらに、製品マスタT1や実績データT2の2以上の項目を適宜組み合わせて計算したものもXY軸項目選択手段11が選択する項目になり得る。例えば、

安全在庫係数 × 販売標準偏差 × √(調達リードタイム)

という計算式から求められる製品の理論安全在庫を、散布図の横軸または縦軸にすることができる。なお、「安全在庫計数」とは、欠品になるリスクの許容度を示す係数である。安全在庫計数は、サービスレベルから求めることができ、安全在庫計数とサービスレベルとの間には、表1に示すような相関関係がある。理論安全在庫は、欠品になるリスクを安全在庫計数以下に収める在庫量である。
Figure 0005957722
ユーザは、上記したソフトウェアを備える在庫管理装置1を用いることで、座標軸の項目の異なる散布図を多段階で表示し、在庫管理上の問題のある製品を特定し、その問題を解決する手法を決定することができる。
≪具体例≫
続いて、ユーザが本実施形態の在庫管理装置1を用いて、製品の在庫が過剰であるという問題を解消する方法について説明する。一般的に、在庫管理上の問題を解消するためには、(1)問題を抱えている製品を検知すること(第1のフェーズ)、(2)検知した製品の問題が発生した原因を特定すること(第2のフェーズ)、(3)特定した原因を効果的に解消する方法を選択すること(第3のフェーズ)、の3つのフェーズを達成する必要があると考えられる。在庫管理装置1は、これらの3つのフェーズに応じた最適な散布図を表示することで、ユーザの問題解消の意思決定を支援する。
図4を参照すると、在庫管理装置1の表示部は、在庫管理用の画面としてダイアログd1を表示している。ダイアログd1の右側部分には、散布図表示領域Sが配置されており、散布図表示領域Sには、散布図生成手段12が生成した散布図が表示されている。図4の散布図の点(○で表示)は、図5に示されている(a)の表の値にしたがってプロットされている。なお、実際は、図5(a)の表のレコードの数は膨大であるが、説明の便宜上、その数を少なくしている。
ダイアログd1の左側部分には、プルダウンメニューb1と、プルダウンメニューb2と、コメントボタンb3と、抽出ボタンb4と、が配置されている。
プルダウンメニューb1は、散布図のX軸の項目を選択するための入力インタフェースであり、XY軸項目選択手段11が具現化されたものである。ユーザがプルダウンメニューb1を操作して選択した項目は、散布図のX軸を構成する。図4では、ある年における販売実績の合計である「年間販売高」という項目を選択すると、ダイアログd1の散布図のX軸は、「年間販売高」の座標軸となる。
プルダウンメニューb2は、散布図のY軸の項目を選択するための入力インタフェースであり、XY軸項目選択手段11が具現化されたものである。ユーザがプルダウンメニューb2を操作して選択した項目は、散布図のY軸を構成する。図4では、ある年における1日の在庫量の平均値である「平均在庫」という項目を選択すると、ダイアログd1の散布図のY軸は、「平均在庫」の座標軸となる。
コメントボタンb3は、在庫管理装置1の入力部が指定した散布図上の点に対応する製品に対して、所定のコメントを入力するための入力インタフェースである。コメントの入力の詳細に関しては後記する。
抽出ボタンb4は、散布図の領域の一部に含まれる点(領域の境界上にある点を含めてもよいし、含めなくてもよいが、本実施形態では含める。)に対応する製品を抽出するための入力インタフェースであり、製品抽出手段13が具現化されたものである。
ダイアログd1の散布図は、縦方向に延びる破線と横方向に延びる破線とによって4つの領域に分割されている。分割された4つの領域をそれぞれ「右上領域」、「左上領域」、「左下領域」、「右下領域」と呼ぶ。なお、破線の生成は、例えば、散布図生成手段12の機能による。散布図の分割の方法としては、例えば、図5(b)に示す平均在庫の累積構成比率と、図5(c)に示す年間販売高の累積構成比率とに基づく分割の方法がある。
この方法は以下の通りである。まず、平均在庫の累積構成比率に関する所定の基準値、例えば90.00%を設定するとともに、年間販売高の累積構成比率に関する所定の基準値、例えば90.00%を設定する。次に、これらの基準値に最も近い点に対応する製品を特定する。図5(b)、(c)によれば、SKUコード:110006の製品が該当する。最後に、特定した製品の点を跨る縦方向に延びる破線と横方向に延びる破線とを散布図上に表示する。
平均在庫の累積構成比率に関する基準値を超える製品は、1年間に亘って、在庫中のすべての種類の製品からなる集合においてそれほど多く在庫されておらず、在庫の過剰や欠品といった問題があったとしてもその問題を顕在化することが困難な製品である。具体的には、右下領域にある製品と、左下領域にある製品とが該当する。また、年間販売高の累積構成比率に関する基準値を超える製品は、1年間に亘って、それほど多く販売されておらず、在庫の過剰や欠品といった問題があったとしてもその問題を顕在化することが困難な製品である。具体的には、左下領域にある製品と、左上領域にある製品とが該当する。
領域を4つに分割した散布図を表示することにより、在庫管理上問題のある製品を一目でわかるようになる。右上領域と左下領域に含まれる点に対応する製品は、製品の在庫量と、製品の販売量とのバランスが良好であり、在庫の過剰や欠品といった問題が起こる可能性の小さな製品であるといえる。よって、ユーザは、これらの製品についてそれほど注意深く監視する必要はなく、監視の負担を軽減することができる。
一方、左上領域に含まれる点に対応する製品は、在庫管理の対象となる製品群の中で、製品の販売量が比較的小さい割には、製品の在庫量が比較的大きく、在庫が過剰である製品であるといえる。よって、ユーザは、このような製品の在庫を注意深く監視し、在庫量を低減させるなどの対策を立てる必要性を容易に検知することができ、第1のフェーズを容易に達成することができる。
また、右下領域に含まれる点に対応する製品は、在庫管理の対象となる製品群の中で、製品の在庫量が比較的小さい割には、製品の販売量が比較的大きく、在庫が欠品である製品であるといえる。よって、ユーザは、このような製品の在庫を注意深く監視し、在庫量を増大させるなどの対策を立てる必要性を容易に検知することができ、第1のフェーズを容易に達成することができる。
ダイアログd1の散布図において、領域を分割する破線が引かれたときに左上領域に含まれる点を自動的に指定し、または、入力部によって左上領域に含まれる点を指定し、抽出ボタンb4を操作すると、製品抽出手段13の機能によって、左上領域に含まれる点(4点)に対応する製品が抽出される。すると、図6の表示例[B]に示すように、表示部は、ダイアログd1とは別のダイアログd2を表示し、ダイアログd2に新たな散布図が表示される。
この新たな散布図は、散布図生成手段12が生成したものである。ダイアログd2の表示形式は、ダイアログd1の表示形式と同様である。ダイアログd2の散布図には、製品抽出手段13によって抽出された製品に対応する点のみが表示されている。つまり、表示例[B]のダイアログd2の散布図は、表示例[A]のダイアログd1の散布図の左上領域を拡大表示した図である。
在庫が過剰である製品の散布図を表示しているダイアログd2に対して、在庫の過剰の原因を特定するため、散布図の座標軸を変更する。具体的には、散布図のY軸の項目を「平均在庫」から「理論安全在庫」に変更することで、製品の理論安全在庫の在庫量を調べる。ユーザは、プルダウンメニューb2を操作して、「理論安全在庫」という項目を選択する。すると、表示例[C]に示すように、ダイアログd2の散布図のY軸が「理論安全在庫」の座標軸となる。このような座標軸の変更に伴い、この散布図上にプロットされている点の位置は、製品ごとの理論安全在庫の値にしたがって変更する。
表示例[C]において、ダイアログd2の散布図は、縦方向に延びる破線と横方向に延びる破線とによって4つの領域に分割されている。ここでの分割の方法は、表示例[A]における領域の分割の方法に倣って、理論安全在庫の累積構成比率と、年間販売高の累積構成比率とに基づく分割の方法をとるが、理論安全在庫の累積構成比率に関する基準値と、年間販売高の累積構成比率に関する基準値(表示例[A]で設定した90.00%とは異なる値となる)そのもので、領域を分割することにする。すると、ダイアログd2の散布図に表示されている横線の破線は、理論安全在庫の累積構成比率に関する基準値を示す破線となり、ダイアログd2の散布図に表示されている縦線の破線は、年間販売高の累積構成比率に関する基準値を示す破線となる。
表示例[C]において、ダイアログd2の散布図を4つに分割することにより、在庫の過剰が理論安全在庫の値が大きいことに起因する製品を特定することができる。つまり、その散布図の左上領域に含まれる製品は、在庫管理の都合上、欠品になることを極力避けるために比較的大きな理論安全在庫の値が設定された製品であるといえる。よって、ユーザは、このような製品の在庫を注意深く監視し、在庫の過剰の原因は理論安全在庫の値が大きいことであることを容易に特定することができ、第2のフェーズを容易に達成することができる。
表示例[C]において、ダイアログd2の散布図において、領域を分割する破線が引かれたときに左上領域に含まれる点を自動的に指定し、または、入力部によって左上領域に含まれる点を指定し、抽出ボタンb4を操作すると、製品抽出手段13の機能によって、左上領域に含まれる点(2点)に対応する製品が抽出される。すると、図7の表示例[D]に示すように、表示部は、ダイアログd1、d2とは別のダイアログd3を表示し、ダイアログd3に新たな散布図が表示される。
この新たな散布図は、散布図生成手段12が生成したものである。ダイアログd3の表示形式は、ダイアログd1、d2の表示形式と同様である。ダイアログd3の散布図には、製品抽出手段13によって抽出された製品に対応する点のみが表示されている。つまり、表示例[D]のダイアログd3の散布図は、表示例[C]のダイアログd2の散布図の左上領域を拡大表示した図である。
理論安全在庫の値が比較的大きいため在庫が過剰である製品の散布図を表示しているダイアログd3に対して、理論安全在庫の値が比較的大きいという原因を解消するため、散布図の座標軸を変更する。具体的には、散布図のX軸を「年間販売高」から「ランク」に変更するとともに、散布図のY軸の項目を「理論安全在庫」から「販売標準偏差」に変更することで、製品の重要度と、製品の販売高の変動との関係性を調べる。ユーザは、プルダウンメニューb1を操作して、「ランク」という項目を選択するとともに、プルダウンメニューb2を操作して、「販売標準偏差」という項目を選択する。すると、表示例[E]に示すように、ダイアログd3の散布図のX軸が「ランク」の座標軸となるとともに、Y軸が「販売標準偏差」の座標軸となる。このような座標軸の変更に伴い、この散布図上にプロットされている点の位置は、製品ごとのランクの値と、販売標準偏差の値とにしたがって変更する。
表示例[E]において、ダイアログd3の散布図は、縦方向に延びる破線と横方向に延びる破線とによって4つの領域に分割されている。ここでの分割の方法は、表示例[A]、[C]のときとは異なり(累積構成比率を参照した製品群の相対的な評価とは異なり)、単に、販売標準偏差に関する所定の基準値と、ランクに関する所定の基準値とを用いて(絶対的な評価で)、領域を分割することにする。すると、ダイアログd3の散布図に表示されている横線の破線は、販売標準偏差に関する基準値を示す破線となり、ダイアログd3の散布図に表示されている縦線の破線は、ランクに関する基準値を示す破線となる。
表示例[E]において、ダイアログd3の散布図を4つに分割することにより、在庫の過剰の原因となる理論安全在庫の値の大きさを適切に低減する方法を選択することができる。つまり、その散布図の左上領域に含まれる製品は、販売標準偏差が大きく、販売高が大きく変動するため、理論安全在庫の値が大きくなっているが、ランクが小さく、欠品になったとしても(安全在庫計数が大きくなったとしても)それほど大きな悪影響を及ぼさない製品であるといえる。よって、ユーザは、このような製品については、サービスレベルを下げて、安全在庫計数を大きくすることで、理論安全在庫の値を小さくする、という方法を容易に選択することができ、第3のフェーズを容易に達成することができる。
なお、その散布図の右上領域に含まれる製品は、販売標準偏差が大きく、販売高が大きく変動するため、理論安全在庫の値が大きくなっているが、ランクが大きく、欠品になると(安全在庫計数を大きくすると)、無視できないほどの影響を与える製品であるといえる。よって、ユーザは、このような製品については、サービスレベルを下げることはせず、注意深く監視すべきであると判断し、例えば、不定期不定量発注方式を取り入れるという方法を選択することができ、第3のフェーズを容易に達成することができる。「不定期不定量発注方式」とは、発注するタイミングと発注量とを予測を用いて決定する方式であり、管理コストは大きいが、所望の在庫量に精度良く調整できるというメリットがある。
また、その散布図の左下領域と、右下領域とに含まれる製品は、販売標準偏差が小さいにもかかわらず、理論安全在庫の値が大きくなっている製品であるといえる。よって、ユーザは、このような製品については、(ランクの大きさに関係なく)調達リードタイムを短縮する、という方法を容易に選択することができ、第3のフェーズを容易に達成することができる。
ユーザは、第3のフェーズにおいて、在庫の過剰という問題を解消する方法を選択した製品についてコメントを付すことができる。図8を参照すると、表示例[E]と同等の表示例[F]において、ダイアログd3の散布図の左上領域に含まれる点をユーザが入力部で選択すると、選択した点は、白丸○から黒丸●に反転表示して選択状態に切り替わる。続いてユーザが入力部でコメントボタンb3を操作すると、表示例[G]に示すように、表示部は、コメントを入力するためのダイアログd4を表示する。
ダイアログd4には、選択状態にある点に対応する製品のSKUコードが記載されており、製品の発注方式を選択するためのプルダウンメニューb5と、コメントの入力するためのテキストボックスb6と、入力した内容を有効にするためのOKボタンと、入力した内容を無効にするためのキャンセルボタンと、が配置されている。
表示例[G]では、ユーザは、選択状態にある点に対応する製品について、発注方式を発注点発注方式に設定し、「サービスレベルを下げる!」というコメントを入力する。OKボタンを操作することで、設定した発注方式と入力したコメントが有効になる。具体的には、製品マスタT1(図2参照)の対象製品のレコードにおいて、「発注方式」のフィールドには、「発注点発注」という値が登録され、「コメント」のフィールドには、「サービスレベルを下げる!」という値が登録される。また、「最終更新日時」のフィールドには、コメントを入力した日時が登録される。このような処理が行われることで、対象製品について在庫管理に関する意思決定がどのようになされたかを後になって再確認でき、在庫管理に関する客観的な分析を行うための材料を提供することができる。
以上の説明によれば、在庫管理装置1は、在庫が過剰である製品を示し(第1のフェーズ)、理論安全在庫の値が大きいという原因を示し(第2のフェーズ)、サービスレベルを下げるという方法を示す(第3のフェーズ)という手順をユーザに示し、ユーザの意思決定を支援することができる。
≪まとめ≫
本実施形態によれば、在庫管理を行う者への支援を強化することができる。座標軸を自在に変えることができる散布図を多段階で表示することで、在庫管理に関する問題を解消するための方法に至る手順を、在庫管理を行う者に提示することができるからである。
また、散布図の領域を分割する線(破線)を散布図上に表示することにより、散布図上にプロットされている点に対応する製品群を、在庫管理に関する問題ごとに分類することができる。
≪その他≫
なお、前記した実施形態は、本発明を実施するための好適なものであるが、その実施形式はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形することが可能である。
例えば、本実施形態では、二次元の散布図の領域を分割するための線(破線)を、1つの座標軸に対して1本設定し、計2本の破線を設定し、表示した。しかし、1つの座標軸に対して2本以上設定してもよい。
また、在庫管理の運用の便宜上、製品マスタT1に設定されている項目を実績データT2の項目としてもよいし、実績データT2に設定されている項目を製品マスタT1の項目としてもよい。さらに、製品マスタT1と、実績データT2とを合わせた1つのデータベースを設計してもよい。
また、散布図の領域を分割したときに分割した領域に対し、その領域に含まれる点に対応する製品の在庫管理に関する特徴を強調表示してもよい。例えば、図4の表示例[A]では、第1のフェーズにおける在庫管理に関する問題として、左上領域に「在庫過剰」といったテキストを表示したり、左上領域の背景色や模様などを他の領域の背景色や模様などと異ならせたりしてもよい。また、図7の表示例[E]では、第3のフェーズにおける在庫管理に関する問題の解消方法として、左上領域に「サービスレベルを下げることをお勧めします」といったテキストを表示したり、左下領域と右下領域とに跨って「調達リードタイムを短縮することをお勧めします」といったテキストを表示したりしてもよい。
また、第3のフェーズにおいて選択した方法を実行したことで散布図上の分布がどのように推移したか確認する機能を在庫管理装置1に導入することができる。例えば、在庫が過剰である製品に対してその製品のサービスレベルを所定量下げるという方法を選択したとする。この場合、サービスレベルを下げた製品の点が第1のフェーズでの散布図上でどのように推移して、在庫が過剰ではないと判断できる場所に移動したか否かを確認することができる。
なお、本実施形態において、ハードウェアで実現した構成要素をソフトウェアで実現することができ、ソフトウェアで実現した構成要素をハードウェアで実現することができる。
また、本実施形態に記載した技術的事項を適宜組み合わせて新たな技術を実現することができる。
その他ハードウェア、ソフトウェア、データベース等の具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1 在庫管理装置
11 XY軸項目選択手段
12 散布図生成手段
13 製品抽出手段
T1 製品マスタ
T2 実績データ

Claims (1)

  1. 製品の在庫状況を特徴付ける第1のパラメータと、製品の在庫状況を特徴付ける第2のパラメータとで構成される座標軸において、複数種類の製品ごとに対応する点をプロットした散布図を表示する表示部を備え、製品の在庫管理の意思決定を支援する在庫管理装置であって、
    前記在庫管理装置の記憶部は、
    前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとを求めるために用いられる製品の基本情報と、前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとを求めるために用いられる製品の実績情報と、を製品ごとに記憶しており、
    前記在庫管理装置の制御部は、
    前記在庫管理装置の入力部からの入力によって、前記表示部に表示した散布図の領域の一部が指定され前記指定された領域に含まれている点、前記散布図上で選択された1または複数の点、または前記散布図上の点を自動指定するための所定の条件を満たす点に対応する製品を抽出することで、前記抽出した製品ごとに対応する点をプロットした他の散布図を生成し、前記表示部に表示する制御と、
    前記入力部からの入力によって前記他の散布図の座標軸を構成する前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとの少なくとも一つを変更することで、変更後の前記第1のパラメータと、前記第2のパラメータとで構成される座標軸において、前記抽出した製品ごとに対応する点をプロットした前記他の散布図を前記表示部に表示する制御と
    前記第1のパラメータに関する複数の基準値と、前記第2のパラメータに関する複数の基準値とを用いて前記散布図の領域を分割する線を前記表示部に表示し、または、変更後の前記第1のパラメータに関する複数の基準値と、前記第2のパラメータに関する複数の基準値とを用いて前記他の散布図の領域を分割する線を前記表示部に表示する制御と、
    前記入力部からの入力によって前記他の散布図上の点のうち在庫管理上の問題があると認められる点が選択され、前記選択された点に対応する製品について、前記問題を解消するための発注方式を選択したり、コメントを入力したりするためのダイアログを前記表示部に表示する制御と、を実行する
    ことを特徴とする在庫管理装置。
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