JP5954244B2 - スライダ - Google Patents
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Description
該スライダは、前記ハーネスレールの長さ方向に連続して形成される断面ボックス状のハーネス挿通部に嵌合させるワイヤハーネス挿入部を備え、
該ワイヤハーネス挿入部の前側部分は、前記ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスに外装される断面矩形状の外装材の端部に内嵌され、該前側部分の外側面には前記外装材の側面に穿設した被係止穴に係止する係止突起を突設している一方、前記前側部分を内嵌した前記外装材の端部より外部に露出させる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分には略直角方向に突出するワイヤハーネス引出部を設けていると共に、該後側部分の後端よりテープ巻き用舌片を長さ方向に突設し、前記外装材の一側面を開口端より長さ方向に延在させた突出片を前記テープ巻き用舌片に重ねてテープ巻き固定する構成としていることを特徴とするスライダを提供している。
また、前記のように、外装材の端部より外部に露出させる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分の後端からテープ巻き用舌片を突出させ、前記外装材の一側面を長さ方向に延在させた突出片を前記テープ巻き用舌片に重ねてテープ巻き固定することにより、ワイヤハーネス挿入部と外装材との固定力を一層高めることができる。
さらに、前記突出片を沿わせる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分の側面にも係止突起を設け、前記突出片に穿設した被係止穴に係止する構造とすることが好ましい。
このように、前記係止突起と被係止穴とのロック結合と、前記テープ巻き用舌片と突出片とのテープ巻きで、前記外装材とワイヤハーネス挿入部との固定が完了するため、ワイヤハーネスの生産工場でも容易にスライダと外装材との嵌合固定作業が行える。
しかし、前記縦溝部に代えて、ワイヤハーネス引出部にワイヤハーネスを挿通する中空部を設けてもよい。
前記四角筒状のキャタピラ型のプロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在する4本の折り曲げラインを幅方向の中間部に間隔をあけて設け、かつ、該幅方向の両側縁の一方側に係止突片を突設すると共に他方側に前記係止突片を挿入係止する係止穴を設け、前記折り曲げラインに沿って折り曲げて四角筒形状とすると共に係止突片を係止穴に挿入係止して四角筒状を保持し、さらに前記4本の折り曲げラインを結ぶ幅方向の切り込みラインを長さ方向に間隔をあけて設けて四角筒の3辺を分離して折り曲げ自在に連結された形状としている。
一方、前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分は前側部分と略同一断面形状とし、前記後側部分の所定位置の上面より細幅のワイヤハーネス引出部を突出させてもよい。
図1乃至図7は本発明の実施形態を示す。
本実施形態では、図1に示すように、自動車に搭載する助手席側のスライドシート1を400mm〜1200mm程度スライドできるロングスライドシートとしており、該スライドシート1に装着した電装品(図示せず)に給電するために、フロアパネルからスライドシート1へのワイヤハーネス3(図1には図示せず)を配線している。
なお、図6では、ハーネス挿通部7aの内部の様子を示すため、ハーネス摺動部7bを図示していない。
ワイヤハーネス挿入部10にはワイヤハーネス3を挿入する横溝部17を設けて断面樋形状とすると共に、ワイヤハーネス挿入端側の前側部分11をワイヤハーネス3の外装材30の端部に内嵌固定し、後側部分16を外装材30の端部から外部に露出させる構造としている。前側部分11は四角筒状の外装材30に密着状態で内嵌できる幅および高さを備えていると共に、前側部分11の両側外側面11a、11bには、外装材30の端部の両側面30a、30bに穿設した一対の被係止穴31に係止する一対の係止突起12を設けて、内嵌した前側部分11を外装材30の端部に固定できるようにしている。
前記ワイヤハーネス挿入部10の前側部分11が内嵌固定された外装材30の端部から引き出されたワイヤハーネス3は後側部分16の縮幅部13およびワイヤハーネス引出基部14の横溝部17に挿通された後、該横溝部17に連続するワイヤハーネス引出部19の縦溝部20に挿通される。縦溝部20に挿通されたワイヤハーネス3は、ワイヤハーネス引出口22を経て上方へ引き出され、引き出したワイヤハーネス3をスライドシート1内の電装品(図示せず)とコネクタ接続している。
スライドシート1の前後方向のスライドに連動して、ハーネスレール7のスライダ摺動部7bに嵌合したスライダ9のワイヤハーネス引出部19がシートレール6の上壁6bに沿って前後移動すると共に、ワイヤハーネス引出部19と連結するワイヤハーネス挿入部10がハーネスレール7のハーネス挿通部7a内を前後移動する。したがって、スライダのワイヤハーネス挿入部10の前側部分11を内嵌固定したプロテクタ30で外装したワイヤハーネス3がハーネス挿通部7a内を前後移動し、該前後移動に応じてプロテクタ30で外装したワイヤハーネス3が余長収容ケース8内に出入りする。これにより、スライドシート1のスライド動作にワイヤハーネス3を滑らかに追従させることができる。
本変形例では、図8に示すように、シートレール6の前方に配置するU字形状の余長収容ケース58をハーネスレール7の前端に連続させ、一体としたハーネスレール7と余長収容ケース58が全体として略J字形状をなしている点以外は本実施形態と同様としている。
スライドシート1に配線されたワイヤハーネス3は本実施形態と同様の構造を有するスライダ9を通してハーネスレール7のハーネス挿通部7aに挿入された後、ハーネス挿通部7aの前端に連続する余長収容ケース58内でUターンした後、余長収容ケース58の後端に設けた開口から外方に引き出されて車体側に配線される。
前記のように、本発明のスライダ9はワイヤハーネス3の余長収容形式を変更しても有効に用いることができる。
3 ワイヤハーネス
4 脚部
6 シートレール
7 ハーネスレール
7a ハーネス挿通部
7b スライダ摺動部
8、58 余長収容ケース
9 スライダ
10 ワイヤハーネス挿入部
11 前側部分
12、15 係止突起
16 後側部分
17 横溝部
18 テープ巻き用舌片
19 ワイヤハーネス引出部
20 縦溝部
30 外装材(キャタピラ型のプロテクタ)
40 平板
41〜44 折り曲げライン
48 切り込みライン
Claims (4)
- スライドシートに配線するワイヤハーネスを挿通するハーネスレールに摺動自在に嵌合すると共に前記ワイヤハーネスを貫通してスライドシート側に該ワイヤハーネスを引き出す樹脂成形品からなるスライダであって、
該スライダは、前記ハーネスレールの長さ方向に連続して形成される断面ボックス状のハーネス挿通部に嵌合させるワイヤハーネス挿入部を備え、
該ワイヤハーネス挿入部の前側部分は、前記ハーネス挿通部に挿通するワイヤハーネスに外装される断面矩形状の外装材の端部に内嵌され、該前側部分の外側面には前記外装材の側面に穿設した被係止穴に係止する係止突起を突設している一方、前記前側部分を内嵌した前記外装材の端部より外部に露出させる前記ワイヤハーネス挿入部の後側部分には略直角方向に突出するワイヤハーネス引出部を設けていると共に、該後側部分の後端よりテープ巻き用舌片を長さ方向に突設し、前記外装材の一側面を開口端より長さ方向に延在させた突出片を前記テープ巻き用舌片に重ねてテープ巻き固定する構成としていることを特徴とするスライダ。 - 前記ワイヤハーネス挿入部には前記ワイヤハーネスを挿通する横溝部を設けている一方、前記ワイヤハーネス引出部は前記横溝部に連続して前記ワイヤハーネスを挿通する縦溝部を設けている請求項1に記載のスライダ。
- 前記外装材はキャタピラ型のプロテクタであり、該プロテクタは、帯状の平板に長さ方向に延在すると共に幅方向に間隔をあけて設けた複数本の折り曲げラインを折り曲げて筒状とすると共に、長さ方向に間隔をあけて幅方向に切り込みを入れて一辺を連続させると共に他辺を分離し、一方側には屈曲するが他方側には屈曲しない状態で連結している請求項1または請求項2記載のスライダ。
- 前記ハーネスレールには前記ハーネス挿通部の上面の一側に長さ方向に連続して突出するスライダ摺動部を設け、前記スライダのワイヤハーネス引出部を前記スライダ摺動部に嵌合させると共に該スライダ摺動部の上面開口から該ワイヤハーネス引出部を突出させて前記スライドシートの脚部に連結している請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のスライダ。
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