JP5953751B2 - 案内装置及び流路形成方法 - Google Patents
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Description
例えば、静圧の案内装置において、案内する移動体を所定の周期で往復移動させる場合、潤滑流体である油に関するばね剛性が低いほど移動体の往復移動の応答性が低下する、という問題が生じる。この応答性の低下は、移動体の往復移動に限らず、移動体の直動時における起動及び停止の応答性についても同様に生じる。また、油に関するばね剛性に応じた固有振動数と移動体の往復移動の周期との関係に起因した共振が生じると、異常動作を招く虞があり案内装置自体への悪影響が懸念される。従って、固有振動数を可能な限り高く又は低くして共振が起こりにくくなるように配慮する必要がある。潤滑流体の圧縮性を考慮した場合、そのばね剛性は、流路内の潤滑流体の量が少ないほど高くなる。従って、移動体の移動における応答性の向上及び往復移動で考慮すべき共振の回避に向け、ばね剛性を高くすることは極めて有効である。すなわち、案内装置の潤滑に供する潤滑流体の量は、できるだけ少ないことが好ましい。
このように、種々の観点から、油の使用量は少ない方がよく、従って、油が充填される流路の容積はより小さいことが好ましい。
1) ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部と、を備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
前記パッド部は、前記油吐出口に接続する第1の貫通孔を有し、
前記ベース部は、
前記油が供給されるカプラが取り付けられた第1の開口部と、
前記パッド部の前記第1の貫通孔に接続された第2の開口部と、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する直穴と、
前記直穴における前記カプラと前記第2の開口部との間に挿入された挿入部材と、
を備え、
前記挿入部材は、第2の貫通孔を有する管状であり、前記第2の貫通孔が前記カプラと前記第2の開口部までの間の流路とされていることを特徴とする案内装置である。
2) ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部と、を備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
前記パッド部は、前記油吐出口に接続する貫通孔を有し、
前記ベース部は、
前記油が供給されるカプラが取り付けられた第1の開口部と、
前記パッド部の前記貫通孔に接続された第2の開口部と、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する直穴と、
前記直穴における前記カプラと前記第2の開口部との間に挿入された挿入部材と、
を備え、
前記挿入部材は、前記直穴の内径よりも小さい複数の塊であり、前記カプラと前記第2の開口部との間の前記直穴の容積から前記複数の塊の体積を減じた容積が、前記カプラと前記第2の開口部との間の流路の容積とされていることを特徴とする案内装置である。
3) ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部とを備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
ベース部は、
前記油が供給される第1の開口部と、前記油吐出口に接続された第2の開口部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する、第1の直穴及び前記第1の直穴に直交して連通する第2の直穴と、
前記第1の直穴に挿入され第1の貫通孔を有する第1の挿入部材と、
前記第2の直穴に挿入され、第2の貫通孔と、前記第1の直穴に臨み前記第2の貫通孔の内部空間に連通した横孔と、を有する第2の挿入部材と、
を備えたことを特徴とする案内装置である。
4) ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部とを備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
ベース部は、
前記油が供給される第1の開口部と、前記油吐出口に接続された第2の開口部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する、第1の直穴及び前記第1の直穴に直交して連通する第2の直穴と、
前記第1の直穴に挿入された、前記第1の直穴の内径よりも小さい複数の第1の塊と、
前記第2の直穴に挿入された、前記第2の直穴の内径よりも小さい複数の第2の塊と、を備えたことを特徴とする案内装置である。
5) 前記挿入部材は、非圧縮性材料で形成されていることを特徴とする1)〜4)のいずれか一つに記載の案内装置である。
6) 油供給口を有するベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部とを備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置における前記油吐出口と前記油供給口との間の流路を形成する、案内装置の流路形成方法であって、
前記流路として第1の直穴と前記第1の直穴に直交して連通する第2の直穴を形成する直穴形成ステップと、
前記第1の直穴に、第1の貫通孔を有する第1の挿入部材を挿入する第1の挿入部材挿入ステップと、
前記第2の直穴に、第2の貫通孔と、外部空間と前記第2の貫通孔の内部空間とを連通する横孔と、を有する第2の挿入部材を、前記横孔が前記第1の直穴を臨むように挿入する第2の挿入部材挿入ステップと、
を含むことを特徴とする案内装置の流路形成方法である。
尚、以下の説明において、特に記載のない限り、「穴」は貫通と有底との両方を含み、「孔」は貫通に限るものとする。なた、「直穴」とは、直線状の軸を有する貫通又は有底の穴である。
以下、互いに直交するX〜Z軸について、X軸方向を左右方向、Y軸方向を前後方向、Z軸方向を天地方向と定める。
案内装置ASは、凹部1aを有して前後方向の断面形状が略コ字状を呈する塊体であるベース部1と、凹部1aの底面1bに設けられた複数の静圧パッド2a〜2dと、一方の側面1s1に設けられた静圧パッド2f,2gと、他方の側面1s2に設けられた静圧パッド2h,2iと、を備えている。ベース部1は、例えば、金属材料で形成されている。
挿入部材3aは、貫通孔3a1を有するパイプ状(管状)の部材であり、外径が穴waに対してほぼガタがなく挿入できる径とされ、貫通孔3a1の内径は、任意の径(例えば外径の半分程度)とされている。穴waに挿入された挿入部材3aの、穴haに対応する位置の外周面には、貫通孔3a1に通じる横孔3a2が形成されている。挿入部材3aは、この横孔3a2が穴haに連通するように穴waに収められている。すなわち、貫通孔3a1の内部空間は、横孔3a2,穴ha,及び静圧パッド2aの貫通孔pd3を介して、凹部1a内の空間と連通している。従って、カプラ41aから静圧パッド2aの凹部pd1までの間の流路Raは、挿入部材3aの貫通孔3a1の内部空間Va1と、横孔3a2の内部空間Va2と、穴haの内部空間Va3と、静圧パッド2aの貫通孔pd3の内部空間Va4と、を含んで構成される。
吐出した油OLは、凹部pd1に充填されると共に、流体供給装置KSにより所定の圧力が付与されているので、移動体DTが凹部1aに載置された際に、枠部pd2の天面pd4と移動体DTとの間に膜状に介在する。これにより、ベース部1は、静圧パッド2a〜2d,2f〜2iによって、移動体DTを滑らかに移動可能に支持する。
以下、代表として、図2に示された静圧パッド2f,2cについて、各静圧パッド2f,2cに油を供給すべく形成された通路TRf,TRc内に挿入された挿入部材3f,3c,3cdについて説明する。
従って、より少量の油で各流路Rf,Rcを満たすことができる。
ここでは、塊体である基材11に対してL字状の流路RRを形成する例を説明する。
そこで、図4(b)に示されるように、挿入部材33の横孔33bに対応する位置に周溝33cを設け、横孔33bを、周溝33cの底面33cbと貫通孔33aとを連通するものにするとよい。これにより、挿入部材33の軸まわり位置を合わせる必要がなくなり、挿入部材33の軸まわり位置が如何なる位置であっても、貫通孔33aの内部空間VR1と挿入部材34の貫通孔34aの内部空間VR4とが連通する。
図5(a)に示されるように、挿入部材3Aは、管状ではなく、棒状であって、外周面に軸方向に延在する凹部として溝部3A1を形成した例である。溝部3A1の横断面積が挿入部位の流路断面積となる。
図5(b)に示されるように、挿入部材3AをL字状通路の一方に挿入する場合に、軸まわりの姿勢によらず、交わる他方の通路に流路が連通するよう周溝3A2を形成するとよい。この挿入部材3Aによれば、溝部3A1を微細に加工することが容易である。具体的には、挿入部材3Aの外径が10mm程度であっても、直径が0.2mm〜0.4mmの貫通孔に相当する断面積の溝部3A1を形成することが容易であり、流路の大幅な小容積化が可能となる。
外周面に形成する溝部は軸に平行でなくてもよい。
図5(c)に示されるように、挿入部材3Bは、外周面に凹部として螺旋状の溝部3B1を形成した例である。両端部には、他の通路への流路連通を容易にするために、小径なる縮径部3B2を設けてある。溝部は、この螺旋状の溝部3B1とするより挿入部材3Aの直線状の溝部3A1とした方が、溝部の占める空間容積が小さいので好ましい。
挿入部材は一つの部材でなくてもよく、複数の部材を挿入してもよい。
図5(d)は、挿入する複数の部材の単部材となるべき挿入部材3Cを示している。挿入部材3Cは、外周面に凹部として軸方向に延在する溝部3C1と、少なくとも一方の端部に縮径部3C2とが形成されている。
図5(d)では両方の端部に縮径部3C2を形成した例が示されている。
図5(e)は、挿入部材3Cを5個スタックした状態を示している。挿入部材3Cは、少なくとも一方の端部に縮径部3C2を有しているので、長手方向の向きは限定されるものの、スタックにおける各挿入部材3Cの軸まわりの姿勢は限定されずに溝部3C1による流路を形成することができる。
挿入部材3Cの両端部に縮径部3C2を設ければ、スタックの際に、長手方向の向きも限定されないので、より好ましい。この挿入部材3Cを用いれば、挿入する穴の長さ(深さ)に合わせた専用の挿入部材を形成する必要がないので、コストアップをより抑制することができる。
図5(f)は、挿入部材3Dを、挿入する穴Hの内径よりも小さい外形を有する塊とし、その塊の複数個を穴H内に充填した例を示している。態様としては充填部材としてもよいものであるが、ここでは便宜的に挿入部材3Dと称する。挿入部材3Dの個々の形状や寸法は限定されない。例えば球状であり、例えばすべて同仕様である。この挿入部材3Dによれば、穴Hの深さ寸法によらず穴内に収めることが可能となる。また、流用が容易にできる。また、連通した複数の穴、例えば図3(a)に示される縦穴h1と横穴h2の双方に容易に収めることができる。従って、コストアップをより抑制した流路の小容積化ができる。
図5(g)は、挿入部材3Eの横断面形状を、挿入する穴Hとの間に空間VEが形成されるように設定した例である。具体的には、挿入部材3Eを所謂Dカット形状としたものが示されている。基本断面形状を円形とすれば、Dカットのように、弦となる面を有する断面形状は本来円形なる外周面に凹部が形成されたものとみることができる。この場合、穴Hの内面と挿入部材3Eの外表面との間の空間VEが、流路となる。流路の横断面形状は、穴Hの横断面形状が円形の場合、SEで示されるように、円弧と弦とで囲まれた形状となる。
また、案内装置においては、コストアップをより抑制した潤滑流体の流路の小容積化がなされており、それによって、潤滑流体を圧縮性として扱う場合のそのばね剛性が高くなっている。従って、移動体の移動における応答性が向上する。詳しくは、移動体を直動及び平行動させる際の起動及び停止の応答性、並びに、往復動させる際の往復移動の応答性が向上する。
また、ばね剛性が高くなっていることから、移動体を往復移動させる際の共振が発生し難くなっており、案内装置が移動体の往復移動に供される際にも、往復移動の周期によらず安定して動作する。
また、潤滑流体の流路の小容積化がなされていることで、使用する潤滑流体の量が少なくて済むので、案内装置の初期投資費用及び維持費用が低減する。
案内装置において潤滑流体を圧縮性として扱う場合、挿入部材を、金属やセラミックスのような非圧縮性の材料とすれば、挿入部材についてはばね剛性を考慮しなくてよいものとして扱うことができる。ここで非圧縮性材料とは、潤滑流体を圧縮性として扱う場合に非圧縮性とみなせる物性の材料も含むものとする。従って、ばね剛性としては、挿入部材の挿入によって小容積化した流路内の潤滑流体についてのみが反映される。よって、ばね剛性をより高く維持することができる。これにより、移動体の移動における応答性がより高く維持でき、移動体を往復移動させる際の共振がより発生し難く、案内装置の動作は、往復移動の周期によらず常に安定したものとなる。
挿入部材は、図5(e)に示される変形例3のような、穴の軸方向に複数個並べて収めるものに限らない。挿入部材の横断面を例えば扇型形状とし、その複数個を穴の周方向に複数個並べて収めるものであってもよい。変形例1〜4における溝部3A1,3B1,3C1は、外周面において複数形成されていてもよい。各溝部3A1,3B1,3C1の断面形状は限定されるものではない。上述した実施例及び各変形例は、自由に組み合わせることができる。
1a 凹部、1b 底面、1s1,1s2 側面
2a〜〜2d,2f〜2i 静圧パッド
3a,3c,3cd,3f,33,34,3A〜3E 挿入部材
3a1,33a,34a 貫通孔、3a2、3c2,3c3,33b 横孔
3A1〜3C1 溝部
33c,3A2 周溝、33cb 底面
11 基体(塊体)
41a,41c,41f カプラ、42a ホース、43c 穴止め栓
AC 駆動装置、AS 案内装置
DT 移動体
DT1 底面、DT2 側面
H 穴、h1 穴(縦穴)、h2 穴(横穴),h1a,h2a 開口部
KS 流体供給装置、OL 油
pd1 凹部、pd2 枠部、pd3 貫通孔、pd4 天面
Ra,Rc,Rf,RR,RR2 流路
RK,RK2 流路形成体
TRa,TRf,TRc 通路
Va1〜Va4,Vc1〜Vc5,Vf1,Vf2、VR1〜VR4 内部空間
ha,hc,dc,wa,wf,wc,h1,h2 穴
waa,wfa,wca,dca 開口部
Claims (6)
- ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部と、を備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
前記パッド部は、前記油吐出口に接続する第1の貫通孔を有し、
前記ベース部は、
前記油が供給されるカプラが取り付けられた第1の開口部と、
前記パッド部の前記第1の貫通孔に接続された第2の開口部と、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する直穴と、
前記直穴における前記カプラと前記第2の開口部との間に挿入された挿入部材と、
を備え、
前記挿入部材は、第2の貫通孔を有する管状であり、前記第2の貫通孔が前記カプラと前記第2の開口部までの間の流路とされていることを特徴とする案内装置。 - ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部と、を備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
前記パッド部は、前記油吐出口に接続する貫通孔を有し、
前記ベース部は、
前記油が供給されるカプラが取り付けられた第1の開口部と、
前記パッド部の前記貫通孔に接続された第2の開口部と、
前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する直穴と、
前記直穴における前記カプラと前記第2の開口部との間に挿入された挿入部材と、
を備え、
前記挿入部材は、前記直穴の内径よりも小さい複数の塊であり、前記カプラと前記第2の開口部との間の前記直穴の容積から前記複数の塊の体積を減じた容積が、前記カプラと前記第2の開口部との間の流路の容積とされていることを特徴とする案内装置。 - ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部とを備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
ベース部は、
前記油が供給される第1の開口部と、前記油吐出口に接続された第2の開口部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する、第1の直穴及び前記第1の直穴に直交して連通する第2の直穴と、
前記第1の直穴に挿入され第1の貫通孔を有する第1の挿入部材と、
前記第2の直穴に挿入され、第2の貫通孔と、前記第1の直穴に臨み前記第2の貫通孔の内部空間に連通した横孔と、を有する第2の挿入部材と、
を備えたことを特徴とする案内装置。 - ベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部とを備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置において
ベース部は、
前記油が供給される第1の開口部と、前記油吐出口に接続された第2の開口部と、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する、第1の直穴及び前記第1の直穴に直交して連通する第2の直穴と、
前記第1の直穴に挿入された、前記第1の直穴の内径よりも小さい複数の第1の塊と、
前記第2の直穴に挿入された、前記第2の直穴の内径よりも小さい複数の第2の塊と、を備えたことを特徴とする案内装置。 - 前記挿入部材は、非圧縮性材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の案内装置。
- 油供給口を有するベース部と、油吐出口を有して前記ベース部に設けられたパッド部とを備え、前記パッド部と移動体との間に前記油吐出口から吐出した油を介在させて前記パッド部により前記移動体を案内支持する案内装置における前記油吐出口と前記油供給口との間の流路を形成する、案内装置の流路形成方法であって、
前記流路として第1の直穴と前記第1の直穴に直交して連通する第2の直穴を形成する直穴形成ステップと、
前記第1の直穴に、第1の貫通孔を有する第1の挿入部材を挿入する第1の挿入部材挿入ステップと、
前記第2の直穴に、第2の貫通孔と、外部空間と前記第2の貫通孔の内部空間とを連通する横孔と、を有する第2の挿入部材を、前記横孔が前記第1の直穴を臨むように挿入する第2の挿入部材挿入ステップと、
を含むことを特徴とする案内装置の流路形成方法。
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