JP5948932B2 - ロボット制御装置、ロボット制御方法およびロボット制御プログラムならびにロボットシステム - Google Patents
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Description
また、特許文献2に記載されたロボットの制御方法では、肘に相当する位置を明示的に指定することができず、直感的に障害物を回避させる動作の指示を行うことができないという問題があった。また、特許文献2に記載されたロボットの制御方法では、例えば第1軸と第2軸との間などにオフセット構造を含むロボットにおいては、肩に相当する軸を定義することができないため、適用することができないという問題があった。
本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るロボット制御装置1001を含むロボットシステムの構成例を示す概略ブロック図である。
本実施形態に係るロボットシステムは、ロボット制御装置1001と、ロボット1002と、ケーブル1003と、を備える。
制御部1011は、ロボット制御部1021を備える。
出力部1014は、例えば、情報を表示する液晶画面などを用いて構成され、ユーザーに対して各種の情報を表示出力する。
記憶部1012は、各種の情報を記憶する。記憶部1012は、例えば、制御部1011により使用されるプログラムの情報や、各種の処理で使用される数値などの情報を記憶する。
ロボット制御部1021は、ケーブル1003を介して、制御のための信号(制御信号)をロボット1002に送信することで、ロボット1002を制御する。
また、ロボット制御部1021は、ロボット1002から送信される信号を、ケーブル1003を介して、受信することも可能である。
ロボット1002は、ロボット制御装置1001のロボット制御部1021から送信される制御信号を、ケーブル1003を介して、受信し、受信した制御信号により制御される。
また、ロボット1002は、自己の状態などを示す信号を、ケーブル1003を介して、ロボット制御装置1001のロボット制御部1021に送信する機能を有してもよい。
本実施形態に係るロボット1002は、ベースa0と、第1関節に相当する回転軸A1と、第1のリンクa1と、第2関節に相当する旋回軸A2と、第2のリンクa2と、第3関節に相当する回転軸A3と、第3のリンクa3と、第4関節に相当する旋回軸A4と、第4のリンクa4と、第5関節に相当する回転軸A5と、第5のリンクa5と、第6関節に相当する旋回軸A6と、第6のリンクa6と、第7関節に相当する回転軸A7と、第7のリンクa7と、手先12と、を接続して構成される。
第4関節で、肘の部分が構成されている。
第5関節、第6関節および第7関節で、手首の部分が構成されている。
本実施形態では、肩の根元から手先12までを含む部分を「アーム」とする。
また、ベースa0、第2のリンクa2、第3のリンクa3、第4のリンクa4、第5のリンクa5、第6のリンクa6、第7のリンクa7は、直線状である。
また、本実施形態では、第1のリンクa1は、1箇所で略90度に折れ曲がった形状を有している。この部分が、オフセット構造を有するオフセット部11である。オフセット構造とは、隣り合う回転軸と旋回軸の回転中心軸線が互いに交わらない構造のことである。上述した構成のように、90度に折れ曲がった形状には限られない。
各旋回軸A2、A4、A6は、図2において表から裏への直線(または、裏から表への直線)を中心軸として、旋回(回転)することが可能である。
なお、各回転軸A1、A3、A5、A7の中心軸(回転軸)に対して、各旋回軸A2、A4、A6の中心軸(旋回軸)は、直交する。
ここで、ロボット1002を制御する変数(パラメーター)としては、必ずしもこれら7つの角度でなくてもよく、これら7つの角度の全てを直接または間接に特定することができる任意の変数を用いることができる。
ロボット制御部1021は、記憶部1012に記憶された前記制御情報に基づいて、ロボット1002の手先12の位置および姿勢の指示と、肘に相当する位置の指示に応じて、これらの指示に合う垂直多関節ロボットの状態の条件に合致するように、ロボット1002の各回転軸A1、A3、A5、A7および各旋回軸A2、A4、A6の角度を制御する。
このような逆運動学における計算の手順(逆運動学における計算手順1)〜(逆運動学における計算手順4)の概要を説明する。
手先12の姿勢を、第7軸の回転軸と向きが等しい単位ベクトルb(bは図および数式ではベクトルを表す矢印を付してある、以下も同様)と、ベクトルbと直交する単位ベクトルn(nは図および数式ではベクトルを表す矢印を付してある、以下も同様)と、ベクトルbおよびベクトルnと直交して、それらと右手座標系を構成する単位ベクトルt(tは図ではベクトルを表す矢印を付してある、以下も同様)とで表す。
さらに、ロボット1002(本実施形態では、マニピュレーター)の全体の姿勢を指定する変数(角度の値)であるオフセット角度値δを指定する。このオフセット角度値δは、肘に相当する位置を指定するものである。
そして、手先12の位置および姿勢と、オフセット角度値δとから、各関節の角度を計算する。
ここで、図6に示したように手先12の位置ベクトルpが、式(1)で表されるものであって、ベクトルn、ベクトルtおよびベクトルbが所定の姿勢の時の各関節角度を0度とする。
最初に、第6関節の中心を手首と定義し、指定された手先12の位置と、手先12と第6関節J6との相対的な位置及び姿勢から、ベース座標における手首の位置ベクトルw(wは図および数式ではベクトルを表す矢印を付してある、以下も同様)を式(2)により計算する。
ここで、幾何学的な対称性から、式(4)も第1関節J1の角度とすることが出来る。そこで、実際の制御においては、適宜選択してロボットへ指令する。
求めた第1関節の角度を用いて、第1関節J1の角度が0度で、第2関節J2の中心を原点とした場合における手首の位置ベクトルw’(w’は図および数式ではベクトルを表す矢印を付してある、以下も同様)を式(5)により計算する。
まず第4関節J4の角度はベクトルw’とd3及びd5が三角形を形成することを条件として式(6)により求める。
求めた第1関節J1、第2関節J2、第3関節J3および第4関節J4の角度を用いて、第1関節J1、第2関節J2、第3関節J3および第4関節J4の角度が0度で、第6関節J6の中心を原点とした場合の手先12の位置を式(19)により計算する。
求めた第1関節J1、第2関節J2、第3関節J3、第4関節J4、第5関節J5および第6関節J6の角度を用いて、第7関節J7が0度の時の単位ベクトルn0(n0は数式ではベクトルを表す矢印を付してある、以下も同様)を式(24)により計算する。
次に、計算したベクトルn0と、指定されたベクトルnとの外積を式(25)により求めて、それと指定されたベクトルbとの式(26)による内積の正負から、その回転方向を判別する。
一例として、逆運動学による解析式などをあらかじめオフラインで求めておいて記憶部1012に記憶させておき、ロボット制御部1021がその解析式などを使用して各関節の角度を計算することができる。
図3に示されるXYZ座標系は、ベース座標の座標系である。
図3において、点201(図3の例では、原点O)は、ロボット1002を構成するベースa0の根元の点を表す。
図3において、点202は、ロボット1002を構成する手首を表す。
図3において、ロボットの状態102は、点201と点202を固定した場合に、オフセット角度値δがあるとしたときにおけるロボットの状態を表す。このとき、第1関節の角度は(θ1+δ)となる。
なお、本実施形態では、肘に相当する位置(肘の位置)を指定する変数として、オフセット角度値δを用いるが、例えば、同様なものが間接的に特定されれば、他の方法で定義される変数が用いられてもよい。
本実施形態に係るロボットシステムのロボット制御装置1001では、肘に相当する位置を明示的に指定する変数(オフセット角度値δ)を使用することで、例えば、ユーザーにより、直感的にロボット1002の状態を指示することができ、制御のし易さを向上させることができる。
本発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第1実施形態では、図2に示されるように第1軸(回転軸A1)と第2軸(旋回軸A2)との間にオフセット構造(オフセット部11)を有するロボットを制御する場合について説明したが、本実施形態では、図4に示されるように第6軸(旋回軸A6)と第7軸(回転軸A2)との間にオフセット構造(オフセット部21)を有するロボットを制御する場合について説明する。
本実施形態に係るロボット1002は、ベースb0と、第1関節に相当する回転軸B1と、第1のリンクb1と、第2関節に相当する旋回軸B2と、第2のリンクb2と、第3関節に相当する回転軸B3と、第3のリンクb3と、第4関節に相当する旋回軸B4と、第4のリンクb4と、第5関節に相当する回転軸B5と、第5のリンクb5と、第6関節に相当する旋回軸B6と、第6のリンクb6と、第7関節に相当する回転軸B7と、第7のリンクb7と、手先22と、を接続して構成される。
第4関節で、肘の部分が構成されている。
第5関節、第6関節および第7関節で、手首の部分が構成されている。
また、ベースb0、第1のリンクb1、第2のリンクb2、第3のリンクb3、第4のリンクb4、第5のリンクb5、第7のリンクb7は、直線状である。
また、本実施形態では、第6のリンクb1は、1箇所で略90度に折れ曲がった形状を有している。この部分が、オフセット構造を有するオフセット部21である。
各旋回軸B2、B4、B6は、図4において表から裏への直線(または、裏から表への直線)を中心軸として、旋回(回転)することが可能である。
なお、各回転軸B1、B3、B5、B7の中心軸(回転軸)に対して、各旋回軸B2、B4、B6の中心軸(旋回軸)は、直交する。
ここで、ロボット1002を制御する変数(パラメーター)としては、必ずしもこれら7つの角度でなくてもよく、これら7つの角度の全てを直接または間接に特定することができる任意の変数を用いることができる。
ロボット制御部1021は、記憶部1012に記憶された前記制御情報に基づいて、ロボット1002の手先22の位置および姿勢の指示と、肘に相当する位置の指示に応じて、これらの指示に合う垂直多関節ロボットの状態の条件に合致するように、ロボット1002の各回転軸B1、B3、B5、B7および各旋回軸B2、B4、B6の角度を制御する。
また、本実施形態では、図4に示されるように、オフセット構造が手首側にあるロボット1002について、逆運動学を適用する。これについては、例えば、第1実施形態の場合と同様な手法を本実施形態の場合に適用して、逆運動学による解を求めることが可能である。
また、本実施形態に係るロボットシステムのロボット制御装置1001では、肘に相当する位置を明示的に指定する変数(オフセット角度値δ)を使用することで、例えば、ユーザーにより、直感的にロボット1002の状態を指示することができ、制御のし易さを向上させることができる。
図5は、本発明の実施形態の変形例に係るロボットシステムの外観例を示す図である。
図5は、本変形例に係るロボットシステムをその前方から見た外観例を示している。このため、図5における右側が本変形例に係るロボットシステムの左側に相当し、図5における左側が本変形例に係るロボットシステムの右側に相当する。
各腕を構成するロボット2011、2012は、それぞれ、例えば、図2に示される垂直多関節ロボットを有するロボット、または、図4に示される垂直多関節ロボットを有するロボットから構成される。
そして、本変形例に係るロボットシステムは、人力により車輪2021、2022を回転させて、移動させられることが可能である。
このロボット制御装置は、例えば、図1に示されるロボット制御装置1001と同様な機能を有しており、図1に示されるロボット1002に対応する左腕のロボット2011と、図1に示されるロボット1002に対応する右腕のロボット2012を制御する。
ここで、このロボット制御装置は、例えば、左腕のロボット2011と右腕のロボット2012とを同時に関連付けて制御してもよく、または、左腕のロボット2011と右腕のロボット2012とをそれぞれ別個に制御してもよい。
なお、ベースユニット2001に備えられるロボット制御装置と各ロボット2011、2012とは、例えば、有線のケーブルまたは無線を介して、制御信号などを通信することが可能に接続される。
具体例として、図1に示されるロボット制御装置1001に備えられる入力部1013と出力部1014の機能と同様な機能を、図5に示されるロボットシステムとは別体のコントローラーに備え、ベースユニット2001に備えられるロボット制御装置と当該コントローラーとに互いに無線により通信する機能を備えることで、図1に示されるロボット制御装置1001に備えられる入力部1013と出力部1014の機能と同様な機能をリモートのコントローラーで実現することが可能である。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
Claims (12)
- オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件、および、前記条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御する制御情報を対応付けて記憶する記憶部と、
前記肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部と、
前記入力部にて入力された条件と同じ条件に対応付けられて前記記憶部に記憶された前記制御情報に基づいて、前記入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御するロボット制御部と、
を備え、
前記制御情報は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段について、複数通りの前記計算手段の組み合わせの情報を含んでおり、
前記ロボット制御部は、前記複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ことを特徴とするロボット制御装置。 - 前記肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件は、前記垂直多関節ロボットにおける手先の位置および姿勢ならびに肘の位置を指定する条件である、
ことを特徴とする請求項1に記載のロボット制御装置。 - 前記制御情報は、前記垂直多関節ロボットの各回転軸および各旋回軸を制御する情報である、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のロボット制御装置。 - 前記垂直多関節ロボットは、前記垂直多関節ロボットの第1軸と前記垂直多関節ロボットの第2軸との間に前記オフセット構造を含む、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のロボット制御装置。 - 前記垂直多関節ロボットは、前記垂直多関節ロボットの第6軸と前記垂直多関節ロボットの第7軸との間に前記オフセット構造を含む、
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のロボット制御装置。 - オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件、および、前記条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御する制御情報を対応付けて記憶する記憶部に記憶された前記制御情報を参照して、ロボット制御部が、前記肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部にて入力された条件に応じて、前記入力された条件と同じ条件に対応付けられて前記記憶部に記憶された前記制御情報に基づいて、前記入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御するステップを有し、
前記制御情報は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段について、複数通りの前記計算手段の組み合わせの情報を含んでおり、
前記ロボット制御部は、前記複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ことを特徴とするロボット制御方法。 - オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件、および、前記条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御する制御情報を対応付けて記憶する記憶部に記憶された前記制御情報を参照して、ロボット制御部が、前記肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部にて入力された条件に応じて、前記入力された条件と同じ条件に対応付けられて前記記憶部に記憶された前記制御情報に基づいて、前記入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御する手順を、コンピューターに実行させるためのロボット制御プログラムであって、
前記制御情報は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段について、複数通りの前記計算手段の組み合わせの情報を含んでおり、
前記ロボット制御部は、前記複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ロボット制御プログラム。 - オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットと、
前記垂直多関節ロボットを制御するロボット制御装置と、
を備え、
前記ロボット制御装置は、
前記垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件、および、前記条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御する制御情報を対応付けて記憶する記憶部と、
前記肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部と、
前記入力部にて入力された条件と同じ条件に対応付けられて前記記憶部に記憶された前記制御情報に基づいて、前記入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御するロボット制御部と、
を備え、
前記制御情報は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段について、複数通りの前記計算手段の組み合わせの情報を含んでおり、
前記ロボット制御部は、前記複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ことを特徴とするロボットシステム。 - オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部と、
前記入力部にて入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御するロボット制御部と、
を備え、
前記ロボット制御部は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段に関する複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ことを特徴とするロボット制御装置。 - ロボット制御部が、オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部にて入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御するステップを有し、
前記ロボット制御部は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段に関する複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ことを特徴とするロボット制御方法。 - ロボット制御部が、オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部にて入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御する手順を、コンピューターに実行させるためのロボット制御プログラムであって、
前記ロボット制御部は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段に関する複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ロボット制御プログラム。 - オフセット構造を含み7つの軸を有する垂直多関節ロボットと、
前記垂直多関節ロボットを制御するロボット制御装置と、
を備え、
前記ロボット制御装置は、
前記垂直多関節ロボットにおける肘の位置を含む前記垂直多関節ロボットの状態の条件が入力される入力部と、
前記入力部にて入力された条件を満たすように前記垂直多関節ロボットを制御するロボット制御部と、を備え、
前記ロボット制御部は、前記7つの軸のそれぞれの角度の計算手段に関する複数通りの前記計算手段の組み合わせのうちのいずれか1つの組み合わせを選択して前記垂直多関節ロボットを制御する、
ことを特徴とするロボットシステム。
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