JP5947712B2 - インクジェット捺染方法及び布状繊維製品 - Google Patents
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Description
前記所定の前処理は、少なくとも、
(A)下記式(1)で表される第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を前記布状繊維製品の全体又は所要部分に適用することによりなされるものであり、
前記水性顔料インクは、顔料、及び、溶媒又は分散媒としての水系液体、並びに、
(C)架橋反応性を有する水溶性分散剤、
(D)自己乳化型ウレタン樹脂、及び、
(E)ブロックイソシアネート化合物
を少なくとも含むものであるインクジェット捺染方法。
少なくとも、
(A)上記式(1)で表されるカチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を含有する前処理剤を布状繊維製品の全体又は所要部分に適用することによりなされるものである上記1又は2記載のインクジェット捺染方法。
ヘキサメチレンジイソシアネート、
水添キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、又は
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートの、
トリメチロールプロパンアダクト体
又は
イソシアヌレート体
のイソシアネート基がブロックされてなるものである上記1、2又は3記載のインクジェット捺染方法。
(1)CH2=CR5−COOR6[式中、R5は水素原子又はメチル基を示し、R6は炭素数2乃至8のアルキル基を示す。]で表される(メタ)アクリル酸エステル単量体20乃至80重量部、
(2)カルボキシル基を有する脂肪族ビニル単量体80乃至20部、並びに
(3)架橋反応性を有する脂肪族ビニル単量体0乃至20部
から得られた分子量2,000乃至20,000のエマルジョン重合体が、塩基性物質により中和されてなるものである上記1乃至6の何れかに記載のインクジェット捺染方法。
少なくとも、
イソシアネート類、及び、
カルボキシル基又はスルホン酸基を有するポリオール
からなる成分より得られたものである上記1乃至11の何れかに記載のインクジェット捺染方法。
ヘキサメチレンジイソシアネート、
水添キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、又は
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートの、
トリメチロールプロパンアダクト体
又は
イソシアヌレート体
のイソシアネート基がブロックされてなるものである上記1乃至13の何れかに記載のインクジェット捺染方法。
少なくとも、
(A)上記式(1)で表されるカチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を、パディング法、コーティング法、スクリーン印刷法、インクジェット法又はスプレー法により布状繊維製品の全体又は所要部分に適用することによりなされる上記1乃至19の何れかに記載のインクジェット捺染方法。
非イオン性界面活性剤又は陰イオン性界面活性剤を顔料分散剤とし、それに水、湿潤剤などの親水性溶媒、固着剤としてのエマルジョン型樹脂などを配合してインク化の後、布状繊維製品に所望の図柄を印捺する;
予めカチオン性ポリマーとアクリル系エマルジョン樹脂(粘着剤)で前処理した布に印捺する;
被覆顔料として、溶剤中で重合されたアニオン性基を有する有機高分子化合物で顔料分散した後、溶剤を留去し、その後、酸を加えて酸析し、顔料表面を有機高分子化合物で被覆し、その後、水と塩基を加えて可溶化したマイクロカプセル化顔料に、ブロックイソシアネートを配合したインクをインクジェット法で印捺して加熱処理を行う;
顔料を水分散性樹脂で分散し、架橋剤としてのブロックイソシアネートを加え加熱することで、堅牢性に優れた着色を行う
等があるが、次のような課題があった。
また、白色繊維製品のみならず、有色繊維製品に対しても、例えば白色隠蔽性水性顔料インクを用いて本発明のインクジェット捺染方法により捺染を行った後、有色水性顔料インクを用いて本発明のインクジェット捺染方法により捺染を行うことで、カラー画像を含む所望の図柄等を形成することができる。
(A)上記式(1)で表される第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を布状繊維製品の全体又は所要部分に適用することによりなされる。
HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)、
H6XDI(水添キシリレンジイソシアネート)、
IPDI(イソホロンジイソシアネート)、又は
H12MDI(ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート)の、
TMP(トリメチロールプロパン)アダクト体
又は
イソシアヌレート体
のイソシアネート基がブロックされてなるものが好ましい。 この場合のブロック剤としては、DEM(マロン酸ジエチル)、DIPA(ジイソプロピルアミン)、TRIA(1,2,4−トリアゾール)、DMP(3,5−ジメチルピラゾール)、又はMEKO(2−ブタノンオキシム)が好ましいが、これに限るものではない。
(A)式(1)で表される第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、及び
(B)ブロックイソシアネート化合物
を含有する。
(C)架橋反応性を有する水溶性分散剤、
(D)自己乳化型ウレタン樹脂、及び、
(E)ブロックイソシアネート化合物
を少なくとも含む。
(C1)(メタ)アクリル酸エステル単量体、
(C2)カルボキシル基を有する脂肪族ビニル単量体、
(C3)架橋反応性を有する脂肪族ビニル単量体からなる
(C4)エマルジョン重合体を
(C5)塩基性物質により中和したもの
である。
本発明に適した(C3)架橋反応性を有する脂肪族ビニル単量体の比率は、全単量体100部に対して0乃至20部、より好ましくは0乃至15部である。20部を超えると顔料分散性が低下し、モノマー種によっては水溶性とならないおそれがある。
HDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)、
H6XDI(水添キシリレンジイソシアネート)、
IPDI(イソホロンジイソシアネート)、又は
H12MDI(ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート)の、
TMP(トリメチロールプロパン)アダクト体
又は
イソシアヌレート体
のイソシアネート基がブロックされてなるものが好ましい。 この場合のブロック剤としては、DEM(マロン酸ジエチル)、DIPA(ジイソプロピルアミン)、TRIA(1,2,4−トリアゾール)、DMP(3,5−ジメチルピラゾール)、又はMEKO(2−ブタノンオキシム)が好ましいが、これに限るものではない。
湿潤剤としてのエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、グリセリン、ジグリセリン等のグリコール類及びグリセリン類系溶剤;
表面張力、溶解性、又は乾燥速度調整剤としてのメタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イソブタノール、t−ブタノール、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、メチルエチルケトン、酢酸エチル、エチレングリコールモノn‐ブチルエーテル
などが挙げられるが、これらに限るものではない。このような水溶性有機溶剤は、1種のみを用いてもよく、2種以上を併用することもできる。
(C)架橋反応性を有する水溶性分散剤、
(D)自己乳化型ウレタン樹脂、及び、
(E)ブロックイソシアネート化合物
を少なくとも含む。
例えば、
少なくとも、(F)顔料、(G)溶媒又は分散媒としての水系液体、及び、(C)架橋反応性を有する水溶性分散剤より、顔料分散体を得、
その顔料分散体と、(D)自己乳化型ウレタン樹脂、(E)ブロックイソシアネート化合物、及び、(G)溶媒又は分散媒としての水系液体を混合することにより得ることができる。
(I)分散助剤
1つ目の滴下漏斗からブチルアクリレート100部、エチルアクリレート20部、2−エチルヘキシルアクリレート30部、メタクリル酸150部、及びチオカルコール20(連鎖移動剤の商品名;株式会社花王製)21部の混合液を、
2つ目の滴下漏斗から過硫酸アンモニウム3部と蒸留水108部の水溶液を、
3つ目の滴下漏斗から亜硫酸水素ナトリウム3部と蒸留水108部の水溶液を、
それぞれ滴下した。滴下は、フラスコ内の混合物の温度を60℃に保ちつつ3つの滴下漏斗から同時に4時間かけて行った。
(実施例6)
Claims (23)
- 布状繊維製品のうち所定の前処理がなされた部分に対し、インクジェット法で水性顔料インクを印捺する印捺工程を有するインクジェット捺染方法であって、
前記所定の前処理は、少なくとも、
(A)下記式(1)で表される第4級アンモニウム塩型カチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を前記布状繊維製品の全体又は所要部分に適用することによりなされるものであり、
前記水性顔料インクは、顔料、及び、溶媒又は分散媒としての水系液体、並びに、
(C)架橋反応性を有する水溶性分散剤、
(D)自己乳化型ウレタン樹脂、及び、
(E)ブロックイソシアネート化合物
を少なくとも含むものであるインクジェット捺染方法。
[式(1)中、R1乃至R4のうち、何れか2つは互いに独立的に炭素数8乃至18のアルキル基を示し、残りの2つは互いに独立的にメチル基又はエチル基を示し、X−はアニオンを示す。] - 上記印捺工程よりも前に、布状繊維製品の全体又は所要部分に対し上記所定の前処理を行う前処理工程を有する上記1記載のインクジェット捺染方法。
- 上記前処理が、
少なくとも、
(A)上記式(1)で表されるカチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を含有する前処理剤を布状繊維製品の全体又は所要部分に適用することによりなされるものである上記1又は2記載のインクジェット捺染方法。 - 上記(B)ブロックイソシアネート化合物が、
ヘキサメチレンジイソシアネート、
水添キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、又は
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートの、
トリメチロールプロパンアダクト体
又は
イソシアヌレート体
のイソシアネート基がブロックされてなるものである請求項1、2又は3記載のインクジェット捺染方法。 - 上記(B)のブロックイソシアネート化合物が、マロン酸ジエチル、ジイソプロピルアミン、1,2,4−トリアゾール、3,5−ジメチルピラゾール、又は2−ブタノンオキシムをブロック剤として得られたものである請求項4記載のインクジェット捺染方法。
- 上記水性顔料インクが、最大粒子径が500nm以下の顔料が分散してなる分散液である請求項1乃至5の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記(C)の架橋反応性を有する水溶性分散剤が、
(1)CH2=CR5−COOR6[式中、R5は水素原子又はメチル基を示し、R6は炭素数2乃至8のアルキル基を示す。]で表される(メタ)アクリル酸エステル単量体20乃至80重量部、
(2)カルボキシル基を有する脂肪族ビニル単量体80乃至20部、並びに
(3)架橋反応性を有する脂肪族ビニル単量体0乃至20部
から得られた分子量2,000乃至20,000のエマルジョン重合体が、塩基性物質により中和されてなるものである請求項1乃至6の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。 - 上記(2)カルボキシル基を有する脂肪族ビニル単量体が、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸及びフマル酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項7記載のインクジェット捺染方法。
- 上記塩基性物質が第二級アミン又は第三級アミンである請求項7又は8記載のインクジェット捺染方法。
- 上記水性顔料インク中の(C)の架橋反応性を有する水溶性分散剤の配合割合が、顔料1.0重量部に対して0.05乃至2.0重量部の範囲である請求項1乃至9の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記水性顔料インクが、分散助剤として、ポリオキシエチレンスチレン化フェニルエーテル硫酸塩又はポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩を含有する請求項1乃至10の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記(D)の自己乳化型ウレタン樹脂が、
少なくとも、
イソシアネート類、及び、
カルボキシル基又はスルホン酸基を有するポリオール
からなる成分より得られたものである請求項1乃至11の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。 - 上記(D)の自己乳化型ウレタン樹脂のガラス転移点(Tg)が−60乃至20℃である請求項1乃至12の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記(E)のブロックイソシアネート化合物が、
ヘキサメチレンジイソシアネート、
水添キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、又は
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートの、
トリメチロールプロパンアダクト体
又は
イソシアヌレート体
のイソシアネート基がブロックされてなるものである請求項1乃至13の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。 - 上記(E)のブロックイソシアネート化合物が、マロン酸ジエチル、ジイソプロピルアミン、1,2,4−トリアゾール、3,5−ジメチルピラゾール、又は2−ブタノンオキシムをブロック剤として得られたものである請求項14記載のインクジェット捺染方法。
- 上記(E)のブロックイソシアネート化合物が水溶性又は自己乳化性であり、上記水性顔料インクが再分散性に優れたものである請求項1乃至15の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記水性顔料インクの粘度が、20℃において3乃至30mPa・sである請求項1乃至16の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記水性顔料インクの表面張力が20乃至40mN/mである請求項1乃至17の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記印捺工程によりインクジェット法で水性顔料インクが印捺された布状繊維製品のうち少なくとも水性顔料インクが印捺された部分に対し加熱処理を行う熱処理工程を有する請求項1乃至18の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記前処理が、
少なくとも、
(A)上記式(1)で表されるカチオン性界面活性剤、及び、
(B)ブロックイソシアネート化合物
を、パディング法、コーティング法、スクリーン印刷法、インクジェット法又はスプレー法により布状繊維製品の所要部分に適用することによりなされる請求項1乃至19の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。 - 上記印捺工程によりインクジェット法で水性顔料インクが印捺された布状繊維製品のうち少なくとも水性顔料インクが印捺された部分に対し、パディング法、コーティング法、スクリーン印刷法、インクジェット法又はスプレー法により後処理を行う後処理工程を有する請求項1乃至20の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法。
- 上記後処理が、アクリル樹脂エマルジョン、ウレタン樹脂エマルジョン、架橋剤、可塑剤、界面活性剤及びシリコーン系柔軟剤のうち少なくとも1種を、上記布状繊維製品のうち少なくとも水性顔料インクが印捺された部分に対し適用することにより行われる請求項21記載のインクジェット捺染方法。
- 請求項1乃至22の何れか1項に記載のインクジェット捺染方法を使用する、インクジェット捺染がなされた布状繊維製品を製造する方法。
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