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JP5945788B2 - 三次元形状測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高精度で任意の三次元形状の測定物(例えば、スマートフォン等で使用される非球面レンズなど)を走査測定する三次元形状測定装置に関するものである。
非特許文献1には、図23に示すように、Z軸方向の重力補償付きZ軸駆動装置200のZ軸駆動軸220の下端にプローブ部201が配置され、XYテーブル202上に載置した測定物203の三次元形状を測定する装置が開示されている。
この装置では、Z軸駆動装置200のZ軸駆動軸220は、Z軸駆動装置の上部の真空シリンダ204によって真空引きされて、Z軸駆動軸220の自重を最小化して補償する構成になっている。Z軸駆動軸220は、圧電変換器(PZT)205とボイスコイルモータ206とで組み合わされたアクチュエータの駆動によりZ軸方向に駆動される。ボイスコイルモータ206のコイル207は、真空シリンダ204を構成するケース状のヨーク208の内側に配置され、Z軸駆動軸220の、コイル207に対向した位置には、磁石209が固定されている。真空シリンダ204の開口の非接触シール部210では、Z軸駆動軸220がZ軸方向に移動可能にシールされている。Z軸駆動軸220の下部には、静圧気体軸受211で支持されている。
Z軸方向に移動するZ軸駆動装置200の中心部には、レーザ光通過用の貫通穴があり、レーザ干渉計212からプローブ部201の上端の反射鏡までの距離を測定して、測定物203の三次元形状を測定可能としている。
H. Shinno, H. Yoshioka, T. Gokan, H. Sawano著「A newly developed three-dimensional profile scanner with nanometer spatial resolution」 CIRP Annals-Manufacturing Technology Vol.59, No.1, (2010), pp.525-528
しかしながら、前記Z軸駆動装置200では、Z軸駆動軸220が、静圧気体軸受211で非接触支持されているが、Z軸駆動軸220の直径に対して、静圧気体軸受211の鉛直方向の長さが概略同じであり、Z軸駆動軸220の全体の鉛直方向の長さは、Z軸駆動軸220の直径に対して長い構成となっている。
このような構成の場合、高傾斜角度(30度〜70度)の測定物を測定する場合は、プローブ先端に横方向の力がかかった場合に、回転モーメントが発生しやすい構造である(図24A参照)。
結果として、図24Aで示すようにΔXの測定誤差が発生する。
そのため、Z軸駆動軸220の回転剛性が弱くなるような従来の装置では、レンズの生産ラインで望まれるmm/sオーダでの測定は極めて困難であった。
また、前記Z軸駆動装置200では、駆動部のコイル207に電流を流すと、この電流でコイル207に発熱が起き、ヨーク208が熱膨張を起こし、図24Bに示すように、非接触シール部210の隙間が広くなる。このように隙間が広くなると、隙間に空気が入りやすくなり、真空引きだけでZ軸駆動装置200の駆動部を保持するのは難しく、Z軸駆動軸220を上方へ上げる力が働くように、コイル207に電流が多く流れることになる。そのため、Z軸駆動軸220に対する非接触シール部210と静圧気体軸受部211とにおいて、Z軸駆動軸220の軸ずれ(数μmレベルのずれ)が発生し(図24Bの点線の状態参照)、Z軸駆動軸220が片側に寄って軸ずれを起こし、Z軸駆動軸220の剛性が弱くなる。すると、結果として、Z軸駆動軸220の回転剛性が弱くなり、高傾角(30度〜70度)のプローブ部先端での測定誤差ΔXが発生しやすくなる。このように、熱膨張によりZ軸駆動軸220の回転剛性が弱くなるような従来の装置では、レンズの生産ラインで望まれるmm/sオーダーでの測定は極めて困難であった。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、Z軸駆動軸の回転剛性を上げるとともに、熱膨張によるZ軸駆動軸(エアスライダ中空軸)の曲がりを抑制することができて、高精度な三次元形状測定が行える三次元形状測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
本発明の1つの態様によれば、エアスライダ外枠と、
上端にフォーカス光学系が配置され、下端にプローブ部が配置されて、前記フォーカス光学系と前記プローブ部とを結ぶ光路が形成される貫通穴を有して、前記エアスライダ外枠の中心軸と一致する中心軸を有し、その中心軸上に前記フォーカス光学系と前記プローブ部の中心軸とが配置され、かつ前記エアスライダ外枠内で軸方向に移動可能に配置されたエアスライダ中空軸と、
前記フォーカス光学系と前記プローブ部と前記エアスライダ中空軸との合計の重心の位置の高さから、前記エアスライダ中空軸の中心軸に対して対称に、前記エアスライダ中空軸の横方向の両側に突出した2つの支持アームと、
前記各支持アームの前記エアスライダ中空軸の近傍の位置に、前記エアスライダ中空軸の前記中心軸に対して対称に配置されて、前記エアスライダ外枠に対して前記2つの支持アームを介して前記エアスライダ中空軸を前記軸方向に駆動する2つの駆動部と、
前記各支持アームにおいて、前記エアスライダ中空軸の前記中心軸に対して対称に配置されて、前記エアスライダ中空軸と前記プローブ部と前記フォーカス光学系と前記2つの駆動部の自重を支持する2つの支持部とを備える、形状測定装置を提供する。
本発明の前記態様によれば、エアスライダ中空軸を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸に回転モーメントがかからないため、及び、エアスライダ中空軸の光学系に、曲げる力がかからないため、Z軸駆動軸(エアスライダ中空軸)の回転剛性を上げるとともに、熱膨張によるZ軸駆動軸の曲がりを抑制することができて、高精度な三次元形状測定が行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる三次元形状測定装置の全体構成を示す概略図 前記実施形態にかかる三次元形状測定装置のZ軸ステージ部の構成を示す斜視図 前記Z軸ステージ部の構成を示す縦断面図 Z軸ステージ部においてエアスライダ外枠を取除いた状態において、光学系の概略構成を示す縦断面図 エアスライダ中空軸の上端部分に配置された光学系の概略構成を示す拡大説明図 エアスライダ中空軸の下端部分に配置された光学系の概略構成を示す拡大説明図 Z軸ステージ部においてエアスライダ外枠の一部を取除いた状態の概略構成を示す縦断面図 Z軸ステージ部の概略平面図 図8AのVIII部分の拡大平面図 変形例にかかるZ軸ステージ部の概略平面図 Z軸ステージ部の拡大平面図 Z軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大斜視図 Z軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大正面図 エアスライダ中空軸に曲がりが発生していないときの傾き光学系の状態を示す説明図 エアスライダ中空軸に曲がりが発生しているときの傾き光学系の状態を示す説明図 実際の測定例において測定対象の基準球を示す説明図 実際の測定例において、従来の三次元形状測定装置のプローブ部を使用して、図13Aに示す半径5.55mmの基準球を±70度傾斜まで、1.2mm/secの走査速度でX軸往復走査測定時の測定データと設計式との差分を示すグラフ 実際の測定例において、前記実施形態にかかる三次元形状測定装置100のプローブ部を使用して、図13Aに示す半径5.55mmの基準球を±70度傾斜まで、1.2mm/secの走査速度でX軸往復走査測定時の測定データと設計式との差分を示すグラフ 実際の測定例において測定対象の基準球を示す説明図 実際の測定例において、従来の三次元形状測定装置のプローブ部を使用して、図14Aに示す半径5.55mmの基準球を±70度傾斜まで、1.2mm/secの走査速度でY軸往復走査測定時の測定データと設計式との差分を示すグラフ 実際の測定例において、前記実施形態にかかる三次元形状測定装置100のプローブ部を使用して、図14Aに示す半径5.55mmの基準球を±70度傾斜まで、1.2mm/secの走査速度でY軸往復走査測定時の測定データと設計式との差分を示すグラフ 前記実施形態の変形例にかかる、Z軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大斜視図 図15のZ軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大正面図 前記実施形態の別の変形例にかかる、Z軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大斜視図 図17のZ軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大正面図 前記実施形態のさらに別の変形例にかかる、Z軸ステージ部の構成を示す斜視図 図19のZ軸ステージ部の正面図 前記実施形態のさらに別の変形例にかかる、Z軸ステージ部の縦断面図 図21AのZ軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大縦断面図 前記実施形態のさらに別の変形例にかかる、Z軸ステージ部の一方の支持部付近の拡大縦断面図 前記実施形態のさらに別の変形例にかかる、Z軸ステージ部の縦断面図 非特許文献1にかかる従来装置の正面図 非特許文献1にかかる従来装置の縦断面拡大図 非特許文献1にかかる従来装置において、熱膨張時の縦断面拡大図
以下、図面を参照して本発明における一実施形態を詳細に説明する。本実施形態にかかる三次元形状測定装置100の全体構成を図1に示す。
三次元形状測定装置100は、XYステージ102と、Z軸ステージ部101と、制御部90とを備えている。XYステージ102は、定盤110上にXY軸方向に移動可能に配置され、測定物103を載置保持して、測定物103をXY軸方向に移動可能としている。Z軸ステージ部101は、定盤110にZ軸方向すなわち上下方向(鉛直方向)に移動可能に支持され、測定物103の測定面に接触させるプローブ部3を下端に支持して、プローブ部3を上下移動可能としている。制御部90は、フォーカス光学系4と、XYステージ102と、Z軸ステージ部101と、He−Neレーザ64となどに接続されて、それぞれの動作制御を行なうことにより、三次元形状測定動作を制御している。図1では、105はX軸方向ミラーであり、106はY軸方向ミラー、104はX軸測長用レーザ光である。XYステージ102によりX軸方向とY軸方向とに測定物103を移動させながら、プローブ部3を測定物103に接触させて、プローブ部3の移動をZ軸ステージ部101に連結された光学系で検出して、測定物103の三次元形状を測定している。
したがって、三次元形状測定装置100は、測定面をXY方向に動かすXYステージ102とプローブ部3をZ方向に動かすZ軸ステージ部101とにより、測定物103の測定面とプローブ部3の相対位置をXYZ方向に動かすようにしている。
Z軸ステージ部101は、図2〜図9に示すように、エアスライダ外枠1と、エアスライダ中空軸2と、2つの支持アーム5と、2つの駆動部7と、2つの支持部8と、プローブ部3と、フォーカス光学系4となどを備えて構成している。
フォーカス光学系4は、He−Neレーザ64を少なくとも有する光学系であり、エアスライダ中空軸2に備えられている。図4〜図6に示すように、フォーカス光学系4は、He−Neレーザ64と、フォーカシング素子50と、コリメーターレンズ51と、ダイクロイックミラー52と、コリメーターレンズ53と、ミラー54とで大略構成されている。フォーカシング素子50とコリメーターレンズ51とダイクロイックミラー52とは、エアスライダ中空軸2の上端に配置されている。コリメーターレンズ53とミラー54とは、エアスライダ中空軸2の下端に配置されている。プローブ部3のマイクロスライダ55で支持されたスタイラス56の上端にミラー54が固定されている。
さらに、傾き光学系10も、エアスライダ中空軸2に、フォーカス光学系4の光路の空間内に併設するように備えられている。傾き光学系10は、傾き光学系用半導体レーザ57と、コリメーターレンズ58と、ミラー59と、偏光ビームスプリッタ60と、1/4波長板61と、ミラー54と、傾き信号調整用ミラー62と、傾き光学系用受光素子63とで構成されている。プローブ部3の鏡筒の中に設置されたマイクロスライダ55が傾いた場合、傾き光学系用半導体レーザ57から出た光が、マイクロスライダ55の上面のミラー54で反射し、傾き光学系用受光素子63で受光する位置が変化する。この変化を検出して傾き補正を行う。
このように、フォーカス光学系4と傾き光学系10とをエアスライダ中空軸2に配置しているため、もし、エアスライダ中空軸2に曲がりが発生した場合には、光学系に誤差が発生することになる。しかしながら、本実施形態のZ軸ステージ部101では、エアスライダ中空軸2に曲がりが発生しにくくすることによって、より精度よく、三次元測定が行うえるものである。以下に、その構成について、図3〜図11を基に、詳細に説明する。
エアスライダ外枠1は、上下方向に縦長の矩形枠体形状の部材であり、その内部にエアスライダ中空軸2を上下方向(Z軸方向)に移動可能に支持している。エアスライダ外枠1は、三次元形状測定装置100の定盤110などに固定されている。
エアスライダ外枠1は、上側に配置された四角枠形状の上部支持部1aと、下側に配置された四角枠形状の下部支持部1bとが一体的に連結された一体構成で構成されている。上部支持部1aと下部支持部1bとの間には、横方向において、2つの支持アーム5が上下移動可能なように隙間1cを設けている。上部支持部1aと下部支持部1bとは、それぞれ、エアスライダ中空軸2に対して上下移動可能に、かつ、上下方向と直交する横方向の移動不可に、非接触で支持するエア軸受部で構成されている。ここで、2ケ所の上部支持部1aの上下方向の寸法の中心と下部支持部1bの上下方向の寸法の中心との間の距離が、エアスライダ中空軸2の幅に対して、2倍以上あることが望ましい。このように構成すれば、エアスライダ中空軸2を上部支持部1aと下部支持部1bとでより安定して支持することができて、エアスライダ中空軸2に回転モーメントを与えることがなく、プローブ部先端の回転運動を抑制し、エアスライダ中空軸2の倒れによる測定誤差の発生を抑制することができる。
エアスライダ中空軸2は、Z軸ステージ部101のZ軸駆動軸として機能し、上下方向に縦長の直方体筒形状の部材であり、上端にフォーカス光学系4が配置され、下端にプローブ部3が配置されている。エアスライダ中空軸2の中心部には貫通穴6があり、貫通穴6内に、フォーカス光学系4とプローブ部3の上端の反射鏡13とを結ぶ光路が形成されている。一例として、エアスライダ中空軸2は、セラミックなどの断熱材で構成する。このように断熱材で構成すれば、たとえ支持アーム5を介して、後述するコイル21の熱が伝達されようとしても、断熱材で断熱することにより、エアスライダ中空軸2まで熱が伝わらず、エアスライダ中空軸2の熱による湾曲を防止することができる。
また、フォーカス光学系4とプローブ部3の中心軸とが各々、エアスライダ中空軸2の中心軸上に配置するように構成されている。そのため、エアスライダ中空軸2が上下に動くときでも、フォーカス光学系4とプローブ部3とを含む光学系に回転モーメントの影響が与えられることが少なくなり、プローブ部先端の回転運動を抑制することができ、エアスライダ中空軸2の倒れによる測定誤差を発生させることを大幅に抑制することができる。
2つの支持アーム5の基端は、エアスライダ中空軸2の、フォーカス光学系4とプローブ部3とエアスライダ中空軸2との3つの部材の合計の重心の位置の高さにそれぞれ固定されている。2つの支持アーム5は、エアスライダ中空軸2の前記重心の位置の高さからエアスライダ中空軸2の横方向に、エアスライダ中空軸2の中心軸CLに対して対称に直交する方向に両側に突出して固定されている。一対の支持アーム5は、エアスライダ中空軸2の中心軸CLに対して対称形となっている。各支持アーム5は、金属などの剛体で構成すればよいが、一例として、各支持アーム5は、セラミックなどの断熱材で構成する。このように断熱材で構成すれば、たとえ、後述するコイル21の熱が支持アーム5に伝達されたとしても、断熱材で断熱することにより、支持アーム5の熱による湾曲を防止することができるとともに、エアスライダ中空軸2に対する熱伝達も防止することができる。
駆動部7は、各支持アーム5のエアスライダ中空軸2の近傍の位置に、エアスライダ中空軸2の中心軸CLに対して対称に配置されて、エアスライダ外枠1に対して2つの支持アーム5を介してエアスライダ中空軸2を軸方向に駆動可能としている。一対の駆動部7は、エアスライダ中空軸2の中心軸CLに対して対称形となっている。ここでは、各駆動部7は、アクチュエータで構成されている。アクチュエータは、一例として、リニアモータ20で構成されている。
リニアモータ20は、四角枠状のコイル21と、直方体棒状の中央ヨーク22と、直方体棒状の外側ヨーク23と、直方体棒状の磁石24とで構成されており、制御部90の制御の下に駆動制御されている。各支持アーム5のエアスライダ中空軸2の近傍の位置には、四角枠状に形成されたコイル21が配置され、コイル21の軸方向の中央部に支持アーム5が連結されている。直方体棒状の中央ヨーク22は、エアスライダ外枠1に上下方向沿いに固定されている。直方体の外側ヨーク23が、中央ヨーク22の前後に、コイル21が自在に上下移動可能な隙間間隔をあけて、エアスライダ外枠1に上下方向沿いに固定されている。コイル21は、中央ヨーク22の外側に嵌合されて上下方向に自在に移動可能となっている。コイル21には、所定の駆動電流が印加されて、固定側の中央ヨーク22に対してエアスライダ中空軸2を上下方向に移動させるようにしている。なお、コイル21での駆動力発生部25は、外側ヨーク23が配置されている前後部としている。このように、本実施形態で使用するリニアモータ20は、各リニアモータ20のコイル21が支持アーム5に支持され、磁石24をエアスライダ外枠1に固定した可動コイル方式としている。よって、比較的重い磁石を固定側とし、比較的軽いコイルを可動側とすることができて、全体として、リニアモータ20の可動部分の重量を軽くすることができ、回転モーメントも抑制することができる。
2つのリニアモータ20の2つの駆動軸(コイル21の中心軸)間の中心軸と、エアスライダ中空軸2の重心を通る中心軸とが一致しているため(両中心軸間にオフセットが無いため)、制御部90で2つのリニアモータ20で同期してエアスライダ中空軸2を上下に駆動させることにより、エアスライダ中空軸2の重心位置の部分を駆動させる構成になっている。このため、エアスライダ中空軸2に回転モーメントが発生しにくくしている。
2つの支持部8は、2つの駆動部7からさらに横方向に延びた2つの支持アーム5の先端部分を支持するように対して配置されている。すなわち、各支持部8は、各支持アーム5の駆動部7の近傍でかつエアスライダ中空軸2から離れた位置でかつエアスライダ中空軸2の中心軸CLに対して対称に配置されている。具体的には、図8A、図8B、及び図9などで平面的に見た場合、各支持部8の中心軸(例えばロッド27aの中心軸)と、各駆動部7の中心軸(例えばコイル21の中心軸)と、エアスライダ中空軸2の中心軸(言い換えれば、エアスライダ外枠の中心軸)とが一直線上に配置されている。また、各支持部8の中心軸(例えばロッド27aの中心軸)と、各駆動部7の中心軸(例えばコイル21の中心軸)と、エアスライダ中空軸2の中心軸(言い換えれば、エアスライダ外枠の中心軸)とが互いに平行に配置されている。よって、エアスライダ中空軸2から見れば、各支持アーム5において、駆動部7の外側に支持部8が配置されている構成となっている。2つの支持部8は、エアスライダ中空軸2とプローブ部3とフォーカス光学系4と2つの駆動部7との自重を、横方向に移動可能に支持している。
各支持部8は、2つの支持アーム5に対して上下方向(Z軸方向)と直交する面内での移動及び上下方向(Z軸方向)に対する傾きを許容するすべり支持部である。言い換えれば、各支持部8は、上下方向(Z軸方向)と直交する直交2軸(X軸方向とY軸方向)とにそれぞれ移動可能かつ傾動可能に、2つの支持アーム5を支持することにより、熱などの影響によりエアスライダ中空軸2に作用する変形力を緩和するようにしている。言い換えれば、エアスライダ中空軸2から両側に2つの支持アーム5が突出し、各支持アーム5の中間位置に駆動部7を配置した、十字型の構成になっているとともに、2つの支持アーム5の2つの支持部8は、滑り構成になっており、横スライド可能である。そのため、支持アーム5には横方向の力がかからず、支持アーム5を介してエアスライダ中空軸2には、エアスライダ中空軸2を曲げる力は働かない。よって、エアスライダ中空軸2は、上下方向のみに移動することができ、エアスライダ中空軸2の重心回りには回転モーメントがかからず、プローブ部先端の回転運動を抑制することができる。
各支持部8は、具体的には、各支持アーム5を上下移動可能に支持する支持用アクチュエータの一例としてのエアシリンダ27と、エアパッド28と、球面軸受部29とを備えて構成している。エアシリンダ27のケーシング27cは、三次元形状測定装置100の定盤110などに固定されている。エアシリンダ27のロッド27aの上端には球面軸受部29を介してエアパッド28を連結して固定している。球面軸受部29は、上面に半球面凹部を有する台座29aと、半球面凹部内で自在に回動する球29bとで構成されている。台座29aはロッド27aの上端に固定されている。球29bにはエアパッド28の下面が連結されている。よって、エアパッド28は、ロッド27aの上端に対して、球面軸受部29でZ軸周りの360度の方向に傾動自在に支持されている。エアパッド28の上面は、支持アーム5の先端の逆L字状の支持受け部5aの平坦面の下面5bに対向するように配置されている。
エアパッド28の表面には、多数のエア噴出孔28aが形成されている。エアが、第1エア供給源41からエアパッド28のエア吸入口28bに、常時一定圧力で供給され、多数のエア噴出孔28aから支持受け部5aの下面5bに向けてエアが噴出されて、エアパッド28と支持受け部5aの下面5bとの間に微小間隔のエアギャップ部30を構成している。すなわち、各支持アーム5の先端の支持受け部5aの平坦な下面5bに対向して、エアパッド28のエア噴出孔28aから噴射される空気の圧力により、各支持アーム5の先端の支持受け部5aの平坦な下面5bとエアパッド28との間に、わずかな隙間(エアギャップ部30)をあけて、各支持部8が各支持アーム5を横移動自在に支持している。このように構成すれば、エアギャップ部30の水平方向の摺動抵抗は極めて少なく、各支持部8において、各支持アーム5との間に水平方向の力がほとんど発生しない。エアパッド28と球面軸受部29の台座29aとの間には球面軸受部29の球29bが回動可能支持になっており、エアパッド28に傾きが発生した場合には、その傾きを吸収できる構成になっている。なお、第1エア供給源41は、2つ設けるのではなく、1つで兼用するようにしてもよい。
また、エアシリンダ27のロッド27aの下端には、ピストンの一例として機能するエアベアリング27bが固定されている。エアベアリング27bは、エアシリンダ27のケーシング27c内でロッド27aの軸方向に摺動する。このエアベアリング27bとケーシング27cとの間の内部空間27dには、第2エア供給源42から空気が制御弁43の制御の下に供給されて、一対のエアシリンダ27が駆動され、各ロッド27aを上下移動させて、一対の支持アーム5を所定の高さに維持するように支持している。よって、一対のエアシリンダ27は、ロッド27aのストローク全域で、一対の支持アーム5を一定力で支持するようにしている。ロッド27aは、エアシリンダ27のケーシング27cから上下方向に移動可能な構成であり、エアシリンダ27のケーシング27cとロッド27aとの間はエアギャップ27eで支持されている。このため、ケーシング27cとロッド27aとの間において、上下方向、及び、軸回りの回転方向の摺動抵抗は、極めて小さくなっている。第2エア供給源42及び制御弁43の動作も制御部90で動作制御している。第2エア供給源42は、2つ設けるのではなく、1つで兼用するようにしてもよい。
このように、各支持アーム5に対して、各支持部8は最も外側に配置されている。逆に、各駆動部7が各支持部8よりも外側に各支持アーム5に配置されているとすると、左右の各駆動部7、例えば、左右のリニアモータ20に推力差がある場合があり、その場合は、エアスライダ中空軸2から左右のリニアモータ20の中心軸までの距離が長いと、曲げモーメントが大きくなる。このため、左右のリニアモータ20の配置位置は、エアスライダ中空軸2に極力近いほうがよい。また、支持部8も中空軸2に近いほうが良い。このような配置も、エアスライダ中空軸2の回転剛性を上げることに寄与することになる。
前記構成によれば、制御部90での制御の下に、XYステージ102に載置保持された測定物103に対して、プローブ部3を有するZ軸ステージ部101を接近させた初期位置まで2つの支持部8のエアシリンダ27で移動させたのち、2つの支持部8で、2つの支持アーム5を介してエアスライダ中空軸2を支持する。次いで、プローブ部3が測定物103の測定面に接触して所定の走査速度で走査するように2つの駆動部7のリニアモータ20を制御部90で駆動制御して、測定物103の三次元形状測定を行う。
図12A及び図12Bに、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100と、非特許文献1にかかる装置とにおいて、エアスライダ中空軸2の曲りの発生の有無による傾き光学系10での誤差の発生の有無について説明する。
図12Aは、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100のエアスライダ中空軸2のみを抽出した図である。この図では、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に回転モーメントがかからないため、及び、エアスライダ中空軸2の光学系に、曲げる力がかからないため、エアスライダ中空軸2の曲りの発生が無く、傾き光学系10での誤差の発生も無い。
一方、図12Bは、比較例として、非特許文献1にかかる装置のZ軸駆動軸220を前記エアスライダ中空軸に置換した場合を示す図である。この図では、エアスライダ中空軸を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸に回転モーメントがかかるため、及び、エアスライダ中空軸の光学系に、曲げる力がかかるため、エアスライダ中空軸自体に、右向き凸の曲りが発生し、傾き光学系10の傾き光学系用受光素子63において、図12Aと比較して、誤差dxが発生していることを示している。
このように、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100において、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に回転モーメントがかからないため、及び、エアスライダ中空軸2の光学系に、曲げる力がかからないための構成を採用しない場合には、傾き光学系において誤差が発生してしまい、高精度な測定ができないことになる。
実際の測定例として、従来の三次元形状測定装置(特許第3000819号にかかる三次元形状測定装置)のプローブ部と本実施形態にかかる三次元形状測定装置100のプローブ部3とをそれぞれ使用して、図13Aに示す半径5.55mmの基準球を±70度傾斜まで、1.2mm/secの走査速度でX軸往復走査測定時の測定データと設計式との差分(すなわち、測定装置100の測定精度)を図13Bと図13Cのグラフに示す。各グラフの縦軸は測定データと設計式との差分値、横軸はX軸方向の位置を示す。図13Bと図13Cとに示すように、60度傾斜時には、従来の三次元形状測定装置では59nmの誤差のばらつきがあるのに対して、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100は、41nmの誤差のばらつきに縮小した。また、70度傾斜時には、従来の三次元形状測定装置では182nmの誤差のばらつきがあるのに対して、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100は、87nmの誤差のばらつきに縮小した。なお、従来の三次元形状測定装置の構成としては、スタイラスの下端が、各種の曲率半径を持つ球面形状となっている。そして、スタイラスは、10〜100mgfという弱い測定力で被測定物上を走査し、被測定物の形状に沿って上下する。スタイラスが上下すると、フォーカスサーボが働いて光プローブ全体が上下するので、ミラー上に常に対物レンズの焦点が合っているような装置である。
同様に、前記従来の三次元形状測定装置のプローブ部と本実施形態にかかる三次元形状測定装置100のプローブ部3とをそれぞれ使用して、図14Aに示す半径5.55mmの基準球を±70度傾斜まで、1.2mm/secの走査速度でY軸往復走査測定時の測定データと設計式との差分(すなわち、測定装置の測定精度)を図14Bと図14Cのグラフに示す。各グラフの縦軸は測定データと設計式との差分値、横軸はY軸方向の位置を示す。図14Bと図14Cとに示すように、60度傾斜時には、従来の三次元形状測定装置では57nmの誤差のばらつきがあるのに対して、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100は、25nmの誤差のばらつきに縮小した。また、70度傾斜時には、従来の三次元形状測定装置では155nmの誤差のばらつきがあるのに対して、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100は、56nmの誤差のばらつきに縮小した。
これらの結果より、1.2mm/secの走査速度で走査測定するとき、従来の装置では、100nmオーダーの測定精度のばらつきがあったが、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100では、10nmオーダーの測定精度までばらつきが小さくなることがわかった。
なお、これらの測定例での従来の三次元形状測定装置のプローブ部と本実施形態にかかる三次元形状測定装置100のプローブ部3における、それぞれの測定力は、30mgfであった。
上記本実施形態によれば、以下のような効果を奏することができる。
まず、従来例で述べた非特許文献1にかかる装置において、例えば、測定物203の一例であるレンズに要求される高傾斜角(30度〜70度)領域では、プローブ部201を早く動かすことができないと推測する。そのため、非特許文献1のFig.11では、最大傾斜角度18度であるが、0.02mm/sの遅い速度でプローブ部201を走査して測定している。0.02mm/sの速度より早い速度でプローブ部201を動かすと、ダイヤフラム230が変形して、プローブ部201の先端が傾き、ΔX1の測定誤差となるためと思われる。また、この場合、振動ノイズも発生しやすくなる。プローブ部201をさらに早く動かすと、プローブ部先端又はダイヤフラム230が破損する危険性が出てくる。プローブ部201が損傷するときは、測定物203にも衝撃力が強く作用することになり、測定物203が破損する危険性が出てくる。このような理由により、非特許文献1にかかる装置では、レンズの生産ラインで望まれるmm/sオーダーでの走査測定は極めて困難である。
また、非特許文献1にかかる装置では、真空シリンダ204で構成される非接触シール部210と静圧気体軸受211が2つの別部材を直列に配置した構成になっている。静圧気体軸受211は最適ギャップで最大の剛性を持つ特徴がある。しかし、非接触シール部210と静圧気体軸受211とに対して、Z軸駆動軸220の軸ずれ(数μmレベル)があると、Z軸駆動軸220が片側に寄り、Z軸駆動軸220の剛性が弱くなり、結果としてZ軸駆動軸220の回転剛性が弱くなり、高傾角(30度〜70度)のプローブ部先端で測定誤差が発生しやすくなる。そのため、前記で述べたのと同様に、Fig.11で、0.02mm/sの遅い速度で走査測定していると推定する。上記より速い速度で測定すると、静圧気体軸受211でのZ軸駆動軸220の回転振れが激しくなり、測定時の振動ノイズが大きくなるか、プローブ部周辺が破損する。このような理由により、非特許文献1にかかる装置では、レンズの生産ラインで望まれるmm/sオーダーでの測定は極めて困難である。
また、mm/sオーダーでの測定要求に加えて、例えばスマートフォン等で使用される非球面レンズにおいては、高傾斜角70度まで100nm以下の形状精度の要求が出てきている。そのような走査速度及び測定精度の要求を満たす装置として、本発明の本実施形態にかかる三次元形状測定装置100を使用することができる。すなわち、本実施形態にかかる三次元形状測定装置100は、以下のような構成により、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に回転モーメントがかからないため、及び、エアスライダ中空軸2の光学系に、曲げる力がかからないために、例えば、高傾斜角70度までを、0.3mN以下の低測定力で、mm/secオーダーの速度で走査測定し、10nmオーダーの測定精度、及び、測定再現性で測定することが可能となる。
本実施形態によれば、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に回転モーメントがかからないため、及び、エアスライダ中空軸2の光学系に、曲げる力がかからないために、以下の構成を採用することにより、Z軸駆動軸(エアスライダ中空軸2)の回転剛性を上げるとともに、熱膨張によるZ軸駆動軸(エアスライダ中空軸2)の曲がりを抑制することができる。
エアスライダ中空軸2の中心軸とエアスライダ外枠1の中心軸とが一致するように配置する構成(言い換えれば、2つの中心軸の間にXY面内でオフセットが存在しない構成)。
2つのリニアモータ20の2つの駆動軸(コイル21の中心軸)間の中心軸と、エアスライダ中空軸2の重心を通る中心軸とが一致しているため(両中心軸間にオフセットが無いため)、制御部90で2つのリニアモータ20で同期してエアスライダ中空軸2を上下に駆動させることにより、エアスライダ中空軸2の重心位置の部分を駆動させる構成
フォーカスの光軸光学系4とプローブ部3の中心軸とが、エアスライダ中空軸2の中心軸上に配置されている構成。
各支持部8の中心軸(例えばロッド27aの中心軸)と、各駆動部7の中心軸(例えばコイル21の中心軸)と、エアスライダ中空軸2の中心軸(言い換えれば、エアスライダ外枠の中心軸)とが互いに平行に配置されている構成。
フォーカス光学系4とプローブ部3とエアスライダ中空軸2との合計の重心の高さに、横方向に2つの支持アーム5が配置され、各支持アーム5の中間部に、駆動部7の例としてリニアモータ20のコイル21が配置され、そのコイル21のさらに外側に支持部8が配置されている構成。
以上の構成を有することにより、前記実施形態の作用効果を奏することができる。
また、以下の構成は、一例として、それぞれ構成すれば、前記実施形態の作用効果をさらに高めることができる。
平面的に見た場合、各支持部8の中心軸(例えばロッド27aの中心軸)と、各駆動部7の中心軸(例えばコイル21の中心軸)と、エアスライダ中空軸2の中心軸(言い換えれば、エアスライダ外枠の中心軸)とが一直線上に配置されているように構成すれば、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に回転モーメントがより作用しにくくなり、エアスライダ中空軸2の光学系に対しても、曲げる力をより作用しにくくすることができる。この結果、駆動時のZ軸駆動軸(エアスライダ中空軸2)の曲がりをより一層抑制することができる。
エアスライダ中空軸2自体(又は、エアスライダ中空軸2自体及び支持アーム5自体)の断熱材で、リニアモータ20のコイル21の発熱体から遮断されるように構成すれば、エアスライダ中空軸2の熱膨張が発生せず、エアスライダ中空軸2の光学系に対する、熱膨張による悪影響が抑制される。
エアスライダ中空軸2等の重心位置が、2つの支持アーム5を介して2つの支持部8のエアパッド28で横方向移動可能に支持されるように構成すれば、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に横方向の力が作用したとしても、2つの支持部8のエアパッド28で横方向に移動することができる。この結果、エアスライダ中空軸2に回転モーメントが作用しにくくなり、また、エアスライダ中空軸2の光学系に対しても、曲げる力を作用しにくくすることができる。
各リニアモータ20のコイル21が支持アーム5に支持され、磁石24をエアスライダ外枠1に固定した可動コイル方式とするように構成すれば、比較的重い磁石を固定側とし、比較的軽いコイルを可動側とすることができて、全体として、リニアモータ20の可動部分の重量を軽くすることができる。この結果、エアスライダ中空軸2を上下に駆動するとき、エアスライダ中空軸2に横方向の力が作用したとしても、2つの支持部8のエアパッド28で横方向に移動することができる。この結果、エアスライダ中空軸2に回転モーメントが作用しにくくなり、また、エアスライダ中空軸2の光学系に対しても、曲げる力を作用しにくくすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。
例えば、前記支持部8に代えて、以下の構成を採用することもできる。
図15及び図16に示すように、各支持アーム5の支持受け部5aの下面5bを半球部31で直接接触して支持するようにしてもよい。具体的には、ロッド27aの上端に台座32を介して半球支持部31が配置され、半球支持部31の頂上部が支持受け部5aの下面5bに点で接触して、各支持アーム5が半球支持部31の頂上部に対して前後に回動自在かつ横方向に移動可能に支持されている。
この変形例の構成によれば、先の実施形態の支持部8よりも、構成が簡素なものとなる。
また、図17及び図18に示すように、各支持アーム5の支持受け部5aの下面5bをフローティングジョイント33で支持するようにしてもよい。具体的には、フローティングジョイント33は、上から下に順に、上ベアリング34と、上板部36と、球状の中ベアリング38と、下板部37と、下ベアリング35とで構成されている。上ベアリング34は、上板部36との間に多数のボール39をリング状に回動自在に配置し、上ベアリング34の上面が各支持アーム5の支持受け部5aの下面5bに接触している。下ベアリング35は、下板部37との間に多数のボール40をリング状に回動自在に配置し、下ベアリング35の下面がロッド27aの上端に固定されている。中ベアリング38は、その上部が上板部36の下面の半球面凹部に回動自在に収納され、その下部が下板部37の上面の半球面凹部に回動自在に収納されている。よって、上ベアリング34と下ベアリング35とが、それぞれ、X軸方向及びY軸方向へ移動自在とし、摺動抵抗が少ない構成である。中ベアリング38を挟む上板部36と下板部37との平行度に傾きが生じた場合に、中ベアリング38は、上板部36と下板部37とのそれぞれに対して自在に回転移動するため、摺動抵抗が少ない構成である。
この変形例の構成によれば、先の実施形態の支持部8よりも、部品のコストを比較的安くすることができる。
また、図19及び図20に示すように、各支持アーム5の支持受け部5aの下面5bをエアシリンダ上引き支持方式で支持するようにしてもよい。具体的には、前記実施形態の支持部8の構成において、各支持アーム5よりも上側に配置されたエアシリンダ27で、各支持アーム5を、上側から上方向に引き動作で支持する構成としてもよい。具体的には、前記実施形態の支持部8と同様に、各支持アーム5の支持受け部5aの下面5bの下に、エアパッド28と球面軸受部29とが配置されている。前記実施形態の支持部8と異なるのは、球面軸受部29の台座29aが、ロッド27aの上端に固定されるのではなく、板状の連結部材45の一端に固定されていることである。この連結部材45の他端には、上下逆さまに配置されたエアシリンダ27のロッド27aの下端が固定されている。先の支持部8と同様に、エアが、第1エア供給源41からエアパッド28のエア吸入口28bに、常時一定圧力で供給され、多数のエア噴出孔28aから支持受け部5aの下面5bに向けてエアが噴出されて、エアパッド28と支持受け部5aの下面5bとの間に微小間隔のエアギャップ部30を構成している。エアパッド28と球面軸受部29とは、先の支持部8の場合と同様に機能して、同様な作用効果を有する。この変形例では、このエアベアリング27bとケーシング27cとの間の内部空間27g(エアベアリング27bよりも下側の内部空間)(図22参照)には、第2エア供給源42から空気が制御弁43の制御の下に供給されて、一対のエアシリンダ27が駆動され、各ロッド27aを上下移動させて、連結部材45を介して、一対の支持アーム5を所定の高さに維持するように支持している。
この変形例の構成によれば、先の実施形態の支持部8と同様な作用効果を奏する上に、一対の支持アーム5の下方に一対のエアシリンダ27が配置されておらず、大きな空間46(図22参照)が開くことになり、測定物の邪魔になる部材がなく、測定物の搬入搬出及び測定物の移動等の自由度が大きくなる。また、図22に示すように、エアシリンダ27のロッド27aを長くすることができ、エアシリンダ27による上下方向の移動量を大きくすることも可能となる。
この変形例においては、連結部材45を用いることなく、各支持アーム5の支持受け部5aの端部と各支持部8のアクチュエータとを直接連結するようにしてもよい。例えば、図21A〜図21Cに示すように、支持受け部5aの端部に貫通穴5eを形成するとともに、エアパッド28にも貫通穴28eを形成する。これらの貫通穴5e,28e内に、下端に係止部47a又は48aを有する軸部材47又はワイヤ48を貫通させる。軸部材47又はワイヤ48の上端は、アクチュエータの駆動軸、例えば、エアシリンダ27のロッド27aに連結する。よって、アクチュエータの駆動により、エアパッド28を軸部材47又はワイヤ48で上下移動させ、エアパッド28を介して各支持アーム5の支持受け部5aの端部を支持するようにしてもよい。アクチュエータとしては、エアシリンダの他、油圧シリンダ、カウンターウエイト、リニアモータ、ボイスコイルモータなどを使用することができる。
また、各支持アーム5において、各支持部8は、駆動部5よりもエアスライダ中空軸2から離れた位置に配置されているが、これに限られるものではない。例えば、支持部8と駆動部5との位置関係を逆にして、各支持アーム5において、各駆動部5は、各支持部8よりもエアスライダ中空軸2から離れた位置に配置されるようにしてもよい。また、これらの配置の代わりに、図8Cに示すように、各支持アーム5において、各支持部8と各駆動部5を、エアスライダ中空軸2から同じ距離だけ離れた位置に配置するようにしてもよい。
なお、上記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明にかかる三次元形状測定装置は、横方向の力及び熱膨張によるZ軸駆動軸(エアスライダ中空軸)の曲がりを抑制することができて、高精度な三次元形状測定が行え、高精度及び低測定力で任意の三次元形状の測定物(例えば、スマートフォン等で使用される非球面レンズなど)を走査測定する等として有用である。
1 エアスライダ外枠
2 エアスライダ中空軸
3 プローブ部
4 フォーカス光学系
5 支持アーム
5a 支持受け部
5b 下面
5e 貫通穴
6 貫通穴
7 駆動部
8 支持部
10 傾き光学系
20 リニアモータ
21 コイル
22 中央ヨーク
23 外側ヨーク
24 磁石
25 駆動力発生部
27 エアシリンダ
27a ロッド
27b エアベアリング
27c ケーシング
27d 内部空間
27e エアギャップ
28 エアパッド
5e 貫通穴
28a エア噴出孔
28b エア吸入口
28e 貫通穴
29 球面軸受部
29a 台座
29b 球
30 エアギャップ部
31 半球支持部
32 台座
33 フローティングジョイント
34 上ベアリング
35 下ベアリング
36 上板部
37 下板部
38 中ベアリング
39 ボール
40 ボール
41 第1エア供給源
42 第2エア供給源
43 制御弁
45 連結部材
46 空間
47 軸部材
47a 係止部
48 ワイヤ
48a 係止部
50 フォーカシング素子
51 コリメーターレンズ
52 ダイクロイックミラー
53 コリメーターレンズ
54 ミラー
55 マイクロスライダ
56 スタイラス
57 傾き光学系用半導体レーザ
58 コリメーターレンズ
59 ミラー
60 偏光ビームスプリッタ
61 1/4波長板
62 傾き信号調整用ミラー
63 傾き光学系用受光素子
64 He−Neレーザ
90 制御部
100 三次元形状測定装置
101 Z軸ステージ部
102 XYステージ
103 測定物
104 X軸測長用レーザ光
105 X軸方向ミラー
106 Y軸方向ミラー
110 定盤
CL エアスライダ中空軸の中心軸

Claims (9)

  1. エアスライダ外枠と、
    上端にフォーカス光学系が配置され、下端にプローブ部が配置されて、前記フォーカス光学系と前記プローブ部とを結ぶ光路が形成される貫通穴を有して、前記エアスライダ外枠の中心軸と一致する中心軸を有し、その中心軸上に前記フォーカス光学系と前記プローブ部の中心軸とが配置され、かつ前記エアスライダ外枠内で軸方向に移動可能に配置されたエアスライダ中空軸と、
    前記フォーカス光学系と前記プローブ部と前記エアスライダ中空軸との合計の重心の位置の高さから、前記エアスライダ中空軸の中心軸に対して対称に、前記エアスライダ中空軸の横方向の両側に突出した2つの支持アームと、
    前記各支持アームの前記エアスライダ中空軸の近傍の位置に、前記エアスライダ中空軸の前記中心軸に対して対称に配置されて、前記エアスライダ外枠に対して前記2つの支持アームを介して前記エアスライダ中空軸を前記軸方向に駆動する2つの駆動部と、
    前記各支持アームにおいて、前記エアスライダ中空軸の前記中心軸に対して対称に配置されて、前記エアスライダ中空軸と前記プローブ部と前記フォーカス光学系と前記2つの駆動部の自重を支持する2つの支持部とを備える、形状測定装置。
  2. 前記各支持アームにおいて、前記各支持部は、前記各駆動部よりも前記エアスライダ中空軸から離れた位置に配置されている、請求項1に記載の形状測定装置。
  3. 前記エアスライダ中空軸は断熱材で構成されている、請求項1又は2に記載の形状測定装置。
  4. 前記支持部は、
    前記支持アームを上下移動可能に支持する支持用アクチュエータと、
    前記支持用アクチュエータのロッドの先端に連結され、前記支持アームの下面に対向して配置され、エア噴出口から前記支持アームの下面に向けて噴出したエアを介して、前記支持アームを、横方向に移動可能に非接触で支持するエアパッドとを備えるとともに、
    平面的に見た場合、各支持部の前記ロッドの前記中心軸と、各駆動部の前記中心軸と、前記エアスライダ中空軸の前記中心軸とが一直線上に配置されている、請求項1〜3のいずれか1つに記載の形状測定装置。
  5. 前記各駆動部は、
    前記支持アームに設置されて前記支持アーム及び前記エアスライダ中空軸と一体的に前記エアスライダ中空軸の前記軸方向に移動可能なリニアモータ用コイルと、
    前記エアスライダ外枠に固定されて前記リニアモータ用コイルで囲まれたリニアモータ用磁石とで構成する可動コイル方式であり、
    前記エアスライダ外枠の中心軸と前記リニアモータ用コイルの中心軸と前記リニアモータ用磁石の中心軸とが平行であり、2つの前記リニアモータ用コイルの中心軸間の中心軸と、前記エアスライダ中空軸の重心を通る中心軸とが一致しているとともに、
    各支持部の中心軸と、各駆動部の中心軸と、前記エアスライダ中空軸の前記中心軸とが互いに平行に配置されている、請求項1〜4のいずれか1つに記載の形状測定装置。
  6. さらに、前記フォーカス光学系と前記プローブ部と前記エアスライダ中空軸との合計の重心の位置を挟む上下の位置で、前記エアスライダ中空軸を前記エアスライダ外枠に対して非接触状態で上下方向に移動可能に支持するエア軸受部を前記エアスライダ外枠に備えている、請求項1〜5のいずれか1つに記載の形状測定装置。
  7. 前記支持アームは断熱材で構成されている、請求項1〜6のいずれか1つに記載の形状測定装置。
  8. 前記フォーカス光学系は、He−Neレーザを少なくとも有する光学系で構成されている、請求項1〜7のいずれか1つに記載の形状測定装置。
  9. 前記フォーカス光学系は、その光路の空間内に傾き光学系を併設して構成されている、請求項1〜8のいずれか1つに記載の形状測定装置。
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