JP5818548B2 - 帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5818548B2 JP5818548B2 JP2011156894A JP2011156894A JP5818548B2 JP 5818548 B2 JP5818548 B2 JP 5818548B2 JP 2011156894 A JP2011156894 A JP 2011156894A JP 2011156894 A JP2011156894 A JP 2011156894A JP 5818548 B2 JP5818548 B2 JP 5818548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium oxide
- charging member
- surface layer
- oxide particles
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
- G03G15/0208—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
- G03G15/0216—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
- G03G15/0233—Structure, details of the charging member, e.g. chemical composition, surface properties
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/02—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/31504—Composite [nonstructural laminate]
- Y10T428/31652—Of asbestos
- Y10T428/31663—As siloxane, silicone or silane
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
〔1〕支持体と弾性層と表面層とを有する帯電部材であって、該表面層は、加水分解性シラン化合物と表面に存在する水酸基量が0.7質量%以上35質量%以下である酸化チタン粒子との反応生成物を含むコーティング剤の硬化物層であり、該加水分解性シラン化合物は、以下の式(1)及び(2)で表されるものから選ばれる1種もしくは複数種であって、そのうち少なくとも1種は式(1)の化合物であることを特徴とする帯電部材。
〔3〕電子写真感光体と、該電子写真感光体に接触して配置されている前記〔1〕に記載の帯電部材とを有することを特徴とする電子写真装置。
〔4〕電子写真感光体と、該電子写真感光体に接触して配置されている前記〔1〕に記載の帯電部材とを有し、電子写真装置の本体に着脱可能に構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
支持体としては、鉄、銅、ステンレス鋼、アルミニウム、アルミニウム合金又はニッケルで形成されている金属性(合金製)の支持体を用いることができる。
導電性弾性層には、従来の帯電部材の弾性層(導電性弾性層)に用いられているゴムや熱可塑性エラストマーの如き弾性体を1種または2種以上用いることができる。
帯電部材の表面層は加水分解性シラン化合物と表面に存在する水酸基量が0.7質量%以上35質量%以下である酸化チタン粒子との反応生成物を含むコーティング剤の硬化物層によって形成される。
酸化チタン微粒子に対してアルカリ処理及び酸処理、または酸処理を施すことによって酸化チタン微粒子の表面に水酸基を導入することができる。表面処理を施す酸化チタン微粒子の粒子径の目安としては、0.050μm以上0.600μm以下である。
(T−1)MT−150A(テイカ(株))、
(T−2)MT−500B(テイカ(株))、
(T−3)MT−600B(テイカ(株))、
(T−4)TTO−55N(石原産業(株))、
(T−5)TTO−51N(石原産業(株))、
(T−6)STR−60N(堺化学工業(株))、
(T−7)STR−100N(堺化学工業(株))。
次に加水分解性シラン化合物に対して、前記の表面処理を施すことにより表面に水酸基を導入した酸化チタン微粒子、水、およびアルコールを加え、加熱還流しながら攪拌する。これによって、加水分解性シラン化合物を加水分解せしめてアルコキシル基を水酸基に変化させ、当該水酸基を、酸化チタン微粒子の表面の水酸基と反応させる。
(1−1):グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、
(1−2):グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、
(1−3):エポキシシクロヘキシルエチルトリメトキシシラン、
(1−4):エポキシシクロヘキシルエチルトリエトキシシラン。
(2−1):メチルトリメトキシシラン、
(2−2):メチルトリエトキシシラン、
(2−3):メチルトリプロポキシシラン、
(2−4):エチルトリメトキシシラン、
(2−5):エチルトリエトキシシラン、
(2−6):エチルトリプロポキシシラン、
(2−7):プロピルトリメトキシシラン、
(2−8):プロピルトリエトキシシラン、
(2−9):プロピルトリプロポキシシラン、
(2−10):ヘキシルトリメトキシシラン、
(2−11):ヘキシルトリエトキシシラン、
(2−12):ヘキシルトリプロポキシシラン、
(2−13):デシルトリメトキシシラン、
(2−14):デシルトリエトキシシラン、
(2−15):デシルトリプロポキシシラン、
(2−16):フェニルトリメトキシシラン、
(2−17):フェニルトリエトキシシラン、
(2−18):フェニルトリプロポキシシラン。
以上のように合成された反応生成物(加水分解・縮合物)に光重合開始剤を添加してコーティング剤を調製する。コーティング剤は塗布性向上のために、適当な溶剤を用いて濃度調整される。溶剤としては、例えば、エタノールおよび2−ブタノールなどのアルコールや、酢酸エチルや、メチルエチルケトンなど、あるいは、これらを混合したものが挙げられる。
このようにして調製されたコーティング剤は、ロールコーターを用いた塗布、浸漬塗布、リング塗布などによって、導電性弾性層の上に塗布されコーティング層が形成される。コーティング層に活性化エネルギー線を照射すると、コーティング剤に含まれるシラン加水分解性縮合物中のカチオン重合可能な基が開裂し、重合する。これによって、該シラン加水分解性縮合物同士が架橋して硬化し、表面層が形成される。
紫外線積算光量[mJ/cm2]=紫外線強度[mW/cm2]×照射時間[s]
紫外線の積算光量の調節は、照射時間や、ランプ出力や、ランプと被照射体との距離で行うことが可能である。また、照射時間内で積算光量に勾配をつけてもよい。
弾性層の表面に塗布されたコーティング液中には、加水分解縮合物として、カチオン重合可能な基としてグリシドキシプロピル基を有し、かつ、酸化チタン粒子と化学結合したシラン化合物が含まれている。このような加水分解縮合物のグリシドキシプロピル基は、カチオン重合触媒(図3中、R+X−と記載)の存在下で、エポキシ環が開環し、連鎖的に重合していく。その結果、酸化チタン微粒子が結合してなるポリシロキサンからなる表面層が形成される。なお、図3中、nは1以上の整数を示す。
図2に、本発明の帯電部材を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の一例を示す。図2において、円筒状の電子写真感光体1は、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度で回転駆動される。電子写真感光体としては、支持体および支持体上に形成された無機感光層もしくは有機感光層を有するものが一般的である。また、電子写真感光体は表面層として電荷注入層を有するものであってもよい。電子写真感光体1の表面は、本発明の帯電部材3(図2においてはローラ形状の帯電部材)が接触して配置されているので、正または負の所定電位に均一に帯電される。次いで、スリット露光やレーザービーム走査露光の如き露光手段(不図示)から出力される露光光(画像露光光)4を受けることで、電子写真感光体1の表面に、目的の画像に対応した静電潜像が順次形成される。
(合成例1−1)
0.02モル/Lに調整した水酸化ナトリウム水溶液300gに酸化チタン微粒子(MT−500B、テイカ(株)、平均粒子径35nm)7gを添加した。70℃で12時間攪拌した後に室温まで冷却し蒸留水で洗浄した。ろ過後100℃オーブン内にて一晩乾燥させ、メノウ乳鉢を用いて粉砕した。続いて1モル/L硝酸水溶液150gに対して前述のアルカリ処理をした酸化チタン微粒子を5g添加した。70℃で2時間攪拌し、室温まで冷却し蒸留水で洗浄した。この酸処理を3回繰り返し、ろ過した後に100℃オーブン内にて一晩乾燥させ、メノウ乳鉢を用いて粉砕した。この酸処理後の酸化チタン微粒子を酸化チタン粒子No.1と称する。
得られた酸化チタン粒子No.1について、X線回折装置(商品名;RINT TTRII、株式会社リガク(RIGAKU Corporation)製)を用いて結晶性の評価を行った。アルカリまたは酸による処理後も結晶構造を維持しているか否かを、ルチル型結晶のX線回折パターンの強度から、未処理の酸化チタン微粒子と比較し、下記の基準で評価した。
A;検出強度80〜100%維持。
B;検出強度40〜79%維持。
C;検出強度0〜39%維持。
酸化チタン粒子No.1について、熱分析装置(商品名;Thermo plus TG8120、株式会社リガク製)を用いて、酸化チタン粒子No.1を加熱したときの重量減少を測定し、150℃以上での重量減少が水酸基の脱水縮合に起因する水の脱離として、水酸基量を計算した。
上記合成例1−1において、アルカリ処理および酸処理の条件を水酸化ナトリウム水溶液1.0モル/L、および硝酸水溶液3.0モル/Lに替え、その他の条件は合成例1−1と同様にして酸化チタン粒子No.2を合成し、評価した。
上記合成例1−1において、アルカリ処理および酸処理の各々を、水酸化ナトリウム水溶液0.01モル/L、および硝酸水溶液0.1モル/Lに替えた以外は合成例1−1と同じ操作を行って酸化チタン粒子No.3を合成し、評価した。
上記合成例1−1において、酸化チタン微粒子(MT−500B)の代わりに酸化チタン微粒子(MT−150、テイカ(株)、平均粒子径15nm)用いた。それ以外は、合成例1−1と同様にして酸化チタン粒子No.4を合成し、評価した。
上記合成例1−1において、酸化チタン微粒子(MT−500B)の代わりに酸化チタン微粒子(STR−100N、堺工業化学(株)、平均粒子径100nm)用いた。それ以外は、合成例1−1と同様にして酸化チタン粒子No.5を合成し、評価した。
上記合成例1−1において、アルカリ処理は行わない以外は、合成例1−1と同様にして酸化チタン粒子No.6を合成し、評価した。
(合成例2−1)
下記表2に示す成分を100mlのナスフラスコ中で混合した後、室温で30分攪拌した。
加水分解縮合物2−1を室温で1ヶ月静置し、その外観を目視にて観察し、以下の基準で評価した。ここで、酸化チタンが加水分解性シラン化合物と十分に反応した場合、加水分解縮合物中における酸化チタンの分散性が保たれるため、沈殿が生じにくい。一方、酸化チタンと加水分解性シラン化合物との反応が不十分であった場合、相分離が進み、また、酸化チタン粒子の沈殿が生じる。したがって静置後の加水分解縮合物の外観を観察することでシラン化合物と酸化チタンとの反応の程度を簡易に判断できる。結果を表4−1に示す。
A;沈殿なし、液は均一に白濁。
B;沈殿あり、液は均一に白濁。
C;沈殿あり、液は不均一に白濁(上部は透明度が高い)。
下記表3に示した組成とした以外は、上記合成例2−1と同様にして加水分解縮合物2−4、2−6、2−7、及び2−12〜2−14を調製し、評価した。
合成例2−1において、酸化チタン粒子No.1を、酸化チタン粒子No.2または酸化チタン粒子No.3に替えた以外は、合成例2−1と同じ操作により、加水分解縮合物2−2及び2−3を調製し、評価した。
合成例2−4において、酸化チタン粒子No.2を、酸化チタン粒子No.3に替えた以外は合成例2−4と同じ操作を行って加水分解縮合物2−5を調製し、評価した。
合成例2−7において、酸化チタン粒子No.2を、酸化チタン粒子No.3に替えた以外は合成例2−7と同じ操作を行って加水分解縮合物2−8を調製し、評価した。
合成例2−1において、酸化チタン粒子No.1を、酸化チタン粒子No.4、酸化チタン粒子No.5または酸化チタン粒子No.6に替えた以外は合成例2−1と同じ操作を行って加水分解縮合物2−9〜2−11を調製し、評価した。
合成例2−1において、酸化チタン粒子No.1に代えて、表面処理を行わない酸化チタン粒子(商品名:MT−500B、テイカ(株)製)を用いた以外は、合成例2−1と同じ操作を行って加水分解縮合物3−1を調製し、評価した。
合成例2−4において、酸化チタン粒子No.2に代えて、表面処理を行わない酸化チタン粒子(商品名:MT−500B、テイカ(株)製)を用いた以外は、合成例2−4と同じ操作を行って加水分解縮合物3−2を調製し、評価した。
合成例2−7において、酸化チタン粒子No.2に代えて、表面処理を行わない酸化チタン粒子(商品名:MT−500B、テイカ(株)製)を用いた以外は、合成例2−7と同じ操作を行って加水分解縮合物3−3を調製し、評価した。
〔1〕導電性弾性層の形成及び評価
100gの加水分解縮合物2−1に、光カチオン重合開始剤として芳香族スルホニウム塩[商品名:アデカオプトマーSP−150、旭電化工業(株)製]をメタノールで10質量%に希釈したものを5.21g添加した。さらにエタノールで、固形分濃度が1.3質量%となるように希釈して表面層形成用塗料−1を調製した。
接触角測定装置(商品名;接触角計CA−X ROLL型 協和界面科学(株)製)を用いて帯電ローラ−1の表面層の表面に、純水、ジヨードメタンおよびエチレングリコールに対する接触角を測定した。具体的には、各液体を、協和界面化学(株)製の注射針を用いて、帯電ローラ−1の表面の10ヶ所に滴下させ、表面に付着して10秒経過後の接触角を測定した。なお、滴下方向の液滴径は1.5mmとした。また、測定環境は、温度23℃、相対湿度65%とした。各液体について、10点の接触角の値のうち、最大値および最小値を除く8点の接触角の算術平均値を帯電ローラ−1の表面の各液体に対する接触角とした。
1296型誘電率測定用インターフェース(商品名:1296型、ソーラトロン(Solartorn)社製)およびインピーダンスアナライザー(商品名:1260型、ソーラトロン社製)を併用して帯電ローラ−1の誘電率を測定した。印加電圧3V、測定周波数0.1Hz〜1MHzとして、10Hz時の静電容量から、製膜時の膜厚を用い誘電率を算出した。
帯電ローラ−1を用いて、電子写真画像を形成し、得られた画像について評価した。すなわち、帯電ローラ−1と電子写真感光体ドラムとを、これらを一体に支持するプロセスカートリッジに組み込み、このプロセスカートリッジをA4紙縦出力用のレーザービームプリンター(商品名:HP Color LaserJet 4700 Printer、HP社製)に装着した。このレーザービームプリンターの現像方式は反転現像方式であり、転写材の出力スピードは164mm/sであり、画像解像度は600dpiである。
実施例1の表面層の形成に用いた表面層形成用塗料−1中の加水分解縮合物2−1を、加水分解縮合物2−2〜2−12に替えた以外は、実施例1と同じ操作を行って表面層形成用塗料を調製した。そして、これらの表面層形成用塗料を用いた以外は、実施例1と同じ操作を行って帯電ローラ−2〜12を得た。
実施例1の表面層形成用塗料−1の調製の際に、エタノールによる希釈を、固形分濃度が3.0質量%となるように調整した表面層形成用塗料を調製した。この表面層形成用塗料を用いた以外は、実施例1と同じ操作を行って帯電ローラ−13を得た。
実施例1の表面層の形成に用いた表面層形成用塗料−1中の加水分解縮合物2−1を、加水分解縮合物2−13または2−14に替えた以外は、実施例1と同じ操作を行って表面層形成用塗料を調製した。そして、これらの表面層形成用塗料を用いた以外は、実施例1と同じ操作を行って帯電ローラ14および帯電ローラ−15を得た。
実施例1の表面層の形成に用いた表面層形成用塗料−1中の加水分解縮合物2−1を、加水分解縮合物3−1〜3−3に替えた以外は、実施例1と同じ操作を行って表面層形成用塗料を調製した。そして、これらの表面層形成用塗料を用いた以外は、実施例1と同じ操作を行って帯電ローラ−16〜18を得た。評価結果を表8に示す。
102 導電性弾性層
103 表面層
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電部材
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 クリーニング手段
8 定着手段
9 プロセスカートリッジ
10 案内手段
P 転写材
Claims (10)
- 前記酸化チタン粒子が、ルチル型の結晶構造を有するものである請求項1に記載の帯電部材。
- 前記加水分解性シラン化合物のSi原子と前記酸化チタン粒子のTi原子との原子数比Si/Tiが0.5以上10以下である請求項1または2に記載の帯電部材。
- 前記酸化チタン粒子が、アルカリ処理及び酸処理、または酸処理を施したものである、請求項1〜3のいずれかの一項に記載の帯電部材。
- 前記表面層が、酸化チタン粒子が結合してなるポリシロキサンからなる請求項1〜4のいずれかの一項に記載の帯電部材。
- 支持体と弾性層と表面層とを有する帯電部材の製造方法であって、
加水分解性シラン化合物と、表面に存在する水酸基量が0.7質量%以上35質量%以下である酸化チタン粒子と、の反応生成物を含むコーティング剤を該弾性層の上に塗布した後、活性化エネルギー線を照射することにより該コーティング剤を硬化させて該表面層を形成することを特徴とする帯電部材の製造方法。 - 前記酸化チタン粒子が、ルチル型の結晶構造を有するものである請求項6又は7に記載の帯電部材の製造方法。
- 電子写真感光体と、該電子写真感光体に接触して配置されている請求項1〜5の何れかの一項に記載の帯電部材とを有することを特徴とする電子写真装置。
- 電子写真感光体と、該電子写真感光体に接触して配置されている請求項1〜5の何れかの一項に記載の帯電部材とを有し、電子写真装置の本体に着脱可能に構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011156894A JP5818548B2 (ja) | 2010-08-09 | 2011-07-15 | 帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010178735 | 2010-08-09 | ||
JP2010178735 | 2010-08-09 | ||
JP2011156894A JP5818548B2 (ja) | 2010-08-09 | 2011-07-15 | 帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012058726A JP2012058726A (ja) | 2012-03-22 |
JP2012058726A5 JP2012058726A5 (ja) | 2014-09-04 |
JP5818548B2 true JP5818548B2 (ja) | 2015-11-18 |
Family
ID=45567510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011156894A Active JP5818548B2 (ja) | 2010-08-09 | 2011-07-15 | 帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20120093539A1 (ja) |
EP (1) | EP2605072B1 (ja) |
JP (1) | JP5818548B2 (ja) |
KR (1) | KR101454131B1 (ja) |
CN (1) | CN103080848B (ja) |
WO (1) | WO2012020534A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5264873B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2013-08-14 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP4948666B2 (ja) * | 2010-08-17 | 2012-06-06 | キヤノン株式会社 | 帯電部材及びその製造方法 |
CN103124932B (zh) | 2010-09-27 | 2015-03-25 | 佳能株式会社 | 充电构件、处理盒和电子照相设备 |
JP4942233B2 (ja) | 2010-09-27 | 2012-05-30 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP4954344B2 (ja) | 2010-09-27 | 2012-06-13 | キヤノン株式会社 | 帯電部材及びその製造方法 |
WO2012042765A1 (ja) | 2010-09-27 | 2012-04-05 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
KR101543139B1 (ko) | 2011-02-15 | 2015-08-07 | 캐논 가부시끼가이샤 | 대전 부재, 그 제조 방법, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치 |
EP2703899B1 (en) | 2011-04-27 | 2015-07-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge, electrophotographic device, and method for producing charging member |
EP2833215B1 (en) | 2012-03-29 | 2019-06-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for manufacturing electrophotography member, and coating liquid |
JP5854016B2 (ja) * | 2013-09-24 | 2016-02-09 | コニカミノルタ株式会社 | 有機感光体およびその製造方法 |
JP6204282B2 (ja) * | 2014-07-03 | 2017-09-27 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 塗布装置、帯電部材、画像形成装置 |
US9921513B2 (en) * | 2014-12-09 | 2018-03-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge, and electrophotographic apparatus |
JP6691645B2 (ja) * | 2015-11-27 | 2020-05-13 | ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. | 帯電部材 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05150617A (ja) * | 1991-04-24 | 1993-06-18 | Canon Inc | 帯電部材およびそれを用いた装置 |
US5270768A (en) * | 1991-04-24 | 1993-12-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member containing reduced titanium oxide and device using same |
JP3284626B2 (ja) | 1992-11-18 | 2002-05-20 | 株式会社ブリヂストン | 帯電部材 |
JPH07295338A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-10 | Canon Inc | 帯電部材 |
JP3383536B2 (ja) * | 1996-12-18 | 2003-03-04 | 信越化学工業株式会社 | 半導電性シリコーンゴム組成物及びシリコーンゴムロール |
US20050239921A1 (en) * | 2004-04-27 | 2005-10-27 | Birmingham John N | Preparation of organic additive-treated, pyrogenic silica-encapsulated titanium dioxide particles |
JP4455454B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2010-04-21 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
DE602005027749D1 (de) * | 2004-12-28 | 2011-06-09 | Canon Kk | Ladegerät, prozesskartusche und elektrofotografische vorrichtung |
JP2006293004A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Canon Chemicals Inc | 電子写真用帯電ローラ |
JP2008046198A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 有機感光体及び該有機感光体を用いた画像形成装置、プロセスカートリッジ |
JP5153240B2 (ja) * | 2007-07-17 | 2013-02-27 | グンゼ株式会社 | 画像形成装置に用いられる多層弾性ベルト |
JP5349901B2 (ja) * | 2008-10-22 | 2013-11-20 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
CN102203683B (zh) * | 2008-10-31 | 2014-04-16 | 佳能株式会社 | 充电构件、处理盒和电子照相设备 |
JP4661944B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2011-03-30 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用トナーの製造方法 |
ATE537703T1 (de) | 2009-01-28 | 2012-01-15 | Handtmann Albert Maschf | Vorrichtung und verfahren zum hüllenschonenden abteilen von gefüllten wurststrängen |
JP2011137109A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Canon Inc | ポリシロキサン含有膜形成用の組成物及び帯電部材 |
JP2011138052A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Canon Inc | ポリシロキサン含有膜形成用の組成物及び帯電部材 |
-
2011
- 2011-06-30 CN CN201180039413.5A patent/CN103080848B/zh active Active
- 2011-06-30 KR KR1020137005212A patent/KR101454131B1/ko active IP Right Grant
- 2011-06-30 WO PCT/JP2011/003744 patent/WO2012020534A1/ja active Application Filing
- 2011-06-30 EP EP11816204.9A patent/EP2605072B1/en not_active Not-in-force
- 2011-07-15 JP JP2011156894A patent/JP5818548B2/ja active Active
- 2011-12-09 US US13/315,459 patent/US20120093539A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20130079490A (ko) | 2013-07-10 |
KR101454131B1 (ko) | 2014-10-22 |
EP2605072A1 (en) | 2013-06-19 |
US20120093539A1 (en) | 2012-04-19 |
JP2012058726A (ja) | 2012-03-22 |
EP2605072A4 (en) | 2015-07-01 |
EP2605072B1 (en) | 2017-06-28 |
CN103080848A (zh) | 2013-05-01 |
WO2012020534A1 (ja) | 2012-02-16 |
CN103080848B (zh) | 2016-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5818548B2 (ja) | 帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5264873B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP4878659B1 (ja) | 帯電部材及び電子写真装置 | |
JP5943690B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP4948668B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5925051B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP6000989B2 (ja) | 帯電部材および電子写真装置 | |
WO2012042755A1 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP4841016B1 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
KR101454138B1 (ko) | 대전 부재, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치 | |
JP5213387B2 (ja) | 電子写真部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2011137109A (ja) | ポリシロキサン含有膜形成用の組成物及び帯電部材 | |
JP4942234B2 (ja) | 帯電部材、その製造方法及び電子写真装置 | |
JP4863353B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP4854326B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5170956B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP5279218B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2011138052A (ja) | ポリシロキサン含有膜形成用の組成物及び帯電部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140430 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140715 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140715 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150724 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150901 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150929 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5818548 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |