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JP5816791B2 - 密閉型圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、家庭用電気冷凍冷蔵庫やショーケースなどに使用される密閉型圧縮機の吸入マフラーに関するものである。
近年、地球環境保護に対する要求はますます強まってきており、家庭用電気冷凍冷蔵庫やその他の冷凍サイクル装置などに使用される密閉型圧縮機においても高効率化が強く要望されている。
従来、この種の密閉型圧縮機としては、吸入マフラーに隙間を設けて断熱カバーを装着したものがある(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の密閉型圧縮機の縦断面図、図5は、同特許文献1に記載された従来の吸入マフラーの概略断面図である。
図4に示すように、従来の密閉型圧縮機は、密閉容器1内に冷媒ガス3が充填され、圧縮機本体5がサスペンションスプリング(図示せず)によって、密閉容器1内に弾性的に支持されている。
圧縮機本体5は、電動要素7と、この電動要素7の下方に配設される圧縮要素9とを備え、電動要素7は、ステータ11とロータ13とを有している。
圧縮要素9は、シリンダ15を一体に形成したブロック17と、シリンダ15内を往復運動するピストン19と、シリンダ15の端面を封止するバルブプレート21と、バルブプレート21を覆うシリンダヘッド23と、吸入マフラー25と、偏心軸27と主軸29とを備えたクランクシャフト31と、偏心軸27とピストン19とを連結する連結手段33とを備えている。
また、シリンダ15と、バルブプレート21と、ピストン19とにより、圧縮室35が形成されている。
さらに、吸入マフラー25は、バルブプレート21とシリンダヘッド23とにより、挟持されて固定されている。
また、図5に示す吸入マフラー25は、消音空間を形成するマフラー本体37と、外部冷凍サイクル(図示せず)から戻ってきた冷媒ガス3をマフラー本体37内に導く尾管39と、マフラー本体37内の冷媒ガス3を圧縮室35内に導く連通管41と、マフラー本体37の外周に断熱層43となる隙間を形成するマフラーカバー45とを備え、連通管41には断熱層43と連通する連通路47が設けられている。
特開平11−303739号公報
上記従来の構成では、外部冷凍サイクル(図示せず)から戻ってきた低温の冷媒ガス3
が、尾管39を介して、マフラー本体37内に導かれて、その後、連通管41を通り、圧縮室35に吸入される。
ここで、冷媒ガス3がマフラー本体37を通過する過程において、マフラー本体37とマフラーカバー45によって形成される隙間に連通路47を介して充填された冷媒ガス3が断熱層43となり、電動要素7によってマフラー本体37内を通過する冷媒ガス3が加熱されることを低減することができる。
しかしながら、上記従来の構成では、連通管41と断熱層43とが連通しているため、吸入マフラー25内の冷媒ガス3の脈動により、電動要素7によって加熱された断熱層43内の冷媒ガス3が、連通管41に流れ込む。それにより、連通管41を通過する冷媒ガス3の温度が上昇し、結果として、圧縮室35内に吸入される冷媒ガス3の密度が小さくなるため、断熱層43の効果が十分に得られず、体積効率を大きく向上させることができないという課題を有していた。
なお、特許文献1には、連通管41の代わりに尾管39に連通路47を設けても良いという記載があるが、同様の作用により、断熱層43の効果を十分に得ることができない。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、吸入管からの戻り冷媒ガスの一部を直接断熱層に導入し、断熱層からの冷媒ガスが尾管へ流入することを抑制することによって、吸入マフラー内を通過する冷媒ガスの温度上昇を低減することで、効率の高い密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、吸入マフラーに、マフラー本体の外側に隙間を形成するマフラーカバーを備え、尾管の一端に設けた密閉容器内空
間に開口する吸入口の近傍に、マフラー本体とマフラーカバーとで形成された隙間に連通する冷媒導入口と、前記マフラーカバーに、前記マフラー本体と前記マフラーカバーとで形成された隙間と前記密閉容器内とを連通する冷媒排出口と、を設けたものである。
これによって、冷媒導入口から導入された冷媒ガスの断熱層が、電動要素による吸入マフラー内を通過する冷媒ガスの加熱を低減するとともに、断熱層内の冷媒ガスが吸入マフラー内に流入して混合されることによる冷媒ガスの温度上昇を抑制することができ、体積効率を向上させることができる。
本発明の密閉型圧縮機は、吸入マフラー内を通過する冷媒ガスの温度上昇を低減し、体積効率を向上することができるので、密閉型圧縮機の効率を高めることができる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機の底面から見た断面図 同実施の形態における吸入マフラーの一部を切欠いた斜視図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 従来の吸入マフラーの概略断面図
第1の発明は、密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、さらに、前記密閉容器に、一端が前記密閉容器内空間に開口した吸入管と、前記圧縮要素で圧縮された冷媒ガスを密閉容器外へ導く吐出管を設け、前記圧縮要素に、前記吸入管からの戻り冷媒ガスを前記圧縮要素の圧縮室内へ導く吸入マフラーを設け、前記吸入マフラーを、消音空間を形成するマフラー本体と、前記消音空間と前記圧縮室を連通する連通管と、前記冷媒ガスを前記マフラー本体へ導入する尾管と、前記マフラー本体の外側に隙間を形成するマフラーカバーを備える構成とし、さらに、前記尾管の一端に設けた前記密閉容器内空間に開口する吸入口の近傍に、前記マフラー本体と前記マフラーカバーとで形成された隙間に連通する冷媒導入口と、前記マフラーカバーに、前記マフラー本体と前記マフラーカバーとで形成された隙間と前記密閉容器内とを連通する冷媒排出口と、を設けたものである。
かかる構成とすることにより、冷媒導入口から導入された冷媒ガスの断熱層が、電動要素によるマフラー本体内を通過する冷媒ガスの加熱を低減するとともに、断熱層内の冷媒ガスが、マフラー本体内に流入して混合されることによる冷媒ガスの温度上昇を抑制することができるので、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を高めることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記吸入マフラーの吸入口近傍に設けた冷媒導入口を、前記電動要素側に配置したものである。
かかる構成とすることにより、特に高温となる電動要素側に低温の冷媒ガスを導入することができるので、第1の発明の効果に加えて、さらに断熱効果を得ることができ、体積効率を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記マフラーカバーの反冷媒導入口側に、前記冷媒排出口を設けたものである。
かかることにより、電動要素によって加熱された冷媒が、断熱層に滞留することを抑制し、常に低温の冷媒ガスを導入することができるので、第1または第2の効果に加えて、さらに断熱効果に加えて冷却効果を得ることができ、体積効率を向上することができる。
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれか一つの発明において、前記吸入マフラーの吸入口を、前記電動要素の回転により前記密閉容器内で誘起される冷媒ガスの流動方向から見て上流側に配置したものである。
かかる構成とすることにより、密閉容器内の冷媒ガス流動に付勢され、断熱層内の冷媒ガスの入れ替えが活発になるので、第1から第3のいずれか一つの発明の効果に加えて、さらに断熱効果を得ることができ、体積効率を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態1における密閉型圧縮機の底面から見た断面図、図3は、同実施の形態1における吸入マフラーの部分断面図である。
図1から図3において、本実施の形態1における密閉型圧縮機は、鉄板の絞り成型によって形成された密閉容器101の内部に、電動要素103と、この電動要素103によって駆動される圧縮要素105を主体とする圧縮機本体107を配置している。この圧縮機本体107は、サスペンションスプリング109によって弾性的に支持されている。
さらに、密閉容器101内には、例えば、地球温暖化係数の低い炭化水素系のR600aなどの冷媒ガス111が封入され、また、密閉容器101内の底部には、潤滑用のオイル113が封入されている。
また、密閉容器101には、密閉容器101内外を連通する吸入管115が設けられ、この吸入管115の一端は、密閉容器101内に開口する開口部117となっている。
圧縮要素105は、クランクシャフト119、ブロック121、ピストン123、連結手段125等で構成されている。クランクシャフト119は、偏心軸127と主軸129と、オイル113に浸漬された主軸129の下端から偏心軸127の上端までを連通する給油機構131とを備え、その途中は、主軸129表面に設けられた螺旋状の溝等によって構成されている。
また、圧縮要素105には、ピストン123の往復運動により圧縮された冷媒ガス111を、密閉容器101に固定された吐出管133へ流す高圧管135が接続されている。
電動要素103は、ブロック121の下方に、ボルト(図示せず)によって固定されたステータ137と、ステータ137の内側で、ステータ137と同軸上に配置され、かつ主軸129に焼き嵌め固定されたロータ139で構成されている。
ブロック121には、圧縮室141を形成するシリンダ143が一体に形成され、また、主軸129を回転自在に軸支する軸受部145を備えている。
さらに、シリンダ143の反クランクシャフト119側端面には、吸入孔147と吐出孔(図示せず)を備えたバルブプレート149と、吸入孔147を開閉する吸入バルブ151と、バルブプレート149を覆うように塞ぐシリンダヘッド153が、ヘッドボルト155によって共締め固定されている。さらに、バルブプレート149とシリンダヘッド153により、吸入マフラー157が挟持されて固定されている。
吸入マフラー157は、主にガラス繊維を添加したPBT等の合成樹脂で成型され、冷媒ガス111を吸入マフラー157内に導く尾管159と、吸入マフラー157内の冷媒ガス111を圧縮室141内に導く連通管161と、消音空間163を形成するマフラー本体165とを備えている。
さらに、吸入マフラー157は、マフラー本体165の外側に断熱層167となる隙間を形成するマフラーカバー169を備えている。
尾管159は、一端が消音空間163に連通するとともに、他端に密閉容器101内へ開口する吸入口171を備えている。さらに、吸入口171は、吸入管115の開口部117と対向する冷媒受け部173を備えている。
ここで、電動要素103が圧縮要素105を駆動したとき、クランクシャフト119の回転により、密閉容器101内に、図2の矢印Xで示した方向の冷媒ガス111のガス流が誘起される。吸入口171は、この冷媒ガス111の流動方向Xで見て上流側に配置されている。
また、冷媒受け部173には、断熱層167に冷媒ガス111を導く冷媒導入口175が設けられるとともに、マフラーカバー169は、冷媒導入口175と反対側に冷媒排出口177を有している。
なお、図2の矢印Yは、吸入マフラー157内の冷媒ガス111の流れを示している。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
密閉型圧縮機は、その吐出管133と吸入管115が、周知の構成からなる冷凍装置(図示せず)に接続され、冷凍サイクルを構成している。
その構成において、電動要素103に通電することにより、ステータ137に電流を流して磁界を発生させ、主軸129に固定されたロータ139が回転する。その回転により、クランクシャフト119が回転し、偏心軸127に回転自在に取り付けられた連結手段125を介して、ピストン123がシリンダ143内を往復運動する。
そして、このピストン123の往復運動に伴い、吸入管115を通過して密閉容器101内に戻った冷媒ガス111は、吸入マフラー157を介して圧縮室141内へ吸入され、圧縮された後、高圧管135を介して吐出管133へと流れる。そして、冷凍装置の配管経路(図示せず)を循環する。
次に、密閉型圧縮機の吸入行程について説明する。
ピストン123が、圧縮室141の容積を増加する方向に移動すると、圧縮室141内の冷媒ガス111が膨張する。そして、圧縮室141内の圧力が吸入圧力を下回ると、圧縮室141内の圧力と吸入マフラー157内の圧力との差により、吸入バルブ151が開き始める。
この動作に伴い、冷凍サイクルから戻った温度の低い冷媒ガス111は、吸入管115の開口部117から密閉容器101内に一旦開放され、その後、吸入マフラー157の吸入口171から吸入され、尾管159を経て消音空間163内に導入される。そして、導入された冷媒ガス111は、連通管161を経て圧縮室141内に流入する。
その後、ピストン123の動作が、下死点から圧縮室141内の容積を減少する方向に転じると、圧縮室141内の冷媒ガス111が圧縮され、圧縮室141内の圧力は上昇する。そして、圧縮室141内の圧力が、吸入マフラー157内の圧力を上回ると、吸入バルブ151は閉じる。
ここで、一般的に吸入マフラー157は、マフラー本体165の容積を十分確保するため、密閉容器101内でスペースを確保しやすいステータ137近傍に配置されることが多い。そのため、ステータ137の発熱によって、マフラー本体165のステータ137側側面が加熱される。その結果、消音空間163内に導入された冷媒ガス111は、マフラー本体165のステータ137側側面を介して加熱され、温度が上昇する。
また、本実施の形態1のように、尾管159がステータ137側に配置された場合、一般的には、冷媒ガス111が尾管159を通過する段階から加熱され、温度が上昇する。
そして、圧縮室141内に流入する冷媒ガス111の温度が上昇すると、圧縮室141内に流入する冷媒ガス111の密度が小さくなり、体積効率が悪化する。
しかしながら、本実施の形態1においては、吸入管115の開口部117から密閉容器101内に開放された冷媒ガス111が、開口部117と対向する冷媒受け部173へ一旦流入し、その後、図2に示した矢印Yのように、吸入口171と冷媒導入口175とに分配される。
そして、冷媒導入口175に分配された冷媒ガス111は、マフラー本体165とマフラーカバー169との隙間に導入され、断熱層167を形成する。この断熱層167によ
り、ステータ137の発熱によってマフラー本体165内を通過する冷媒ガス111が、加熱されることを低減することができる。
また、本実施の形態1の吸入マフラー157は、冷媒導入口175を吸入口171の近傍に設けているので、吸入マフラー157内を通過する冷媒ガス111とは縁切りされており、断熱層167内の冷媒ガスがマフラー本体165内に流入して混合されることによる冷媒ガス111の温度上昇を抑制することができる。
これらの結果、圧縮室141内に吸入された冷媒ガス111の比容積の増加を低減することができるので、体積効率を向上させることができ、密閉型圧縮機の効率を高めることができる。
さらに、本実施の形態1においては、冷媒導入口175を電動要素103側に配置しているため、特に高温となる電動要素103側に低温の冷媒ガス111を導入することができ、さらに体積効率を向上させることができる。
また、マフラーカバー169における冷媒導入口175の反対側の側面に、冷媒排出口177を設け、さらに冷媒導入口175を、クランクシャフト119の回転により密閉容器101内に誘起されたガス流動Xから見て上流側に配置したことにより、断熱層167内の冷媒ガス111は、ガス流動Xに付勢され、断熱層167内の電動要素103によって加熱され、温度上昇した冷媒ガス111が滞留せずに通過することになる。
その結果、断熱層167内の冷媒ガス111の入れ替えが活発になり、常に低温の冷媒ガス111が断熱層167に導入されるので、断熱効果に加えて、マフラー本体165の電動要素103側外壁を冷却する効果も得られ、さらに効果的に体積効率を向上することができ、密閉型圧縮機の効率を高めることができる。
尚、本実施の形態の吸入マフラー157は、冷凍サイクルから戻ってきた冷媒ガス111を密閉容器101内に一旦開放し、その後、吸入マフラー157に吸入させるセミダイレクトサクション方式としたが、冷凍サイクルから戻った冷媒ガス111を密閉容器101内に開放せずに、直接吸入マフラー157に吸入させるダイレクトサクション方式であっても、本実施の形態の構成により、同様の効果が期待できる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、吸入マフラーの吸入効率を高め、圧縮機の効率を向上することができるので、電気冷蔵庫、あるいはエアーコンディショナー等の家庭用に限らず、業務用ショーケース、自動販売機などの冷凍装置に広く適用することができる。
101 密閉容器
103 電動要素
105 圧縮要素
111 冷媒ガス
115 吸入管
133 吐出管
141 圧縮室
157 吸入マフラー
159 尾管
161 連通管
163 消音空間
165 マフラー本体
169 マフラーカバー
171 吸入口
175 冷媒導入口
177 冷媒排出口
X 冷媒ガスの流動方向

Claims (4)

  1. 密閉容器内に、電動要素と、前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容し、さらに、前記密閉容器に、一端が前記密閉容器内空間に開口した吸入管と、前記圧縮要素で圧縮された冷媒ガスを密閉容器外へ導く吐出管を設け、前記圧縮要素に、前記吸入管からの戻り冷媒ガスを前記圧縮要素の圧縮室内へ導く吸入マフラーを設け、前記吸入マフラーを、消音空間を形成するマフラー本体と、前記消音空間と前記圧縮室を連通する連通管と、前記冷媒ガスを前記マフラー本体へ導入する尾管と、前記マフラー本体の外側に隙間を形成するマフラーカバーを備える構成とし、さらに、前記尾管の一端に設けた前記密閉容器内空間に開口する吸入口の近傍に、前記マフラー本体と前記マフラーカバーとで形成された隙間に連通する冷媒導入口と、前記マフラーカバーに、前記マフラー本体と前記マフラーカバーとで形成された隙間と前記密閉容器内とを連通する冷媒排出口と、を設けた密閉型圧縮機。
  2. 前記吸入マフラーの吸入口近傍に設けた冷媒導入口を、前記電動要素側に配置した請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. 前記マフラーカバーの反冷媒導入口側に、前記冷媒排出口を設けた請求項1または2に記載の密閉型圧縮機。
  4. 前記吸入マフラーの吸入口を、前記電動要素の回転により前記密閉容器内で誘起される冷媒ガスの流動方向から見て上流側に配置した請求項1から3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
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