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JP5815256B2 - 周辺装置及び画像読取装置 - Google Patents

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JP5815256B2 JP2011064809A JP2011064809A JP5815256B2 JP 5815256 B2 JP5815256 B2 JP 5815256B2 JP 2011064809 A JP2011064809 A JP 2011064809A JP 2011064809 A JP2011064809 A JP 2011064809A JP 5815256 B2 JP5815256 B2 JP 5815256B2
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Description

本発明は、イメージスキャナ、プリンタまたは複合機などの周辺装置に関する。
イメージスキャナ、プリンタまたは複合機などの周辺装置は広く普及している。周辺装置をコンピュータに接続して使用できるようにするためには、その周辺装置向けのデバイスドライバやアプリケーションソフトウエアをインストールしなければならない(特許文献1)。
一方で、セキュリティ意識の高まりから、デバイスドライバやアプリケーションソフトウエアをインストールすることが制限されているコンピュータが存在する。たとえば、管理者権限を有しているユーザはデバイスドライバをインストールできるが、一般ユーザはデバイスドライバやアプリケーションソフトウエアをインストールできないような、セキュリティ対策が一般には取られている。よって、周辺装置を手軽に利用できない不便な環境が増えている。
このような不便な環境を改善するために、デバイスドライバやソフトウエアをコンピュータにインストールすることなく、周辺装置を利用可能にする技術が提案されている(特許文献2)。
特開2004−334449号公報 特開2010−113702号公報
市場にはそれぞれ種類の異なる複数のオペレーティングシステムが普及している。一人のユーザが複数のオペレーティングシステムを使用することもある。このようなユーザは、一つの周辺装置を複数のオペレーティングシステムで使用することを望むであろう。このような状況でも、デバイスドライバやソフトウエアをコンピュータにインストールすることなく周辺装置をユーザが利用できれば便利であろう。
そこで、本発明は、デバイスドライバやソフトウエアをインストールすることなく、かつ、複数のオペレーティングシステムから利用可能な周辺装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、情報処理装置からの指示情報にしたがって所定の処理を実行する周辺装置が提供される。当該周辺装置は、
前記情報処理装置が実行するプログラムであって、前記周辺装置を制御する制御プログラムを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶している前記制御プログラムを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
前記情報処理装置が前記制御プログラムを実行することで前記制御プログラムにしたがって前記情報処理装置により前記記憶手段内の制御ファイルに書き込まれた指示情報にしたがって前記周辺装置の動作を制御する制御手段と
を備え、
前記周辺装置は、第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置と、前記第1のオペレーティングシステムとは実行ファイルの互換性がない第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置とが択一的に接続される周辺装置であり、
前記記憶手段は、情報圧縮された所定のファイルを記憶する不揮発性の記憶領域と、前記情報処理装置により認識可能な揮発性の記憶領域とを有し、
前記記憶手段のうち前記不揮発性の記憶領域は、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムの双方がアクセス可能な第1のパーティションと、前記第1のオペレーティングシステムがアクセスできず、かつ、前記第2のオペレーティングシステムがアクセス可能な第2のパーティションとを有し、
前記第1のパーティションには、前記第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第1制御プログラムが記憶され、
前記第2のパーティションには、前記第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第2制御プログラムが記憶され、
前記情報処理装置から前記記憶手段内の制御ファイルに書き込まれた指示情報に従って、前記所定のファイルが前記記憶手段のうち前記不揮発性の記憶領域から前記揮発性の記憶領域に書き込まれ、前記情報処理装置が前記揮発性の記憶領域にある前記所定のファイルを読み出す際に前記所定のファイルが解凍されることを特徴とする。
本発明によればデバイスドライバやソフトウエアなどの制御プログラムを周辺装置に記憶させておき、それを情報処理装置に渡すことで、制御プログラムを情報処理装置にインストールすることなく、周辺装置を利用できるようになる。さらに、複数のオペレーティングシステムのそれぞれごとに制御プログラムが用意されているため、周辺装置を異なるオペレーティングシステムから利用できるようになる。すなわち、バイスドライバやソフトウエアをインストールすることなく、かつ、複数のオペレーションシステムから利用可能な周辺装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る、パーソナルコンピュータとして例示したコンピュータと画像読み取り装置としてのスキャナのシステム構成図である。 パーソナルコンピュータとして例示するコンピュータとスキャナのハードウエアブロック図である。 スキャナ装置106内のROM127のパーティション構成およびROM内に記憶されているソフトウエア構成を示すブロック図である。 コンピュータ100からキャプチャアプリケーション210を利用してスキャナ装置106で画像読み取りを行うフローのフローチャートである。 FATディスクドライブ(スキャナ)をファイル管理ソフト(エクスプローラ)で開いた様子を示す図である。 HFS+ディスクドライブ(スキャナ)をファイル管理ソフト(ファインダー)で開いた様子を示す図である。 CaptureAppilcation.exe210が起動したときに表示されるユーザインターフェースの一例を示した図である。 CaptureAppilcationMac.app211が起動したときに表示されるユーザインターフェースの一例を示した図である。 コンピュータ100のオペレーティングシステム101がウインドウズ(登録商標)であるケースにおいてライブラリモジュールをスキャナ装置106からコンピュータ100にロードする処理を示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係るパーソナルコンピュータとして例示したコンピュータと画像読み取り装置としてのスキャナのシステム構成図である。
情報処理装置の一例であるコンピュータ100には、オペレーティングシステム101、ファイルシステム201、USBマスストレージドライバ202及びUSBインターフェースドライバ103がインストールされている。オペレーティングシステム101は、コンピュータ100の基本ソフトウエアである。ファイルシステム201は、ハードディスクドライブなどの記憶装置にファイルを格納するためのソフトウエアである。USBマスストレージドライバ202は、ハードディスクドライブ、CD−ROM、DVD−ROM、CD−R、DVD−R、USBメモリなどのマスストレージを制御するためのソフトウエアである。USBインターフェースドライバ103は、USBインターフェースに接続されたUSBデバイスを制御するためのソフトウエアである。なお、これらのソフトウエアはオペレーションシステムの一部であってもよい。
スキャナ装置106は、第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置と、第1のオペレーティングシステムとは実行ファイルの互換性がない第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置とが択一的に接続される周辺装置の一例である。以下では、第1のオペレーティングシステムがウインドウズ(登録商標)であり、第2のオペレーティングシステムがMac OS(登録商標)であるものと仮定する。
情報処理装置からの指示情報にしたがって所定の処理を実行する周辺装置の一例であるスキャナ装置106には、2つのUSBディスクドライブインターフェース205Aおよび205B及びUSBマスストレージクラスインターフェース206が備えられている。USBディスクドライブインターフェース205Aおよび205Bは、スキャナ装置106に備えられているメモリ(ROM、RAM、フラッシュメモリ、EEPROMなど)をディスクドライブとして使用するためのソフトウエアである。USBマスストレージクラスインターフェース206は、USBディスクドライブインターフェース205Aおよび206Bを介してメモリをUSBマスストレージとして使用するためのソフトウエアである。
なお、一般的なスキャナ装置は、これらのソフトウエアではなく、USBスキャナクラスインターフェースを備えている。そのため、パーソナルコンピュータは、キャプチャアプリケーションソフトウエアや専用のスキャナドライバを備える必要がある。本実施形態であれば、USBスキャナクラスインターフェースは必ずしも必要ではない。また、パーソナルコンピュータ側では、キャプチャアプリケーションソフトウエアや専用のスキャナドライバが必ずしも必要ではない。
図2は、パーソナルコンピュータとして例示するコンピュータとスキャナのハードウエアブロック図である。図2において、コンピュータ100は、CPU121、ROM123、RAM124、ハードディスクドライブ122、USBインターフェース104を備えている。USBインターフェース104は、USBケーブル105を介してスキャナ装置106と接続される。また、CPU121は、キーボード/マウス125とディスプレイ126とが接続されている。
コンピュータ100に電力が投入されると、CPU121は、ROM123からファームウエアを起動し、ハードディスクドライブ122からウインドウズ(登録商標)・オペレーティングシステムやMac OS(登録商標)などのオペレーティングシステム101を起動する。オペレーティングシステム101は、UNIX(登録商標)をベースとしたOSであってもよい。オペレーティングシステムなどの必要なソフトウエアは、RAM124にロードされる。
一方、スキャナ装置106は、CPU110、ROM127、RAM203、画像読み取り部112、USBコントローラ128、USBインターフェース107を備えている。スキャナ装置106に電力が投入されると、CPU110は、ファームウエアをROM127から起動する。または不図示の不揮発性メモリから起動してもよい。USBコントローラ128は、USBマスストレージクラスインターフェース206、USBディスクドライブインターフェース205Aおよび206Bをハードウエア側からサポートする制御回路である。
まず、コンピュータ100上のオペレーティングシステム101は、USBインターフェース104にUSBケーブル105を介して何らかの周辺デバイスが接続されると、周辺デバイスのインターフェースにアクセスし、周辺デバイスの種類を確定する。ここで、スキャナ装置106には、オペレーティングシステム101にマスストレージデバイスクラスとして認識される。マスストレージデバイスクラスデバイスを制御するためのUSBマスストレージドライバ202は、予めコンピュータに備えられており、新たにインストールする必要がないからである。それゆえ、本実施形態のスキャナ装置106は、USBマスストレージクラスインターフェース206を有している。
このように、ウインドウズ(登録商標)やMac OS(登録商標)といったオペレーティングシステム101は、標準で、マスストレージクラスのUSBデバイスをサポートしている。CPU121がマスストレージクラスのUSBデバイスにアクセスする際、オペレーティングシステム101がマスストレージクラスのUSBドライバ(USBマスストレージドライバ202)を含んでいるため、コンピュータ100への特別なデバイスドライバ等のインストールを必要としない。また、マスストレージクラスデバイスへの標準的なアクセスは、オペレーティングシステム101を使用して、管理者権限なしに実行可能である。
よって、コンピュータ100にスキャナ装置106が接続されると、CPU121は、予めインストールされているUSBマスストレージドライバ202を起動する。また、スキャナ装置106が、USBマスストレージクラスインターフェース206を有しているため、コンピュータ100にスキャナ装置106を接続すると、CPU121及びオペレーティングシステム101は、スキャナ装置106をマスストレージデバイスとして認識する。さらに、CPU121及びオペレーティングシステム101は、スキャナ装置106のROM127やRAM203を外部記憶装置としてアクセスする。
この認識処理についてさらに詳細に説明する。コンピュータ100にスキャナ装置106が接続された場合、オペレーティングシステム101(CPU121)は、USBインターフェース104にて何らかの周辺デバイスの接続を検知し、USBケーブル105を介して、スキャナ装置106のUSBインターフェース107にアクセスする。スキャナ装置106のCPU110は、USBインターフェース107にコンピュータ100からアクセスがあると、USBマスストレージクラスインターフェース206にアクセスさせる。オペレーティングシステム101は、スキャナ装置106のUSBマスストレージクラスインターフェース206にアクセスすることで、予めオペレーティングシステム101に含まれているUSBマスストレージドライバ202を利用して、USBインターフェースドライバ103とUSBインターフェース104からUSBケーブル105を介してスキャナ装置106にアクセス可能になる。
また、スキャナ装置106は、オペレーティングシステム101に、マスストレージクラスデバイスとして認識されている。そのため、コンピュータ100は、スキャナ装置106のUSBインターフェース107、USBマスストレージクラスインターフェース206、USBディスクドライブインターフェース205Aおよび205Bを介して、管理者権限の有無に依存しないアクセス方法でスキャナ装置106にアクセスできる。ただし、コンピュータ100は直接的に画像読み取り部112を制御することはできず、あくまで記憶装置としてスキャナ装置106にアクセスできるにすぎない。
また、スキャナ装置106には、スキャナ装置106を制御するための各種のファイルがROM127に保存されている。これらとしては、たとえば、キャプチャアプリケーションやライブラリファイルなどコンピュータ100が実行する制御プログラムや、ファームウエアなどスキャナ装置106が自ら実行する制御プログラムなどである。キャプチャアプリケーションは、コンピュータ100のオペレーティングシステム101上で動作するプログラムであり、スキャナ装置106が実行するプログラムではない。また、制御プログラムとともに利用される各種データもROM127に保存されている。ROM127に記憶されているこれらのファイルのうち、コンピュータ100が使用するファイルはCPU110がRAM203にコピーする。つまり、スキャナ装置106が起動すると、CPU110は、ファームウエアにしたがってRAM203の一部をコンピュータ100に公開するドライブを作成する。これにより、スキャナ装置106は、コンピュータ100からUSBメモリのようなドライブとして認識される。さらに、CPU110は、このドライブに少なくとも2つのパーティションを作成し、さらに、2つのパーティションをそれぞれ異なるファイルシステムによりフォーマットし、各パーティションにROM127からファイルをコピーする。なお、ROM127がフラッシュメモリ(登録商標)やEEPROMなどで構成されている場合、RAM203へのコピーは省略される。ただし、以下では、RAM203へコピーすることを前提として説明する。RAM203をドライブとして公開する理由は、コンピュータ100とスキャナ装置106とがこのドライブを通じてコマンドや画像データを送受信するためである。コンピュータ100は、スキャナ装置106をドライブ装置としか認識できないため、スキャナ装置106を画像読取装置として利用するためにはこのような工夫が必要となるである。
さらに、コンピュータ100は、ファイルシステム201に関連付けたファイルフォルダ内に、スキャナ装置106内に保存してある制御ファイルとキャプチャアプリケーションに対応するテーブルを形成する。コンピュータ100が認識できないファイルシステムの場合、対応するテーブルの形成はされない。たとえば、ウインドウズ(登録商標)系のオペレーティングシステムは、HFS系のファイルシステムや、UNIX(登録商標)系のファイルシステムを認識できない。よって、スキャナ装置106に、FATファイルシステムでフォーマットされたパーティションと、HFSファイルシステム(HFS+ファイルシステム)でフォーマットされたパーティションとが格納されていても、ウインドウズ(登録商標)系のオペレーティングシステムは、FATファイルシステムを認識し、HFS+ファイルシステムを認識できない。一方で、Mac OS(登録商標)やUNIX(登録商標)系のOSは、これらの両方のファイルシステムを認識できる。
図3は、スキャナ装置106内のRAM203のパーティション構成およびRAM203内に記憶されているソフトウエア構成を示すブロック図である。本実施例では、RAM203には、少なくとも2つのパーティションが確保されている。すなわち、FATパーティション1001は、第1のオペレーティングシステムと第2のオペレーティングシステムの双方がアクセス可能な第1のパーティションの一例であり、FATファイルシステムでフォーマットされたパーティションである。HFS+パーティション1002は、第1のオペレーティングシステムがアクセスできず、第2のオペレーティングシステムがアクセス可能な第2のパーティションの一例であり、HFS+ファイルシステムでフォーマットされたパーティションである。HFS+パーティション1002は、HFSパーティションの代表的なバージョンのパーティションである。
CaptureAppilcation.exe210およびCaptureApplicationMac.app211は、ドライバプログラムを含み、コンピュータ100のCPU121で実行されて画像を読み取るための制御を行うキャプチャアプリケーションである。なお、この先の説明において、特に明示する必要のない場合、CaptureApplication.exe210およびCaptureApplicationMac.app211のことを、キャプチャアプリケーションと総称する。CaptureAppilcation.exe210は、第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第1制御プログラムや第1のオペレーティングシステム向けの第1制御プログラムの一例である。CaptureApplicationMac.app211は、第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第2制御プログラムや第2のオペレーティングシステム向けの第2制御プログラムの一例である。
Control.dat204およびControlMac.dat214は、スキャナ装置106を制御するために、キャプチャアプリケーションを実行しているコンピュータ100からの制御コマンドなどが書き込まれる制御ファイルである。コンピュータ100は、スキャナ装置106をマスストレージとして認識しているため、制御ファイルに制御コマンドを書き込むことで、スキャナ装置106を間接的に制御する。なお、この先の説明において、特に明示する必要のない場合、Control.dat204およびControlMac.dat214を制御ファイルと総称する。
CaptureApplication.Exe210およびControl.dat204は、ウインドウズ(登録商標)上で動作するようにプログラムされたファイルである。CaptureApplicationMac.app211およびControlMac.dat214は、Mac OS(登録商標)上で動作するようにプログラムされたファイルである。
図1に示したUSBディスクドライブインターフェース205Aは、FATファイルシステムでフォーマットされたFATパーティション1001に対応するように構成されている。一方、USBディスクドライブインターフェース205Bは、HFS+ファイルシステムでフォーマットされたHFS+パーティション1002に対応するように構成される。
図4は、コンピュータ100へスキャナ装置106を接続してから、スキャナ装置106で画像読み取りを行うまでのフローのフローチャートである。
ステップS301で、コンピュータ100のCPU121は、スキャナ装置106が接続されたか否かを判断する。ステップS302で、CPU121は、周辺デバイス(スキャナ装置106)のインターフェースに接続する。ステップS303で、CPU121は、周辺デバイスのインターフェースクラスの情報をスキャナ装置106から取得する。ステップS304で、CPU121は周辺デバイスのインターフェースクラスの情報から周辺装置の種類を認識する。上述したようにスキャナ装置106がUSBマスストレージクラスインターフェース206を有している。そのため、コンピュータ100にスキャナ装置106が接続されたとき、CPU121は、USBマスストレージデバイスが接続されたと認識する。また、スキャナ装置106は、USBマスストレージクラスインターフェース206のサブクラスとして、USBディスクドライブインターフェース205Aおよび205Bを有している。そのため、CPU121は、接続されたスキャナ装置106を2つの別々のディスクドライブとして認識する。
ステップS305で、オペレーティングシステム101は、スキャナ装置106内に保存してある各ファイルに対応するテーブルを、ファイルシステム201に関連付けたファイルフォルダ内に形成する。このことによりCPU121は、スキャナ装置106内に格納してある各ファイルを、ディスクドライブ上のファイルとして扱うことができるようになる。また、オペレーティングシステム101が、スキャナ装置106内に保存してある各ファイルに対応するテーブルを、ファイルシステム201に関連付けられなかった場合、そのディスクドライブは認識されず操作不可能となる。
図5は、USBディスクドライブインターフェース205Aに対応するディスクドライブをファイル管理ソフトで開いた様子を示す図である。スキャナ装置106が内蔵するメモリに確保されたFATパーティション1001は、フォルダ300に対応している。
フォルダ300はコンピュータ100に接続されたキーボード/マウス125を使用して開くことができる。前述したように、USBディスクドライブインターフェース205Aは、FATパーティション1001に対応している。そのため、フォルダ300には、CaptureApplication.exe210およびControl.dat204が格納されている。また、FATパーティション1001はFATファイルシステムで構成されている。そのため、フォルダ300は、FATファイルシステムとしてコンピュータ100に認識される。
図6は、USBディスクドライブインターフェース205Bに対応するディスクドライブをファイル管理ソフトで開いた様子を示す図である。スキャナ装置106が内蔵するメモリに確保されたHFS+パーティション1002は、フォルダ310に対応している。
フォルダ310と同様、フォルダ310はコンピュータ100に接続されたキーボード/マウス125を使用して開くことができる。前述したように、USBディスクドライブインターフェース205Bは、HFS+パーティション1002に対応している。そのため、フォルダ310には、CaptureApplicationMac.app211とControlMac.dat214が格納されている。また、HFS+パーティション1002はHFS+ファイルシステムで構成されている。そのため、フォルダ310は、HFS+ファイルシステムとして、コンピュータ100によって認識される。
ここで、たとえば、オペレーティングシステム101がウインドウズ(登録商標)であった場合の動作を説明する。ウインドウズ(登録商標)は、FATファイルシステムに対応しているが、HFS+ファイルシステムに対応していない。そのため、ウインドウズ(登録商標)では、フォルダ300は認識されるが、フォルダ310は認識されない。CaptureApplication.exe210は、ウインドウズ(登録商標)で動作するようプログラムされているため、ウインドウズ(登録商標)上で実行可能な実行プログラムである。
一方で、たとえば、オペレーティングシステム101がMac OS(登録商標)であった場合の動作を説明する。Mac OS(登録商標)は、FATファイルシステムおよびHFS+ファイルシステムに対応している。そのため、Mac OS(登録商標)では、フォルダ300およびフォルダ310ともに認識可能である。CaptureApplicationMac.app211は、Mac OS(登録商標)で動作するようプログラムされているため、Mac OS(登録商標)上で実行可能な実行プログラムである。しかしながら、CaptureApplication.exe210は、ウインドウズ(登録商標)で動作するようプログラムされていないため、Mac OS(登録商標)上で実行可能なプログラムではない。
ステップS306で、CPU121は、フォルダ300内のキャプチャアプリケーションを起動するための指示が入力されたか否かを判定する。この指示は、キーボード/マウス125からユーザによって入力される。キャプチャアプリケーションを起動するための指示が入力されると、ステップS307に進む。
ステップS307で、CPU121は、スキャナ装置106からキャプチャアプリケーションを読み出してメモリ(RAM124)にロードして起動する。スキャナ装置106のUSBインターフェース107、USBコントローラ128およびCPU110は、コンピュータ100からのリード命令にしたがって、キャプチャアプリケーションをコンピュータ100に送信する。このようにスキャナ装置106のUSBインターフェース107などは、記憶手段が記憶している制御プログラムを情報処理装置に送信する送信手段の一例である。
ここで、本実施形態では、スキャナ装置106は、コンピュータ100が送信する指示情報に基づいて制御されるコンピュータ100からの指示情報は、コンピュータ100によるソフトウエアの実行により、スキャナ装置106の記憶手段に書き込まれる。そして、スキャナ装置106のCPU110は、記憶手段に書き込まれた指示情報に基づいてスキャナ装置106の動作を制御するようになっている。たとえば、本実施形態では、コンピュータ100は、ディスプレイ126と接続しており、各種ユーザインターフェースをディスプレイ126に表示する。すなわち、コンピュータ100は、実際には、キャプチャアプリケーションの実行により、図7または図8に示すようなユーザインターフェースを表示可能である。ユーザは、このユーザインターフェースによりスキャナ装置106の制御条件を適宜指定できるようになっている。
図7は、CaptureApplication.exe210が起動したときに表示されるユーザインターフェースの一例を示した図である。図8は、CatptureApplicationMac.app211が起動したときに表示されるユーザインターフェースの一例を示した図である。図7または図8に示すようなインターフェースが表示されると、ユーザインターフェースには「モード」「用紙サイズ」「解像度」「読取り面」といった4項目が表示されている。ユーザは、上記4項目の設定に変更の必要が生じれば、キーボード/マウス125を操作し、各項目の設定を所望の設定に変更可能である。さらに、読み取った画像を保存するための画像ファイルのファイル名(本実施形態では、test1)もキーボード/マウス125を操作して入力される。最後に、スキャンボタン301がキーボード/マウス125を使用してクリックされる。
スキャンボタン301がキーボード/マウス125によりクリックされると、CPU121、キャプチャアプリケーションにしたがって、スキャン設定を受け付け、スキャナ装置106内の制御ファイルにスキャン設定(指示情報)を書き込む。さらに、ステップS308で、CPU121は、スキャン開始コマンドデータ(指示情報)も制御ファイルに書き込む。
スキャナ装置106のCPU110は、制御ファイルを監視している。そして、CPU110は、スキャン設定およびスキャン開始コマンドデータが制御ファイルに書かれたことを検出すると、制御ファイルを読み込んで、制御ファイルに書かれているスキャン設定にしたがって画像読み取り部112を制御し、スキャンを開始する。スキャナ装置106はスキャンを開始すると、画像読み取り部112で読み取った画像データをCPU110は制御ファイルに書き込む。この制御ファイルは、スキャン設定を可能としている制御ファイルと同一であってもよいし、異なってもよい。このように、CPU110は、情報処理装置が制御プログラムを実行することで制御プログラムにしたがって情報処理装置により記憶手段に書き込まれた指示情報にしたがって周辺装置の動作を制御する制御手段として機能する。また、CPU110は、情報処理装置が制御プログラムを実行することで制御プログラムにしたがって情報処理装置により記憶手段に書き込まれた読取制御コマンドを読み出し、読取制御コマンドにしたがって画像読取装置の画像読取動作を制御する制御手段として機能する。
ステップS309で、コンピュータ100のCPU121は、画像データが制御ファイルに書き込まれたか否かを監視する。画像データが制御ファイルに書き込まれたことを検出すると、ステップS310に進む。
ステップS310で、CPU121は、制御ファイルから画像データを読み出す。ステップS311で、CPU121は、指定された画像ファイル(本実施形態では、ファイル名「test1」)を作成し、ハードディスクドライブ122に記憶する。
ところで、CaptureApplication.exe等のソフトウエアがコンピュータ100において処理を行うために、動的リンクを行えるライブラリモジュール等にリンクしてもよい。CPU121は、このようなライブラリモジュールをスキャナ装置106から取り出し、RAM124にロードしてもよい。
図9は、コンピュータ100のオペレーティングシステム101がウインドウズ(登録商標)であるケースにおいてライブラリモジュールをスキャナ装置106からコンピュータ100にロードする処理を示している。図9におけるステップS901ないしS904は、図4に示したステップS307に対応している。
上述したように、スキャナ装置106のCPU110は、RAM203にFATパーティション1001と、HFS+パーティション1002を確保し、ROM127からCaptureApplication.exe210とControl.dat204を読み出して、FATパーティション1001に書き込み、さらに、ROM127からCaptureApplicationMac.app211とControlMac.dat214を読み出して、HFS+パーティション1002に書き込む。これにより、オペレーティングシステム101がウインドウズ(登録商標)であってもMac OS(登録商標)であってもスキャナ装置106を利用できるようになる。このように、ROM127は、制御プログラムを記憶している不揮発性の記憶領域であり、RAM203は、揮発性の記憶領域である。さらに、CPU110は、不揮発性の記憶領域から制御プログラムを読み出して、揮発性の記憶領域に記憶し、揮発性の領域を情報処理装置からアクセス可能なドライブとして情報処理装置に公開する制御手段として機能する。
ステップS901で、コンピュータ100のCPU121は、CaptureApplication.exe210をRAM124にロードして起動する。
ステップS902で、CPU121は、CaptureApplication.exe210にしたがって制御ファイルであるControl.dat204に、ROM127からファイルを読み出すためのコマンドを書き込む。このコマンドは、ROM127に記憶されているライブラリファイルであるLibrary.dll401を読み出してFATパーティション1001にコピーすることを命令するコマンドである。スキャナ装置106のCPU110は、制御ファイルであるControl.dat204を監視している。
ステップS903で、CPU110は、Control.dat204にこのコマンドが書き込まれたことを認識すると、ROM127からLibrary.dll401を読み出してFATパーティション1001にコピーする。
ステップS904で、CPU121は、CaptureApplication.exe210にしたがってLibrary.dll401をFATパーティション1001から読み出して、RAM124にロードする。これにより、CaptureApplication.exe210はLibrary.dll401を利用できるようになる。
なお、Library.dll401などのライブラリモジュールは、バイナリ形式のファイルであるため、比較的にサイズが大きいことがある。そこで、ROM127を安価にするために、予めLibrary.dll401は情報圧縮された状態でスキャナ装置106のROM127に格納してもよい。この場合、CPU121は、CaptureApplication.exe210にしたがってLibrary.dll401を読み出す際に解凍(展開)し、RAM124に書き込んでもよい。
ここでは、ウインドウズ(登録商標)でのライブラリモジュールの読み込み方法を説明したが、Mac OS(登録商標)でも同様の手順でライブラリモジュールの読み込みを行うことができる。
具体的には、ステップS901で、コンピュータ100のCPU121は、HFS+パーティション1002に格納されているCaptureApplicationMac.app211をRAM124にロードして起動する。
ステップS902で、CPU121は、CaptureApplicationMac.app211にしたがって制御ファイルであるControlMac.dat214に、ROM127からファイルを読み出すためのコマンドを書き込む。このコマンドは、ROM127に記憶されているライブラリファイルであるLibrary.framework402を読み出してHFS+パーティション1002にコピーすることを命令するコマンドである。スキャナ装置106のCPU110は、制御ファイルであるControlMac.dat214を監視している。
ステップS903で、CPU110は、ControlMac.dat214にこのコマンドが書き込まれたことを認識すると、ROM127からLibrary.framework402を読み出してHFS+パーティション1002にコピーする。
ステップS904で、CPU121は、CaptureApplicationMac.app211にしたがってLibrary.framework402をHFS+パーティション1002から読み出して、RAM124にロードする。これにより、CaptureApplicationMac.app211はLibrary.framework402を利用できるようになる。
なお、Library.framework402などのライブラリモジュールは、バイナリ形式のファイルであるため、比較的にサイズが大きいことがある。そこで、ROM127を安価にするために、予めLibrary.framework402は情報圧縮された状態でスキャナ装置106のROM127に格納してもよい。この場合、CPU121は、CaptureApplicationMac.app211にしたがってLibrary.framework402を読み出す際に解凍(展開)し、RAM124に書き込んでもよい。
本実施形態の周辺装置はプリンタや複合機等の画像形成機能を有する装置でもよい。CaptureApplication.exe等の制御ソフトウエアは、USBメモリとして認識されるRAM上のファイルの受け渡しで画像読取及び画像形成の少なくとも一方に関するコマンドの送出と、画像データのスキャナからの移動やプリンタ等への移動を可能とするドライバ機能を有するものであってもよい。またはドライバ機能を有するモジュール等の他のプログラムとリンクして、USBメモリとして認識されるRAM上のファイルの受け渡しを行うことによって、画像読取や画像形成に関するコマンドの送出と、画像データのスキャナからの移動やプリンタ等への移動を可能とするようにしてもよい。
以上説明したように、本発明によればデバイスドライバやソフトウエアなどの制御プログラムを周辺装置に記憶させておき、それを情報処理装置に渡すことで、制御プログラムを情報処理装置にインストールすることなく、周辺装置を利用できるようになる。さらに、複数のオペレーティングシステムのそれぞれごとに制御プログラムが用意されているため、周辺装置を異なるオペレーティングシステムから利用できるようになる。具体的には、本発明のスキャナ装置106が備える記憶装置は、第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第1制御プログラム(例:CaptureAppilcation.exe210)と、第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第2制御プログラム(例:CaptureApplicationMac.app211)とを記憶している。よって、複数の種類の異なるオペレーティングシステムは、それぞれ自身が実行可能な実行ファイルにアクセスして使用することができる。
上述した実施形態では、FATパーティション1001とHFS+パーティション1002とをそれぞれ確保したが、FATパーティション1001だけを確保してもよい。FATパーティション1001は、汎用性が高くほとんどすべてのオペレーティングシステムによってアクセス可能だからである。ただし、オペレーティングシステムごとに異なるパーティションをRAM203に確保することで、オペレーティングシステム特有の機能を使用することができる。例えば、HFS+パーティション1002であればMac OS(登録商標)に接続されると、自動的にパーティションの中身がファイル管理ソフトで表示されるようにすることができる。その他にも、制御ファイルなどを同一の名称とすることができる。これは、管理上便利であるかもしれない。
さらに、CPU110は、情報処理装置によって記憶手段に書き込まれた指示情報を解析し、指示情報が不揮発性の記憶領域に記憶されている所定のファイルを記揮発性の記憶領域へ書き込ませることを指示する情報であることを認識すると、不揮発性の記憶領域から所定のファイルを読み出して揮発性の記憶領域へ書き込むことで、所定のファイルを前記情報処理装置に公開する制御手段として機能する。たとえば、ライブラリモジュールなどの補助的なファイルは、周辺装置を制御するソフトウエアが必要に応じてスキャナ装置106から読み出して使用されてもよい。つまり、補助的なファイルが必要になったタイミングで、コンピュータ100は、コマンドを制御ファイルに書き込む、スキャナ装置は、制御ファイルに書き込まれたコマンドを認識して、ROM127からRAM203に補助的なファイルを書き込む。これにより、コンピュータ100は、補助的なファイルを利用できるようになる。また、RAM203は、補助的なファイルを必要に応じて記憶すればよいため、空き領域をより多く確保できるようになる。
さらに、所定のファイルは情報圧縮されたファイルであり、揮発性の記憶領域から情報処理装置が読み出す際に情報処理装置によって解凍されるファイルであってもよい。このように、補助的なファイルを情報圧縮しておくことで、ROM127の記憶容量を節約できる。

Claims (8)

  1. 情報処理装置からの指示情報にしたがって所定の処理を実行する周辺装置であって、
    前記情報処理装置が実行するプログラムであって、前記周辺装置を制御する制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶している前記制御プログラムを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置が前記制御プログラムを実行することで前記制御プログラムにしたがって前記情報処理装置により前記記憶手段内の制御ファイルに書き込まれた指示情報にしたがって前記周辺装置の動作を制御する制御手段と
    を備え、
    前記周辺装置は、第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置と、前記第1のオペレーティングシステムとは実行ファイルの互換性がない第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置とが択一的に接続される周辺装置であり、
    前記記憶手段は、情報圧縮された所定のファイルを記憶する不揮発性の記憶領域と、前記情報処理装置により認識可能な揮発性の記憶領域とを有し、
    前記記憶手段のうち前記不揮発性の記憶領域は、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムの双方がアクセス可能な第1のパーティションと、前記第1のオペレーティングシステムがアクセスできず、かつ、前記第2のオペレーティングシステムがアクセス可能な第2のパーティションとを有し、
    前記第1のパーティションには、前記第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第1制御プログラムが記憶され、
    前記第2のパーティションには、前記第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第2制御プログラムが記憶され、
    前記情報処理装置から前記記憶手段内の制御ファイルに書き込まれた指示情報に従って、前記所定のファイルが前記記憶手段のうち前記不揮発性の記憶領域から前記揮発性の記憶領域に書き込まれ、前記情報処理装置が前記揮発性の記憶領域にある前記所定のファイルを読み出す際に前記所定のファイルが解凍されることを特徴とする周辺装置。
  2. 前記第1のパーティションはFATファイルシステムのパーティションであり、
    前記第2のパーティションはHFSファイルシステムのパーティションであることを特徴とする請求項に記載の周辺装置。
  3. 前記制御プログラムは、前記情報処理装置に、前記指示情報を前記第1のパーティションに書き込ませることを特徴とする請求項1または2に記載の周辺装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記不揮発性の記憶領域から前記制御プログラムを読み出して、前記揮発性の記憶領域に記憶し、前記揮発性の領域を前記情報処理装置からアクセス可能なドライブとして前記情報処理装置に公開することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の周辺装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記情報処理装置によって前記記憶手段内の前記制御ファイルに書き込まれた指示情報を解析し、前記指示情報が前記不揮発性の記憶領域に記憶されている所定のファイルを前記揮発性の記憶領域へ書き込ませることを指示する情報であることを認識すると、前記不揮発性の記憶領域から前記所定のファイルを読み出して前記揮発性の記憶領域へ書き込むことで、前記所定のファイルを前記情報処理装置に公開することを特徴とする請求項に記載の周辺装置。
  6. 情報処理装置からの指示情報にしたがって画像読み取り処理を実行する画像読取装置であって、
    前記情報処理装置が実行するプログラムであって、前記画像読取装置を制御する制御プログラムを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶している前記制御プログラムを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置が前記制御プログラムを実行することで前記制御プログラムにしたがって前記情報処理装置により前記記憶手段に書き込まれた読取制御コマンドを読み出し、前記読取制御コマンドにしたがって前記画像読取装置の画像読取動作を制御する制御手段と
    を備え、
    前記画像読取装置は、第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置と、前記第1のオペレーティングシステムとは実行ファイルの互換性がない第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置とが択一的に接続される画像読取装置であり、
    前記記憶手段は、情報圧縮された所定のファイルを記憶する不揮発性の記憶領域と、前記情報処理装置により認識可能な揮発性の記憶領域とを有し、
    前記記憶手段のうち前記不揮発性の記憶領域は、前記第1のオペレーティングシステムと前記第2のオペレーティングシステムの双方がアクセス可能な第1のパーティションと、前記第1のオペレーティングシステムがアクセスできず、かつ、前記第2のオペレーティングシステムがアクセス可能な第2のパーティションとを有し、
    前記第1のパーティションには、前記第1のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第1制御プログラムが記憶され
    前記第2のパーティションには、前記第2のオペレーティングシステムを搭載した情報処理装置が実行する第2制御プログラムが記憶され、
    前記情報処理装置から前記記憶手段内の制御ファイルに書き込まれた指示情報に従って、前記所定のファイルが前記記憶手段のうち前記不揮発性の記憶領域から前記揮発性の記憶領域に書き込まれ、前記情報処理装置が前記揮発性の記憶領域にある前記所定のファイルを読み出す際に前記所定のファイルが解凍されることを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記不揮発性の記憶領域から前記制御プログラムを読み出して、前記揮発性の記憶領域に記憶し、前記揮発性の領域を前記情報処理装置からアクセス可能なドライブとして前記情報処理装置に公開することを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記情報処理装置によって前記記憶手段内の前記制御ファイルに書き込まれた指示情報を解析し、前記指示情報が前記不揮発性の記憶領域に記憶されている所定のファイルを前記揮発性の記憶領域へ書き込ませることを指示する情報であることを認識すると、前記不揮発性の記憶領域から前記所定のファイルを読み出して前記揮発性の記憶領域へ書き込むことで、前記所定のファイルを前記情報処理装置に公開することを特徴とする請求項に記載の画像読取装置。
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