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JP5805918B1 - 情報取得方法及び情報取得装置 - Google Patents

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Abstract

様々な実施形態は、情報取得、情報管理、及び2Dバーコード生成のための方法、装置、及び電子デバイスを提供する。電子デバイスにより実施される典型的な方法において、第1の2次元(2D)バーコードが取得される。第1の2Dバーコードに対して画像変換が実行されて、仮想の2Dバーコードが取得される。さらに、仮想の2Dバーコードの有効性に従い、データベース内の仮想の2Dバーコードのマッピング関係に基づいて、第1の2Dバーコードの関係情報が取得される。

Description

本開示は一般的に情報処理に関し、特に情報管理及び2Dバーコード生成のための情報取得方法及び情報取得装置に関する。
インターネットの急速な発展に伴い、モノのインターネット(Internet of Things)が現れてきた。識別マークは、モノのインターネットの発展における最初のチェーンである。非常に大きな利点を提供することによって、2次元コード(2Dバーコードと呼ばれる)は、識別マークの主要技術になってきた。2Dバーコードは、1次元のバーコードから広がる読み取り可能なバーコードである。2Dバーコードの一例は、QRコード(Quick Response code)である。
デバイスは、2Dバーコードをスキャンするとき、バーコードの長さと幅の範囲内に記録されているバイナリデータを識別することにより、そのバーコードに含まれる情報を取得することができる。1次元のバーコードと比較して、2Dバーコードは明らかな利点を持つ。2Dバーコードは、英数字制限の範囲を越えて、大きなデータ容量を持つより複雑なデータを記録することができる。さらに、2Dバーコードは、比較的小さいサイズであり、抗ダメージ能力を持つ。2Dバーコード技術は、大きな利点と共に、物体の識別、チケットの抗偽造、製品の宣伝などを含む分野に広く適用され始めてきた。
2Dバーコードは、一定のルールに従った一定の幾何学的形状の平面(2次元)分布により形成される、黒及び白のパターンの画像を使用したデータ及び/又はシンボルの情報を記録する。コンピュータの内部ロジックの基礎である“0”と“1”のビットストリーム概念は、符号化に巧みに使用されている。バイナリコードに対応する幾何学的形状は、テキスト及び/又は数字の情報を表すのに使用される。2Dバーコードは、画像入力装置又はオプトエレクトロニクススキャン装置により自動的に読み取られ、自動情報処理を実現する。
2Dバーコードのエラー訂正機能に基づいて、2Dバーコードの一部(例えば、50%未満)の領域が損傷していた(例えば、覆われていた又は取り除かれていた)としても、それでもスキャン装置は2Dバーコードによって記録されている完全な情報を識別することができる。現在、「個別の2Dバーコード」を生成するためのツールがたくさんある。すなわち、いくつかの個別のパターンが2Dバーコードに組み合わされることにより、個別化されて且つスキャン装置により認識されうる2Dバーコードが取得される。例えば、企業のロゴ又は個人の頭部の写真の主要素を2Dバーコードのパターンに追加できる。個別の2Dバーコードは、2Dバーコードの識別能力を高めることができる。視覚的に類似している2Dバーコードは、異なる特性を持つことができる。さらに、個別の2Dバーコードは、企業情報又は個人情報をその情報を受け取る人に伝達することもできる。
今日では、2Dバーコードは、主に電子ビジネスカードを速く保存するための方法として、ソーシャルビジネスカードに適用される。携帯電話を使用して、2Dバーコードビジネスカード(すなわち、2Dバーコードを持つビジネスカード)をスキャンすることにより、人は、友達を追加したり、対応する電子ビジネスカードをオープンにすることができる。しかし、現在の2Dバーコードビジネスカードは、1つのカードがユーザ1人に対応するというように、完全に特性化されている。ユーザ間の関係は、2Dバーコードからは得られない。
様々な実施形態により、情報取得方法が提供される。情報取得方法は、電子デバイスにより実施されうる。典型的な方法において、第1の2次元(2D)バーコードが取得されうる。第1の2Dバーコードに対して画像変換が実行され、仮想の2Dバーコードが取得されうる。さらに、仮想の2Dバーコードの有効性(validity)に従い、第1の2Dバーコードの関係情報が、データベース内の仮想の2Dバーコードのマッピング関係に基づいて取得されうる。
様々な実施形態によれば、情報取得装置もまた提供される。その装置は、例えば、第1の取得部、画像変換部、及び情報判定部を有する。第1の取得部は、第1の2Dバーコードを取得するように構成されうる。画像変換部は、第1の2Dバーコードに対して画像変換を実行して、仮想の2Dバーコードを取得するように構成されうる。情報判定部は、仮想の2Dバーコードの有効性に従い、第1の2Dバーコードの関係情報を取得するように構成されうる。関係情報は、データベース内の仮想の2Dバーコードのマッピング関係に基づいて取得されうる。
本開示の他の観点は、本開示の明細書、特許請求の範囲、及び図面を考慮して、当業者により理解されうる。
下記の図面は、開示された様々な実施形態を説明するための単なる例であって、開示の範囲を制限しようとするものではない。
開示された様々な実施形態による典型的な情報取得方法のフロー図 開示された様々な実施形態による他の典型的な情報取得方法のフロー図 開示された様々な実施形態による典型的な情報取得装置の論理構造図 開示された特定の実施形態を組み込む典型的な環境 開示された実施形態と一致する典型的なコンピュータシステム
本出願は、2012年9月19日に出願した中国特許出願第201210348984.3号の優先権を主張し、その全内容が参照することにより、ここに組み込まれる。
添付の図面に示された本開示の典型的な実施形態の詳細について説明する。
様々な実施形態は、2Dバーコードからユーザの関係情報を取得するための情報取得方法及び情報取得装置を提供する。ここで使用されているように、「情報取得」の用語は、「情報管理」のために使用されうる。ここで開示されているように、「情報取得方法及び情報取得装置」は、情報管理と2Dバーコードの生成のために使用されうる。
図4は、開示された様々な実施形態における典型的な情報取得方法及び情報取得装置を組み込む典型的な環境400を描写している。図4に示されるように、環境400は、サーバ404、端末406、及び通信ネットワーク402を含むことができる。サーバ404と端末406は、情報交換(例えば、データ処理、データベース検索)のために、通信ネットワーク402を介して接続されても良い。端末406とサーバ404はそれぞれ一つしか環境400内に示されていないけれども、任意の数の端末406又は任意の数のサーバ404が含まれても良く、他のデバイスが含まれても良い。
通信ネットワーク402は、サーバ404と端末406に、又は多数のサーバ404又は端末406間に、ネットワーク接続を提供するために、任意の適当な種類の通信ネットワークを含んでも良い。例えば、通信ネットワーク402は、有線又は無線の、インターネット、他の種類のコンピュータネットワーク、又は電気通信網を含んでも良い。
ここで使用されているように、端末は、特定のコンピュータ機能を備えた任意の適当なユーザ端末(例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、ワークステーションコンピュータ、携帯コンピュータデバイス(例えば、タブレット)、携帯端末(例えば、携帯電話又はスマートフォン)、又は任意の他のユーザ側コンピュータデバイス)であっても良い。
ここで使用されているように、サーバは、特定のサーバ機能(例えば、データベース管理)を提供するように構成された1以上のサーバコンピュータであっても良い。サーバは、コンピュータプログラムを並行して実行するために、1以上のプロセッサを有しても良い。
サーバ404と端末406は、任意の適当なコンピュータプラットフォーム上で実施されても良い。図5は、サーバ404及び/又は端末406を実施可能な典型的なコンピュータシステム500のブロック図を示している。図5に示されるように、典型的なコンピュータシステム500は、プロセッサ502、記憶媒体504、モニタ506、通信モジュール508、データベース510、周辺装置512、及び1以上のバス514を有し、デバイスを共に接続しても良い。特定のデバイスは省略されても良く、他のデバイスが含まれても良い。
プロセッサ502は、任意の適当な1又は複数のプロセッサを有することができる。さらに、プロセッサ502は、マルチスレッド又は並列処理のために、多数のコアを有することができる。記憶媒体504は、メモリモジュール(ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及びフラッシュメモリモジュールなど)、及びマスストレージ(CD−ROM、U−ディスク、リムーバブルハードディスクなど)を有しても良い。記憶媒体504は、プロセッサ502により実行されるときに、様々なプロセス(例えば、画像処理、画像変換)を実行するためのコンピュータプログラムを格納しても良い。
モニタ506は、コンピュータシステム500により出力される情報を表示する表示装置を含んでも良い。さらに、周辺装置512は、I/Oデバイス(例えば、キーボード及びマウス)を含んでも良い。周辺装置512は、バーコード(2Dバーコードなど)をスキャンするためのスキャン装置を含んでも良い。スキャンされた2Dバーコードは、バーコードが含んでいる情報を識別するために、コンピュータシステム500内にインストールされている2Dバーコード認識ソフトウェアにより処理されうる。
通信モジュール508は、通信ネットワーク402によって接続を確立するためにネットワークデバイスを含んでも良い。データベース510は、特定のデータを格納し、格納されているデータに対して特定の操作を実行するために、例えば、スキャンされた2Dバーコードを格納し、格納されている2Dバーコードを検索し、2Dバーコード間のマッピング関係を判定するために、1以上のデータベースを含んでも良い。いくつかの実施形態において、データベース510は端末406内にあっても良い。他の実施形態において、データベース510はサーバ404内にあって、通信ネットワーク402を介して端末406に接続されても良く、端末406はサーバ404上での操作(データベース操作)によって出力される情報を取得することができる。
操作において、端末406はサーバ404に特定の動作(例えば、データベース検索又は他のデータベース操作)を実行させて良い。サーバ404は、このような動作及び操作のための構造及び機能を提供するように構成されても良い。より具体的には、サーバ404は、2Dバーコード間のマッピング関係を判定するためのデータベースシステムを含んでも良い。
様々な実施形態において、開示された方法及びシステムに関与する端末(例えば、携帯端末)は端末406を含むことができ、開示された方法及びシステムに関与するサーバはサーバ404を含むことができる。いくつかの実施形態において、開示された方法及び装置は、端末(例えば電子デバイス)により実行できる。他の実施形態において、開示された方法及び装置は、端末(例えば電子デバイス)により実行でき、適用できるときはいつでも、端末は、開示された方法及び装置の機能を実施するために、情報/データをサーバと交換することができる。
図1は、開示された様々な実施形態のおける典型的な情報取得方法のフロー図を描写している。典型的な情報取得方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ101で、第1の2Dバーコードが取得される。
第1の2Dバーコードは、情報取得装置によって取得できる。情報取得装置は、2Dバーコードのスキャン及び認識の機能を持つ電子デバイスを有することができる。例えば、情報取得装置は、2Dバーコード認識ソフトウェアを搭載している携帯端末を有することができる。
一例において、第1の2Dバーコードは、個人のビジネスカード情報を含む2Dバーコードを含むことができる。実際の応用において、情報取得装置により、ユーザは、2Dバーコードが含んでいる対応するビジネスカード情報を取得することができる。
ステップ102で、画像変換が第1の2Dバーコードに対して実行される。
情報取得装置は、第1の2Dバーコードに対して画像変換を実行することにより、仮想の2Dバーコードを取得することができる。情報取得装置は、第1の2Dバーコードを取得した後、第1の2Dバーコードに対して特定の画像変換処理を実行することができる。それにより、仮想の2Dバーコードと呼ばれる新しい2Dバーコードの画像を取得できる。
情報取得装置は、その中にデータベースを有することができる、又はデータベースに接続されうる。仮想の2Dバーコードに対応するマッピング関係は、データベースに記録されうる。マッピング関係は、例えば、仮想の2Dバーコードと第2の2Dバーコード(例えば、第1の2Dバーコード以外の2Dバーコード)のマッピング関係、仮想の2Dバーコードとネットワークリンクのアドレスのマッピング関係、仮想の2Dバーコードと特定の確定情報(例えば、誰が配偶者かを含む)のマッピング関係、又はそれらの組み合わせを含むことができる。具体的なマッピング関係は、実際の応用の必要に応じて判定でき、本開示において限定されない。
上述したように、様々な実施形態において、仮想の2Dバーコードは、任意の実際の意味を表さない多くの情報を含んでも良い。それ故、標準の2Dバーコード認識デバイスは、仮想の2Dバーコードを認識できない場合もあるかもしれない。仮想の2Dバーコードは、2つ(又は2種類)の情報を接続する中間の関係エンティティとして機能しても良い。
ステップ103で、仮想の2Dバーコードの有効性に従い、第1の2Dバーコードの関係情報が取得される。
情報取得装置は、仮想の2Dバーコードの有効性に従い、第1の2Dバーコードの関係情報を取得することができる。例えば、仮想の2Dバーコードがデータベース内にあるとき、仮想の2Dバーコードにより表される関係情報を取得できる。
任意に、関係情報は、父と息子の関係、母と息子の関係、夫と妻の関係、兄弟の関係、姉妹の関係、彼氏と彼女の関係などを含むことができる。さらに、関係情報は、他人関係、又は友達関係を含むこともできる。それ故、2Dバーコードビジネスカードを受け取った人は、2Dバーコードビジネスカードにより、ビジネスカードユーザ(又は所有者)の関係ネットワーク情報を取得することができる。
例えば、実際の応用において、第1のユーザは、第1のユーザ自身のビジネスカードとして2Dバーコードを生成した後、特定の画像変換方法に基づいて、仮想の2Dバーコードを生成することができる。仮想の2Dバーコードと、第1のユーザの他の人との関係情報が、データベース(例えばサーバ上のネットワークデータベースを含む)内に設定されうる。例えば、オリジナルの2Dバーコードに基づく黒白反転後の仮想の2Dバーコードは、第1のユーザの配偶者情報を表すことができる。第1のユーザは、仮想の2Dバーコードと第1のユーザの配愚者に関する情報(例えば、配偶者の2Dバーコードビジネスカード)間のマッピング関係を、ネットワークデータベース又は任意の適当なデータベース内に設定することができる。別のユーザ(すなわち、第2のユーザ)は、(第1のユーザから)2Dバーコードビジネスカードを取得したときに、2Dバーコード(すなわち、第1のユーザの2Dバーコード)の画像について同一の画像変換を実行することにより、対応する仮想の2Dバーコードを取得することができる。第2のユーザは、仮想の2Dバーコードにより、第1のユーザの配偶者情報を取得することができる。
開示された様々な実施形態によれば、画像変換を第1の2Dバーコードの画像情報に基づいて実行することにより、仮想の2Dバーコードを取得できる。仮想の2Dバーコードの有効性に基づき、第1の2Dバーコードの関係情報を取得することができる。それ故、2Dバーコードから、その2Dバーコードに関連する関係情報を取得できる。このように、2Dバーコードにより表される情報量は、便利な方法で改良されうる。
図2は、開示された様々な実施形態における他の典型的な情報取得方法のフロー図を描写している。図2に示されるように、他の典型的な情報取得方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップ201で、第1の2Dバーコードが取得される。ステップ201は、開示された様々な実施形態の上述したステップ(例えば、図1に示されるステップ101)と同様に又は同じように実行できる。
ステップ202で、画像変換が第1の2Dバーコードに対して実行される。
情報取得装置は、第1の2Dバーコードに対して画像変換を実行することにより、仮想の2Dバーコードを取得できる。開示された様々な実施形態において、第1の2Dバーコードに対する画像変換は、例えば、第1の2Dバーコードの画像の色の黒白反転、第1の2Dバーコードの画像を時計回りの方向にプリセット角回転、第1の2Dバーコードの画像を反時計回りの方向にプリセット角回転、又はそれらの組み合わせを含むことができる。
実際の応用において、異なる画像変換方法は異なる関係情報に対応することができる。例えば、黒白反転は彼氏と彼女の関係に対応でき、時計回りの方向のプリセット角回転は父と息子の関係に対応できる。ユーザは、ユーザが知りたい関係情報に基づいて、対応する画像変換方法を選択することができる。
情報取得装置は、その中にデータベースを有することができる、又はデータベースに接続されうる。仮想の2Dバーコードに対応するマッピング関係は、データベースに記録されうる。マッピング関係は、仮想の2Dバーコードと第2の2Dバーコード(例えば、第1の2Dバーコード以外の2Dバーコード)のマッピング関係、仮想の2Dバーコードとネットワークリンクのアドレスのマッピング関係、仮想の2Dバーコードと特定の確定情報(例えば、誰が配偶者かを含む)のマッピング関係、又はそれらの組み合わせを含むことができる。具体的なマッピング関係は、実際の応用の必要に応じて判定でき、本開示において限定されない。
上述したように、様々な実施形態において、仮想の2Dバーコードは、任意の実際の意味を表さない多くの情報を含んでも良い。それ故、標準の2Dバーコード認識デバイスは、仮想の2Dバーコードを認識できない場合もあるかもしれない。仮想の2Dバーコードは、2つ(又は2種類)の情報を接続する中間の関係エンティティとして機能しても良い。
ステップ203で、仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つかどうかが判定される。
情報取得装置は、仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つかどうかを判定できる。仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つ場合、仮想の2Dバーコードは有効であり、第1の2Dバーコードが画像変換に対応する関係情報を持つと判定できる。仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持たない場合、仮想の2Dバーコードは無効であり、第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持たないと判定できる。
ステップ204で、第2の2Dバーコードが取得される。
仮想の2Dバーコードが有効であると判定された後、その仮想の2Dバーコードに対応する第2の2Dバーコードが取得されうる。
例えば、実際の応用において、第2の2Dバーコードは、第1の2Dバーコードを持つビジネスカードのユーザと関係がある人に対応する2Dバーコードビジネスカードでありうる。関係は、父と息子の関係、母と息子の関係、夫と妻の関係、兄弟の関係、姉妹の関係、彼氏と彼女の関係などを含むことができる。さらに、関係情報は、他人関係、友達関係を含むこともできる。
典型的な実施形態において、第1の2Dバーコードの画像の色の黒白反転が、彼氏と彼女の関係に対応するとき、2Dバーコード自身は、“ドット”(又は“黒のドット”)と“空間”(例えば“白の空間”)をそれぞれ2値の“1”と“0”に対応させることにより、内容をコード化できる。このような2Dバーコードは、黒と白のドットにより形成される意味が分からないパターンに視覚的に見える。ポジティブ形状及びネガティブ形状の原理を2Dバーコードに適用できる。例えば、色反転により、2Dバーコードのネガティブパターンを取得できる。それ故、彼氏と彼女の関係にある人に対応する2Dバーコードのパターンは、一組のポジティブ及びネガティブのパターンを使用して、互いに適合できる。これは、社会的関係間の親しい男と女の関係をマッピングするのに使用されうる。
他の典型的な実施形態において、ソーシャルソフトウェアのために使用されるソーシャルビジネスカードに適用されるとき、2Dバーコードのポジティブとネガティブのペアは、“カップル数”(すなわち、一対の2Dバーコード)に類似しうる。一対の2Dバーコードを持つ2人のユーザは、“ユーザカップル”でありうる。一対の2Dバーコードのうちの一つ(すなわち、ユーザカップルのうちの1人の2Dバーコードであって、その2Dバーコードは第1の2Dバーコードと呼ばれる)がスキャンされると、その2Dバーコードのネガティブパターン(すなわち、仮想の2Dバーコード)が選択されて生成されうる。2Dバーコードのネガティブパターンは、ユーザカップルのもう一方の人(例えば、第2の人)に対応しうる。すなわち、2Dバーコードのネガティブパターンは、ユーザカップルのもう一方の人の2Dバーコードにマッピングできる。ユーザカップルのもう一方の人の2Dバーコードは、第2の2Dバーコードと呼ばれる。それ故、スキャンの後(すなわち、第1の2Dバーコードをスキャンし、仮想の2Dバーコードを生成し、第2の2Dバーコードを取得した後)、他のユーザは、ユーザカップルのもう一方の人の対応する個人情報を見ることができる。それ故、1人の人(例えば第1の人)を知ることにより、その人のパートナー(第2の人)を同時に知ることができる。適合した2Dバーコードのペアについて、2Dバーコードのエラー訂正機能に基づいて、画像(例えば、パターン)をカスタマイズできる。例えば、興味のある又は象徴的なパターン(ハートの形状又は一緒に撮った写真)を、2Dバーコード(例えば、第1の2Dバーコード、仮想の2Dバーコード、及び/又は第2の2Dバーコード)に組み合わせる(pieced)ことができる。
ここに記載されているように、仮想の2Dバーコードは、2つ(又は2種類)の情報を接続する中間の関係エンティティでありうる。仮想の2Dバーコードは、電子的に生成できる、すなわち、必ずしもビジネスカード上に印刷されない。任意に、一実施形態において、仮想の2Dバーコードは、2Dバーコードビジネスカード上に表される。例えば、ユーザカップルの第1の人が既に第1の2Dバーコードを持っている場合、その第1の2Dバーコードに対して画像変換(例えば、黒白反転)を実行することにより、仮想の2Dバーコードを生成することができる。ユーザカップルは、ユーザカップルの第1の人及び/又は第2の人のビジネスカード上に印刷された仮想の2Dバーコードを持つという選択肢を有することができる。他のユーザが、情報取得装置を使用して、仮想の2Dバーコードをスキャンするとき、情報取得装置は、適切に事前設定されることにより、スキャンされた2Dバーコードが第1の2Dバーコードに対する画像変換により形成された仮想の2Dバーコードであることを認識することができる。これにより、画像変換に対応する関係情報を取得することができる。仮想の2Dバーコードを第1の人又は第2の人のビジネスカード上に表示できるかどうかに関わらず、2Dバーコードをスキャンするための特定の方法と、関係情報を取得するための特定の方法を、実際の応用に基づいて決定できる。これらの方法は、本開示において限定されない。
例えば、仮想の2Dバーコードが第1の人のビジネスカード上に表示されているとき、情報取得装置は、第1の2Dバーコードと仮想の2Dバーコードの両方をスキャンできる。仮想の2Dバーコードを形成する画像変換は識別されうる。仮想の2Dバーコードは第2の2Dバーコードとのマッピング関係を有するため、情報取得装置により、第1の2Dバーコードについて画像変換に対応する関係情報を取得することができる。
他の例において、仮想の2Dバーコードが第2の人のビジネスカード上に表示されているとき、情報取得装置は仮想の2Dバーコードと第2の2Dバーコードの両方をスキャンできる。情報取得装置を適切に事前設定することにより、情報取得装置は、仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとマッピング関係を有することを予め知ることができる。仮想の2Dバーコードは、第1の2Dバーコードを識別する装置と、それに対して実行される画像変換により、使用されうる。よって、画像変換に対応する関係情報は、第1の2Dバーコードについて取得できる。
様々な実施形態において上述した応用のシナリオは、単なる例示である。実際の応用において、他の応用のシナリオがあっても良く、応用のシナリオはここでの開示に限定されない。
図3は、開示された様々な実施形態における典型的な情報取得装置の論理構造図を描写している。典型的な情報取得装置は、開示された様々な実施形態において上述した情報取得方法を実行することができる。ここで開示したように、情報取得装置を、2Dバーコード生成のための情報管理の装置として使用することができる。
典型的な情報取得装置は、第1の取得部301、画像変換部302、及び/又は情報判定部303を有することができる。いくつかの部(ユニット)は省略されても良いし、他の部(ユニット)が含まれても良い。
第1の取得部301は、第1の2Dバーコードを取得するように構成される。
画像変換部302は、第1の2Dバーコードに対して画像変換を実行して、仮想の2Dバーコードを取得するように構成される。この機能に起因して、画像変換部302は“2Dバーコード生成部”とも呼ばれる。
情報判定部303は、仮想の2Dバーコードの有効性に従い、第1の2Dバーコードの関係情報を取得するように構成される。任意に、関係情報は、父と息子の関係、母と息子の関係、夫と妻の関係、兄弟の関係、姉妹の関係、彼氏と彼女の関係などを含むことができる。
任意に、画像変換部302は、さらに、色変換モジュール3021、第1の回転モジュール3022、及び/又は第2の回転モジュール3023を有することができる。いくつかのモジュールは省略されても良いし、他のモジュールが含まれても良い。第1の2Dバーコードの画像変換は、ここで開示された1以上のモジュールにより、実行されうる。画像変換は、複数の変換の組み合わせ(例えば、色変換の後に、特定方向へのある角度の回転が続く)であっても良い。
色変換モジュール3021は、第1の2Dバーコードの画像(例えば、パターン)の色の黒白反転を実行するように構成される。
第1の回転モジュール3022は、第1の2Dバーコードの画像を時計回りの方向にプリセット角回転させるように構成される。
第2の回転モジュール3023は、第1の2Dバーコードの画像を反時計回りの方向にプリセット角回転させるように構成される。第2の回転モジュール3023により使用されるプリセット角と、第1の回転モジュール3022により使用されるプリセット角は、同一であっても良いし、同一でなくても良い。
一実施形態において、情報判定部303は、仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つかどうかを判定するのに使用されうる。仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つ場合、仮想の2Dバーコードは有効であり、第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持つと判定できる。仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持たない場合、仮想の2Dバーコードは無効であり、第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持たないと判定できる。
さらに、任意に、情報取得装置は、第2の取得部304を含んでも良い。第2の取得部304は、情報判定部303が仮想の2Dバーコードが有効であると判定した場合(判定したときに)、第2の2Dバーコードを取得するように構成される。
上述した部(ユニット)及び/又はモジュールの動作方法は、例えば図1及び図2に示されるように、開示された様々な実施形態で描写されている対応するステップに類似していても良いし、又は同一であっても良い。
ここで開示したように、開示された方法及び装置は、他の手段によって達成されても良い。様々な実施形態における上述した装置は単なる例示である。例えば、開示された部(ユニット)は論理機能に基づいて分割されても良い。実際の実施において、他の分割方法が使用されても良い。例えば、多数のユニット又は構成要素が、別のシステムと組み合わされても良いし又は別のシステムに組み込まれても良い。あるいは、いくつかの特徴が省略されても良いし、又は実行されなくても良い。さらに、ここで示された又は説明された、結合(coupling)、直接的な結合又は通信接続は、特定のインターフェース、装置、ユニットなどの間の間接的な結合又は通信接続により、達成されても良いし、電気的手段、機械的手段、他の適当な手段、又はそれらの組み合わせにより達成されても良い。
さらに、別個のパーツとして記載されたユニットは、物理的に分離されていても良いし、分離されていなくても良い。ユニットとして示されたパーツは、物理単位であっても良いし、そうでなくても良い。すなわち、1つのパーツは1つの場所に配置されても良いし、又は多数のネットワーク部に分散されても良い。実際の要求に基づいて、開示された方法を実行するために、ここで開示されたユニットのいくつか又は全てが選択されうる。
さらに、開示された様々な実施形態の各機能ユニットは、処理単位で統合されても良いし、又は各ユニットは独立して且つ物理的に存在しても良いし、又は2以上のユニットが1つのユニットに統合されても良い。上述したように統合されたユニットは、ハードウェアの形式で及び/又はソフトウェアの機能単位の形式で、実施されうる。
上述したように統合されたユニットがソフトウェアの機能単位の形式で実施され、独立した製品として売られる又は使用されるとき、統合されたユニットをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納できる。それ故、本開示の必須の技術スキームの全体又は一部が、ソフトウェア製品の形式で示されても良い。コンピュータソフトウェア製品を記憶媒体に格納することができ、コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータデバイス(例えば、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス)に、本開示の様々な実施形態で開示されたようなステップの全て又は一部を実行させる複数の命令を含むことができる。記憶媒体は、プログラミングコードを格納するための様々な媒体(例えば、U−ディスク、ポータブルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、光ディスク)を含むことができる。
ここに開示された実施形態は、単なる例示である。他の応用、利点、交代、修正、又は開示された実施形態と同等のものが、当業者には明らかであり、それらは本開示の範囲内に含まれることが意図される。
開示された実施形態の産業上の利用可能性及び特定の有利な効果の例は、任意の請求項及び/又は明細書の範囲を限定することなく、例示を目的として、記載されている。様々な交代、修正、又は開示された実施形態の技術解決と同等のものが、当業者には明らかであり、それらは本開示の範囲に含まれる。
開示された方法、装置、及び電子デバイスは、様々なインターネットアプリケーションにおいて使用されうる。開示された方法、装置、及び電子デバイスを使用することにより、第1の2次元(2D)バーコードを取得できる。画像変換が第1の2Dバーコードに対して実行されることによって、仮想の2Dバーコードを取得できる。さらに、仮想の2Dバーコードの有効性に従い、データベース内の仮想の2Dバーコードのマッピング関係に基づいて、第1の2Dバーコードの関係情報を取得できる。
様々な実施形態において、2Dバーコードを2Dバーコードビジネスカードに適用できる。それ故、2Dバーコードビジネスカードは、2Dバーコードの情報だけでなく、2Dバーコードに関連する関係情報も含んでも良い。これにより、2Dビジネスカードユーザ間の関係を取得できる。それ故、2Dバーコードにより表される情報量は、便利な方法で改良できる。

Claims (9)

  1. 電子デバイスにより実施される情報取得方法であって、
    第1の2次元(2D)バーコードを取得し、
    前記第1の2Dバーコードに対して画像変換を実行して、仮想の2Dバーコードを取得し、
    前記仮想の2Dバーコードの有効性に従い、前記第1の2Dバーコードの関係情報を取得し、
    前記関係情報は、データベース内の前記仮想の2Dバーコードのマッピング関係に基づいて取得され、
    前記仮想の2Dバーコードの有効性に従った前記第1の2Dバーコードの関係情報の取得は、前記仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つかどうかを判定することを含み、
    前記仮想の2Dバーコードが前記第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つと判定されたとき、前記仮想の2Dバーコードは有効であり、前記第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持つと判定され、
    前記仮想の2Dバーコードが前記第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つと判定されないとき、前記仮想の2Dバーコードは無効であり、前記第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持つと判定されない、情報取得方法。
  2. 前記第1の2Dバーコードに対する画像変換の実行は、
    前記第1の2Dバーコードの画像の色の黒白反転を実行すること、
    前記第1の2Dバーコードの画像を時計回りの方向にプリセット角回転させること、及び
    前記第1の2Dバーコードの画像を反時計回りの方向にプリセット角回転させること
    のうちの1以上を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記仮想の2Dバーコードが前記第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つかどうかを判定した後、前記仮想の2Dバーコードが有効であるとき、前記第2の2Dバーコードを取得することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記関係情報は、父と息子の関係、母と息子の関係、夫と妻の関係、兄弟の関係、姉妹の関係、又は彼氏と彼女の関係を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の方法。
  5. 第1の2Dバーコードを取得する第1の取得部と、
    前記第1の2Dバーコードに対して画像変換を実行して、仮想の2Dバーコードを取得する画像変換部と、
    前記仮想の2Dバーコードの有効性に従い、前記第1の2Dバーコードの関係情報を取得する情報判定部と、
    を有し、
    前記関係情報は、データベース内の前記仮想の2Dバーコードのマッピング関係に基づいて取得され、
    前記情報判定部は、さらに、前記仮想の2Dバーコードが第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つかどうかを判定し、
    前記仮想の2Dバーコードが前記第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つと判定されたとき、前記仮想の2Dバーコードは有効であり、前記第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持つと判定され、
    前記仮想の2Dバーコードが前記第2の2Dバーコードとのマッピング関係を持つと判定されないとき、前記仮想の2Dバーコードは無効であり、前記第1の2Dバーコードは画像変換に対応する関係情報を持つと判定されない、情報取得装置。
  6. 前記画像変換部は、
    前記第1の2Dバーコードの画像の色の黒白反転を実行する色変換モジュールと、
    前記第1の2Dバーコードの画像を時計回りの方向にプリセット角回転させる第1の回転モジュールと、
    前記第1の2Dバーコードの画像を反時計回りの方向にプリセット角回転させる第2の回転モジュールと
    のうちの1以上を有する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記情報判定部が前記仮想の2Dバーコードが有効であると判定したときに、前記第2の2Dバーコードを取得する第2の取得部をさらに有する、請求項5に記載の装置。
  8. 前記関係情報は、父と息子の関係、母と息子の関係、夫と妻の関係、兄弟の関係、姉妹の関係、又は彼氏と彼女の関係を含む、請求項5から請求項7のいずれかに記載の装置。
  9. 請求項5から請求項8のいずれかの請求項に記載の前記情報取得装置を有する電子デバイス。
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