JP5801471B2 - モータ、並びにアタッチメント及び切断バリを受容するためのロック機構を有する、外科用ドリル器具 - Google Patents
モータ、並びにアタッチメント及び切断バリを受容するためのロック機構を有する、外科用ドリル器具 Download PDFInfo
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Description
本願に記載される内容は、以下の本願と同一譲受人に譲渡された出願、「CUTTING BURR SHANK CONFIGURATION」と題する、同日付けで出願された、米国特許出願第xx/xxx,xxx号(代理人整理番号SYTH.01600US1)に開示される内容と関連し、それは、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
高速外科用ドリルは、頸椎及び腰椎等の領域の細心の注意を要する骨切開を実施するとき、外科医によってますます使用されてきている。かかる外科用ドリルは、非常に高速のR.P.M.で動作し、複数の種類のアタッチメント及び切断バリを回転駆動させることができる。以下に記載されるように、本開示の外科用ドリル器具は、2つのダイヤモンド形部分を画定するシャンクを有する、切断バリを受容する。ダイヤモンド形部分は、外科用ドリルへ/からの切断バリの挿入及び取り外しの容易さを提供する。ダイヤモンド形部分はまた、切断バリの軸方向ロックを提供し、外科用ドリルが外科手術中に切断バリに、より高いレベルのトルクを誘導することを可能にする。
図1、5、及び6に示されるように、シャンク20は、その近位端で、2つのダイヤモンド形部分22及び24を形成していてもよい。切断バリ18のシャンク20は、示されるように円筒形状であってもよく、又は断面が多角形等の多の形状をとってもよい。ダイヤモンド形部分22は、シャンク20の近位端の最内部に形成され、ダイヤモンド形状構成に圧延されてもよい。ダイヤモンド形部分22は、シャンク20の内径からシャンク20の外径に向かって整形されるテーパーを有する、先細前部壁28を含んでもよい。
ダイヤモンド形部分22における6面ダイヤモンドのファセット角−a=47°、
ダイヤモンド形部分22における6面ダイヤモンドのファセット幅−b=0.117cm(0.046”)、
ダイヤモンド形部分24における6面ダイヤモンドのファセット幅−c=0.165cm(0.065”)、
ダイヤモンド形部分22及び24の間の空間におけるシャンク16の幅−d=0.074cm(0.029”)、
ダイヤモンド形部分22の長さ−e=0.173cm(0.068”)、及び
ダイヤモンド形部分22の近位端と後壁との間の長さ−f=0.378cm(0.149”)。
ロック機構14の態様は概して、図1、3、3A、3B、3C、3D、8、8A、及び9に示される。ロック機構14は、切断バリ18を受容し、ロッキング爪50及び戻り止め爪52を担持するモータ駆動スピンドル42を含んでもよい。ロック機構14の装填位置において、ロック機構14の内スリーブは、モータ12及びスピンドル42を制動するように、スピンドル42に係合する。内スリーブは、ロッキング爪50を係合し、それを切断バリ18のダイヤモンド形部分22に係合させない位置で保持する。その一方で、切断バリ18が内外に移動することを可能にするが、外科用切断器具が装填位置にあるとき、切断バリ18が不注意に外れて落ちる可能性を低減する、十分な力で、戻り止め爪52の係合端がダイヤモンド形部分22と接触するように、戻り止め爪52は、バネ64によって付勢される。
スピンドル42は概して、図4、8、8A、及び9に示される。示されるように、ロッキング爪50及び戻り止め爪52は、スピンドル42に枢動可能に載置され、外科用ドリル器具10の操作中にそれと共に回転する。ロッキング爪50は、使用中のスピンドル42の回転が遠心力を質量端部128に適用するように、増加した質量端部128を含んでもよい。質量端部128への増加した力は、ロッキング爪50を枢動させ、より大きい圧力を切断バリ18のダイヤモンド形部分22に適用させ、したがって、外科用ドリル器具10内のその強化したロックを提供する。
アタッチメント16は概して、図1及び2に示され、外科医又は技師が外科用ドリル器具を装填及び作動位置に配置するためのハンドル及び制御としての役割を果たす、カットアウト溝付き上面173を有する、主要ハウジング170を含んでもよい。アタッチメント16は、切断バリがそこを通過することを可能にする中央ボア、及びアタッチメント16の中央空洞172に横方向に載置されるディスク174を含んでもよく、本明細書で以下に詳細に記載されるように、装填及び作動位置に外科用器具を配置するための慎重に離間されたスロット178及び179を有して形成される。主要ハウジング170中の中央空洞172は、スリーブ44に適合し、リテーナリング34と当接するようにサイズ決定され、溝部分173を除いて、器具の平滑な外表面を画定する。ディスク174は、中央空洞172に固定され、中央ボア175、並びに一対の背中合わせの軸方向カットアウト176及び178を含んでもよい。
外科手術中、特定のアタッチメント16及び切断バリ18が、カッターと共に使用されるために、例えば、外科医又は技師によって選択されてもよい。技師は、アタッチメント16の主要ハウジング170がリテーナリング34と当接及び整合するように、最初に、アタッチメント16を挿入することによって、アタッチメント16をロック機構14に取り付けてもよい。コグホイール171及びコグギア部材180は、カットアウト178と整合し、後端が環状空間190に適合するまで、そこを通過する。また、ラグ64は、カットアウト176と整合および適合する。(図2を参照されたい)。
(1) 外科用ドリルであって、
中心軸の周囲で回転可能なスピンドルであって、切断バリの第1の6面部分を受容するように適合されるキースロットを画定する、スピンドルと、
前記スピンドルに解放可能に載置され、複数の同心円状に配設されたスリーブを備える、ロック機構と、
前記切断バリが軸方向で移動可能であるように、所定の力で前記切断バリの第2の6面部分に接触する一方で、前記ロック機構が装填位置にあるとき、前記外科用ドリル内で前記切断バリを保持する、戻り止め爪と、
前記スピンドルに枢動可能に取り付けられたロッキング爪であって、前記ロック機構が作動位置にあるとき、前記ロック機構内に受容される前記切断バリの前記第2の6面部分の隣接する面に係合するように適合される、係合端を有する、ロッキング爪と、
前記スピンドル及び前記ロック機構を駆動させるためのモータと、を備える、外科用ドリル。
(2) 前記切断バリが、
近位端で前記第1の6面部分を画定し、前記第1の6面部分から軸方向に離間した位置で、前記第2の6面部分を画定する、シャンク部分を備え、前記第1の6面部分及び前記第2の6面部分が、第1の6面ダイヤモンド形部分及び第2の6面ダイヤモンド形部分のそれぞれを備え、
前記ロッキング爪が、前記第2の6面ダイヤモンド形部分を係合し、前記キースロットが、前記第1の6面ダイヤモンド形部分を受容するように適合される、相補的ダイヤモンド形部分を備える、実施態様1に記載の外科用ドリル。
(3) 前記第1の6面ダイヤモンド形部分が、前記第2の6面ダイヤモンド形部分よりも大きい、実施態様2に記載の外科用ドリル。
(4) 各6面ダイヤモンド形部分の寸法が、
前記第2の6面ダイヤモンド形部分のファセット角が、約47°であり、
前記第2の6面ダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.117cm(0.046”)であり、
前記第1の6面ダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.165cm(0.065”)であり、
前記第1の6面ダイヤモンド形部分と前記6面第2のダイヤモンド形部分との間の軸方向スペースにおける前記シャンク部分の幅が、約0.074cm(0.029”)であり、
前記第2の6面ダイヤモンド形部分の長さが、約0.173cm(0.068”)である、実施態様2に記載の外科用ドリル。
(5) 前記第1の6面ダイヤモンド形部分及び前記第2の6面ダイヤモンド形部分のそれぞれの頂点が、前記スピンドルによって受容されるとき、前記スピンドル及び前記切断バリの前記シャンク部分によって画定される中心線と同一線に沿って、かつ同一平面にある、実施態様2に記載の外科用ドリル。
(7) 前記ロッキング爪が更に、
前記スピンドル上に枢動可能に載置される、ピボットレバーであって、前記ピボットレバーの一端部の係合端が、前記第2の6面部分を係合するように適合される、ピボットレバーと、
バネであって、前記切断バリを係合及び係合解除するように前記係合端を位置付けるために、前記レバーを枢動させる点で、前記スピンドルを圧迫する一端部、及び前記ピボットレバーを圧迫する前記バネの別の端部を有する、バネと、を備える、実施態様1に記載の外科用ドリル。
(8) 前記ロッキング爪が質量端部(mass end)を更に備え、前記スピンドルの回転が、遠心力を前記質量端部に適用させて前記ロッキング爪を枢動させ、前記係合端が、前記第2の6面部分に、より大きい圧力を適用する、実施態様7に記載の外科用ドリル。
(9) 前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、異なる形状を有し、前記切断バリが前記外科用ドリルに挿入されるとき、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記スピンドルが回転させられるとき、それらが回転平衡がとれるように所定の整合を有する、実施態様1に記載の外科用ドリル。
(10) 不適合な切断バリが前記外科用ドリルに挿入される場合、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記所定の整合を達成せず、前記外科用ドリルが、前記スピンドルが回転させられるとき、振動する、実施態様9に記載の外科用ドリル。
(12) 前記キースロットが、鋭い入口端部を更に画定するインサート内に提供され、前記鋭い入口端部が、挿入中に前記切断バリを整合する、実施態様1に記載の外科用ドリル。
(13) 前記ロック機構が、前記スピンドルと同心かつそれと同軸の外スリーブと、前記外スリーブ及び前記スピンドルに同心円状に配設され、それらと同軸の内スリーブと、前記外スリーブ及び前記スピンドルに同心円状に配設され、それらと同軸の中間スリーブと、を含む、複数の同心円状に配設されたスリーブを備える、実施態様1に記載の外科用ドリル。
(14) 前記ロック機構の前記内スリーブが、前記ロッキング爪に隣接して配設され、前記ロッキング爪を係合及び係合解除するように移動可能であり、
前記ロック機構の前記外スリーブが、前記装填位置及び前記作動位置のうちの1つに前記内スリーブを配置するように円周方向に回転可能である、実施態様13に記載の外科用ドリル。
(15) 前記内スリーブの一端部に作用し、前記内スリーブを前方位置に付勢する、バネを更に備え、
前記内スリーブが、先細端部を含み、前記スピンドルが、前記ロック機構が前記装填位置にあるとき、前記スピンドルを制動するように前記先細端部を係合する、相補的傾斜外側部分を有する、実施態様13に記載の外科用ドリル。
前記ロック機構が前記装填位置になるように、前記取り外し可能なアタッチメントを前記ロック機構に取り付けることと、
前記ロック機構のスピンドルを制動し、前記ロック機構のロッキング爪を取り外し位置で保持することと、
前記切断バリの前記シャンクの前記第1のダイヤモンド形部分が、前記スピンドル中の画定されたキースロットに適合するように、かつ前記第2のダイヤモンド形部分が、前記切断バリを前記外科用ドリル中で保持すると同時に、前記切断バリの所定量の軸方向運動を提供するように、戻り止め爪によって係合されるように、前記切断バリを前記取り外し可能なアタッチメントの端部を通して前記外科用ドリルに、かつ前記ロック機構の前記スピンドルに挿入することと、
前記スピンドルの制動を中止するように、かつ実質的に軸方向運動なく、前記切断バリを前記外科用ドリル中にロックするために、前記ロッキング爪を前記シャンクの前記第2のダイヤモンド形部分に係合させるように、前記取り外し可能なアタッチメントを移動させることによって、前記外科用ドリルを前記作動位置に配置することと、を含む、方法。
(17) 更に、
前記ロック機構を前記装填位置に配置することによって、前記切断バリを元に戻すことと、
前記切断バリを取り外すことと、
その後、前記ロック機構が前記作動位置又は装填位置のいずれかにあるとき、新しい切断バリを前記外科用ドリルに挿入することと、
を含む、実施態様16に記載の方法。
(18) 前記ロッキング爪を前記スピンドルに枢動可能に取り付けることと、
前記スピンドルが回転するにつれて、前記ロッキング爪によって、より大きい圧力を前記第2のダイヤモンド形部分に適用することと、を更に含む、実施態様16に記載の方法。
(19) 前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が異なる形状を有し、前記方法が更に、
前記切断バリが前記外科用ドリルに挿入されるとき、かつ前記スピンドルが回転させられるとき、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が回転均衡がとれるように、それらの所定の整合を画定することを含む、実施態様16に記載の方法。
(20) 外科用ドリルであって、
中心軸の周囲で回転可能なスピンドルであって、切断バリのシャンクの第1のダイヤモンド形部分を受容するように適合されるキースロットを画定する、スピンドルと、
前記スピンドルに解放可能に載置される、ロック機構と、
前記スピンドルに枢動可能に取り付けられたロッキング爪であって、前記ロック機構内に受容される前記切断バリの第2のダイヤモンド形部分の隣接したファセットを係合するように適合された係合端を有する、ロッキング爪と、
前記スピンドルに枢動可能に接続されるレバーを有する、戻り止め爪であって、係合端部分と、前記第2のダイヤモンド形部分に適合するように前記係合端部分を枢動させるための付勢端部分とを有する、戻り止め爪と、
前記スピンドル及び前記ロック機構を駆動させるためのモータと、
を備え、前記戻り止め爪の前記係合端部分が、前記ロッキング爪の前記係合端が前記切断バリを係合する位置と反対側の位置で、前記ダイヤモンド形部分中に延在する、外科用ドリル。
(22) 各ダイヤモンド形部分の寸法が、
前記第2のダイヤモンド形部分のファセット角が、約47°であり、
前記第2のダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.117cm(0.046”)であり、
前記第1のダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.165cm(0.065”)であり、
前記第1のダイヤモンド形部分と前記第2のダイヤモンド形部分との間の軸方向スペースでの前記シャンクの幅が、約0.074cm(0.029”)であり、
前記第2のダイヤモンド形部分の長さが、約0.173cm(0.068”)である、実施態様20に記載の外科用ドリル。
(23) 前記第1のダイヤモンド形部分及び前記第2のダイヤモンド形部分のそれぞれの頂点が、前記スピンドルによって受容されるとき、前記スピンドル及び前記切断バリの前記シャンクによって画定される中心線と同一線に沿って、かつ同一平面にある、実施態様20に記載の外科用ドリル。
(24) 前記ロッキング爪が、質量端部を更に備え、前記スピンドルの回転が、遠心力を前記質量端部に適用させ、前記ロッキング爪を枢動させ、前記係合端が、前記第2のダイヤモンド形部分に、より大きい圧力を適用する、実施態様20に記載の外科用ドリル。
(25) 前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、異なる形状を有し、前記切断バリが前記外科用ドリルに挿入されるとき、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記スピンドルが回転させられるとき、それらが回転平衡がとれるように所定の整合を有する、実施態様20に記載の外科用ドリル。
(27) 前記ロック機構内の所定の距離で、前記切断バリを停止するように適合される、前記スピンドル中で横方向に延在する、ドエルピンを更に備える、実施態様20に記載の外科用ドリル。
(28) 前記キースロットが、鋭い入口端部を更に画定するインサート内に提供され、前記鋭い入口端部が、挿入中に前記切断バリを整合する、実施態様20に記載の外科用ドリル。
Claims (24)
- 外科用ドリルであって、
中心軸の周囲で回転可能なスピンドルであって、切断バリの第1の6面部分を受容するように適合されるキースロットを画定する、スピンドルと、
前記スピンドルに解放可能に載置され、複数の同心円状に配設されたスリーブを備える、ロック機構と、
前記切断バリが軸方向で移動可能であるように、所定の力で前記切断バリの第2の6面部分に接触する一方で、前記ロック機構が装填位置にあるとき、前記外科用ドリル内で前記切断バリを保持する、戻り止め爪と、
前記スピンドルに枢動可能に取り付けられたロッキング爪であって、前記ロック機構が作動位置にあるとき、前記ロック機構内に受容される前記切断バリの前記第2の6面部分の隣接する面に係合するように適合される、係合端を有する、ロッキング爪と、
前記スピンドル及び前記ロック機構を駆動させるためのモータと、を備え、
前記ロック機構が、前記スピンドルと同心かつそれと同軸の外スリーブと、前記外スリーブ及び前記スピンドルに同心円状に配設され、それらと同軸の内スリーブと、前記外スリーブ及び前記スピンドルに同心円状に配設され、それらと同軸の中間スリーブと、を含む、複数の同心円状に配設されたスリーブを備え、
前記ロック機構の前記内スリーブが、前記ロッキング爪に隣接して配設され、前記ロッキング爪を係合及び係合解除するように移動可能であり、
前記ロック機構の前記外スリーブが、前記装填位置及び前記作動位置のうちの1つに前記内スリーブを配置するように円周方向に回転可能である、外科用ドリル。 - 前記切断バリが、
近位端で前記第1の6面部分を画定し、前記第1の6面部分から軸方向に離間した位置で、前記第2の6面部分を画定する、シャンク部分を備え、前記第1の6面部分及び前記第2の6面部分が、第1の6面ダイヤモンド形部分及び第2の6面ダイヤモンド形部分のそれぞれを備え、
前記ロッキング爪が、前記第2の6面ダイヤモンド形部分を係合し、前記キースロットが、前記第1の6面ダイヤモンド形部分を受容するように適合される、相補的ダイヤモンド形部分を備える、請求項1に記載の外科用ドリル。 - 前記第1の6面ダイヤモンド形部分が、前記第2の6面ダイヤモンド形部分よりも大きい、請求項2に記載の外科用ドリル。
- 各6面ダイヤモンド形部分の寸法が、
前記第2の6面ダイヤモンド形部分のファセット角が、約47°であり、
前記第2の6面ダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.117cm(0.046”)であり、
前記第1の6面ダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.165cm(0.065”)であり、
前記第1の6面ダイヤモンド形部分と前記6面第2のダイヤモンド形部分との間の軸方向スペースにおける前記シャンク部分の幅が、約0.074cm(0.029”)であり、
前記第2の6面ダイヤモンド形部分の長さが、約0.173cm(0.068”)である、請求項2に記載の外科用ドリル。 - 前記第1の6面ダイヤモンド形部分及び前記第2の6面ダイヤモンド形部分のそれぞれの頂点が、前記スピンドルによって受容されるとき、前記スピンドル及び前記切断バリの前記シャンク部分によって画定される中心線と同一線に沿って、かつ同一平面にある、請求項2に記載の外科用ドリル。
- 前記第1の6面ダイヤモンド形及び前記第2の6面ダイヤモンド形部分の2つの対向面がそれぞれ、前記シャンクの曲率半径によって画定される表面を有する、請求項2に記載の外科用ドリル。
- 前記ロッキング爪が更に、
前記スピンドル上に枢動可能に載置される、ピボットレバーであって、前記ピボットレバーの一端部の係合端が、前記第2の6面部分を係合するように適合される、ピボットレバーと、
バネであって、前記切断バリを係合及び係合解除するように前記係合端を位置付けるために、前記レバーを枢動させる点で、前記スピンドルを圧迫する一端部、及び前記ピボットレバーを圧迫する前記バネの別の端部を有する、バネと、を備える、請求項1に記載の外科用ドリル。 - 前記ロッキング爪が質量端部を更に備え、前記スピンドルの回転が、遠心力を前記質量端部に適用させて前記ロッキング爪を枢動させ、前記係合端が、前記第2の6面部分に、より大きい圧力を適用する、請求項7に記載の外科用ドリル。
- 前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、異なる形状を有し、前記切断バリが前記外科用ドリルに挿入されるとき、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記スピンドルが回転させられるとき、それらが回転平衡がとれるように所定の整合を有する、請求項1に記載の外科用ドリル。
- 不適合な切断バリが前記外科用ドリルに挿入される場合、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記所定の整合を達成せず、前記外科用ドリルが、前記スピンドルが回転させられるとき、振動する、請求項9に記載の外科用ドリル。
- 前記ロック機構内の所定の距離で、前記切断バリを停止するように適合される、前記スピンドル中で横方向に延在する、ドエルピンを更に備える、請求項1に記載の外科用ドリル。
- 前記キースロットが、鋭い入口端部を更に画定するインサート内に提供され、前記鋭い入口端部が、挿入中に前記切断バリを整合する、請求項1に記載の外科用ドリル。
- 前記内スリーブの一端部に作用し、前記内スリーブを前方位置に付勢する、バネを更に備え、
前記内スリーブが、先細端部を含み、前記スピンドルが、前記ロック機構が前記装填位置にあるとき、前記スピンドルを制動するように前記先細端部を係合する、相補的傾斜外側部分を有する、請求項1に記載の外科用ドリル。 - 外科用ドリルに切断バリを装填する方法であって、前記外科用ドリルが、モータと、ロック機構と、取り外し可能なアタッチメントとを備え、切断バリが、第1のダイヤモンド形部分及び軸方向に離間した第2のダイヤモンド形部分を画定する、シャンク部分を有し、前記ロック機構が、装填位置及び作動位置を含み、前記方法が、
前記ロック機構が前記装填位置になるように、前記取り外し可能なアタッチメントを前記ロック機構に取り付けることと、
前記ロック機構のスピンドルを制動し、前記ロック機構のロッキング爪を取り外し位置で保持することと、
前記切断バリの前記シャンクの前記第1のダイヤモンド形部分が、前記スピンドル中の画定されたキースロットに適合するように、かつ前記第2のダイヤモンド形部分が、前記切断バリを前記外科用ドリル中で保持すると同時に、前記切断バリの所定量の軸方向運動を提供するように、戻り止め爪によって係合されるように、前記切断バリを前記取り外し可能なアタッチメントの端部を通して前記外科用ドリルに、かつ前記ロック機構の前記スピンドルに挿入することと、
前記スピンドルの制動を中止するように、かつ実質的に軸方向運動なく、前記切断バリを前記外科用ドリル中にロックするために、前記ロッキング爪を前記シャンクの前記第2のダイヤモンド形部分に係合させるように、前記取り外し可能なアタッチメントを移動させることによって、前記外科用ドリルを前記作動位置に配置することと、を含む、方法。 - 更に、
前記ロック機構を前記装填位置に配置することによって、前記切断バリを元に戻すことと、
前記切断バリを取り外すことと、
その後、前記ロック機構が前記作動位置又は装填位置のいずれかにあるとき、新しい切断バリを前記外科用ドリルに挿入することと、
を含む、請求項14に記載の方法。 - 前記ロッキング爪を前記スピンドルに枢動可能に取り付けることと、
前記スピンドルが回転するにつれて、前記ロッキング爪によって、より大きい圧力を前記第2のダイヤモンド形部分に適用することと、を更に含む、請求項14に記載の方法。 - 前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が異なる形状を有し、前記方法が更に、
前記切断バリが前記外科用ドリルに挿入されるとき、かつ前記スピンドルが回転させられるとき、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が回転均衡がとれるように、それらの所定の整合を画定することを含む、請求項14に記載の方法。 - 外科用ドリルであって、
中心軸の周囲で回転可能なスピンドルであって、切断バリのシャンクの第1のダイヤモンド形部分を受容するように適合されるキースロットを画定する、スピンドルと、
前記スピンドルに解放可能に載置される、ロック機構と、
前記スピンドルに枢動可能に取り付けられたロッキング爪であって、前記ロック機構内に受容される前記切断バリの第2のダイヤモンド形部分の隣接したファセットを係合するように適合された係合端を有する、ロッキング爪と、
前記スピンドルに枢動可能に接続されるレバーを有する、戻り止め爪であって、係合端部分と、前記第2のダイヤモンド形部分に適合するように前記係合端部分を枢動させるための付勢端部分とを有する、戻り止め爪と、
前記スピンドル及び前記ロック機構を駆動させるためのモータと、
を備え、
前記戻り止め爪の前記係合端部分が、前記ロッキング爪の前記係合端が前記切断バリを係合する位置と反対側の位置で、前記第2のダイヤモンド形部分中に延在し、
前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、異なる形状を有し、前記切断バリが前記外科用ドリルに挿入されるとき、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記スピンドルが回転させられるとき、それらが回転平衡がとれるように所定の整合を有し、
不適合な切断バリが前記外科用ドリルに挿入される場合、前記戻り止め爪及び前記ロッキング爪が、前記所定の整合を達成せず、前記外科用ドリルが、前記スピンドルが回転させられるとき、振動する、外科用ドリル。 - 前記第1のダイヤモンド形部分が、前記第2のダイヤモンド形部分よりも大きい、請求項18に記載の外科用ドリル。
- 各ダイヤモンド形部分の寸法が、
前記第2のダイヤモンド形部分のファセット角が、約47°であり、
前記第2のダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.117cm(0.046”)であり、
前記第1のダイヤモンド形部分のファセット幅が、約0.165cm(0.065”)であり、
前記第1のダイヤモンド形部分と前記第2のダイヤモンド形部分との間の軸方向スペースでの前記シャンクの幅が、約0.074cm(0.029”)であり、
前記第2のダイヤモンド形部分の長さが、約0.173cm(0.068”)である、請求項18に記載の外科用ドリル。 - 前記第1のダイヤモンド形部分及び前記第2のダイヤモンド形部分のそれぞれの頂点が、前記スピンドルによって受容されるとき、前記スピンドル及び前記切断バリの前記シャンクによって画定される中心線と同一線に沿って、かつ同一平面にある、請求項18に記載の外科用ドリル。
- 前記ロッキング爪が、質量端部を更に備え、前記スピンドルの回転が、遠心力を前記質量端部に適用させ、前記ロッキング爪を枢動させ、前記係合端が、前記第2のダイヤモンド形部分に、より大きい圧力を適用する、請求項18に記載の外科用ドリル。
- 前記ロック機構内の所定の距離で、前記切断バリを停止するように適合される、前記スピンドル中で横方向に延在する、ドエルピンを更に備える、請求項18に記載の外科用ドリル。
- 前記キースロットが、鋭い入口端部を更に画定するインサート内に提供され、前記鋭い入口端部が、挿入中に前記切断バリを整合する、請求項18に記載の外科用ドリル。
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