JP5876388B2 - 被加工物切断方法 - Google Patents
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低減する方法が開示されている。
前記第1メインローラから前記第2メインローラへ向かう第1方向へ前記ワイヤを長さL1だけ供給しながら前記被加工物を切断する工程P1を行ない、該工程P1の後に、前記被加工物の切断に使用したワイヤを前記長さL1よりも短い長さL2だけ、前記第1方向とは逆の第2方向へ戻しながら前記被加工物を切断する工程P2を行なう、前記工程P1および前記工程P2の一連の工程を1回以上行ない、その後前記工程P1を行なって終了するA1切断工程と、
該A1切断工程の後に、前記ローラ間において前記被加工物の切断に使用した前記ワイヤを長さL3だけ前記第2方向へ戻しながら前記被加工物を切断する工程P3を行ない、該工程P3の後に、前記長さL3よりも短い長さL4だけ、前記被加工物の切断に使用した前記ワイヤを前記第1方向へ供給しながら前記被加工物を切断する工程P4を行なう、前記工程P3および前記工程P4の一連の工程を1回以上行なうA2切断工程と、
該A2切断工程の後に、前記第1方向へ前記被加工物の切断に使用したワイヤに続いて前記被加工物の切断に使用していないワイヤが出てくるまで前記ワイヤを供給する旧ワイヤ供給工程とを有し、
その後、前記A1切断工程、前記A2切断工程および前記旧ワイヤ供給工程の一連の工程を1回以上行なう。
本実施形態のワイヤソー装置は、例えば以下に示すような構成である。図1に示すように、ワイヤソー装置Sは、表面に砥粒が固着された1本のワイヤ3が複数の溝を表面に有するメインローラ5(第1メインローラ5a,第2メインローラ5b,第3メインローラ5c)に巻きつけられており、ワイヤ3の上方で被加工物が配置される領域の周囲には、加工液を供給する供給ノズル4を備えている。
断工程と、旧ワイヤ供給工程との一連の工程を1回以上行なうようにしてもよい。
以下に、被加工物1およびワイヤソー装置Sの構成要素について具体的に説明する。被加工物1は、例えば、単結晶シリコンまたは多結晶シリコン等からなるインゴット、またはインゴットを切断して形成されるブロックが用いられる。単結晶シリコンのインゴットは、チョクラルスキー法などによって製造することができて、その外形は一般的に円柱状である。また、多結晶シリコンのインゴットは、キャスト法などによって製造することができて、その外形は一般的に直方体状である。このようなインゴットの端部を切断したり、1つのインゴットから複数本のブロックに分割したりして、所望の断面形状、サイズのブロックを得る。以下、被加工物1を上述した直方体のブロックであるとみなして説明する。
はワックスなどからなるものであって、被加工物1のスライス後、得られた基板を台座2から剥離しやすくするために、温度を上げることで接着力が低下する材料が用いられる。
以下に、本実施形態のワイヤソー装置Sを用いたスライス方法について具体的に説明する。ワイヤ3は供給リール7から供給されて、ガイドローラ9によってメインローラ5に案内される。そして、ワイヤ3をメインローラ5に巻きつけて所定間隔に配列している。メインローラ5を所定の回転速度で回転させることによって、ワイヤ3の長手方向にワイヤ3を走行させることができる。そして、高速に走行しているワイヤ3は、被加工物1を切断するとともに、巻取りリール8に巻きつけられる。また、メインローラ5の回転方向を変化させることによって、ワイヤ3を図1に矢印で示すように往復運動させる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更を加えることができる。
工条件(それぞれ実施例1、2、3とする)でシリコンブロックをスライスして、平均厚み200μmのシリコン基板を作製した。
2 :台座
3 :ワイヤ
4 :供給ノズル
5 :メインローラ
5a :第1メインローラ
5b :第2メインローラ
5c :第3メインローラ
7 :供給リール
8 :巻取りリール
9 :ガイドローラ
10 :ベースプレート
11 :固定部
S :ワイヤソー装置
Claims (3)
- 第1メインローラと、該第1メインローラから所定距離を隔てて配置された第2メインローラと、前記第1メインローラおよび前記第2メインローラのローラ間に張られたワイヤとを備えたワイヤソー装置を用いて、前記ローラ間の前記ワイヤに対向させて被加工物を配置して、前記ローラ間で前記ワイヤを走行させるとともに、走行している前記ワイヤに対して前記被加工物を所定の押付け速度で押し付けながら前記ワイヤで前記被加工物を切断する被加工物切断方法であって、
前記第1メインローラから前記第2メインローラへ向かう第1方向へ前記ワイヤを長さL1だけ供給しながら前記被加工物を切断する工程P1を行ない、該工程P1の後に、前記被加工物の切断に使用したワイヤを前記長さL1よりも短い長さL2だけ、前記第1方向とは逆の第2方向へ戻しながら前記被加工物を切断する工程P2を行なう、前記工程P1および前記工程P2の一連の工程を1回以上行ない、その後前記工程P1を行なって終了するA1切断工程と、
該A1切断工程の後に、前記ローラ間において前記被加工物の切断に使用した前記ワイヤを長さL3だけ前記第2方向へ戻しながら前記被加工物を切断する工程P3を行ない、該工程P3の後に、前記長さL3よりも短い長さL4だけ、前記被加工物の切断に使用した前記ワイヤを前記第1方向へ供給しながら前記被加工物を切断する工程P4を行なう、前記工程P3および前記工程P4の一連の工程を1回以上行なうA2切断工程と、
該A2切断工程の後に、前記第1方向へ前記被加工物の切断に使用したワイヤに続いて前記被加工物の切断に使用していないワイヤが出てくるまで前記ワイヤを供給する旧ワイヤ供給工程とを有し、
その後、前記A1切断工程、前記A2切断工程および前記旧ワイヤ供給工程の一連の工程を1回以上行なう被加工物切断方法。 - 前記A1切断工程の後に、前記A2切断工程における前記押付け速度を、前記A1切断工程における前記押付け速度よりも遅くするスロー期間を設ける請求項1に記載の被加工物切断方法。
- 前記スロー期間において、前記押付け速度を段階的に遅くする請求項2に記載の被加工物切断方法。
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