JP5874318B2 - インクジェット用樹脂インク組成物、インクジェット記録方法、記録物 - Google Patents
インクジェット用樹脂インク組成物、インクジェット記録方法、記録物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5874318B2 JP5874318B2 JP2011236293A JP2011236293A JP5874318B2 JP 5874318 B2 JP5874318 B2 JP 5874318B2 JP 2011236293 A JP2011236293 A JP 2011236293A JP 2011236293 A JP2011236293 A JP 2011236293A JP 5874318 B2 JP5874318 B2 JP 5874318B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- ink composition
- glitter
- resin ink
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/32—Inkjet printing inks characterised by colouring agents
- C09D11/322—Pigment inks
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/02—Printing inks
- C09D11/10—Printing inks based on artificial resins
- C09D11/102—Printing inks based on artificial resins containing macromolecular compounds obtained by reactions other than those only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/38—Inkjet printing inks characterised by non-macromolecular additives other than solvents, pigments or dyes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T428/00—Stock material or miscellaneous articles
- Y10T428/24—Structurally defined web or sheet [e.g., overall dimension, etc.]
- Y10T428/24802—Discontinuous or differential coating, impregnation or bond [e.g., artwork, printing, retouched photograph, etc.]
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
本発明に係るインクジェット用樹脂インク組成物の一態様は、
光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させるインクジェット用樹脂インク組成物であって、
ウレタン系樹脂、エステル系樹脂およびフルオレン系樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂を含有する。
適用例1において、
前記ウレタン系樹脂および前記エステル系樹脂のガラス転移温度(Tg)が、−70℃以上80℃以下であり、前記フルオレン系樹脂のガラス転移温度(Tg)が0℃以上であることができる。
適用例1または適用例2において、
前記ウレタン系樹脂および前記エステル系樹脂が、エマルション状態で含有されてなり、
エマルション状態における前記ウレタン系樹脂および前記エステル系樹脂の平均粒子径が、10nm以上135nm以下であることができる。
適用例1ないし適用例3のいずれか1例において、
前記フルオレン系樹脂が、フルオレン骨格を有する第1のジオールおよび親水性基を有する第2のジオールを含有するポリオール成分と、ポリイソシアネート化合物と、の反応により得られることができる。
適用例1ないし適用例4のいずれか1例において、
さらに、ポリオレフィンワックス、シリカ粒子、イソプレン骨格を有する樹脂および紫外線吸収剤から選択される少なくとも1種を含有することができる。
適用例5において、
前記シリカ粒子の平均粒子径が、100nm以下であることができる。
適用例5において、
前記紫外線吸収剤の平均粒子径が、20nm以上100nm以下であることができる。
本発明に係るインクジェット記録方法の一態様は、
適用例1ないし適用例7のいずれか1例に記載のインクジェット用樹脂インク組成物の液滴を吐出させて、記録媒体上に形成された光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させる工程を含む。
本発明に係る記録物の一態様は、
適用例1ないし適用例7のいずれか1例に記載の樹脂インク組成物を、記録媒体上に形成された光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させることにより得られる。
本発明の一実施形態に係るインクジェット用樹脂インク組成物は、ウレタン系樹脂、エステル系樹脂およびフルオレン系樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂を含有する。
本実施形態に係る樹脂インク組成物は、ウレタン系樹脂、エステル系樹脂およびフルオレン系樹脂から選択される少なくとも1種の樹脂を含有する。これらの樹脂は、いずれも、光輝性画像の金属光沢性を保持しつつ、耐擦性を向上させる機能を備える。これらの樹脂を用いた場合に光輝性画像の金属光沢性を保持できる理由としては、詳細は明らかになっていないが、樹脂を皮膜化させた際の屈折率に起因すると考えられる。つまり、上記樹脂を皮膜化させた際の屈折率は、比較的低い(例えば、後述する実施例で挙げたアクリル系樹脂等よりも低い)ため、上記樹脂に起因する散乱光の発生を抑制でき、光輝性画像の金属光沢性が低下しにくくなると考えられる。
ウレタン系樹脂は、ポリイソシアネートとポリオールとを反応させて合成されるポリマーである。ウレタン系樹脂の合成は、公知の方法で実施できる。
エステル系樹脂は、ポリオールとポリカルボン酸とを重縮合させて得られるポリマーである。エステル系樹脂は、公知の方法で合成できる。
フルオレン系樹脂は、フルオレン骨格を含有する第1のジオールと、親水性基を有する第2のジオールとを含むポリオール成分と、ポリイソシアネート化合物を含むポリイソシアネート成分との反応により得ることができる。フルオレン系樹脂は、上述した光輝性画像の金属光沢性を保持しつつ、耐擦性を向上させる機能に加えて、画像の耐光性および耐ガス性を向上させる点で好ましく用いることができる。
本実施形態に係る樹脂インク組成物は、ポリオレフィンワックス、シリカ粒子、イソプレン骨格を有する樹脂、紫外線吸収剤等を含有してもよい。
ポリオレフィンワックスの機能の一つとしては、クリア画像の滑り性を高めることが挙げられる。これにより、クリア画像の下に形成された光輝性画像の耐擦性を一層向上できる。
シリカ(SiO2)粒子は、紫外線に対する吸収係数が高く、かつ、オゾン等のガスに対するバリア性に優れる。そのため、本実施形態に係る樹脂インク組成物にシリカ粒子を含有させると、光輝性画像の耐光性および耐ガス性を向上できる。
イソプレン骨格を有する樹脂は、記録媒体に含まれる硫黄化合物、具体的には記録媒体の白色度や光沢度を向上する、もしくは染料、顔料等の色材をもちいた印刷物の耐ガス性、耐光性を向上する目的で添加された、チオエーテル系化合物(例えば3−チア−1,5−ペンタンジオール、4−チア−1,7−ヘプタンジオール)に起因する金属光沢性の低下を抑制することができる。この理由は次の通りである。すなわち、記録媒体にチオエーテル系化合物が含まれていると、光輝性画像ならびにクリア画像を記録する際、チオエーテル系化合物がインク溶媒に微量に溶解し、結果として硫黄化合物がクリア画像の表面に析出する場合がある。析出した硫黄化合物は、光を散乱させるので、光輝性画像の金属光沢性を低下させる場合がある。このような場合に、樹脂インク組成物にイソプレン骨格を有する樹脂が含有されていると、当該イソプレン骨格を有する樹脂が硫黄化合物をトラップできるので、光輝性画像の金属光沢性の低下を抑制できる。
紫外線吸収剤は、紫外線等の光を吸収して、振動エネルギーや熱エネルギーに変換する機能を備える。これにより、光輝性画像の耐光性を向上できる。
本実施形態に係る樹脂インク組成物は、さらに、水、水溶性有機溶剤、界面活性剤、pH調整剤、防腐剤・防かび剤、防錆剤、キレート化剤等を含有することができる。樹脂インク組成物は、これらの化合物を含有していると、その特性がさらに向上する場合がある。
水は、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、蒸留水等の純水または超純水を用いることが好ましい。特に、これらの水を、紫外線照射または過酸化水素添加等により滅菌処理した水は、長期間に亘ってカビやバクテリアの発生が防止されるので好ましい。
水溶性有機溶剤としては、例えば、多価アルコール類、ピロリドン誘導体等が挙げられる。水溶性有機溶剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。
界面活性剤は、樹脂インク組成物の表面張力および、樹脂インク組成物と接触するノズル等のプリンター部材との界面張力を適正に保つことができる。したがって、これをインクジェット記録装置に用いた場合、吐出安定性を高めることができる。また、記録媒体上で均一に濡れ拡げる効果を有する。
pH調整剤としては、例えば、リン酸二水素カリウム、リン酸水素二ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、水酸化カリウム、アンモニア、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等が挙げられる。
防腐剤・防かび剤としては、例えば、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−ジベンジソチアゾリン−3−オン等が挙げられる。市販品では、プロキセルXL2、プロキセルGXL(以上商品名、アビシア社製)や、デニサイドCSA、NS−500W(以上商品名、ナガセケムテックス株式会社製)等が挙げられる。
防錆剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
キレート化剤としては、例えば、エチレンジアミン四酢酸およびそれらの塩類(エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム塩等)等が挙げられる。
本実施形態に係る樹脂インク組成物は、上記の各成分を適当な方法で分散・混合することよって製造することができる。上記の各成分を十分に攪拌した後、目詰まりの原因となる粗大粒子および異物を除去するためにろ過を行って目的の樹脂インク組成物を得ることができる。
樹脂インク組成物をインクジェット記録装置のノズル孔から吐出させる場合には、樹脂インク組成物の20℃における粘度は、2mPa・s以上10mPa・s以下であることが好ましく、3mPa・s以上6mPa・s以下であることがより好ましい。20℃における粘度が上記範囲内にあると、ノズル孔から適量吐出され、飛行曲がりを起こすことや飛散することを一層低減できるので、インクジェット記録装置に好適に使用することができるためである。樹脂インク組成物の粘度は、振動式粘度計VM−100AL(山一電機株式会社製)を用いて、樹脂インク組成物の温度を20℃に保持することで測定できる。
本実施形態に係る樹脂インク組成物は、光輝性顔料を含む光輝性領域(光輝性画像)上に付着させる。光輝性領域は、光輝性顔料により形成されたものであれば特に限定されず、例えば、光輝性顔料を含有する光輝性インク組成物を用いて形成される。以下、光輝性インク組成物に含まれる成分について説明する。
光輝性顔料としては、媒体に付着させたときに光輝性(金属光沢性)を呈しうるものであれば特に限定されないが、例えば、アルミニウム、銀、金、白金、ニッケル、クロム、錫、亜鉛、インジウム、チタン、および銅からなる群より選択される1種または2種以上の合金や、パール光沢を有するパール顔料を挙げることができる。パール顔料の代表例としては、二酸化チタン被覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマス等の真珠光沢や干渉光沢を有する顔料が挙げられる。また、光輝性顔料は、水との反応を抑制するための表面処理が施されていてもよい。これらの中でも、光輝性顔料としては、銀またはアルミニウムを用いることがより好ましい。これらは、各種金属の中でも白色度の高い金属であるため、他色のインクと重ね合わせることにより、金色、銅色等の様々な金属色を表現することができる。
光輝性インク組成物は、水溶性有機溶剤等の上記「1.2.5.その他の成分」で例示した成分を含有してもよい。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録方法は、上記のインクジェット用樹脂インク組成物の液滴を吐出させて、記録媒体上に形成された光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させる工程を含む。
以下、本発明を実施例および比較例によってさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
表1に記載の各成分(樹脂、その他の成分)を混合・攪拌して、樹脂インク組成物CL1〜CL19を調製した。表1に記載の各成分は、次の通りである。なお、表1に記載の樹脂および補助剤の含有量は、固形分換算した値である。
(樹脂)
・ウレタン1(カルボキシラート塩構造を備えるウレタン系樹脂エマルション、Tg:30℃、平均粒子径:25nm)
・ウレタン2(カルボキシル基を有するウレタン系樹脂エマルション、Tg:50℃、平均粒子径50nm)
・ウレタン3(カーボネート骨格を有するウレタン系樹脂エマルション、Tg:−70℃、平均粒子径:135nm)
・ポリエステル1(商品名「Eastek1100」、イーストマンケミカルジャパン社製、エステル系樹脂エマルション、Tg:55℃、平均粒子径:11nm)
・ポリエステル2(商品名「Eastek1300」、イーストマンケミカルジャパン社製、エステル系樹脂エマルション、Tg:36℃、平均粒子径:26nm)
・フルオレン(水溶性樹脂、Tg:150℃以上、重量平均分子量8600)
・スチレンアクリル(スチレン−アクリル系樹脂エマルション、平均粒子径:40nm、)
・アクリル(商品名「モビニール 6530」、日本合成化学株式会社製、アクリル系樹脂エマルジョン、Tg:30℃、粒子径:100nm)
(その他の成分)
・パラフィンワックス(商品名「AQUACER 539」、ビックケミー・ジャパン株式会社製、パラフィン系ワックスエマルジョン、平均粒子径:54nm)
・シリカ(商品名「スノーテックス XS」、日産化学株式会社製、コロイダルシリカ、平均粒子径:4nm〜6nm)
・イソプレン(商品名「DK201」、JSR株式会社製、イソプレンスルホン酸骨格を有する水溶性樹脂)
・UV吸収剤1(ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、粒子径81nm)
・UV吸収剤2(トリアジン系紫外線吸収剤、粒子径90nm)
・1,2−ヘキサンジオール
・オルフィンE1010(商品名、日信化学工業株式会社製、アセチレングリコール系界面活性剤)
・トリメチロールプロパン
・トリエタノールアミン
・水
4.2.1.銀インクの調製
まず、ポリビニルピロリドン(PVP、重量平均分子量10000)を70℃の条件下で15時間加熱して、その後室温で冷却をした。そのPVP1000gを、エチレングリコール溶液500mlに添加してPVP溶液を調整した。別の容器にエチレングリコールを500ml入れ、硝酸銀128gを加えて電磁攪拌器で十分に攪拌をして硝酸銀溶液を調整した。PVP溶液を120℃の条件下でオーバーヘッドミキサーを用いて攪拌しつつ、硝酸銀溶液を添加して約80分間加熱して反応を進行させた。そして、その後室温で冷却をさせた。得られた溶液を遠心分離機で2200rpmの条件下で10分間遠心分離を行った。その後、分離が出来た銀コロイドを取り出して、余分なPVPを除去するためエタノール溶液500mlに添加した。そして、さらに遠心分離を行い、銀コロイドを取り出した。さらに、取り出した銀コロイドを真空乾燥機で35℃、1.3Paの条件下で乾燥させた。
まず、膜厚100μmのPETフィルム上に、セルロースエステル樹脂3.0質量%およびジエチレングリコールジエチルエーテル97質量%からなる樹脂層塗工液をバーコート法によって均一に塗布し、60℃で10分間乾燥することで、PETフィルム上に樹脂層薄膜を形成した。
(光輝性顔料)
・銀コロイド(上記「4.2.1.」参照)
・アルミニウム顔料(鱗片状のアルミニウム顔料、上記「4.2.2.」参照)
(その他の成分)
・1,6−ヘキサンジオール
・PVP K15(商品名、東京化成工業株式会社製、ポリビニルピロリドン)
・ジエチレングリコールジエチルエーテル
以下の評価試験は、表1および表2に記載の樹脂インク組成物および光輝性インク組成物を充填したカートリッジを、インクジェットプリンターPX−G930(商品名、セイコーエプソン株式会社製)に搭載したものを用いて行った。
(1)実施例1
実施例1の評価サンプルは、次のようにして作製した。まず、プリンターのノズル孔から銀インクの液滴を吐出させて、記録媒体(商品名「写真用紙 光沢」、セイコーエプソン株式会社製)上に光輝性領域(光輝性画像)を形成した。
(式中、「実吐出ドット数」は単位面積当たりの実吐出ドット数であり、「縦解像度」および「横解像度」はそれぞれ単位面積当たりの解像度である。)
実施例2〜実施例16の評価サンプルは、それぞれ、樹脂インク組成物CL1に代えて、樹脂インク組成物CL2〜CL1を用いた以外は、実施例1の評価サンプルの作製と同様にして得られた。
実施例17の評価サンプルは、樹脂インク組成物CL1に代えて樹脂インク組成物CL7を用い、銀インクに代えてアルミインクを用いた以外は、実施例1の評価サンプルの作製と同様にして得られた。
比較例1〜比較例3の評価サンプルは、それぞれ、樹脂インク組成物CL1に代えて、樹脂インク組成物CL17〜CL19を用いた以外は、実施例1の評価サンプルの作製と同様にして得られた。
比較例4の評価サンプルは、樹脂インク組成物を用いなかった以外は、実施例1の評価サンプルの作製と同様にして得られた。
比較例5の評価サンプルは、銀インクに代えてアルミインクを用い、樹脂インク組成物を用いなかった以外は、実施例1の評価サンプルの作製と同様にして得られた。
(1)金属光沢性
得られた評価サンプルの光輝性領域の60°鏡面光沢度を、光沢度計(日本電色工業株式会社製、商品名「GlossMeter型番VGP5000」)を用い、JIS Z8741:1997にしたがって測定した。得られた60°鏡面光沢度を基に、光輝性領域の金属光沢性の評価を行った。評価基準の分類は、以下の通りである。
A:60°鏡面光沢度が325以上
B:60°鏡面光沢度が290以上325未満
C:60°鏡面光沢度が290未満
学振型摩擦堅牢試験機AB−301(テスター産業株式会社製)を用いて、荷重なし,摩擦回数50回の条件で、摩擦用白綿布(カナキン3号)を取り付けた摩擦子と、光輝性領域とを擦り合わせ、光輝性領域の表面状態を目視にて観察した。なお、評価基準は以下の通りである。
A:光輝性領域に傷が認められない
B:光輝性領域に僅かに傷が認められる
C:光輝性領域に明らかに傷が認められる
D:光輝性領域に明らかに傷が認められ、光輝性領域の一部に剥がれが認められる
得られた評価サンプルの光輝性領域を、水を浸したベンコット(商品名、旭化成せんい株式会社製)で10回拭き取り、光輝性領域およびベンコットを目視にて観察した。評価基準は以下の通りである。
A:光輝性領域の外観に変動なく、ベンコットに付着物が認められない
B:光輝性領域に僅かなムラが認められるが、ベンコットに付着物が認められない
C:光輝性領域に明らかなムラが認められ、ベンコットに付着物が認められる
得られた評価サンプルの耐ガス性の評価を行った。具体的には、評価サンプルをオゾンウェザーメーターOMS−L型(商品名、スガ試験機株式会社製)に設置して、温度23℃、湿度50%RH、およびオゾン濃度5ppmの条件下で、16時間オゾンによる曝露試験を行った。その後、上記の金属光沢性の評価方法と同様の方法で、光輝性領域の60°鏡面光沢度を測定して、これと耐ガス性試験前の60°鏡面光沢度との比較を行った。なお、評価基準は以下の通りである。
A:60°鏡面光沢度の低下が3%未満
B:60°鏡面光沢度の低下が3%以上7%未満
C:60°鏡面光沢度の低下が7%以上15%未満
D:60°鏡面光沢度の低下が15%以上
得られた評価サンプルの光輝性領域の耐光性の評価を行った。具体的には、電子情報技術産業協会(JEITA)から発行された「デジタルカラー写真プリント画像保存性試験方法」(JEITA CP−3901)に準じて、20年相当の画像劣化を再現する加速試験を行った。その後、上記の金属光沢性の評価方法と同様の方法で、光輝性領域の60°鏡面光沢度を測定して、これと耐光性試験前の60°鏡面光沢度との比較を行った。なお、評価基準は以下の通りである。
A:60°鏡面光沢度の低下が7%未満
B:60°鏡面光沢度の低下が7%以上15%未満
C:60°鏡面光沢度の低下が15%以上
以上の評価結果を表3〜表5に示す。
Claims (6)
- 光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させるインクジェット用樹脂インク組成物であって、
フルオレン系樹脂を含有し、
前記フルオレン系樹脂が、フルオレン骨格を有する第1のジオールおよび親水性基を有する第2のジオールを含有するポリオール成分と、ポリイソシアネート化合物と、の反応により得られる、インクジェット用樹脂インク組成物。 - 請求項1において、
さらに、ポリオレフィンワックス、シリカ粒子、イソプレン骨格を有する樹脂および紫外線吸収剤から選択される少なくとも1種を含有する、インクジェット用樹脂インク組成物。 - 請求項2において、
前記シリカ粒子の平均粒子径が、100nm以下である、インクジェット用樹脂インク組成物。 - 請求項2において、
前記紫外線吸収剤の平均粒子径が、20nm以上100nm以下である、インクジェット用樹脂インク組成物。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のインクジェット用樹脂インク組成物の液滴を吐出させて、記録媒体上に形成された光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させる工程を含む、インクジェット記録方法。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の樹脂インク組成物を、記録媒体上に形成された光輝性顔料を含む光輝性領域上に付着させることにより得られた、記録物。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011236293A JP5874318B2 (ja) | 2011-10-27 | 2011-10-27 | インクジェット用樹脂インク組成物、インクジェット記録方法、記録物 |
EP20120187895 EP2594617A3 (en) | 2011-10-27 | 2012-10-10 | Ink jet resin ink composition, ink jet recording method, and recorded matter |
US13/657,264 US8916625B2 (en) | 2011-10-27 | 2012-10-22 | Ink jet resin ink composition, ink jet recording method, and recorded matter |
CN201210412985XA CN103087584A (zh) | 2011-10-27 | 2012-10-25 | 喷墨用树脂油墨组合物、喷墨记录方法、记录物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011236293A JP5874318B2 (ja) | 2011-10-27 | 2011-10-27 | インクジェット用樹脂インク組成物、インクジェット記録方法、記録物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013091761A JP2013091761A (ja) | 2013-05-16 |
JP5874318B2 true JP5874318B2 (ja) | 2016-03-02 |
Family
ID=47010376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011236293A Expired - Fee Related JP5874318B2 (ja) | 2011-10-27 | 2011-10-27 | インクジェット用樹脂インク組成物、インクジェット記録方法、記録物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8916625B2 (ja) |
EP (1) | EP2594617A3 (ja) |
JP (1) | JP5874318B2 (ja) |
CN (1) | CN103087584A (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5874186B2 (ja) | 2011-03-30 | 2016-03-02 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録方法 |
JP5929261B2 (ja) * | 2012-02-02 | 2016-06-01 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷装置、印刷方法、及び、印刷物 |
JP6107141B2 (ja) * | 2013-01-07 | 2017-04-05 | 株式会社リコー | 画像形成方法及び画像形成装置 |
JP6291841B2 (ja) * | 2013-01-30 | 2018-03-14 | 株式会社リコー | インクジェット用水性インク、インクジェット記録方法、インクジェット記録物 |
JP2014168946A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-09-18 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、および記録物 |
JP6163814B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2017-07-19 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用の白色系インク組成物及びインクジェット記録方法 |
CN103665291B (zh) * | 2013-11-29 | 2015-10-28 | 陕西科技大学 | 一种两性离子型亲水扩链剂及其制备方法 |
JP6274425B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-02-07 | ブラザー工業株式会社 | インクセット及び記録方法 |
JP6299968B2 (ja) | 2014-03-31 | 2018-03-28 | ブラザー工業株式会社 | 記録方法、インクセット及びインクジェット記録装置 |
US9862848B2 (en) | 2014-03-31 | 2018-01-09 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink set |
JP6299967B2 (ja) | 2014-03-31 | 2018-03-28 | ブラザー工業株式会社 | 記録方法、インクセット及びインクジェット記録装置 |
JP6344557B2 (ja) | 2014-06-18 | 2018-06-20 | セイコーエプソン株式会社 | 記録方法 |
US10131805B2 (en) * | 2015-06-23 | 2018-11-20 | Ricoh Company, Ltd. | Ink, ink stored container, inkjet recording apparatus, and printed matter |
CN109071985B (zh) * | 2016-07-20 | 2021-12-28 | 惠普发展公司,有限责任合伙企业 | 用于液体墨水的液体粘结剂 |
JP6584677B2 (ja) * | 2016-08-31 | 2019-10-02 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットインク組成物及び画像形成方法 |
JP2018123255A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェットインク組成物、記録方法及び記録物 |
WO2018147468A1 (ja) * | 2017-02-13 | 2018-08-16 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットインク組成物、記録物、及び画像記録方法 |
JP6841169B2 (ja) * | 2017-06-20 | 2021-03-10 | 株式会社リコー | 後処理液、光輝性インク及び後処理液のセット、印刷方法、及び印刷装置 |
JPWO2019022239A1 (ja) * | 2017-07-28 | 2020-05-28 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法、画像形成物及びインクジェットインク |
JP2021028646A (ja) * | 2017-12-05 | 2021-02-25 | コニカミノルタ株式会社 | 偏光板及び表示装置 |
CN110054936A (zh) * | 2018-01-19 | 2019-07-26 | 上海宝银电子材料有限公司 | 一种镜面银导电油墨及其制备方法 |
JP2019172862A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット用組成物および記録物 |
JP6647497B1 (ja) * | 2018-05-07 | 2020-02-14 | ナトコ株式会社 | インクジェット印刷物の製造方法 |
JP7367672B2 (ja) * | 2018-06-13 | 2023-10-24 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成方法 |
EP3919575A1 (en) * | 2018-09-24 | 2021-12-08 | Flooring Industries Limited, SARL | Ceramic ink for inkjet digital printing |
US12054622B2 (en) * | 2018-11-20 | 2024-08-06 | Mitsubishi Pencil Company, Limited | Oil-based ink composition for writing utensils, writing utensil using same, and airbrush unit using same |
JP2022116605A (ja) * | 2021-01-29 | 2022-08-10 | セイコーエプソン株式会社 | 着色用組成物および着色方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0556649B1 (en) * | 1992-02-20 | 1999-06-23 | E.I. Du Pont De Nemours & Company Incorporated | Aqueous dispersions containing ABC triblock polymer dispersants |
WO2003045698A1 (en) * | 2001-11-21 | 2003-06-05 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Ink jet printing with uniform gloss |
JP2003291484A (ja) * | 2002-04-01 | 2003-10-14 | Seiko Epson Corp | 水性後処理液及びインクジェット記録方法 |
JP2006272934A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法 |
JP4982978B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2012-07-25 | セイコーエプソン株式会社 | インク組成物 |
JP4449043B2 (ja) * | 2006-10-20 | 2010-04-14 | 三井化学株式会社 | 水性ポリウレタン樹脂、水性インクおよび顔料分散液 |
EP1942157B1 (en) * | 2006-12-19 | 2011-05-11 | Seiko Epson Corporation | Inkjet recording method and recorded matter |
EP2336249B1 (en) | 2006-12-19 | 2014-08-13 | Seiko Epson Corporation | Pigment dispersion, ink composition, inkset, and recording device |
JP2008174712A (ja) | 2006-12-19 | 2008-07-31 | Seiko Epson Corp | 顔料分散液、インク組成物、インクジェット記録方法、並びに記録物 |
US7615111B2 (en) * | 2007-04-18 | 2009-11-10 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Metallic inkjet ink and method for forming the same |
JP5459573B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2014-04-02 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録用インク組成物 |
JP2009286998A (ja) * | 2008-05-01 | 2009-12-10 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インク組成物 |
JP5332327B2 (ja) * | 2008-06-10 | 2013-11-06 | セイコーエプソン株式会社 | クリアインク組成物 |
JP5347351B2 (ja) * | 2008-07-08 | 2013-11-20 | セイコーエプソン株式会社 | インクセット、インクジェット記録方法およびその記録物、並びにインクジェット記録装置 |
JP2010000788A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-01-07 | Artec:Kk | インクジェット印刷物およびその製造方法 |
JP2011252118A (ja) * | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Seiko Epson Corp | クリアインク組成物 |
-
2011
- 2011-10-27 JP JP2011236293A patent/JP5874318B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-10-10 EP EP20120187895 patent/EP2594617A3/en not_active Withdrawn
- 2012-10-22 US US13/657,264 patent/US8916625B2/en active Active
- 2012-10-25 CN CN201210412985XA patent/CN103087584A/zh active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20130108841A1 (en) | 2013-05-02 |
JP2013091761A (ja) | 2013-05-16 |
CN103087584A (zh) | 2013-05-08 |
EP2594617A2 (en) | 2013-05-22 |
EP2594617A3 (en) | 2014-10-29 |
US8916625B2 (en) | 2014-12-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5874318B2 (ja) | インクジェット用樹脂インク組成物、インクジェット記録方法、記録物 | |
US10160876B2 (en) | Ink jet recording method, ink jet recording apparatus, and recorded matter | |
CN103802518B (zh) | 喷墨记录方法 | |
JP6772620B2 (ja) | インクジェット記録方法、インクジェットインク組成物及びインクセット | |
US8764150B2 (en) | Ink jet recording method and ink jet recording apparatus | |
JP2015183112A (ja) | インクジェットインクセット、インクジェット記録装置、インクジェット記録方法 | |
JP6344557B2 (ja) | 記録方法 | |
US20110183125A1 (en) | Aqueous ink composition, ink jet recording method, and recorded matter | |
JP6291843B2 (ja) | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置および記録物 | |
JP2013177526A (ja) | インクジェット記録用白色系インク、記録装置 | |
US10000084B2 (en) | Ink set and recording method | |
JP6784153B2 (ja) | インクセット、記録方法 | |
JP2012035595A (ja) | インクジェット記録方法、インクセット、および記録物 | |
JP6278189B2 (ja) | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置および記録物 | |
US9724938B2 (en) | Ink jet recording method, ink jet recording apparatus, and recorded matter | |
JP2012035591A (ja) | インクジェット記録方法、インクセット、および記録物 | |
JP2015182348A (ja) | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置および記録物 | |
JP6384165B2 (ja) | インクジェット記録システム | |
JP2015182349A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2013193338A (ja) | 記録方法、および記録物 | |
JP2013146975A (ja) | インクジェット記録方法、インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の制御方法、記録物 | |
JP5880676B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
CN114561122A (zh) | 油墨组及记录方法 | |
JP2016020073A (ja) | インクジェット記録システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD07 | Notification of extinguishment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427 Effective date: 20140619 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141009 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150527 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150602 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151222 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160104 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5874318 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |