JP5849735B2 - 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 - Google Patents
駆動対象スイッチング素子の駆動装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5849735B2 JP5849735B2 JP2012017847A JP2012017847A JP5849735B2 JP 5849735 B2 JP5849735 B2 JP 5849735B2 JP 2012017847 A JP2012017847 A JP 2012017847A JP 2012017847 A JP2012017847 A JP 2012017847A JP 5849735 B2 JP5849735 B2 JP 5849735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- charging path
- drive
- abnormality
- charging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 claims description 157
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 68
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 58
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 claims description 52
- 101100028920 Neurospora crassa (strain ATCC 24698 / 74-OR23-1A / CBS 708.71 / DSM 1257 / FGSC 987) cfp gene Proteins 0.000 claims description 42
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 7
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 25
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 18
- 101150098958 CMD1 gene Proteins 0.000 description 7
- 101100382321 Caenorhabditis elegans cal-1 gene Proteins 0.000 description 7
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 238000002405 diagnostic procedure Methods 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
8,60)と、前記入力信号に基づき、前記駆動対象スイッチング素子の駆動に関する異常の有無を診断する診断手段(32)と、を備えることを特徴とする。
以下、本発明にかかる駆動対象スイッチング素子の駆動装置を車載主機としての回転機に接続される電力変換回路の駆動装置に適用した第1の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
<第3の実施形態>
以下、第3の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
<第4の実施形態>
以下、第4の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
<第5の実施形態>
以下、第5の実施形態について、先の第1の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
<第6の実施形態>
以下、第6の実施形態について、先の第5の実施形態との相違点を中心に図面を参照しつつ説明する。
<その他の実施形態>
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施してもよい。
たとえば、放電用スイッチング素子Pdd1とスイッチング素子S¥#のエミッタとの間に抵抗体Rd1を備えてもよい。この場合であっても、放電用スイッチング素子Pdd1および抵抗体Rd1の接続点の電位に基づき、放電用スイッチング素子Pdd1や抵抗体Rd1の異常の有無を診断することができる。なお、この場合であっても、放電用スイッチング素子Pdd1に並列に電位固定用抵抗体28を接続することは有効である。
たとえば、上記第1の実施形態(図3)において、放電用スイッチング素子Pdd2をオン状態とした後、放電用スイッチング素子Pdd2をオフ操作し、その後、放電用スイッチング素子Pdd1をオン操作してもよい。
プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点の電位(電位nc1,nc2,nd1,nd2)を入力信号とする入力手段としては、コンパレータ40〜46,58,60や差動増幅回路47に限らない。たとえば、コンパレータ40〜46,58,60や差動増幅回路47の機能をソフトウェア処理手段によって実現する場合、入力手段を、電位nc1,nc2,nd1,nd2が入力されるアナログデジタル変換器等としてもよい。
上記第1の実施形態(図4)等では、操作信号g¥#の指令の切り替わりや、アクティブゲート制御の実行判定信号(ステップS18)等に基づき、切替指令を認識したが、これに限らない。たとえば、プリドライブ用スイッチング素子のゲート電圧に基づき切替指令を認識してもよい。
1.充電経路の識別
上記第2の実施形態(図8)において、たとえば放電用スイッチング素子Pdd1のみオン操作する期間における差信号Δndに基づき診断を行ってもよい。この場合であっても、閾値を複数設定することで、放電用スイッチング素子Pdd2のショート異常または抵抗体Rd2のオープン異常と、放電用スイッチング素子Pdd1のショート異常または抵抗体Rd1のオープン異常と、放電用スイッチング素子Pdd2のオープン異常または抵抗体Rd1のショート異常とを、識別することはできる。
2.プリドライブ用スイッチング素子と抵抗体との識別
上記第1の実施形態(図2)の構成を前提とするものに限らない。たとえば、上記第2の実施形態(図8)において、プリドライブ用スイッチング素子(放電用スイッチング素子Pdd1,Pdd2)の双方のオフ操作時のゲート電圧Vgeに基づき、放電用スイッチング素子Pdd1のショート異常と抵抗体Rd1のオープン異常との識別を行ってもよい。
上記第2の実施形態(図8)において、電位固定用抵抗体24,26,28,30を削除しても、上記第2の実施形態の診断に差し支えない。
上記第2の実施形態(図8)において、比較信号CM1〜CM4のいずれもが異常時に論理「L」となるようにして且つ、それらの論理積信号を異常診断部32に入力するようにしてもよい。この場合であっても、論理積信号に基づき異常診断部32において異常の有無を診断することはできる。
上記第5の実施形態(図12)では、電位nd1を正の電圧でオフセット補正したが、これに限らない。たとえば、電位nd2を負の電圧でオフセット補正してもよい。これによっても、直接比較手段(コンパレータ48)とオフセット比較手段(コンパレータ50)とで、正常時の大小比較結果を相違させることができる。
上記第1の実施形態(図7)では、第2充電経路(充電用スイッチング素子Pdc2および抵抗体Rc2、放電用スイッチング素子Pdd2および抵抗体Rd2)に異常が生じる場合、トルク制限や電圧制限をしたが、これに限らない。たとえば、抵抗体Rc1の抵抗値r1と抵抗体Rc2の抵抗値r2とを同一としたり、抵抗体Rd1の抵抗値r3と抵抗体Rd2の抵抗値r4とを同一としたりする場合、第1充電経路と第2充電経路とで抵抗値に相違が生じない。このため、上記制限も不要となる。
ショート異常時にのみ適用されるものに限らないことについては、「フェールセーフ手段について」の欄に記載したとおりである。
上記第4の実施形態(図11)においては、トルク指令値Trq*が閾値Trqth以上であることを条件にアクティブゲート制御を実行し、閾値Trqthを電圧VHに応じて可変設定したがこれに限らない。たとえば、閾値Trqthを固定値としてもよく、またたとえば、電圧VHが規定値未満である場合にアクティブゲート制御を禁止してもよい。
リレーSMRを高電圧バッテリ12の正極側および負極側のいずれか一方に限って備えてもよい。
高電圧バッテリ12に限らない。たとえば、燃料電池であってもよい。
IGBTに限らず、たとえばNチャネルMOS電界効果トランジスタであってもよい。もっともこれに限らず、たとえばPチャネルMOS電界効果トランジスタであってもよい。ただし、この場合、開閉する流通経路の一方の端部(ソース)に対する開閉制御端子(ゲート)の電位差をマイナスとすることでオン状態となるものであるため、オフ操作に際して、ゲートに正の電荷を充電することとなる。
コンバータCNVを備えず、直流交流変換回路(インバータINV)のみとしてもよい。また、インバータINVとしては、車載主機としての回転機に接続されるものに限らず、たとえば車載空調装置のコンプレッサに内蔵される回転機に接続されるものであってもよい。また、インバータINVを備えるものに限らず、たとえば高電圧バッテリ12の電圧を降圧して低電圧バッテリ16に出力する降圧コンバータを備えるものであってもよい。
Claims (21)
- 電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれか一方から他方へと切り替えるべく前記他方とするための電荷を前記駆動対象スイッチング素子の開閉制御端子に充電する際に用いられて且つ、前記開閉制御端子に接続される充電経路を備え、
前記充電経路は、プリドライブ用スイッチング素子(Pdc1,Pdc2,Pdd1,Pdd2)および抵抗体(Rc1,Rc2,Rd1,Rd2)の直列接続体であり、
前記プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点の電位を入力信号として入力する入力手段(40,42,44,46,47,58,60)と、
前記入力信号に基づき、前記プリドライブ用スイッチング素子および前記抵抗体のオープン異常またはショート異常の有無を診断する診断手段(32)と、
を備えることを特徴とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれか一方から他方へと切り替えるべく前記他方とするための電荷を前記駆動対象スイッチング素子の開閉制御端子に充電する際に用いられて且つ、前記開閉制御端子に接続される充電経路を備え、
前記充電経路は、プリドライブ用スイッチング素子(Pdc1,Pdc2,Pdd1,Pdd2)および抵抗体(Rc1,Rc2,Rd1,Rd2)の直列接続体であり、
前記プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点の電位を入力信号として入力する入力手段(40,42,44,46,47,58,60)と、
前記入力信号に基づき、前記プリドライブ用スイッチング素子のショート異常または前記抵抗体のオープン異常の有無を診断する診断手段(32)と、
を備えることを特徴とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記充電経路は、第1充電経路(Pdc1,Pdd1)および該第1充電経路とは別の第2充電経路(Pdc2,Pdd2)を備え、
前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれは、プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の直列接続体であり、
前記他方の状態への切替に際して前記充電経路の少なくとも一部を閉状態とした後、前記第1充電経路および前記第2充電経路のうち閉状態となるものを変更すべく前記プリドライブ用スイッチング素子を操作する変更手段を備え、
前記入力手段は、前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれを構成する前記プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点について、それらの電位を入力信号として入力するものであり、
前記診断手段は、前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれの前記入力信号に基づき、前記異常の有無を診断することを特徴とする請求項1または2記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記診断手段は、前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれの前記入力信号に基づき、前記第1充電経路および前記第2充電経路のいずれに異常があるかを識別する識別手段を備えることを特徴とする請求項3記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 前記診断手段は、前記一方の状態が指令されているときにおける前記入力信号に基づき前記充電経路の異常の有無を診断する機能を備え、
前記プリドライブ用スイッチング素子に並列接続される抵抗体である電位固定用抵抗体(24,26,28,30)を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記駆動対象スイッチング素子は、その開閉対象とする流通経路の一方の端部と前記開閉制御端子との間の電位差(Vge)に応じてオン・オフされるものであり、
前記診断手段は、前記入力信号に加えて、前記電位差の検出値に基づき、前記抵抗体および前記プリドライブ用スイッチング素子のいずれに異常があるかを識別する識別手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記診断手段は、前記第1充電経路に関する前記入力信号と前記第2充電経路に関する前記入力信号との差信号(Δnd)に基づき、前記診断を行なうことを特徴とする請求項3記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 前記診断手段は、前記差信号と閾値との大小比較に基づき前記診断を行なうことを特徴とする請求項7記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 前記診断手段は、前記第1充電経路に関する前記入力信号と前記第2充電経路に関する前記入力信号との大小比較を行なう直接比較手段(58)を備え、該直接比較手段の比較結果に基づき、前記診断を行なうことを特徴とする請求項3記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 前記第1充電経路の閉状態時における抵抗値と、前記第2充電経路の閉状態時における抵抗値とは互いに相違しており、
前記診断手段は、前記第1充電経路に関する前記入力信号および前記第2充電経路に関する前記入力信号の一対の入力信号について、それらのいずれか一方をオフセット補正したものといずれか他方との大小比較を行なうオフセット比較手段(60)を備え、
前記直接比較手段および前記オフセット比較手段の比較結果に基づき、前記診断を行なうことを特徴とする請求項9記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記第1充電経路の閉状態時における抵抗値は、前記第2充電経路の閉状態時における抵抗値よりも大きく、
前記診断手段によって、前記第1充電経路を構成するプリドライブ用スイッチング素子のオープン異常、または前記第1充電経路を構成する抵抗体の異常がある旨診断される場合、前記駆動対象スイッチング素子を流れる電流量、および前記駆動対象スイッチング素子のオフ状態が継続される場合にその流通経路の両端に印加される電圧の少なくとも一方を制限する制限処理、および前記第2充電経路を用いて前記他方の状態への切替処理を行なうフェールセーフ手段を備えることを特徴とする請求項3記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記第1充電経路の閉状態時における抵抗値は、前記第2充電経路の閉状態時における抵抗値よりも大きく、
前記診断手段によって、前記第2充電経路を構成するプリドライブ用スイッチング素子のオープン異常、または前記第2充電経路を構成する抵抗体の異常がある旨診断される場合、前記第1充電経路を用いて前記他方の状態への切替処理を行なうフェールセーフ手段を備えることを特徴とする請求項3または11記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記診断手段によって、前記第1充電経路を構成するプリドライブ用スイッチング素子および前記第2充電経路を構成するプリドライブ用スイッチング素子の少なくとも一方にショート異常がある旨診断される場合、前記駆動対象スイッチング素子の駆動を停止する停止手段を備えることを特徴とする請求項3,11または12記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれか一方から他方へと切り替えるべく前記他方とするための電荷を前記駆動対象スイッチング素子の開閉制御端子に充電する際に用いられて且つ、前記開閉制御端子に接続される第1充電経路(Pdc1,Pdd1)および該第1充電経路とは別の第2充電経路(Pdc2,Pdd2)であって、プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の直列接続体からなる前記第1充電経路及び前記第2充電経路と、
前記他方の状態への切替に際して前記充電経路の少なくとも一部を閉状態とした後、前記第1充電経路および前記第2充電経路のうち閉状態となるものを変更すべく前記プリドライブ用スイッチング素子を操作する変更手段と、
前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれを構成する前記プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点について、それらの電位を入力信号として入力する入力手段(40,42,44,46,47,58,60)と、
前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれの前記入力信号に基づき、異常の有無を診断する診断手段(32)と、
を備え、
前記診断手段は、前記第1充電経路に関する前記入力信号と前記第2充電経路に関する前記入力信号との差信号(Δnd)に基づき、前記診断を行なうことを特徴とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記診断手段は、前記差信号と閾値との大小比較に基づき前記診断を行なうことを特徴とする請求項14記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれか一方から他方へと切り替えるべく前記他方とするための電荷を前記駆動対象スイッチング素子の開閉制御端子に充電する際に用いられて且つ、前記開閉制御端子に接続される第1充電経路(Pdc1,Pdd1)および該第1充電経路とは別の第2充電経路(Pdc2,Pdd2)であって、プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の直列接続体からなる前記第1充電経路及び前記第2充電経路と、
前記他方の状態への切替に際して前記充電経路の少なくとも一部を閉状態とした後、前記第1充電経路および前記第2充電経路のうち閉状態となるものを変更すべく前記プリドライブ用スイッチング素子を操作する変更手段と、
前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれを構成する前記プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点について、それらの電位を入力信号として入力する入力手段(40,42,44,46,47,58,60)と、
前記第1充電経路および前記第2充電経路のそれぞれの前記入力信号に基づき、異常の有無を診断する診断手段(32)と、
を備え、
前記診断手段は、前記第1充電経路に関する前記入力信号と前記第2充電経路に関する前記入力信号との大小比較を行なう直接比較手段(58)を備え、該直接比較手段の比較結果に基づき、前記診断を行なうことを特徴とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記第1充電経路の閉状態時における抵抗値と、前記第2充電経路の閉状態時における抵抗値とは互いに相違しており、
前記診断手段は、前記第1充電経路に関する前記入力信号および前記第2充電経路に関する前記入力信号の一対の入力信号について、それらのいずれか一方をオフセット補正したものといずれか他方との大小比較を行なうオフセット比較手段(60)を備え、
前記直接比較手段および前記オフセット比較手段の比較結果に基づき、前記診断を行なうことを特徴とする請求項16記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記駆動対象スイッチング素子は、車載主機としての回転機(10)と、該回転機に供給するための電気エネルギを貯蔵する貯蔵手段(12)との間に設けられる電力変換回路(INV,CNV)を構成するものであり、
前記変更手段による変更は、前記回転機を駆動すべく前記駆動対象スイッチング素子をオン・オフする状況下において所定の条件が成立する場合に停止されるものであり、
前記診断手段は、前記電力変換回路の駆動開始に際して、前記所定の条件が成立しているかいないかにかかわらず、前記変更手段による変更処理を行わせつつ前記診断を行なうことを特徴とする請求項3,4,7〜17のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記駆動対象スイッチング素子は、車載主機としての回転機と、該回転機に供給するための電気エネルギを貯蔵する貯蔵手段との間に設けられる電力変換回路を構成するものであり、
前記貯蔵手段および前記電力変換回路間には、それらの間を電気的に開閉する電源用開閉手段(SMR)が備えられ、
前記診断手段は、前記電源用開閉手段が閉状態とされるのに先立って前記診断を行なうことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。 - 前記診断手段は、前記プリドライブ用スイッチング素子のスイッチング状態の切替が指示される状況下、一定時間以内に切り替えがなされない場合に前記駆動対象スイッチング素子の駆動に関する異常がある旨診断することを特徴とする請求項1〜19のいずれか1項に記載の駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
- 電圧制御形のスイッチング素子を駆動対象スイッチング素子(S¥#:¥=u,v,w,c、#=p,n)とし、前記駆動対象スイッチング素子をオン状態およびオフ状態のいずれか一方から他方へと切り替えるべく前記他方とするための電荷を前記駆動対象スイッチング素子の開閉制御端子に充電する際に用いられて且つ、前記開閉制御端子に接続される充電経路を備え、
前記充電経路は、プリドライブ用スイッチング素子(Pdc1,Pdc2,Pdd1,Pdd2)および抵抗体(Rc1,Rc2,Rd1,Rd2)の直列接続体であり、
前記プリドライブ用スイッチング素子および抵抗体の接続点の電位を入力信号として入力する入力手段(40,42,44,46,47,58,60)と、
前記入力信号に基づき、前記駆動対象スイッチング素子の駆動に関する異常の有無を診断する診断手段(32)と、
を備え、
前記駆動対象スイッチング素子は、その開閉対象とする流通経路の一方の端部と前記開閉制御端子との間の電位差(Vge)に応じてオン・オフされるものであり、
前記診断手段は、前記入力信号に加えて、前記電位差の検出値に基づき、前記抵抗体および前記プリドライブ用スイッチング素子のいずれに異常があるかを識別する識別手段を備えることを特徴とする駆動対象スイッチング素子の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012017847A JP5849735B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012017847A JP5849735B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013158169A JP2013158169A (ja) | 2013-08-15 |
JP5849735B2 true JP5849735B2 (ja) | 2016-02-03 |
Family
ID=49052852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012017847A Active JP5849735B2 (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5849735B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6203326B1 (ja) * | 2016-04-22 | 2017-09-27 | 三菱電機株式会社 | 交流回転機の制御装置 |
JP6883450B2 (ja) * | 2017-03-13 | 2021-06-09 | 富士電機株式会社 | ゲート駆動装置、ゲート駆動方法、及び半導体装置 |
JP6969200B2 (ja) * | 2017-08-03 | 2021-11-24 | 株式会社デンソー | 電源システム |
JP7234868B2 (ja) * | 2019-09-09 | 2023-03-08 | 株式会社デンソー | 半導体素子駆動回路 |
CN112865159A (zh) * | 2019-11-28 | 2021-05-28 | 许继集团有限公司 | 一种开关的驱动装置和一种模块化多电平换流器 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62291577A (ja) * | 1986-06-12 | 1987-12-18 | Fuji Electric Co Ltd | 静電誘導形トランジスタの故障検出方法 |
JPH1117508A (ja) * | 1997-06-20 | 1999-01-22 | Toshiba Corp | パワーモジュール及び電力変換装置 |
JP4338721B2 (ja) * | 2006-08-22 | 2009-10-07 | 株式会社日立製作所 | 電力変換装置及びその異常検出方法 |
JP4880436B2 (ja) * | 2006-12-06 | 2012-02-22 | ローム株式会社 | 半導体集積回路および電源装置 |
JP2008306285A (ja) * | 2007-06-05 | 2008-12-18 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 半導体スイッチの制御装置 |
JP5556442B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2014-07-23 | 株式会社デンソー | スイッチング素子の駆動回路 |
-
2012
- 2012-01-31 JP JP2012017847A patent/JP5849735B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013158169A (ja) | 2013-08-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5776721B2 (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5344056B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5644830B2 (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5338850B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5712986B2 (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5146555B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5541295B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5500192B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5195220B2 (ja) | 電力変換回路の駆動回路 | |
CA2986553C (en) | Power supply control apparatus and method thereof | |
JP5849735B2 (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 | |
JP5549685B2 (ja) | スイッチング素子の駆動装置 | |
JP5754414B2 (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 | |
JP2014023342A (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
US8963524B2 (en) | Drive circuit for switching elements | |
JP5621605B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP2014217249A (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5747843B2 (ja) | スイッチング素子の駆動装置 | |
JP5776585B2 (ja) | スイッチング素子の駆動装置 | |
JP5664350B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP6104496B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP6044476B2 (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動回路 | |
JP5500107B2 (ja) | スイッチング素子の駆動回路 | |
JP2014033567A (ja) | 駆動対象スイッチング素子の駆動装置 | |
JP2023060683A (ja) | スイッチの過電流検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140305 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150109 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150303 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150424 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151104 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151117 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5849735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |