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JP5847265B2 - 記録媒体排出装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

記録媒体排出装置及びそれを備えた画像形成装置 Download PDF

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JP5847265B2 JP2014216787A JP2014216787A JP5847265B2 JP 5847265 B2 JP5847265 B2 JP 5847265B2 JP 2014216787 A JP2014216787 A JP 2014216787A JP 2014216787 A JP2014216787 A JP 2014216787A JP 5847265 B2 JP5847265 B2 JP 5847265B2
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Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の画像形成装置に搭載される、シート状の記録媒体を排出する記録媒体排出装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた従来の画像形成装置においては、感光体ドラム等の像担持体上に形成された静電潜像を現像剤によって可視化し、そのトナー像を用紙(記録媒体)上に転写した後、定着部において加熱、加圧処理を行うことにより用紙上にトナー像を定着するプロセスが一般的である。
上述した画像形成装置においては、用紙の片面に画像形成を行った後に、続けてその裏面に画像形成を行うことにより両面に画像形成が施される。このような両面印字を行うに際し、用紙の片面に画像形成を行った後、用紙をスイッチバックさせるとともに表裏面を逆転して画像形成部へ戻すようにしている。
従来、用紙のスイッチバックは、用紙排出口に配置された排出ローラー対によって行われていた。このとき、スイッチバックされる用紙の先端によって、既に用紙排出トレイ上にストックされた用紙の上面が擦られ、ストック(積載)された用紙が用紙排出口方向に移動することがある。そのため、用紙のストック状態が乱れたり、用紙排出口方向に移動した用紙がスイッチバックされる用紙と共に排出ローラー対に巻き込まれたりするという不具合があった。
従来は特許文献1、2に開示されているように、用紙排出口の上部から用紙排出方向に対し略垂直下向きに用紙押さえ部材を延設し、ストックされた用紙を押圧することで用紙の整列性、積載性を向上させていた。例えば特許文献1では、押圧手段であるマイラの取り付け位置を最適な範囲にすることで、特にカールが生じ易い用紙の左右両端部を効果的に押圧する構成となっている。
また、特許文献2では、シート押さえ部材を満載検知部材と同軸に設け、幅の狭い用紙は満載検知部材のみで押さえ、幅の広い用紙はシート押さえ部材と満載検知部材の両方で押さえることで、用紙幅に応じた適切な押圧力で押さえる構成となっている。
特開2004−123395号公報 特開2005−96964号公報
しかし、特許文献1、2の構成では、用紙のストック量やストックされた用紙の種類によっては用紙のストック状態の乱れや巻き込みを確実に防止することはできなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、記録媒体のスイッチバック時における排出トレイ上に積載された記録媒体の積載状態の乱れや排出ローラー対への巻き込みを簡単な構成で防止できる記録媒体排出装置、及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、排出口と、排出ローラー対と、反転口と、分岐ガイドと、アーム部材と、トルクリミッターと、を備えた記録媒体排出装置である。排出口は、記録媒体を排出する。排出ローラー対は、排出口に配置される。反転口は、排出口の上方に設けられる。分岐ガイドは、排出口に記録媒体を搬送する搬送経路に設けられ、記録媒体を排出口に案内する第1の位置と、記録媒体を反転口に案内する第2の位置とに選択配置される。アーム部材は、一端が排出ローラー対を構成する一方の排出ローラーの回転軸に回転可能に支持され、他端が分岐ガイドの一部に接触する。トルクリミッターは、排出ローラーの回転軸に対するアーム部材の回転を所定の回転トルク以下で規制する。記録媒体排出装置は、分岐ガイドを第1の位置に配置した状態で排出ローラー対を回転させて記録媒体を排出口から排出し、分岐ガイドを第2の位置に配置した状態で記録媒体の排出方向に対し排出ローラー対よりも上流側の搬送ローラー対を回転させて記録媒体の一部を反転口から突出させ、搬送ローラー対を逆回転させて記録媒体をスイッチバックさせる。分岐ガイドは、記録媒体の排出方向に対し下流側の支点で第1の位置と第2の位置との間を揺動可能に支持されており、排出ローラー対が静止している状態では分岐ガイドは第2の位置に配置されており、排出ローラー対の回転に伴いアーム部材が分岐ガイドの揺動端側を付勢することで分岐ガイドが第1の位置に配置される。
また本発明は、上記構成の記録媒体排出装置において、記録媒体の排出方向に対し前記反転口の端縁から下流側に突出するガイドリブを設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の記録媒体排出装置において、前記ガイドリブは、記録媒体の幅方向に対し前記反転口の下端縁の略中央部から記録媒体の排出方向下流側に突出しており、記録媒体の排出方向下流側に向かって幅狭となる三角形状であることを特徴としている。
また本発明は、上記構成の記録媒体排出装置と、記録媒体の排出方向に対し前記記録媒体排出装置の上流側に配置され、記録媒体上に画像形成処理を行う画像形成部と、を備えた画像形成装置である。
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、少なくとも画像形成装置の前面側に開口する胴内排出空間と、該胴内排出空間の底面に形成される排出トレイと、該記録媒体排出トレイ上に記録媒体を排出する第1本体側排出ローラー対と、該第1本体側排出ローラー対の上方であって、記録媒体の排出方向に対し前記記録媒体排出装置の上流側に配置される第2本体側排出ローラー対と、記録媒体の排出方向に対し前記記録媒体排出装置の下流側に着脱可能に設けられる第2排出トレイと、を備えたことを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、排出ローラー対よりも上流側の搬送ローラー対を用いて排出口の上方に設けられた反転口から記録媒体の一部を突出させて記録媒体のスイッチバックを行うため、スイッチバックされる記録媒体が画像形成装置内に引き込まれる際に排出トレイ上にストックされた記録媒体の積載状態を乱したり、ストックされた記録媒体がスイッチバックされる記録媒体と共に排出ローラー対に巻き込まれたりする不具合を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の内部構成を示す概略断面図 図1の画像形成装置100に搭載されるジョブセパレーター25の外観斜視図 ジョブセパレーター25の内部構造を示す側面断面図 ジョブセパレーター25の用紙排出口33から用紙を排出する際の分岐ガイド37の揺動支点37a周辺を示す部分斜視図 図4の状態のジョブセパレーター25を図2の紙面奥側から見た側面図 図4の状態のジョブセパレーター25の側面断面図 反転口35を用いて用紙をスイッチバックする際の分岐ガイド37の揺動支点37a周辺を示す部分斜視図 図7の状態のジョブセパレーター25を図2の紙面奥側から見た側面図 図7の状態のジョブセパレーター25の側面断面図 図3におけるジョブセパレーター25の用紙排出口33周辺の部分拡大図 本発明の画像形成装置100の他の構成例を示す概略断面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の内部構成を示す概略図である。図1に示すように、画像形成装置100は、いわゆる胴内排紙型のデジタル複合機であって、大きくは、本体ハウジング20と、その上部に配設された上ハウジング21とで構成されている。上ハウジング21には、原稿の画像を電気信号として読み取るための後述する各種機構が設けられ、上ハウジング21の上部には原稿搬送装置3が付設されている。他方、本体ハウジング20には、読み取った原稿画像の電気信号に基づいて用紙に画像を転写するための後述する各種機構が設けられている。更に、画像形成装置100内には、画像形成装置100内の各装置、各部材の動作を制御する制御部(CPU)80が配置されている。
本実施形態では、本体ハウジング20は、下ハウジング20aと、その上方で図1の右側部に沿って位置し、上ハウジング21に連結される連結ハウジング20bと、から構成され、下ハウジング20aには、用紙Pの給紙部4や、用紙P上にトナー画像を形成する画像形成部6や、用紙P上に形成されたトナー画像を定着するための定着部7等が設けられ、他方、連結ハウジング20bには、定着後の用紙Pを搬送して本体ハウジング20から排出するための用紙排出部が設けられている。また、上ハウジング21の直下における連結ハウジング20bの左側方には、左側面及び正面に向けて大きく開放された胴内排出空間22が形成されている。
本体ハウジング20内には、下部に配設された給紙部4と、給紙部4の側方及び上方に配設された用紙搬送部5と、給紙部4の上方に配設された画像形成部6と、画像形成部6の用紙搬送方向下流側(図1の右側)に配設された定着部7とが備えられている。画像形成部6及び定着部7は、画像形成装置100の内部で用紙搬送方向と直交する幅方向(図1の紙面と垂直な方向)に細長く配設されている。
給紙部4には、用紙搬送方向下流側に給紙ローラー等の分離給送手段が設けられた複数の給紙カセット4aが備えられており、この給紙カセット4aに載置された用紙Pの束を、給紙ローラーの回転動作によって、最上位の用紙Pから1枚ずつ用紙搬送部5に給紙するものであり、用紙搬送部5は、給紙部4から給紙された用紙Pを、各搬送ローラー対5aによって画像形成部6へと搬送する。
画像形成部6は、電子写真プロセスによって、用紙P上に所定のトナー像を形成するものであり、回転可能に軸支された像担持体である感光体ドラム10と、この感光体ドラム10の周囲にその回転方向に沿って配設される帯電装置11、露光装置12、現像装置13、転写装置14、クリーニング装置15及び不図示の除電装置を備えている。定着部7は、画像形成部6においてトナー像が形成された用紙Pを、加熱ローラーと加圧ローラーとからなる一対の定着ローラー対7aに挟持させて加熱及び加圧して、未定着トナー像を用紙P上に定着させるものである。
上ハウジング21内には、画像読取部8が設けられている。画像読取部8は、原稿の画像情報を読み取るものであり、原稿を1枚ずつ手置きで読み取らせる場合には、原稿搬送装置3を開いて上ハウジング21の上面に設けられたコンタクトガラス8a上に原稿を載置する。また、原稿束を1枚ずつ自動的に読み取らせる場合には、原稿束を、閉じた状態の原稿搬送装置3の給紙トレイ3a上に載置する。原稿束が給紙トレイ3a上に載置された場合は、当該原稿束から原稿が1枚ずつ自動的に順次コンタクトガラス8a上に送り込まれるようになっている。いずれの場合でもコンタクトガラス8a上に位置した原稿に、不図示の露光ランプから光が照射され、その反射光は画像光として不図示の反射鏡及び結像レンズ等の光学系を介して光電変換部(CCD)へ導かれる。
以下、上記のように構成された画像形成装置100の基本的な動作を説明する。先ず、図1の反時計回り方向に回転する感光体ドラム10の表面が帯電装置11によって一様に帯電される。そして、引き続き画像読取部8で読み取られた画像情報に基づいて露光装置12(レーザー走査ユニット等)からのレーザービームが感光体ドラム10の周面に照射され、これによって感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像に現像装置13から現像剤としてのトナーが供給されることによりトナー像が形成される。
トナー像の形成と並行して、用紙Pが給紙部4から用紙搬送路5に送出され、レジストローラー対9で一旦停止する。そして、レジストローラー対9で停止した用紙Pは所定のタイミングでトナー像が形成された感光体ドラム10に向けて搬送され、ここで転写ローラー等からなる転写装置14により感光体ドラム10の表面のトナー像が用紙Pに転写される。そして、トナー像が転写された用紙Pは感光体ドラム10から分離され、定着部7に向けて搬送され、定着ローラー対7aを通過することで加熱、加圧処理されてトナー像が定着される。
用紙Pへのトナー像の転写処理が完了した感光体ドラム10は、クリーニング装置15で周面に残留している残留トナーが取り除かれた後、除電装置(不図示)で残留電荷を除去する除電処理が施され、その後、帯電装置11により再び周面に帯電処理が施され、以下同様にして画像形成が行われることとなる。
そして、定着部7を通過した用紙Pは、そのまま垂直上方に向かう垂直搬送路18に沿って連結ハウジング20b内に搬送される。垂直搬送路18の上部は連結ハウジング20b内で左方に向かって上下2つの搬送路に分岐しており、分岐部に配置された切り替え爪17によって、用紙Pの搬送方向が切り替えられるようになっている。
この連結ハウジング20b内には、第1本体側排出ローラー対19aと、第1本体側排出ローラー対19aの直上に配置された第2本体側排出ローラー対19bと、で構成される用紙排出部が設けられている。垂直搬送路18を搬送された用紙Pは、切り替え爪17によって上方の搬送路若しくは下方の搬送路に案内される。また、第2本体側排出ローラー対19bの下流側にはジョブセパレーター25が連結されている。ジョブセパレーター25の詳細な構造については後述する。
切り替え爪17によって下方の搬送路に案内された用紙Pは、第1本体側排出ローラー対19aから左方に排出され、胴内排出空間22の底面に形成された用紙排出トレイ24上にストックされる。一方、切り替え爪17によって上方の搬送路に案内された用紙Pは、第2本体側排出ローラー対19bからジョブセパレーター25を通過し、ジョブセパレーター25に付設された第2用紙排出トレイ31上に排出される。切り替え爪17は、制御部80からの制御信号によって案内方向を切り替えるようになっている。
一方、用紙Pの両面に印字を行う場合は、定着部7を通過した用紙Pを切り替え爪17によって上方の搬送路に案内する。そして、用紙Pの一部を一旦ジョブセパレーター25から装置外部にまで突出させる。その後、用紙Pは第2本体側排出ローラー対19bを逆回転させることにより搬送方向の切り替え(スイッチバック)が行われて反転搬送路23に振り分けられ、画像面を反転させた状態でレジストローラー対9に再搬送される。そして、感光体ドラム10上に形成された次の画像が転写装置14により用紙Pの画像が形成されていない面に転写され、定着部7に搬送されてトナー像が定着された後、第1本体側排出ローラー対19aを介して用紙排出トレイ24に排出される。
第2本体側排出ローラー対19bを用いて両面印字を行う用紙Pをスイッチバックさせる上記の構成とすることで、用紙Pのスイッチバック動作中に後続の用紙Pを第1本体側排出ローラー対19aから用紙排出トレイ24上に排出することができる。従って、両面印字を行う用紙のスイッチバック動作の終了を待たずに後続の用紙Pの画像形成処理及び排出を行うことができ、画像形成効率が向上する。
なお、ユーザーが操作パネル(図示せず)上で用紙Pの案内方向を切り替えることもできる。例えば、通常の画像形成処理を行った用紙Pは第1本体側排出ローラー対19aから用紙排出トレイ24に排出し、ファクシミリの受信データ等を印字する場合には、用紙Pを第2本体側排出ローラー対19bからジョブセパレーター25を介して第2用紙排出トレイ31上に排出することができる。
図2は、図1におけるジョブセパレーター25の外観斜視図であり、図3は、ジョブセパレーター25の側面断面図である。ジョブセパレーター25は、連結ハウジング20b内の垂直搬送路18と連通する用紙搬入口32と、第2用紙排出トレイ31側に開口する用紙排出口33と、両面印字時に用紙をスイッチバックさせるための反転口35とを有している。用紙排出方向に対し用紙排出口33及び反転口35の上流側(図3の右側)には、用紙の搬送方向を用紙排出口33または反転口35に切り替える分岐ガイド37が配置されている。
用紙排出口33には排出コロ30aと従動コロ30bとから成るジョブセパレーター側排出ローラー対30が用紙幅方向に沿って複数対配置されている。従動コロ30bは用紙排出口33の上方の樹脂フレーム39に支持されており、排出コロ30aに所定の押圧力で圧接されている。また、用紙排出口33の上方には、反転口35から突出する用紙の下面を支持するガイドリブ41が設けられており、用紙排出口33の下方には、第2用紙排出トレイ31(図1参照)上にストックされる用紙の後端を押さえる用紙押さえ部材42が設けられている。
また、樹脂フレーム39は反転口35の一部を構成しており、反転口35の内壁面となる樹脂フレーム39の表面には用紙搬送方向に対し直交する方向(図3の紙面と垂直な方向)の全域に亘って補強部材40が固定されている。補強部材40は金属板で形成されており、樹脂フレーム39の形状に沿った屈曲形状をなしている。補強部材40の下端部には、用紙排出口33から第2用紙排出トレイ31上に排出される用紙の静電気を除去する除電ブラシ44が付設されている。
図4は、ジョブセパレーター25の用紙排出口33から用紙を排出する際の分岐ガイド37の揺動支点37a周辺を示す部分斜視図、図5は、図4の状態のジョブセパレーター25を図2の紙面奥側から見た側面図、図6は、図4の状態のジョブセパレーター25の側面断面図である。なお、図5では、用紙排出方向、及び排出コロ30aの回転方向が図4、図6とは逆向きになっている。
排出コロ30aの回転軸43の一端にはアーム部材47が回転可能に支持されている。回転軸43とアーム部材47との連結部分にはトルクリミッター50が設けられており、アーム部材47に所定以上のトルクが加えられた場合のみアーム部材47が回転軸43周りに回転するようになっている。
分岐ガイド37は、長手方向の両端に設けられた支軸37aにおいてジョブセパレーター25の筐体25aの側面に揺動可能に支持されている。一方の支軸37aには用紙排出方向上流側に向かって突部37bが延設されており、突部37bは分岐ガイド37と共に支軸37aを支点として揺動する。図5に示すように、突部37bの揺動端はアーム部材47の上面に当接している。
次に、必要に応じて図1〜図3を参照しながら、図4〜図6を用いてジョブセパレーター25から第2用紙排出トレイ31上に用紙を排出する際の用紙搬送手順について詳細に説明する。画像形成部6で片面に画像が形成され、定着ローラー対7aで画像が定着された用紙は、垂直搬送路18を下から上方向へ通過し、第2本体側排出ローラー対19bを介して用紙搬入口32からジョブセパレーター25内に搬入される。
そして、排出コロ30aを図4、図6の反時計回り方向(図5の時計回り方向)に回転させて用紙排出口33から用紙を排出するために、駆動入力ギア45から回転軸43を介して排出コロ30aに回転駆動力が伝達される。このとき、トルクリミッター50には回転負荷として、アーム部材47を介して分岐ガイド37の自重が作用しているが、分岐ガイド37の自重による負荷はトルクリミッター50の回転に必要なトルクよりも小さいため、アーム部材47は回転軸43と連れ回りして図4の反時計回り方向(図5の時計回り方向)に回転する。
アーム部材47が回転すると、図5に示すように分岐ガイド37の突部37bがアーム部材47によって押し上げられ、分岐ガイド37は支点37aを中心に図4、図6の反時計回り方向(図5の時計回り方向)に揺動する。分岐ガイド37は図6のように略水平まで揺動した後、筐体25aの上面に接触する。駆動入力ギア45から回転軸43に入力される回転トルクはトルクリミッター50の回転に必要なトルクよりも大きいため、分岐ガイド37が筐体25aの上面に接触した後も回転軸43、排出コロ30aは継続して回転し、分岐ガイド37は略水平状態に保持される。
これにより、分岐ガイド37は、用紙搬入口32から搬入された用紙を用紙排出口33に案内する位置(以下、第1の位置という)に配置される。第2本体側排出ローラー対19bを通過した用紙の先端は、図6の破線矢印で示すように、分岐ガイド37の下面に沿ってジョブセパレーター側排出ローラー対30へと案内される。そして、除電ブラシ44との接触によって用紙の静電気が除去され、ジョブセパレーター側排出ローラー対30によって第2用紙排出トレイ31上に用紙が排出される。
図7は、反転口35を用いて用紙をスイッチバックする際の分岐ガイド37の揺動支点37a周辺を示す部分斜視図、図8は、図7の状態のジョブセパレーター25を図2の紙面奥側から見た側面図、図9は、図7の状態のジョブセパレーター25の側面断面図である。なお、図8では、用紙排出方向、及び排出コロ30aの回転方向が図7、図9とは逆向きになっている。必要に応じて図1〜図3を参照しながら、図7〜図9を用いてジョブセパレーター25の反転口35から用紙の一部を突出させて用紙をスイッチバックする際の用紙搬送手順について詳細に説明する。
反転口35を用いて用紙をスイッチバックする際は排出コロ30aを回転させる必要はないため、駆動入力ギア45から回転軸43に回転駆動力は入力されず、アーム部材47も回転しない。そのため、分岐ガイド37の突部37bもアーム部材47によって押し上げられず、分岐ガイド37は自重によって用紙排出方向上流側を下方に向けて傾斜した姿勢に保持される。
これにより、分岐ガイド37は、用紙搬入口32から搬入された用紙を反転口35に案内する位置(以下、第2の位置という)に配置される。第2本体側排出ローラー対19bを通過した用紙の先端は、図9の破線矢印で示すように、分岐ガイド37の上面に沿って反転口35へと案内される。そして、第2本体側排出ローラー対19bによって反転口35から用紙の一部が突出する。
なお、分岐ガイド37の自重のみでは分岐ガイド37が第2の位置に確実に配置されず、第1の位置と第2の位置の間の中途半端な位置で停止する可能性もある。そのため、用紙をスイッチバックする直前に一瞬(数10msec)だけ排出コロ30aを逆回転させて、分岐ガイド37を確実に第2の位置に移動させるようにしても良い。また、分岐ガイド37の自重や排出コロ30aの逆回転以外に、バネ等の付勢部材によって分岐ガイド37を第2の位置に配置する方法も考えられる。
次に、第2本体側排出ローラー対19bを逆回転させることにより、用紙は再び反転口35からジョブセパレーター25内に引き込まれ、分岐ガイド37の上面に沿って反転搬送路23へ案内される。
その後、反転搬送路23を通過した用紙は、画像形成面が逆向き(図1の下向き)の状態でレジストローラー対9の上流側まで搬送される。そして、所定のタイミングで用紙を感光体ドラム10と転写装置14との間に搬送することにより、用紙の画像が形成されていない面に感光体ドラム10上に形成された新たなトナー像が転写される。トナー像が転写された用紙は、定着部7、第1本体側排出ローラー対19aを経由して用紙排出トレイ24上に排出されるか、若しくは第2本体側排出ローラー対19bを経由してジョブセパレーター25内に搬入された後、分岐ガイド37の下面に沿ってジョブセパレーター側排出ローラー対30に案内され、第2用紙排出トレイ31上に排出される。
上記の構成によれば、両面印字時に用紙をスイッチバックするときは反転口35を用いるため、ジョブセパレーター側排出ローラー対30を用いて用紙をスイッチバックする際に発生する、第2用紙排出トレイ31上にストックされた用紙の積載状態を乱したり、ジョブセパレーター側排出ローラー対30に巻き込んだりする不具合を抑制することができる。また、反転口35から突出した用紙の一部はガイドリブ41によって垂れ下がることなく支持されるため、スイッチバックされる用紙の折れ曲がりが抑制されるとともに、第2用紙排出トレイ31上にストックされた用紙の積載状態の乱れをより効果的に抑制できる。
また、ジョブセパレーター側排出ローラー対30の回転または停止に連動して分岐ガイド37が第1の位置と第2の位置とに切り替えられるため、分岐ガイドを揺動させるためのソレノイド等も不要となり、分岐ガイド37の揺動機構も簡素化できる。
図10は、図3における排出ローラー対30周辺の部分拡大図である。樹脂フレーム39の用紙排出方向と直交する方向に沿って補強部材40を付設することにより、樹脂フレーム39の剛性を高められるため、ジョブセパレーター25内を通過する用紙からの放熱による樹脂フレーム39の熱膨張が抑制され、樹脂フレーム39の反りや撓みによる反転口35の変形を防止することができる。また、樹脂フレーム39にはジョブセパレーター側排出ローラー対30を構成する従動コロ30bが支持されており、排出コロ30aに対する従動コロ30bの押圧力(図10の矢印で表示)も一定に保持されるため、ジョブセパレーター側排出ローラー対30のニップ圧の変動による搬送力のばらつきも抑制することができる。
また、補強部材40は反転口35の内壁面を構成する樹脂フレーム39の形状に合わせて屈曲しているため、用紙の先端は補強部材40の屈曲形状に沿って反転口35に円滑に進入する。即ち、補強部材40が用紙を反転口35へ案内する搬送ガイドを兼ねているため、補強部材40を搬送ガイドと別部材とする構成に比べて部品点数も削減され、コスト面でも有利となる。
さらに、反転口35に進入する用紙が金属製の補強部材40に接触することで、用紙の静電気が除去される。これにより、静電気を帯びた用紙が反転搬送路23内でジャムしたり、用紙に異物が付着したりする不具合も解消することができる。
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、第1本体側排出ローラー対19a、第2排出ローラー対19bを備えた胴内排出型の画像形成装置100の第2本体側排出ローラー対19bに本発明のジョブセパレーター25を連結した構成について説明したが、例えば図11に示すような画像形成装置100にも適用できる。
図11では、画像形成装置100はモノクロプリンターであり、排出ローラー対60が配置された用紙排出口33を備えている。そして、排出ローラー対60の上方に反転口35が設けられ、用紙の搬送方向を用紙排出口33または反転口35に切り替える分岐ガイド37が配置されている。分岐ガイド37の揺動機構については図4〜図9と全く同様であるため説明を省略する。
図11の構成によれば、排出ローラー対60を停止させた状態で、反転口35及び排出ローラー対60の上流側に位置する搬送ローラー対61を用いて用紙をスイッチバックするため、図1〜図10と同様に用紙排出トレイ24上にストックされた用紙の積載状態を乱したり、排出ローラー対60に巻き込んだりする不具合を防止することができる。また、排出ローラー対60の回転または停止に連動して分岐ガイド37が第1の位置と第2の位置とに切り替えられるため、分岐ガイド37の揺動機構も簡素化できる。
なお、本発明は図1に示したようなモノクロ複合機、図11に示したようなモノクロプリンターに限らず、アナログ方式の複写機や、カラー複写機、モノクロ及びカラープリンター、ファクシミリ等の、他の画像形成装置にも適用できるのはもちろんである。
本発明は、記録媒体を排出トレイ上へ排出するとともに、両面印字時に記録媒体の反転を行う記録媒体排出装置に利用可能である。本発明の利用により、スイッチバックされる記録媒体が画像形成装置内に引き込まれる際に排出トレイ上にストックされた記録媒体の積載状態を乱したり、ストックされた記録媒体がスイッチバックされる記録媒体と共に排出ローラー対に巻き込まれたりする不具合を防止できる記録媒体排出装置となる。
6 画像形成部
7 定着部
10 感光体ドラム
11 帯電装置
12 露光装置
13 現像装置
14 転写装置
15 クリーニング装置
18 垂直搬送路
19a 第1本体側排出ローラー対
19b 第2本体側排出ローラー対(搬送ローラー対)
22 胴内排出空間
23 反転搬送路
24 用紙排出トレイ(排出トレイ)
25 ジョブセパレーター(記録媒体排出装置)
30 ジョブセパレーター側排出ローラー対(排出ローラー対)
31 第2用紙排出トレイ(第2排出トレイ)
32 用紙搬入口
33 用紙排出口
35 反転口
37 分岐ガイド
37a 支点
37b 突部
39 樹脂フレーム
40 補強部材
41 ガイドリブ
43 回転軸
45 駆動入力ギア
47 アーム部材
50 トルクリミッター
60 排出ローラー対
61 搬送ローラー対
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 記録媒体を排出する排出口と、
    該排出口に配置される排出ローラー対と、
    前記排出口の上方に設けられる反転口と、
    前記排出口に記録媒体を搬送する搬送経路に設けられ、記録媒体を前記排出口に案内する第1の位置と、記録媒体を前記反転口に案内する第2の位置とに選択配置される分岐ガイドと、
    前記排出口および前記反転口が形成され、前記排出ローラー対および前記分岐ガイドを支持する筐体と、を備え、
    前記分岐ガイドを前記第1の位置に配置した状態で前記排出ローラー対を回転させて記録媒体を前記排出口から排出し、
    前記分岐ガイドを前記第2の位置に配置し、前記排出ローラーを回転させない状態で記録媒体の排出方向に対し前記排出ローラー対よりも上流側の搬送ローラー対を回転させて記録媒体の一部を反転口から突出させ、前記搬送ローラー対を逆回転させて記録媒体をスイッチバックさせるとともに、
    前記分岐ガイドは、記録媒体の排出方向に対し下流側の支点で前記筐体に接触して水平状態となる前記第1の位置と、前記第1の位置から下方に回転した前記第2の位置との間を揺動可能に支持されており、
    一端が前記排出ローラー対を構成する一方の排出ローラーの回転軸に回転可能に支持され、他端が前記分岐ガイドの支点から記録媒体の排出方向に対し上流側に延設された突部下方から接触するアーム部材と、該アーム部材と前記回転軸との連結部分において前記回転軸と同軸上に配置され、前記アーム部材の前記回転軸に対する回転を所定の回転トルク以下で規制するトルクリミッターと、が設けられており、
    前記排出ローラー対が静止している状態では前記分岐ガイドは自重により前記第2の位置に配置されており、前記排出ローラー対の回転に伴い前記アーム部材が前記分岐ガイドの揺動端側を押し上げることで前記分岐ガイドが前記第1の位置に配置されることを特徴とする記録媒体排出装置。
  2. 記録媒体の排出方向に対し前記反転口の端縁から下流側に突出するガイドリブを設けたことを特徴とする請求項1に記載の記録媒体排出装置。
  3. 前記ガイドリブは、記録媒体の幅方向に対し前記反転口の下端縁の略中央部から記録媒体の排出方向下流側に突出しており、記録媒体の排出方向下流側に向かって幅狭となる三角形状であることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体排出装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の記録媒体排出装置と、
    記録媒体の排出方向に対し前記記録媒体排出装置の上流側に配置され、記録媒体上に画像形成処理を行う画像形成部と、を備えた画像形成装置。
  5. 少なくとも画像形成装置の前面側に開口する胴内排出空間と、
    該胴内排出空間の底面に形成される排出トレイと、
    該記録媒体排出トレイ上に記録媒体を排出する第1本体側排出ローラー対と、
    該第1本体側排出ローラーの上方であって、記録媒体の排出方向に対し前記記録媒体排出装置の上流側に配置される第2本体側排出ローラー対と、
    記録媒体の排出方向に対し前記記録媒体排出装置の下流側に着脱可能に設けられる第2排出トレイと、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
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