JP5713386B2 - クロック動的切替制御装置 - Google Patents
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Description
クロック供給部は複数のクロック生成装置を有する。各クロック生成装置は互いに独立して作動する。DCSで現用クロックとして選択されているクロックにおいて、ストップや周期的な歯抜けといった障害が生じると、DCSは、該障害を検出し、待機クロックへのクロックの選択切替を自動的に行うとともに、障害が発生したことを示すクロック障害検出信号を出力する。クロック障害検出信号は、診断装置やコンソールディスプレイ/表示ランプ等へ送られる。このとき、DCSによるクロックの切替は動的切替であるから、クロックを受けて作動する情報処理システムの運転は正常に継続される。
前記時間にクロック障害検出回路で検出される擬似的クロック障害に基づくアラームをマスクすることにより、該擬似的クロック障害が真のクロック障害として外部に報告されるのを防ぐ擬似的クロック障害アラームマスク手段と
を有することを特徴とする。
前記クロック供給部から前記ダイナミッククロックスイッチへの前記複数のクロックの供給または該供給の停止を制御するクロック供給制御手段と
を有し、
前記クロック供給制御手段は、前記クロック供給部を制御し、該クロック供給部から前記ダイナミッククロックスイッチに供給されるべき前記複数のクロックを、予め定めた順に1つずつ停止にし、
前記クロック障害アラームマスク手段は、少なくとも前記停止の期間には前記クロック障害検出信号をマスクすることにより、該クロック障害検出信号を受けてもクロック障害アラームをアサート(assert)にせず、他方該クロック障害検出信号をマスクするマスク期間を除く期間に該クロック障害検出信号を受けたときは該クロック障害アラームをアサートにする
ことを特徴とする。
前記時間にクロック障害検出回路で検出される擬似的クロック障害に基づくアラームをマスクすることにより、該擬似的クロック障害が真のクロック障害として外部に報告されるのを防ぐ
ことを特徴とする。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、多重化されたクロック供給部のクロック出力を、時間的に間隔を空けて、1つずつ順にある時間に亘って停止させることにより、クロック障害を擬似的に生じさせ、前記時間にDCSのクロック障害検出回路で検出される擬似的クロック障害に基づくアラームをマスクすることにより、該擬似的クロック障害が真のクロック障害として外部に報告されるのを防ぐことを主要な特徴としている。この特徴により、情報処理システムの運用中にクロックの擬似障害を発生させて、クロック供給部の待機系を点検でき、しかも情報処理システムの運用を継続できる。
次に、本発明によるクロック動的切替制御装置の実施形態の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態であるクロック動的切替制御装置を有するクロック装置の一例の構成を示す回路ブロック図である。
次に、図1に示したクロック装置における作動の手順を示す図2(A)並びにその手順において生成される各信号の時間関係を示す図2(B)及び図2(C)を参照して、図1のクロック装置の動作を更に詳しく説明する。図2(A)における符号40乃至55は、クロック装置の動作の手順を表すものであり、以下ではステップと称することとする。なお、クロック障害アラームマスク手段32におけるクロック障害アラームマスク信号321、クロック供給制御手段31におけるクロック#1出力イネーブル信号311及びクロック#2出力イネーブル信号312、並びにクロック障害検出回路アラーム報告手段33におけるクロック障害検出回路アラーム有効化タイミング信号331は、タイミング手段30から出力されるタイミング信号301に基づき生成されることは、前述のとおりである。これら信号321,311,312及び331相互のタイミングは、タイミング信号301を基準にし、各手段32,31及び33について後に説明するところに従って、設定される。
以上に図2を参照して説明したように、図1の本実施の形態では、通常システム運用中にある時間間隔(ステップ43−46の時間、ステップ50−53の時間)で現用系クロックをストップさせるともに、一時的にアラームをマスクすることで、擬似クロック障害発生による現用系/待機系切替を行い、その度に擬似クロック障害の発生(クロック障害検出信号211)の有無もチェックすることにより、情報処理システムの正常運転を継続しつつ、現用系/待機系すべてのクロック生成装置およびクロック供給パス、並びに、DCS21のクロック障害検出回路の正常性のチェックが可能となる。
2 クロック選択/分配部
3 クロック動的切替制御装置
10 クロック生成装置#1
11 クロック生成装置#2
10a,11a クロック発生回路
10b,11b 出力バッファ
101,111 クロック供給パス
21 ダイナミッククロックスイッチ(Dynamic Clock Switch,DCS )
211 クロック障害検出信号
212 出力クロック
30 タイミング手段
31 クロック供給制御手段
32 クロック障害アラームマスク手段
33 クロック障害検出回路アラーム報告手段
301 タイミング信号
311 クロック#1出力イネーブル信号
312 クロック#2出力イネーブル信号
321 クロック障害アラームマスク信号
322 クロック障害アラーム信号
331 クロック障害検出回路アラーム有効化タイミング信号
332 クロック障害検出回路アラーム信号
Claims (10)
- 多重化されたクロック供給部のクロック出力を、時間的に間隔を空けて、1つずつ順にある時間に亘って停止させることにより、クロック障害を擬似的に生じさせる擬似的クロック障害生成手段と、
前記時間にクロック障害検出回路で検出される擬似的クロック障害に基づくアラームをマスクすることにより、該擬似的クロック障害が真のクロック障害として外部に報告されるのを防ぐ擬似的クロック障害アラームマスク手段と
を有するクロック動的切替制御装置。 - 前記時間に前記擬似的クロック障害のアラームがアサートにならなかった場合に、クロック障害検出回路アラームをアサートにするクロック障害検出回路アラーム報告手段を有する請求項1に記載のクロック動的切替制御装置。
- 複数のクロック生成手段を有するクロック供給部から供給される複数のクロックのうちの1つを現用クロックとして選択する一方、該現用クロックを除く他の前記クロックを待機クロックとするというクロック選択切替を行うとともに、該クロック選択切替前の現用クロックの位相から該クロック選択切替後の現用クロックの位相に漸次に移相したクロックを出力クロックとして生成し、また前記クロック選択切替により選択されている前記現用クロックに異常が生じたときにクロック障害検出信号を生成するダイナミッククロックスイッチ(Dynamic Clock Switch )から該クロック障害検出信号を受けるクロック障害アラームマスク手段と、
前記クロック供給部から前記ダイナミッククロックスイッチへの前記複数のクロックの供給または該供給の停止を制御するクロック供給制御手段と
を有し、
前記クロック供給制御手段は、前記クロック供給部を制御し、該クロック供給部から前記ダイナミッククロックスイッチに供給されるべき前記複数のクロックを、予め定めた順に1つずつ停止にし、
前記クロック障害アラームマスク手段は、少なくとも前記停止の期間には前記クロック障害検出信号をマスクすることにより、該クロック障害検出信号を受けてもクロック障害アラームをアサートにせず、他方該クロック障害検出信号をマスクするマスク期間を除く期間に該クロック障害検出信号を受けたときは該クロック障害アラームをアサートにする
クロック動的切替制御装置。 - 前記クロック障害アラームマスク手段は、前記複数のクロックのうちの1つのクロックであって、前記クロック供給制御手段の制御により前記停止にされた前記クロックの次に停止されるべきクロックが該停止にされる時より前に前記マスク期間を終え、
前記マスク期間内の任意の期間をクロック障害検出回路アラーム有効化期間として設定し、該クロック障害検出回路アラーム有効化期間には、前記クロック障害検出信号がアサートでないとき、クロック障害検出回路アラーム信号をアサートにし、他方、該クロック障害検出信号がアサートであるとき、クロック障害検出回路アラーム信号をアサートにしないクロック障害検出回路アラーム報告手段を有する請求項3に記載のクロック動的切替制御装置。 - 前記複数のクロックを順に1つずつ前記停止にするべきタイミングの基準となるタイミング信号を、前記クロック供給制御手段、前記クロック障害アラームマスク手段および前記クロック障害検出回路アラーム報告手段に供給するタイミング手段を有する請求項4に記載のクロック動的切替制御装置。
- 前記クロック障害アラームマスク手段は、前記クロック供給部の制御を受けた前記クロック供給制御手段が前記ダイナミッククロックスイッチに対する前記クロックの供給を開始してから所定時間の後に、前記マスク期間を示すクロック障害アラームマスク信号をONにする請求項3乃至5の何れかに記載のクロック動的切替制御装置。
- 前記クロック障害アラームマスク手段は、前記クロック供給部の制御を受けた前記クロック供給制御手段が前記ダイナミッククロックスイッチに対する前記クロックの供給を開始してから所定時間の後に、前記マスク期間を示すクロック障害アラームマスク信号をONにし、
前記クロック供給制御手段は、前記クロック障害アラームマスク手段が前記クロック障害アラームマスク信号をONにした時と同時またはその時の後であって、前記クロック障害検出回路アラーム有効化期間の前に前記1つのクロックを停止にするとともに、該クロック障害検出回路アラーム有効化期間の経過後に該1つのクロックの停止を解除し、
前記クロック障害アラームマスク手段は、前記クロック供給制御手段が前記1つのクロックの停止を解除した後に、前記クロック障害アラームマスク信号をOFFにする請求項4または5の何れかに記載のクロック動的切替制御装置。 - 前記クロック障害アラームマスク手段は前記クロック障害アラームマスク信号をOFFにした後に一定時間を置いて前記クロック障害アラームマスク信号を再びONにし、前記クロック供給制御手段は該クロック障害アラームマスク信号のONの後に、停止にした前記1つのクロックの次の順番の1つのクロックを停止にし、前記クロック障害検出回路アラーム報告手段は該次の順番の1つのクロックの停止の後に前記クロック障害検出回路アラーム有効化期間を設定し、前記クロック供給制御手段は該クロック障害検出回路アラーム有効化期間の終了の後に該次の順番の1つのクロックの停止の解除をし、前記クロック障害アラームマスク手段は該次の順番の1つのクロックの停止の解除の後に、前記クロック障害アラームマスク信号をOFFにしする請求項7に記載のクロック動的切替制御装置。
- 多重化されたクロック供給部のクロック出力を、時間的に間隔を空けて、1つずつ順にある時間に亘って停止させることにより、クロック障害を擬似的に生じさせ、
前記時間にクロック障害検出回路で検出される擬似的クロック障害に基づくアラームをマスクすることにより、該擬似的クロック障害が真のクロック障害として外部に報告されるのを防ぐ
クロック動的切替制御方法。 - 請求項9に記載のクロック動的切替制御方法を、コンピュータによって実行可能なプログラムとして実施することを特徴とするクロック動的切替制御プログラム。
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JP2011006118A JP5713386B2 (ja) | 2011-01-14 | 2011-01-14 | クロック動的切替制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011006118A JP5713386B2 (ja) | 2011-01-14 | 2011-01-14 | クロック動的切替制御装置 |
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ID=46789739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011006118A Active JP5713386B2 (ja) | 2011-01-14 | 2011-01-14 | クロック動的切替制御装置 |
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